2022年12月13日火曜日

痛風のストレス対策には、ビタミンCとビタミンB1が効果的!?

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● 風邪はビタミンCを飲んで治す!

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寒くなってきて、風邪が流行ってくる季節になりました。


電車の中に乗っていても、ゴホゴホと

咳き込んでいる人もいたりして、なんとなくヤな感じです。


風邪をうつされたら、いやだな・・


しかしながら、風邪のウィルスが

体内に入ってきたからといって、

必ずしも発病するわけではありません。


そのときの体調、跳ね返す体力があるか、などで

違ってきます。


でも、寝不足や疲れが溜まっていたりすると、

あっという間に風邪をひいてしまったりします。


こんなとき、早く寝るのが一番だと思いますが、

仕事などが忙しく、中々、

そうもいかないときもあるでしょう。


そんなとき、どうしますか?


やっぱり、風邪薬ですか?


「風邪をひく= 風邪薬を飲む」というのが、

一般的だと思いますが、

私はトコトン薬が嫌いな人間なので、

風邪くらいでは“絶対に”薬は飲みません。


風邪薬を飲むのが駄目、というわけではありません。

私は飲まない、というだけの話。


じゃあ、どうするの?


ビタミンCを飲みます。


500mgのビタミンCのサプリメントを

1日数回、1時間おきくらいに飲みます。

飲み続けます。


一度に大量の、たとえば

 2,000mgのビタミンCを飲むよりも

小分けして飲んだほうがいいです。


ビタミンCは

人間本来が持っている抵抗力を高める効果があるので、

引き始めの、ちょっとした風邪くらいなら

1~2日で嘘のようにケロリと治ってしまいます。


また、いくら飲んでもビタミンCの場合は、

水溶性ビタミンですので、過剰に摂取した分は、

尿と一緒に体外にハイセツされますので、

大丈夫です。

(もちろん、限度はあります)


これがビタミンEなどになると、脂溶性ビタミンになるので、

体内に留まってしまうので、大量摂取にならないよう

留意しなければなりません。


風邪薬のように眠くなったりする、などの副作用がないですし

(怖くて車の運転、デキません!)

安心です。


興味のある方は、一度お試しください。


ただ、副作用がないといっても、

腎不全など、腎機能が落ちている方は、

たとえ、水溶性ビタミンとはいえ、

ビタミンCの大量摂取は腎臓に負担がかかる場合もあるので、

病院の医師に相談してからにするのが無難です。


・・・って、なんで、風邪の話?

痛風と関係ないでしょ?


いえ、関係なくもないのですよ。


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● ストレスは痛風の原因の一つ

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私がはじめて痛風発作を発症してしまったのは、

今から30数年前ですが、その頃、

一般的だった痛風の原因といえば、

「遺伝による体質、および、プリン体の多い食品の摂りすぎ」

でした。


だから、痛風改善の指導といえば、

プリン体の多く含まれている食品を極力食べないように、

という食事療法が主たるものでした。


つまり、痛風は贅沢病だから、

おいしいものを食べてくれるなよ、と。


昭和の頃や平成の初めの頃は、そんな感じでした。


ですが、現在では当時よりも研究・解明が進んでいて、

尿酸値を跳ね上げる原因は

他にもあることがわかってきています。


そのうちの一つが「ストレス」。


強いストレスを受けると、尿酸値が上がるのですよ。


実際、ここ一番、絶対に痛風発作が出ちゃ困るような

大切な日の朝に痛風発作が出たり、とかね。


ストレスといえば、会社の嫌な上司とか、苦手な得意先とか、

家庭内のゴタゴタとか・・というイメージがありますが、

そういうものと関係なく、極度の緊張とか心配、不安などでも

痛風発作が出たりするのです。


大切な海外出張に行く日の「その日の朝」とか。


なんで?


ストレスというのは、外部から受ける強い緊張なのです。

体はストレスに立ち向かうために身構えます。


そのとき、体内の血管は(交感神経優位というのですが)

収縮するのです。


血管が収縮するということは、血管の通り道が狭くなるので、

血流が悪くなります。


血流が悪くなると、肝臓や腎臓など痛風と関係アリアリの

重要な臓器にも血液不足が起こります。


血液は酸素と栄養分を届けて、老廃物を受け取ってくる役目も

ありますが、老廃物の受け渡しが血流悪化により、

滞ります。


肝臓は老廃物の処理に追われるし、腎臓は血液不足で

濾過(ろか)の能力が低下するし・・・ああ、

何もいいことはございません。


ろ過の能力が落ちるということは、

尿酸の排泄する力も落ちるので、

尿酸がうまく体外にハイセツできず、

血中尿酸の濃度が高くなり、尿酸値も上がるのです。


じゃあ、どうすればいいの?


人間は社会と密接につながっていて、

生きていく以上、ストレスは避けられません。


ストレス解消、というか、

ストレスと上手に付き合っていくことは、

大げさな言い方ですが、人生と

うまく付き合っていくことにも通じるものがあります。


◇風呂にゆっくりつかる

◇好きなことをする(趣味)の時間をつくる

◇早く寝る

◇大声で叫ぶ(カラオケなど)

◇好きなスポーツする

◇好きな音楽、映画を観る


ストレス解消法はいろいろありますが、要は

自分に合ったものを見つけられる人は

それでいいのです。


ですが・・栄養の観点からみると、

ストレスに弱い人は


「ビタミンCとビタミンB1」が

不足している場合もあるのですよ?


