痛風の症状といえば強烈な痛み、
とても耐えられないくらいの痛みが発作的に起こります。
この痛みは一度経験したことがないと
決してわからないでしょう。
また赤くなったり腫れが生じたり、
熱を帯びたりすることもあります。
発作が繰り返し生じることもあり、仕事どころか
日常生活に支障をきたしてしまうこともしばしば。
こんな状態がこのままずっと続くなんて
とても耐えられないと思うほどです。
そんな痛風の痛みは足の指によく見られます。
腫れあがって靴が履けなくなってしまうことも。
それだけでも十分厄介なのですが、さらに
膝に痛みが生じることもあります。
40代前後くらいから膝の痛みを感じる人が増えます。
かくゆうわたしもその一人で、階段を上がる時とか、
急に立ち上がるときなどに
痛みや違和感を覚える機会が増えています。
そのため、その痛みが関節痛なのか、
それとも他に何か原因があるのか
よくわからないことも多いのです。
膝の痛風の特徴は、他にも足の付け根や関節部分にも
激痛が起こるケースが多いこと。
それだけに苦痛がさらに増します。
当然立ち上がることもできず、
座り込んだり寝転んだりしたまま
痛みにのた打ち回るような形となります。
通常の痛風の発作と同じように一日ぐらいかけて
痛みがピークの状態になり、
その後2~3日程度続きます。
怖いのは発作を何度も繰り返し、
さらに慢性化してしまうことがあること。
それから何度も繰り返すことによって
その部分に炎症が起こり、関節炎が発症、
それが慢性化するケースもあることです。
関節が変形すると歩行障害などの問題を
引き起こす恐れもあります。
痛風の症状は夜中に起こることが多いです。
いきなり痛みが走ったかと思ったらどんどん強くなり、
とても眠れない状態のまま夜を過ごすことになります。
満足に歩けないと日々の通勤はもちろん、
日常生活のすべてに支障をもたらしてしまいます。
一度でも発作が起こった場合にはできるだけ早い段階で
しかるべき治療を受けるべきということなのでしょう。
また、激しい膝の痛みが慢性化している場合には、
痛風の疑いがあります。
これまで挙げてきたように放置しておくと
発作が何度も繰り返されるほか、
起こる間隔がどんどん短くなっていくといいます。
遺伝的な要素など意外な原因から痛風が
発症することもあるため、
自分は痛風とは縁がないと思っている人も油断せずに
気になる症状が見られた場合には疑ってかかりましょう。