2022年2月28日月曜日

痛風 発作 クエン酸

痛風という病気は、風にあたっただけでも痛い

という所から名付けられた、と考えられている病気です。

実際に発作が起きると、本当にその通りに激痛を感じます。


ある日突然足の親指の付け根を中心として、

激しい痛みが襲ってきて、

締め付けられるような痛みだといいます。


そして身動きが取れない、

足を一切動かせなくなるような症状に

見舞われるといいます。

そして足を見てみると、

痛んでいる個所が赤く腫れあがるのが代表的な症状です。

通常そのままにしていると、3日くらいこの発作が続きます。

しかし10日程度我慢していると、

何事もなかったかのように痛みがなくなります。

このため、痛風患者の中には

これで治ったと思ってしまう人もいます。


しかし痛みが治まっても、

決して症状が治癒したわけではありません。

だいたい半年から1年サイクルで、

痛みが襲ってくるはずです。

そして、徐々に痛風発作の起きるサイクルも

狭まってきます。

また、最初は足の親指だけだったのが、

ほかの関節も腫れだしていきます。

最悪腎臓に症状が広がって、

尿毒症という深刻な症状に発展する可能性もあるのです。


なぜこのような痛風が起きるかというと、

尿酸値が異常に高くなっていることが原因です。

私たちの体内では、

プリン体を分解するという作業を行っています。

このプリン体を分解するときの副産物として

出てくるのが、尿酸です。

尿酸はいわゆる老廃物の一種なので、

通常は尿や便として排出されます。


しかし何らかの理由で

尿酸をうまく排出できないとか、

尿酸が過剰に産生してしまうと、

尿酸が過剰に体内に溜まってしまうのです。

生活習慣の乱れとか、

ストレスの関係していることが多いです。

尿酸が過剰に体内に溜まると普段は

血液の中に溶けているものが、結晶化してしまいます。

この結晶化した尿酸が関節に沈着して炎症を引き起こし、

先ほど紹介した激痛の伴う痛風発作の原因となるわけです。


血液検査の項目の中に尿酸値があるはずなので、

今度血液検査を受けたときにチェックしてみてください。

もし尿酸値が7.0㎎/dl以上になっているのであれば、

高尿酸血症で痛風の予備軍に入っていると思うべきです。

今は発作が起きていなくても、早めの対策が必要です。

そこでおすすめなのが、クエン酸です。

クエン酸の配合されているサプリメントは、

ドラッグストアなどで手軽に入手できるようです。

クエン酸には、

尿酸の排出をスムーズにする効果が期待できます。


尿酸値の高い人の中には、

尿が強酸性になっている人もしばしば見られます。

強酸性になっていると、通常

尿酸は尿の中に溶けて排出されるのですが、

これがうまく排出できなくなってしまいます。

クエン酸には強酸性の尿を中和する働きがあって、

弱酸性の尿に変化する性質があります。

このため、尿酸が尿の中により

スムーズに溶けるようになって、

尿酸の排出を効率的に進めてくれます。


また、体が疲れていると疲労物質とも言われる乳酸が

過剰に体内に溜まります。

この乳酸も、尿酸の排泄を邪魔する作用があります。

そしてクエン酸には尿酸を分解して、

体に溜め込みにくくする作用があります。

クエン酸にはこのため、疲労回復効果も期待されているのです。

乳酸が尿酸の排泄を邪魔しなくなるので、

その意味でもスムーズに尿酸値を下げる効果があるわけです。


クエン酸の尿酸値低下効果は、すでに

医療の世界でも認められています。

よって痛風患者には、尿酸値を下げる薬が処方されます。

この医薬品の中には、

クエン酸の配合されている種類のものもあるほどです。

尿酸値が高いと診断された人は、

生活習慣の見直しとクエン酸の摂取で、

早めの対策を講じるのが良いかもしれません。



2022年2月27日日曜日

痛風 おせち

車の運転中、歩行者を轢き (ひき)そうになると、

自動的に車が停止する装置のついている

コマーシャルを見ました。

運転手がブレーキを踏んでいなくても、

車が危険を察知して停止してくれるそうです。


凄いものが現れましたね!

ドライバーの長年の夢を実現した、という感じです。


人間にもこんな装置が標準装備していたらいいのに、

とも思います。

「自殺」とか「過労死」しそうになると、

自動的にストップ・・みたいな。


ところで、前述の車の自動停止ですけど、

そんな急に止まって、

後続車に追突されないのですかね???


そんなことより。


「おせち料理」は痛風に良いのです。


・・・・・って、そんなワケないでしょッ!!


今頃、お節料理の話でもないですが、

いや、まあ、その・・・あれですよ、

栄養のバランスは取れているのではないでしょうか?

野菜もたくさんありますし。


確かに、痛風患者にとっては日常、

プリン体がどうの、とか、ビールがどうの、とか

節制するように言われています。


でも、正月くらい いいじゃないですか!? 

無礼講ですよ、ぶれいこう!!


・・・・と、思うのですが、そう思いませんか??


ただ、魚のコドモは食べない方がいいですね。

「数の子」「いくら」など。

プリン体の多い王様みたいなものですからね、アレらは。


あと、エビもプリン体、多めかな・・

無礼講は、どうなったのでしょうか? (涙)


結局、厳格な食事制限を自分に強いると、

だんだん食べるものがなくなるのですよ。

それが、原因でストレスになったりしてね。

ご存じのように、ストレスは

「痛風発作」の要因になったりしますから。

難しい問題です。


どちらがいいんでしょうかね?

「食べずにストレスを溜めるか」

「食べてプリン体を体内に溜めるか」



ですが、正月くらい、痛風のことは忘れて、

無礼講ということで

いいんじゃないでしょうか?


やっぱ、正月は「おせち」ですよ!

ぱあっ、と食べちゃいましょうかね?


だめ?

やっぱり?


2022年2月26日土曜日

痛風発症の7つの危険因子

テレビでクイズをやっていました。

ワニがときどき口を大きく開けるのは、なぜか?


三択です。

1.威嚇するため

2.酸素を取り入れている

3.体温調節をしている


さあ・・正解は、どれでしょうか?


正解は、3番の「体温調節をしている」だそうです。

ワニは爬虫類なので、自分で体温調節ができません。

そのため、口を大きく開けることによって、

それをしているらしいです。


その点、人間は優秀です。

暑くなれば汗をかき、自分で体温調節ができます。

寒くなれば血管が収縮して寒さに備えます。


でも、血管収縮によって血圧も上昇しますし、

寒い時期は体調管理に気を付けてくださいね。


ちなみに 私が大きく口をあけるときは、

たいてい アクビしているときです。


さて、そんなことより。


痛風になりやすい、

尿酸値を上昇させやすい「7つの危険因子」

と いうものがあるそうです。


「7つの危険因子」ですか・・・

なんか、怖そうですね?

