2022年12月31日土曜日

痛風 クエン酸

痛風発作リスクのバロメーターともいえる、尿酸値。


この尿酸値をクエン酸が下げてくれるって?


これは・・・ホントか嘘か!?


そもそも~

痛風とは何ぞや!?


足が痛くなる病気と思われガチですが、

本来は代謝がうまくいかなくなる病気です。


具体的にいうと、

血液中の尿酸が増えすぎてしまうと、

関節などに結晶化して沈着して

痛風発作の遠因となったり、長年の間に

(尿酸値が高い時期が長期に続くと)

内臓の機能が落ちてしまったり、

合併症を引き起こしたりする病気です。


う~ん、怖いですね。


で!

尿酸値を下げましょう、となるのですが、

カンタンに言ってのける人は、たぶん、

痛風体質じゃない人です。

世の中には、生まれつき、

ど~しても尿酸値が高くなってしまう体質の人が

いるのですよ。

現実にいるのですよ。


なのに、贅沢し過ぎだから、とか

勝手なことをみんな言うのですよ。

そうじゃないんだってば!


体質といっても、どんな感じかというと、つまり・・

尿酸を体内で作り過ぎるタイプ。

尿酸の排泄があまりうまくいかないタイプ。

尿酸を作り過ぎて、排泄もうまくいかないタイプ。


上記の3パターンが有名です。

自分は、どうなんでしょうね?


でね。

尿酸を作り過ぎるのは、もう体質ならばしょうがない、

と思うのです。


プリン体の摂取制限とか、みんな言うけど、

そんなこと、もうとっくにやっています。

でも、体質的に無理な人も世の中には、いるの!


食事からの尿酸の生成は20パーセント、

体内で生成される尿酸は80パーセントですからね。


プリン体の摂取制限しても、ダメな人は駄目なの!

(私のことです)


で・・

尿酸ってのは、便からも少しは排泄できるけど、

大部分は尿と一緒に排泄されるのね。


つまり、尿に良く溶けるほど、

尿酸はたくさん体外に排泄できる、ってことになります。


じゃあ、どうすれば尿酸は尿に良く溶けるの?


ズバリ!

尿酸は、アルカリ性に傾いた尿に良く溶けます。

酸性尿では、あまり溶けません。


じゃあ、尿をアルカリにすればいいのね?

でも、どうやって?


そこで、登場するのが「クエン酸」なんですよ。


くえんさん?

「クエン・酸」っていうくらいだから、

酸性じゃないの?


いえ、それがクエン酸が体内に取り込まれて、

分解された時、アルカリになるんです。


じゃあ、クエン酸じゃなくて

「クエンアルカリ」って呼べばいいのにね?

って、そんなことより、そのクエン酸で

アルカリに傾くことはわかったけど、

具体的にどうすればいいの?


サプリメントって手もあるけど、基本は

食品からの摂取が理想です。


クエン酸が含まれる食品って、どんなモノがあるの?


お酢、梅干し、レモン、柑橘類など。


ただし、かんきつ類といっても、ミカンとかは

「果糖」が含まれているので要注意ですよ。

果糖は体内で分解されるときに尿酸をたくさん作りますので。

まあ、食べ過ぎなきゃ大丈夫だと思いますけどね。


それにしても、お酢、梅干し、レモンですか・・・

すっぱいなあ。

・・・と思う、すっぱいものが苦手なアナタ。


この際、苦手なものを無理に食べるより、

サプリに頼るのも、一つの手かもしれませんよ?


2022年12月30日金曜日

痛風 手

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◆ 痛風って手にも出る?

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痛風、痛風発作といえば、

足が痛くなるイメージがありますが、

いえいえ、手にも出ますよ、痛風発作は。


手指の場合もあれば、手首に炎症が出る人もいます。

また、親指の付け根の関節に痛みが出る人も。


基本的に、

尿酸は血液に乗って全身を巡るので、

どこに尿酸結晶が溜まっても おかしくないです。

尿酸値 7.0mg/dl以上だと、もう

血液中の尿酸は溶けないですからね。


だから、尿酸値を下げましょう下げましょう・・と

言われているのですが。


で。

どこに尿酸結晶が溜まってもおかしくない、

と言っても、ドコにでも溜まるわけでもないです。


傾向として、心臓から遠いところ。

顕著なものとして、足先ですね。

一番遠いから。


遠いだけなら脳だって、遠いかもしれませんが、

そんなところに尿酸結晶は溜まったりしません。

死んじゃいますし。


尿酸とは体温も関係があって、

体温が高いと溶けやすくて、

体温が低いと結晶化しやすいのです。


だから、手足などの末端は

冷えやすくて血流も良くないので、

尿酸結晶が溜まりやすい、というわけで。


でね。

痛風初期症状というか、

痛風になって初めて痛風発作が出た、

というような人は、滅多に

「手に痛風が出る」ことはないです。


何十年も痛風で苦しんでいると、

炎症の症状 (痛風発作) が、だんだん、体の上の方に

上がってくるのですよ。


あがってくる?


そうです。

はじめの頃は、足先に炎症が。

数年後には、足首 (くるぶし) などの大きな関節にも

痛風発作が出るようになって。

やがて、膝にも炎症が。


それから、じゃないか、と思うのです。


手指や肘 (ひじ)、肩、耳たぶなど、

体の上のほうに痛風発作が出始めるのは。


まあ、重症とか言うと、

的確な言葉じゃないかもしれませんけど、

体内の尿酸結晶の蓄積量が

増えてきているのでしょう。


足が痛い、手が痛い、とか言ってるうちは

まだいいのですが、痛風で一番怖いのは、

腎臓が悪くなることです。


なんで、腎臓が悪くなるのか。


痛風の場合ね。

尿酸結晶が腎臓の糸球体という、

濾過のフィルターの部分にも溜まってしまうのです。

こうなると濾過能力が落ちてきて、つまり、

腎機能が低下してくる。


腎臓は血液から尿を作って、その尿に尿酸が溶け込んで

体外に排泄するわけですから、

腎機能が落ちると、尿酸の排泄も減ってしまうわけです。


つまり、

血中尿酸濃度が高くなるので、尿酸値も高くなると。


まあ、悪循環ってヤツですね。


そうなる前に、手を打ちましょうということで、

病院に行けば、尿酸値を下げる薬を

処方されることになります。


昔は、痛風といえば、厳しい食事制限が定番でしたが、

(プリン体の多い食品の徹底排除!)

今は、それほどツライ食事制限を強いられることは

少なくなりつつあります。


むしろ、薬を飲めよ、という感じ。


2022年12月29日木曜日

痛風 献血したら尿酸値下がる?

街で良く見かけますよね、献血車。

あるいは、献血ルーム。


特に夏場に血液が不足するらしいですよ。

みんな、暑くて献血しようって

気にならないのかもしれませんね。


冬は寒くて献血なんか行きたくない・・というアナタ。

春と秋なら気候もいいし、献血行ってもいいかなあ・・

というアナタ。

でも、現場では献血する人が少ない季節に

来て欲しいみたいですよ、血液不足なんだとか。


一年を通じて輸血の血液は

確保しておかないといけないので、

関係者の人も声を大にして献血を呼び掛けています。


さて、痛風の話。

献血したら尿酸値下がるのか?


これは・・・ホントか嘘か!?


いやあ、嘘でしょう。

っていうか、献血すれば尿酸値が下がるなら、

私は毎日、献血に行きます!(断言)


献血しても尿酸値は下がったりしません!

だ、誰ですか、だったら、献血なんか行かないって

言ってる人は?


・・・・・・・・・・。


献血は確かに、善意による人助けです。

困っている人のため、今の自分に出来ることは何か?

寄付と同じで、見返りを期待するために

行うモノではありません。


ありませんが・・・

ありませんが・・・・・・ええと。


ありませんが、健康チェックのために献血を行う方も

たくさんいらっしゃいます。


でも、たとえ、動機で自分の健康チェックであっても、

結果としてそれが人助けになるなら、

それも良いじゃありませんか。


ほら、医者は仁術・・なんて言いますが、

純粋に人を助けたくて

医師を目指す人も大勢おられるとは思いますが、

案外、医師は高収入だし、社会的信用も高いし、

いい暮らしをできるし・・

そんな動機で医学部を目指す人も多いかもしれませんよ?


でも、そんな人でも、

自分の金儲けのための理由であっても、

自分の仕事を邁進することが結果として

人助けになるから、いいんです。


献血も同じです。

(ちょっと違うかもしれませんが)


ただ・・・あのですね。

痛風で尿酸値が気になる方としては、

献血に行っても、尿酸値の数値は

通知して貰える検査表に出ないのです。


つまり、献血に行っても、尿酸値はわかりません。


な、なんじゃそりゃあ!

尿酸値がわからなくて、何が献血か!? (心の叫び)


いえ、献血は善意による人助けですので、

尿酸値が知りたい方は、病院で検査を受けてくださいね。


と、教科書通りの答えで、相すみません。


2022年12月28日水曜日

痛風 ロキソニンを焼酎で飲む

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● 痛風発作のとき、ロキソニンを焼酎で飲んでもいいか?

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ダメですよ、そんなことしちゃ!


ロキソニンは「水」で飲んでください。


ちなみに、

ロキソニン (ロキソニン錠60mg) は、消炎鎮痛薬です。

つまり、痛み止めの薬ですね。

痛風でも痛み止めの薬として、広く使用されています。


ちなみに、ロキソニンの後発薬(ジェネリック)は、

「ロキソプロフェン錠」。


で。

痛風発作で足が痛い。

それもハンパじゃないくらい。

患部は赤黒く腫れあがり、

歩くどころか動かすだけで、この激痛!


ああ、痛み止めの薬を飲もう。

せめて、焼酎と一緒にでもなきゃ、痛くて

やってられない。


気持ちはわかりますよ、気持ちは。

ものすごくわかりますよ。

でも、絶対、やっちゃ駄目。


じゃあ・・・焼酎がダメなら、ビールならOK?


オッケーなワケないでしょ、ビールも駄目。

つまり、痛風発作の痛みがある程度治まるまで、

禁酒。


ロキソニンと一緒に、じゃなくても、

アルコール飲料そのものが駄目。

どんなに飲みたくても、痛みと腫れが終息するまで、

ビールも焼酎も お預け。


我慢してください。

痛いの、イヤでしょ?


そんなに飲みたきゃ飲めばいいですが、

痛風発作が長引くだけです。

っていうか、そんなときに飲んでも

おいしくないでしょう。


苦痛を紛らわすためにビールを飲む、焼酎を飲む。

そんなことをしても、

アルコール飲料は痛み止めの薬の代替品にはなりません。


お酒を飲むなら、痛くないときに

楽しく いただいてください。


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● なんで焼酎は痛風に良くないのか?

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ビール・焼酎好きの人は、読まずに

ぶっ飛ばしてください。

あまり楽しいことは書かれていませんし。


ビールはプリン体が多いことが有名です。

ですので、

プリン体ゼロのビールが発売されていることからも、

プリン体が尿酸の原材料となっていることが

広く知られている、ということです。


ですが、プリン体ゼロのビールなら、

いくら飲んでも尿酸値が上がらないのかというと、

あまり関係ありません。

っていうか、普通に尿酸値は上がります。


ビールには

プリン体が多く含まれているから尿酸値が上がる、

わけではないから、です。


ん?

どういうこと?


ビールなどのアルコール飲料は体内に入ってくると、

肝臓が分解します。

これはね、いわゆる・・「解毒」なのです。


アルコール飲料は決して、体に毒なわけではありませんが、

肝臓という、体の化学工場から見れば、毒扱いなのです。


で、アルコールを分解して、無毒化します。

このときに、尿酸が生成されてしまうのです。


つまり、たくさん飲めば飲むほど、

尿酸が多く作られる、ということ。


少しだけ飲むのなら、

少しだけ尿酸が作られる、ということ。


焼酎は、ほぼプリン体はゼロに近いですが、

同様の理由で、飲めば尿酸値は上がります。


あと、アルコール分解のとき、

乳酸という物質が発生して、

これが腎臓に溜まってしまうと、

尿酸を排泄するのを阻害する、と言われています。


尿酸の排泄がうまくいかなければ、

尿酸値が上がる要因となりますから。


ですので。

痛風ならば、お酒は止めた方が良いのです。

禁酒すべき、というわけです。


でも、人間は機械でもロボットでもありませんから、

そんな教科書通りにはいきません。


お酒を飲むこと、ビールを飲むことが

人生の楽しみの一つ、と考えている人

も大勢いると思いますし、何もかも取り上げてしまって、

何が人生だ、という気もします。


ですから、ほどほどに。

飲むなら、少しだけ。


飲めば飲むほど、尿酸値を上げる可能性がある、

と知っていたら、飲もうという気にならない・・・・え?

そんなの関係ない?


飲む人は、飲むでしょう。

どんなに止めても飲むでしょう。

でも、ロキソニンと一緒に飲むのは、止めてくださいね。


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● ロキソニンと焼酎の共通点

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焼酎に限らず、ビールなどのアルコール飲料全般にそうですが、

飲むときは、何か お腹に入れてから飲む方が良い、

というでしょう?


つまり、すきっ腹 で飲むな、と。


これは胃を守るためです。


よく、スナックとか、ラウンジとか飲みに行くと、

つきだし、というか、おつまみ みたいなものが

出るでしょう?

ピーナッツとか。


誰が考えたのでしょうね。

うまくできています。


同様に (?) ロキソニンも

空腹のときに飲むのは良くないです。

ロキソニンを処方してもらうとき、

胃薬も一緒に出す病院もあるくらいです。


まあ、それくらいキツイ薬ということかも。

たしかに、よく効きます。

痛風発作の極期のときはともかくとして、

たいていの痛風発作の激痛を緩和してくれます。


あと、焼酎と一緒にロキソニンを飲んじゃ駄目ならば、

何も無しでロキソニンを飲んでもいいか?


これも、また、

食道の粘膜を傷つける恐れがあるようですよ。


ロキソニンの服用は、通常、水と一緒に、

食後に、1日3錠まで。

一回につき、1錠。

これが基本的な服用方法です。


痛風発作のピーク時には、さすがのロキソニンですら

効き目がないように思えて、一回に10錠くらい

飲んでみたくなりますが、胃にダメージを受けますので、

やってはいけないです。


痛風発作が出ている最中は、痛くてツライですが、

この痛みが治まれば、また焼酎を飲めるんだ、

と、痛みをじっと我慢する・・のもいいかもしれません。


でも、発作の痛みが治まったからといって、

じゃんじゃん焼酎を飲んでしまい、また

痛風発作が再発しないようにしてくださいね。


2022年12月27日火曜日

薬の副作用は、やっぱり怖い ?

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● 薬の長期服用は、やはり怖い?

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痛風に関係ない話でアレですけど、

知り合いの人が救急車で運ばれました。


明け方から、心臓が痛くて苦しみだし、

早朝、家族の方が気が付いて救急車を呼んだのだけど、

心筋梗塞の一歩手前だったそうで。


80歳を超えた女性なので、

体力の衰えなどが心配されたのだけど、

なんとか命だけは助かったそうです。


検査の結果、心臓の太い血管のうちの一本が

完全に詰まっている状態。


カテーテルという、心臓のパイプを通すような

(詰まっているものを焼き切る?)

