2022年5月9日月曜日

痛風と症状 

痛風の症状は発作が主な症状となっていますが、

その前段階で前兆を感じる事が多いです。

膝や足がちくちくと痛みを感じたり

腫れで足が膨らんでくる事もあります。


こうした事が数時間から、長くて数日続いた後、

本格的な発作の症状が始まります。

その症状は非常に強い痛みを伴い、

体に様々な症状が出てきます。

痛風の発症期間は個人差もありますが、

1週間から10日ほどで引いていく事が多いです。

症状が出ている最中は、激痛や地獄とも

表現されるような強い痛みを伴うため、

なるべく事前に予防していく事が大切です。


症状の一つ目として腫れがあります。

膝や足などの関節部分で炎症がおこる事が多く、

これらの部分が大きく腫れあがり強い痛みを伴います。

腫れと共に赤みを帯びる事も多く、

見た目にも痛々しい外観になります。

腫れは数日間続く事もあり、長い時は

1週間ほど続く場合もあります。

とにかく痛く、あまり動けなくなるという方も多いため、

まずは安静にする事が大切になります。


また、発作も大きな症状です。

こちらも強い痛みを伴い、激痛とも言える痛みが

最初は続く事が多いです。

一定期間のその痛みが続いた後、

少し弱まった痛みがまた続きます。

こちらも日常生活に支障が出る事もあるため、

安静にしておく事が大切です。

また、痛風はプリン体の蓄積が原因となっているため、

それを防ぐために水を飲むようにして

プリン体を排出しやすくしておく事も大切です。


また、痛風は一度起こり始めて症状が改善されても、

また起こる可能性が高くなります。

食生活の乱れが大きくなった時に特に再発しやすくなり、

年に数回は痛風に悩まされるという方もいます。

人によってはより回数が多い方もいますし、繰り返していると

段々とその期間が短くなるのも怖い所です。

特に年齢を重ねると、体力も体内の機能も衰えてくるため、

症状が出るのが早くなってしまいます。

年齢を重ねるほど、健康には気を付ける必要があります。


また、こうして発作を繰り返していると、

更なる病気も引き起こしてしまいます。

慢性的な関節炎が起こるようになり、

関節の痛みが常にある状態になってしまう事もあります。

関節の軟骨が損傷してしまい、

修復されない状態のままになるため、

慢性的な症状に繋がります。

また、そのまま更に放っておいてしまうと、

今度は機能障害などの、

体の機能を損なってしまう恐れも出てきます。


その他にも痛風から引き起こされる症状はあります。

痛風結節というものが足以外にも、

耳や肘などにできる事があり、

皮膚潰瘍ができる事もあります。

痛風自体もとても大きな痛みが伴い、

耐えるのがつらい病気ですが、

そこから更に症状が進行して、病気は

より大きなものになっていく可能性があります。

なるべく最初の痛風、また、

痛風の初期症状が出る前に対策や予防策を行い、

病院で医師の方に相談をするといった事が必要になります。

特に年齢が高くなっている方で、

今はまだ大丈夫と思っている方は、

小さい事でも良いので予防を始めていく事をお勧めします。