2022年5月31日火曜日

痛風とコーヒー 

コーヒーをしばしば飲むという人も多いでしょうが、

痛風対策に効果があるとして注目を集めているみたいです。


たとえばアメリカの研究の中には、

コーヒーと痛風の関係性についてのデータが

記述されているものがあります。


その中で、コーヒーを全く飲まない、

もしくは1日当たり3杯以下飲む人には

尿酸値には目立った変化がありませんでした。


ところが4~5杯飲む男性の尿酸値は

低下が確認されたというのです。

その研究データの情報によると、

1日4杯以上コーヒーを飲む人は、

痛風発作のリスクが40%も減少するといいます。


しかも1日6杯以上になると、

60%も発作のリスクを低減できるとしています。

この研究データを見る限りでは、

コーヒーと痛風には密接な関係性のあることは

わかります。


なぜコーヒーが痛風に対して効果があるかというと、

2つの事柄が関係しているのではないかと

その研究の結論では紹介されています。


まずコーヒーを飲むとトイレが

近くなるような感覚はありませんか?

なぜトイレが近くなるかというと、

コーヒーには利尿効果があるからです。


痛風は体内に尿酸が異常に溜まることで発症する病気。

尿酸を排出するには、尿によって出す以外に方法は

基本的にはありません。

汗などでも出ることは出ますが、

尿と比較すると量はかなり少ないです。

利尿作用によってどんどん排尿すると、

尿酸もどんどん出ていくので

痛風のリスクが低くなります。


もう一つの可能性として、コーヒーには

クロロゲン酸という成分が含まれていることにも

着目しています。

クロロゲン酸とはポリフェノールの一種で、

抗酸化作用があります。

この抗酸化作用によって、痛風のリスクを

下げられるのではないかと指摘しています。


痛風の再発リスクが気になっている私としては、

コーヒーが痛風に効果があるといわれると

とても安心します。

しかし1日6杯以上飲むというのは、少し考え物ですね。

確かに痛風のリスクは下げられるかもしれませんが、

カフェインの過剰摂取が起きてしまって、今度は

カフェイン中毒の可能性が出てきてしまいます。

ですから がぶ飲みをするのではなく、

一般的な常識の範囲内で摂取すべきです。


他にも痛風対策の方法は食事の栄養バランスをとる

などの方法もあります。

コーヒーだけで何とかするのではなく、ほかの方法と

併用していくことが大事です。

またコーヒーを飲むときに砂糖を入れる人は多いです。

でも、砂糖を入れればその分カロリーが

高くなることも意識しておくべきです。

適度にカフェインを摂取して、痛風対策をしていってください。


1日6杯以上のコーヒーは、なかなか飲めませんよね。

尿酸値は下げたいけど、6杯のコーヒーは大変です。


痛風と食事 レシピ 

痛風は尿酸値が高くなると発症する病気で、

尿酸はプリン体という物質を

体内で分解した時に生成されます。

つまり重要なのはプリン体を多く含んだ料理を

食べないようにすることです。

レバーやサンマの干物、マイワシ、カツオなどは

プリン体が多く含まれているので

なるべく摂取しないようにすることです。


そして尿酸が結晶しやすくなるのは、

尿が酸性に傾いたときです。

そこで逆のアルカリ性に戻すような食材を

摂取するように心がけてください。

そのためには緑黄色野菜やゴボウや芋などの

根菜類、海藻類などがおすすめです。

このようなポイントを意識した上で、

料理を考えていってください。

料理はうまくなくても、簡単にできる

痛風対策料理のレシピをいくつか提案します。


まずはひじきの卵焼きです。

乾燥ひじきを水で戻して、

良いところで水気をきります。

そして砂糖と減塩しょうゆ、

みりん小さじ1杯ずつを混ぜて

電子レンジを使って45秒程度温めます。

これに卵を入れて溶きほぐして、後は

卵焼きを作る要領で仕上げればいいわけです。

卵焼きをたたむのが難しいというのであれば、

フライパンに広げた状態で焼き上げて

そのまま皿に出しても構いません。

電子レンジを使うことで時間短縮ができるので、

忙しい人でも手軽に作れます。

ひじきはアルカリ性の食べ物なので、

尿を中和する意味でも効果があります。


ヘルシーうどんというレシピがあるのですが、

上の卵焼きと比較すると、少し手間がかかります。

しかし休日などを利用して調理してみると、結構楽しいですよ。

気分転換もできますし、決して難しいレシピでもありません。

まずわかめを使用するのですが、乾燥ものであれば戻して、

一口サイズにカットしてください。

油揚げを短冊切りにして、鍋に水を張り、その中に入れます。

だし昆布の粉を入れてひと煮たちさせます。

そこに黒酢としょうゆ、先ほどのわかめを入れて

味を調整しながら30秒程度加熱します。

ここで重要なのは、沸騰させないことです。


一方でもう一つ鍋を準備して、水を張り

その中にうどんともやしを入れて煮立たせます。

時間はうどんの規定時間を参考にしてください。

最初に煮立たせた具とつゆの入っている鍋を

器にまず移します。

そしてうどんの湯を切った上で、うどんと

もやしを加えます。

好みでかまぼこをカットして入れて、

飾りつけをしてみるのもいいです。

海藻類やもやしには、体を

アルカリ性に持っていく効果があります。

また昆布だしを使うことでプリン体の高い鰹節を

スルーできるのも、痛風対策の食事としておすすめです。

このように手軽に調理できるような痛風対策のレシピは

いくつかありますので、

興味のある人はチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?

肉料理や魚料理はプリン体が高いので、

痛風のリスクを高めてしまいます。

そこで肉や魚なしのレシピを考えてみることが大事です。


痛風で、アレが食べられない、これも食べられない、

じゃなくて、どうやればおいしく食べられるのか、

少し工夫すると食卓も

全然違ったものになるかもしれませんね。


2022年5月30日月曜日

痛風とアルコール 

痛風を発症した、もしくは健康診断などで

痛風の予備軍である高尿酸血症と診断されると

アルコールは控えるようにお医者さんから言われます。


なぜ痛風やその予備軍の人が

アルコールを摂取すべきではないかというと、

大きく2つの事情が関係しています。


まずアルコールには押しなべて、

プリン体の多く含まれる飲み物が多い点です。

特にビールなどは

プリン体が多く含まれる飲み物として知られています。


プリン体が体内に入ると、肝臓で分解されます。

この分解された結果生成されるのが、尿酸です。


痛風でなぜ足の指の付け根などに

強烈な痛みを感じるようになるかというと、

尿酸が体内に過剰に溜まって結晶化するからです。

棘のような形をしています。

この棘のとんがったところが刺激を与えるので

強烈な痛みになってしまうわけです。


ビールはプリン体が多いだけでなく、

ほかの酒と比較するとカロリーも高めです。

飲み続けると肥満を招く可能性があります。

肥満は痛風を発症しやすいファクターの一つとされていて、

ビールはお酒の中でも特にお勧めできないわけです。


ちなみにプリン体の少ないお酒は

ウィスキーやブランデー、焼酎といった蒸留酒です。

痛風対策ではビールと比較すればいいお酒といえますが、

ほどほどにしておく必要があります。


2つ目のアルコールの摂取を控えた方がいい理由として、

おつまみがあります。

お酒を飲むときには、いろいろとおつまみを食べながら飲む

という人が多いはずです。

この時、ついつい食べ過ぎてしまうという人が多いです。


なぜかというとアルコールを飲むことで

酔っぱらった状態になります。

そうすると通常と比較して、食欲が増してしまいます。

その結果、普段では食べきれない量の食事を

とってしまう恐れが高まるのです。


しかも がっつりとおつまみを食べているにもかかわらず、

中には締めのラーメンといって、

さらにラーメンを一杯食べる人もいます。

ちなみにこれらの食べ物の中にも多かれ少なかれ、

プリン体が含まれています。

アルコールとおつまみのダブルで

プリン体を摂取してしまうので、

どうしても尿酸値が高くなってしまうわけです。


痛風や高尿酸血症に該当する人は、

できることなら禁酒をすべきです。

しかし、今までたくさんお酒を飲んできた人が

一滴もこれから飲まないとなると

かなりストレスがたまります。

そこで適量を守るように心がけて

飲むようにしてください。


そのためには、ピッチを今までよりも

意識して落として飲むようにすると、

少ない酒量でも酔っぱらった感覚になります。


お酒の好きな人にとって、なかなか

アルコール飲料はやめられませんからね。

飲まない日をつくって、肝臓を休ませるように

していきたいですね。

痛風とは?? 

痛風、症状として痛風発作が起こり、

激痛が足の指先の所などに現れる病気です。


痛風は、生活習慣が乱れがちの男性であれば、十分

起こりうる病気だと認識した方がいいです。

痛風とは、尿酸という物質が体内に過剰に

溜まってしまうことで発症する病気をさします。

血液の中に含まれる尿酸値が高くなる、いわゆる

高尿酸血症にかかるのが痛風の前兆段階です。


この段階で治療すれば発症しない可能性もありますが、

放置してしまうと、血中の尿酸が結晶化してしまいます。

そうするとこの結晶が体を刺激して、炎症を起こします。

通常は足の指の付け根で炎症を起こすので、

激しい痛みを感じるわけです。


痛風とは、なりやすいタイプの人がいくつかあります。

痛風になりやすいタイプを見てみると、

3つのタイプに分類されます。

今は大丈夫な人でも、以下で紹介する

いずれかのタイプに該当するのであれば、

注意を払うべきです。


まずもっとも発症しやすいのは、

中年男性といわれています。

働き盛りとよく表現される30~50代の男性で、

発症する人は多いです。

最近では発症する層は幅が広がっていて、

20代の若い男性や女性でも

発症するケースが報告されています。


2つ目のタイプは、肥満体型の方です。

肥満の人は、食生活が偏っている可能性が高いです。

このため、体内に尿酸がたまりやすくなる傾向があります。


そして最後のタイプは、頻繁にお酒をたしなむ人たちです。

特にお酒の中でもビールをよく飲むという人は注意が必要です。

尿酸はプリン体という物質を肝臓で分解したときに

発生するもので、ビールの中には

このプリン体がたくさん含まれています。

しかしビール以外でも、お酒を飲みすぎる人は

痛風を発症しやすいので注意する必要があります。


痛風というと、今でも贅沢病の一種と考えている人もいて、

足の指の付け根に発症する病気なので

痛みは辛いけれどもそれほど深刻に考える人は多くありません。

命にかかわる重大な症状まで行くことはないだろうと、

思う人も多いかもしれません。


しかし痛風をそのまま放置していると、時として

深刻な病気の引き金になってしまうこともあるので

注意しないといけません。

尿酸は過剰に溜まると腎臓に集まってくることがあります。

そうすると腎臓にかかる負担が大きくなってしまって、

腎臓障害を引き起こす危険性があるのです。


その他にも合併症を起こすリスクも高まります。

具体的には高血圧や糖尿病、高脂血症

といった病気も引き起こす患者は多いです。

いずれもさらなる深刻な病気の要因となりうる症状で、

場合によっては命の危機に立たされるような

深刻な病気を発症する可能性もあります。


痛風といわれると、軽く考えてしまう人は多いです。

しかし深刻な病気の予兆にもなりうるという自覚を持って、

しっかりと治療に専念すべきです。


痛風は足が痛くなるだけではなく、

本当に怖いのは、将来の合併症なのですね。

特に、腎機能障害は

透析をしなければならなくなったりするので、

気をつけましょう。


2022年5月29日日曜日

尿酸値を下げる食べ物?

痛風といえば、食べ物が

重要なファクターのように考えられていますが、

食べ物が尿酸値にもたらす影響というのは、実は・・

それほど大きくはないとも言われています。

せいぜい2割程度、あるいは1割程度に過ぎない

との意見もあります。


一昔前なら食事が最大の原因といわれていただけに

ずいぶんと変わったものです。

どうやら尿酸の原料となるプリン体は、

食事で摂取するよりも体内で作られる方が

多いみたいなんですね。


ただ、対策方法となると、

やはり食生活の改善が欠かせません。

食生活は自分でコントロールしやすい分、

痛風の原因にもなり、また有効な対策方法にもなる、

というわけです。


では、尿酸値を下げる食べ物には、

どのようなものがあるのでしょうか?

逆に尿酸値を上げる食べ物の場合は、

プリン体がどれだけ含まれているのかが

最大のポイントでしたが、下げる食べ物の場合には、

もう少し複雑な事情が絡んできます。


とりあえず、プリン体が少ない食べ物を

見ていきましょう。

筆頭に挙げられるのが卵、鶏、うずら

ともにプリン体はゼロ。

食べても尿酸に影響をもたらしません。

素晴らしいですね。

卵は毎日飽きずに食べられる食品でもありますから

重宝します。

卵では他にイクラも100グラム中の含有量が

3.7ミリグラムと少ない部類に入ります。


それからチーズ。

100グラム中のプリン体の含有量はわずか5.7ミリグラム。

パン食の人はチーズをうまく活用しましょう。


他の食材になると

100グラム中の含有量がグッと多くなります。

少ないところでいうと

玄米や白米、大麦、小麦といった穀類、

ソラマメや味噌、醤油といった豆類がまず挙げられます。

ただ、納豆に代表される大豆を原料にした食べ物は

プリン体が多いので要注意です。


肉類ではタンや肩バラなどが比較的少なめなので、

肉が好きな人はこうした部分の肉を

意識して食べるとよいでしょう。


食べ物の中では野菜がやはり少なめで、

ほうれん草の葉が51.4ミリグラム、

おくらが39.5ミリグラム、グリンピースが18.8ミリグラム、

えのきだけが49.4ミリグラムとなっています。

野菜を中心にしたヘルシーな食生活が求められる

ということになりますね。


もうひとつ重要なポイントとなるのが

尿をアルカリ性へと傾ける食品を多く食べること。

尿酸はアルカリ性~中性で尿に溶けやすく、

酸性になると溶けにくくなります。

尿酸値のコントロールでは、

尿酸をいかにスムーズに体外に排出できるかも

大事なポイントですから、

プリン体の含有量よりもむしろこちらの方が重要です。


冒頭にも触れたように体内で作られるプリン体の方が多く、

うまく溜め込まずに排出させることが必要だからです。


この点に関してはほうれん草やこぼう、大根、

ニンジン、キャベツといった野菜、

さつまいも、サトイモ、ジャガイモといったイモ類、

バナナ・メロン、グレープフルーツなどの果物が

上げられます。

また意外なところでは大豆製品。

プリン体が多く尿酸を上げてしまう面がある一方、

尿をアルカリ性にして尿酸値を下げる面もあるため、

まったく避けてしまうのではなく、うまく摂取して

健康面のコントロールに活用していくとよさそうです。


毎日の食べ物も、少なからず尿酸値への影響があるのですね。

ほんのちょっとでも気をつけるのと、そうでないのとは

長い間に差ができると思いますので、

なるべく日常の食生活にも気をつけていきたいですね。

2022年5月28日土曜日

痛風&手の指

一般的に痛風の発作は足で起きることが多いです。

足の親指で発作の起きる人が、

全体の約7割程度といわれています。

しかし残りの3割程度は、別の箇所に

激痛を引き起こしています。

3割の方の患部を見てみると、

足首やひざといった足関係の他にも、

ひじ関節や手の指、手の甲といったところで

痛みを感じている人もいます。


手の指や手の甲に痛みを最初に感じるという人は、

決して多くありません。

しかし同じような症状が

手に起こるケースも考えられます。

具体的には手の指や手の甲に激痛や赤く腫れあがる、

熱を帯びるといった症状です。


ちなみに本人が放置をしていて、もともとは

足など別の所で痛風の症状が起きていたけれども、

しばらくして手の痛みとなって多発的に現れた

というケースも考えられます。

もし手に痛みを感じたのであれば、以前

足などで似たような症状がなかったかどうか、

思い返してみることです。


なぜ手の指が痛風にかかると

激しい痛みが起きるかというと、尿酸が関係しています。

本来尿酸は血液に溶けた状態で体内を循環しています。

そして腎臓などで濾されて、尿として排出されます。

その他には便の中に混じって排出されるケースもあります。

排泄が行われることで、通常であれば

血液中の尿酸レベルは一定に保たれているはずです。

ところが何らかの理由で、尿酸の血液中の濃度が高まります。


そうなると、排せつのペースが

追い付かなくなってしまうことがあるのです。

そうすると尿酸がすべて血液の中で

溶けきれなくなってしまって、

ナトリウムと塩を作ってしまいます。

その結果、尿酸が結晶化してしまうのです。


結晶化してしまった尿酸は、

関節の所に溜まっていきます。

一定量尿酸の結晶がたまってしまうと、

炎症を起こしてしまいます。

その結果、痛風ならではの激痛を引き起こすわけです。


しかし、人によっては、

手の甲や手の指に発生する事例もあります。

症状としては、突き指をしたときのような

激痛に見舞われるといいます。

指を曲げることも、動かすことも

できなくなってしまうほどの激痛だといいます。


もし以前足に似たような痛みがあって、そのまま放置して

今度は手の指に同じような症状が現れたというのであれば、

早めに医者の診察を受けたほうが良いです。

足に似たような症状のあった人で、もしかすると

そのまま放置をしていても

しばらくして症状が治まったから

そのままにしていた人はいませんか?


しかし痛風は痛みが治まっても

治癒したわけではなく、決して勝手に治りません。

手に症状が拡散し、場合によっては脊髄に結晶がたまると、

神経症状を引き起こす恐れもあります。

心血管や脳血管障害になって、場合によっては

命にかかわるケースも出てくるので、

治療を受けたほうが良いと思います。


痛風発作は歩けなくても、やっかいですが、

手に出るのもツライですね。

手の指に発作が出てきたら、内蔵の機能

(腎機能など)が低下する恐れもあるので、

注意が必要です。

痛風&冷やす

痛風の痛みは半端なレベルではありません。

夜中寝ているときに発作が起きると、

ぐっすり眠っていても飛び起きるレベルの痛みです。


夜中だと、病院はどこも開いていませんし、

とにかく眠ろうとしても

眠れないほどの痛みが襲ってきます。

もし、日中に発作が起きたとしても、

激痛で歩くこともままならなくなってしまい、

病院にすぐにはいけないでしょう。


このような痛風の発作がある日突然

襲ってきたときにどうすればいいかですが、

とにかく患部を冷やすことを心がけてください。

患部が冷やせるのであれば、氷でも水でも構いません。

とにかく冷やすことです。


そもそもなぜ痛風の発作が起きるかというと、

関節に尿酸ナトリウムという結晶が

たまることが関係しています。

この結晶がたまると、私たちの白血球は

異物と認識してしまうのです。

そうすると攻撃をするために炎症が起こり、

とんでもない激痛が襲ってくるわけです。


炎症を起こしたところを鎮めるためには、

とにかく冷やすことが大事です。

水や氷の他にも、湿布薬があれば、

湿布薬を貼って冷やす方法をとってもいいです。

コールドスプレーや塗り薬の湿布薬もあります。


しかしこれらは冷やす時間が長続きしません。

水を使って冷やすのであれば、

バケツや風呂桶などを用意して水をためます。

そこに足を突っ込んでおけば、長時間

継続して患部を冷やせます。

氷を水の中に入れれば、なかなか水も

温まらなくなります。

特に患部の所に熱を帯びているのであれば、

冷やすように心がけてください。


その上で、患部は心臓よりも

高い位置に持っていくのが理想です。

湿布薬や氷嚢で冷やしているのであれば、

心臓よりも足を高く上げられるのではありませんか?


患部が心臓よりも低い位置にあると、

静脈が拡張しやすくなります。

その結果、うっ血しやすくなりますが

心臓よりも高く持ち上げていれば、

拡張が鎮まるので鎮痛効果が

さらに大きくなるわけです。


もし座布団やクッションが手元にあれば、

それらの上に足を乗せて横たわっていれば、

心臓よりも足が高くなるはずです。

私は眠っているときでしたが、運悪く

仕事をしているときに発作が起きるケースも

十分考えられます。


デスクワークをしているときに

激痛に見舞われたのであれば、

行儀は決してよろしくないですが、

患部を机の上に乗せるようにしてください。

冷やしていなくても、これだけで

だいぶ痛みは治まってくる可能性があります。


これらの対処法は、あくまでも

痛風発作が起きたときの応急処置だと思ってください。

痛風の抜本的な治療ではありません。

上で紹介した方法で、症状が鎮まるのを待ってください。

そして動けるようになったところで、

専門の医療機関に行って医者の診察を受けることです。

早めに適切な診察を受ければ、治療によって

痛風をしっかりと治せる可能性も高まります。


痛風発作が突然起こると、患部を冷やせばいいのか、

温めればよいのか、迷うかもしれませんが、

痛風発作は炎症なので、冷やすほうが良いです。

2022年5月27日金曜日

痛風とプリン体 

プリン体といわれてピンとくる人は、

痛風にかかった経験のある人が

多いのではありませんか?