手術をしたいところなのですが、

老齢のせいか、心臓が軽石のような状態になっていて、

危険なので無理、とのこと。


でも、手段はないわけではなく、

血液サラサラにする薬を飲めば、

なんとか治療できるそうで。


ところが。

当人は数日前(?)から、血便が出ていて、

胃潰瘍の症状が出ているらしくて、

胃から出血しているらしいのです。


この、心筋梗塞を再発させないためには、

手術が無理な場合、血液サラサラになるクスリを

飲むのがセオリーらしいのですが、

この薬には、血液が凝固しにくくなる副作用(?)が

あるらしいのです。

つまり、血が止まらなくなる、ということ。


と、いうことは、心筋梗塞の治療のため、

血液サラサラになる薬を服用すれば、

こんどは、潰瘍になっている胃からの出血が

止まらなくなるのだ、と。


ああ、どうすりゃいいの?


じゃあ、胃の治療を先にしようと思うと、

心臓に負担がかかってしまうので、

これも うかつに治療できないらしいのです。


心臓の治療をしようと思えば、胃の出血が

止まらなくなるし。

胃の治療をしようと思うと、

心臓が弱っているのでデキないし。


ああ、絶対絶命。


当人は、いまだに入院中で、

先日、集中治療室から出てきたばかり。


そもそも、なんで、こんなことになったの?


まあ、心臓の方は、

御高齢なので、仕方がないとして、なんで胃潰瘍なのか?


これはね。

医師の先生の話によると、

長年、高血圧の薬と中性脂肪を減らす(だっけ??)薬を

飲み続けていることによって、

胃がヤラれているのだそうです。


う~ん・・

長期にクスリを飲み続けることによる、

薬の副作用だったのね。


これは、人ごとじゃありません。

薬は病気の人にとって、とても助かる、

ありがたいものですが、

長期的に服用することは、やはり副作用が心配です。


短期間に病気を改善してくれる薬ならば、

服用期間も短く、当人にとって、ありがたい限りですが、

痛風の薬、つまり尿酸値を下げる薬は、

長期服用が鉄則です。

長期というか、一生

飲み続けることになる場合が多い薬です。


フェブリク(フェブキソスタット)は、

ザイロリックなどの従来薬よりも

副作用は少ない、と言われていますが・・・

新薬なので、実際に、この薬を

何十年も服用し続けた患者のデータはありません。


薬は、病気を治すためのものであるハズですが、

副作用のために他の病気になってしまうこともある、

ということです。


ちなみに、前述の心筋梗塞で胃潰瘍の方は、

集中治療室から出た翌日、病室で

今度は脳の血管が詰まって、

脳梗塞になってしまいました。


ああ、胃潰瘍さえなければ、血便さえなければ、

血液サラサラになる、心筋梗塞の治療がデキたのに!

こんなことには、ならなかったのに!


命は助かったものの、

左半身に少し障害が残るようです。

これから、つらいリハビリが待っています。


っていうか、胃の出血が治まらないことには、

血管が詰まらないようにさせる薬を服用できませんからね。

予断を許さない状態です。


回復を心より、お祈り申し上げます。


2022年12月26日月曜日

正月痛風に応急処置

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● 痛風発作は、正月でも出る!?

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そもそも、なんで正月なのか、

正月に痛風発作なのか、ということですが、

年末年始というのは、夏場に次いで

痛風発作の多い季節なのです。


正月は、なにかにつけて、

おめでたいハズなのですが、痛風発作が出てしまったら、

何もおめでたくありません。

正月そうそう、激痛の日々が待っていますから。


夏は、まあ、わかります。

季節的に暑くて汗をかいて、体内が水分不足。

血液中の尿酸濃度が高くなって尿酸値が上がりがち。


あと、副交感神経反射といって、

暑さで体内の血管が拡張します。

全身の血流が良くなって、同時に

体の大掃除 (この場合のゴミは、尿酸結晶のこと)

が始まるのです。


じゃあ、なんで正月?

なんで、年末年始?


これは、もう・・あれですよ。

アレしかありません。


そう・・暴飲暴食。

つまり、宴会の季節。

忘年会新年会。

飲み会も多く、地方に散らばっていて、

滅多に会えない友達が帰省して

一堂に集まったり。


楽しいのはいいのですが、

痛風改善の基本は「腹八分目」。

食べているときは、おいしいのでいいですが、

過食は尿酸値をジワリと上げていきます。


ですので、宴会とか忘年会とか新年会とか

おせち料理とか、他人が楽しそうにしていても

自分はホドホドに、腹八分目で・・・


え?

ちっとも、楽しくない?


そうですよ。

楽しくないのです。

だから、つい、食べて飲んでしまうのです。


痛風発作の要因の一つに「強いストレス」というのが

ありますが、「食べたい飲みたい」を我慢することが、

かえってストレスだ、などと勝手に自分で

理屈をつけて、結局、

飲んだり食べたりすることになってしまいます。

まあ、正月くらい、いいでしょ?


ですが・・・

こんなことは考えたくもないですが、

万が一、正月に痛風発作が出てしまったら、

どうするか?


どうすればいいのか。


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● 痛風 備えあれば憂いなし?

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しかし、まったく、痛風発作ってヤツは年中無休ですね。

いつ出るのか、わかったもんじゃありません。

冬に痛風発作が出た経験はなくても、

油断できません。


そもそも、冬というのは、痛風に限らず、

体の調子が悪くなりやすい季節なのです。


で。

痛風発作の対策。


事前にできる対策は、一つだけ↓


『ロキソニンを購入しておく』


・・・できるのは、これだけです。


もっと広義の意味での、痛風事前対策ならば、

食べ過ぎ飲みすぎに注意して腹八分目。

宴会、飲み会は全て不参加。


でも、そんなことをしたら、

人生の楽しみを取り上げるのか、

と思う人もいるでしょう。

私もそれがベストな方法とは思えません。


ですので、やはり、

(発作が) 出たら出たときのこと。

とりあえず、痛み止めの薬 (消炎鎮痛薬) である、

ロキソニン (ロキソプロフェン) だけは確保しておく、と。


ロキソニンではありませんが、

以前、元旦に親戚が遊びに来ていて、

突然、頭が痛い、気分が悪いと言い出して、

バファリンを買い求めるために、元旦の夜に、

あちこちのドラッグストア、コンビニ、スーパー、

薬局、と走り回った経験があります。


なんで、バファリンなのかというと、

彼の常備薬がバファリンなのだそうで。

しかし、元旦の夜って、どこの店も閉まっていますね。


結局、バファリンは入手できませんでしたが、

こんなことにならないように、

事前にロキソニンは調達しておきたいところです。


ロキソニンは、以前は

処方箋がなければ入手できませんでしたが、

近年、市販されるようになって容易に

購入できるようになりました。


ですが、どこでも買えるわけでなく、

第1類医薬品ですので、薬剤師の在留する薬局でしか

購入できないと思います。

ネットでの購入の場合も同様に、

薬剤師の常駐する薬局でしか買えません。


ちなみに、「薬局」と「薬店」の違いは知っていますか?


「薬局」には薬剤師がいないと、薬局とは

名乗れないのです。


・・・・・そんなことより、痛風の話ですね。


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● 痛風 備えあっても、出るときはデル。

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いくらロキソニンを買い置きしていても、

「魔よけ」のように痛風発作が避けてくれればいいですが、

出るときは出ます。

容赦なく、出ます。


で、出たら、どうすべきか?


正月だから、ということは特になく、

いつもの痛風発作対処法と同じです。


正月はどこの病院も薬局も閉まっている、

と考えるのが妥当です。


緊急医療センターや救急車という手もあるかもしれませんが、

それらの手段は命のやり取りをするような重症の人が

利用するべきと思うので、やはり、やめておきましょう。

痛風発作で死ぬことはないので、自分で対処しましょう。



|■ その1“安静にしておく”

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基本は、痛風発作が発症すると安静にしておくのが

苦痛が少なくて済みます。


それと、痛風発作が好発しやすい場所が足の関節に多いので、

「歩けない」ということにも関係します。

無理に動こうとすると、激痛が容赦なく来ますからね。


本当は、ね。

患部は激痛で腫れあがりますが、同時に

熱く・・発熱しているのです。


これは体の中の、関節などに沈着して

溜まり過ぎた尿酸結晶を、

一生懸命、体が溶かそう、トカそう、としているのです。

そう考えると、激痛の最中ではありますが、

少しは痛みも和らぐ・・・ワケないか。



|■ その2“患部は冷やす”

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痛風初期症状の人は、痛風発作が起こると、

この腫れあがった患部を冷やすべきか、

温めるべきか、と迷うかもしれませんね。


正解→「冷やす」です。


痛風発作は、基本的に“急性の炎症”なので。

冷やす方法は、氷水でもいいし、保冷剤でもいいです。

もちろん、冷湿布でもいいです。


腫れあがった患部に触れるだけでも激痛が走るので、

ゆっくり、そろっと・・注意してくださいね。


ちなみに、温めると、痛風発作の痛みは

酷くなりますよ。



|■ その3“水を多めに飲む”

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この、水というのは何かというと、

尿酸をできるだけ体外に排泄するためです。


痛風というのは、尿酸値が高いことが要因なので、

つまり、血液中に尿酸が過剰な状態なのです。


で、できるだけ、尿酸の量を減らしたいのですが、

尿酸は大部分が尿に溶けて、尿と一緒に体外に

ハイセツされるのです。


ところが、出そうにも水を飲んでなきゃでない、

ということ。


夏場に痛風発作が多いのは、暑くて汗をよくかくので、

体内の水分量が減少して、トイレに行く回数が

減るから、というのも理由の一つです。


でも、水を多めに飲む、といっても、

モノには程度、限度というものがあり、

飲みたくもないのに無理に大量に飲むと、

今度は腎臓に負担がかかってきます。

難しいですね。

ですので、少し多いめに飲むことを心がける、くらいで。


一般的に「2リットルの水を・・」なんて言われますが、

夏と冬とでは環境、状態が違うので、

あまり気にしなくてもいいです。



|■ その4“なるべくトイレに行く”

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“水を多めに飲む” とシンクロしますが、

尿酸をできるだけ多く排泄するため、です。


しかしながら、困ったことに

痛風発作というのは、圧倒的に多い箇所が「足」なのですよ。

つまり、歩けない。歩きにくい。

歩くと痛いので、なるべくトイレは我慢しようと、

思いがちです。


でも、尿瓶や簡易トイレでもいいですから、

尿を排泄することは大切ですので、

我慢せずに、できるだけ尿は出してください。


恥ずかしい、とか、情けない、とか、

そんなことは考えなくていいです。

反省は、痛風発作がすっかり治まってから、しましょうね。



|■ その5“風呂は止めておく”

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“患部は冷やす” にも相通じますが、

風呂に入ると、腫れと痛みは強くなります。


この場合の風呂、というのは、

湯船に入って温まる、ということを指しています。

ですので、シャワー程度か、体を拭くくらいにするのが

無難です。


本当は、血液というものは、酸素と栄養分を全身に運ぶので、

血流が良くなることは望ましいことなのですが、

痛風発作に関していうと、血流が良くなると

白血球がより多く患部に巡ることになります。


白血球?


痛風発作というものは、

関節・腱などに結晶化した尿酸が沈着して、

溜まりきれなくなったときに剥がれるのですが・・

そのとき、白血球がそれを異物と認識してしまい、

攻撃するのですよ。


白血球というのは、体内の掃除係みたいなものですからね。


その攻撃時に、あの、激痛の元となる痛みの成分が出るのですが、

体が温まって血流が良くなると、白血球も

たくさん患部のあたりに、いらっしゃるようになる、ということ。


血流は、痛風発作がすっかり治まってから、

良くなってもらいましょうね。



|■ その6“足を高くして寝る”

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この、足を高くして寝る、というのは何かというと、

「心臓より高い位置に」するためです。


足を。

つまり、立っていても座っていてもそうですが、

足に痛風発作が出て痛い場合、より血液が流れやすい、

ということです。


ベッドでも布団でもいいですけど、寝るでしょう?


座布団でも何でもいいから、足元に積み上げて

高くするのです。

そして、痛い方の足を上に乗せ上げる。


ちなみに、痛くない方の足も一緒に上げると、

バランス的に、(痛い方の足が)

ずり落ちて悲鳴を上げずに済みます。


で・・心臓より高い位置に足を置くと、

少しだけですが痛みはマシになります。

血液の流れが少し悪くなった、ってことですね。



|■ その7“ビール・酒は飲まない”

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どんなにビールが好きな人でも、

痛風発作の最中は我慢してください。

禁酒です。


飲んで痛みを忘れよう・・なんて考えないほうがいいです。


試してみるのは勝手ですが、

痛い目に遭うのは自分です。



|■ その8“ロキソニンは1日3錠まで”

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さて、上記のようなことを色々と試してみて・・・

それでも、やっぱり痛い。

我慢できない。


こうなると、もうロキソニンの出番です。


病院でいただいたロキソニン

(後発薬 [ジェネリック]は、ロキソプロフェン錠」)でも、

市販薬のロキソニンsでも、処方箋にキチンと書いてあると

思うので、服用量は厳守してください。


たぶん、毎食後1回1錠・・だと思うのですが。


どんなに痛風発作の痛みがツラくても、

一度に5錠とか飲んだりしないでくださいね。


これは、胃がヤラれる恐れがありますので。

食後に飲め、というのも、胃のためでもあります。


痛風発作の極期(ピーク時)は、

ロキソニンを飲んでいてさえも、

痛みが緩和しない、ロキソニンが効かない、

と思うときもあるかもしれませんが、

それでも、自分の体のためですので服用量は守ってください。


経験上、ロキソニンの効果継続時間は

8時間~10時間くらいでしょうか。


飲み始めて、15分くらいで効果を実感できます。

つまり、痛みが和らぎ始めます。


1日3錠飲めば、24時間をカバーできる計算になりますが、

キツイ薬ですので、眠れる程度まで痛みがマシになってきたら、

服用は止めておいたほうがいいかもしれませんね。


ロキソニンは急性の炎症には効果絶大ですが、

慢性の痛みには、効果は薄いです。


常用すると、イザというとき、本当に必要なときに

効かなくなる可能性もあるので、ロキソニンは

本当に痛いときだけの服用にしてください。


仮に飲まなくても、これがある、と思うだけで

お守りじゃないですけど、少し安心した気持ちになれます。


では、良いお正月をお過ごしくださいね。



2022年12月25日日曜日

痛風 利尿剤で尿酸値が上がる

高血圧などの治療のため、

降圧剤として利尿剤を飲んでおられる方も

いると思います。


ときどき、耳にするのが、

これらの利尿剤を飲んで、尿酸値が上がった、

あるいは「痛風になった」という話です。


これは・・・ホントか嘘か!?


これは、デタラメではなく、本当の話です。


痛風に関係があるのは、尿酸です。

この、血液中の尿酸はなんでできるのかというと、

食事などの栄養分が体内に入ってきて

肝臓で分解されたとき、細胞が新陳代謝で壊れたとき、

体を動かすエネルギーに変換されたとき、

の三パターンです。

これらのときに、肝臓で尿酸は作られます。


で、それらの尿酸は腎臓へ送られて濾過されて、

体外に排泄されるのですが・・

ここで利尿剤を服用していると、さらに

尿酸が尿細管細胞内へと再吸収されるのです。


尿細管細胞内?

再吸収?


一度捨てようとした尿酸を、もう一度

吸収するってわけ?


体外に尿などと一緒に排泄する予定だった尿酸が、

利尿剤の影響 (副作用?) で再吸収されるわけですから、

当然、ハイセツする尿酸は減ることになります。

再吸収されちゃったんですから。


で、出すハズの尿酸は残ったままなので、

血液中の尿酸の濃度は高くなってしまい、

尿酸値は上がってしまう、というわけです。


じゃあ・・・じゃあ・・・

血圧を下げようと思っただけなのに、

痛風になっちまうわけ?

