痛風は本格的に症状が重くなる前に、
初期症状がみられる事が多いです。
自分は痛風ではと思った時は、初期症状が
自分に当てはまっていないかを
確認するようにしましょう。
早い段階で初期症状に気付き、
治療や改善の準備を事前に行えると、
本格的な症状が始まった際にも
スムーズに対処する事ができます。
また、初期症状は他の一般的な病気にも
見られる症状なので、これだけで
痛風と断定する事は難しい場合もあります。
ですが、疑いがある時に
これらの初期症状を感じる事で、
痛風の可能性を事前に予防する事に繋がります。
初期症状の一つ目としては、
膝や足の指などに痛みを感じるという事です。
痛風は膝や足に起こる事が多いため、痛みを感じて、
それがある程度長い期間続いている場合は
可能性が高くなります。
痛みの他に、
少し熱を持ったような感覚がある事もあります。
痛風の症状として出るものに関節炎があり、
各部位で炎症が起こっているため、
こうした熱が最初に生じる事もあります。
膝の関節に炎症が生じる事もあります。
程度は弱いものからある程度
痛みが強いものまで個人差があります。
膝の関節も、痛風が起こりやすい部分です。
急に起こる事も多いため、今まで何ともなかったのに
急に膝に強い痛みを感じるようになったという場合や
赤みが出てきたという場合は、
痛風を疑ってみましょう。
痛風が本格的に発症するには
一週間程度の期間があるため、
この間に病院に行くと良いでしょう。
また、足の指の形が変形するという事も起こります。
症状は人により様々ですが、急に膨らみが出てきて、
こちらも赤みが出てくる事も多くあります。
足の甲などにも生じる事があり、
足の甲は比較的面積もあるため、
はれも広がりやすいです。
足の指がかなり大きく膨らんだり、
何本かの足の指に出る事もあります。
こうした症状は痛風特有なので、
可能性としては特に高いと言えます。
立ちあがる際に各関節に痛みを感じる
という事も起こりやすい症状です。
気を付けたいのは関節痛と間違えやすいという事です。
関節痛は、年齢を重ねて
関節の軟骨が痛んでくる症状ですが
こちらも関節に痛みを感じるため、
どちらかの判断が難しい場合もあります。
足や膝の場合は痛風を疑いましょう。
また、痛風の場合は立ちあがる際だけでなく、
普通に座っていたりしていても、
はれや痛みがある事が多いため、
こうした症状と合わせて
判断材料にしていくと良いでしょう。
また、痛みが長時間続く場合も
痛風の可能性は高いです。
炎症が起こっており、その炎症は
ある程度の期間持続します。
また、一定期間強い痛みが続いた後、
引いていく事もあります。
そうした場合も後で発作がくる事になるので、
痛みが引いても安心しないようにしましょう。
こうした症状が初期症状としてありますが、
まずはどの症状が出ても
症状が見られたら2、3日様子を見て、そ
の後病院に相談するようにしましょう。
初期段階で早めの対策を打っていきましょう。