痛風を語る上で切っても切り離せない存在が

プリン体です。

「プリン」体といわれると、お菓子のような

甘いイメージを持つ人もいるかもしれませんが、

あのお菓子のプリンとは当然のことながら

全く別物です。


DNAという、私たちの体の中にもある遺伝子を

構成している物質があります。

このDNAは4種類の塩基があります。

このうちの2種類の総称をプリン体といいます。

私たちを含め、植物や動物、あらゆる生き物に

存在しているものです。


生き物に含まれる物質なので、

私たちの普段食すほとんどの食品に含まれています。

このプリン体が体内に入ると、どうなるのでしょうか?


体内に入ると、肝臓で分解されます。

この時分解された結果、尿酸が生まれます。

余計な尿酸は、尿として体の外に排出されます。

つまり健康な人であれば、血液中の尿酸の濃度は

一定に保たれているはずなのです。


ところが例えばプリン体を多く含む食品を

大量に摂取してしまうと、

尿酸の生成が早くなって排出が追い付いていかなくなります。

そのほかにもストレスを過剰にためていると、尿酸が増えます。


プリン体の構成を見てみると、

アデノシン三リン酸という物質があります。

このアデノシン三リン酸は、

エネルギーを発生する働きがあります。

ストレスを過度に感じると、

このアデノシン三リン酸を急激に使用します。


その結果、どんどんプリン体が

尿酸に分解されてしまうので、尿酸の濃度が上昇します。

このような要因で、血中の尿酸値が高まってしまうと、

痛風を発症するリスクが高まるわけです。


痛風対策をするためには、まずは

プリン体をなるべく摂取しないことが大事です。

そうすれば、尿酸の生成量も少なくなり、

予防や症状改善が見込めるからです。

プリン体は、ほとんどの食品に含まれています。


一方で食品によって、含有量はまちまちです。

そこでプリン体を多く含む食品は、

なるべく食べないようにしてください。


プリン体の1日当たりの摂取量は、

400㎎を超えないようにすべきとされています。

鶏のレバーや白子、アジの干物、マイワシの干物、

あんきも、鰹節、煮干しなどは

プリン体が特に高い食材といわれています。

何せ100gあたり300㎎以上のプリン体を含む

と言われているからです。


痛風にかかっている人や健康診断などで

高尿酸血症と診断された人は、

なるべく上で紹介した食べ物は口にすべきではありません。


その他にも、豚や牛レバー、カツオ、メバル、

さんまの干物は、100gあたり200~300㎎なので高めです。


一方でプリン体の含有量の少ないものとして、

白米やチーズ、豆腐、もやし、キャベツ、ジャガイモ、

わかめといった食材が挙げられます。


これらの食材は100gあたり50㎎以下です。

動物性たんぱく質の多いものよりも

植物関係の食材を中心とした方が、

プリン体の摂取量を少なくできるわけです。


プリン体ってのは、食品でいうところの “旨味の元”です。

つまり、おいしいものには、プリン体がたっぷり

含まれている、という意地悪な現実。

「なにもかも、食べない」では寂しいですし、

なにより、栄養のバランスが かたよってしまいます。

おいしいものを少しだけ、いただくようにする。

これが痛風の食卓の基本だと思います。


痛風とロキソニン 

「風が当たっただけでも痛みが起きる」

などと言われている痛風ですが、本当に痛風とは、

風が当たっただけでも信じられないような痛みが襲ってきます。

本当に発作が起きると、動けなくなるような痛みなのです。


万力で締め付けられているような痛みで、

拷問を受けているかのような感じです。

病院に行くと、お医者さんはロキソニンを

処方してくれたりします。


ロキソニンとは、非ステロイド性抗炎症剤の一種です。

痛風は、足の指などに炎症が起こり、

これが強烈な痛みを引き起こします。

この炎症はプロスタグランジンという物質が

体内で生成されることで、発生します。

ロキソニンには、このプロスタグランジンの生成を

抑制する効果があります。


このため、痛風発作によってもたらされる腫れや

強烈な痛みを和らげられるわけです。

ロキソニンは痛風以外にも、関節リウマチや変形性関節症などの

関節に起きる炎症を治療するときに使われる傾向があります。


ロキソニンは1回1錠服用しますが、

1日3回服用するようにお医者さんから指導されたりします。

3度に分けて服用することが大事です。


と、いうのも

たまたま1回服用をし忘れた患者がいたようで、

その人が忘れた分を取り戻すために

一気に3錠服用してしまったというのです。

ロキソニンのような非ステロイド性抗炎症剤は、

服用する量が多くなると

副作用を引き起こすリスクが高まるようなので、

必ず決められた用量・用法を守るべきです。


ロキソニンは、副作用のリスクは

さほど高くはありません。

しかし人によっては、

腹痛や嘔吐、食欲不振、胃のあたりの不快感、

発熱などの症状を起こします。

先ほど紹介した過剰摂取をしてしまうと、

胃腸炎を起こしてしまうこともあります。

そのほかには、服用すると

眠気を催すというケースも見られます。


このような副作用が起きた場合には、

いったん服用を中止して

このままの用法で服用を続けてもいいのか、

医者に相談してみると良いです。


また高齢者の場合、服用するときには

医者に上で紹介した用法・用量とは

別の指示が出される可能性もあります。

その場合には、医者の指示に従って服用すべきです。

その他にも、心臓病や肝臓病のような

持病を抱えている人が服用する場合も、

医者から個別の指示のなされる可能性があります。


ロキソニンを服用し続けると、

発作の持続時間や痛みの度合いは軽減されます。

発作が起きている時には、

本当に耐え難い痛みが襲ってきます。

また一種の時限爆弾のような感じなので、

いつ起きるかもわかりません。

まずは、とにかく医者の診察を受けてください。


痛風発作の痛みは激痛ですからね。

ロキソニンで痛みは緩和されますが、

あくまで痛みどめの薬は対症療法ですので、

発作の痛みが治まったら、何か対策を立てましょうね。


2022年5月26日木曜日

痛風と年齢 

痛風患者の年齢を見てみると、近年

どんどん若年化が進んでいると言われています。


現在の痛風の患者は国内で100万人程度いる

と言われています。

25年くらい前の患者の数と比較すると、

4倍も増えているといいます。


なぜ、これだけ痛風の患者数が

急上昇しているかというと、「痛風の若年化」が

関係しているから。


生活習慣が変化したことで、

若い人でも発症するケースが起きているのです。

最近では、20代で発症してしまう患者も

決して珍しくない状況だといいます。


痛風になるリスクを確認するためには、

血液検査が重要な意味を持ちます。

血液検査を受けると各種項目が出てきます。


その中でも尿酸が、痛風と密接な関係にあります。

血液検査を受けた時には、

尿酸値をチェックすることです。

もし、7㎎/dl以上であれば、

高尿酸血症と診断されるレベルです。

すなわち、いつ痛風が発症しても

おかしくない状態なのです。


20代の患者にとって厳しいのは、

健康診断を会社などで実施していても、

20代は尿酸値の検査をしていないケースの多い点です。

高尿酸血症になっていて、痛風の発症リスクがあっても

気付けずにそのまま放置してしまうというパターンも、

往々にしてあります。


そして、ある日急に足に激痛を感じたので

病院に行ってみると、そこではじめて痛風だ

と教えられるケースも少なくありません。


痛風は今や若者の病気と思った方が良いです。

痛風は基本的に、生活習慣の乱れが発症リスクを高めます。

栄養バランスの偏った食生活ばかりしている、

お酒をよく飲む、タバコを吸う、

ストレスのたまりやすい環境にいる、

これらの項目に思い当たる節のある人は

痛風対策を若くても行うべきです。


痛風を発症する危険因子を取り除くように

努力してください。

いきなり激痛が襲うという患者が多いですが、

実は前兆があります。

一般的に、足の指の所に何とも言えない

むずむず感があるとか、関節の疼きを感じる、普段

はいている靴が何となく

自分の足にフィットしていない感じ

がするなどは、痛風の前兆の症状といわれています。


これらの症状はさほど気にならないかもしれませんが、

この後猛烈な痛みが襲ってくるかもしれないと

理解しておくべきです。

20代でも痛風の可能性はあると認識する所から

始めてくださいね。


生活習慣に気をつけて、こまめに尿酸値検査をしましょう、

ということですね。

簡単そうですが、なかなかできないことですので、

意識して実行してきましょうね。

 

痛風と納豆 

ご飯に納豆を混ぜてかき込むという人も

おられると思います。


いろいろな食べ方が地域によってあるようですが、

しょう油とカラシ、そしてあれば薬味として

ねぎを入れたオーソドックスな食べ方、とかね。

納豆は美味しいだけでなく、

いろいろな健康効果をもたらしてくれるので

安定した人気があります。


整腸効果があるというので、便秘解消効果が期待できます。

女性の中で便秘に悩んでいる人も多いそうなので、

納豆を食べる習慣をつけてみるのはいかがでしょうか?


そのほかにも女性に多い骨粗しょう症も

ビタミンKの効果によって予防できる

とも言われています。


何と言っても納豆が健康関係で注目されているのは、

ナットウキナーゼの存在です。

ナットウキナーゼは酵素の一種で、血栓溶解作用があります。

血栓を溶かしてサラサラの血液にするので、

動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの

重大な疾患の予防ができると言われています。


ビタミンやミネラルの他にも、

「畑の肉」と呼ばれているほど、

良質なたんぱく質が含まれています。

健康対策以外にも、

ダイエット効果も引き出してくれるのではないか

とも言われています。


このようにさまざまなメリットのある納豆ですが、

痛風には良くない (?) という事実を

知っている人は少ないのではないでしょうか。

なぜ痛風にはよくないかというと、

プリン体が関係しています。


痛風にかかっている人であれば、プリン体という物質は

聞いたことのある人は多いはずです。

プリン体を摂取すると、体内で尿酸に変わります。

そしてこの尿酸が痛風の原因となるわけです。


そこでプリン体の多く含まれる食べ物を

痛風患者はできるだけ控えるべき、とも

考えられているようです。


納豆には、100gあたり113㎎のプリン体が含まれます。

このように言われてもピンとこない人も多いでしょうが、

参考までに豚肉や牛肉は同じく100gあたり70~90㎎です。

この量と比較すれば、やはりプリン体が多い食材

といわざるを得ません。


ただし

この痛風と納豆の関係ですが、まだ 

はっきりしたことは分かっていないのが実情です。

最近では、上で紹介した説を覆すような研究結果が

発表されたケースもあります。


アメリカのある研究では、植物性のたんぱく質の場合、

痛風発作のリスクは高めないという説も出ているくらいです。

このため、痛風と納豆の関係性に関しては

もう少し今後の推移を見守った方が良いのかもしれませんね。


痛風や尿酸値の高い人でどうしても納豆を食べたい

と思うのであれば、

小さめのケースの商品を食べてみるのはいかがですか?

スーパーなどに行くと、

3つ並びで丸いサイズに入っているミニサイズの納豆が

販売されていますね?

少なめの納豆であれば、

過剰にプリン体を摂取することもなくなるので

痛風発作を気にする必要もなくなります。


ちなみに高尿酸血症や痛風の治療のガイドラインによると、

痛風患者のプリン体摂取は1日400㎎までとしています。

この数字を意識して、献立を考えてください。


納豆は貴重なタンパク源ですが、

痛風で食事に気をつけている人には

プリン体が少し気になるところですね。

でも、そんなことを言っていると、

だんだん食べる食品がなくなってきて、

栄養も偏った食事になってしまうので、「食べ過ぎず」に

少しだけ、おいしく いただきましょう。


2022年5月25日水曜日

痛風とサウナ 

サウナにしばらく入っていると、普段は 

なかなか経験できないくらいの大量の汗をかきます。

しかし、サウナに関しては

痛風にとって良くないようです。


痛風の原因として、尿酸があります。

この尿酸ですが、尿から排出されるのが一般的です。


ところが汗として尿酸が排出されることは

ゼロではないものの、尿と比較すれば

ほんの微量なのです。尿酸が排出されない、

しかも大量の汗をかくということは

水分がどんどん失われてしまいます。

ということは尿酸が濃縮される分、

上昇してしまうのです。


また尿酸は尿として排出しないといけないのですが、

水分がなくなるのでトイレにいく頻度も少なくなります。

サウナに入るということは、痛風の発作の可能性を高め、

尿酸の排出のチャンスを自らフイにしているわけです。


年齢が上になればなるほど、

サウナというのはリスクが高まります。

長時間大量の汗をかく行為を続けていると、

血液がドロドロになってしまいます。


そうすると、血管の中で

血液が詰まりやすくなってしまいます。

下手するとサウナに入っている時に、

脳梗塞や心筋梗塞を起こして倒れることもあり得るのです。

実際サウナの中で発作を起こしてしまう

という事例もあるようです。

決して脅かしているつもりではありませんが、

危険なのでサウナに入る時には

しっかりと水分を補給してくださいね。


痛風は夏場になると発症する人が増える

という話があります。

夏場、猛暑の時など

天然のサウナの中にいるような状態です。

大量に汗をかくので、尿酸値が高まって、ある日、

足の指の所に異常な痛みを感じるというケースも。

最近の夏のニュースを見てみると、こまめに

エアコンを使うように、と呼びかける光景を目にします。


これは熱中症対策として言われているのですが、

ある意味、こまめにエアコンを活用するのは

痛風対策という意味でも重要なのです。


なるべく涼しい所にいて、

ムダに汗をかかないようにする、

どうしても汗をかいてしまったのであれば、

こまめに水分補給をする、

この2点をしっかりと意識することが大切です。


水分補給はのどの渇きを感じてからでは遅いので、

何時間に1回か

コップ一杯の水を飲む習慣をつけた方が良いです。


サウナは結果として、尿酸値を一時的に上げてしまう、

ということですね。

サウナに入る方は、しっかりと水分補給を。

それは、サウナに入る前、サウナに入っている最中

(つまり、途中で休憩して水を飲む)、

そして、サウナから出た後。

それぞれ、しっかり水分補給をすることです。


痛風と運動 

 痛風は、かつては ぜいたく病といわれていて、

生活習慣が原因で引き起こされる病気と

いわれていました。

しかし、生活習慣を改めることで、

痛風対策をすることは十分可能です。


栄養バランスのとれた食事を心がける、

適度に運動する習慣をつけるようにする、

このような簡単にできる対策でも、大分

症状は改善される可能性は高いです。

しかし運動に関して注意してもらいたいのは、

激しい運動をすると かえって

症状を悪化させてしまう恐れのある点です。


例えば息が切れてしまうような激しい運動をすると、

体内が一時的に酸欠の状態になります。

酸欠になってしまうと痛風の要因である

尿酸の生成を高めてしまうのです。


しかも筋肉を過度に使うと疲労物質

といわれる乳酸が体の中にたまってしまいます。

乳酸が過度に体内にたまると、尿酸の排泄が

抑制されてしまうのです。

その結果、ますます尿酸値が上がってしまって、

痛風にとって良くない環境を作り出してしまいます。


その他には、炎天下で運動するのも避けた方が良いです。

真夏の日中に運動をすると大量の汗をかきます。

数十分も運動していると、

Tシャツが体に張り付くくらいに汗をかくものです。

このように大量の水分が汗として失われてしまうと、

血液が濃縮されます。

いわゆるドロドロ血液の状態になってしまいます。

血液が濃縮されると、尿酸も濃くなって

尿酸値の上昇から尿路結石などを

引き起こすリスクが高まります。

このように夏場の炎天下における運動や

激しい運動をした後に、逆に

痛風発作が起こってしまう恐れが高いのです。


では運動する習慣を取り入れる、しかも

痛風の発作を起こすリスクを少なくするためには

どうすればいいのでしょうか?


それは無理のない範囲内で運動をすることです。

そこで私がお勧めしたいのは、有酸素運動です。

有酸素運動とは、ウォーキングやジョギング、

サイクリングのような少し息がはずむような運動。

このような運動を取り入れると、運動した後に

スカッとさわやかな気持ちになって、

日ごろの仕事などのストレスも解消されやすいです。

有酸素運動をする時に、無理をする必要はありません。

最初のうちはジョギングをずっと続けるのはつらければ、

ラン&ウォークといって疲れたら歩く、

息が整ったらまた走る、というメニューでも

効果は期待できるようです。


有酸素運動は、さほど負荷はかからないので

何十分など長時間連続して運動できます。

そこで注意したいのは、こまめに水分を補給することです。

運動を長時間すると、冬場でも汗をそれなりにかきます。

そこで意識して水分を摂取するように心がけてください。

のどが渇く前に水分を補給するのがお勧めです。

また体調の悪い時には休息し、無理なく運動を

続けられるようにしていきましょう。


運動は何でも良い、というわけではないのですね。

スポーツが得意な人にとっては、

ゆっくりとした有酸素運動では

物足らないかもしれませんが、

それでも痛風改善に一役買ってくれます。

運動は継続するのが難しいですが、

できる範囲で続けていきましょうね。


2022年5月24日火曜日

通風に良い食事? 

通風 (×通風→ 痛風のこと)に良い食事とは

どのようなものなのでしょうか?

簡単なようでいて難しい問題です。


毎日同じメニューばかりを食べるわけにも

いかないですから、いろいろと工夫しながら

食事療法を目指していく必要があるというわけです。


そもそも食生活の乱れやアルコールの過剰摂取、

肥満などが引き金になって

痛風になってしまった人も多いはず。

まずは土台となる痛風になりにくい健康的な体作りから

目指すことにしましょう。


痛風に良い食事としては

まずプリン体の含有量が少ない食材を選ぶこと。

プリン体は体内に尿酸を作り出す物質のため、

できるだけ摂取を避けることが

痛風対策の第一歩なんです。


よくアルコールの飲みすぎで痛風になるといわれますが、

これはビールを筆頭にお酒には

プリン体が多く含まれているからです。

お酒好きにとっては最初の難関です。


プリン体の含有量に関しては

同じ種類(お酒、肉、野菜など)によって、

ずいぶんと違いがあるのが特徴です。

じつは肉を少なめにして野菜を多めにするは痛風に限らず

健康対策における食生活の鉄則ですが、それだけでは

痛風対策では十分とはいえません。


たとえば肉で言えばレバーには、プリン体が

かなり多く含まれています。

健康に良いと言われている魚も多めです。

もちろん、だからといってこれらの食材を

一切食べないようにするわけには いかないですよね?

そのためバランスのとれた食環境を心がけましょう。


オススメがイモ類。

プリン体の含有量が少ない上、適度な満腹感と

食べ応えを味わえる食事です。

いきなり肉類を減らすと食べる楽しみを味わえなくなって

途中で挫折してしまうのがダイエット失敗の典型例、


イモ類とご飯を上手く組み合わせた食事は

プリン体の摂取量を抑えられる理想的な環境なので

献立作りを工夫してみましょう。

肉じゃが は肉も食べられ、野菜、イモ類を

しっかり摂れるメニューなので

痛風対策にピッタリと言います。


アルコールについて

もう少し詳しく見てみましょう。

プリン体だけでなく

アルコールそのものを分解する過程でも

尿酸が作られてしまいます。


どうしてもお酒がやめられないという人は、

ビールよりもブランデーやウイスキー、焼酎といった

プリン体が少ない蒸留酒を選ぶとよいでしょう。

禁酒に比べれば好みを変えるくらい平気ですよね?