利尿剤なんて飲むのは、やめたほうがいいの?


いえ、それは医師の先生が

そうすべきだと判断しての処方ですから、やはり

先生の指導どおりに服用するのがいいと思います。


いったん、クスリを飲み始めたら、

やはり処方してくださった先生の指導どおりに

服用するのがベストでしょう。


利尿剤のせいで上昇してしまった尿酸値は、おそらく

尿酸値を下げる薬を飲むことになり、あれもこれもと

だんだん薬の種類が増えていくかもしれませんが、

それでも、処方してださった主治医の指導どおりに

服用するのが最善の方法だと思います。


2022年12月24日土曜日

猫背と尿酸値

猫背と痛風は関係がある!?

これは・・・ホントか嘘か!?


・・・って、ホントなワケがないでしょう。


同様に、自分は猫背だから、尿酸値が高い、

あるいは低い。

そんな話、聞いたこともありません。

そんなこと、関係ありません。


が。

まったく、関係ないかというと・・・

まあ、ほとんど関係ない、

十中八九、関係ない、という感じです。


ナンですか、その、わかりにくい、

奥歯に物が挟まったような言い方は。


痛風、高尿酸血症は自分の普段の姿勢、つまり

前かがみで背中の丸まった、いわゆる

猫背とは関連はありませんが、全身の血流、

という観点から考慮すると、影響まったく無し、

というわけでもありません。


猫背という姿勢の人は、背の高い人に多いです。


それは、たいてい、周辺の人は自分より背が低いので、

見降ろす、というか、自分より下を向いて話す場合が

多くなるからです。

それにテレビにしろ、パソコンにしろ、

自分用にカスタマイズされたものならば

いいのですが、背の高い人は座高の高い人も多いので、

どうしても他の人の視線に合わせるため、前かがみ、

つまり猫背になりガチです。


で、猫背の何が悪いのか?


いえ、別に悪くないですが、姿勢が悪いだけで、

それはすなわち、首、肩、肩甲骨などの

筋肉が凝りやすくなるのです。

筋肉が凝ると、血行が悪くなってしまい、

これは全身に影響するのです。


全身の血流を良くすることは、健康の秘訣です。

血液は酸素や栄養分を全身に運ぶだけではなく、

代謝を活発にさせて、結果として

体温を上げる効果があります。

血液は、あたたかいですしね。


ところが、尿酸というものは、37度以下ですと、

血液中に溶けにくくなるのです。


尿酸値の高い人は、なるべく、血液中の尿酸を溶かして、

尿と一緒にたくさん、体外に排泄したいのに。


痛風になる人は、低体温というか、

冬になると(氷のように)

手足が冷たい人が多いように思います。

これは血流が悪いことが原因なんです。


尿酸というものは、体内の比較的冷たい部分の関節、

つまり、心臓から遠い手足などの末端の関節に結晶化して

沈着していくのです。


ですから、低体温で尿酸値の高い人は、

痛風発作のリスクが高まります。


まあ、でも、ねえ。

痛風発作が発症するのは、猫背のせいじゃないですよ。

尿酸値が高いから、痛風発作が出るのです。


その、尿酸値改善には、全身の血流を良くして、

普段の自分の「体温を上げる」ということは大切なことです。


猫背の矯正は、その一助となるかもしれませんね。


2022年12月23日金曜日

痛風発作のリスクは、どう下げる?

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● 喫茶店での注文品を見れば、その人のアレがわかる!?

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会社の同僚たち数人と喫茶店に行くとします。

もうランチの時間は過ぎているので、珈琲タイムですね。


外は北風が吹きすさぶ冬の季節ですが、

さすがは喫茶店。

店内は空調がきいていて、あったかいです。


ああ、ぽかぽか。

至福のひと時です。

(↑ 仕事、しろよ)


いくら店内が暖房で暖かくしてくれていても、

外から歩いてきて体が冷えているので、

あたたかいコーヒーが飲みたいですね。

あ、紅茶の人もいるかも。


珈琲でも紅茶でもいいですけど、飲むのは

もちろんホット。

あたたかい飲み物です。


ところがね。

数人、仲間がいると、たまに1人くらい、

こんなヤツがいるのですよ。


「いらっしゃいませ!

何にいたしましょうか?」


「あ、俺。ホットコーヒー」

「オレもホットで」

「コーヒー、ホットで」

「あ。おれは紅茶。レモンティーね、あったかいやつ」

「オレはホットコーヒー」


「アイスコーヒー!」


コイツは、なんでこんな寒いのに、

アイスコーヒーを飲むのか?


誰もが温かい飲み物を飲みたい季節に、

どうしてアイスコーヒーなのか?


本人に訊いてみました。


すると、夏であろうが、冬であろうが、

アイスコーヒーが好きなんだそうです。


当人はニコニコしながら、そんなことを

言っていますが・・・


実は、ね。

本人は気がついていないのですよ。

冬なのに、アイスコーヒーを飲みたくなるのには、

理由があるのです。


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● 冬なのに、アイスコーヒーを飲みたくなる理由とは!?

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この、冬なのに、アイスコーヒーを飲みたい人は、

長年の「食べ過ぎ」のせいで


『胃が炎症を起こしている』


・・のです。


つまり、“胃が熱をもっていて熱い” のです。


で、体は なんとかして胃を冷やしたいので、

冷たい飲み物を飲ませようとするので。


すなわち、冬であろうが、体が冷えていようが、

冷たい飲み物を飲みたくなるのです。


これが冬なのに、アイスコーヒーが飲みたくなる理由。

もちろん、コーヒーじゃなくても “冷たい飲み物” を、

という意味ですが。


このように、当人が意識していようが、いまいが、

内臓の状態や調子が、食べ物・飲み物の嗜好に大きな影響を

及ぼしていることがあります。


このアイスコーヒーの人の例でいえば、

この人が過食を改善して、胃の調子を整えて、

胃の調子が良くなってくれば、

冬などの寒い時期にアイスコーヒーを飲みたい、

と思わなくなってきます。


で、長い「前フリ」が終わって、

やっと痛風の話。


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● 痛風 口から入ってくるものに気をつける

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痛風は「口から入ってくるものに気をつけていれば」

痛風発作のリスクは下がり、痛風も改善すると

言われていますが、実際は、どうでしょうか。


痛風の場合は、遺伝という体質の壁が

大きく立ちはだかっていて、

なかなか思うようにはいきません。


ところで、

「口から入ってくるものに気をつけていれば」

という言葉を見て、どう思いましたか?


プリン体の多い食品の摂りすぎに気をつけよう、

というふうに感じませんでしたか?


「口から入ってくるものに気をつける」というのは、

プリン体の多い食品のこともありますが、

それよりも「過食に気をつける」ということです。


たくさん食べすぎないようにする、という意味です。


痛風改善とは、

プリン体の多い食品を摂り過ぎないように

気をつけることではなく、

「内臓の調子」を整えることです。


腎臓も肝臓も胃も腸も、全部、痛風に関係あるのです。

腎臓や肝臓や胃が改善されてくれば、

痛風も改善されるようです。


だからといって、どうすれば腎臓が改善されるのか、

肝臓を良くするのか、といえば、

即効性のあるような方法は見えてきませんが、

肝臓や腎臓や胃に負担をかけるような

生き方、食生活をしていると、

痛風の症状も良くない方向へと流れていきます。


過食、すなわち「食べすぎ」は、

内臓の負担を増やすので。


たとえば、肝臓の働きといえば、

アルコール飲料を分解する、というのが有名ですが、

それ以外にもたくさんたくさん働きがあります。


胃は、体内に入ってきた食物を消化しますが、

食べる量が多ければ多いほど、

たくさんの消化をしなければなりません。


肝臓は栄養分を分解したり、脳へ送り込んだりしますが、

たくさん食べれば食べるほど、

大量に分解作業をこなさねばなりません。


腎臓も同様に、濾過(ろか)作業などを担当しますが、

量が増えれば増えるほど、負担は増します。


オフィスでいえば、まだ前の仕事が終わっていないのに、

一生懸命やっているのに、上司がやってきて、

こちらの机の上に、容赦なく大量の書類をドン!

と積み上げて、ニヤリとされるようなものです。


この大量の仕事量!

書類の山を見るだけで疲弊してしまいます。

ああ、いったい何時になったら家に帰れるの!?


人間の内臓とオフィスは少し違いますが、

食べ過ぎる、内臓にも負担がかかってしまう、

という話です。


たしかに、痛風の場合は、

尿酸値さえ、下げていれば大丈夫、

みたいな感じはあります。


そして・・まあ、その通りなのですけど、

尿酸値に関係がある尿酸は、

どこで生成されるのかというと、

肝臓 (代謝されるときの老廃物) ですからね。

内臓の調子は、痛風改善の遠因となるのです。


内臓改善というのものは、それこそ、

一朝一夕にはできませんが、

「食べ過ぎを減らすと“内臓の負担”も減らせる」

という話です。


それから、自分が食べ過ぎているかどうかは、

どう判断するのか?


体重です。


毎日、体重計に乗ったほうがいいです。

毎日計って、できれば毎日同じような時間帯に

継続して測るのがいいです。


単純に考えて、体重が増えてきていたら、

食べ過ぎている、ということです。


それから、ちなみに、え~と・・・

冒頭のアイスコーヒーの話ですが。

あれは

(以前の) 私のことなんです・・・





あはははは。



(と、笑って誤魔化す) 


2022年12月22日木曜日

高尿酸血症の人の痛風予防

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● 知られざる高尿酸血症の実態

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尿酸値7.0mg/dl以上の数値の人は高尿酸血症といいます。


高尿酸血症だからといって

必ず痛風を発症するというわけではなく、

生活習慣に気をつけていれば痛風発作を予防ができる・・・・


? ? ? ? ?


ちょっと、まって?

もしかして・・・


「高尿酸血症の人→ 

自堕落な生活をする→ 

痛風になってしまう」


と考えていませんか?


それは、ちょっと違うのです。


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● どうして高尿酸血症になるの?

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そもそも、なんで高尿酸血症になるのか?


ハッキリ言って、遺伝です。

生まれつきの体質。


生活習慣?

だったら、どうして、中学生や高校生が尿酸値が高くなるの?


食生活の欧米化とか、いろいろい言われていますが、

痛風、高尿酸血症には

「ならない人は、絶対ならない」のです。


どんなに

カレー、とんかつ、ハンバーガー、寿司、焼き鳥、

焼肉、ラーメン、牛丼、天丼・・・

何を食べても食べまくっても、

生活不規則でも運動不足でもストレス過多でも、

痛風にならない人は、何をしても「ならない」のです。


つまり、体質なんですよ。

痛風になりやすい体質(痛風体質)


で、痛風体質の人が上記の

カレー、とんかつ・・・・とグルメ三昧をすると、

どうなるのか?


一発で、即、痛風です。


(即、痛風というのは、例えば、の話。

実際には、即、痛風発作が出たりしません。

痛風発作に至るまで、通常、

尿酸結晶の蓄積継続期間が10年以上かかります)


ものすごく不公平だと思いますが、体質とは

そういうものです。

生まれついた瞬間から、ある種の病気になりやすい体質、

あるいは、なりにくい体質があるのです。


ああ、なんで、こんな体質に生まれたの?

なんで、痛風なの?


でも、痛風にならない (なりにくい) 体質の人は、

他の病気になりやすいのかもしれませんよ?


単に、痛風には なりにくい「だけ」で。


何が良くて、何が良くないのか。


それは人間、いつか必ずやってくる、

人生の終焉のときがくるまで、誰にもわからないです。


痛風体質の人は、合併症さえ起こさなければ、

腎臓さえ悪くならなければ、血液中の尿酸が豊富なので、

血管が若々しく保てます。

(尿酸には抗酸化作用アリ)


粗食ならば、長寿の体質なのです。


話がそれました。

高尿酸血症の人が、

過食、多飲(飲酒)などの不摂生を続けると

痛風になる、と考えているかもしれませんが、

そうじゃありません。


たしかに、高尿酸血症の人が、

食べ過ぎ、飲みすぎ、運動不足・・など

生活習慣が不摂生ですと、高確率で痛風になるでしょう。


でもね。

高尿酸血症の人の中には、いくら不摂生を続けていても、

痛風発作が発症しないタイプの人がいるのです。


しかも、その発症しないタイプの人の方が多いのですよ!


嘘みたいな話でしょ?


こんな食生活に気をつけているのに。

痛風改善に良い、と思うことは、いろいろ実践しているのに。


尿酸値が高い、高尿酸血症だからといって、

痛風発作が出ない人もいるのです。


羨ましいですね。


・・・・・・・・・・・・・・。


ホントに羨ましいですか?


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● 痛風発作が出ないことは、本当に良いのか?

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高尿酸血症は、尿酸値が高いのですが、

痛風発作が出ないからといって、体内の尿酸が

少ないわけではありません。


それゆえの、高尿酸血症ですからね。


つまり、知らない間に、じわりじわりと

体内の関節・腱などに結晶化した尿酸が沈着していくことは

同じなんです。


痛風の人は、たまに痛風発作が出て、

七転八倒の苦しみを経験しますが、

あれは体にとって意味のある現象なのです。


つまり、痛みと腫れは伴いますが、患部を発熱させて、

その熱で、

蓄積している尿酸結晶を溶かそうとしているのですよ。


でも、我々は痛いからといって、

薬で、その発熱を抑えこんで、

尿酸結晶を溶かす邪魔をするのですけどね。

(だって、痛いですもん)


ところが。

高尿酸血症の人で、痛風発作が出ないタイプの人は、

尿酸値が高くても自覚がありません。


発作がないなら、あんな苦痛を経験しないなら、

あまり体にも気をつけないでしょう。

食べたいものも食べるでしょう。

飲みたいものも飲むでしょう。


だって、何も痛くないのですから。


痛風の人も、やっぱり食べたいし、飲みたいですが、

あれほどの激痛で、イヤというほど

痛い目に遭っているので、ある程度、体には注意します。

いえ、かなり気をつけます。


この差が、この両者の差が、

何十年後かに、如実に出てくるわけです。


どちらが良いと思いますか?



え?


どっちもイヤ?


2022年12月21日水曜日

痛風は気の病

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● 痛風は、気の病 (きのやまい)?

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「痛風は気の病」とか言うのは、東洋医学だけです。


近所の病院へ行って、

医師の先生に「痛風は気の病だから・・」

なんて言おうものなら、

次の患者がたくさん待っているんだから、とっとと帰れよ、

という雰囲気になるような気がします。

(言う、度胸はないので黙っています)


西洋医学では、痛風というのものは、

プリン体の多い食品の摂りすぎだとか、

体内で尿酸を多く作られすぎている、

あるいは、尿酸を排泄する能力が弱いとか、

水分不足で血中尿酸濃度が高いから、

などと考えられてます。


気 (心や気持ち) などとの関連は、

まったく眼中にありません。


私は、どっちも正しいんじゃないか

と考えているのですが、

それでも他人にこのことを言うと、

一笑に付されるような気がします。

そんなもん、関係あるわけねえだろ、と。


痛風になりやすい体質の人(痛風体質)には、

「緊張しやすい人」が多いそうです。


緊張?


