2022年5月22日日曜日

痛風とマッサージ

痛風は実際にかかってみるとわかりますが、

本当に激痛が襲ってきて何もできなくなります。

急に激痛が襲ってくる感じなので一種の恐怖感もあります。

痛風にならずに済むのであれば、

ならないに越したことはないですね。


では痛風予防するためには、具体的に

どのような対処をすればいいのでしょうか?

痛風予防のために重要なのは、

何といっても生活習慣の改善です。

耳の痛い話ではありますが、

暴飲暴食を避ける、運動をする習慣を取り入れる、

きちんと睡眠時間を確保するなどを意識して

実践してください。

痛風は一種の生活習慣病だから。


その他には、マッサージをすることでも

痛風対策は可能という専門家もいます。

どうなんでしょうね。


マッサージをする時には、

いくつかチェックしておきたいツボがありますので

紹介しておきますね。


まずは照海と呼ばれるツボです。

照海は、足のくるぶしの内側の下あたりにあります。

照海は、腎臓に対して効果の期待できるツボです。

先が丸まったボールペンなどの棒を用意して、

照海の所をぐりぐり刺激してみてください。

時間にして20秒程度の刺激なので、

仕事や家事の合間を縫って

マッサージできるのではありませんか?


その他には、湧泉と呼ばれる足の裏の人差し指と

中指の付け根の下あたりにあるツボも、

痛風に効果の期待できるツボといわれています。


また足のほぼ中央には、

足心と呼ばれるツボもあります。

この足心も、痛風対策で効果的なツボ

といわれているので、刺激を加えてみてください。

いずれも足の裏にあるツボなので、

青竹ふみをすれば同時にツボ刺激が可能です。


青竹がないというのであれば、

ゴルフボールを用意して、その上に足を乗せて

刺激を加えてみる方法もあります。

このようなツボを刺激する習慣をつけることで、

痛風対策をしてみてください。


ちなみにこれらのマッサージをする時には、

水分補給をしておくと

より高い効果が期待できるようです。

水を飲むときには500ml程度、

人肌のぬるめの水を飲むように心がけてください。


痛風というと、症状は激痛を伴います。

2~3日は歩くことも難しくなるくらいの

激痛が走ると思ってください。


しかし命に係わるような深刻な病気ではない

と認識されているので、

どうしても軽視される傾向があります。

しかも1週間から10日も経過すると、

放置していても症状は治まってしまいます。

その結果、処置を怠る人もいるのです。


しかし痛風は放置していても

勝手に治癒する病気ではありません。

場合によっては、腎臓疾患をはじめとして

内臓にも悪影響の出る可能性があります。

その他にも高血圧症や糖尿病といった

より重篤な病気を合併するきっかけにも

なりかねないので、症状が出たら早めに病院で

治療を受けるべきです。


痛風という病気の深刻さをしっかりと認識して、

マッサージなど自分でできる予防は

前もって行うように心がけることが大事なのです。


リンパマッサージというものもありますが、

この場合は、ツボ刺激ですね。

足の裏や手のひらは、内臓の反射鏡と呼ばれていますので、

定期的に刺激を続けるのも良いかもしれませんね。