その「7つの危険因子」とは、いったい 

どういうものなのでしょうか?


+ + + + + + + + + + + 

●激しい運動をしている

●30歳以上の年齢

●食事量が多い

●男性である

●肥満傾向がある

●ストレスが多い

●酒(アルコール飲料)が多い

+ + + + + + + + + + +


私の場合は、

上記の項目について当てはまるかどうかは、

以下のような感じです。



●激しい運動をしている→

以前は「走ること」が大好きでした。

「歩くのと走るスピードが たいして変わらない」

今となっては、誰も信じてくれないので、

声を大にして力説しておかねばなりません。


●30歳以上の年齢→

ぎりぎり30歳越えています (大嘘)


●食事量が多い→

日夜、修行僧のような

キビシイ自己節制をしています (大嘘)


●男性である→

女性です (大嘘)


●肥満傾向がある→

骨と皮だけです (大嘘)


●ストレスが多い→

いやぁ・・・

急にマジな話になってしまいますけど、

ストレスは「めっちゃ」多いです。

たぶん、これが痛風の大きな要因。

私の場合ですけど。


●酒(アルコール飲料)が多い→

禁酒しました (体、少し壊したので)



みなさんは、いかがですか?




2022年2月25日金曜日

痛風 改善 クエン酸

痛風は足の親指に多く発症する病気で、

激痛の起きるのが特徴的です。


風にあたっても痛いという意味で

名づけられた、と考えられることが多いのですが、

実際に経験した患者の話を総合すると、

その通りであることがわかります。


今まで経験したことのない激しい痛み、

激痛で身動き取れなくなるといった話が

しばしば紹介されています。

痛風発作はなぜ起きるかというと、

尿酸の代謝異常が原因です。

尿酸はもともと血中に溶けにくい、

プリン体を分解した時にできる老廃物の一種です。

この尿酸が過剰に発生してしまうと、

尿酸ナトリウムという結晶になってしまいます。

この尿酸ナトリウムは、関節に沈着します。


その結果 

炎症を引き起こし激しい痛みが発生するわけです。

そのままにしておくと、酷くなると

関節の変形をもたらすこともあります。

その他にも腎臓に付着すると結石を作り出すなど、

過剰に体内に溜まると尿酸は厄介な存在なのです。


尿酸は1日平均500㎎程度産生します。

また、尿酸は尿や便に混ざる形で排出されます。

この排出の量は1日平均500~600㎎といわれています。


ですから普通であれば、

尿酸の産生と排泄のバランスがとれているのです。

また、通常体内には1200㎎の尿酸が維持されています。


ところが過剰酸性になってしまうと、

尿酸がスムーズに排泄されなくなります。

その結果、尿酸の産生と排出のバランスが崩れてしまって

体内で尿酸が増え、痛風を発症してしまうのです。

特に血液検査の尿酸値が、

7㎎/dl以上になると危険水域であると認識すべきです。


尿酸値が高くなってしまうのは、

アルコールを過剰に摂取する、

動物性脂肪やたんぱく質の過食、

運動不足といったことが挙げられます。

このため、肥満体型の人は尿酸値が高く、

痛風を発症しやすい傾向が見られます。


そこで痛風改善や予防をするためには、

まず食生活の見直しをすることが大事です。

1日当たりの摂取カロリー量を減らす、

つまり食事の量を少なくします。


また、尿酸はプリン体を分解するときに発生するので、

プリン体を多く含む食材をなるべく

口にしないようにすることも大事です。


さらに、アルコールの摂取も控えることです。

アルコールには尿酸の排泄を抑制する効果と、

血中の尿酸値を高める両方のマイナスの効果があるからです。


さらに尿酸は尿によって排泄されるので、

水分を十分に摂取することも大事です。

その上で痛風解消のために注目されているのが、

クエン酸です。


クエン酸には、尿を

酸性からアルカリ性に変化させる効能があります。

尿酸は尿によって排泄されるのですが、強酸性の尿になると

尿酸がなかなか尿に溶けてくれません。


そこでクエン酸を摂取することで、

尿を弱酸性からアルカリ性に変化させます。

そうすれば、より尿酸が尿に溶けやすくなるので

スムーズな排出ができるようになり、

尿酸値の減少に貢献してくれます。


実際に痛風改善の薬の中には、

クエン酸の配合されているものも

処方されているくらいです。


また、肥満が痛風の危険因子でもあり、

クエン酸はクエン酸回路といって、

糖分や脂質をエネルギーに変換する上で

重要な役割を担っています。


そこでクエン酸を定期的に摂取することで、

クエン酸回路が機能的に動きます。

つまり食べ物で摂取した糖分や脂質のエネルギー変換が

効率的に行えるようになって、

肥満解消の効果が期待できるわけです。


このように、痛風の改善や予防にはクエン酸が

一定の寄与をしてくれます。

ドラッグストアに行ってみると、

クエン酸の配合されているサプリメントが販売されています。

毎日クエン酸の含まれた食べ物を食べるのは厳しい人、

酸っぱいものが苦手な人は、

クエン酸の配合されているサプリメントで

痛風対策をしてみるのはいかがですか?




