2024年2月2日金曜日

痛風の治療と改善

痛風は、痛いです。

厳密に言えば、痛いのは

“痛風発作が痛い”のです。


ですので、痛風の治療といえば、

この痛い痛風発作を出ないようにさせるのが、

痛風の治療と思われガチですが、

実は そうではないです。


いわゆる“高尿酸血症”の状態を放置しておくと、

おそろしい合併症になってしまう可能性もあり、

注意が必要です。

これを治療していくのが、本来の痛風の治療、

と言われています。


しかも、その合併症というのは、初期段階では

自覚症状があまりないらしく、油断なりません。


ですが、痛風だからといって、

早死にしてしまうのは、悔しいです。


なんとしてでも、平均寿命くらいは

生きたいでは ありませんか。

できれば、長生きしたいです。


どうすれば いいのでしょうか?


一番具体的な指針となるのは、「尿酸値」です。


尿酸値が、「7.0mg/dl以下」ならば、

安心していいと思います。


逆に、それ以上ならば、じわじわと尿酸結晶が体内に溜まり、

将来、合併症になる可能性も否定できなくなります。


では、どうすれば「尿酸値」を下げられるの?


もっとも、ポピュラーなのは、薬物療法です。

医師に処方してもらった薬を、指示通りに服用すると、

尿酸値は、たいてい「7.0mg/dl以下」になっていくようです。


あとは、自分で生活習慣に気をつける、とか。


具体的には、

→体重を減らす (たいてい「尿酸値」は下がります)

→水を1日2リットル飲む(尿による尿酸の排泄を促す)

→禁酒する (もしくは、飲酒量を減らす)

→プリン体を多く含む食品を食べるのを減らす(レバーなど)

→軽い運動をする

→ストレスをあまり溜めない


・・・・・・・・・。


なかなか、

「できそうで、できなさそうなもの」ばかりですね。


私の知り合いにも、痛風の人が何人かいますが、

全員が薬を飲んでいます。

薬物療法ですね。


ですが、痛風のクスリを飲んでいるから、と

焼肉・レバーも食べたい放題、

ビールも飲み放題の人もいます。


で、そんな人は、やっぱり、ときどき

発作が出て、足を引きずっています。


普段から痛風のクスリを飲んで、それでいて、

生活習慣にも気をつけたら完璧じゃないか、

と思ったりもするのですが、

なかなかそんなふうにできる人は、

あまりいないように思います。


どうしても、油断しますからね。


誰かにガツ~ン、と言ってもらえればいいのですが、

一番いいのは家族ですが、そーゆー人は、

家族の言うことなんか聞きませんからね。


で、お医者さんに・・となるのですが、

このごろのお医者は、みんな優しくて、

ガミガミ言う人は少ないのでは。


やっぱり、自分で気をつけるしかないのですね。


痛風 冬の痛風改善のための運動効果

冬場における、痛風改善のための運動には、

どんな効果があるのでしょうか。


最大の効果は、これです。

『水が飲める』。


???


さて、そもそも、痛風対策として、どうして

運動が必要なのでしょうか。


痛風体質の人に、理想的とされるのは、

体への負担の少ない(軽めの)有酸素運動です。

有酸素運動というのは、ウォーキングとか、

軽いランニング、軽い水泳、軽いサイクリング。

とにかく、はぁはぁと息を切らして、その場に

へたり込むようなキツイものではなく、

会話しながらでも続けられる程度の運動です。


これらの運動効果としては、まず、

肥満の解消(内臓脂肪を減らす)、

ストレスの発散、筋肉量の増大、

血流・血行の改善・・など

さまざまなメリットがあります。


食事療法だけでは中々、改善できないメタボも

運動療法を組み合わせて行うことが

推奨されているくらいですしね。


で。

冒頭の『水が飲める』というのは、何なのか。


痛風とは、カンタンにいえば、尿酸値が高い病気なので、

できるだけ尿酸を体外に排泄したいのです。

尿酸の大半は、尿と一緒に体外に排泄されます。

で、ある程度の尿酸を排泄するためには、

一日に2リットルの尿を排泄することが推奨されています。


ですが、ひとくちに「2リットルの尿」といわれても、

ピンときません。

今の自分は、そんなに排泄 できているでしょうか。


「2リットルの尿」を出すためには、少なくとも

「2リットル以上の水」を飲んでいないと、

出るものも出ません。


春夏の季節なら、苦もなく水も飲めるでしょう。

暑いし、汗もかきますし、喉も渇きやすいですからね。


でも、秋・・とくに冬場はどうでしょう。

のど、渇きますか?

バンバン、水を飲めますか?