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● ビタミンCとビタミンB1が不足するとストレスに弱くなる!

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人間の体というのは、うまくできていて、

ストレスに立ち向かえるようにデキているのです。


腎臓の上の方には、

副腎(ふくじん)という小さな臓器があります。

この副腎は、小さいけれども、

とても大切な働きをする臓器です。


強いストレスを受けると、副腎は体を守るため、

副腎皮質ホルモンを分泌します。


この副腎皮質ホルモンってのが、活躍するおかげで

強いストレスを受けても耐えられるのです。


ところが副腎が副腎皮質ホルモンを分泌するときに、

ビタミンCが消費するのですよ。


つまり、ストレスが多ければ多いほど、

副腎皮質ホルモンを分泌しなければならないのですが、

そのためにビタミンCが大量に必要になってくるのです。


どうですか?

日々、ストレスは多いですか?


ストレスが多いなあ、と感じていて、

自分がイライラしていることに気がついたら、

もしかしたら、ビタミンC不足かもしれませんよ?


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● タバコはビタミンCを破壊する!

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ビタミンなどの栄養分は、食事から摂取する、

というのが基本です。


ところが、その、せっかく摂取したビタミンCも

タバコを吸う人は、

その貴重なビタミンCが破壊されています。


ということは?


体内でビタミンC不足になる、ということ。


強いストレスを受けると、体はビタミンCを消費し、

ビタミンCが不足すると、

イライラしたりするようになるみたいです。


あと、ビタミンCは体の抵抗力にも関係ありますから、

ビタミンCが不足すると、風邪とかを

引きやすくなったりします。


頭痛とか肩こりとかもビタミンCと関係あるので、

タバコをする人は、吸わない人よりも意識して

ビタミンCを摂取したほうが良さそうです。


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● 甘いものを飲食すればするほどビタミンB1が不足!

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ビタミンCといえば、有名ですが、それに比べて

あまり「ビタミンB1」というものは知られていません。


「ビタミンB1」は体内で、糖を分解するときに使われます。


体内に入ってきた糖を、体はエネルギーに変換するのですが、

そのときに必要なのが「ビタミンB1」ってこと。


ほら、キャンプでバーベキューをすると、

火を燃やすのに炭が必要でしょう?


その炭の役割をするのが「ビタミンB1」なのです。


ところが・・この、ビタミンB1が体内に不足すると、

どうなるの?


体内の糖の代謝が低下するため、

いろいろな症状があらわれます。


どんな症状? ↓

★ 食欲がなくなる

★ 体がダルくなる

★ すぐに息切れする

★ 疲れが取れない

 

ところで、なんでビタミンB1が不足するのでしょうか?


体内に多く糖分を取り入れればいれるほど、

その糖を燃焼させるために、

ビタミンB1が必要になるのです。


つまり、甘いものが好きな人、

甘い缶コーヒーばかり飲んでいたら、

たちまちのうちにビタミンB1不足になってしまうかも。


痛風の人で、甘いものが大好きで、しかもタバコも吸う人。


そういう人は、もしかしたら、ビタミンCが破壊されて、

ビタミンB1も不足してしまい、とてもストレスに弱い人に

なっているかもしれませんよ。


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● ストレスは尿酸値をあげる要因に!

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ところで、ビタミンCやビタミンB1は

食事から摂取するのが理想、というのはわかりましたが、

どんな食品に入っているのでしょうか。


★ ビタミンB1を多く含む食品↓

豚肉、レバー、納豆、枝豆、玄米・・・・・


ちょ、ちょっと待ってください。


豚肉、レバー・・って、プリン体が多いので

有名な食品じゃないですか?

これ、痛風の人は食べない方がいいんでしょう?


そうなんですよ。

結局、そうなってくるのです。


プリン体が多い食品を

徹底的に“排除”した食事制限をすると、

だんだん食べるものがなくなってくるのです。

そして、摂取する栄養も偏ってきます。


今回の場合でしたら、プリン体が多く含まれているから、

といって、豚肉、レバー、納豆などは全く食べない、

という食事療法によって、ビタミンB1が

とても不足しているかもしれませんよ?


だって、食べないようにしているのですから。


ビタミンB1欠如の結果、

ストレスに対する抵抗力がなくなり、

とてもストレスに弱い人になっていたかもしれません。


じゃあ、どうしろ、と?


プリン体の多い食品でもガンガン食べるというのは

アレかもしれませんが、

少し控えめにする、程度でいいと思います。


それよりも、気にするべきなのは「過食」です。


『食べる種類を制限』<『食べる量を制限』


食べる量というのは、結局、

プリン体の少ない食事であっても、

多量に食べれば、プリン体を結果として

たくさん摂ったことになりますから。


お腹イッパイ食べれば、そのぶん、

尿酸も肝臓でたくさん代謝されて生成される、ということ。



プリン体の多い食品の徹底的な制限による「痛風改善法」は、

もしかしたら、あと10年、20年もしたら、

時代遅れの方法になっているかもしれませんよ?


いえ、わかりませんけど。


ちなみに、食事からの栄養が不足している場合は、

ビタミンCやビタミンB1をサプリメントで摂る、

という方法もあります。


一番良いのは、食事からの摂取ですけどね。


というわけで・・

「ビタミンC」&「ビタミンB1」が充足していたら、

ストレスに立ち向かえる、ということなのです。