2022年2月24日木曜日

痛風 クエン酸ナトリウム

生活習慣病の中の一つに、痛風があります。


痛風はなぜ起きるかというと、

体内に過剰に尿酸がたまることが原因です。

ちなみに尿酸は、プリン体という

細胞を分解したときに発生する老廃物の一種です。

尿酸は尿や便として排出されるので、

正常であれば一定のレベルを保てます。


ところが、うまれつきの体質や生活習慣の乱れなどで

尿酸の排出が酸性に追いつかなくなって、

過剰に溜まることがあります。

本来 血中に溶けている尿酸が過剰に増えると、

結晶化してしまいます。

結晶化した尿酸は関節に沈着して、

白血球が異物とみなし攻撃します。

その結果 炎症が起き、痛風の激痛をもたらすわけで。


ということは、痛風の治療をするにあたって、

尿酸値を下げることが何よりも重要になります。


そこで痛風患者に対する治療の一環として、

ウラリットという医薬品が処方されます。

ウラリットとは、クエン酸ナトリウムなどが

配合されている薬です。


尿酸値の高い人の尿を見てみると、

尿が酸性に傾いてしまう傾向があります。

正常な人の尿を見てみると、ペーハーで

6.0~7.0の弱酸性の状態になっているようです。

ところが痛風患者の場合、

ペーハーが6.0以下になっていることが多いです。

このような尿のことを、酸性尿というふうに呼びます。

酸性尿になってしまうと問題があって、

尿酸が尿に溶けにくくなってしまうのです。

このため痛風の治療で重要な尿酸を排出して、

尿酸値を低くすることができなくなるのです。


また、尿の中で尿酸が結晶として

析出してしまうリスクも高まります。

そうなると、尿路結石の症状を

引き起こしやすくしてしまうのです。

そこで、ウラリットに含まれるクエン酸ナトリウムが

重要な役割を果たします。


クエン酸ナトリウムというと、

「酸」という言葉が入っていることから

酸性の物質というイメージを持たれがちです。


ところが体内に入ると体の作用の中で

アルカリ性として吸収されます。


つまりクエン酸ナトリウムを摂取することによって、

酸性尿をアルカリ性に中和することができるわけです。

尿がアルカリ性の方に近づけば近づくほど、

尿酸が排出しやすくなります。


つまり尿酸の排出がよりスムーズになって、

尿酸値の減るペースを速められるわけです。

高尿酸血症によって、尿路結石の症状を起こしている人も、

結石を溶かしやすくでき、症状の緩和が期待できるわけです。

高尿酸血症にかかっている人は、

クエン酸ナトリウムの含まれている

ウラリットという薬による治療と、

大量の水分を摂取するように指導されます

そして尿の出を良くして、尿酸をどんどん排出するように

方向付けを行うわけです。


そしてクエン酸にはほかにも、

乳酸の体内の生成を阻害する効果があります。

この乳酸も、尿酸が尿として排出するのを

抑制してしまう働きがあります。

乳酸は疲労物質とも呼ばれていて、疲れのたまっている人、

眠ってもなかなか疲れの取れない人は

乳酸が体内にかなり溜まっている可能性があります。


最近 疲れ気味という痛風の方がいれば、

クエン酸を積極的に摂取するのが良いかもしれません。

クエン酸ナトリウムの含まれているウラリットの他にも、

クエン酸の配合されているサプリメントは、

ドラッグストアでも手軽に入手できます。


血液検査の結果、尿酸値が高めであると

医者から指摘を受けた人は、

クエン酸の配合されているサプリメントで

痛風予防をしてみる人もいます。


クエン酸を摂取するだけでなく、高尿酸血症や痛風は

生活習慣の乱れも影響していると考えられます。

そこで、生活習慣の見直しを行うこともおすすめします。

食事の栄養バランスを考えて、

野菜なども積極的に摂取するように心がけ、

お酒の飲み過ぎなどにも留意すべきです。

痛風は成人男性の6人に1人は

かかる病気といわれているので、

男性は特に気を付けたいところです。


2022年2月23日水曜日

痛風 スイカ

先日、「痛風 コーヒー」という記事を書きました。

コーヒーは尿酸値を下げる効果がある、という内容です。

ただし、

『コーヒーを毎日、最低4杯、

できれば6杯を飲まねば効果は上がらない』

という実行困難なオチまで ついていました。


10年以上、それを研究した人って誰なのですかね?

もっと、私でも実行できそうな研究をして欲しいです。


さて、コーヒーが尿酸値を下げる因子は、意外なことに

「カフェイン」ではありませんでした。


いったい、何が尿酸値を下げているのでしょうか?


「クロロゲン酸」からできる「カフェ酸」か、

「カフェイン」からできる「1-メチル尿酸」か?

(生まれてこのかた、聞いたこともない名前です)


ここから、私の勝手な解釈ですが、

コーヒーには「利尿作用」があるので、それにより、

尿酸の排泄が促されるのではないか、

と考えてみたりしています。


ですが、「利尿作用」で尿酸値が下がるのでしたら、

コーヒー以外にも思い当たるモノがありますよね?


誰ですか、目を輝かせているのは!?

ビールはダメですよ、ビールは。

まあ、アレも「利尿作用」満点ですけどね。


「スイカ」です。

記事のタイトルで、もうバレていますけど。

「スイカ」にも「利尿作用」があります。


そのうえ、カリウム、カルシウム、マグネシウム、

亜鉛、鉄、リン・・・・

さまざまな豊富なミネラル類を含みます。

水ばかりでスカスカなイメージがありますが、

実は意外に栄養バランスのとれた食品だったのです。


特に「カリウム」ってのが、いいみたいですよ?

血圧も下げるらしいですし、体内の水分を排泄するので、

一緒に尿酸も出してくれます。

痛風患者向けの食品ですね。


ただ、ひとつ問題があります。


冬でも・・

売っていますかね?

どこで買えばいいんですかね?

っていうか、寒いので、

スイカ食べたいとは思わないのですけど?

寒くて震えていても、食べた方がいいですかね?


関係ないですけど、

スイカの皮には栄養はないんですかね??

あと、皮との間の白いトコとか?


え?

どうでもいいって?



2022年2月22日火曜日

痛風 クエン酸 摂取量

 クエン酸には、痛風を予防する効果が期待できる

として注目されています。


もともと痛風発作がなぜ起きるかというと、

尿酸値が高くなってしまうことが原因です。

そこで痛風対策をするためには、

尿酸値を下げる必要があります。

過剰に体内に溜まった尿酸を排出するためには、

尿もしくは便で尿酸を出す必要があります。


この尿から尿酸をスムーズに排出する過程で、

クエン酸は活躍するのです。

痛風患者の尿を見てみると、

強酸性の尿になる傾向が見られます。

強い酸性の尿だと、尿酸がなかなか尿の中に含まれません。


そこで、弱酸性からアルカリ性の尿に

変える必要があります。

クエン酸には、強酸性から弱酸性に

中和作用の働きがあります。

このため尿の中に尿酸が含まれやすくなって、

尿酸の排出効率を高められるわけです。


また、尿酸を尿として排出するのを妨げる成分として、

乳酸があります。

クエン酸にはこの乳酸を分解する働きもあるので、

乳酸による尿酸排出の阻害効果も抑制できます。

実際、尿酸値を降下させる治療薬の中には、

クエン酸の配合されているものもあるほどです。


ところで、クエン酸の配合されている

サプリメントや健康飲料はいろいろとあります。

このクエン酸の摂取量は、

1日どのくらいを目安にするといいのでしょうか?