つまり・・

何か物事があるとき、それは何日も先の話なのに、

どうしよう、うまくいかなかったらどうしよう、

と気に病んでみたり。


あるいは、人と話すのに緊張しがちだったり。

責任感が強すぎて、失敗したら

自分を必要以上に責めたり。


また、心配事が多かったり(心配しすぎ)、

真面目すぎたり、くよくよしたり、悲観的だったり、

話す内容がネガティブだったり。


こういう、マイナス思考的な考え方をするのは、

生まれつきのせいではなく、実は・・・


「腎 (じん) 」が弱かったり、

腎 (腎臓・副腎) に負担がかかっている場合が多いのですが、

当人は、生まれつきの性格だと思い込んでいたりします。


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● 痛風の人の弱点は、腎臓

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痛風は長年のうちに、腎臓が弱ったり、

悪くなってしまったりすることはありますが、

もともと、腎臓が弱い (腎虚) ため、

痛風になりやすいのかもしれません。


腎が弱っていると

「不安・恐れ」などを感じやすいのです。


たしかに、痛風というのは、

尿酸が多く作られすぎている、そして

尿酸を排泄するチカラが弱いから、痛風になるのですが。


人間の体というものは、いろいろとフクザツに出来ていて、

内臓の不調や弱りが、心因性にも影響を与えます。


さきほどの、痛風の人は

「緊張しやすい性質(タチ)」というのがありましたが、

緊張すると、体内の血管が収縮して

「血流が悪くなりやすく」なるのです。


すると、内臓の血液不足にもなり、

腎臓への血液も足らなくなってきて、

腎臓の尿酸の排泄力も低下します。


いろいろと関係あるのですよ。


ところで。

その・・そもそも、なんで「緊張する」のか?


それは、ね。

『生まれつき』そういう体質なのです。


あれえ?


さっき、性格は必ずしも生まれつき、とは限らない、

と言ったのでは?


でも、腎臓が弱点だったりするのは、

生まれつきの体質です。


痛風の人、誰しも腎臓が弱いとは限りませんが、

そういう人が多い、という話。


で・・

「生まれつき」なら、もう、どうしようもないのか?


ところが、そうでもないらしく、

緊張しやすいタチでも、年をとってくると、

だんだん大雑把というか、アバウトになってきて、

あまり緊張しなくなるそうです。


年をとってくる、って・・

それって、何歳の話?


緊張の反対は弛緩ですが、

弛緩って・・・一日中、弛緩していたら、

なんだか、認知症になりそう。


だから、痛風の人は、

認知症にならない、とか、なりにくい、とか。


ホントかなあ・・・・???


2022年12月20日火曜日

尿酸値の血液検査は食事後でもいいいのか?

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● 痛風の尿酸値検査は、食事抜き?

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もしかしたら、病院によっては食事ヌキで来院してください、

と言われるかもしれませんね。


尿酸値の血液検査の話ですよ。


私は病院から、食事しないで来い、

と言われたことがないので、

検査当日であろうと、いつも、普通に食べます。

あまり気にしたこともありません。


っていうか、私の場合、突然、ふらりと

病院に出かけていって、

「尿酸値の検査をして欲しいのですけど」と言うと、

病院の医師の先生が、

「じゃあ、今すぐ、しましょう」という感じで、

即、その場で採血となります。


病院によっても違うのかもしれませんが、

日を改めて検査・・というのであれば、もしかしたら、

当日の食事は抜いてください、となるかもしれません。


というのは、食事を抜いて血液検査をする、

というのは(尿酸値に限らず)よく聞く話ですから。

・・・っていうか、それが普通かも。


で。

食事をしてから、というか、

食事の直後に尿酸値の検査をすると どうなるのか?


経験上、食べた直後には「尿酸値は上がります」。


あとから、検査結果を見て、蒼くなるかも。


もっとも、私の場合、

食べた直後でなくても、尿酸値は高いかも・・あわわ。

なんと言うことを。


さて。

食べた直後に「尿酸値が高め」になるのならば、

逆に、食事ヌキだと「尿酸値は低め」になります。


この、「高め」だとか「低め」だとかいうのは、

ほんのチョットです。

食事するかしないかによって、それほど増減したりしません。


ちなみに、どうでも良い、豆知識ですが、

尿酸検査の直前にビタミンCを飲んでから

検査に臨むと、「尿酸値は少し低くなります」。


ですので、

病院によっては、検査前にはビタミンCを摂取しないように

指導する病院もあるとか、ないとか。


このビタミンCというのは、サプリメントでもいいし、

ドリンク剤でも良いです。


ミカンなどのフルーツは、ビタミンCは豊富ですが、

同時に果糖も多く含まれているので、

尿酸値に関していえば、あまり好ましくないです。


果糖は体内で分解されるときに、尿酸を生成しますので、

尿酸値が上がる可能性も。


でね。

結局、どうすれば、いいのか?


『普通にしていれば良い』のですよ。


かえって、検査のときだけ、

普段の尿酸値より、高かったり低かったりすることは

望ましくないように思うのです。


つまり。

考えられるのは、次の3パターンですが・・


●尿酸値が検査のときだけ、高めの数値が出る

●尿酸値の数値は、普段通り

●尿酸値が検査のときだけ、低めの数値が出る



|■ 「尿酸値の数値は、普段通り」の場合

└─────────────────────


これは、まあ、尿酸値が高めであろうが、低めであろうが、

それが自分の尿酸値の数値なのですから、仕方がないです。

むしろ、自分の数値が今、現在、どの程度なのかが把握できて、

良いと思います。



|■ 「尿酸値が検査のときだけ、低めの数値が出る」の場合

└─────────────────────


食事を抜いたり、検査直前にビタミンCを摂取すると、

やや低めの尿酸値の数値が出ます。

低い数値が検査結果で出ると、一安心ですねえ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


本当に一安心なの??


検査結果では低い尿酸値の数値が出ても、実際には

もう少し数値は高いハズ。

でも、検査結果は低い数値。


じゃあ、どうなる?


人にもよると思いますが、私なら、

ホッとしますね。


そして、

たらふく、食べたり飲んだりしてしまいそうです。

だって、尿酸値の数値、低かったもん。

大丈夫だよ、検査は来年まで行かないし(もっと行けよ)


・・・というふうに、油断していると、

次の検査のときには、検査結果をみて、

絶句してしまうかもしれませんよ?



|■ 「尿酸値が検査のときだけ、高めの数値が出る」の場合

└─────────────────────


たしかに、尿酸値の検査結果で高い数値が出たら、

いや~な感じです。

ガックリします。


でもね。

これじゃあ、イカン、と思うでしょう。

節制もしようと考えるでしょう。

生活習慣をさらに見直そうとするでしょう。

これが良い結果に繋がるのですよ。


検査結果というものは、

自分の現在の数値がどれくらいなのかを

知るためにあるのですが、

同時に、日々の生活の反省材料にもなるわけです。


そう考えると、高めの尿酸値の数値が叩き出されることは、

思うほど、悪くないことなのかもしれませんよ?


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● 尿酸値検査は、いつも同じコンディションで。

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尿酸値というものは、1日のうちでも多少変動するので、

食事を抜いたり、あるいは食事直後であったり、など

検査するときの状態が違うと、多少、検査結果にも影響が出る、

ということです。


ですので、食事を抜いた状態で検査するなら、

毎回、同じコンディションで。

食後の検査ならば、毎回、同様の状態で。


自分の今の尿酸値の数値を知ることも大切ですが、

同じくらい大事なことは、

前回からの推移、つまり、尿酸値が上がっているのか、

尿酸値は下がっているのか。


前回の数値と比較するにしても、

検査したときの状態が同じでなければ、

正確な意味での比較にはなりません。


そういう意味で、食事を抜いた状態での検査が、

一番、正確なのかもしれませんね。

同じコンディションを毎回作りやすいですから。


私が通院する病院がアバウトなのか、

それとも、食事ヌキには大した意味はないのか、

そのあたりのことはよくわかりませんが、

まあ・・ある程度の尿酸値の数値がわかればよいので、

それほど(食事ヌキかどうかを)気にすることも

ないのかも。


要するに、普段の自分の尿酸値がどの程度なのかが

把握できればいいだけですから。


『普通にしていれば良い』というのは、そういうことです。



▽痛風 ビタミンC


2022年12月19日月曜日

痛風 性格

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● 痛風になりやすい性格がある?

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痛風になりやすい性格というものがあり、

痛風の本には、以下のような内容の記述があったりします。


--------------------------------------------

責任感が強く、真面目で仕事熱心。

活力に溢れて、自己主張も強い。

行動力があって、物事に積極的。

--------------------------------------------


・・・上記のような人が

痛風になりやすい人の特徴、だそうです。


ホントかなあ?


まあ・・たしかに、昔は

「帝王病」だとか言われていましたしね。

と、そんなことは、ちょっとコッチへ置いておいて。


人間の体と心は、全然関係ないようで、

多いに関連があります。


たとえば、体調を崩して入院したりすると、

なんとなく、弱気になったりするでしょう?

不調なときは、なんとなく、気持ちまで元気がなく、

スッキリしなかったりします。


性格というものは、みなさん、持って生まれたものだ、

生まれつきのものだと思っておられる方が

多いかもしれませんが、案外、生まれつきの体質が

性格に影響を与えているのかもしれせんよ?


東洋医学では、腎 (じん)  [腎臓・副腎など]

が弱ってくると、体だけではなく、

性格・精神状態などにも

影響があると考えられているようです。

腎虚(じんきょ)と、いうのですが。


具体的にいうと、ささいなことでもクヨクヨしたり、

つまんないことを気にしたり、やたらと心配性だったり、

失敗したときのことばかり考えていたり、要するに

「マイナス思考」ってヤツですね。


腎が弱ると、こういうふうになるのです。


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● 痛風といえば、腎臓

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痛風では、腎臓が弱点です。


病院では西洋医学ですので、腎臓に関しては

濾過や排泄など、機能的なことが第一で

心との関係などは

あまり重要視されていないようです。


ながく痛風で苦しんでいると、だんだん

年々、腎機能が低下してくる可能性もあります。


つまり、そのとき、腎の弱りが

性格や性分にも影響が出ているかもしれない、

という話です。


冒頭の、責任感が強くて、積極的でバイタリティがあって、

真面目で活動的で仕事好き!


・・・というふうな痛風の人のイメージとは、

だいぶん、違っていますね。


思い当たる点は、ありませんか?


さて、その対策です。


マイナス思考なら、

プラス思考を心がけよう、とか、じゃなくて。


胃腸を良くする基本は、温めることです。

中からも外からも冷やさないこと。


冷たいモノをあまり飲まない。

お腹まわりは あたためておく。

お腹を冷やさない。


胃腸?

だれが、お腹の話なんかをしろ、と?


いえ、実は「腎」は、胃腸と関係があるのです。


いっけん、まるで関係ないようですが、

腎を良くするためには、

胃腸を整え、良くすることが基本です。


・・と、まあ、

そんなことをいっても、お腹を温めたくらいで

腎臓の不調が改善されるのかどうかは、

どうもピンときませんが・・


でもね。

だんだん、年をとってきて、

なんか、このごろ、考えが後ろ向きだなあ、とか。

クヨクヨとマイナス思考ばかり浮かぶなあ、

と思っている人がいるなら。


もしかしたら、年齢のせいなんじゃなくて、

腎臓が弱ってきているのかもしれませんよ?


2022年12月18日日曜日

痛風 酸性

痛風になると、何を食べるか、つまり

食べモノが重要になってくるといいます。


特に肉や魚のような食品をたくさん食べると、

カラダが酸性になってしまい

痛風には (っていうか健康にも) 良くないと言いますが・・・


これは・・・ホントか嘘か!?

大嘘ですっ。


いえ、健康とか痛風に良くないという件 (くだり) ではなく、

肉や魚を食べると

「体が酸性になる」という・・そのことです。


何を食べても体は酸性になったりしないです。

排泄する「尿」が酸性になるだけです。


体は常に中性を保とうとするのですよ。

ですので、体内に入ってきた、お邪魔な酸性食品は

なるべく体外に排泄してしまおうと。

早く出してしまおうと。


で・・体が酸性になっちまわないように、

カラダは中性でいられるように

尿として、酸性の物質を排泄してしまうのです。

結果、尿が酸性尿になる、というわけで。


さんせいにょう?

なんですの、それ?


痛風に関係大アリの尿酸ですが、

文字の中に“酸”という字があるくらいなので、

アルカリの尿に良く溶けます。

逆に酸性の尿にはあまり溶けません。


溶けるとか、溶けないとか、なんのこと?


痛風発作に関係してくる尿酸値は、

尿酸が血液中にどれだけあるか、という指針です。

尿酸値を下げるためには、できるだけ、

カラダの外に尿酸を出してしまいたいのです。


いえ、尿酸は 本当は

血管の若さを保ってくれたりする大切な物質なのですが、

多すぎると痛風の元凶となる

という諸刃の剣でもあります。


で・・排泄しようにも、尿酸というのは

尿に溶けて排泄されるのが ほとんどなんです。

汗とかも、排泄物といえばそうなんで、

汗と一緒に尿酸が出れば嬉しいのですが・・

残念なことに汗からは、ほぼ出ません。

ゼロに近いです。

っていうか、ほぼゼロです。


便からは少しだけ排泄できるんですけどね、尿酸。


で・・

尿酸を排泄するのは、尿が頼りなのですが、

一日に排泄する量って、ある程度決まっているでしょう?

毎日、100リットルの尿を排泄する人なんかいませんよね。

個人差はあっても、まあ、誰しも似たようなものでしょう。


じゃあ、いかに尿に溶けるか。

尿酸をどれだけ尿に溶かすか、という点にかかってきます。


そのためには、酸性の尿、すなわち酸性尿ではダメなんです。

アルカリに傾いた尿でないと。


・・・というわけで、肉や魚ばかり食べていても

カラダが酸性になるわけじゃないのですが、

尿が酸性に傾いてしまうので、

尿酸の排泄がそれほど増えない、

すなわち、尿酸値は下がらない。

痛風リスクも下がらない、ってコトです。


ちなみに、アルカリ食品はどんなものがあるかですが、

野菜、それから海藻。

他にもいろいろありますが、効果的なものは上記二点。


おっ、おいしくなさそうですね!


野菜・海藻がおいしくない、

肉・魚がおいしい、と思った人は

どうして自分が痛風になったのか、

納得できると思います。


え?

できませんか~?


原因は、案外、

自分の食生活、好き嫌いにもあるかもしれませんよ?


2022年12月17日土曜日

痛風 過激な運動で尿酸値が上がるって本当ですか?

過激な運動で、尿酸値が上がるのか・・という話ですが。


これは・・・ホントか嘘か!?


本当です。

過激な、といっても

ピンからキリまであると思いますが、

要するに無酸素運動が良くないってコト。

有酸素運動なら、オッケーってこと。


この、無酸素運動っていうのは何かというと、

息をとめて、ぶぁああああ、と頑張るような運動。

短距離ダッシュのような瞬発系の運動。

ウエイトリフティングのように、ふんっ! と

気合一発で

ヘビーウエイトを持ち上げるような運動、スポーツ。

それらが無酸素運動です。


なんで、無酸素運動が駄目なのか?


尿酸が増えるからなのですよ。


人間の体内で生成されるプリン体は、

食べた食事から作られるだけではなく、

細胞が新陳代謝のとき、壊れて、

また新しい細胞ができるときにプリン体が作られます。


で・・このプリン体が血液で運ばれて肝臓へ行くと、

尿酸に代謝されるのです・・・・が。


この、細胞ってヤツは、酸素がないと、

やたらと壊れやすくなる性質があるのです。


普通、人ってのは、四六時中、呼吸していて、

体内にどんどん酸素が取り込まれているのが

普通の状態です。


ところが--------------。


この、激しい運動、無酸素運動を

バンバンやっていると、体内に取り込む酸素が

一時的に無くなる(ホンの短い時間なんですけどね)。

そのときに、細胞がビシバシと壊れちゃう。


結果~~~~→

尿酸がたくさん作られてしまい、

尿酸値が上がってしまう、というわけです。


う~ん・・じゃあ、運動するなってこと?