逆に水分は積極的に摂取することが大事です。

痛風対策では尿酸を増やさない食生活を心がけると同時に、

できるだけ排出を促すことも重要なんです。


注意したいのは

ペットボトル症候群に陥らないためにも

水やお茶を積極的に摂取すること。

糖分が多い飲み物を多く摂ると

糖尿病のリスクが向上してしまいます。


それから糖分だけでなく塩分の過剰摂取にも要注意、

中高年によく見られる高

血圧と痛風両方のリスクを高めます。


こうした点を注意しながら

日々の食生活を改善していくことで

痛風予防・対策を効果的に行っていくことができます。


わたしたち痛風持ちはまず外食やインスタント食品に頼らず、

自分の食生活を見直すところからはじめるのが

大事なんでしょうね。


う~ん・・あれがイケない、これがイケない、

が多いですね。

やってはイケないと言われると、

やりたくなるのが人情・・

おっと、そうじゃございませんね。

日々の節制が将来、実を結ぶと思いますので、

毎日の食生活など、できる範囲でもいいですから、

気をつけていきましょうね。


通風と焼酎 

通風 (×通風→痛風) は

アルコールが好きな人がなりやすい病気と言われています。

患者の90パーセントが男性と言われていますが、

その理由のひとつも

アルコールにあるのではないでしょうか。

毎日晩酌を楽しみにしている人、

連日のように飲み歩いている人は要注意、

やはりアルコールの摂取量を減らさないと

いけないのでしょう。


ただ、アルコールが痛風の原因になるかどうかは

お酒の種類によって異なるとよく言われています。

わたしはビールが好きなのですが

どうやらビールは痛風にはよくないようです。

では痛風によくないお酒とはどんなお酒なのでしょうか。

まずアルコールがどうして痛風によくない

と言われているのか知っておきましょう。

早く知れば知るほど適切な対策を

早く行うことができるはずです。


お酒が痛風の原因になると言われる原因は2つあります。

ひとつはプリン体が体内で代謝される過程で

尿酸を生み出してしまうことです。

つまりプリン体の摂取量が多くなればなるほど

尿酸の量も多くなってしまうというわけです。


もうひとつの原因は

アルコールそのものが代謝の過程で

尿酸を作り出してしまうこと。

そのためよくお酒を飲む人であればあるほど

尿酸が作られやすい環境にあるというわけです。


こうしたアルコールとの関係を知った上で

痛風になりやすいお酒と

なりにくいお酒について見てみると、やはり大事なのは

プリン体がどれぐらい含まれているか。

この点こそ、焼酎が痛風に悩まされている

お酒好きの人に適している大きな理由でもあります。


アルコール飲料の中でプリン体の含有量が多い

と言われているのがビール。

具体的な含有量は製品ごとに異なってきますが、

100ミリリットルあたりにつき

5~7ミリグラム程度が含まれています。


一方、発泡酒は3ミリグラム前後。

ビールが好きな人は発泡酒に

切り替えた方がよいことになります。


また、もっともプリン体の含有量が多いお酒

と言われているのが紹興酒。

平均でも10ミリグラムを超える高い数値となっています。


これらに対して含有量がグッと少ないのが蒸留酒です。

多めのブランデーでも

100ミリリットルにつき0.4ミリグラム。

焼酎はアルコール度25パーセントでゼロ~0.03程度。

ほとんど気にしないで済む数字となります。


こうして見ても焼酎は

痛風対策に非常に優れたお酒と言えます。

お酒が好きな人、どうしても禁酒が出来ない人は

ビールから焼酎へと切り替えるとよいでしょう。


ただし、アルコールと痛風の関係の

ふたつ目のポイントとして挙げたように、

アルコールの摂取そのものが尿酸を増やす原因となります。

ですから焼酎を飲んでいるからといって

必ずしも痛風を避けられるわけでも、

必ず改善できるというわけでもないのです。


理想としては完全な禁酒を目指したいところで、

それがどうしても難しい場合には

焼酎を含めた蒸留酒を心がける、というのが

お酒好きのための痛風対策となるでしょう。

もともと焼酎が好きな人は、くれぐれも

油断しないよう心がける必要があります。


お酒は、本当に好きな人は、やめられませんからね。

お酒を飲むことで一日が終わった(仕事が終わった)という

感じですから。

とにかく、飲み過ぎないこと、飲酒量を

少量におさえておくことが肝心かもしれませんね。


2022年5月23日月曜日

痛風の検査 

痛風の疑いがある場合には

できるだけ早く治療を受けましょう。

耐え難い激痛をもたらす症状でおなじみの痛風ですが、

初期段階ではそこまでひどくない痛みや、違和感、

腫れの形で症状が現われることもあるんです。

できるだけ経度の段階で適切な治療や

食生活の改善などの対策を行っておけば、

軽度の状態で改善していくことができるというわけです。

痛風の発作はその大半が足指の付け根に生じますが、

場合によっては

まったく別のところにできることもあるので

油断して放置しないよう注意しましょう。


医療機関ではいくつかの検査が行われます。

痛風とは「尿酸値が高い状態が長期間続いて

尿酸が結晶となった状態」のことですが、

検査ではどのような原因で尿酸が高い状態になったのか

といった点まで調べられます。

実は痛風は単にプリン体の摂取量が多い食生活だけでなく、

体内で尿酸の排泄がうまく機能しなくなっている場合にも

発症する可能性があるのです。


もっとも一般的な検査方法となるのが尿酸値の測定。

尿酸クリアランス・クレアチニンクリアランス検査などの

検査が行われます。

これは尿酸値だけでなく

腎臓機能の検査も併せて行われる方法です。

つまり、この検査で尿酸の生成量が多すぎるのか、

排泄機能が低下しているのか

まで判断することができるわけで。


また腎臓に異常の疑いがある場合には

CTや超音波を使用した検査も行われます。

結晶となった尿酸が腎臓に沈着したり、

結石を作ってしまっていると

痛風以外にもいろいろと問題が出てくるからです。

また腎萎縮が見られることもあります。

こうした異常が見られる場合には、

食生活の改善などの対策方法では

十分な効果が得られないそうなので重要な検査です。


それから尿検査。

よく知られた痛風対策の一環に

「尿をアルカリ性にするよう心がける方法」があります。

クエン酸やカリウムといった成分はこうした効果があるため

食事やサプリメントでの摂取が望まれているのです。

これは尿がアルカリ性だと尿酸が溶けやすく、

体外に排泄されやすい状態になるからです。

逆に酸性に傾いていると溶けにくく、

体内に蓄積されやすい状態となってしまいます。

尿検査ではこの点についても確認が行われます。


もうひとつ忘れてはならないのが薬の副作用。

降圧利尿剤などの薬物の投与を受けている場合に

痛風が発症するリスクが高くなるといいます。


なお、痛風と非常に良く似た症状に

偽痛風(ぎつうふう)という病気があります。

激しい痛みが見られるのが特徴で、

尿酸とはまったく関係ないのが特徴です。

この偽痛風は痛風とは

原因も対策方法もまったく異なります。

この病気との見極めを行いつつ

適切な治療法を見つけていく意味でも、

医療機関で適切な検査を受けることが大事なのです。

少しでも気になる症状が見られた場合には、

できるだけ早い段階で

しかるべき検査を受けるようにしましょう。


何事も、まず検査ありき、ですね。

きちんと医療機関で検査を受けるのが基本です。

それから、治療の方針をたてる、ということで。


痛風の治療? 

痛風に悩んでいる人はあれこれと

治療方法を模索しているのではないでしょうか。

痛風の治療は大きく分けて医療機関で行われる

薬物療法と自宅で行う生活習慣の改善があります。


薬物療法に関しては

痛風の症状や尿酸値の状況によって

行われるかどうかが判断されますが、

生活習慣の改善に関しては症状に関係なく

必ず行わなければなりません。

少なくとも治療は医師にお任せ、というわけには

いかないのです。


痛風の治療で難しいのは人によって原因が異なること。

一般的には食生活の乱れなど日常生活による原因が

20~30パーセント程度、残りの70~80パーセントは

体質的(尿酸が排泄されにくい、もしくは

逆に過剰に作られてしまう)なものが原因とされています。


つまり生活習慣の乱れが原因で

痛風になってしまったからか、

体質的な原因でなってしまったかによって

治療方法が異なってくるのです。

その辺はしっかりと検査を行い、

医師の判断に基づいて適切な対策を

行っていく必要があります。

尿酸値が高めな人でも食事療法のみで

改善されることもあれば、それほど高くない人でも

薬物療法が必要となるケースがあるようです。

素人判断ではダメ、ということなのでしょう。


日常生活で行う治療では

やはり食事療法がメインとなるわけですが、

プリン体が多く含まれている食材を避けることや、

摂取エネルギーの絶対量を減らすことだけでなく、

尿酸が作られにくく、排泄されやすい環境作りも

考慮して行っていかなければなりません。


野菜や果実などは、尿をアルカリ性にして

尿酸が排出されやすい環境にしてくれるので 

お勧めですし、食物繊維は適度な満腹感をもたらすため、

摂取エネルギーの制限にも役立ちます。

それと食事の内容だけでなく食べ方も

大事な食事療法の一環です。

一番やってはいけないのがドカ食い。

ついついやってしまいますよね?

あと食事の時間が不規則な人も

気をつけたほうがよいです。

毎日規則正しい時間に3食しっかり食べる。

当たり前のことを当たり前に行いましょう。


一方、薬物療法では症状に合わせて

適切な薬剤が選択されます。

どの薬剤が使用されるかは発作が見られた時と

見られていない時で異なります。

発作が起こった時にはまず耐えがたい痛みを

できるだけ緩和させることが重要なため、

非ステロイド性鎮痛・抗炎症薬や

インドメタシンなどが投与されます。


これらの薬剤では十分な効果が得られないほど

痛みが激しい場合には

副腎皮質ステロイド薬が使用されることもあります。

なお、痛みの発作が起こる前に

コルヒチンという薬物を内服すると

予防に効果が見られるため、

発作の前兆を察知できるかどうかが

痛風治療の大事なポイントとなるわけです。


発作がない時には尿酸が作られるのを阻害する

アロプリノールや逆に尿酸の排泄を促す

プロベネシドといった薬物を使用し、

尿酸値の改善が目指されます。

言うまでもなく薬物療法なしで

治療を行っていきたいところ。


痛風の対策は、人によって

ケースバイケースなのですね。

食事療法などの生活習慣の改善は、

地道な繰り返しで時として心が折れそうになりますが、

なんとか継続していきたいですね。

 

2022年5月22日日曜日

痛風メタボ?

メタボリックシンドロームとかメタボという言葉は、

知っている人も多いのではありませんか?


メタボとは、簡単に言ってしまうと

食べ過ぎや飲み過ぎ、かつ運動不足の状態が続くことで

内臓脂肪がたくさん体内についてしまう症状をさします。


内臓脂肪が体内にたくさんついてしまうと、

血糖値を調節するためのインスリンの働きが

鈍くなってしまいます。

そうすると、高血圧症や糖尿病、高脂血症といった

生活習慣病を発症しやすい状態になります。

これらの生活習慣病自体は、別に

自覚症状なども起こらないケースもあります。


しかしながら、そのまま放置してしまうと、

脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病合併症などを起こして

より重篤な状態になる恐れも高まります。

そしてメタボの人を見てみると、

痛風でもあるケースが多いです。


30代を過ぎたあたりから、普通の生活をしていると

運動量と筋肉量が低下する傾向が見られるので、

それでいて、若いころそのままの食事を食べていると、

必然的に摂取カロリーの方が消費カロリーと比較して

常に多い状態になってしまうのです。

カロリーオーバーの状態が続くと、

どんどん体の中に脂肪がたまってしまうわけです。


特にお酒を飲む男性は、メタボや痛風に

なりやすくなるので、注意する必要があります。

アルコール自体にカロリーが含まれるのも問題ですが、

それよりも痛風メタボにとって大きいのは

お酒と一緒に摂取する おつまみです。


居酒屋などに行くと、お酒と一緒に

さまざまな つまみを注文しますね。

居酒屋のつまみ、たとえば

ポテトフライや鶏のから揚げ、ソーセージ、

焼き鳥、串揚げ、軟骨のから揚げ、といった感じで

油分や塩分の多いメニューが中心です。


しかも お酒を飲んでいるときに、

このような塩辛くてボリュームのある料理が

おいしく感じてしまうものです。

このような食生活を続けていると、

どうしてもメタボになりやすいです。


さらに、これら肉料理には、

プリン体が多く含まれる傾向があります。

プリン体は体内に入ると肝臓で分解され、

血中に尿酸が増加します。

この尿酸が体内の関節などに過剰に溜まってしまうと、

あの痛風を引き起こしやすくなります。

お酒やカロリーの高いつまみばかり食べていると、

メタボや痛風にまっしぐらになってしまうわけです。


痛風を予防するためには、

お酒を控えることが大事です。

しかし、いきなりお酒を一切飲まないのは

厳しいというのであれば、

まず、ビールは控えることから、

はじめてみてはいかがでしょうか。

ビールはプリン体を多く含みますので、

痛風発作を引き起こしやすくします。


プリン体ゼロのビールが最近では出ているので、

どうしても、という人はこちらを飲むようにしてください。

また、つまみの中で、レバーやもつなどの内臓系や

あんきも、たらこ、イクラなどのメニューは

プリン体が多めなので、

注文しないように心がけることです。


人間の体は(飢餓時代の名残で)

脂肪を蓄えよう、蓄えよう、とするので、

なかなか、内臓脂肪は減らせませんね。

現代社会では、飢え死にすることは、まず

ないので、内臓脂肪を減らすよう、

努力していきたいですね。

痛風とマッサージ

痛風は実際にかかってみるとわかりますが、

本当に激痛が襲ってきて何もできなくなります。

急に激痛が襲ってくる感じなので一種の恐怖感もあります。

痛風にならずに済むのであれば、

ならないに越したことはないですね。


では痛風予防するためには、具体的に

どのような対処をすればいいのでしょうか?

痛風予防のために重要なのは、

何といっても生活習慣の改善です。

耳の痛い話ではありますが、

暴飲暴食を避ける、運動をする習慣を取り入れる、

きちんと睡眠時間を確保するなどを意識して

実践してください。

痛風は一種の生活習慣病だから。


その他には、マッサージをすることでも

痛風対策は可能という専門家もいます。

どうなんでしょうね。


マッサージをする時には、

いくつかチェックしておきたいツボがありますので

紹介しておきますね。


まずは照海と呼ばれるツボです。

照海は、足のくるぶしの内側の下あたりにあります。

照海は、腎臓に対して効果の期待できるツボです。

先が丸まったボールペンなどの棒を用意して、

照海の所をぐりぐり刺激してみてください。

時間にして20秒程度の刺激なので、

仕事や家事の合間を縫って

マッサージできるのではありませんか?


その他には、湧泉と呼ばれる足の裏の人差し指と

中指の付け根の下あたりにあるツボも、

痛風に効果の期待できるツボといわれています。


また足のほぼ中央には、

足心と呼ばれるツボもあります。

この足心も、痛風対策で効果的なツボ

といわれているので、刺激を加えてみてください。

いずれも足の裏にあるツボなので、

青竹ふみをすれば同時にツボ刺激が可能です。


青竹がないというのであれば、

ゴルフボールを用意して、その上に足を乗せて

刺激を加えてみる方法もあります。

このようなツボを刺激する習慣をつけることで、

痛風対策をしてみてください。


ちなみにこれらのマッサージをする時には、

水分補給をしておくと

より高い効果が期待できるようです。

水を飲むときには500ml程度、

人肌のぬるめの水を飲むように心がけてください。


痛風というと、症状は激痛を伴います。

2~3日は歩くことも難しくなるくらいの

激痛が走ると思ってください。


しかし命に係わるような深刻な病気ではない

と認識されているので、

どうしても軽視される傾向があります。

しかも1週間から10日も経過すると、

放置していても症状は治まってしまいます。

その結果、処置を怠る人もいるのです。


しかし痛風は放置していても

勝手に治癒する病気ではありません。

場合によっては、腎臓疾患をはじめとして

内臓にも悪影響の出る可能性があります。

その他にも高血圧症や糖尿病といった

より重篤な病気を合併するきっかけにも

なりかねないので、症状が出たら早めに病院で

治療を受けるべきです。


痛風という病気の深刻さをしっかりと認識して、

マッサージなど自分でできる予防は

前もって行うように心がけることが大事なのです。


リンパマッサージというものもありますが、

この場合は、ツボ刺激ですね。

足の裏や手のひらは、内臓の反射鏡と呼ばれていますので、

定期的に刺激を続けるのも良いかもしれませんね。

2022年5月21日土曜日

痛風&新薬

日本の痛風事情というか、昔は 

あまり罹患する患者が多くなかったのです。

それが1960年代ごろから患者の数が

急増するようになりました。

これは戦後の高度経済成長期の時に、

食の欧米化が進み、動物性たんぱく質を

日々の食事の中で摂取するようになったことが

関係しているといわれています。


痛風の患者の数は増え続けていて、最近では

20代の若者や女性の間でも痛風に苦しむ患者が

増えているといわれています。

そこで徐々に痛風を治療するための

新薬の開発も進められています。

痛風に効果のある新薬が開発されることは

喜ばしいことといえますね。


最近注目されているのは、

フェブキソスタットと呼ばれる成分です。

そもそもなぜ痛風になるかというと、

体内で尿酸が過剰に産生されてしまうことが

関係しています。

尿酸が血液中に過度に含まれると、

溶けきれない尿酸が出てきてしまいます。

その結果、尿酸が結晶化して関節に刺激をもたらし、

炎症を起こしてあの強烈な痛みになるわけです。


尿酸の元になるのが、食べ物の中に含まれている

プリン体です。

プリン体が体内に入ると肝臓で

尿酸に分解されるわけですが、

この尿酸を生み出すのに酵素が

一役買っていることがわかっています。


その酵素が、キサンチンオキシターゼという酵素です。

先ほど紹介した新薬成分のフェブキソスタットには、

キサンチンオキシターゼの働きを阻害する効能があります。

その結果、尿酸の産生を抑制して

痛風の発症を抑えるわけです。


実はこのキサンチンオキシターゼの働きを

抑制する薬品として既に、

尿酸生成抑制薬というものがあります。

しかしこの尿酸生成抑制薬の場合、

阻害のメカニズムと薬を服用した後の

代謝・排せつ経路の異なる所がネックでした。


このため、活性代謝物が尿の中に含まれて

排泄される形をとるので、

腎障害を抱えている患者に対しては

大量の薬を投与できなかったのです。

フェブキソスタット(フェブリク)の場合、

この問題をクリアしている所が

注目されている理由の一つです。


フェブキソスタットは体内に入ると、肝臓で 

まず代謝されます。

その後、一部は尿として、そして、その他は

便として体外に排出される特性を持っています。

このため、従来の尿酸生成抑制剤と比較すると

腎臓にかかる負担を大幅に軽減できるわけです。


腎機能が低下している患者であっても、

服用しやすくなっています。

臨床データによると、

1日1回のフェブキソスタットの服用で

尿酸の値を治療目標値まで引き下げることに

成功したとも言います。

海外でも臨床実験は行われていて、

血中尿酸値を治療目標値以下に低下させ、なおかつ、

その状態を維持させることに成功しています。


その結果、痛風関節炎の発現率も低下して、

5年後には関節炎が完全に消失した

という報告もあります。


高尿酸血症という痛風予備軍の患者は潜在患者も含め、

国内に1600万人いるといわれています。

増え続ける痛風や高尿酸血症の患者のために、

フェブキソスタット(フェブリク)は

今後、重要な役割を果たす可能性は大です。


フェブリクは副作用が(従来薬よりは)