摂取量の目安は、1日2gといわれています。

しかし疲労がたまっている人や

普段スポーツをする習慣のある人は、

1日5gぐらい摂取した方がいいケースもあります。

クエン酸にはお酢や柑橘系の果物にも含まれていますが、

毎日お酢や果物を食べ続けるのは

難しいという人もいるかもしれません。

そのような人には、お手軽に摂取できるサプリメントや

健康飲料はお勧めです。


クエン酸を摂取するときには、

以下の3つのポイントを押さえるようにしてください。

そうすれば、より効率的に摂取できます。


まず1度に大量に摂取するのではなく、

数回に分けて摂取すること。

いくら一度に大量摂取したところで、

時間が経過すると排出されてしまいます。

有効活用するためには、

こまめに摂取することが求められます。

2つ目のポイントは、ビタミンB群のサプリメントと

一緒に摂取することです。

ビタミンB群とセットで摂取すると、

よりクエン酸の働きを高める効果が期待できます。


最後のポイントは、

スポーツをする習慣のある人が対象です。

スポーツをした直後に、

クエン酸を糖分と一緒に摂取するのがポイントです。

スポーツをすると体力が消耗するので、

エネルギー補給として糖分を含むジュースや

果物とクエン酸をセットで摂取すると、

体力回復がより早くなります。


クエン酸の摂取量の目安は、1日2g、

スポーツをする人は5gと紹介しました。

しかしもともとクエン酸は医薬品ではないので、

これ以上摂取してしまったとしても、

深刻な健康被害の出る可能性は低いと考えられています。


かんきつ系の果物やお酢に含まれていることからも、

安全性の高さがお分かりになるはずです。


実際これまでのところ、

クエン酸によって副作用や健康被害が生じた

という事例は報告されていません。


しかし、やはりサプリメントのラベルなどに書かれている

1日の目安摂取量を守って、摂取することが大事です。

決してたくさん摂取したからといって、

大きな効果や即効性が期待できる成分でもありません。


むしろ1回大量摂取するのではなく、

毎日続けて摂取することの方が大事であると思うべきです。

クエン酸のサプリメントは無味無臭に加工されているので、

酸っぱい食べ物が苦手という人でも

摂取できるようになっています。

しかしそれでも気になるというのであれば、

砂糖やはちみつなどに混ぜて飲むなど、

酸っぱさが気にならないような工夫をして

摂取するように心がけてください。



2022年2月21日月曜日

痛風 クエン酸 効果

生活習慣病が一般にも広く知られるようになって、

関心も高まっています。

高血圧症や糖尿病など、

いろいろな生活習慣病がありますが、

その中の一つに痛風があります。


痛風の症状は、とにかく激痛の走る点に

尽きるといっていいです。

痛風を発症したことのある患者の話を聞いてみても、

今まで体験したことのない強い痛みが襲ってくる

という声をしばしば耳にします。


足の指で発症することが多いのですが、

万力で絞られたような痛みとよく表現されます。

この痛風発作は高尿酸血症といって、

血中に過剰に尿酸がたまると発症しやすくなります。

尿酸とはプリン体を分解したときに発生する副産物の一種で、

老廃物の仲間です。

プリン体の分解で尿酸が作られると、

尿や便として排出されます。


このため、通常は一定の量で

バランスがとれているのですが、

生活習慣の乱れなどが原因で尿酸が体内に

過剰に溜まってしまうことがあります。


そうすると血中に尿酸が溶けきれなくなって、

結晶化してしまいます。

結晶化した尿酸は関節に沈着して、

炎症を引き起こします。

この炎症が、激痛の正体です。


痛風対策をするためには、

まず尿酸を少なくすることが何よりも重要です。

血液検査の中で、尿酸値の項目があるはずです。

この尿酸値が7.0㎎/dl以上になっている人は、

高尿酸血症と診断されます。

高尿酸血症は、いまだは大丈夫でも

いつ痛風発作が起きてもおかしくない状況であると

思ってください。


尿酸値を低くするためには、

尿などの形で尿酸を出さないといけません。

ところが痛風患者の尿を見てみると、

強酸性の尿になる傾向が見られます。

強酸性の尿には、尿酸が出ていきにくい性質があります。

そこで注目されているのが、クエン酸の存在です。

クエン酸には、強酸性の尿を

弱酸性に変化させる働きがあるといわれています。

弱酸性の尿になると、尿の中に

尿酸も溶け込みやすくなるので、

よりスムーズに尿酸を排出できるようになります。


また、尿酸の排出を妨げる物質として、

乳酸があります。

激しい運動をしたり、

厳しいスケジュールの中で仕事をしたりすると、

体が疲れますよね。


なぜ私たちが疲れを感じるかというと、

乳酸が体内に溜まっているからです。

このため、乳酸のことを疲労物質と呼ぶこともあります。

実は乳酸が体内に溜まると、尿から尿酸を排出する働きを

抑制してしまうことがあります。


クエン酸には乳酸を分解する働きがありますので、体内に

乳酸を溜め込みにくくする効果が期待できます。


その結果、尿酸の排出に

ブレーキをかけることもなくなるわけです。

乳酸は疲労物質と紹介しましたので、

乳酸分解するクエン酸は

疲労回復効果も期待できます。


この2つの効果によって、尿酸値を低くして

痛風発作の起きるリスクを軽減できるわけです。

実際痛風患者には尿酸値を低くする薬が

処方されるのですが、

その中にはクエン酸の配合されている

医薬品もあるほどです。


このクエン酸は、お酢や梅干、柑橘系の果物など

酸っぱい食べ物の中に含まれています。

しかし酸っぱい食べ物を毎日食べ続けるのは、

やはり難しいという人もいるはずです。


また、もともと酸っぱい食べ物が苦手

という人はいませんか?

そのような方がクエン酸を定期的に摂取するためには、

サプリメントがおすすめです。

ドラッグストアなどでも、

クエン酸の配合されているサプリメントは

数多く販売されています。

水があればどこでも摂取できるので、

毎日続けやすいのではありませんか?

さらにサプリは無味無臭に加工されているので、

酸っぱいものが苦手という人でも

摂取しやすいかもしれません。



2022年2月20日日曜日

痛風 コーヒー

痛風に「コーヒー」は抜群の効果があるそうです。


ええっ!?

ホントに??


その割に、あまり知られていないというか、

騒がれていないというか・・・

あんまり聞いたことがないですけどね?


コーヒーやコーヒーの成分が、尿酸値を下げるかどうかの

(驚いたことに)研究をした人がいて、

その10年以上の研究結果によると、

コーヒーの飲用が痛風に大きな効果がある、そうです。


コーヒーが痛風に効果的な理由は、

成分として含まれている「カフェイン」が

痛風に効果的なわけではなく、

コーヒーに含まれている「クロロゲン酸」という、

舌を噛みそうな名前の「ポリフェノール」が

効果的だそうです。


ポリフェノールのクロロゲン酸、

というのが「抗酸化成分」なわけですね。


ですが、安易に喜ぶなかれ。

ただし、痛風予防に大きな効果を上げるためには、

『コーヒーを毎日、最低4杯、できれば

6杯を飲まねば効果は上がらない、のです』


・・・・あの、よっぽど、

黙っていようかと思ったんですけど、

やはり、言わせてもらいますね?


