痛風発作リスクのバロメーターともいえる、尿酸値。
この尿酸値をクエン酸が下げてくれるって?
これは・・・ホントか嘘か!?
そもそも~
痛風とは何ぞや!?
足が痛くなる病気と思われガチですが、
本来は代謝がうまくいかなくなる病気です。
具体的にいうと、
血液中の尿酸が増えすぎてしまうと、
関節などに結晶化して沈着して
痛風発作の遠因となったり、長年の間に
(尿酸値が高い時期が長期に続くと)
内臓の機能が落ちてしまったり、
合併症を引き起こしたりする病気です。
う~ん、怖いですね。
で!
尿酸値を下げましょう、となるのですが、
カンタンに言ってのける人は、たぶん、
痛風体質じゃない人です。
世の中には、生まれつき、
ど~しても尿酸値が高くなってしまう体質の人が
いるのですよ。
現実にいるのですよ。
なのに、贅沢し過ぎだから、とか
勝手なことをみんな言うのですよ。
そうじゃないんだってば!
体質といっても、どんな感じかというと、つまり・・
尿酸を体内で作り過ぎるタイプ。
尿酸の排泄があまりうまくいかないタイプ。
尿酸を作り過ぎて、排泄もうまくいかないタイプ。
上記の3パターンが有名です。
自分は、どうなんでしょうね?
でね。
尿酸を作り過ぎるのは、もう体質ならばしょうがない、
と思うのです。
プリン体の摂取制限とか、みんな言うけど、
そんなこと、もうとっくにやっています。
でも、体質的に無理な人も世の中には、いるの!
食事からの尿酸の生成は20パーセント、
体内で生成される尿酸は80パーセントですからね。
プリン体の摂取制限しても、ダメな人は駄目なの!
(私のことです)
で・・
尿酸ってのは、便からも少しは排泄できるけど、
大部分は尿と一緒に排泄されるのね。
つまり、尿に良く溶けるほど、
尿酸はたくさん体外に排泄できる、ってことになります。
じゃあ、どうすれば尿酸は尿に良く溶けるの?
ズバリ!
尿酸は、アルカリ性に傾いた尿に良く溶けます。
酸性尿では、あまり溶けません。
じゃあ、尿をアルカリにすればいいのね?
でも、どうやって?
そこで、登場するのが「クエン酸」なんですよ。
くえんさん?
「クエン・酸」っていうくらいだから、
酸性じゃないの?
いえ、それがクエン酸が体内に取り込まれて、
分解された時、アルカリになるんです。
じゃあ、クエン酸じゃなくて
「クエンアルカリ」って呼べばいいのにね?
って、そんなことより、そのクエン酸で
アルカリに傾くことはわかったけど、
具体的にどうすればいいの?
サプリメントって手もあるけど、基本は
食品からの摂取が理想です。
クエン酸が含まれる食品って、どんなモノがあるの?
お酢、梅干し、レモン、柑橘類など。
ただし、かんきつ類といっても、ミカンとかは
「果糖」が含まれているので要注意ですよ。
果糖は体内で分解されるときに尿酸をたくさん作りますので。
まあ、食べ過ぎなきゃ大丈夫だと思いますけどね。
それにしても、お酢、梅干し、レモンですか・・・
すっぱいなあ。
・・・と思う、すっぱいものが苦手なアナタ。
この際、苦手なものを無理に食べるより、
サプリに頼るのも、一つの手かもしれませんよ?