比較的少ない、というのも魅力ですね。

長期に飲み続けることよる副作用は心配ですが、

尿酸値はしっかりと下げてくれます。


痛風&遺伝

痛風は、血液中の尿酸の量が増えることによって

発症する高尿酸血症が引き起こす病気といわれています。

高尿酸血症になると、尿酸が血液の中で

すべて溶けきれなくなってしまって、結晶になります。


この結晶はトゲトゲした形をしていて、

体内の関節などに沈着していきます。

これからが溜まりすぎると、

蓄積しきれなくなって剥がれ落ち、

それを白血球が攻撃するので、

関節に炎症を起こして強烈な痛みになるわけです。


血液検査の中に尿酸値の項目はあると思いますが、

もし血液検査を受けたときに痛風の気になる人は、

尿酸値の値をチェックすることです。

7.0㎎/dl以上の数値が出ている人は、要注意です。


尿酸の値が高くなるのは、飲み過ぎや食べ過ぎが

関係している可能性が高いです。

痛風持ちの私にとって耳の痛い話ですが、

脂っこいものや肉料理、魚料理を食べ続け、

アルコールをたくさん摂取していると、

どうしても尿酸値は高くなってしまいます。


このような不摂生をしていて

痛風に罹患をしている人が多い一方で、

健康志向の強い人の間でも高尿酸血症や痛風に

罹患する人も少なからず存在しています。

なぜ規則正しい生活を送り、

栄養バランスのとれた食生活をしていても

痛風発作が起きるかというと、

遺伝的な要因が関係しているのではないか

とみられています。


世界の中でも台湾は、

屈指の痛風大国といわれています。

この台湾でイギリスの大学が研究を行いました。

2300万人420万世帯を対象にして調査を行ったところ、

104万5000人が高尿酸血症と診断されました。


そして、両親や兄弟、子どもという第1度近親者で

高尿酸血症と診断された親族がいる人は、

自分も高尿酸血症に罹患するリスクが2倍に

上昇するというデータが出たのです。

祖父母や孫、おじ・おば、姪・甥、異母や

異父兄弟の第2度近親者に痛風患者がいると、

男性で1.27倍、女性で1.40倍痛風に

罹患するリスクが高まるということです。


遺伝的要因の他にも生活習慣をはじめとした

環境的要因も痛風の原因となりますが、

男性と女性で比較してみると

遺伝的要因による発症は男性で1/3、

女性でも1/5を占めることも判明しました。

環境的要因が主流を占めるものの、

上の実験結果からもわかるように

遺伝的要因も決して無視できないこともわかります。


そこで、もし自分の近親者に

痛風で悩んでいる人がいれば、

自分も将来、罹患するリスクがあると思って、

早めに対策を講じることが大事です。

自分でできる痛風対策もあって、

生活習慣の改善は大きな効果をもたらします。

とくに食生活を見直してみて、

偏った栄養バランスになっているのであれば、

その改善を早急に取り組むべきです。


痛風を発症する患者の多くが、

過剰にエネルギーを摂取している傾向があります。

そこでもし食事のボリュームが多いというのであれば、

少し量を減らすように意識してみてください。


日本には昔から、腹八分目という言葉があります。

この腹八分目を心がけるようにしてください。

腹八分目にして肥満対策をするのは、

高血圧や高脂血症、糖尿病などの予防にも役立ちます。


痛風において、遺伝の力は強力です。

体質が遺伝しますからね。

でも、体質は自助努力によって改善できますので、

根気強い、継続的な努力が必要です。


2022年5月20日金曜日

痛風&ビール 

日常の生活習慣がもたらす痛風の原因の中でも

最大のものとして挙げられるのがビールです。


お酒の中では比較的アルコール度数が低く、

料金も手頃ということもあって

お酒が好きな人にとっては最高の友となってくれるビール。

しかし、これが実は痛風の大きな敵となっている

というのです。


お酒の飲みすぎはよくない。

これはどんなお酒好きの人でも自覚しているものです。

ほとんどの人はできる限り節度を踏まえたうえで

お酒をたしなんでいることでしょう。

しかしお酒によって痛風に良い・悪いがあると意識している人は

ほとんどいないと思います。

ただ、飲むお酒によって痛風のリスクが

かなり異なってくると言います。

その要因はプリン体の含有量にあります。


プリン体はさまざまな飲食物に含まれていますが、

体内に取り入れられた後に

代謝される過程で尿酸を作り出します。

痛風とはこの尿酸が体内に蓄積し結晶化することで

生じるものですから、直接の原因ということになります。

痛風対策、尿酸値の調節のためには

できるだけプリン体の摂取量を減らすことが

まず求められるのです。

このプリン体はお酒の中にも含まれているのですが、

その種類によって含有量が驚くほど異なってきます。

そしてビールは

一般的に飲まれているアルコール飲料の中でも

もっとも含有量が多いのです。


100ミリリットルの用量に含まれるプリン体の

含有量で比較してみましょう。

具体的な数字はもちろん製品ごとに異なってきますが、

ビールは4.5~6.8ミリグラム程度。

これらが体内で

4.8~7.9ミリグラム程度の尿酸を作り出すと言います。

それに対して発泡酒は2.8~3.8ミリグラム程度、

尿酸にして3.2~4.4ミリグラム程度。

価格の点でメリットが大きかった発泡酒ですが、

痛風のリスクを軽減する点においてもメリットを

備えていることになります。


これらに比べて格段に少ないのが蒸留酒。

ウイスキーが0.12ミリグラム程度、

もっとも多いブランデーで0.3~0.4ミリグラム程度、

ワインが0.4ミリグラム程度、

もっとも少ないのが焼酎でアルコール度数25パーセントで

わずか0.03ミリグラム程度。


このように、プリン体の含有量だけを比較しても

ビールがいかに痛風のリスクを抱えた

アルコール飲料かが窺えるでしょう。

なお、現在人気を得ている地ビールの場合は

さらに含有量が高い傾向が見られます。


毎晩のビールが楽しみ、という人も多いでしょう。

職場の同僚や友人たちとの飲み会でももっぱらビールで乾杯、

という人も少なくないはずです。

そんな人は痛風のリスクを抱えた食生活を

送っていることになります。

尿酸値を正常の範囲内に保つためには、

ビール中瓶1本程度に抑えることが必要と言います。

それほど飲まない人にとっては十分抑えられる量でも、

好きな人にとっては少なすぎてお酒を楽しめない

と感じてしまうことでしょう。

その場合には発泡酒や蒸留酒に切り替えたり、

お酒を飲む日を減らしたりして尿酸値の調整を

日々の生活のなかで行っていくとよいでしょう。


ビールは人生の友、最大の楽しみの一つ、という人も

おられますからね。

お酒は楽しく、痛風に差しさわりのない程度に

ほんの少しだけ飲むようにしたいですね。

・・というわけにもいきませんが。

本当に好きな人にとっては。


痛風&手 

痛風の症状と言えば、まず

足の親指に走る激痛を連想する人が多いと思います。

ある統計では初期症状の70パーセントが

この部分から生じるといわれています。

しかし他にも発症するケースはもちろんあります。

手はそんな痛風が生じる可能性がある部位のひとつです。


手に生じる痛風はおもに2ヶ所、手の指と手首です。

このうちより多いと言われているのが手首です。

どちらも日常生活で使用する部分ですから、

症状があらわれるようになると

日常生活に大きな支障をもたらすことになります。


そもそも痛風とは体内に蓄積した尿酸が結晶化し、

遊離したうえで体のさまざまな部位に

沈着してしまうことによって生じます。

尿酸が高い状態が長く続いた結果生じるもので、

足の指の付け根にできやすいのは

遊離した結晶が沈着しやすい部分だからです。

そのためそのほかにも腎臓や心臓など臓器にも

沈着して症状が見られることもあります。

手の症状もこのように尿酸が

蓄積・沈着した結果生じるものなのです。


ただ、足に比べると

手に生じるケースはごく稀と言われています。

そのため痛みを感じた場合には

他の症状も疑ってかかるべきでしょう。

手首の痛みの代表格としてはまず腱鞘炎が挙げられます。

痛みだけでなく手首のこわばりが見られるのも特徴です。

手首をよく使用する仕事、かつては

ミュージシャンによく見られる病気として

知られていましたが、現在ではパソコン作業のしすぎで

発症するケースが増えているといわれています。

痛風と同じく腫れが伴うのも特徴です。


手に生じる痛風では初期症状として起こるケースと、

症状が進行するとともに起こるケースが見られます。

冒頭にも挙げたように、初期症状の70パーセントが

足の指の付け根に起こるわけですが、逆に言えば

30パーセントが他の部位にできることになります。

手に生じる可能性も

ごくわずかながら考えなければなりません。

この場合厄介なのはいきなり激痛の発作が起こるのではなく、

初期段階ではそれほど痛みが伴わないまま始まって

少しずつ進行していくケースもあること。

腱鞘炎をはじめとする他の疾患と間違えてしまったり、

痛風は足の指にできるものだと思い込んでしまった結果

対策が遅れてしまったりといった恐れが出てくるのです。


一方、症状が進行していくにつれ生じる場合には、

その段階まで悪化させないことがもっとも大事です。

足指に生じた際に適切な対策さえ行っていれば

手にまで症状が進行する可能性が極めて低くなります。

その意味では手に生じた痛風は対策が不十分である

という証ともなるでしょう。


痛風が怖いのは、放置したり十分な対策が

行われなかったりして進行していくと、

痛風結節の原因になってしまうこと。

尿酸の瘤が神経を破壊することで

後遺症を残してしまう恐れもあります。

これが手指や手首に出来てしまうと

痛風が治った後も日常生活に大きな支障を

きたしてしまうことになるだけに注意したいところ。

珍しいケースなのでそれほど

神経質になる必要こそないものの、

油断せずに手に気になる症状が見られた場合には

医療機関の診察を受けるなど適切な対策を

行うよう心がけましょう。


結晶化した尿酸は、体内の比較的温度の低い関節などに

沈着しやすいといいますから、手や手指に痛風発作が出ても

不思議じゃないですし、実際に苦しんでいる方もおられます。

足は歩けなくなるので大変ですが、

手はモノが持てなくなるので、それはそれで大変です。

気をつけていきたいですね。


2022年5月19日木曜日

痛風の初期症状? 

痛風の症状といえば

何といっても耐え難い激痛。


発作的に痛みが走ったかと思うとどんどん強くなり、

24時間後くらいのにピークに達します。

そのときの痛みたるや実際に経験したことがない人には

とても理解できないだろうと思えるほどです。

しかも、この想像しただけでも身がすくむ思いになる

猛烈な痛みが数日間も続きます。

短い場合には2~3日程度で済むのですが、

長引く場合には2週間程度に及ぶことも。


このように、ある日突然

症状が発症するイメージが強い痛風ですが、

実際には初期症状と呼ばれる段階があります。

突然の痛みもじつは少しずつ

体内で進行していた異変の結果として起こるものなのです。


痛風の初期症状の代表格はやはり痛み。

耐え難いほどの痛みではないものの、

かなり気になる痛みが続きます。

長時間続くのが特徴で、それが収まると

何事もなかったかのように痛みが引きます。

痛みとともに熱感が伴うのも特徴として挙げられるでしょう。


それから動作、とくに立ち上がった際に

痛みや違和感が生じることもあります。

痛風の症状の実に70パーセントは

足の指の付け根に生じますから、

動作によってこの部分に負荷がかかると

痛みを感じるようになるのです。


そのほかは腫れや変形なども

注意しておきたい初期症状です。

一方の靴だけうまく入らなくなる、

足指だけが妙に腫れている場合に

痛風の疑いを持った方がよいでしょう。


理想としてはこうした初期症状が見られる前に

痛風のリスクを察知しておきたいところ。

それだけに尿酸値の検査は重要です。

尿酸が慢性的に高い状態が長期間続くことが

痛風の原因となるのです。


尿酸値の正常値は7.0mg/dlです。

なお、男女差が設けられていることもあり、

女性の方が低めに設定されていることもありますが、

基本的には男女間の格差はほとんどありません。

この正常値を過ぎると

尿酸が結晶化していくリスクが高くなるのです。

なお、尿酸血が9.0mg/dl以上の人の約90パーセントが

痛風へと進行していくと言われています。


尿酸値が高い状態を高尿酸血症と言います。

この期間が長ければ長いほど

痛風のリスクがどんどん高まっていくことになります。

あるデータによると高尿酸血症から痛風まで

進行していくまで期間は平均で10~15年程度。

突然発症するイメージに対して実際には

じつに長い期間をかけて

症状が進行していくことがわかります。


厄介なのは高尿酸血症の段階では

自覚症状が伴わないことが多いこと。

そのため知らず知らずのうちに症状が進行し、

ある日痛風の症状が急に発症することも多いのです。


また検査で尿酸が高めと診断された場合でも

ついつい適切な対策を行わずに放置してしまい、

痛風の症状が現われてからあわてて対策をはじめる人も

少なくありません。

そのようなことがないよう、肥満気味の人や

お酒が好きな人は、日ごろから

初期症状の有無と尿酸値の状態を確認して

痛風の備えを行っておく必要があるのです。


怖いですね、痛風、高尿酸血症。

この高尿酸血症には、自覚症状がないのが特徴です。

できれば、年に一回でもいいから、血液検査などで

自分の尿酸値の数値はチェックしておきたいですね。


痛風と足首 

痛風は普通足指の付け根、

とくに親指の付け根に生じます。

耐え難い痛みが。


ただ、もともと痛風は体内に蓄積した尿酸が結晶化し、

それが遊離することによって炎症が起こる症状です。

そのため遊離した結晶が付着する可能性がある場所なら

どこにでも症状が起こる可能性があるのです。

たとえば腎臓や心臓など

内臓の器官に付着することもありますし、

腎臓に付着した痛風腎は

とくに厄介な合併症と言われています。


足に痛みが生じた場合には

足指の付け根に限らず痛風の可能性があります。

一度でも足指の付け根に痛みの発作が起こったときには

足のさまざまな部分に発生するリスクを

負ってしまったと判断するべきでしょう。


ただ一方では足は

他にもいろいろな要因で痛みが生じるものです。

とくに痛風患者が増える40代~50代になると

関節の異常などによって足に痛みが起こることも。

そのため痛風との見極めや

適切な対策方法の選択なども重要になってきます。


この見極めをしっかり行うためには

足首に生じる痛みの原因を知っておく必要があります。

足首は歩く際に欠かせない場所であることはもちろん、

歩行の際の衝撃や体重の負担を和らげる

クッションのような働きをしている部分。

それだけに経年による負荷の蓄積や過度な負荷などで

問題を抱えてしまうことも多いのです。

衝突や転倒、打撲といった原因よりも、

日常的な習慣で生じるケースが多く見られるのも

足首の痛みの原因です。


痛風以外の足首の痛みの原因としては、

まずアキレス腱の異常が挙げられます。

事故でアキレス腱が断裂を起こしてしまうこともありますが、

そこまで深刻でなくても

腱に炎症が起こることもよく見られます。


足首からやや上くらいまでの範囲に

痛みや腫れが生じるもので、

激しいスポーツをしている人や、

階段の上り下りが多い人によく見られます。

かかとの痛みと混同しやすいので注意が必要です。


また、アキレス腱そのものではなく、

腱と皮膚、骨の間でクッションの働きをしている

滑液包という部分が炎症を起こすこともあります。

足首の痛みとの関係では、踵上部に生じるケースと、

かかと足首のちょうど境目の奥の方に

生じるケースがあります。


それから過去に捻挫の経験がある人が

足首やくるぶしに痛みを覚えることもあります。

とくにスポーツなど負荷をかけるようなことは

していないにもかかわらず、

痛みを覚えるのが大きな特徴です。


それから後脛骨筋腱機能不全症という症状もあります。

これはかかとが内側に動くことで生じる痛みで、

足首、くるぶしの内側に痛みが生じるのが特徴です。


こうした症状をよく把握したうえで

痛風かどうかを疑ってかかるようにしましょう。

痛風の場合は激痛の発作が起こるので

わかりやすいといえばわかりやすいですが、

適切な治療を行わないと痛みが慢性化するだけでなく、

関節が変形するなど深刻な状態に

発展してしまう恐れがあります。

足首に痛みを感じた場合には

症状や原因となる生活習慣などを確認するよう心がけましょう。


足首が痛いからといって、痛風とは限らない、

ということですね。

ただ、この足首が痛くなってしまうと、

とにかく歩けなくなるので、

病院で診てもらうのが最善かもしれません。

って、歩けないですからね。

タクシーを利用してでも、とにかく病院へ。


2022年5月18日水曜日

痛風とワイン 

痛風対策はアルコール摂取量の制限から

はじめる必要があるとよく言います。

男性が患者の90パーセントを占めるといわれる痛風ですが、

その多くがアルコールを日常的にたしなむ人です。

医療の分野では

アルコールが必ずしも痛風の決定的な要因ではない

との意見もあるようですが、やっぱりかなり

大きな原因になっているのではないかとも思います。


アルコールがどうして痛風の原因になるのか

という点については

尿酸との関わりがよく知られています。

簡単に言えばアルコールを摂取すればするほど

体内の尿酸が増えてしまうのです。

これはプリン体という物質によるもので、

これが体内で代謝される過程で

尿酸を生み出してしまうのです。

アルコール飲料には

このプリン体が含まれているものが多く、

これがお酒をたしなむ人が

痛風になりやすい原因とされています。


ただ、アルコール飲料に含まれる

プリン体の含有量は種類によって

かなり違いが見られます。

もっとも要注意と言われているのがビール。

痛風対策にアルコールの制限が

大事と言われるのもビールが

もっとも一般的なアルコール飲料だからです。


ビールには100ミリリットルにつき

4.5~6.8ミリグラム程度のプリン体が含まれています。

なお、もっとも多いのは紹興酒の10ミリグラム強。

これらがどれぐらい多いのかは

尿酸値を正常に保つための目安となる

ビールの摂取量が1日500ミリグラム、

つまり中ビン1本分であることからも窺えます。

お酒を飲みに行った時に

これだけの摂取量で済ませる人は少ないでしょう。

また自宅での晩酌でも

この程度の量なら物足りなく感じてしまう人が

多いのではないでしょうか?


一方、ウイスキーやブランデー、焼酎といった蒸留酒は

プリン体の含有量が極めて少なく、焼酎では

わずか0.03ミリグラム。


お酒がどうしてもやめられないという人は

ビールよりも蒸留酒を飲んだ方がよい

ということになりますが、

これらのお酒は強い上、風味にクセがあります。

ビールに慣れ親しんだ人にとっては

あまりなじめない可能性もあります。

そんな時にお勧めしたいのがワインです。


ワインの100ミリリットルあたりの

プリン体の含有量は約0.4ミリグラム。

ビールに比べて格段に少ない量となっています。

しかも焼酎やブランデーに比べると

ビールが好きな人でも飲みやすく、

さまざまなお店で豊富に種類が取り揃えられている

というメリットがあります。


また、ワインには

体の老化を防ぐポリフェノールも含まれており、

健康対策にも効果が期待できます。

晩酌にも友人や同僚との飲み会にも

ピッタリの選択肢といえるのではないでしょうか。

なお、アルコール飲料そのものも

体内で代謝される際に尿酸が精製されるため、

たとえワインといえども過剰摂取には要注意。

あくまで適量を心がけたうえで

お酒を飲む楽しみと痛風対策を

同時に行っていくようにしましょう。

なお、尿酸値を維持するための

ワインの標準摂取量は1日200ミリリットルです。


う~ん・・・ワイン、1日に200ml(ミリリットル) ですか。

少ないなあ・・

もっと飲みたいですが、これが限度ってことですね。


痛風の原因? 

痛風は食生活、とりわけアルコールの摂取が

大きな要因と言われています。

かつては美食の人がなりやすい

「ぜいたく病」などとも言われていましたし、

現在では肥満や糖尿病と結びつけて

考えられることが多くなっています。


ただ、実際のところ痛風の原因は

まだはっきりとわかっていない面もあるようです。

「この人がどうして痛風にならないのか」と

疑問になるような食生活を送っている人もいますから。


食生活に関しては数ある痛風の原因のひとつ、

というのが現在の見解のようです。

痛風とは体内に尿酸が蓄積して結晶になって関節などに

付着してしまうことで生じる病気ですから、

尿酸を増やすような要因だけでなく、排出できずに

減らせないことも大きな問題となるのです。


この点をもう少し具体的に見てみると、

食生活の乱れやアルコールの過剰摂取など

食生活がもたらす原因は

全体の20~30パーセント程度と言われています。

意外なほど少ないんですね。


では残りの70~80パーセントはどうかと言いますと

健康上や体質的な問題。

体内で尿酸が過剰に作られてしまったり、排泄が

うまくできなくなってしまったりするからだと言います。


尿酸の正常値は7.0mg/dl以下と言われています。

高い人はできるだけこの数字の範囲内に

もってくる必要があるわけですが、

食事療法を頑張って行っても下げることができる数値は

1mg/dl程度と言われています。

対策の効果は得られるものの、すでに尿酸値が

かなり高い段階になってしまっている人には

抜本的な対策にはならない可能性が多いわけですね。

そのため医療機関では

薬物療法などの治療を行う目安は

9.0mg/dlに設定しているところが多いそうです。


では食習慣以外の痛風の原因について見てみると、

まず遺伝的要因があります。

つまり生まれつき痛風になりやすい人がいるわけです。

患者の約90パーセントが男性と言われていますから、

やはり性別の問題も含め、遺伝的な要素が大きいようです。

両親や親戚に痛風患者がいる人の方が発症のリスクが

高くなるデータもありますし、研究では高尿酸血症の原因

とも考えられている遺伝子の発見も見られています。

この点は今後の研究を待ちたいところですね。


他にはストレス。

ストレス社会に生きる現代人にとっては

非常に大きな要因と言われています。

糖尿病や高血圧など生活習慣病との関わりも

指摘されているストレスですが、

痛風とも関わっていると考えられています。


意外なところでは水分不足。

水分が不足すると尿の量が少なくなり、

尿酸が体外に排泄されにくくなります。

アルコールは飲みすぎると尿酸を増やしてしまうので

摂取量を減らすことが必要なんですが、水分は

逆に不足すると尿酸が増えてしまうわけです。

お茶や水などで尿酸を尿でしっかり排出できるだけの

水分摂取を心がけることが必要です。


他にも糖尿病や高脂血症、高血圧といった病気によって

引き起こされることもあるため、

食生活だけでなく生活習慣全般に注意して心身ともに

健康な状態を心がけたいところです。


「痛風の原因=プリン体」と思われがちですが、

それだけじゃなかったということですね。

遺伝と言われてしまえば、なんだかガッカリなのですが、

今、できることを少しずつやっていくしかないようです。


2022年5月17日火曜日

痛風治療薬? 