1日に6杯のコーヒーですか?

毎日ですか?

これで尿酸値が下がるのですか?


その前に、自分の「胃」がどうにか、

なってしまいそうなんですけど?


・・・・・・・・。


それはそれとして、私、

「コーヒー好き(ずき)」なんです。

毎日、1杯は必ず飲みます。


でもね、昔はもっと・・・毎日、

5杯くらい飲んでいた時期もありましたよ。

5杯といっても、ぶっつづけで、

おかわり5杯じゃないですよ?

朝に1杯、昼食前に1杯、昼食後に1杯、

夕食後に・・みたいな感じ。


するとね、朝の1杯目はおいしいです。

2杯目も、まあ・・おいしいです。

でも、3杯目はね、おいしいんですけど、

なんか変な味がするというか、

1~2杯目ほど、おいしくないというか。

4杯目はね、おいしくないです。

これはたぶん・・・胃が「荒れる」とまでは言わなくても、

疲れてきているんでしょうね。

おそらく、あまり胃にはコーヒーの多飲は

好ましくないのでしょう。


じゃあ、なんで飲むの?

おいしくないなら、やめればいいのでは?


たぶん、アレですよ。

「カフェイン中毒」ってヤツです。

ついつい、なぜか飲みたくなって飲んでしまうんです。

アルコールやタバコと同じく、

中毒性があるんですよ、カフェインには。


いつも飲んでいるのに、その日は

コーヒーを飲まなかったら、

だるくなったり、頭が重くなったり。

なにかしら、心身に影響があるのです。


もちろん、常識の範囲内、

1日に1~2杯(せいぜい3杯か?)の

コーヒー程度なら全く問題ないですよ。



だのに、あれですか!?

毎日、6杯のコーヒーを飲めというのですか?

6杯も飲み続けろ、というのですか?


尿酸値が下がる前に、

カフェイン中毒になりそうなんですけど??



2022年2月19日土曜日

痛風と寿命の微妙な関係

痛風患者と「寿命」との関係は、

どんな感じなのでしょうか?

答えは、以下です。


『痛風患者=長寿 (長生き) 』


えっ!?

短命の間違いじゃないの!?

ただし、条件が付きます。


『粗食であること』


・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


痛風体質の人は、

丈夫な胃腸と高い栄養吸収能力を持ち、

精力的で夏バテなどとも無縁です。

そして、何より、血管が年をとっても、

同年代に比べて若々しいです。

(外見の風貌ではありませんよ?)


尿酸は諸悪の根源のように言われていますが、

この尿酸が

血管の若さを保つのに一役 買っています。

ただ、多すぎると、どういう症状を引き起こすかは、

周知の通り。



人類は、石器時代より空腹で飢え死にする時代が

長かったので(数千年)、

人体が空腹や粗食にも耐えうるシステムになっています。

ですが、その半面、過食には「非常に」弱いのです。

人間の体は 過食に耐えうる構造には、なっていないのです。


飽食の時代になったのは、せいぜい、

この70年くらい(戦後)ですからね。

人間の体が変わっていくには、

何世代、何十世代もかかります。


魚類が両生類に進化したのは、

50年や100年どころの時間ではないことは、

御存じの通りです。

人間を魚類と比べるのはナンですが、

人間が飽食対応のオプション付きの肉体を手に入れるには、

我々の世代では到底、無理というものです。


現代では、不景気とはいえ、世の中が豊かになって、

飢え死にする人なんて、

滅多にいません。

どうにもならなくなったら、生活保護、とかもありますしね。

現実問題として、食べるのには、あまり困りません。

というか、食べ物が豊富にあり過ぎるくらいです。


ですが、特に痛風体質の人は、

群を抜いた消化吸収能力を標準装備しているため、

飽食の時代には、それが逆に、大弱点になってしまいます。



まとめると、痛風体質の人は、


○『粗食なら』→長命

×『飽食なら』→短命



いくら運動療法をしても、

「食べた分だけ動けばいいんでしょ」といってみても、

痛風体質の人の消化吸収能力を軽くみてはいけません。


食べた分、みんな「身に付きます」。


もちろん、運動は大切ですよ?

効果がない、必要ない、といってるのではありませんよ?


でも、食べた以上のカロリーを使うのは、かなり困難です。

やってみたことがある人は、よくわかると思います。


「口から入れるものを減らす」

・・・これしかないのです。


トカゲなどの下等動物には、身の危険が迫ると、

しっぽを切って逃げる能力があります。

「自切」というらしいです。

そのシツポがしばらくピクピク動いているので、

天敵がそれに気を取られている間に

逃げうせるそうです。

そして、しばらくすると、切ったはずの尻尾は再生する、とか。


人間には、こんな能力はないですからね。


とりあえず、天敵のいない人間からすると、

現代社会の大敵といえば、

「ストレス」でしょうか?


