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● 冬でも痛風発作は、デる!
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痛風の人が・・というわけでもないのですが、
地域にもよりますが、びゅうびゅうと北風の寒い季節なので、
風邪を引かないように、睡眠を充分にとって
体を温かくしておくことが基本的な冬対策です。
今日、知り合いの人に聞いた話ですが、
テレビのニュースでは、
世間の景気の良い話ばかり(上場企業など)が
報道されていますが、
場末の中小・零細企業の現況は厳しいです。
その人の会社は、大きな会社ではありませんが、
海外の工場で商品を作らせて仕入れをしているので、
仕入れ価格に為替の変動の影響を大きく受けるのです。
そのせいか、近年、会社の業績が悪く、この寒いのに
なんと・・社内の暖房をストップしているそうです。
で・・社員のみなさんは
震えながら仕事をしているらしいのですが、
社長が、みずから暖房を止めているので、
誰も文句が言えないのだとか。
ああ、社長さん。
なんてことを!
いくら経費節減といっても、社内に暖房は必要でしょう。
社員、全員が事務所の中で(室内にいるのに)風邪、
引いちゃいますよ。
会社の事務所内にいるのに、
全員がコート姿とは、これ如何に!?
得意先とか、対外的にヘンな噂が立っちゃいますよ!
う~ん・・キビシイです。
本当に世の中、好景気なんですかね???
で・・そんな寒いとき。
この寒い季節。
「関節を温めていると良い」と言われています。
|■ その1“関節を冷やさないようにする”
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“首。手首。足首。
これらの関節を温めているだけで風邪を引かない”とも。
なんで関節を温めると風邪を引きにくいのか?
関節は冷えやすいからです。
冷たいからです。
筋肉は特に温めようとしなくても、動かすと熱を持ちます。
これは筋肉中にたくさんの毛細血管があるので、
その熱で血液が温まって、
その血流が良くなって全身を巡ります。
ところが、関節はよく動かす箇所で、動かしやすくするため
関節周辺には、ほとんど筋肉が付いていないのです。
で・・関節は冷えやすい、と。
この、冷えやすい関節は、同時に
痛風発作が出やすい箇所でもあります。
といっても、痛風発作が出るのは、
もっぱら足の関節が多いですけどね。
基本的に心臓に近い箇所は血流も多いので、
あまり痛風発作は出ません。
心臓から遠い、末端の関節などに
結晶化した尿酸が溜まりやすいです。
痛風発作が発症するシーズンというものがあって、
圧倒的に多いのが「夏」。
一般的に、6月~8月頃かな。
でも、次に多い季節が年末年始なのです。
夏場に痛風発作が多いのは、
暑さによって汗を多くかきすぎて、
体内が水分不足になって(トイレにいく回数が減るので)
尿酸のハイセツが減って、
尿酸値があがることが主な要因です。
ちなみに、このトイレの回数というのは、
尿酸は、尿と一緒に(尿に溶けて)排泄されるのが大半だと
いうことに起因しています。
けど、年末年始の場合は、いわゆる暴飲暴食が原因ですね。
飲み会、宴会が多いですし。
飲み会、宴会を片っ端から断っていたら、
人間関係が悪くなりそうですが、顔は出すけど、
飲みすぎと食べすぎは自分でブレーキかける、など
当人が、自分の体を守っていくようにするしかないです。
|■ その2“足の裏を冷やさないようにする”
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足の裏には、腎(腎臓・副腎)のツボが集まっている
と言われています。
冬場は、特に手足が冷たくなりやすい季節です。
なるべく、足の裏も冷やさないようにしておきたいです。
ほら、昔から「頭寒足熱」とか言うでしょう?
昔から言い伝えられている言葉には、意味があるのです。
靴下を履く。
それでも足が冷たきゃ、二枚重ねてクツシタを履く、とか。
コロコロになって、靴が履けなくなるで、
家の中、限定になりますが。
手っ取り早く、足が温まる方法は「歩く」のが良いです。
筋肉を動かす、ということ。
あと、足の裏を揉む、とかね。
ツボの刺激も出来て、足裏も温まって
一石二鳥かも。
|■ その3“お腹を冷やさないようにする”
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屋外は寒くても、部屋の中は暖房などの空調が効いていて、
ぽかぽかと暖かい場合が多いです。
(私の知り合いの人の会社の事務所のように、例外もアリ!)
部屋が暖かいなら、冷たい飲み物もOKですが、
なるべく温かい飲み物を飲んだほうがいいです。
冷たい飲み物、冷たい食べ物(アイスクリームなど)は、
できれば止めた方が良いです。
お腹が冷えると、胃腸など内臓の機能が落ちるので、
体は内臓を温めて機能を維持しようとします。
どうやって、内臓を温めるの?
血液を内臓に集中的に集めるのですよ。
血液って、あたたかいですから。
ですが、内臓に集結した血液のせいで、
手足などの末端は血液不足になりがちです。
と、いうことは「手足が冷える」と。
手足、冷たくないですか?
たださえ、寒い季節にますます、手足が冷えてしまうのです。
手足の関節が冷えると、尿酸結晶が溜まりやすくなり、
痛風発作のリスクは上がります。
たぶん、当分は出ないでしょう、冬場は。
でも、じわりじわりと蓄積していく尿酸結晶は、
積もり積もって夏場に爆発する可能性が高いです。
来るべき夏に苦しまないよう、冬に足の関節に尿酸結晶を
なるべく溜めないように気をつけていくのが望ましいです。
あと・・ビールですね。
ビールが痛風に良くないのは、アルコール飲料そのものが
尿酸の生成を促進させるのと、作り出される乳酸が
ビールの分解により増産されて、腎臓などに溜まってくると、
尿酸排泄する力が低下するから・・なのです。
ですが・・・
人間は機械じゃないので、痛風に良くないから禁酒しなさい、
はい、そうですか、と次の日からキッパリ止めたり できません。
(できる人もいます)
で。
どうしても飲むなら、温かいものを。
つまり、ビールじゃなくて、日本酒とか。
熱燗、ですね。
ホットウイスキーとか。
風呂上りとか、夏でも冬でもビールはおいしいですが、
体の外(表面)が温かいから、といって、
体の内(内面)もあたたかいとは限らないです。
ビール党の人は、夏でも冬でも麦酒が好き、という人が
多いですが、(できる人は)季節に応じて
飲むモノも変えていくほうが、体のためには良いです。
要は、カラダは 冷やさないほうが良い、という話です。