痛風の治療は薬物療法が必要かどうかで

大きな境界線ができます。

痛風といえば一度発作が起こると

一生付き合う必要があると言われていますよね。


もちろん、治療を受ける際には

できるだけ負担が少ない方がよいのは言うまでもありません。

薬物療法が必要かどうかは症状の進行状況のほか、

痛風をもたらした原因によっても判断が異なってくるので

具体的な知識を得ておきたいものです。


では薬物療法が不可欠となった場合には

どのような薬剤が使用されるのでしょうか。

じつは痛風治療の薬にはさまざまな種類があり、

それぞれ目的や効果が異なるんです。

尿酸値が高い状態が続くことが痛風の直接の原因ですが、

数値が高くなるには

いくつかの要因が関わっていることをご存知でしょうか。

プリン体が多い食事を摂取する、

摂取エネルギーが多いといった食生活の問題だけでなく、

体内で尿酸が多く作られすぎたり、逆に

うまく排泄されずに蓄積されやすかったり

といった原因でも起こることがあります。

ですから検査で腎臓機能なども調べた上で

その人に適切な痛風治療薬を選択していくことになります。


まず尿酸値を下げる効果がある治療薬から見てみましょう。

もっとも副作用などのリスクがなく安全に使用できるものでは

クエン酸カリウム、クエン酸ナトリウムがあります。

クエン酸は食事療法でも摂取が望まれる成分で、

尿をアルカリ性にすることで尿酸が溶けやすく、

排出されやすい状態へと導いてくれるものです。

尿酸値がそれほど高くない段階で使用すると効果的です。


それから尿酸の排泄を促す効果がある治療薬。

尿酸値が高い場合や、体質的に

尿酸の排泄が十分ではない場合に使用されます。

代表的なところではプロベネシド、ベンスブロマロン

などが挙げられます、

逆に尿酸の生成を阻害するための薬もあります。

こちらは体質的に尿酸が作られやすい人によく使用されます。

代表的なものではアロプリノール、フェブキソスタット、

トピロキソスタットなどがあります。


これらは尿酸値を抑制することによって

痛風を改善する効果が見込める治療薬です。

そのため日常生活の中で摂取していく形となります。

それ以外にも痛風の治療薬があります。

発作が起こったときの痛みを和らげるためのものです。

痛風の発作は耐え難い痛みをもたらすため、

それを抑えるための治療も行わないと

日常生活をまともに送ることが難しくなります。

発作は数日間、長い場合には

2週間も続くこともありますから、

その際の対策にも薬剤が使用されるわけです。


まず痛みを和らげるための治療薬では

インドメタシン、ナプロキセン、プラノプロフェン、

オキサプロジンなどが使用されます。

基本的に非ステロイド鎮痛・消炎薬が使用されますが、

症状が重い場合には

ステロイド薬を使用することもあるようです。


どんな薬を使って薬物療法を行っていくかは

医師の判断が大きく左右するわけですが、

自分がどんな薬を使用するのか、

最低限の知識は身につけておくべきでしょう。


薬はなるべくなら、服用したくはありませんが、

個々によって状態、症状が異なりますので、

ここはひとつ、病院の医師の先生の判断に

従うのが最善かもしれませんね。


痛風の食事療法 

痛風の治療は医療機関での投薬などのほか、

日常生活の中で適切な対策を自分で

行っていくことも大事です。

とくに重要なのが食事療法。

多くの痛風患者は

もともと食生活が乱れがちだと思います。

その点を根本から改める必要があります。


食事療法における最初のポイントがダイエット。

肥満気味の人に尿酸値が高い傾向が見られます。

痛風患者が多い40代~50代は

メタボリックシンドロームが気になる時期です。

糖尿病も痛風と深く関わる病気と言われていますし、

高血圧や動脈硬化なども気になります。

痛風対策だけでなく

広く健康の維持のためにも肥満気味の人は

まず減量を心がけるようにしましょう。

食事の量だけでなく、

暴飲暴食や不規則な食事の習慣など

太りやすい習慣の改善も欠かせません。


それから食事療法のメインといってもよいのが

プリン体の摂取量の制限。

このプリン体が体内で代謝されることで

尿酸が発生されることを

ご存知の人も多いと思います。

ですからできるだけ摂取量を抑えることで、

尿酸の発生そのものを減らすことができるわけ。


プリン体の摂取について注意が必要なのは、

一般的に健康に良いと思われている食材に

含有量が多いケースがあること。

これまでの食生活の中でよかれ

と思って食べていた食材が実は痛風を

悪化させてしまっている可能性もあるわけです。


100g中の含有量で見てみると、

もっとも多い部類に含まれるのが

鶏のレバー、マイワシ干物、あんこう肝酒蒸しで

300ミリグラム以上。

プリン体の1日の摂取量の目安は

約400ミリグラムだけにこれら1品だけで

ほぼ達してしまうことになります。

次いで多いのが豚と牛のレバー、カツオ、

マイワシ、大正エビ、さんまの干物。

100グラム中で200~300ミリグラム程度。

健康によいと言われる食材がずらりと並びます。

レバーは健康に良い食材の筆頭に挙げられる食材ですし、

魚は肉に代えて摂取したい動物性脂肪

と言われているだけに痛風患者は注意が必要です。


一方プリン体の含有量が少ないのは

ごはんやパン、うどん、そばなどの炭水化物、

果物、野菜、ソーセージ、豆腐、牛乳、

チーズ、バター、鶏の卵などです。

カロリーや栄養バランス、動物性脂肪の摂取などに

注意しつつ、痛風対策に効果が期待できそうな食生活を

心がけていくことが求められるわけです。

毎日の献立作りに苦労しそうですが、

ネット上で痛風によいメニューなどを調べながら

計画を立てていくとよいでしょう。


食事療法ではもうひとつ、いかに

体内の尿酸をうまく排出させられるかも

大事なポイントとなります。

その際の鍵となるのが尿をアルカリ性に保つこと。

尿酸はアルカリ性の状態で尿に溶けやすいため、

アルカリ性に保つことが

尿酸値を下げるため欠かせないのです。

そこで役立つのが野菜、イモ類、海藻類など。

野菜はプリン体の含有量が少ないのでとくにお勧め。

またイモ類は健康に良く、適度な食べ応えがあるので

食事制限が必要な人に適しています。

尿酸が作られにくく、排出されやすい体にする。

これが食事療法のポイントとなりそうです。


あれを食べちゃいけない、これも食べちゃいけない。

痛風の食事療法は大変です。

でも、いったい、どんな食品にプリン体が多いのか。

食べる・食べないは別にしても、知っておいて

損はないですよ。


2022年5月16日月曜日

痛風の治療 

痛風は一度発症すると一生

付き合い続けなければならないと言われています。

それだけに予防が大事なわけですが、もし

なってしまった場合には

どのような治療法が行われるのでしょうか。


痛風の治療に関しては

薬物療法が行われるかどうかで大きな境目ができます。

痛風の原因といえばアルコールの飲みすぎなど

食生活の乱れがよく挙げられますが、

そのほかにも腎臓機能の低下など

さまざまな要因が関わってきます。


ですから薬物療法を受けるかどうかの基準は

綿密な検査によって判断されます。

一般的に食事療法をはじめとした

生活習慣の改善で下げることができる尿酸値は

1.0mg/dl程度と言われています。

そして尿酸値の正常値の上限が7.0mg/dlです。

そのため8.0mg/dlが

薬物療法を行うかどうかの目安となります。

この辺りは生活習慣がどの程度深く

原因に関わっているかで判断が異なってくるので、

医師とよく相談しておくことが大事です。


まず食生活。

ポイントは2つ。

プリン体が多い食事を控えることと、

摂取エネルギーそのものを減らすこと。

肥満気味の人や血糖値、血圧が高い人は

とくに摂取エネルギーの制限に注意する必要があります。

それからもちろんアルコールの摂取。

焼酎やブランデーといった蒸留酒は

プリン体の含有量が少ないため

痛風対策によいと言われますが、

アルコールそのものが体内で代謝される過程で

尿酸を作り出してしまいますから、

まず摂取量を減らすことが大事なのです。


ビールなら中ビン1本、ワインなら200ミリリットル程度、

ウイスキーは60mlなど、

目安となる1日の摂取量を踏まえたうえで

対策を行っていきましょう。


それから運動。

肥満の人は痛風になりやすいため、

適度な運動で肥満対策を行う必要があります。

ただ注意が必要なのはあくまで

「適度な」運動を行うこと。

急にハードな運動をすると

痛風の発作の原因となってしまうことがあります。

日ごろ運動不足の人が健康・ダイエット目的で

運動をする場合、どうしても早く結果を実感したくて

いきなりハードな運動をしてしまいがちですが、

最初はウォーキングなど軽い運動で

運動不足の解消からはじめていくようにしましょう。


検査の結果を踏まえた上で

その人に相応しい薬物が選択されます。

もっとも一般的に使用されているのがプロベネシド。

これは体内の尿酸を尿で排泄させるのを促す薬です。

それから体内で尿酸が過剰に作られるのを改善するために

アロプリノールが投与される場合もあります。

すでに症状がかなり進行してしまっている場合には、

痛み止めや炎症の緩和を目的に非ステロイド性消炎鎮痛薬や

抗炎症剤インドメタシンなどが投与されることもあります。


なお、降圧剤や利尿剤が原因で

痛風が発症することもあるため、

他の病気で薬物療法を受けている場合には

それを踏まえたうえで

投薬環境そのものを改める必要も出てくるので

注意したいところです。


痛風=薬物治療というイメージがありますが、

本当は生活習慣の改善こそが重要なんでしょうね。

薬物治療を行っている方も、並行して

生活習慣の改善も続けていただきたいです。


痛風腎とは

痛風とは体内に尿酸が蓄積してしまったことで

それが関節などに付着し、

結晶化してしまうことによって生じます。

その結晶に対する反応として炎症が起こり、

耐え難い痛みをもたらすのです。


この尿酸値が上昇する原因として

よく挙げられるのが食生活。

かつてはぜいたくな食生活を送っている人が

かかりやすい病気と言われていましたが、

現在では食べすぎ、つまり肥満やアルコールの過剰摂取が

大きな原因とされるようになっています。

つまり、尿酸を増やしやすい食生活を送っていることで

蓄積されやすくなっているというわけです。

しかし実際には原因はそれだけではありません。

体内の尿酸がうまく排出されないことで

蓄積が進んでしまう場合もあります。

つまり増えやすい、ではなく、

減りにくい状態になってしまっているわけです。


尿酸とは肝臓で作られ、

腎臓によって尿の形で排出されるものです。

体内の尿酸のうち80パーセントが腎臓を通して

尿で排出される形となります。

腎臓が非常に重要な役割を担っているわけですね。

そのため腎不全など腎臓機能が低下している場合にも

痛風が発症するリスクが高くなります。


そんな痛風と腎臓の密接な関係には

もうひとつ重要なポイントがあります。

それは体内の尿酸が腎臓に蓄積して

機能を低下させてしまうこともあることです。

腎臓の異常が痛風をもたらすだけでなく、

痛風が腎臓の異常をもたらしてしまうのです。

蓄積した尿酸の結晶は体内を遊離することになりますが、

それが腎臓に蓄積してしまうことで生じるのが痛風腎です。

いわば痛風の合併症です。

なお、腎臓だけでなく心臓など他の臓器にも

尿酸の結晶が付着することもあります。


ではこの痛風腎になってしまうと

どのような症状が見られるようになるのでしょうか。

まず当然腎臓の機能が低下します。

するとますます尿酸が体外に排出されにくくなり、

痛風そのものの症状が悪化してしまう恐れがあります。

しかも機能が低下した状態が続くと

慢性的な腎不全の状態に陥ってしまうリスクが高まります。

よく知られているように、腎臓は

一度機能が低下すると治療するのが非常に難しい器官です。

それだけに治療が長引き、

日常生活にさまざまな異常が生じます。


なお、腎臓の異常といえば尿タンパクを

連想する人も多いかもしれません。

糖尿病とのかかわりでよく言われます。

ただ痛風腎の場合は尿タンパクと深く関わる

糸球体に異常が生じることは少ないため

尿タンパクは普通は出ません。

もともと腎臓は異常が生じても

なかなか症状が現われにくい器官

といわれているだけにこの点も要注意です。


さらに痛風腎になると尿路結石が

できやすくなるのも厄介な点です。

痛風の症状だけでも激痛で耐え難いのに加えて

尿路結石の激痛のリスクも負わなければならないわけです。

そのため痛風腎の場合は尿酸値に加えて

尿のph(酸性値)もチェックしておく必要があります。

苦痛のダブルパンチに見舞われないためにも、

日ごろから痛風対策をしっかりと行いたいところです。


怖いですね、痛風腎。

いったん、腎機能が低下してしまうと、

なかなか、元に戻ることは困難なので、

今のうちに、今できることをやっておきたいですね。

なんとか、腎臓を悪くしないように、

尿酸値を下げるようにしたいです。


2022年5月15日日曜日

痛風発作&CRP

痛風では体内の尿酸が原因となっており、

まず注目されるのは尿酸値という値ですが、

これと合わせて考えられる事が多いのが

CRPという値です。


炎症が起こると体内に増えるタンパク質がありますが、

CRPとはそのタンパク質の量を表した数字です。


この数字が高いほど炎症が起きていると判断する事ができ、

痛風の度合いを示す指標の一つとなっています。

普段は気にする事はあまりない数値ですが、

痛風の症状が慢性的に出るという方は

注目する必要もある数値です。


痛風では痛風発作という特有の発作を生じますが、

その際に合わせて起こる事が多いのが炎症です。

この炎症と発作が痛風での大きな症状と言われており、

炎症の度合いもとても強いです。


個人差があり、そのくらいの炎症の度合いかを図るために

このCRPが指標となっているという訳です。

一般的にはCRPの値は0.3mg/dlという値になっています。

体内での炎症で作られるタンパク質は、

ごく微量という事がこの数値から分かります。

ある結果では痛風時のCRPの値は

14.8mg/dlという値が出ており、

痛風時の炎症が非常に強いという事が分かります。


ただし、CRPの値には個人差もあり、

その値そのものよりも、

どの程度変動するかという数字の上下を見る事が

多くなっています。


また、医師などの専門的な方にとっては

症状を判断する一つの材料となる数値ではありますが、

一般的な方からすると

それほど神経質にならなくて良い値とも言えます。


痛風に関して基本的な知識があれば良い

という一般的な方は、

こうした値もあるのかという事だけ

押さえておけばまずは良いでしょう。


これから痛風の予防をしていくという方は

基準の一つとして尿酸値と合わせて覚えておき、

値だけ基準値と比べてどうか

という事を見ておくと良いでしょう。


初期症状で炎症や腫れが見られてきたという方は、

痛風を疑って病院に行くとCRPを測定する事もあります。

痛風は本格的なピークでの症状の前に初期症状があり、

CRPが少しずつ上がっていれば痛風の早期診断に

役立つ事があります。

初期症状の段階で痛風に気付ける方は

多くはありませんが、思い当たる症状が出てきた際には、