人間には、トカゲのような

身を守る本能的な“防御装置”がないので、

体が不調になったり「過労死」したりするのかもしれませんね。


2022年2月18日金曜日

痛風 クエン酸 飲み方

痛風は、中高年の男性で発症することの多い病気です。


とにかく足などの関節に激痛をもたらすのが、

大きな特徴とされていて、身動きが

取れなくなるほどの激しい痛みが襲ってきます。


痛風にならないようにするためには、

尿酸値を高めないようにすることです。

血液検査の中で尿酸値の項目があるはずです。

この尿酸値が7㎎/dl以上の状態になっている人は、

注意が必要です。


尿酸が過剰に溜まると、結晶化してしまいます。

この結晶化した尿酸が

関節に溜まることによって炎症を引き起こし、

先に紹介した激痛をもたらすわけです。

つまり痛風予防や対策をするためには、

いかにして尿酸値を少なくするかにかかっています。


この尿酸は老廃物の一種で、通常は

尿や便に混ざって排出されます。

ということは痛風対策をするためには、

いかにして尿酸を効率的に排出できるかが

ポイントになります。


そこで注目されているのが、クエン酸です。

クエン酸の配合されたサプリメントやスポーツドリンクが、

いろいろと販売されています。


このクエン酸は、いろいろな側面で

尿酸の体外への排出に貢献しています。

まず、尿酸は尿のペーハーによって排出効率が

大きく左右されます。

酸性尿の状態であればあるほど、

尿酸が尿の中に溶けてくれないので

うまく尿酸を排出できなくなります。


クエン酸には、尿を酸性から弱酸性、アルカリ性に

持っていく効果があります。

このため、尿酸がより溶けだしやすい尿に変化させられるので、

効率的に尿酸を排出できるようになるわけです。


そしてもう一つ、乳酸の分解を促進する効能も

痛風予防には効果があります。

乳酸とは運動をすると

体内に溜まって来る疲労物質のことで、

運動を長時間行うと疲れがどんどん溜まっていくのは、

乳酸が体内に溜まっているからです。


この乳酸には、尿酸の排泄を抑止する効果があります。

クエン酸には乳酸を分解する効果があるので、

尿酸の排泄を妨げる働きを抑制できるのです。

このため、尿酸の排出ペースを高めて尿酸値を低くし、

痛風発作のリスクを軽減できるわけです。


実際痛風患者に処方される治療薬の中には、

クエン酸ナトリウムやクエン酸カリウムの

含まれている薬もあります。

クエン酸のサプリメントやスポーツドリンクは、

このような薬と比較すると大きな効果はないかもしれません。


しかし毎日摂取をしていれば、

痛風改善や予防に一定の効果は十分期待できます。

よりしっかりとした痛風対策をするのであれば、

クエン酸サプリメントの飲み方を工夫することです。


サプリメントなので、

薬のように絶対このように服用しないといけない

といったルールはありません。


しかしできることであれば、1度に大量摂取するのではなく、

1日数回に分けて摂取するように心がけてください。


また摂取量に関しては、

別に上限などの厳しい決まりはありません。

レモンや梅干など、普段

私たちが食している食べ物の中に含まれているものなので、

副作用の心配をする必要もありません。


しかし各メーカーのサプリとも、

目安になる摂取量がラベルなどに書かれています。

この量を参考にして摂取すること。


また、クエン酸サプリの飲み方で重要なのは、

単体ではなく他のサプリと併用することです。

クエン酸にはクエン酸回路といって、

エネルギーを算出するためのサイクルがあります。

このクエン酸回路が効率よく力を発揮するためには、

ビタミンやミネラルのあった方がいいのです。


そこでクエン酸を摂取するときには、

ビタミンやミネラルと併用すると、

より高い効果が発揮されます。

ドラッグストアなどを見てみると、

マルチビタミンやマルチミネラルといった、

一つで数種類の成分の配合されているサプリメントが

販売されています。

こちらと併用して、クエン酸の効果を高めてください。



2022年2月17日木曜日

痛風 クエン酸 ビタミンc 尿酸

風にあたっても痛い

という風に表現される痛風ですが、

なぜ起きるかというと、尿酸が過剰に体内に

発生していることが原因です。


通常な尿酸は一定のレベルで保たれているはずなのですが、

生活習慣の乱れなどによって、

尿酸の排出が産生に追いつかなくなって、

どんどんたまってしまうことがあります。


そうなると、尿酸が結晶化してしまって関節に付着します。

この結晶化した尿酸が、関節から剥がれ落ちたときに

独特の激痛をもたらすわけです。

ちなみに、足の親指の付け根の所で激痛を感じる人が多いです。


痛風の予防や治療をするためには、

尿酸を体外に出す必要があります。

尿酸は尿などで排泄されますので、尿の量を多くして

尿酸の排出を活発にすることが求められます。

そこで痛風患者に対して医者は、

できるだけ多くの水分を摂取するように

指導することがあります。

2リットル前後の水分を、1日に摂取するように、と。

しかし尿の量を増やしても、痛風の人は

体内で生成する尿酸が多いので酸性尿になりがちです。

酸性尿の状態だと、尿酸が溶けだしてくれません。


このため、尿を中和して

アルカリ性に持っていく必要があります。

そこで尿酸治療で用いられるのがクエン酸です。


クエン酸はもともと酸性なのですが、体内には

アルカリ性に変化して吸収されます。

このため、クエン酸を摂取すると

尿をアルカリ性に持っていくことができます。


酸性の度合いが薄くなると、

尿酸も尿に溶けだしやすくなります。

その結果、尿を排泄すればするほど、スムーズに

尿酸を体外に排出できるようになるわけです。


また、クエン酸には尿酸の尿による排出を

阻害する乳酸を分解する働きもあります。

乳酸の分解と尿を中和する2つの作用から、

痛風患者に対して効果が期待できるわけです。


ちなみに痛風患者に対しては、

ウラリットという薬を処方することが多いです。

ウラリットは尿酸値を下げる効能があるのですが、

クエン酸ナトリウムやクエン酸カリウムが配合されています。

医療の世界で実際に使われているほど、

その効果は広く知られているのです。


痛風対策のため尿酸値を下げたいと思っているのであれば、

クエン酸とビタミンcを併用してみるといいです。


ビタミンcには、痛風が発症する原因の関節に沈着した尿酸を

腎臓に運ぶ働きがあります。

腎臓に尿酸は運ばれるとろ過されるので、

尿として体外に排出されやすくなります。

ビタミンcが体内に不足していると、

腎臓で尿酸の排泄が行えなくなります。

それどころか尿酸の再吸収を促してしまうので、

高尿酸血症の症状が好転しない、場合によっては

悪化させてしまう恐れも出てくるわけです。


ビタミンcはちょっとしたことで、

すぐに失われてしまいます。

たとえば現代社会はストレス社会といいます。

会社や家庭で何らかのストレスを感じている人も

多いのではないでしょうか。

過剰にストレスがたまってしまうと、

ビタミンcはすぐに消費されてしまいます。

また、喫煙の習慣のある人もビタミンcを失いやすいので、

注意しないといけません。


このような生活習慣に心当たりのある人は、意識して

多めにビタミンcを摂取するような習慣をつけることが大事です。

そして、大前提としてストレスを溜めこまないように

ストレス解消の方法を自分なりに見つけるとか、

禁煙することも大切。


クエン酸にしてもビタミンcにしても、

ドラッグストアで販売されているサプリメントに

配合されている商品は数多いです。

毎日の食生活で常に十分なクエン酸やビタミンcを

摂取するのは難しいでしょうから、

このようなサプリメントを摂取する習慣をつけるのもいいです。

水があればどこでも手軽に摂取できるので、

どのような人でも毎日続けられるのではないでしょうか。


2022年2月16日水曜日

痛風 クエン酸 サプリ

梅干しや黒酢、柑橘系の食べ物に共通しているのは、

酸っぱい食べ物であるという点ですね。


この酸味成分を構成しているのが、

有機酸と呼ばれるものです。

こうした有機酸の中の一つに、

クエン酸という成分があります。


クエン酸はもともと

私たちの腸内などに存在している有機酸の一種で、

食品添加物の酸味料や酸化防止剤としても

使われているもので、

私たちの生活と密接に関係しているとも言えます。


ちなみにクエン酸は、形状は常温では粉末状をしていて、

無色もしくは白色結晶で、水に溶ける性質があります。


クエン酸は、酸味のある食べ物の中に含まれているほかにも、

サツマイモなどに含まれるでんぷんを発酵させることで、

人工的に作り出すことも可能です。

このクエン酸ですが、私たちの体に

いろいろな効果をもたらしてくれるということで

注目を集めています。


痛風という病気を耳にしたことはありませんか?