いえいえ、痛風改善に運動は必要だと考えられています。

肥満解消、ストレス解消にもなるし、

血流も良くなりますし、筋肉がついて

太りにくい体になるし、低体温の解消にも一役買います。


ストレスがなんで駄目なのかというと、

強いストレスを受けると体が交感神経優位といって、

つまり緊張状態になります。

すると、血管が収縮して血流が悪くなり、

体が不調になりやすくなります。


肥満がなんでダメなのかというと、

内臓脂肪がついてくると、

尿酸値をあげるような物質(ホルモンのようなもの)が

分泌されるから。


低体温がどうして駄目なのかというと、

結晶化した尿酸は、

体内の比較的冷たい関節に好んで(?)沈着しますし、

そもそも、体温が低いと

血液中の尿酸が溶けにくくなるのです。

(体温37度以下では、尿酸は溶けにくくなる)


つまり、結果としても尿酸値が高くなる、と。


では、どんな運動が?


ゆったりとした、有酸素運動です。


散歩とか。

ゆっくりすぎるジョギングとか。

のんびりとしたサイクリングとか。


ぬるい、なあ・・・・?


これが運動?

コレがスポーツ?


こんなので、いいの?

こんなんじゃあ、肥満解消なんてデキないよ。

・・・・と思うんですけど、ねえ?


それが世の中の、お偉い先生方の推奨なんですよ。


2022年12月16日金曜日

痛風 陰陽論

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● 全ての物事には陰と陽がある

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東洋医学では、物事の考え方として、

「すべてのものごとには陰と陽がある」と考えるようです。


いん?

よう?

何の話?


この、陰陽論は東洋医学の基本的な考え方の一つであって、

同じ出来事、物事であっても、

「悪いことばかりではなく、良い面もある。

また、良い面ばかりではなく、悪い面もある」

・・・ということです。


なんのこっちゃ、という感じですよね。


たとえば・・ええと。

リンゴを齧るとします。

シャリシャリして、おいしい林檎です。


ところが、リンゴをカジると、

歯茎から血が出てしまいました。

りんごを齧った歯形をみたら血がついていて、

イヤな感じです。


いわば、これが「陰」。


ですが、リンゴを齧ることによって、

自分の体の不調に気が付いて、

なんらかの治療をすることになりました。

で、結果的に症状が、

より悪化する前に対処できたのです。


これが「陽」。


林檎を齧るという同一の行動ですが、

モノの見方によって、

良い面も悪い面もあるということです。


という感じで、

すべてのモノゴトには、陰と陽がある、

という考えです。


まあ、陰と陽というより、そもそも、

リンゴを食べなきゃ、

歯茎から出血しなくても済んだのですが、

おいしい林檎も食べられませんしね。


虎穴に入らずんば虎子を得ず・・・あれ?

ちょっと違う?


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● 林檎を齧って歯茎から出血しても、歯槽膿漏とは限らない!

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それから、リンゴの話が出たついでにいうと、

一般的に

「ハグキから血がでると、歯槽膿漏」だと考えられています。


実は、もう20年ちかく前の話ですが、

私は林檎を齧ると、

いつも齧ったリンゴに血がついていた時期があって、

ああ、自分はきっと歯槽膿漏なんだろう、将来は

歯が全て抜けてしまうのかもしれない、

と不安いっぱいだったときがありました。


ところが。

同時期に、鍼灸(しんきゅう)治療に通うようになって、

鍼(ハリ)治療をしてもらううちに、

リンゴを齧っても、全く、血が出なくなったのです。


別に、これ。

歯茎の出血に効くツボ(そんなの、あるの?)に

鍼を打ってもらった、とかじゃないのですよ。


じゃあ、どういうことなの?


鍼灸治療というのは、鍼をツボに打つことによって、

血管を広げて全身の血流を良くする治療法なのです。

歯茎にも細い血管がたくさん流れていて、

私の場合、血流が悪くなっていただけ、というわけで。


本当に歯槽膿漏の場合もあるでしょうが、

林檎を齧って出血しているから、といって、

必ずしも歯槽膿漏ということではない、という話。


歯の話は、どうでもいいや。

そんなことより、やっと、痛風の話。

長い前ふり でしたが。


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● 痛風発作が出ないことは、本当に幸せか?

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全国に痛風で苦しんでいる人は、数百万人もいる、

ということですが、尿酸値が高くても、必ずしも、

痛風発作が出るとは限りません。


尿酸値が高い状態が続いている人を

「高尿酸血症」といいますが、

痛風発作が出ない限り、痛風とは診断されません。

ずっと高尿酸血症のまま、です。


何で、尿酸値が高くなってしまうのか?


それは、食生活の欧米化とか、いろいろ言われていますが、

体質・遺伝など個人差もあって、一概には言えません。


ストレス、運動不足、食生活、遺伝・・いっぱいあります。

薬の副作用、なんてものあります(利尿剤)。


ところが・・

痛風発作で苦しむ人が、食事を制限したり、

(したくないのに?)運動したり、ビールを我慢したり。

(飲む人は飲みます!)


節制というか、いわゆる生活習慣の改善という、

苦行のようなものを実践しているというのに、

尿酸値が高くても痛風発作が出ないタイプの人は、

平気でビールに焼肉、食べ放題、飲み放題です。

(というふうに見えます。ホントは、どうか知りません)


ですが!

痛風発作が出ないからといって、尿酸値が高いことには

変わりなく、つまり、容赦なく、体内では血液中に

溶けきれなくなった尿酸が結晶化している、ということです。


関節や腱などに静かに黙って、尿酸結晶が沈着し続けている、

ということです。


痛風発作が出るタイプの人のように、

ときどき、爆発して発作の腫れ、痛みともに生じる発熱で、

溜まった尿酸結晶を溶かす、という現象もありません。

体内の尿酸結晶は溜まる一方なのです。


ですが、自覚症状はありません。

自覚症状が出てきたときは、

かなり症状が悪化したとき、です。

ハッキリ言うと、

内臓が悪くなったとき、に気がつくと思います。


ここで、冒頭の、ものごとは「陰と陽」となるのですが。


痛風発作が出るということは、つらく苦しく、

そして惨めである、と思うかもしれません。


尿酸値が高くても痛風発作が出ないタイプの人は、

痛みや苦しむがなくて、ラクでしょう。


ところが、痛風発作で苦しむ人は

ときどき、痛風発作で尿酸結晶を溶かしますし、

そんなことより、痛いので、もうコリゴリだとばかりに

生活習慣を改善したり、食事に気をつけたり、

あるいは薬を飲んで尿酸値を下げたり、

なんらかの手を打とうと考えます。


人それぞれですが、たいていは

そうなのではないでしょうか。


ところが。

痛風発作が出ないタイプの人は、

痛くないので、(たぶん)生活習慣なんて

改善しません。

痛くないのですから。


世の中には尿酸値が高くても、

痛風発作が出ないタイプの人もいるのに、

自分は痛風発作が出る体質、だということは、

なんて損なんだろう、ツライ人生なんだろう、と

悲観的に考えガチですが、

ものごとには、すべて「良い面と悪い面」がある、

ということ。


世の中、そう、悪いことばかりでもない、

ということです。


2022年12月15日木曜日

痛風 冬場に風呂に入った後、気分が悪くなるのは なぜ?

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● そんなに長時間、

風呂に入ったわけでもないのに気分が悪い人━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


痛風とは全く関係ないように思うかもしれませんが、

冬、風呂に入った後、しばらくすると、

なんとなく体がダルい、とか、

気分が悪い、とか思うことがある人もいるようです。


これは、なぜ?


若い人にはピンとこない、というか、

まるで縁のない話ですが、年をとってくると、

だんだん体の中の順応性がなくなってきます。


どういうこと?


風呂に入るでしょ。

冬場の風呂は、あったかいですし、体も温まるし、

ぽかぽかしてホントに良い気分になります。


いいですねえ、お風呂って。


このとき、体はリラックスして、

体内の血管は広がっている状態なのです。


血管というのは、常に一定の太さではなく、ある程度、

そのときの体の状態によって収縮するのですよ。


ところが、風呂から上がると、しばらくすると、

だんだん体が冷えてきます。

すると、血管は収縮するのです。


血管が収縮すると、どうなるの?


血管というのは、血液の通り道で、

その道幅が狭いということは、

血流が悪くなるとということ。

血液の流れが狭い道を

速く通らなければならなくなります。


このとき、気分が悪くなったりします。


でも、大丈夫。

しばらくしたら、治まるのです。


これは血圧が高いから、とか、

心臓が悪いんじゃないか、とか

脳梗塞になるんじゃないか、とか、

そんな心配はないです。


急に温かいところから、寒いところへ、

体の対応が上手く行っていないだけ、です。

死んだりしませんので、ご心配なく。


で、その対策↓


●風呂から上がるとき、両手首から先を10秒くらい、

冷たい水に つけます。


それから、風呂から上がります。


手先というのは、とても敏感で、

ツボなども集まっていて、

反応しやすいところなのです。


風呂から出たときは、体全体が

とても温まっている状態なので、手先だけ、

冷やしてみることで体を順応させる目的があります。


もし、似たような症状がある人は、一度

試してみてください。


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● 夏に痛風発作が多い2つの理由

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さて、お風呂上りの話よりも、痛風の話。


夏場に多い痛風発作ですが、これは暑さのために

たくさん汗をかいて、水分不足になるから、

と考えられています。


水分不足になると、

体内の尿酸の濃度が高くなり、尿酸値が上がる。


そして、同時に発汗のため、尿を出す回数が減り、

(尿酸は尿に溶けて排泄されるのが大半)

体外にハイセツする尿酸が減るので尿酸値が上がり、

痛風発作のリスクが高くなる、と。


もちろん、これは正しいのですが、

この考え方は西洋医学の考え方です。


東洋医学の考え方は、そうじゃありません。


夏場は暑いので、体の中の血管が広がるのです。

いわゆる“副交感神経反射”というのですが、

緊張が交感神経とすると、副交感神経とは、

その逆でリラックスのことです。


体内の血管は緊張すると、

収縮し、リラックスすると、拡張するのです。


夏場は暑いので、血管が広がりやすく、

血流が良くなることよって、

体が大掃除を始めるわけです。


痛風の場合は、

溜まりに溜まった尿酸結晶というゴミ

(体にとって要らないモノ)を掃除するのです。


それが、痛風発作。


発作による発熱(痛みと腫れもアリ)で

結晶化した尿酸を溶かすのです。


ですので、本当は痛風発作が起こってしまったら、

薬などで抑え込まないほうが良いのですが、

痛いので、ついつい、

痛み止めなどの薬を飲んでしまいますね。


なかなか理屈通りには いきませんが、

本当は、痛風発作にも、

体にとって起こるべき理由がある、ということ。


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● 高血圧になるのにも、理由がある!

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高血圧だって、そうです。


西洋医学では、高血圧になると、

即、薬で血圧を下げようとします。


たしかに高血圧は、

もっと重篤な症状に陥るリスクがあるので、

高すぎるのは望ましくありません。

だから、薬を飲みましょう、と。


でもね。

血圧が高くなってくるのは、年をとって

血管に順応性がなくなってくるのも一因なのですが、

血管の通り道が狭くなってきたりして、心臓から

ポンプのように「強く」血液を押しださないと

手足などの末端まで血液が送られなくなるから、なのです。


だから、強いチカラで血液を押す。

血液を隅々まで届くように、圧力をかけて押しだす。


これが高血圧。


つまり、必要だから、強いチカラで押しだすのです。

でなきゃ、手足などの末端まで血液が巡らないから。


ところが、検査結果の数値が良くないからといって、

即、薬。


で・・血圧の数値は下がりましたが、

血圧が下がったということは、

血液を送るチカラも弱くなった、ということ。


で、どうなる?


結果として、手足に血液をあまり送りにくくなります。


手足まで血液を送れなくなってきたら、

強いチカラで押しだそうとしているのに。

薬のチカラで、その強く押し出すチカラを弱めちゃった。


高血圧になってしまった、のではなく、

必要だったから、体は「血圧を上げた」のです。


高血圧の状態であることは健康リスクかもしれませんが、

体が、高血圧にするのには、意味があるのです。


このように、西洋医学と東洋医学とでは、

痛風に関することに限らず、まるで考え方が違います。


どちらが正しい、とかじゃなく、

そういう考え方もある、ということを

知っておいても損には ならないと思います。


2022年12月13日火曜日

痛風のストレス対策には、ビタミンCとビタミンB1が効果的!?

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● 風邪はビタミンCを飲んで治す!

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寒くなってきて、風邪が流行ってくる季節になりました。


電車の中に乗っていても、ゴホゴホと

咳き込んでいる人もいたりして、なんとなくヤな感じです。


風邪をうつされたら、いやだな・・


しかしながら、風邪のウィルスが

体内に入ってきたからといって、

必ずしも発病するわけではありません。


そのときの体調、跳ね返す体力があるか、などで

違ってきます。


でも、寝不足や疲れが溜まっていたりすると、

あっという間に風邪をひいてしまったりします。


こんなとき、早く寝るのが一番だと思いますが、

仕事などが忙しく、中々、

そうもいかないときもあるでしょう。


そんなとき、どうしますか?


やっぱり、風邪薬ですか?


「風邪をひく= 風邪薬を飲む」というのが、

一般的だと思いますが、

私はトコトン薬が嫌いな人間なので、

風邪くらいでは“絶対に”薬は飲みません。


風邪薬を飲むのが駄目、というわけではありません。

私は飲まない、というだけの話。


じゃあ、どうするの?


ビタミンCを飲みます。


500mgのビタミンCのサプリメントを

1日数回、1時間おきくらいに飲みます。

飲み続けます。


一度に大量の、たとえば

 2,000mgのビタミンCを飲むよりも

小分けして飲んだほうがいいです。


ビタミンCは

人間本来が持っている抵抗力を高める効果があるので、

引き始めの、ちょっとした風邪くらいなら

1~2日で嘘のようにケロリと治ってしまいます。


また、いくら飲んでもビタミンCの場合は、

水溶性ビタミンですので、過剰に摂取した分は、

尿と一緒に体外にハイセツされますので、

大丈夫です。

(もちろん、限度はあります)


これがビタミンEなどになると、脂溶性ビタミンになるので、

体内に留まってしまうので、大量摂取にならないよう

留意しなければなりません。


風邪薬のように眠くなったりする、などの副作用がないですし

(怖くて車の運転、デキません!)

安心です。


興味のある方は、一度お試しください。


ただ、副作用がないといっても、

腎不全など、腎機能が落ちている方は、

たとえ、水溶性ビタミンとはいえ、

ビタミンCの大量摂取は腎臓に負担がかかる場合もあるので、

病院の医師に相談してからにするのが無難です。


・・・って、なんで、風邪の話?

痛風と関係ないでしょ?


いえ、関係なくもないのですよ。


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● ストレスは痛風の原因の一つ

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私がはじめて痛風発作を発症してしまったのは、

今から30数年前ですが、その頃、

一般的だった痛風の原因といえば、

「遺伝による体質、および、プリン体の多い食品の摂りすぎ」

でした。


だから、痛風改善の指導といえば、

プリン体の多く含まれている食品を極力食べないように、

という食事療法が主たるものでした。


つまり、痛風は贅沢病だから、

おいしいものを食べてくれるなよ、と。


昭和の頃や平成の初めの頃は、そんな感じでした。


ですが、現在では当時よりも研究・解明が進んでいて、

尿酸値を跳ね上げる原因は

他にもあることがわかってきています。


そのうちの一つが「ストレス」。


強いストレスを受けると、尿酸値が上がるのですよ。


実際、ここ一番、絶対に痛風発作が出ちゃ困るような

大切な日の朝に痛風発作が出たり、とかね。


ストレスといえば、会社の嫌な上司とか、苦手な得意先とか、

家庭内のゴタゴタとか・・というイメージがありますが、

そういうものと関係なく、極度の緊張とか心配、不安などでも

痛風発作が出たりするのです。


大切な海外出張に行く日の「その日の朝」とか。


なんで?


