2022年5月12日木曜日

痛風&膝 

痛風の症状といえば強烈な痛み、

とても耐えられないくらいの痛みが発作的に起こります。

この痛みは一度経験したことがないと

決してわからないでしょう。

また赤くなったり腫れが生じたり、

熱を帯びたりすることもあります。

発作が繰り返し生じることもあり、仕事どころか

日常生活に支障をきたしてしまうこともしばしば。

こんな状態がこのままずっと続くなんて

とても耐えられないと思うほどです。


そんな痛風の痛みは足の指によく見られます。

腫れあがって靴が履けなくなってしまうことも。

それだけでも十分厄介なのですが、さらに

膝に痛みが生じることもあります。


40代前後くらいから膝の痛みを感じる人が増えます。

かくゆうわたしもその一人で、階段を上がる時とか、

急に立ち上がるときなどに

痛みや違和感を覚える機会が増えています。

そのため、その痛みが関節痛なのか、

それとも他に何か原因があるのか

よくわからないことも多いのです。


膝の痛風の特徴は、他にも足の付け根や関節部分にも

激痛が起こるケースが多いこと。

それだけに苦痛がさらに増します。

当然立ち上がることもできず、

座り込んだり寝転んだりしたまま

痛みにのた打ち回るような形となります。

通常の痛風の発作と同じように一日ぐらいかけて

痛みがピークの状態になり、

その後2~3日程度続きます。


怖いのは発作を何度も繰り返し、

さらに慢性化してしまうことがあること。

それから何度も繰り返すことによって

その部分に炎症が起こり、関節炎が発症、

それが慢性化するケースもあることです。

関節が変形すると歩行障害などの問題を

引き起こす恐れもあります。


痛風の症状は夜中に起こることが多いです。

いきなり痛みが走ったかと思ったらどんどん強くなり、

とても眠れない状態のまま夜を過ごすことになります。

満足に歩けないと日々の通勤はもちろん、

日常生活のすべてに支障をもたらしてしまいます。

一度でも発作が起こった場合にはできるだけ早い段階で

しかるべき治療を受けるべきということなのでしょう。


また、激しい膝の痛みが慢性化している場合には、

痛風の疑いがあります。

これまで挙げてきたように放置しておくと

発作が何度も繰り返されるほか、

起こる間隔がどんどん短くなっていくといいます。

遺伝的な要素など意外な原因から痛風が

発症することもあるため、

自分は痛風とは縁がないと思っている人も油断せずに

気になる症状が見られた場合には疑ってかかりましょう。