痛風とは、風があたっても痛みを感じる、というほど、

その名の通り、激痛を引き起こすのが代表的な病気です。

足の指先で発症することが多いのですが、

かなり強い痛みが襲ってきます。

身動きがしばらく取れなくなるという体験談も

しばしば紹介されているほどです。


また痛風発作は、

深夜や明け方に襲ってくることが多いのも特徴。

この時間帯には眠っている人が多いはずです。

しかし、眠っていても飛び起きてしまうくらいの

激しい痛みが襲ってくるといいます。

何の予告もなくある日突然発症するので、

恐ろしい病気とも言えます。

ところで、なぜ痛風の発作が起きてしまうのでしょうか?


痛風の発作を起こすのは、

体内に尿酸が異常に溜まってしまうことが原因です。

尿酸とは、プリン体と呼ばれる細胞が

体内で分解されたときに発生する老廃物の一種です。

尿酸ができると、尿や便によって体外に排出されるので、

通常はバランスがとれています。


ところが何らかの理由で、

尿酸が体内に過剰に溜まってしまうことがあります。

生活習慣の乱れやストレスなどが、

原因に関係しているといわれています。

通常は血中に溶けて全身を移動しているのですが、

尿酸が過剰に発生してしまうと

血液の中に溶けきらなくなります。


その結果、尿酸が結晶化してしまうのです。

結晶化した尿酸は関節部分に溜まりやすくなります。

この結晶化した尿酸を、

白血球は異物とみなしてしまいます。

その結果、攻撃を仕掛けます。

攻撃を仕掛けるときに炎症を患部に引き起こすので、

先ほど紹介した突然の激痛が襲って、

痛風を発症してしまうわけです。

このメカニズムを見ればわかるように、

尿酸値を低くすることが痛風対策になるわけです。


そこで注目されているのが、クエン酸です。

クエン酸には、尿酸の排出をスムーズにする効果があります。

強酸性の尿を中和して、弱酸性の尿に変えてくれます。

酸性の強い尿であればあるほど、

尿の中に尿酸がなかなか溶けてくれません。

このため、尿がたくさん出ていても

尿酸の排出ははかどらないのです。

それを弱酸性の尿に変えることで、

尿酸も尿の中に溶けだしやすくなって、

スムーズな尿酸の排出ができるようになるわけです。

尿酸の排出がスムーズになれば、

尿酸が体内に過剰に溜まることもなくなり、

ひいては痛風発作を起こすリスクも低くできるわけです。


最近ではドラッグストアなどに行ってみると、

クエン酸の配合されているサプリも

数多く販売されています。

血液検査の結果、尿酸値が高いと

医者に指摘された人はいませんか?

特に尿酸値が7.0㎎/dl以上になると高尿酸血症といって、

今は自覚症状がなくても、いつ痛風発作が起きても

おかしくない状況です。

少しでも痛風発作の起きるリスクを少なくするために、

クエン酸のサプリメントで対策を初めてみませんか?



2022年2月15日火曜日

クエン酸 尿酸 排出

血液検査を受けて、医者から

「尿酸値が高めなので気をつけるように」

と言われたことはありませんか?


尿酸値が高めだとなぜいけないかというと、

痛風発作を起こす危険性が高いからです。


尿酸値が高い状態の人は、

尿酸が血中に十分溶けきっていない可能性が高いです。

尿酸が血中に溶けきっていないと、

尿酸ナトリウムという結晶になってしまって、

関節に付着します。


そうすると、関節炎や関節の変形をもたらします。

これが痛風の原因です。


痛風は風にあたっても痛いと書きますが、

本当にその通りの激痛に見舞われます。

経験した人の中には、今までの人生で

経験したことのない強い痛みと表現する人も。


また、尿酸は

痛風の他にも結石を作ることもあります。

その結果、腎機能を低下させることもあれば、

動脈硬化の合併症を引き起こすこともあります。

血液検査の結果7.0㎎/dl以上の尿酸値であれば、

高尿酸血症で、痛風発作がいつ起きてもおかしくない

と思うべきかもしれません。


ちなみに尿酸値はなぜ高くなるのでしょうか?


現在 痛風に罹患している患者を見てみると、

生活習慣の乱れが大きく関係しています。


まず食生活の乱れに心当たりのある人は、

栄養バランスの見直しをすべきです。

アルコールを過剰に摂取している、

動物性脂肪やたんぱく質を多く摂取している人は、

注意しないといけません。


その他には、運動不足気味の人も

尿酸値が高くなる傾向があるので、

体を動かす習慣をつけるべきです。

このため、概して肥満体型の人の方が

高尿酸血症にかかりやすいです。

さらに精神的なストレスも、尿酸値を高める要因となります。


尿酸は尿によって排泄されます。

ということは、尿で尿酸をどんどん排泄して

尿酸値を低くするのが、

高尿酸血症や痛風の治療の基本となります。


そのためには尿をしっかりと出せるようにするために、

水分を多く摂取するように意識しないといけません。

医者からは、おそらく1日2リットル以上の水分を

摂取するように指導されます。


ただし水分を増やして尿の量を増やしても、必ずしも

尿酸の排出が進んでいるとは限りません。


特に強酸性の尿酸になっている人は、

尿酸の排泄がスムーズにいきません。

強酸性の尿の中に、尿は溶けだしにくいからです。

そこで強酸性の尿を中和して、

弱酸性からアルカリ性の尿に変質させる必要があるわけです。

そこで注目されている成分として、クエン酸があります。


クエン酸はもともと酸性ですが、

体内に入るとアルカリ性に変化するので、

摂取すれば強酸性の尿と中和する作用があります。

このため、弱酸性からアルカリ性の尿に変化できるわけです。

弱酸性からアルカリ性の尿になれば、

尿酸も尿の中に溶けだしやすくなります。


よって水分を多く摂取して尿の量を増やせば、

それだけスムーズに尿酸を排出できるようになるわけです。


また尿酸を排出するにあたって、疲労物質の乳酸を

体内に多く溜め込まないようにすることも大事です。

なぜなら乳酸には、尿酸が尿となって排出されるのを

抑制してしまう働きがあるからです。


クエン酸には、この乳酸にも働きかけを行う力があります。

乳酸を分解してくれるので、

乳酸が体内に過剰に溜まるのを防いでくれます。

このため、尿酸の排出を邪魔しなくなります。

尿酸は疲労物質なので、クエン酸を摂取すると

疲れを感じにくくできます。

そこでアスリートなど体を酷使する人の中には、

日常的に摂取している人も多いです。


クエン酸は柑橘系の果物やお酢、

梅干しなどに多く含まれています。

しかしこれらの食材を毎日摂取するのは、

さすがに厳しいはずです。

そこでクエン酸の配合されているサプリメントも、

いろいろなメーカーから販売されています。

こちらを使って、毎日クエン酸を摂取してみませんか?