早めに病院に行くと良いでしょう。


痛風の炎症は、非常に強い痛みを伴います。

症状が発症した場合は、病院に行って

薬を処方して貰う事をお勧めします。

市販でも炎症を抑える薬などは販売されていますが、

痛風での炎症にはあまり効果がない事も多くあります。

また、選ぶ方に専門的な知識が不足しているため、

適した薬を選びにくいという面もあります。

あまり素人判断での選択は控えて、

早期に病院に行く方が

確実に症状を改善していく事ができます。

痛風発作&膝

痛風発作の際に症状がよく出る部分として

膝があります。


膝は体の中でも関節の代表的な部分で、

軟骨も大きくなっています。

痛風は尿酸という物質が原因となっていますが、

尿酸が軟骨の部分に沈着という現象を起こして

症状が発症します。

尿酸は集まって結晶を作りやすい性質を持っており、

結晶は軟骨の周りに集まりやすい性質を持っています。

軟骨周りに集まってきた結晶が沈着を起こし、

痛風が始まります。

また、膝の軟骨は

尿酸が沈着を起こしやすい部分と言えます。


痛風発作の膝の症状では

赤み、腫れ、熱、痛みといった症状が

よく見られるようです。


また、人によっては痛みを伴わない

痛風結節という症状が起こる場合もあります。

これは大きなコブのような形で

関節が腫れ上がる症状です。

痛みはないですが腫れが大きく、

中身が出てきてしまうという事もあります。

このように痛風の症状には個人差もあるため、

医師によって処方される薬も

人それぞれ基本は同じですが、少しずつ異なっています。


膝に生じた症状は

人によってその症状は異なります。

痛風はまずは医師に相談する事が大切です。

膝の痛みを何とかしたいなど、

部位ごとに処置をしようとせずに

体内の尿酸という根本的な原因を合わせて

解決しないと症状が改善されないため、

曖昧な知識に頼ろうとせずに

専門的な知識を持っている医師に相談して

治療をしてもらうようにしましょう。


2022年5月14日土曜日

痛風発作&ステロイド

痛風発作の症状改善には薬が用いられますが、

そのための薬として用いられる物に

ステロイド剤と非ステロイド剤という二種類があります。

人の体内の両側には腎臓がありますが、ステロイドとは、

その上端にある副腎と呼ばれる部位から作られる

ホルモンの一種です。

このステロイドを用いて作られる薬がステロイド剤、

使わずに作られているのが非ステロイド剤となります。

両方とも痛風発作に使用されますが、

まず使用される事が多いのは非ステロイド剤です。


腎機能に障害がある場合や胃潰瘍などがある場合は

非ステロイド剤が使用できないため、

ステロイド剤が使われます。

また、痛風の痛みには個人差がありますが、

この痛みが強い場合もこのステロイド剤が使われます。

痛みが強い場合にステロイド剤が使われるという事は、

最初からステロイド剤を使えば良いのではと

考える方もいますが、ステロイド剤は効果もありますが

その分副作用も多い薬です。

そのため、なるべくなら負担の軽い

非ステロイド剤で治療できる方が

体に負担を少なく症状を改善できます。


非ステロイド剤として用いられる薬の例としては

ナイキサンがあります。

また、ステロイド剤としては

プレドニンやデカドロンなどがあります。

これらについて一つ一つ詳しい事を

把握しておく必要はあまりありませんが、

医師から処方された際にこれらがステロイド剤なのか、

非ステロイド剤なのかという

見分けが付くくらいにしておくと、

安心して薬を服用する事ができます。

ある程度の意味は覚えておくと良いでしょう。

痛みは個人差もありますが、

非ステロイド剤で十分効果が出る方も多いです。

まずは医師の指示に従って処方された薬を

飲むようにしましょう。


ステロイド剤を服用する際の副作用としては

精神的に情緒不安定になる、骨の強さを低下させてしまう、

高血圧を助長してしまうなどがあります。

もちろんステロイド剤を服用したからといって

全ての方がこうした副作用が生じる訳ではないため

基本は大丈夫と言えますが、

量を守らずに飲んだり医師からの指示に従わずに飲むと

副作用の危険性も高まるので注意が必要です。

また、ステロイド剤は直接、炎症や腫れのある患部に

注射して使われるというケースもあります。


ステロイド剤にしても非ステロイド剤にしても、

服用の際には十分に注意して飲むようにしましょう。

基本は医師からの指示にしっかりと

従う事は大切です。

痛風発作&ロキソニン

痛風特有の症状に発作と炎症がありますが、

ロキソニンはこの症状を抑えてくれる働きを持っています。

痛風での痛みは堪え難い痛み、激痛と評する方も多く、

多くの病気の中でも痛みに関しては

トップレベルの症状を持っている病気と言えます。

薬を使わずに乗り切れるという方は少ないと見られ、

それ以外の薬に頼る方の多くに使用されているのが

このロキソニンです。


特に痛風に一度かかってしまい、

そこから年に数回症状が再発するという方には、

必須の常備薬として需要のある薬です。


痛風発作や痛風の炎症を抑えるための薬には、

ステロイド系と非ステロイド系の二種類がありますが、

ロキソニンは非ステロイド系です。

非ステロイド系の方が副作用が少なく、

安心して使用する事ができます。

そのため多くの方に使用しやすい薬となっています。

同じ非ステロイド系の薬でもロキソニン以外に

ボルタレンという薬もあります。

こちらの方が痛みを抑える効果としては高くなっています。

しかしその分体への負担は大きく、副作用の可能性も

ステロイド系までではないにしても高くなります。


ロキソニンはこのように、痛風の症状が発症した方は

お世話になる方が多い薬なので、

痛風にまだかかっていないという方も

名前くらいは覚えておいて良いでしょう。

また、痛風の再発が心配という方は、

市販のロキソニンを準備しておく事をお勧めします。

これで本格的な症状もある程度対策する事ができるため、

とても安心です。

ですが極力使わなくて済むように、

健康的な生活は継続していく事をお勧めします。

また、服用する際は量などを十分気を付けて

飲むようにしていきましょう。

痛風発作&コルヒチン

痛風発作は大きく三つの段階に分ける事ができ、

初期、ピーク時、症状が引いていく、

という段階に分けられます。

このうち、初期症状は1日から3日ほどの期間があります。

炎症や赤みなどが関節に見られ、

痛風の症状が軽くなったような形で現れます。

この時に痛風という事に気付き、

ピークの前に手を打てれば、

ピーク時の症状を緩和できたり

ピークが来るのを回避する事ができます。


この初期段階での症状緩和に役立ってくれるのが

コルヒチンという薬です。

コルヒチンは痛風の治療ではよく知られた薬で、

初期段階での症状改善に

有効な薬として知られています。

初期段階にのみ有効で、本格的に

症状が発症した後で飲んでも効果はありません。

そのため、前もって初期段階での

前述のような症状を把握しておき、

似た症状が出た時にコルヒチンを飲む

という対処の仕方になります。

コルヒチンはイヌサフランという植物が

原料になっています。

ユリ科の球茎の一種で、なんと

紀元前から知られている薬だそうです。


痛風は尿酸が結晶を作り、

関節の軟骨に沈着する事で起こる症状ですが、

コルヒチンはこの結晶を作って沈着を起こす

尿酸の働きを阻害する役割を持っています。

これによって沈着を軽度で抑える事ができ、

本格的な症状の緩和に繋げる事ができます。

また、より早く気が付く事ができれば

症状が発症せずに済む場合も時にはあります。

痛風は激痛が伴うとても重い症状が出ますが、

コルヒチンを飲むと

こうしたつらい症状を回避する事ができるのです。


また、コルヒチンは飲む量もとても少なくて済みます。

1錠飲めば十分に効果が期待できます。

逆にそれ以上飲んでしまうと逆に

副作用が生じてしまう場合があります。

腹痛や嘔吐、下痢などの症状が副作用として起こり、

その程度も激しくなる事が多いです。

いくら痛風に効くからといっても飲み過ぎは禁物で、

必ず服用の仕方は守らないといけないという事です。

痛風は心配になって沢山薬を飲んでしまう

という方もいますが、これは逆効果を招きやすいため、

必ず医師から言われた事を守って

服用していく必要があります。

痛風が起こった時のために備えておきたいという方は、

ぜひコルヒチンを覚えておきましょう。

2022年5月13日金曜日

痛風&かかと 

かかとの痛みには

さまざまな原因が考えられます。


日常生活の中で

あまり異常を意識することが少ないだけに

急に痛みを覚えた時は不安になるものです。

かかとの痛みはおもに骨や関節の異常ですが、

それ以外の原因で発症することもあります。

そんな原因のひとつが痛風です。


ではまず

かかとの痛みの原因についてみていきましょう。

おそらくもっとも多いのがアキレス腱に生じる異常。

この部分は歩く際に必ず使用するところですから、

炎症を起こすことも多いのです。


アキレス腱の炎症には大きく分けて2つ、

アキレス腱皮下滑液包炎と呼ばれるものと、

アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎

と呼ばれるものがあります。


後者はその名の通りアキレス腱そのものや

その周囲に炎症が生じたもの、

前者はアキレス腱とかかとの骨、皮膚の間で

クッションの働きをしている滑液包

という部分に炎症が生じてしまうものです。

どちらもかかとの上部に痛みや

腫れが生じるのが特徴です。


それからかかとの下、

足の裏に生じるのが踵骨下滑液包炎です。

こちらも滑液包が炎症を起こすことで生じる痛みです。

さらにアキレス腱皮下滑液包炎とほぼ同じ位置、

やや奥の方に痛みを感じるのが踵骨後部滑液包炎。

これら炎症による痛みは日々の生活の中で

いつのまにか発生することがあるので

注意が必要でしょう。


もうひとつ気をつけたいかかとの痛みが骨折です。

かかとは頑丈な部分のため、衝撃や打撲によって

骨折する機会は少ないと思いますが、

日常生活の中で使用し、歩くたびに

地面から衝撃を受け取っているところだけに

疲労骨折の可能性があります。

骨折のタイプには

Ⅰ型~Ⅲ型の3種類があります。

おもに過度のスポーツによって発生しますが、

日常生活の中で発症するリスクがあると

言われています。


このように、かかとの痛みは

まずこうした炎症や骨折を疑ってかかる必要があります。

そのうえで痛風の疑いをかけるべきでしょう。

実際のところ痛風が原因で

かかとの痛みが起こることは珍しいです。

ただ、他の部分に発生する痛風の症状と同様、

激しい痛みを感じることになるそうです。

あの耐え難い痛みは

経験者なら誰でもわかってくれると思いますが、

かかとの場合は発生するともう歩くことは

できなくなってしまうでしょう。

それどころかちょっとした動作、体重をかけなくても

を動かしただけでも痛みを感じるようになってしまう

とも言われています。


痛風の発作は短くて2~3日程度、

長い場合には1週間以上続きます。

かかとに発作が起こった場合には

身動きも満足にできないような状態に

陥ってしまうでしょう。

一度でも痛風の疑いがある発作が

かかとに起こった場合には

病院で診察と治療を受けるべきです。

先にあげた炎症や骨折との見極めも

しっかり行いつつ適切な対策を行うよう心がけましょう。


かかとは あまり痛みが強くない場合には

ついついそのまま放置してしまうことも多い部分ですが、

さまざまな原因が潜んでおり、放置しておくと

深刻な状態に発展してしまったり、

慢性化してしまったりという恐れもあるのです。


足が痛いから痛風とは限りませんが、

痛風じゃないだろうと思っていても

痛風かもしれない、ってことです。

わかりにくいですが、ここはやっぱり、

病院の診察を受けるのがベストかもしれませんね。

どうぞ、お大事になさってください。


痛風&食事 メニュー 

食生活の改善は痛風の大事な対策のひとつです。

もともと美食の人になりやすい

と言われていた病気ですが、

現在では食べすぎ、飲みすぎ、あるいは

バランスの悪い食生活といった

日常生活上の問題が大きな原因になると言われています。

思い当たる人も多いのではないでしょうか?


痛風によい食事のメニューとは

簡単に言ってしまえばカロリーが控えめで、

栄養バランスが取れていて、

プリン体の摂取量が少ないものです。

肥満と高尿酸血症との間には

とても深い関わりがありますから、

肥満気味の人はまずカロリー摂取量を減らして

減量を目指す必要があります。

しかも栄養バランスが取れていないと

体の健康状態のバランスが乱れてしまいます。

とくに尿酸の場合は

尿をアルカリ性に保つための食生活が求められます。


痛風にぴったり合った食事のメニューとして

お勧めなのが肉じゃが。

栄養バランスがよく、肉もとれて

食べ応えもある最高の食材でしょう。

しかも日常的に食べることができる点も魅力です。

野菜やイモ類を無理なく摂取できるため、

尿酸を尿に溶けやすい状態へと導いてくれます。

疲労回復効果もあるので中高年の男性にピッタリです。


イモ類をうまく取り入れたメニューなら

サトイモの煮っころがしもお勧めです。

ご飯と合うのがなんといっても魅力ですが、肥満の解消、

とくにコレステロール値の調節に効果を発揮してくれます。

イモ類は全般的に痛風対策によいのが特徴ですが、

野菜だけでは食べ応えがないと

不満を持っている人の対策にもピッタリです。

他にもサトイモには尿をアルカリ性にして

尿酸の排出を促す効果や、

血圧を下げる働きもあります。


低カロリーのメニューで

おすすめなのが焼きたけのこ。

健康によく食べ応えのある食材ですが、

メニュー作りに苦労する食材でもあります。

焼きたけのこはシンプルですし、

ご飯との相性もピッタリ。

豊富なアミノ酸は栄養補給に役立ちますし、

ビタミンB群、C、Eといった健康によい栄養分も

含まれています。

さらに、たけのこも尿酸が

尿で排出されるのを促す働きがあります。


肉が好きな人はカロリーを考えて

鶏肉を積極的に摂取しましょう。

お勧めなのが手羽元。

コラーゲンが豊富に含まれており、

加齢による衰えが目立ち始めた体の改善にも

役立ちます。

低カロリーで肥満対策にも役立ちますし、

野菜とうまく組み合わせれば

痛風対策にも効果が期待できます。

お勧めはシチュー。

うまく煮て余分な脂分を除けば

ますます健康的な食材になってくれるでしょう。


このように、単に尿酸値を下げることを

目的にするのではなく、あくまで日々の生活の中で

気軽に作れるメニュー・食材であること、

長く続けるためにも食べ応えや食べる楽しみを

味わえるものであることが前提条件になります。

プリン体の少ない食材を調べながら自分なりに

いろいろと工夫してみてはいかがでしょうか。

ダイエットや高血圧、動脈硬化をはじめとした

生活習慣病の予防にも役立ってくれるはずです。

もちろん、食事量そのものの制限も

忘れないようにしましょう。


痛風の食事メニューは、

いつの時代も苦労するものですが、

食べ過ぎないように気をつけながら、

少しずつお食事をいただく、

というのがコツかもしれませんね。


2022年5月12日木曜日

痛風結節? 