冬場は、真夏ほど痛風発作は発症しませんが、

それでもやはり、尿酸は

できるだけ体外に排泄しておきたいですし、

尿を多く排泄することで、尿路結石の予防にもなります。


一日のうちに、こまめに、

お茶や水を飲んで、水分補給・・と

いきたいところですが、喉も渇いていないのに、

飲み続けるのは、どうも気乗りがしません。

っていうか、飲めないです。


そこで、運動なのです。

ホンの5分でもいいですから、(できれば)毎日、運動を

生活に取り入れたいところです。

で、運動の前後に水(もしくは、お茶など)を飲みます。

一日分の水分確保の一旦を担ってもらうのです。


あと、風呂ですね。

入浴。

これも、入浴前に水かお茶を飲んで、

半身浴でもいいですから、浴槽につかって温まる。

全身の血行・血流も良くなりますし、

体も温まります。

それから、入浴後にも水やお茶を飲みます。

水分も摂取できて、やがて、それは

尿の排泄につながります。


夏場は、なにも考えなくても、暑いので

自然と水分はたっぷり摂りますが、

冬場は自分で意識しないと、なかなか、

「2リットル以上の水」は飲めないです。


軽めの運動、短い時間でもいいですから、

生活の一部に組み込むと、水分補給も

スムーズにいくみたいです。


でも、自分が一日に飲んでいる水の量が

「2リットル以上」になっているかどうかは、

定かではありませんけどね。


痛風 寿命 長寿

痛風体質の人は、一般的に

短命だと考えられています。


でも、これは間違い。

そして、ある意味、正解でもあります。


どういうことでしょうか。


痛風とは切っても切れない関係のある尿酸は、

血管の老化を防ぐ働きがあり、

尿酸が豊富な痛風体質の人は、

年齢に対して若々しい血管でいられます。


そして、尿酸そのものが抗酸化作用があり、

有名なところで癌予防ですが、

老化を防ぐ働きがあります。


私の身近にも、現実に

80歳を過ぎても元気に仕事をしている

痛風の人がいます。

とても元気に過ごしています。

ちょっと羨ましかったりします。


ところが。

肥満(内臓脂肪の増加)、ストレス増加、運度不足、

過食(カロリー過多)などで尿酸値が跳ね上がり、

そういう状態が長期に続き過ぎると、

今度は痛風以外の病気、すなわち、

合併症の心配が出てきます。


糖尿病とか。

高血圧、脳梗塞、心筋梗塞・・・いろいろ。


こうなると、病気が病気を呼んで、

悪いスパイラルのようになってしまいます。

長生きしたいですが、どうなることやら。


尿酸値が高過ぎたら、薬物療法も大切かもしれませんが、

まず、肥満の解消です。

肥満はメタボの大敵、痛風の大敵です。


なんで肥満と痛風が関係あるのか、というと、

内臓脂肪が増加すると、内臓脂肪から

良くないホルモンが分泌して、

尿酸値が上がってしまうからなのです。

逆に、内臓脂肪が減らすことができるなら、

尿酸値を下げることができます。


また、内臓脂肪は尿酸値ばかりでなく、

血管にも関係してきます。


ですが、内臓脂肪は比較的燃焼しやすいので、

(ウエストの)ベルトの穴を一つ縮める、できれば

二つ縮めることができれば、

血管内の異常も解消されつつある、と言われています。

同時に尿酸値も下がってきます。


運動だけでウエストを絞るのは、かなり困難です。

年をとるにつれて、代謝も悪くなりますしね。


ここは、やはり食事で。

とにかく、過食を防ぐことが肝要です。

三食合計のカロリーで考えないと、

朝だけ、あるいは昼だけ軽くすませても、

夜にドカ食いしていたら、やはり

一日の合計カロリーは高くなります。


三食トータルで、

食事量を(少しでも)減らしていくように

もっていきたいですね。


痛風 急性関節炎が起る理由とは?

痛風発作のいうのは、通常、関節に発症します。

有名どころで、足の親指の関節の付け根。

それ以外にも、足の甲、くるぶし、

アキレス腱、膝、手の指・・・などなど。


筋肉に痛風が出たとか、お腹の脂肪に痛風発作が出た、

なんて話は聞いたことがありません。

出るのは、関節ばかり。


これは、なぜ?

なんで、関節ばかりなの?