ストレスというのは、外部から受ける強い緊張なのです。

体はストレスに立ち向かうために身構えます。


そのとき、体内の血管は(交感神経優位というのですが)

収縮するのです。


血管が収縮するということは、血管の通り道が狭くなるので、

血流が悪くなります。


血流が悪くなると、肝臓や腎臓など痛風と関係アリアリの

重要な臓器にも血液不足が起こります。


血液は酸素と栄養分を届けて、老廃物を受け取ってくる役目も

ありますが、老廃物の受け渡しが血流悪化により、

滞ります。


肝臓は老廃物の処理に追われるし、腎臓は血液不足で

濾過(ろか)の能力が低下するし・・・ああ、

何もいいことはございません。


ろ過の能力が落ちるということは、

尿酸の排泄する力も落ちるので、

尿酸がうまく体外にハイセツできず、

血中尿酸の濃度が高くなり、尿酸値も上がるのです。


じゃあ、どうすればいいの?


人間は社会と密接につながっていて、

生きていく以上、ストレスは避けられません。


ストレス解消、というか、

ストレスと上手に付き合っていくことは、

大げさな言い方ですが、人生と

うまく付き合っていくことにも通じるものがあります。


◇風呂にゆっくりつかる

◇好きなことをする(趣味)の時間をつくる

◇早く寝る

◇大声で叫ぶ(カラオケなど)

◇好きなスポーツする

◇好きな音楽、映画を観る


ストレス解消法はいろいろありますが、要は

自分に合ったものを見つけられる人は

それでいいのです。


ですが・・栄養の観点からみると、

ストレスに弱い人は


「ビタミンCとビタミンB1」が

不足している場合もあるのですよ?


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● ビタミンCとビタミンB1が不足するとストレスに弱くなる!

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人間の体というのは、うまくできていて、

ストレスに立ち向かえるようにデキているのです。


腎臓の上の方には、

副腎(ふくじん)という小さな臓器があります。

この副腎は、小さいけれども、

とても大切な働きをする臓器です。


強いストレスを受けると、副腎は体を守るため、

副腎皮質ホルモンを分泌します。


この副腎皮質ホルモンってのが、活躍するおかげで

強いストレスを受けても耐えられるのです。


ところが副腎が副腎皮質ホルモンを分泌するときに、

ビタミンCが消費するのですよ。


つまり、ストレスが多ければ多いほど、

副腎皮質ホルモンを分泌しなければならないのですが、

そのためにビタミンCが大量に必要になってくるのです。


どうですか?

日々、ストレスは多いですか?


ストレスが多いなあ、と感じていて、

自分がイライラしていることに気がついたら、

もしかしたら、ビタミンC不足かもしれませんよ?


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● タバコはビタミンCを破壊する!

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ビタミンなどの栄養分は、食事から摂取する、

というのが基本です。


ところが、その、せっかく摂取したビタミンCも

タバコを吸う人は、

その貴重なビタミンCが破壊されています。


ということは?


体内でビタミンC不足になる、ということ。


強いストレスを受けると、体はビタミンCを消費し、

ビタミンCが不足すると、

イライラしたりするようになるみたいです。


あと、ビタミンCは体の抵抗力にも関係ありますから、

ビタミンCが不足すると、風邪とかを

引きやすくなったりします。


頭痛とか肩こりとかもビタミンCと関係あるので、

タバコをする人は、吸わない人よりも意識して

ビタミンCを摂取したほうが良さそうです。


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● 甘いものを飲食すればするほどビタミンB1が不足!

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ビタミンCといえば、有名ですが、それに比べて

あまり「ビタミンB1」というものは知られていません。


「ビタミンB1」は体内で、糖を分解するときに使われます。


体内に入ってきた糖を、体はエネルギーに変換するのですが、

そのときに必要なのが「ビタミンB1」ってこと。


ほら、キャンプでバーベキューをすると、

火を燃やすのに炭が必要でしょう?


その炭の役割をするのが「ビタミンB1」なのです。


ところが・・この、ビタミンB1が体内に不足すると、

どうなるの?


体内の糖の代謝が低下するため、

いろいろな症状があらわれます。


どんな症状? ↓

★ 食欲がなくなる

★ 体がダルくなる

★ すぐに息切れする

★ 疲れが取れない

 

ところで、なんでビタミンB1が不足するのでしょうか?


体内に多く糖分を取り入れればいれるほど、

その糖を燃焼させるために、

ビタミンB1が必要になるのです。


つまり、甘いものが好きな人、

甘い缶コーヒーばかり飲んでいたら、

たちまちのうちにビタミンB1不足になってしまうかも。


痛風の人で、甘いものが大好きで、しかもタバコも吸う人。


そういう人は、もしかしたら、ビタミンCが破壊されて、

ビタミンB1も不足してしまい、とてもストレスに弱い人に

なっているかもしれませんよ。


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● ストレスは尿酸値をあげる要因に!

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ところで、ビタミンCやビタミンB1は

食事から摂取するのが理想、というのはわかりましたが、

どんな食品に入っているのでしょうか。


★ ビタミンB1を多く含む食品↓

豚肉、レバー、納豆、枝豆、玄米・・・・・


ちょ、ちょっと待ってください。


豚肉、レバー・・って、プリン体が多いので

有名な食品じゃないですか?

これ、痛風の人は食べない方がいいんでしょう?


そうなんですよ。

結局、そうなってくるのです。


プリン体が多い食品を

徹底的に“排除”した食事制限をすると、

だんだん食べるものがなくなってくるのです。

そして、摂取する栄養も偏ってきます。


今回の場合でしたら、プリン体が多く含まれているから、

といって、豚肉、レバー、納豆などは全く食べない、

という食事療法によって、ビタミンB1が

とても不足しているかもしれませんよ?


だって、食べないようにしているのですから。


ビタミンB1欠如の結果、

ストレスに対する抵抗力がなくなり、

とてもストレスに弱い人になっていたかもしれません。


じゃあ、どうしろ、と?


プリン体の多い食品でもガンガン食べるというのは

アレかもしれませんが、

少し控えめにする、程度でいいと思います。


それよりも、気にするべきなのは「過食」です。


『食べる種類を制限』<『食べる量を制限』


食べる量というのは、結局、

プリン体の少ない食事であっても、

多量に食べれば、プリン体を結果として

たくさん摂ったことになりますから。


お腹イッパイ食べれば、そのぶん、

尿酸も肝臓でたくさん代謝されて生成される、ということ。



プリン体の多い食品の徹底的な制限による「痛風改善法」は、

もしかしたら、あと10年、20年もしたら、

時代遅れの方法になっているかもしれませんよ?


いえ、わかりませんけど。


ちなみに、食事からの栄養が不足している場合は、

ビタミンCやビタミンB1をサプリメントで摂る、

という方法もあります。


一番良いのは、食事からの摂取ですけどね。


というわけで・・

「ビタミンC」&「ビタミンB1」が充足していたら、

ストレスに立ち向かえる、ということなのです。



2022年12月12日月曜日

痛風 低体温

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● 痛風の人は、低体温?

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非常に地道な痛風対策に

「体温を上げる」というものがあります。


痛風になる人は“低体温”の人が多い

と言われていますからね。


特に痛風じゃなくても、人間、年をとってくると、

だんだん低体温になりガチです。

子供の頃のように、冬でも手足がぽかぽかしている人は

少ないのではないでしょうか。


なんで、低体温だとマズイのか。


痛風の場合は、足などの関節に

結晶化した尿酸が沈着することが

多いのですが、なんで足の関節や腱に溜まるのか?


なんで、首には痛風発作は出ないのか?

(出る場合もあるかもしれませんが)


痛風発作は、心臓から遠い部分に出やすいのです。


なんで?

どうして?


人間、家にゴミが溜まると

(ゴミ集配の日に) 外へ出すでしょう。

家の中に、ゴミを溜め込んでおきたい人は、

あまりいませんよね。

(たまに、いますが)


ゴミが視界に・・というか、

目に触れて嬉しい人は少ないでしょう。


人間の体は“ゴミ捨て”と同じじゃありませんが、

いらないものは遠くへ捨てる、

という原理は同じなのです。


できるだけ、心臓、そして内臓から遠いところへ

ゴミ (尿酸結晶) を捨てたいのです。

というより、本当は内臓を守るために、

そういう仕組みになっているのですが。


で。

低体温の話でした。


人間の体には、たくさんの筋肉があり、

筋肉には多くの毛細血管が通っています。


筋肉って、動かすでしょう。

動かすと筋肉は“熱”を持つのです。


その、熱によって温められた血液は、

あたたかくなり、全身を血流として巡ります。

つまり、血液は温かいってことですね。


ところが、手足など心臓から遠い部分の末端は、

血流が悪くなりやすく、温かい血液が滞りがちです。


脳も心臓から遠いといえば、遠いのですが、

脳の場合は肝臓からの栄養分など、優先的に送られるので、

簡単に血行不良になったりしません。

っていうか、なったら死にますし。


体は脳や内臓を最優先しますので、手足などの末端は

二の次扱いです。


で、手足は冷えやすくなります。


おまけに手足の関節は、筋肉が少ないです。

っていうか、ほとんどないです。


もし、関節が筋肉にくるまれていたら、どうなるのか?


動きにくいじゃないですか!

筋肉でモコモコして!


というわけで、関節には筋肉は、ほとんどないのです。


っていうことは

筋肉の中に含まれている毛細血管も少ない、

血流が少ない、つまり、冷える、ということ。


ここに、尿酸結晶が溜まりやすいのです。


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● 関節に尿酸結晶がタマらないようにするには?

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じゃあ、逆に。

尿酸結晶を溜まりにくくするには、どうすればいいの?


尿酸値を下げるのですよ。

尿酸値 7.0mg/dl以下なら、血液の中に尿酸が溶けますので、

結晶化して関節に溜まったりしません。


わかってますよ!

それが、生まれつきの体質とかで、中々、

思うように下がらないから、

いろいろ苦心しているんでしょ!?


というわけで、手軽にできることから一つずつ、

やっていきましょう、ということで。


そのうちの一つがコレ↓

血流を良くすること。

体をよく動かし、筋肉量を増やすこと。


ちょっと、待って!


痛風って、激しい運動を

しちゃいけないんじゃなかったっけ?

筋トレとか、キツイ無酸素運動をするな、って

言ってなかったっけ?


いや、別に無酸素運動でなくても、筋肉は付きます。


人間の体の中で、最大の筋肉量を誇る部分は・・・

あそこです。


太腿ですよ。


ふともも、ふくらはぎ、のような下肢の筋肉が

全体の筋肉量の中でも大きなウエイトを占めます。


「オレは、太腿の筋肉よりも、腕の筋肉の方が太いぜ」


そういう人も広い世の中にはいるかもしれませんが、

少ないでしょう。

プロレスラーみたいな人でも、腕っ節も凄いですが、

太腿などの下半身はもっと太いハズです。


じゃあ・・スクワットしろ、ってこと?


いえ、そうじゃなくて・・

スクワットも悪くないかもしれませんが、

普通に「歩く」だけで筋肉は付きます。


ウォーキングです。


走るのは、どう?

ジョギングとかは、良くないの?


良くないことはないですよ。

ラクに呼吸できる程度のジョギングができる人は、

それでもいいです。


なんで激しい運動が痛風には良くないのかというと、

体が無酸素状態になるから。


酸素が体にうまく取り込めないと、

細胞が壊れやすくなるのですよ。


細胞が壊れるときに、尿酸がたくさん作られてしまうので、

結果として尿酸値が上がる、ということです。


運動は大切だけど、運動後、

息がハアハアと切れてしまい、

座り込んでしまうような運動は良くないですよ、

という話です。


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● 筋肉量を増やして、低体温から脱出

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現代社会は車やエレベーターなど、

歩く機会が減っていますが、

意識的に体を動かすほうが良いみたいです。


それが意図せずとも筋肉が熱を帯びて、

温かい血液の巡りが良くなるのです。


血液には、酸素と栄養分を運んで、

老廃物の受け渡しをする働きがあるので、

血流が良いというのは痛風にとって

というより、体にとって大切なことです。


毎日が忙しくて、学生のときのように

スポーツする機会も減っているかもしれませんが、

日常に運動を組み込むことは重要です。


痛風のクスリのように、

目に見えて尿酸値が下がったりは

しないかもしれませんが、

長い目でみれば、地道な痛風対策の一つです。


歩きましょう。


そして、ふともも、ふくらはぎ

などの筋肉量を増やしましょう。


全身の筋肉の、なんと約75%は

下半身に集中しているらしいですよ。

人間って、下半身デブだったのですね。


低体温から脱することで、

免疫力も高まり、風邪なども引きにくくなります。

癌にもなりにくくなる、という研究もあるそうですよ。


血液中の尿酸は、血液の温度が高いほど

溶けやすいので、体温は低いより高めのほうがいいです。


ぜひ、歩きましょうね。


2022年12月11日日曜日

痛風でアキレス腱の辺りに痛み出ることある?

痛風で、アキレス腱の辺りに痛み出ることがある。


これは・・・ホントか嘘か!?


ホントです・・っていうか、普通に出ます。


でも、これはある程度、痛風の年数が長いというか、

痛風歴が長期間という人にしか出ない箇所です。


痛風初期症状の人とか、今回が二度目の発作です、と

いうような人は、この場所には出ません。

そういう人に痛風発作が出る箇所は、今も昔も

「左足の親指の付け根の関節」です。


さて、そのアキレス腱ですが、

なんで、こんなところが腫れて痛むのか?


っていうのは、やはり痛風になってから年月が経過すると、

体内に結晶化した尿酸がたまるのが増えている、

というのが原因です。


う~ん・・怖いですね。

どんどん、尿酸結晶が体内に蓄積してきている、

ということでしょうか。


これが溜まらないようにするには、生活習慣を見直して、

尿酸値があまり上がらないようにすればよいのですが、

痛風体質というか、生まれつき

尿酸をたくさん作り易い体質というものがあって、

なかなか、思うようにはいきません。

難しいですね。


で、アキレス腱に痛風発作が出るということは、

どうなるのか?


ズバリ。

全く、歩けなくなります。


人間の歩行は、

アキレス腱、足首、くるぶし・・のあたりに

体重がかかって、一歩前に踏み出すわけですから、

その一歩進もうとするごとに激痛が走ります。

うぎゃあ!

と叫びそうになります。


また、アキレス腱に痛風発作が出るような人は、

たぶん・・そうですね。

はじめて痛風発作が出てから、10年以上は

経過しているのじゃないでしょうか。

(人それぞれ尿酸値も違うので、個人差があります)


このアキレス腱に出るようになると、

次は足の甲に痛みと腫れが移動したり、

くるぶしに移動したり、足首が痛くなったり・・

順々に痛みと腫れが移動するようになって始末が悪いです。


まだ、足の甲や足の親指の付け根の関節なら、

なんとか、足を少し浮かしながら、ごまかしごまかし

歩けなくもないのですが、体重のかかる足首やアキレス腱に

痛みが出てしまうと、もうお手上げです。

まるで歩けなくなります。


アキレス腱に痛みが出たら、

痛みどめの薬(ロキソニン・ボルタレンなど)を

飲んでおとなしくしているほうが良いかもしれませんね。


もちろん、いちばん良いのは、

痛風発作が完全に治まってから、(おおいに反省してから)

もう二度と出ないように対策をうつことです。


一大決心で生活習慣を改善するのも良し。


一生飲み続ける覚悟で、

尿酸降下薬(フェブリクやザイロリックなど)を

飲むのも良し。


まあ、なんにしろ、

次の行動を起こすのは、とりあえず、

この、今の痛みと腫れが治まってからのハナシです。


とりあえず、この激痛が終息しないことには

どうにもなりませんから。


2022年12月10日土曜日

痛風の人は 認知症にならない?