痛風はできるだけ早く治療を受けることが大事です。

投薬治療など医療機関で受ける対策だけでなく、

食生活をはじめとした日常生活で行う対策も必須です。


しかるべき対策を行わないと

発作が何度も繰り返されるだけでなく、

その間隔が短くなったり、足指の付け根だけでなく

膝などにも起こったりすることもあります。

さらに何度も発作が繰り返されることで

その部分が炎症を起こして

関節炎を起こしてしまうこともあります。


それから、痛風の治療を怠ると

別の病気や症状が生じることもあります。

たとえば尿路結石。

これも激痛をもたらす症状でおなじみです。

ほかには腎障害や虚血性心疾患、そして

もっとも多いのが痛風結節です。


この痛風結節とは簡単に言えば尿酸の瘤です。

そもそも痛風のあの耐え難い激痛は

体外に排出されずに蓄積した尿酸が

関節や軟骨、皮膚組織、腱などに

付着することで生じるものです。

この尿酸がどんどん蓄積・沈着していくと

肉芽腫組織という瘤状のものが作られていくのです。

これが痛風結節です。


痛風結節の特徴は痛みがないこと。

痛風そのもののような激痛はありません。

ただし高尿酸血症を放置しておくと、

瘤はどんどん大きくなっていき

皮膚から膨れ上がった状態になります。

そうなると当然その部分の関節を

動かしにくくなるといった問題が起こります。

とくに足にできると靴が履きにくくなったり、

歩きにくくなったりしてしまいます。

さらにもっと恐ろしいのが関節へのダメージ。

痛風結節が大きくなっていくにつれて

関節が変形してしまったり、場合によっては

破壊されてしまったりすることもあります。

そうなると痛風の治療・対策だけでは

済まなくなってしまいます。


なお、痛風結節は

体温が低いところにできやすいといいます。

おもなところでは

痛風が起こりやすい足の親指の付け根のほか、

くるぶし、アキレス腱、さらに肘にもよくできます。

さらに意外なところでは

耳たぶにも発症するケースがあるようです。

痛風が発症してから

痛風結節ができるまでの期間は数年くらい。

かなりの間があるのも特徴で、その間

どれだけ適切な治療を行ってきたかが

発症するかどうかを決める鍵となります。


痛風結節を防ぐためにはやはり尿酸値を下げることが第一。

4.0~7.0mg/dlの正常値の範囲内に尿酸値を抑えることで

瘤を少しずつながら小さくしていくことができます。


通常、痛風結節は治療・対策を疎かにすると

なりやすいと言われています。

ですから逆に言えばしっかりとした治療・対策を行っていれば

発症するリスクは低いともいえるのです。

実際、痛風患者の中で痛風結節が起こるケースは

少数派と言われています。


食生活の改善や制限は辛いものですが、

症状がもっと深刻にならないためにも、

やはり我慢して続けていく必要があるでしょう。


痛風&膝 

痛風の症状といえば強烈な痛み、

とても耐えられないくらいの痛みが発作的に起こります。

この痛みは一度経験したことがないと

決してわからないでしょう。

また赤くなったり腫れが生じたり、

熱を帯びたりすることもあります。

発作が繰り返し生じることもあり、仕事どころか

日常生活に支障をきたしてしまうこともしばしば。

こんな状態がこのままずっと続くなんて

とても耐えられないと思うほどです。


そんな痛風の痛みは足の指によく見られます。

腫れあがって靴が履けなくなってしまうことも。

それだけでも十分厄介なのですが、さらに

膝に痛みが生じることもあります。


40代前後くらいから膝の痛みを感じる人が増えます。

かくゆうわたしもその一人で、階段を上がる時とか、

急に立ち上がるときなどに

痛みや違和感を覚える機会が増えています。

そのため、その痛みが関節痛なのか、

それとも他に何か原因があるのか

よくわからないことも多いのです。


膝の痛風の特徴は、他にも足の付け根や関節部分にも

激痛が起こるケースが多いこと。

それだけに苦痛がさらに増します。

当然立ち上がることもできず、

座り込んだり寝転んだりしたまま

痛みにのた打ち回るような形となります。

通常の痛風の発作と同じように一日ぐらいかけて

痛みがピークの状態になり、

その後2~3日程度続きます。


怖いのは発作を何度も繰り返し、

さらに慢性化してしまうことがあること。

それから何度も繰り返すことによって

その部分に炎症が起こり、関節炎が発症、

それが慢性化するケースもあることです。

関節が変形すると歩行障害などの問題を

引き起こす恐れもあります。


痛風の症状は夜中に起こることが多いです。

いきなり痛みが走ったかと思ったらどんどん強くなり、

とても眠れない状態のまま夜を過ごすことになります。

満足に歩けないと日々の通勤はもちろん、

日常生活のすべてに支障をもたらしてしまいます。

一度でも発作が起こった場合にはできるだけ早い段階で

しかるべき治療を受けるべきということなのでしょう。


また、激しい膝の痛みが慢性化している場合には、

痛風の疑いがあります。

これまで挙げてきたように放置しておくと

発作が何度も繰り返されるほか、

起こる間隔がどんどん短くなっていくといいます。

遺伝的な要素など意外な原因から痛風が

発症することもあるため、

自分は痛風とは縁がないと思っている人も油断せずに

気になる症状が見られた場合には疑ってかかりましょう。


痛風 初期症状と女性 

痛風の初期症状や本格的な症状は

女性にも見られるようになっています。


中高年の男性に多い病気と言われてきていましたが、

最近では女性や若い方々にも

見られるようになってきています。


症状としては男性と大きくは変わらず、

非常に強い痛みを伴う発作や炎症が生じます。

男性だけでなく女性も注意していく必要があるのです。

痛風の初期症状でまず挙げられるのは関節のしびれです。

特に足の指や膝などはしびれを感じる事が多い部位です。

尿酸が溜まりやすい部分であるのがその理由です。


また、腫れが出てくる事もあります。

痛風の本格的な症状が始まると痛風結節という

コブのような大きな膨らみが生じますが、

これほどまでではないにしても

比較的大きめの膨らみになる事があります。


初期症状は1日から数日程度続いた後、

本格的な症状発症という形になりますが

この間に少しずつ大きくなっていく

という事もあります。

女性によっては靴を履く時に

少し気になるという事もあります。

腫れと合わせて赤みもあります。

こちらも本格的な症状の際には

かなり真っ赤になりますが、

初期段階では赤くなっているなと

そのまま見過ごしてしまう事も多いです。


もう一つは炎症です。

炎症が起こるとその部分は熱を持ち、

痛みやかゆみを生じます。

本格的な症状の際には

痛風発作とも呼ばれる強い痛みとなりますが、

初期症状ではまだ耐えられる

ちょっとした痛みである事が多いです。

しびれと合わせて

少しぴりぴりとした感覚になる事もあります。

また、足の指に多く出る事は多いですが

他の部位にも出る事があり、

数カ所に同時に出る事もあります。

こうした色々な部位に出るとおかしいな

と気が付く方もいます。


気を付けたいのは、やはり、こうした症状を

痛風の初期症状として

気がつけない方が多いという事です。

気にはなりながらも

苦になる程の痛みなどではないため、

こうした事もたまにはあるかなという様に

甘く見てしまいがちです。

こうした事を知識として学んでいれば

未然に症状を防ぐ事ができたかもしれません。

痛風発作の痛みは激痛なので、できれば

防げる事にこした事はありません。


予防の際にできるのは、

男性と同じく水を沢山飲むという事と、

初期症状に効果的な薬を飲むのが有効です。

水は体内の尿酸を排出しやすくしてくれるため、

多めに飲む事をお勧めします。

1日に2リットル程度飲めると理想的です。

トイレが近くなりますが、

尿として尿酸を排出してくれます。

また、初期症状にはコルヒチンという薬が効果的です。

本格的な症状が生じる前に

食い止める事ができる場合もありますし、

本格的な症状が生じても痛みを和らげる事ができます。

男性でも女性でも基本の予防、対策方法は変わりません。

日頃からできる事を行うように心掛けておきましょう。


痛風の初期症状 女性 尿酸値

痛風は中高年の男性に多い病気とされています。

痛風の原因となる物質は尿酸という物質で、

これが体内の関節部分の軟骨に損傷を与える事で

症状が引き起こされます。


この尿酸の物質を作る元になっているのが

食べ物に含まれるプリン体と呼ばれる物質です。

体内でエネルギーの元になる物質ですが、

エネルギーになる際に副産物として尿酸を生じるのです。

プリン体は身の回りにある様々な食べ物に含まれていますが、

多く含まれている物とそうでない物があります。

多く含まれている食べ物の代表例が

ビールとお酒のおつまみです。


ビールは男性の方は飲む機会が多いという方も多く、

またそれに合わせておつまみを食べる事も多くあります。

おつまみは特に肝類に多くプリン体が含まれており、

あんこうの肝や白子などが代表例です。

お酒のつまみとして好きな方も多いですが、

多く摂りすぎてしまうとプリン体が

過剰になってしまいます。

若い方でもビールやおつまみは食べますが、

中高年の方は摂る量が変わらないのに対して

体の代謝機能は衰え始めます。

体内の尿酸も排出されにくくなり、

尿酸値が高まってしまうのです。


このような仕組みで起こる痛風ですが、

女性の方にも最近は見られるように

なってきています。

痛風の初期症状として

関節にしびれや炎症を感じる事が多くありますが、

こうした症状が出るという女性の方は増えています。


以前は中高年の男性の病気と言われた痛風が

なぜ女性にも起こるようになってきたかと言うと、

生活習慣の変化が大きな原因として挙げられています。

尿酸は体内で作られる量も問題ですが、

上手く体外に排出されるという面も大切になります。

生活習慣の変化により、この機能が低下する事が

多くの女性にも見られるようになってきています。


女性は男性よりもビールを飲むという方は少なく、

プリン体を摂る量も少ないので

痛風のリスクは低いとされてきていました。

しかし女性も最近は仕事などで

食事や睡眠が不規則になったり、

ストレスを大きく感じるという方も増えてきています。

食事はビールは飲まないものの肉類が多くなったり、

糖分が多い物もプリン体を多く含んでいる物があります。

間食などで多く摂っている女性の方も多いため、

初期症状や痛風の本格的な症状の発生を助長しています。

睡眠も不規則になると体が十分に休まらず、

代謝機能などが低下しやすくなり

尿酸の排出が上手く行かなくなってしまいます。


また、ストレスを感じる方も増えています。

ストレスは体に大きな負担をかけますが、

エネルギーを多く消費します。

プリン体もエネルギーに変えられますが、

尿酸が多く生じるという事になります。

ストレスは血管も細くなり尿酸の排出が

上手くいかなくなるため、

痛風になりやすくなるのです。

このように、痛風は男性だけでなく

女性の問題にもなっているのです。

痛風のリスクは心配ですので、

健康に気を使った生活習慣に

改善していきましょう。


痛風の初期症状 足の甲 

痛風の初期症状は足に生じる事が多いですが

その中でも特に起こりやすいのが

足の指の付け根です。


約7割ほどがここから生じると言われていますが、

他の部位として比較的

初期症状が出やすいのが足の甲です。

足の甲は面積が広く、

体重からの負荷がかかりやすい部分でもあります。

血流なども鈍くなりやすく、

尿酸の結晶が溜まりやすい部分なのです。

足の甲に違和感や異常を感じる場合は

痛風を疑ってみると良いでしょう。


初期の症状としては赤みが生じます。

他の部分では赤みがピンポイント的な形で

生じる事が多いですが足の甲は面積が大きく、

足首から足の上面に広がる面積全体に渡って

症状が出る可能性があります。

赤みが全体的に広がるので、

足の指などよりも見た目的にも違和感を感じやすく、

そのまま放置する方は少なくなっています。

私の場合は足の指に初期症状が出たため

分かりにくくそのままにしてしまいましたが、

足の甲に出る方はまだ良いと言えるかもしれません。


赤みだけでなく腫れも生じる場合があります。

本格的な症状が始まると腫れもかなり大きくなるため、

靴を履こうとすると

痛くて履けないという事も多々あります。

初期段階ではここまでの痛みはなく、

少しちくちくとした痛みを感じるくらいの

違和感がまずは生じます。

初期段階はここから症状が進行するという事は少なく、

この状態から急激に本格的な症状に移行していきます。

痛みよりもかゆみのように感じる方もおり、

この辺りの症状の出方は人によって個人差もあります。


また、炎症も起こります。

炎症も痛みに通じる部分がありますが、

ひりひりとした感覚があり、

靴下などで布地が擦れると痛みを感じます。

炎症は熱を持っており、冷やしても

あまり熱は引いていきません。

赤みもかなり広い面積に広がる事が多いです。

足の裏や指にできる初期症状に比べると

足の甲は接触する部分が少ないため歩きやすく、

病院にも行きやすいです。

なるべく早めに病院に行く事をお勧めします。


また、足の甲はスポーツをしている方などは

激しい運動により足の甲に負担がかかり、

それによって炎症などが生じているという、

別の症状の可能性もあります。

そのため、痛風かどうかは医師に診て貰った方が確実です。


何にせよ見た目は分かりやすいので、

赤みが全体的に広がっていたら

まずは早い段階で病院に行きましょう。

痛風の症状が本格的に発症する前に

薬を飲んで処置ができれば、

大きく激しい痛みを感じる可能性も低くなります。

一番良くないのは自分の判断で大丈夫だろうと

そのままにする事です。

痛風は重大な病気なので可能性を感じたら

なるべく早く病院に行き、

対策をするようにしましょう。


また、自分ですぐにできる対策としては

水を飲むという方法があります。

尿として尿酸を排出する事ができるので、

病院に行くまでに少し間が空いてしまうという方は

2リットルを目安に沢山飲むようにしましょう。


2022年5月11日水曜日

痛風の初期症状と足裏 

痛風の初期症状として

足裏に痛みや炎症などを生じる方もいます。


痛風の初期症状として一般的に起こりやすいのは、

足の指の付け根の関節部分で、

初期症状が起こる方の約7割がこの部分に生じます。

ですが症状はやはり個人差があるため、

足の裏に症状が出るという方もいます。

これから痛風の予防をしていこうと思っている方は

ぜひ初期症状の特徴などを把握しておいて欲しいと思います。


痛風の原因は尿酸という物質です。

食べ物にはプリン体という物質が含まれており、

プリン体がエネルギーに変換される際に

副産物として生じるのが尿酸です。

体内に基準値を超えない範囲で存在するならいいのですが、

基準値を超えて存在していると痛風の原因になります。

尿酸はいくつか集まると結晶を作り、その結晶が

関節の軟骨にダメージを与える事で症状が生じます。

結晶が溜まりやすい部分に症状が出やすいという事なのです。

足の指はカーブを描いており、血流が滞りやすい部分です。

そのため尿酸が溜まりやすく初期症状として

一番始めに出やすい部分ですが、

足の裏も人の体の末端で、こちらもカーブを描いているため

尿酸の結晶が溜まりやすい部分なのです。


症状としては足の指と同じく、まずは腫れが生じます。

大きな腫れではありませんがかゆみなどを伴い、

少し歩いていたりすると気になるという程度の症状です。

このあまり強くないかゆみなどが

初期症状を軽視してしまう原因となっています。

足の裏に腫れやかゆみを感じたら、

痛風の初期症状ではないか疑ってみましょう。

合わせて生活習慣などを振り返って、不規則になっていたり

ストレスを感じていたりする事が多いと感じる方は、更に

痛風の可能性は高くなります。


また、炎症が起こる場合もあります。

炎症はかゆみとも似た感覚になりますが、

少しひりひりした感覚がある症状です。

炎症はその名前の通り熱を持っているため、

日焼けをした時のような痛みがあります。

また、靴下をはいて歩いていても

違和感がある事が多くあります。

こちらも足をしっかり洗っていなかったかななど、

足のケア不足と勘違いしてしまう事もありますが、

合わせて腫れなどもある場合は痛風を疑った方が良いでしょう。

炎症と腫れとかゆみはセットで生じる場合が多いです。

足の裏の症状は日常生活の中で気になるので困る事も多いです。


こうしたことが初期症状として挙げられますが、

まずは放っておくという事はせず、

痛風の可能性を疑いましょう。

できればその段階で病院に行けると良いでしょう。

痛風だと診断されれば、すぐに本格的な症状発生の前に

予防処置のための薬を服用する事ができますし、

痛風でなければ診察代はかかりますが、

痛風でないだけまだ良いと言えます。

初期症状の段階で飲んでおく

コルヒチンという薬がありますが、

これを病院で処方して貰える事が多いです。

1錠飲んでおくだけで痛風の本格的な症状を軽減させたり、

発症させずに済む場合もあります。


痛風とは? 

痛風とは体内に尿酸が溜まる事で起こる病気です。

主に体の関節部分に尿酸が溜まる事で

痛みや炎症を伴い、発作が生じます。


その発作の度合いや痛みは

一般的な病気のものとは大きく異なり、

かなり大きな痛みが生じる事も多いです。

そのため、その特有の発作の症状として、

痛風発作と呼ばれます。

特に40代過ぎからの中高年の男性の方に

多く発症する病気ですが、

最近は若い方でも症状が起こる事があり、

より多くの方が患う可能性がある病気となっています。


痛風の原因となる尿酸は、体の中で

エネルギーが消費される際に生じる、

ごみのようなイメージの物質です。

尿酸の元になる物質がありますが、

それはプリン体と呼ばれる物質で、

身の回りの口にする様々な食材などに含まれています。


その中でも代表的なのがビールです。

ビールはプリン体が特に多く含まれている飲み物で、

定期的に摂取していると、体内に蓄積される

プリン体も多くなっていきます。

中高年の方に痛風が多いのはこのためで、

ビールから摂取するプリン体が尿酸に変化する事で

体内の尿酸値が大きくなり、

痛風に繋がるという事が多くあります。


尿酸は体の各部位の関節の軟骨に沈着する

という性質を持っています。

血液中に尿酸が多くなると、

尿酸同士が結びついて結晶を作ります。

この結晶が沈着を起こし、軟骨に

ダメージや損傷を与える事で、

痛風の炎症の原因となります。

その痛みは非常に激しく、

激痛とも言われるほどの痛みが伴います。

また、その痛みは一時的なものではなく、

一週間から10日ほどの期間で続く事も多いため、

注意が必要です。

また、改善しても再発する可能性もあり、

一度なってしまうと

継続して予防や対策が必要な病気です。


痛風は前述のように中高年の方に多い病気

と言われてきましたが、最近は

比較的若い方にも多く見られる病気となっています。

現代社会は変化の激しい時代となっており、

仕事が忙しく、生活習慣が不規則になる

という方も多いですが、この不規則な生活習慣が元となり

痛風が引き起こされる事が多くあります。

若い方でもこうした生活習慣の乱れが、

以前よりも大きくなっており、

中高年の方だけでなく、若い方にも

関係が深い病気になりつつあります。


その反面、痛風は女性には

比較的少ない病気となっています。

プリン体が多く含まれるビールは

男性が好みやすい飲み物ですし、

他にもプリン体が多く含まれるお酒のおつまみなどの珍味も、

男性が好みやすいものが多いです。その


ため、女性は比較的発症しにくい病気と言えます。

ですが、油断はできないため、

特に年齢が高めになってきた時期からは、

関節の痛みには気を付けておきましょう。


痛風は本格的な発作が始まる前に、

初期症状が見られる事が多いです。

足や膝の関節に痛みが生じるというのがその代表的なもので、

本格的な症状ほどではないですが、痛みや腫れが

関節部分に生じるようになります。

リウマチなどの関節痛の可能性はありますが、

一定期間継続して症状が出ている場合などは、

痛風を疑った方が良いでしょう。

一度なると対策が大変なため、なるべく

毎日の生活の中で予防を行っていきましょう。


痛風と女性 

痛風は女性よりも男性の方が

なりやすい病気と言われています。


理由として、女性の体内に多く存在する

女性ホルモンが関係しています。

男性にも女性にも、男性ホルモン、女性ホルモンの

二つの物質が体内に存在しています。

男性は男性ホルモンが、

女性は女性ホルモンが優勢になっており、

そのバランスをホルモンバランスと呼びます。

女性に多く存在する女性ホルモンは、

尿として尿酸を排出する働きを強く持っており、

生じた尿酸をスムーズに排出できる体質になっています。

そのため、男性の方が

痛風になりやすいというのが理由です。


男性よりも女性の方が痛風にはなりにくいのですが、

最近はこの傾向に変化が見られるようになってきています。

女性でも痛風を患う方が増えてきており、今は

男性、女性問わずかかる病気として再認識されてきています。

また、以前は中高年の方に多かった病気ですが、

これも若年層の方にも症状が発症するようになってきており、

幅広い方に起こる可能性のある病気になっています。

そのため、予防や対策は誰もが意識して行う必要があるのです。


こうした変化の元になっているのは、生活習慣の変化です。

日本は以前よりも生活が豊かになり、ファーストフードなどで

手軽にカロリーが高い食事をする事ができます。

食事をしっかり摂る事ができるようになった反面、

過剰に食事で栄養素を摂りすぎてしまう方も多く、

男性だけでなく、女性にもそれは当てはまります。

こうした食事の中でプリン体が若いうちから

蓄積されるようになってしまい、

痛風になる方が出てきています。


もちろん、豊かになった生活が悪いという訳ではなく

そうした生活の中で、健康にも気を使う必要が

新たに出てきたと言えます。

痛風を防ぐために大切なのは、まずは生活習慣の見直しです。

不規則な食事をしていたり、偏った食事はプリン体を

多く摂ってしまったり、尿酸の排出が

スムーズに行われないという状況を招きやすくなります。

また、睡眠も十分な時間を取っていなかったり、

寝る時間が遅いと、体の機能が上手く働かず、

同じように尿酸を体内に蓄積してしまいます。

男性も女性も、日ごろから気を付けていきましょう。


痛風と尿酸値 

痛風は尿酸が体内に

蓄積されて起こる病気です。


体内の尿酸の量を数字で示す

尿酸(尿酸値)という値があり、

この値を下げる事が痛風の予防や治療に役立ちます。


あまり普段の生活には馴染みがない値ではありますが、

尿酸値は比較的簡単に知る事ができます。

一番一般的なのは健康診断です。

企業で行っている定期診断の結果として

尿酸値が示されている他、人間ドックや住民検診など、

自分から診断を受けに行く事でも知る事ができます。

尿酸や血清尿酸値という言葉で

体内の尿酸の量が表示されているので、

今後の健康管理の参考にしていきましょう。


尿酸値には基準値が設けられており、

7.0mg/dLという量までが正常な値となっています。

この値を超えると、尿酸値が高いとして

痛風を患う可能性が高まります。

尿酸値が高い状態を高尿酸血症と呼ぶ事もあります。


診断結果の表し方によっては、

男性はもう少し高めの値で、

女性は低めで記載がある場合がありますが、

基本は男女共に

7.0mg/dLを基準で考えた方が良いです。


7.0mg/dL以下では尿酸は結晶化せず

血液に溶け込んだ状態になっていますが

この値を超えると結晶化して、体の様々な部位で

沈着という現象を起こすようになります。

痛風もこの沈着が原因となっているため、

7.0mg/dLを上回らないように

気を付ける事がポイントです。


尿酸値が高くなると痛風の危険性もありますが、

もう一つの症状として起こりやすくなるのが

メタボリックシンドロームです。

最近はメタボと呼ばれて話題にもなっていますが、

これにも尿酸値が関係しています。

アメリカでは尿酸値と

メタボリックシンドロームの関係の研究が進められた結果、

尿酸値が高い事で発症の可能性が高まる事が

明らかにされました。

その他動脈硬化や心筋梗塞、高血圧なども

引き起こす要因となっており、

尿酸値は現代病と深い関係のある値と言えます。


また、尿酸値は低ければ良いのかというと、

そういう訳でもありません。

尿酸値が低くなると今度は腎障害や尿路結石といった

症状が起こりやすくなります。

尿酸は体内の老廃物ではありますが、常に

一定量が体内に存在している状態が正常な状態です。

バランスの取れた状態が理想という事を覚えておきましょう。


以前は全国的な尿酸値の平均値を計測した結果では、

中高年の方の値が高い傾向にあり、

痛風も中高年の方に多い病気とされていました。

ですが最近はその傾向が徐々に変化してきており、

30代から40代の比較的若めの方でも

尿酸値が高くなってきています。

そのため、痛風も中高年だけでなく、若年層の方でも

発症する病気として認知され始めています。

原因となっているのは生活習慣の変化です。

変化の激しい時代に突入しており、

仕事などで忙しく生活が不規則になりがちな方も

増えてきています。

その負担やダメージが体に現れてくるのが

30代を過ぎた頃です。

尿酸値も急に高まってくるため、毎日の生活で

なるべく規則正しい生活を心がけましょう。

2022年5月10日火曜日

偽痛風?