痛風発作はある日、突然、

関節が腫れあがり激痛が起る、急性関節炎の一種です。

原因は、体内の尿酸が過剰に生産され過ぎていて

(その目安が尿酸値)、

結晶化した尿酸が関節に沈着するからなのです。

そして、沈着し過ぎた尿酸結晶が剥がれたとき、

それを血液中の白血球が異物に認識してしまい、

攻撃するから。そのときの攻撃時に、

痛みの成分が出るのです。

これが痛風発作の原因。


で・・尿酸が結晶化するのは、

体内の体温の低い部分に沈着するのです。

ゆえに、心臓から遠い箇所・・手足の末端などは

尿酸結晶が出来やすいのです。


人間の体温が、仮に37度とします。

手でも足でもそうですが、筋肉に覆われています。

筋肉には血が通っていて、温かいのです。

ほぼ体温と同じです。


ですが、関節は筋肉に覆われていません。

関節と関節を繋ぐものは「腱」なのです。

筋肉じゃありません。

筋肉なんかで関節が覆われていたら、

動かせませんからね。


で・・腱でしか覆われていない関節は、

筋肉で覆われた骨などに比べて、温度が低いのです。


それが理由の一つです。

関節の部分は、体温が低いのです。


では、対策はないのでしょうか。


人間の体の構造を変えたりはできません。

関節を筋肉で覆ったりすることは不可能ですから。


おススメは柔軟体操。

特に、下肢。

股関節の部分の柔軟体操がいいです。


腰は「体のカナメ」です。

そういう文字を書きますし。


股関節、腰の柔軟性が高まると、

上半身と下半身をジョイントしている部分の

血流が良くなります。

つまり、下半身の血流も良くなるということ。


血液というのは、温かいのです。

血流が良くないと、手足は冷えます。

特に、冬場はそうです。


血流を良くすることで、手足などの末端の関節に

尿酸結晶をできにくくすることができます。


あと、なるべく、お腹を冷やさないこと。

温かいモノを飲む、食べるのがお勧めです。


胃を冷やすと、血液が胃を温めなきゃならないので

(機能が落ちてしまうから)、

胃腸に血液が集中します。

よって、手足は二の次になってしまい、

末端の血流が悪くなるのです。


手足があたたかければ、痛風発作は起こらない・・

というものでもありませんが、

できることを少しずつ気をつけるのが

良いと考えています。


痛風 副腎皮質ステロイドは、本当は怖い

 痛風ガイドラインによると、痛風発作治療薬としては、

「コルヒチン」「非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)」

「副腎皮質ステロイド」

の3つが明記されています。


ガイドラインに掲載されている、ということは、

医師がこの基準にのっとり、

患者に対して治療を行う指針となる・・

ということです。


で、「コルヒチン」というのは、

痛風発作の予兆のときに、

服用すると発症を抑えこむ薬です。


「非ステロイド性抗炎症薬」というのは、

ひらたくいえば、痛み止め(炎症を抑える)です。

ボルタレン、とか。

ロキソニン、とか。


で、「副腎皮質ステロイド」。

これがすごい効果があります。

同時に強烈な副作用が有名です。


私なら、この「副腎皮質ステロイド」を服用

(もしくは、注射)したことはありませんが、もし、

お医者にこの薬を処方してもらったら、

もらってきたその日に一錠も飲まずに、ゴミ箱に捨てます。

そんな薬、飲んだり注射されたりしたくありません。


そもそも、ステロイドとは何か?


昔、ステロイドという薬が発売されたとき、

「夢の薬」「魔法の薬」とまで言われたそうです。

あまりも効果抜群すぎて。


ステロイドというのは、副腎から出されるホルモンの一種で、

いろいろな働きがありますが、カンタンにいえば、

抵抗力、免疫力の働きをします。

つまり、これが弱ると病気になりやすくなります。


副腎といえば、腎臓のすぐ近くにある小さな臓器ですが、

“副”という字がついているので、サブ的なものかと思えば、

とんでもない!


体の要である腎臓にも負けないくらい重要な臓器で、

東洋医学(漢方)では、

腎臓と副腎を合わせて『腎(じん)』と

呼んでいるくらいです。


で、この副腎から分泌されるステロイド。


このステロイドを安易に

(本当は安易じゃないんでしょうけど)

薬として体内に取り込むと、どうなるのか?


副腎がもう、自分でステロイドを作らなくなるのです。


たとえば・・

毎日、一生懸命、

朝から晩まで勤め先で働いていた人がいた、とします。


ところが、なんらかの理由で、

今までもらっていた以上の給料が勝手に、

自分の口座に振り込まれてくるようになりました。


ああ、今まであくせくと働いてきたのに、働かずして

お金が勝手に入金されるのです。

この人は、アホらしくなって、

お勤めを辞めてしまいました。


で、お金に困ることもなくなったので、

毎日、ゴロゴロと家で寝てばかりの暮らしをしていました。

ところが、ある日、突然。


働かずして入金されてきたお金が、理由も説明もナシに

突然、ストップ。


これでは、いけない・・と再び働こうとしましたが、

以前の慣れた職場は辞めてしまって復帰できません。

不景気で、なかなか次の職場も見つかりません。

なにより、だらけた生活に慣れてきてしまっているので、

働く気力もありません。


ああ、どうしよう。


・・・・・・。


たとえ話なので、ちょっと感じは違いますが、

ステロイドを薬として服用すると、

副腎がステロイドを分泌しなくなる

危険性があるのです。


「副腎皮質ステロイド」という治療法がダメだと

言ってるのではありません。

それはもっと難病とか、治療困難な病気で使用する薬だと

思うのです。


痛風くらいで(といえば怒られるかもしれませんが)

痛みが引かないから、とか、そんな理由で

投下する薬じゃないと思っています。


自分の副腎が弱ってきて、ステロイドを分泌しなくなると、

抵抗力が弱まり、病気になりやすくなります。

(服用するならば、長期使用は

なるべくなら やめておきたいです)


東洋医学(漢方)では、副腎を重視していて、

“合谷(ごうこく)”というツボを揉むよう、

推奨しているくらいです。

合谷というのは、右手の親指の付け根の辺りにある、

副腎を強化するツボですので、

興味のある方は調べてみてください。


(左手の合谷は、副腎ではなく、

また違う効果ですので、“右の合谷”です)