痛風、高尿酸血症の人は、認知症にならない、あるいは 

なりにくい。


これは・・・ホントか嘘か!?


いやあ、これは、あんまり関係ないです。

実際に、認知症だけども、痛風でもある、

という方もおられますし。


なんで、こんな話が出てくるのかというと、

痛風は血液中の尿酸と大いに関係があるから、です。


尿酸値が高い、という状態が長期に継続している人を

高尿酸血症(さらに発作が出たら、痛風と診断)

というのですが、血液中に この尿酸が多いわけですね。


尿酸というのは、痛風発作の元凶となる、

諸悪の根源の物質のように考えられていますが、

本当は、強力な抗酸化作用がある、体にとって

なくては ならない物質なのです。


いわゆる、血管の老化防止(若返り)に

必須な要素であるのですが、

悲しいかな、血液中に多すぎると、溶け切れなくて

結晶化して関節などに沈着して、

痛風発作の原因となってしまいます。


で、この尿酸がキーポイントなわけです。


尿酸値というのは、

血液中の尿酸の濃度のことなのですが、

「尿酸値が高い」ということばかりを

心配しがちですが、実は低すぎてもマズイのです。


血清尿酸値の基準値は、

 (公益財団法人)痛風財団によると、

「男性で3.8~7.5mg/dL」「女性で2.4~5.8mg/dL」

だそうです。


男性で、7.0mg/dL以下、じゃないんですね。

一般的には、7.0mg/dL以上が

高尿酸血症(痛風)と診断されてしまうのですが。


で・・・そんなことより、尿酸値が低すぎると、いったい

どうなるのか?


神経系の病気に なりやすくなるそうですよ。

パーキンソン病とか。

認知症とか。


まあ、尿酸には、体にとって

やはり何らかの良い効果がある、

ということなんでしょうね。


低すぎる尿酸値なんて、私には全く、

縁がありませんが。


2022年12月9日金曜日

痛風の人が冬に気をつける、3つの注意点とは?

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● 冬でも痛風発作は、デる!

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痛風の人が・・というわけでもないのですが、

地域にもよりますが、びゅうびゅうと北風の寒い季節なので、

風邪を引かないように、睡眠を充分にとって

体を温かくしておくことが基本的な冬対策です。


今日、知り合いの人に聞いた話ですが、

テレビのニュースでは、

世間の景気の良い話ばかり(上場企業など)が

報道されていますが、

場末の中小・零細企業の現況は厳しいです。


その人の会社は、大きな会社ではありませんが、

海外の工場で商品を作らせて仕入れをしているので、

仕入れ価格に為替の変動の影響を大きく受けるのです。


そのせいか、近年、会社の業績が悪く、この寒いのに

なんと・・社内の暖房をストップしているそうです。


で・・社員のみなさんは

震えながら仕事をしているらしいのですが、

社長が、みずから暖房を止めているので、

誰も文句が言えないのだとか。


ああ、社長さん。

なんてことを!


いくら経費節減といっても、社内に暖房は必要でしょう。

社員、全員が事務所の中で(室内にいるのに)風邪、

引いちゃいますよ。


会社の事務所内にいるのに、

全員がコート姿とは、これ如何に!?

得意先とか、対外的にヘンな噂が立っちゃいますよ!


う~ん・・キビシイです。

本当に世の中、好景気なんですかね???


で・・そんな寒いとき。

この寒い季節。


「関節を温めていると良い」と言われています。



|■ その1“関節を冷やさないようにする”

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“首。手首。足首。

これらの関節を温めているだけで風邪を引かない”とも。


なんで関節を温めると風邪を引きにくいのか?


関節は冷えやすいからです。

冷たいからです。


筋肉は特に温めようとしなくても、動かすと熱を持ちます。

これは筋肉中にたくさんの毛細血管があるので、

その熱で血液が温まって、

その血流が良くなって全身を巡ります。


ところが、関節はよく動かす箇所で、動かしやすくするため

関節周辺には、ほとんど筋肉が付いていないのです。


で・・関節は冷えやすい、と。


この、冷えやすい関節は、同時に

痛風発作が出やすい箇所でもあります。

といっても、痛風発作が出るのは、

もっぱら足の関節が多いですけどね。


基本的に心臓に近い箇所は血流も多いので、

あまり痛風発作は出ません。

心臓から遠い、末端の関節などに

結晶化した尿酸が溜まりやすいです。


痛風発作が発症するシーズンというものがあって、

圧倒的に多いのが「夏」。

一般的に、6月~8月頃かな。


でも、次に多い季節が年末年始なのです。


夏場に痛風発作が多いのは、

暑さによって汗を多くかきすぎて、

体内が水分不足になって(トイレにいく回数が減るので)

尿酸のハイセツが減って、

尿酸値があがることが主な要因です。


ちなみに、このトイレの回数というのは、

尿酸は、尿と一緒に(尿に溶けて)排泄されるのが大半だと

いうことに起因しています。


けど、年末年始の場合は、いわゆる暴飲暴食が原因ですね。

飲み会、宴会が多いですし。


飲み会、宴会を片っ端から断っていたら、

人間関係が悪くなりそうですが、顔は出すけど、

飲みすぎと食べすぎは自分でブレーキかける、など

当人が、自分の体を守っていくようにするしかないです。



|■ その2“足の裏を冷やさないようにする”

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足の裏には、腎(腎臓・副腎)のツボが集まっている

と言われています。


冬場は、特に手足が冷たくなりやすい季節です。

なるべく、足の裏も冷やさないようにしておきたいです。


ほら、昔から「頭寒足熱」とか言うでしょう?

昔から言い伝えられている言葉には、意味があるのです。


靴下を履く。

それでも足が冷たきゃ、二枚重ねてクツシタを履く、とか。

コロコロになって、靴が履けなくなるで、

家の中、限定になりますが。


手っ取り早く、足が温まる方法は「歩く」のが良いです。

筋肉を動かす、ということ。


あと、足の裏を揉む、とかね。

ツボの刺激も出来て、足裏も温まって

一石二鳥かも。



|■ その3“お腹を冷やさないようにする”

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屋外は寒くても、部屋の中は暖房などの空調が効いていて、

ぽかぽかと暖かい場合が多いです。


(私の知り合いの人の会社の事務所のように、例外もアリ!)


部屋が暖かいなら、冷たい飲み物もOKですが、

なるべく温かい飲み物を飲んだほうがいいです。


冷たい飲み物、冷たい食べ物(アイスクリームなど)は、

できれば止めた方が良いです。


お腹が冷えると、胃腸など内臓の機能が落ちるので、

体は内臓を温めて機能を維持しようとします。


どうやって、内臓を温めるの?


血液を内臓に集中的に集めるのですよ。

血液って、あたたかいですから。


ですが、内臓に集結した血液のせいで、

手足などの末端は血液不足になりがちです。


と、いうことは「手足が冷える」と。


手足、冷たくないですか?

たださえ、寒い季節にますます、手足が冷えてしまうのです。


手足の関節が冷えると、尿酸結晶が溜まりやすくなり、

痛風発作のリスクは上がります。

たぶん、当分は出ないでしょう、冬場は。


でも、じわりじわりと蓄積していく尿酸結晶は、

積もり積もって夏場に爆発する可能性が高いです。


来るべき夏に苦しまないよう、冬に足の関節に尿酸結晶を

なるべく溜めないように気をつけていくのが望ましいです。


あと・・ビールですね。


ビールが痛風に良くないのは、アルコール飲料そのものが

尿酸の生成を促進させるのと、作り出される乳酸が

ビールの分解により増産されて、腎臓などに溜まってくると、

尿酸排泄する力が低下するから・・なのです。


ですが・・・

人間は機械じゃないので、痛風に良くないから禁酒しなさい、

はい、そうですか、と次の日からキッパリ止めたり できません。

(できる人もいます)


で。

どうしても飲むなら、温かいものを。


つまり、ビールじゃなくて、日本酒とか。

熱燗、ですね。

ホットウイスキーとか。


風呂上りとか、夏でも冬でもビールはおいしいですが、

体の外(表面)が温かいから、といって、

体の内(内面)もあたたかいとは限らないです。


ビール党の人は、夏でも冬でも麦酒が好き、という人が

多いですが、(できる人は)季節に応じて

飲むモノも変えていくほうが、体のためには良いです。


要は、カラダは 冷やさないほうが良い、という話です。


2022年12月7日水曜日

痛風に豚骨ラーメン!

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◆ 痛風にラーメンは良いのか

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ラーメンは、やっぱり豚骨ですっ!


・・・という人も多いのではないでしょうか。


味噌ラーメン、醤油ラーメン、塩ラーメン・・

ラーメンは数多くありますが、好みも千差万別ですが、

豚骨ラーメンが大好き!

という人も大勢いると思います。


でも、痛風にはどうなの?

痛風に豚骨ラーメンは良いの?

痛風に豚骨ラーメンは悪いの?


たまに食べるくらい良いのではないか、とは思うのですが、

実は「豚骨ラーメンには肉エキスがたっぷり入っています」


つまり、豚骨をじっくり煮込んでいるので、

これでもか!

というくらい肉エキスが含まれているのです。


肉エキス・・つまり、プリン体の元、ですよね!

これが、また旨さの秘訣なんですが!


でも、尿酸値を気にしているなら、

食べないほうが無難です。


そっ、そんな!

痛風だというだけで、

豚骨ラーメンも食べられないなんて!


しかしながら、食べられないわけでもないです。


コツと言うか、尿酸値をあまり気にせず、

豚骨ラーメンを食べるには、スープを全て残すこと。


ラーメンのスープには肉エキス(プリン体)が、

たっぶりと溶け込んでいますから。


そっ、そんなあ!

そんなのラーメンじゃないよ!

麺だけを食えっての!?


個性の強いラーメン屋のオヤジ(店主)なら、

ラーメンを注文して、客がスープを全部残すと、

機嫌が悪くなるオヤジもいますからね。


っていうか、それ以前に、やっぱり

ラーメンは麺もさることながら、スープでしょ。

スープも麺と一緒に食べて、すすらなきゃ。


でも、肉エキスが・・

プリン体が・・・

と、気になる人はね。


その対策というか・・・

一番、現実的なのは、痛風の薬を飲むことです。

つまり、フェブリクなどの尿酸降下薬を服用すること。


まあ、豚骨ラーメンを食べたいがために

痛風の薬(尿酸値を下げる薬)を飲む人は

いないかもしれませんが、薬を飲んだら

食事制限をしなくなる人が多いようです。


さあ、もう、食べたいものを食べられるぞ!

ラーメンも食うぞ!

ビールも飲むぞ!

そのためのクスリだからね!

(・・って、違うのですが)


でも、本当は。

痛風の薬を飲んでさえいれば、

食べたいものを食べたいだけ食べて、

ビールであろうが、焼酎であろうが、

ウイスキーであろうが、お酒であろうが・・・

飲みたいものを飲みたいだけ飲む、というのは、

なんか違うような気もします。


けれども、痛風の薬を飲むと

尿酸値が基準内まで下がって安定してくるので、

もう食事制限なんかしない!

という人が圧倒的です。


良いのか悪いのかは、よくわかりませんが、

それが現実です。


2022年12月6日火曜日

痛風 たばこ 寿命

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◆ タバコは寿命に関係ない?

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タバコは体に悪いと長年、言われ続けていますが、

本当にそうなのか?


煙草に含まれているニコチンなどの有害成分が、

体の、血管などに悪影響を与えるということですが、

寿命にも関係があるのか。


それを、数十年にわたって、

本当にデータをとって研究した人がいるそうです。

アメリカでの研究ですので、アメリカ人が対象でしょうが、

同じ人間なので、日本人でも同じじゃないか、と思うのです。


で、タバコを吸い続けた人の寿命。

タバコをきっぱりと止めた人の寿命。


そりゃあ、絶対に煙草を吸い続けた人が、

早死にでしょう・・

と思ったら、喫煙者と禁煙者の寿命は、

ほぼ同じだったそうです。


ホントに!?


実は、喫煙は健康に影響ないのね!?

タバコと寿命は関係ないのね!?


いえ、そうじゃないのですよ。


たばこは、とっても体に悪いです。

健康に良くないので、やめられる人は、

たばこを止めた方がいいです。


でもね。

煙草のデメリットばかりが語り継がれていますが、

ストレス解消などのメリットもあるらしいのですよ。


でね。

煙草を止めた人、きっぱりと禁煙した人は、

たばこによるストレス解消の手段を失ってしまって、

過食とか、あと、甘いモノを食べたり飲んだり・・・

そういう方面へ走ってしまう人が多かったそうです。


たばこは体に悪いのですよ。

タバコを止めると(禁煙すると)途端に太る、

と言いますからね。


それだけ、たばこは体に悪いってこと。


ところが、怪我の功名というか、

タバコを吸っているおかげで肥満にならなかった人が、

禁煙して肥満になってしまって

(ストレスによるドカ食い、とか)

その、肥満のおかげで糖尿病とかに、なってしまったりね。


心筋梗塞、脳梗塞などの血管系の病気になってしまったり。


結局、せっかくタバコを止めたのに、禁煙に成功したのに、

寿命は伸びなかった人が多かったらしいのです。


従来の説では、喫煙こそが、

そういう生活習慣病のリスクを高める、

ということでしたので、いったい

何が正しくて、何が正しくないのか。


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◇ 痛風とタバコ

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これはね。

痛風にも言えるのですよ。

痛風で・・しかも、たばこを吸う人ね。


煙草は明らかに体に悪いですが、その、

体に悪い煙草のおかげで、栄養状態も良くなくて、

逆に痛風には良い作用が働いたりね。

痛風に食べ過ぎは厳禁、と言われていますしね。


つまり、ひらたくいうと、

喫煙者は痛風のリスクが下がる、ということ。


これは栄養状態のせいなのか、

たばこに含まれている有害な、化学物質のせいなのかは、

まだハッキリしていないらしいですが。


それでもね。

痛風対策のために、今まで煙草を吸っていなかった人が

たばこを吸い始める・・・なんてことは、

止めた方がいいです。


タバコはニコチンなどの作用によって、本当に

やめられませんからね。


「禁煙外来」なんてのも、ありますが・・

あまり楽しい場所では、なさそうですしね。


2022年12月5日月曜日

痛風 湯治

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◆ 痛風 温泉療法

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昔から、痛風に限らず、

温泉地に長期滞在することによって、

慢性疾患などを治療する方法がよく知られています。


湯治(とうじ)ってヤツですね。


もちろん、温泉地に滞在するだけで病気が治るわけじゃなく、

温泉に入らなきゃ意味ないですが。

温泉の成分に薬効が含まれている、ということですね。


リウマチや神経痛などの、症状の緩和が有名ですが、

ラジウム温泉など、痛風に効果がある、と 

うたっている温泉もたくさんあります。


ラジウム温泉?