痛風は尿酸が関節に溜まる事で起こりますが、

それと似た症状で偽痛風と呼ばれる症状があります。

偽痛風では関節に溜まる物質が異なり、

ピロリン酸カルシウムの結晶が関節に溜まる事で

症状を引き起こします。

痛風と同じく、炎症や痛みを生じますが、

激痛と言われる痛風と比べると、

少し痛みとしては弱めになっています。

関節の痛みが長期的に続く事があるため、

リウマチと勘違いする方も多い病気です。


尿酸が体内での老廃物なのに対し、

ピロリン酸カルシウムは

体内での様々な細胞が活動の中で生じる

ピロリン酸という酸と、カルシウムが

結合してできる物質です。

年齢が高くなると生じやすいという性質があり、

関節の軟骨付近に生じる事が多いです。

そのため、これが軟骨の部分で結晶となり

沈着を起こす事で、偽痛風を引き起こします。

薬で結晶を取り除く方法は現代医学では見つかっておらず、

不明な部分が多い病気です。


ピロリン酸カルシウムが高齢の方に溜まりやすい事から、

偽痛風も痛風に比べて年齢の高い方に

起こりやすくなっています。

痛風は40代から50代の中高年の方に多いですが、

偽痛風は60歳から80歳程度の方でも起こる可能性があり、

かなり高齢の方でも起こる病気となっています。

起こる部位としては痛風と同じ膝や足などの他に、

手や肘、股などでも起こりやすくなっています。

基本的には関節部分に起こりやすくなっています。


また、性別の違いもあります。

痛風は男性の方に多くみられる症状ですが、

偽痛風は女性の方にも見られる症状です。

これは、プリン体を摂る量が

男性の方が圧倒的に多いのに対し、

ピロリン酸カルシウムは体内で合成される物質のため、

男性でも女性でも同程度の量が体内で作られるためです。

高齢の女性の方で痛風のような症状が見られる際は、

偽痛風を先に疑ってみた方が良いでしょう。


症状は膝が最も多くなっており、突然症状が起こります。

また、複数の部位で同時に起こる事もあります。

強い痛みがあり、炎症による腫れや赤みも、痛風と似ています。

痛みの程度としては痛風よりは軽いため、

安静にして引くのを待つ事ができます。

また、病院で治療して貰う事で、

発作の程度を和らげて貰う事もできます。

高齢の方にとっては、比較的

軽い痛みでも大きな負担となるため、

病院に行く事をお勧めします。


痛風と同様に

その他の病気を引き起こす可能性もあります。

関節痛が長引くと軟骨が損傷を受けて変形し、

慢性的に関節の痛みを感じるようになる事もあります。


病院で偽痛風による発作を止める事はできますが、

ダメージを受けた軟骨の修復をする事はできないため、

その痛みが残ってしまいます。

関節痛に効く薬などで対応していく事になります。

関節の軟骨部分にヒアルロン酸などを注入する事で、

痛みを和らげます。

また、非ステロイド系の薬を注射する事で行う事もあります。

痛風よりは軽度とは言え無視できない病気なので、

健康的な生活をして

体に大きな無理がないようにしていきましょう。


痛風とレシピ 

痛風は体内にプリン体が

多く蓄積される事が原因となっていますが、

痛風の予防や対策のためのレシピを多くの方が

考えて作られています。

こうした食事を毎日の食事の中に加えていけば、

健康的に楽しみながら

痛風対策をしていく事ができます。

まずお勧めのメニューとして挙げられるのが

玄米を使ったメニューです。

玄米は健康に良いとされていますが、痛風にも効果的で、

多くのレシピが開発されています。


玄米雑穀ご飯は、玄米に雑穀もプラスして、

より健康的に栄養も豊富に取れるメニューです。

玄米を炊く30分ほど前に洗い、ざるに入れておきます。

このように水になじませて、炊く前の下準備をしておきます。

ここに雑穀となるはと麦、丸麦、あわ、きびも水で洗い、

玄米と混ぜておきます。

あわときびは汚れが残ってしまう事があるので、

ざるで良く洗っておきましょう。

これらを炊きこんで出来あがりとなり、

比較的簡単に作れるメニューです。


次に春雨の梅肉和えというメニューです。

こちらも手軽で簡単に作る事ができ、

ヘルシーで体に良いメニューです。

まず、春雨を用意します。

5分ほど茹でれば柔らかくなるため、

切って4cmほどの長さにしておきます。

そこに野菜を加えます。

好みの野菜を加えるのも良いですが、

きゅうりやにんじんがお勧めです。

また、きのこ類もお勧めです。

えのきは茹でておき、食感の良いきくらげは、

水で戻しておきます。

そして、しそと梅干を加えます。

種を取った梅肉を包丁で叩いてペースト状にし、

合わせた食材の上に乗せます。

ここに醤油と塩で味付けをして出来あがりです。


濃い味のメニューが食べたい時には

中華風味噌炒めがお勧めです。

竹の子、ピーマン、にんじん、にんにく、干し椎茸、

厚揚げを用意しておきます。

厚揚げはお湯に通しておき、適当な大きさに切っておきます。

竹の子、ピーマン、にんじんは短冊切りにします。

しいたけも水で戻し、適当な大きさに切ります。

フライパンに油を敷き、細かくみじん切りにした

にんにくを炒めます。

香ばしく香りが出てきたら野菜を加え、厚揚げを加えます。

味付けは味噌、醤油、みりん、砂糖で行い、

味を整えて出来上がりです。


うどんもお勧めです。

油揚げ、わかめ、もやし、めんつゆを用意し、

油揚げは短冊切りに、

わかめは水で戻しておきます。

お湯を沸かしてうどんを茹でますが、

タイミングを見てしなりすぎないように

もやしと油揚げも入れます。

火を止めてうどんともやしをよそい、

めんつゆと合わせます。

かつおぶしがあればかけるとだしが効いて

よりおいしくなります。

わかめも乗せて完成です。

ごまや梅肉なども好みで乗せるとよりおいしくなります。


痛風にはプリン体が多く含まれる食材は

控えた方が良いため、なるべくヘルシーな食材を使いながらも

おいしく食べられるメニューを作ると良いでしょう。

プリン体はビールに多く含まれ、おつまみとして

食べるものも濃い味のものが多くなりがちです。

痛風対策や予防のためのメニューで、なるべく

おいしく食べられながらも、健康的に

体質を改善していける食事をしていくようにしましょう。


痛風と予防 

痛風は尿酸が体内に多く蓄積され、それが

関節などで炎症を起こす事が原因となっています。

予防方法としては尿酸を体内に溜めないという事が

大切なポイントになります。


尿酸は

体内にまったく存在しないという状態にはならず、

一定のバランスを保って存在している状態が

正常な状態です。

尿酸が作られるのと、排出されるサイクルのバランスが

保たれる事が大切になります。

この、尿酸が作られるスピードを抑えるのと、

排出を早くする事が、

痛風を予防する方法となります。


まず、尿酸が作られるスピードを遅くするには、

尿酸の原因となる物質を多く取り込まないよう

注意する事が大切です。

尿酸はプリン体という物質が元になっています。

聞いた事がある方もいるかもしれませんが、

ビールなどに多く含まれる物質です。

また、ビールが最も多いわけですが、

他のお酒にも比較的多く含まれている物質です。

そのため、日常的にたくさんのお酒を飲んでいる方は、

なるべく量を控えたり、

飲んだ日が多くなった時は間を空けて

休肝日を取るなど、工夫していきましょう。


また、もうひとつ多くプリン体が含まれるメニューに

お酒のおつまみになるようなものがあります。

白子やウニなどが代表的ですが、こうしたものも、

多く摂りすぎるとプリン体が過剰になります。

豆類やキノコなどにもプリン体は含まれていますが、

こうした食材のプリン体は痛風には

関連がないという事が明らかにされており、

含まれる食材によっても異なっています。


尿酸の排出を早める方法として効果的なのは、

水を飲む事です。

痛風の症状が生じてしまった方も、

蓄積されたプリン体を排出させるために、

水を多く飲むという方は多いです。

水分を多く摂ると体内の栄養分は

体にスムーズに行き渡るようになり、

老廃物は排出されやすくなります。

気が付かないうちに水分は失われがちなので、

なるべくこまめに水分を摂るようにしましょう。

お酒を飲んだ際は特に水分が失われていくため、

意識的に摂りましょう。


ビールやおつまみ、水を摂らないなど、

これらが多く当てはまる方が多いのが中高年の男性です。

痛風は中高年の男性に多い病気と言われていますが、

その理由は痛風になりやすい食材を食べたり、

生活習慣を持っている事によります。

また、最近では若い方にも

多く見られるようになってきています。

若い方も生活習慣が偏ったものになりやすいのが、

痛風の若年化の理由と考えられています。

若い方もやはり男性が多くなっています。


こうした事を総合すると、

痛風の対策に必要なのは、

バランスの良い健康的な食事と生活習慣という

基本的な事というのが分かります。

分かっていてもつい偏ってしまったり、

お酒を飲み過ぎてしまうという事がありますが、

なるべく日頃から意識して

気を付けるようにしていくと、

徐々にでも状況が改善されていきます。

できる事から少しずつ始めていくのが、

痛風やその他の病気を予防するために

大切なポイントです。


痛風と薬 

痛風では激痛とも言える強い痛みを生じるため、

薬でその痛みを和らげていく事も時には

必要になります。


痛風による発作の症状が生じた際には、

まずは二つの大きな症状である

関節の強い痛みと炎症を抑える事が大切になります。


痛風は尿酸が原因となっているため、

尿酸に対応する薬を服用すると思われがちですが、

専門の医師から処方される薬は、まずは

痛みを和らげる薬となります。

使用する主な薬は大きく分けて2種類あり、

ステロイド系の薬と非ステロイド系の薬に分けられます。


ステロイド系の薬は炎症を抑える効果がある

として有名な種類の薬です。

糖質コルチコイドという成分や、その誘導体

と呼ばれる成分が配合されている事が多く、

使い方を守って服用すれば痛風の炎症も

効果的に抑えてくれます。


内服や注射で用いられる事が多くなっており、

炎症を抑えるために広く使われている薬です。

プレドニゾン等の薬が一般的に使われる薬ですが、

炎症の度合いによっても、

処方される薬は変わってきます。


また、非ステロイド系の薬も良く用いられる薬です。

こちらも痛風の炎症を抑える効果があり、

痛みを和らげる効果があります。

体内で痛みを感じる際には、

プロスタグランジンという物質が多く生産されており、

これが痛みの原因になっています。

このプロスタグランジンの生産を防止する効果があり、

痛みや炎症を抑える事に繋がります。

こちらは内服で口から飲むタイプのものが多くなっています。

非ステロイド系の薬で有名なのは

アスピリンやロキソニンがありますが、

痛風ではインドメタシンなどが使われます。


また、痛風の初期の段階で薬を予防のために飲む際は、

コルヒチンという薬を服用する事があります。

これは痛風の発作を抑える効果のある薬です。

痛風の本格的な発作が始まってから飲んでも

あまり効果はなく、初期症状の段階で

飲む事で効果があると言われています。

飲み方は処方の際に医師から伝えられるので、

その服用方法を守って飲む必要があります。


また、こうした痛みや炎症を抑えると共に

尿酸値を下げる薬も使われます。

こちらは3種類あり、

尿酸が作られるのを抑える働きがある薬と、

尿酸の排出を促進する薬、また、

作られた尿酸を溶けやすい状態にし、

尿路結石という結晶にならないように

予防する薬の3種類があります。

人それぞれ痛風にも個人差があるため、

その人に合った薬が処方される事になります。

この中の複数の種類が組み合わされて薬が

処方される事もあります。


薬を飲む際は必ず医師の指示に従って、

決まった形で服用するようにしましょう。

痛風の薬は一定期間継続して飲む必要があるものもあるため、

病院に通って薬を貰うという機会が増える可能性もあります。

また、体質もあるため、薬によっては

副作用が生じる場合もあります。

こうした場合は服用するのをいったん中止し、

すぐに医師に相談するようにしましょう。

症状も重い病気なので、慎重に進めていきましょう。


2022年5月9日月曜日

痛風と原因 

痛風の原因は、尿酸という物質が

体内に蓄積される事によって引き起こされます。


尿酸は体の中の老廃物で、体内で最終的に残る

ごみのようなイメージです。

体内で全くゼロにはならず、通常は

一定量を保たれて体内に存在しています。

体内ではサイクルが出来あがっており、

尿酸が作られる生産と体外に排出するサイクルが

一定に保たれて、バランスを取っています。

この尿酸が多く作られるようになってしまうと

バランスが崩れ、体内に尿酸が

多く蓄積されるようになります。

これが痛風の原因となります。


尿酸はプリン体という物質により生じます。

プリン体が燃えてエネルギーとなった時の燃えかすが

尿酸というイメージです。

プリン体が燃えるのは体が何かの活動をしている時なので、

プリン体を多く摂り、毎日の活動をしていると

尿酸が溜まっていきます。

通常の生活なら尿酸は体外に排出されますが、

特に中高年の男性の方の体内では

尿酸の排出が追い付かない状況になっています。


中高年の男性の方は体力に衰えが見え始めており、

体の機能も低下し始めています。

尿酸を排出するスピードも遅くなっているため、

生産される尿酸を処理できないという状況に

なりやすくなっています。

それに加えて、中高年の男性の多くの方が好むのが

ビールです。

ビールを仕事終わりに毎日飲んでいるという方も

多いですが、ビールはプリン体が多く含まれている

代表的な飲み物です。

これを毎日飲んでいると、

プリン体が体内に大量に摂り込まれ、

それに伴い尿酸も多く生産されるようになります。

尿酸の排出機能が弱っているため、

体内に尿酸が蓄積されていってしまいます。


こうして蓄積されていく尿酸は

体の様々な部位に沈着という現象を起こすようになります。

また、尿酸が沢山集まって結晶になります。

沈着する部位は様々な所がありますが、

多く沈着しやすいのが関節です。

関節で沈着した尿酸の結晶は

一定量が蓄積されると遊離という減少を起こし、

炎症が起こるようになります。

痛風になると膝や足などの関節に強い痛みを伴ったり、

腫れてくる事が多くありますが、

こうした事が原因となっています。


最初のうちの初期段階では痛みも少しですが、

初期症状後は痛みが大きくなります。

これは体内で尿酸が引き起こした炎症が進行し、

症状が拡大しているためです。

痛風は一度起こると治らないと言われています。

これは関節や関節の軟骨が尿酸でダメージを受け、

そのダメージが治らないため、

慢性的に続く事になるためです。

また、膝や足の関節だけでなく、

尿酸は他の部位に溜まる事もあります。


他にも溜まりやすい部位としては

腎臓が挙げられますに尿酸が溜まると

腎臓病を引き起こします。

こちらも非常に重い病気で、

寿命を縮めてしまうほどの症状を伴う病気です。


痛風の原因となっている尿酸は

このように体内で様々な悪影響を引き起こしてしまいます。

こうした原因を知っておくと、

プリン体や尿酸を体内に溜めない事が大切だと理解でき、

毎日の生活の中でも気を付ける事ができるようになります。


痛風と症状 

痛風の症状は発作が主な症状となっていますが、

その前段階で前兆を感じる事が多いです。

膝や足がちくちくと痛みを感じたり

腫れで足が膨らんでくる事もあります。


こうした事が数時間から、長くて数日続いた後、

本格的な発作の症状が始まります。

その症状は非常に強い痛みを伴い、

体に様々な症状が出てきます。

痛風の発症期間は個人差もありますが、

1週間から10日ほどで引いていく事が多いです。

症状が出ている最中は、激痛や地獄とも

表現されるような強い痛みを伴うため、

なるべく事前に予防していく事が大切です。


症状の一つ目として腫れがあります。

膝や足などの関節部分で炎症がおこる事が多く、

これらの部分が大きく腫れあがり強い痛みを伴います。

腫れと共に赤みを帯びる事も多く、

見た目にも痛々しい外観になります。

腫れは数日間続く事もあり、長い時は

1週間ほど続く場合もあります。

とにかく痛く、あまり動けなくなるという方も多いため、

まずは安静にする事が大切になります。


また、発作も大きな症状です。

こちらも強い痛みを伴い、激痛とも言える痛みが

最初は続く事が多いです。

一定期間のその痛みが続いた後、

少し弱まった痛みがまた続きます。

こちらも日常生活に支障が出る事もあるため、

安静にしておく事が大切です。

また、痛風はプリン体の蓄積が原因となっているため、

それを防ぐために水を飲むようにして

プリン体を排出しやすくしておく事も大切です。


また、痛風は一度起こり始めて症状が改善されても、

また起こる可能性が高くなります。

食生活の乱れが大きくなった時に特に再発しやすくなり、

年に数回は痛風に悩まされるという方もいます。

人によってはより回数が多い方もいますし、繰り返していると

段々とその期間が短くなるのも怖い所です。

特に年齢を重ねると、体力も体内の機能も衰えてくるため、

症状が出るのが早くなってしまいます。

年齢を重ねるほど、健康には気を付ける必要があります。


また、こうして発作を繰り返していると、

更なる病気も引き起こしてしまいます。

慢性的な関節炎が起こるようになり、

関節の痛みが常にある状態になってしまう事もあります。

関節の軟骨が損傷してしまい、

修復されない状態のままになるため、

慢性的な症状に繋がります。

また、そのまま更に放っておいてしまうと、

今度は機能障害などの、

体の機能を損なってしまう恐れも出てきます。


その他にも痛風から引き起こされる症状はあります。

痛風結節というものが足以外にも、

耳や肘などにできる事があり、

皮膚潰瘍ができる事もあります。

痛風自体もとても大きな痛みが伴い、

耐えるのがつらい病気ですが、

そこから更に症状が進行して、病気は

より大きなものになっていく可能性があります。

なるべく最初の痛風、また、

痛風の初期症状が出る前に対策や予防策を行い、

病院で医師の方に相談をするといった事が必要になります。

特に年齢が高くなっている方で、

今はまだ大丈夫と思っている方は、

小さい事でも良いので予防を始めていく事をお勧めします。


痛風と食事 

痛風は中高年の男性の方が

発症しやすいと言われていますが、

根本的な原因は食事や生活習慣の乱れにある

と考えられていたりします。


中高年の男性の方は年齢的に体の機能も衰えてくる時期で、

そこに不規則な生活習慣や偏った食事をしている事で、

痛風の可能性が高まりやすくなります。

まずは食事に気を付けていく事が、中高年の方だけでなく、

多くの方がまず行うべき痛風の予防、対策方法となります。


まず気を付けたいのはアルコールです。

特にビールが痛風には良くないとされています。

その理由は、ビールに多く含まれる

プリン体という物質です。

プリン体は尿酸という物質でもあり、体の中では

老廃物とされる物質です。

この尿酸が体内に過剰に蓄積されてしまう事が

痛風の原因となっており、

ビールはこの尿酸を直接増やしてしまう事に

繋がる飲み物であると言えます。

そのため、ビールが好きな方は、

控える事をお勧めします。


目安としては、1日に2杯から3杯を

毎日飲む方は痛風のリスクが高まります。

その日1日では適度な量と思っていても、

毎日蓄積されていくと

かなりの量になっていきます。

そのため、毎日飲んでいる方は飲んだ日があれば

そこから少し間を空けたり、

飲む量を減らす事から始めていきましょう。

また、上記の量はあくまで目安となり、

個人差がやはりあります。

上記の量よりも少ない量で発症してしまう方もいるため、

自分の体を良く把握して、お酒とは

上手く付き合っていきましょう。


また、清涼飲料水もあまり良くない事が分かっています。

清涼飲料水にはハイフルクトースコーンシロップ

という物質が含まれていますが、

これが痛風に関連があるという事が分かってきています。

ハイフルクトースコーンシロップは甘味成分で、

清涼飲料水の甘さを出すためには必要な物質です。

特に暑い夏場などはつい沢山飲みたくなる

という方も多いですが、なるべく我慢して、

お茶や水などを増やすようにしましょう。


また、摂ると良いものとしては水です。

水は他の多くの病気も予防してくれますが、

痛風も予防に繋がります。

痛風は前述のようにプリン体が体内で

蓄積される事で症状が起こりますが、

水分を多く摂るようにしていると

その水分で体の中の老廃物を排出しやすくなります。

尿や汗として老廃物が出ていく事で、

体内をきれいに保つ事ができます。

また、体内の水分が足りなくなる事により、

血液が濁りやすくなる事も防げます。

なるべく水分はこまめに摂るようにしていきましょう。


また、お酒については、ビールは良くなくても、

ワインやウイスキーなら大丈夫という方はいます。

ですが、基本的にアルコールを摂ると

水分が体内から失われやすくなるため、

なるべく控えるようにする方が、

より健康的に過ごせる可能性は高いです。

痛風はビールや清涼飲料水など、

比較的身近な飲み物が原因となっている可能性が高いため、

毎日の生活の中でつい飲み過ぎている事が多いです。

気を付けていくようにしましょう。


痛風と初期症状 

痛風は本格的に症状が重くなる前に、

初期症状がみられる事が多いです。

自分は痛風ではと思った時は、初期症状が

自分に当てはまっていないかを

確認するようにしましょう。


早い段階で初期症状に気付き、

治療や改善の準備を事前に行えると、

本格的な症状が始まった際にも

スムーズに対処する事ができます。


また、初期症状は他の一般的な病気にも

見られる症状なので、これだけで

痛風と断定する事は難しい場合もあります。

ですが、疑いがある時に

これらの初期症状を感じる事で、

痛風の可能性を事前に予防する事に繋がります。


初期症状の一つ目としては、

膝や足の指などに痛みを感じるという事です。

痛風は膝や足に起こる事が多いため、痛みを感じて、

それがある程度長い期間続いている場合は

可能性が高くなります。

痛みの他に、

少し熱を持ったような感覚がある事もあります。

痛風の症状として出るものに関節炎があり、

各部位で炎症が起こっているため、

こうした熱が最初に生じる事もあります。


膝の関節に炎症が生じる事もあります。

程度は弱いものからある程度

痛みが強いものまで個人差があります。

膝の関節も、痛風が起こりやすい部分です。

急に起こる事も多いため、今まで何ともなかったのに

急に膝に強い痛みを感じるようになったという場合や

赤みが出てきたという場合は、

痛風を疑ってみましょう。

痛風が本格的に発症するには

一週間程度の期間があるため、

この間に病院に行くと良いでしょう。


また、足の指の形が変形するという事も起こります。

症状は人により様々ですが、急に膨らみが出てきて、

こちらも赤みが出てくる事も多くあります。

足の甲などにも生じる事があり、

足の甲は比較的面積もあるため、

はれも広がりやすいです。

足の指がかなり大きく膨らんだり、

何本かの足の指に出る事もあります。

こうした症状は痛風特有なので、

可能性としては特に高いと言えます。


立ちあがる際に各関節に痛みを感じる

という事も起こりやすい症状です。

気を付けたいのは関節痛と間違えやすいという事です。

関節痛は、年齢を重ねて

関節の軟骨が痛んでくる症状ですが

こちらも関節に痛みを感じるため、

どちらかの判断が難しい場合もあります。

足や膝の場合は痛風を疑いましょう。


また、痛風の場合は立ちあがる際だけでなく、

普通に座っていたりしていても、

はれや痛みがある事が多いため、

こうした症状と合わせて

判断材料にしていくと良いでしょう。


また、痛みが長時間続く場合も

痛風の可能性は高いです。

炎症が起こっており、その炎症は

ある程度の期間持続します。


また、一定期間強い痛みが続いた後、

引いていく事もあります。

そうした場合も後で発作がくる事になるので、

痛みが引いても安心しないようにしましょう。


こうした症状が初期症状としてありますが、

まずはどの症状が出ても

症状が見られたら2、3日様子を見て、そ

の後病院に相談するようにしましょう。

初期段階で早めの対策を打っていきましょう。


2022年5月8日日曜日

アンセリンの効能

アンセリンには尿酸値の上昇を抑制することで、

痛風の発作を起こしにくくする効果の他にも

いろいろな効能が期待されています。


まず、優れた抗酸化作用を持っているので、

健康・美容両面での効能があります。

活性酸素は適量であれば、細菌やウィルスを

撃退してくれるので私たちにとってはプラスです。


ところが、生活習慣の乱れやストレスによって

過剰に増えてしまうと、体にさまざまな悪さをします。

活性酸素は細胞を傷つけますので、

体に疲労を感じやすくなります。


また、女性にとっては肌の老化による

しみ・しわの原因ともなりえます。

さらに内臓を傷つけることによって、

生活習慣病の原因となることもあり得ます。


アンセリンにはこうした活性酸素を除去する働きがあるので、

活性酸素による悪影響を抑制してくれる効果があります。

しかも摂取してすぐに体中にいきわたってくれるので、

即効性という部分でも高く期待されているのです。


最近になって、疲れやすくなった、きちんと眠っているのに

前日の疲れを引きずることが多くなったという実感は

ありませんか?


疲労を感じるのにはいくつかのメカニズムがあります。

まず活性酸素が筋肉組織の中に発生して、細胞を傷つけます。

そうすると細胞が死んでしまって老廃物となり、

体内に蓄積されます。


そしてもう一つ、脳内で活性酸素が働くことで

疲労を感じやすくなるケースもあります。

活性酸素が脳内で発生すると自律神経の乱れを引き起こします。

脳内で発生する場合、肉体的というよりも

精神的な疲れを誘発します。


そしてアンセリンには抗酸化作用があります。

しかもこの抗酸化作用は、筋肉組織内でも脳内でも

活性酸素の除去の効能が期待できるので、

肉体疲労も精神疲労も改善できます。


先ほども少し紹介しましたが、活性酸素は

肌の細胞をも傷つけてしまいます。

その結果、肌の老化を進めてしまって、

シミやしわができやすくなります。

活性酸素が体内に増え肌トラブルを起こす原因の中には、

たばこや食品添加物があります。


これらは日々の生活習慣を見直すことで、

改善も十分期待できます。

しかし問題なのは、ストレスや紫外線のような

自覚のないうちに受けてしまう現象で

活性酸素が増えてしまうことです。


そこで活性酸素対策をして肌をきれいに維持するためには、

体内に入れない水際対策だけでなく、

入ってしまった場合の対処も考えないといけません。


そこで抗酸化作用のあるアンセリンです。

アンセリンを摂取して

過剰に増えた活性酸素を除去することで、

若々しい肌を維持できます。

スキンケアの中でも、アンチエイジングは

女性の間で注目度は高いです。

アンチエイジングしたいのであれば、定期的に

アンセリンを摂取すると効果的といえます。


生活習慣病という言葉は、広く世間でも認知されています。

しかし生活習慣病を言い換えると、

活性酸素病になるのをご存知ない人も多いでしょう。

活性酸素は適量であれば細菌やウィルスを殺す働きがあり、

強力なバリア機能になってくれます。


ところが活性酸素の量が過剰に増えると、

体内のいろいろな器官を傷つけてしまいます。

その結果、いわゆる生活習慣病を招いてしまうわけです。

生活習慣病にかからないようにするには、

活性酸素が異常に増加しない生活を心がけることです。


食べ過ぎないようにする、適度に運動をする、

たばこを吸わない、お酒を過度に飲まない、

ストレスを溜めこまないようにするなどがポイント。


加えて、アンセリンを意識して摂取することです。

アンセリンには活性酸素の除去効果があります。

このため、生活習慣病を予防する効能が高く期待できます。


このようにアンセリンには、痛風予防以外にも

さまざまな効能が期待できます。

サプリメントなど、簡単に摂取できる方法もあるので

意識して取り入れてみるのはいかがですか?