ラジウム温泉ってのは、

ラドン(放射能)の含まれている温泉に入浴したり、

ラドンの含まれた湯煙を吸うことによって

効果を期待するもの。


放射能って聞いただけで、我々はビビッてしまいますが、

放射能は、ごくごく微量だと

体に良い作用をもたらすのだそうで。


さて、いくら体に良い、痛風などの慢性疾患の改善に良い、

と言われている温泉療養ですが、日帰りで行って、

さっさと帰ってきたのでは あまり効果は期待できません。


やはり、数ヶ月。

いえ、少なくとも数週間くらいは、

湯治場(とうじば)に長期逗留しないと。


でも、ねえ・・

お金と時間に ゆとりのある人じゃなきゃ、なかなか

そんなに休暇も取れないし、

滞在費用もバカになりません。


痛風に効果がある、と言われているのなら、

実際に自分でも試してみたいのですが、

なかなか、ねえ・・


ラジウム温泉にかからず、むかし昔から、

温泉療法は慢性疾患や難病に効果がある、

と言われ続けてきました。


効果が全然ないのなら、とっくの昔に

廃れて誰も行かなくなっていたことでしょう。


湯治(とうじ)や湯治場が

消えてなくならない存在であり続けているのは、

やはり温泉療法は効果がある、と考えるのが

妥当なところだと思います。


でもね。

昔は良い薬とか、なかったですからね。

痛風の場合、薬といえば、尿酸値を下げる薬(尿酸降下薬)

ということになってきますが、今はフェブリクなど、

尿酸値を下げる効果の大きい痛風新薬もありますからね。


ちょっと昔とは事情が違うかもしれません。


痛風の治療法(?)のようなものも、時代とともに

移り変わっていく、ということかもしれませんね。


2022年12月4日日曜日

痛風 減量すると尿酸値は下がるのか?

ダイエットに成功して減量すると、

尿酸値は下がる!?


これは・・・ホントか嘘か!?


本当です。

太っている人が痩せると尿酸値が大幅に下がった、

というのは、よく聞く話です。


ですが、元々、痩せている人が減量して、

さらに痩せてみても、あまり効果はありません。

たいして、尿酸値も下がらないみたいです。


これは、なぜか?


そもそも、痛風になる原因というのは

「太っているから」ではないんです。

もし、そうなら、大相撲のお相撲さんは、全員、

痛風ってことになりますからね

(いや、実は、実際、痛風の人が多いのですが)。


痛風になるかどうかは、尿酸値が高いかどうかで決まります。

つまり、痩せていても尿酸値が高い人もいて、

そういう人は、生まれつき、尿酸値を作り過ぎる体質だったり、

尿酸を体外に排泄が弱かったりするからです。

まあ、ひらたくいえば、遺伝です。

体質は遺伝しますからね。


太っている人で、痛風になっている人は、いわば、

改善の余地が大きくあるということです。

そんな言い方をすれば、痩せている人には

改善の余地がないみたいに聞こえますが、

そういう意味じゃありません。


太っている人は、いわば、肥満なわけですから、

下腹部に内臓脂肪をたっぷり蓄えています。

この・・内臓脂肪が尿酸値にとっては芳しくないのです。


まあ、恰幅が良くて貫禄が出る、とか

そういう外見的なものは別にして、

内臓脂肪はホルモンのような物質を分泌して、

この物質が作用して、尿酸値を上げる働きをするので。


ですので、痩せる・・ということは、

すなわち、内臓脂肪も減少する、ということですから、

痛風体質の人にとってマイナスとなる物質の分泌するモノが

なくなる。

つまり、痛風発作のリスクが一つ減ることになります。


太っていることだけが尿酸値の高い原因じゃありませんが、

太っている人は、体重を落としやすいです。


55キロの体重の人が、50キロになるのは至難の業ですが、

95キロの体重の人が、90キロになるのは簡単です。


え?

カンタンじゃないって?


ところで、元々、痩せているのに、痛風になっている人は

どうすればいいのか?


たぶん、そういう人は、とても若くして痛風になっていると

思うのです。

10代後半とか、20代とか。

そういう体質なんですよ。


野菜や海藻を多く食べて、肉・魚を減らして、

飲酒も減らして、尿をアルカリにするとか。

尿酸は酸性尿には溶けにくくて、アルカリ尿には

溶けやすいですからね。


え?

とっくに、やってる?


ええと・・・

じゃあ、ストレッチや有酸素運動を継続的に実行して、

全身の血流を良くして、

手足の先が冷たい“低体温”から脱出する。

37℃の体温を目指す。


尿酸は、37度以下だと溶けにくくなりますから。


え?

そんなカンタンには、いかない?


う~ん・・・


強いストレスは交感神経優位になって、

血管が収縮して、腎臓の毛細血管も同じく収縮して、

尿酸の排泄能力が落ちて、

結果として尿酸値が上がるので、この際、

嫌な上司のいる職場は辞めて、転職する!


え?

そんなこと、できるかって?


ええと・・じゃあ。


毎日、酢を飲む。

ぐひぐび、と、来る日も来る日も酢を飲み続ける。

一日、2グラムのクエン酸は酸性尿を改善する、

といいますから・・・


え?

そんな、酸っぱいもの、飲めるかって?


う~ん・・・

じゃあ、痛風のクスリを飲む!


いわゆる、

尿酸降下薬(フェブリク、ザイロリックなど)を服用すれば、

一発で尿酸値は下がります。

劇的に下がります。


おそらく、一生飲み続けることになるかもしれませんが、

これが現代の医療、

痛風治療のデファクトスタンダードってヤツですから。


と、いうことで、いかがでしょうか?


2022年12月3日土曜日

痛風 バナナ

バナナが痛風改善に効果がある!


・・って、そんな話、聞いたことがありませんが。


これは・・・ホントか嘘か!?


どこから出てきた話なのかは、よくわかりませんが、

このバナナ。

まんざら、根拠のないデタラメってわけでもないのです。


ほら、よく痛風の食事療法で、基軸になっているのは、

プリン体の多い食品を摂り過ぎないことって言うでしょう?

それと、もうひとつ。

酸性の食品より、アルカリ性の食品を多めに摂ること。


この、酸性とかアルカリとか、なんなの?

なんで痛風と関係あるの?


つまり、これはですね。

尿の話なんですよ。


にょう?


つまり、あの激痛で苦しむ痛風発作ですが、

痛風発作の発症リスクが高まるのは尿酸値が高いから。

尿酸値の高い時期がずっと続いているから、

体内の関節・腱などに結晶化した尿酸が溜まっていくのです。


じゃあ、たまらないようにすればいいのね?


それには、尿酸を体内で作り過ぎないようにするか、

あるいは、尿酸を体外にたくさん排泄するか、のどちらか。


尿酸を体内で大量生産したくはないですが、

持って生まれた体質というものがあって、

尿酸を作りやすい体質の人がいるのです。

確実にいるのです。

こういう人を痛風体質というのですが、

痛風になりやすい体質なのです。


これは生まれつきの体質、遺伝ですので、

なかなか体質は変えられませんが、

じゃあ、今まで以上に尿酸を排泄する方ならば、

できそう?


そこで、アルカリの話になるのですよ。


尿酸というものは、尿と一緒に

排泄されるのが大部分なのですが、

酸性尿より、アルカリの尿の方が尿酸は

溶けやすいのです。


たくさん尿に溶ける方が、理屈上、

たくさん尿酸を体外に排泄できますよね。

だから、尿をアルカリ性に傾けましょう、となるのです。


傾けるって、お皿やお盆じゃあるまいし、

どうやってカタむけるの?


そこで、アルカリ性の食品を多めに食べましょう、

となるのです。

肉や魚介類のような酸性食品より、

海藻・野菜・果物を食べましょう、ということです。


で、冒頭のバナナのハナシになるわけですが、

バナナはカリウムも多いですし

(塩分の排泄を促してくれる“高血圧対策”)

アルカリ性の食品です。


ただ、落とし穴もあって、フルーツには

果糖というものが含まれていて、

果糖は体内で分解されるときに尿酸を生成させます。

ですので、たとえアルカリ食品であっても、

食べ過ぎは要注意です。


つまり、バナナばかりバンバン食べていれば

痛風対策になる、痛風発作は発症しない、

というようなものでもないのです。


2022年12月2日金曜日

蟹 プリン体

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◆ カニ 痛風

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カニは、ものすごく痛風に悪そう、というか、

プリン体たっぷり・・・のイメージがありますが、

いや、そうでもないですよ。


ただね。

同じ蟹でも部位によって、含有プリン体は違っています。


“脚”の部分は (意外にも?)

それほど、プリン体は多くないので、

脚は心配しなくても大丈夫です。


プリン体の多いのには、“蟹味噌” の部分ね。

つまり、カニの お腹です。


えっ?

そこが、おいしいんだって?


これは、蟹だけに言える傾向ではなく、

たとえば、魚。


これもね。

魚卵が多いのですよ、プリン体。


えっ?

魚卵が、おいしいんだって!?


「プリン体の多い食品の一覧表」を

見比べるのもいいですが、基本的に、

プリン体の多い食品というのは、

“細胞が多く集まっている部位”は、プリン体が多いです。


たとえば、これは植物ですけど、ほうれん草。


ほうれん草は、葉に含有されるプリン体は

そうでもないですが、根の部分は意外と

プリン体は(葉よりも)多めです。


根は、成長するために細胞が多く集まっているから、

と考えられます。


魚卵についても同じ。


魚卵というのは、本当においしいものですが、

細胞が(小さいですが)一つずつ、集結したものですから。


食事の内容だけでなく、

人間の体の中でも、プリン体は作られるのですが、

どんなときにプリン体が生成されるのかというと、

新陳代謝のとき。

それから、エネルギー変換のとき。


新陳代謝というのは、細胞が生まれては壊れて・・

その、繰り返しなんです。


その細胞が壊れるときに、核酸というものを

吐き出すのですが、その核酸がプリン体になるので。


ちなみに、エネルギー変換というのは、

体内の栄養分を、体に使えるエネルギーに換えるときに

プリン体ができるもの。


というわけで、細胞がプリン体と

少なからず関連があるので、

食物でも、細かい細胞が集まっている部位は、

プリン体が多いです。


蟹の脚とか、小さな細胞の塊 (魚卵のような)

ではないでしょう?

プリン体は少なめ、なんです。


蟹味噌の部分は、

小さな細胞が集まって構成されているでしょう?

プリン体は多め、なんです。


あと、蟹料理に関する (痛風の人が)

気をつけたらいいことは、「鍋」ですね。


蟹鍋。


「そうか、蟹の脚はプリン体が少ないんだ」


とグツグツ煮えた蟹鍋から、蟹の脚をとって食べたら、

実は、蟹鍋には「蟹味噌のエキス」がたっぷり

染み込んでいて、蟹味噌をたらふく食べたのと

同じことだった、と。


これは、焼肉とか、ラーメンにも言えることで、

出汁などには肉エキスがたっぷり含まれています。


そこは捨てて、食べないようにしましょう・・・って、

そこが一番、おいしいんでしょ!?


・・・・というわけで、痛風対策、尿酸値対策は

難しいです。


厳しい食事制限を強いてみても、なかなか

長続きしませんからね。


ただ、蟹の場合は、

1年のうちで、しょっちゅう食べるわけでもなく、

シーズンに入ったら、機会があれば食べる、

程度じゃないか、と思うのです。


滅多に食べないカニ料理ならば、

蟹鍋にしろ、蟹料理にしろ、

あまり細かいこと (プリン体、うんぬん) は

気にせずに、おいしく いただきましょうよ。


反省は、

「ごちそうさま」をしてから、

ゆっくり、する・・・・ということで。


2022年12月1日木曜日

年末年始の痛風発作

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◆ 痛風発作は忘れたころに やってくる

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コルヒチンは痛風の薬のなかでも、少し特殊というか、

他の痛風の薬とは違った性質があります。


ザイロリックやフェブリクが尿酸値を下げる薬、

ロキソニンやボルタレンが痛風発作の激痛を緩和させる、

消炎鎮痛剤(痛み止めの薬)なのに対して、

コルヒチンは痛風発作を起こさせずに封じ込める薬なのです。


それに、このコルヒチン(colchicine)の特徴としても、

の飲むタイミングが肝要であって、

痛風発作が今まさに、起こりそうなとき。

あるいは、痛風発作が起こった直後に「だけ」効果があって、

いったん痛風発作が発症してしまうと、どんなに

コルヒチンをガバ飲みしても全く効果がない・・

というもの、いっぷう変わった性質をもっている薬です。


しかも、痛風に「しか」効果がない薬なんです。


他に、そういうのって、そういう薬って

あまりないのではないか、と思います。


コルヒチンはユリ科のイヌサフランの種子や球根が原料で、

かなりキツイ薬では あります。


胃腸障害をはじめとして副作用も報告されていますので、

決して常用すべき薬ではありません。


って、痛風発作が発症しかけのときにしか、効果はないので、

長期服用しても、事実上、無意味です。


痛風発作の直前、痛風の予兆(痛風の前兆)のとき「のみ」

服用すべきであって、短期決戦用の薬です。


でも、本当は。

尿酸値が高くて、それも長い年月、尿酸値が高いままならば、

体内に、それなりの尿酸結晶が溜まっていることでしょう。


それが原因で痛風発作が起こるわけですから、

今回は、コルヒチンの威力で痛風発作を免れても、

近い将来、体内に尿酸結晶が残っている以上、また、必ず、

痛風発作は再発する、ということです。


コルヒチンは体内の尿酸結晶を溶かしたりしないですからね。


そういう意味では、コルヒチンは「先送りの薬」と

言えなくもないかも。


ただね。

いつ起こるのか わからないのが痛風発作。


どうしても起こってほしくないときってのが、

あると思うのです。

そりゃあ、いつだって痛風なんか、起こってほしくないですが。


それにね。

どうしても起こってほしくないときに限って、

痛風発作ってのは、起こりやすいのですよ。


理由はストレス。

起こってほしくないなあ・・っていうようなときは、

仕事上とか、あるいは

自分にとって重要なイベントがある、とかね。


強いストレスは尿酸値を上げるのですよ。


強いストレスが体を交感神経優位にさせるので、

血管が縮小気味になる。

血管が縮小すると血流が減って、腎臓への血液の供給も減少。

ってことは、腎臓の体外への排泄する尿量も減るので、

(尿は血液から作られるので)

尿酸の排出量も減る、ということ。

ってことは、血液中の尿酸濃度が必然的に上がってしまうので、

尿酸値もあがる、というわけで。 


特にね。

これから、年末年始。

お正月がやってきます。


痛風発作が一番多く発症するのは、夏場です。

暑くて汗をかく夏ね。


でも、次に多いのが年末年始というデータもあります。

宴会が多かったり、おせち料理とか、

おいしいものをたくさん食べる機会が多いので、

食べ過ぎたり、暴飲暴食というか・・・

調子を崩すのでしょうね。


こんなときに出るのが、出てほしくない痛風発作。


お正月に痛風が出てしまうと、何も楽しくありません。

周囲の人まで巻き込んで、

一人が痛そうにツラそうにしていると、

楽しそうに出来ません。


こんなときにね。

コルヒチンを飲めば、痛風発作を回避できます。


本当は先送りに過ぎないので、

あまり積極的に飲む薬じゃないかもしれませんが、

どうしても、痛風発作が出てきてほしくないとき、ってのが

ありますからね。


それに、もし、痛風が出なくて、

飲む必要がなければ、それはそれでいいですしね。


つまり、安心感が得られるってことです。


いざという場合、急にはコルヒチンを調達するのは困難なので、

早い目にコルヒチンを常備しておくのも、一つの方法です。