酸っぱいものが苦手な人も、

無味無臭に加工されているサプリであれば

摂取しやすいと思います。


2022年2月14日月曜日

クエン酸 尿路結石

尿路結石とは、尿路の中のどこかに

結晶のような石ができ

付着してしまう病気のことです。


症状としては、自覚症状を伴うものと

伴わないものとがあります。

自覚症状の見られる尿路結石の場合、

激痛の伴うことが多いです。


「痛みの王様」と言われることもあるくらい、

強力な痛みを伴うことが多く、わき腹や背中に激痛を伴う

といわれていて、身動きが取れなくなるとか、

痛みによって失神してしまう人もいるくらいです。


結石に関しては、多くの人がしばしばできています。

しかし通常は尿管よりも小さなサイズで発生するので、

尿の流れによって移動し、そのまま排泄されてしまいます。


ところが尿管と同じくらい、もしくは

大きめの石ができてしまうと、

尿管をふさぐことがあります。


一方 腎臓で作られる尿は次から次へと

尿管を流れるので、

圧迫されて激痛を引き起こすわけです。


尿路結石は男性の方が圧倒的に発症率は高いです。

1995年のデータによると、一生に一度

尿路結石に悩まされる人は、

日本人の男性で11人に1人、

女性は26人に1人の割合といいます。

男性の方が発症率はおよそ2倍ということになるわけです。


年代で見ると、幼少期にかかることはまれで、

青年期から壮年期にかけて発症することが多いです。


尿路結石の原因として、

食生活の欧米化が関係しているといわれています。

生活習慣病の一種で、他の病気とも

密接な関係にあるので注意すべきです。

尿路結石の起きる人は、そのまま動脈硬化を

引き起こしてしまうリスクが高まるのです。


また糖尿病との関連性も深いといわれていて、

糖尿病患者のおよそ20%が

尿路結石との合併が見られるというデータも出ています。


結石を構成する物質に関しては、2種類あります。

シュウ酸結石と尿酸結石です。


一般的にはシュウ酸結石の方が多いといわれ、

このいずれの結石に関しても、

クエン酸は高い効果が期待できるといわれています。


シュウ酸結石の場合、カルシウムが

結石化することによって発症します。

クエン酸には、カルシウムが

石化するのを妨げる性質があります。


また尿酸が原因の結石に関しても、

クエン酸は効果を発揮します。

尿酸結石を防ぐためには、尿酸を排泄して

尿酸の量を少なくする必要があります。

尿酸は尿によって排泄されるのですが、

尿酸が過剰に体に溜まっている人の傾向を見てみると、

強酸化の尿になっているので、

なかなか尿酸が尿に溶けださないのです。


クエン酸は体内に入ると

アルカリ性に変化する性質を持っているので、

尿の中和作用をもたらします。


その結果、弱酸性尿やアルカリ性尿に変化して、

尿酸の排出がスムーズになります。

実際 尿酸尿による尿路結石の場合、

ウラリットと呼ばれる薬剤が使用されます。

ウラリットはクエン酸を主成分として製剤です。


ただしウラリットは

5㎜以下の尿路結石に対して効果を発揮します。

それ以上のサイズの結石になってしまうと、

ウラリットを使っても排出は厳しくなるといわれています。

その他の方法を使って対処する形になります。


その他にも生活習慣を見直すことで、

尿路結石の改善や予防も可能です。

まず日頃から多めの水を摂取するようにしてください。


1日2リットル以上の水分補給を目標にします。

また適度に運動する習慣をつけることも、

予防法として効果が期待できます。

また食事をするタイミングも重要です。


基本的に就寝の直前には

食事をとらないように習慣づけてください。

夕食は、眠る時間から逆算して

数時間以上前に済ませるように意識してみることです。

またクエン酸は

尿路結石を排出しやすくする性質がありますが、

シュウ酸の過剰摂取になりかねません。

したがって、常日頃からクエン酸を過剰摂取すると

結石ができやすくなるので注意してください。


2022年2月13日日曜日

痛風 前兆

このブログのタイトルなのですが、

「痛風に立チ向カウ」

にしようか、と思っていたのですが、

まあ、立ち向かう、というほど一直線でもないかな、と思い、

控えめなタイトルにしました。

「痛風ねこきち」が控えめなのかどうかは、

よくわかりませんが。


さて、そんなことより。


痛風の発作には「前兆」というものが起ることがあります。

いわゆる「予兆」です。


これは本格的に発作が起こることを、

体が何らかの反応を出して事前に知らせるのです。

しかも、それは本人にしかわかりません。

不思議ですね。


「前兆」もしくは「予兆」には

個人差があるのかもしれません。

私の場合は、だいたい本格的な発作がはじまる、

1~2週間前にソレが訪れます。


痛みが起るであろう患部となる箇所が

「ぴくぴく」したりするのです。

この「ぴくぴく」というのは、

非常にわかりにくい表現ですが、

患部が微妙に痙攣するとでもいえばいいのでしょうか。

いえ、実際にその箇所が痙攣しているわけではないのです。

「ちくちく」する、というか、

言葉で表現するのは困難ですが、

なんらかの反応があるのです。


そして、これらはすぐに治まってしまいます。

時間にして、ホンの数十秒くらい。


ですが、当人には

「あっ・・!? こっ、これは・・もうすぐ来るな!?」

と、ピンとくるのです。


そして、その「予兆」以降は何にも起こらないのです。

痛くも痒くもありません。


ですが、経験則上、この頃から

慌てて減量したり食事制限を厳しくしたりしても、

大抵の場合、手遅れが多いみたいですよ?


発作は、やがて やってきます。

それも、突然に。


地震なら、ソレが来る 1~2週間前に事前にわかれば、

どこか遠くへ避難できますが、痛風は自分の体なので、

逃げられません。


「予兆」が出ると、近いうちに、まず発作が発症します。

わかっていても、慌てて体重を減らしたり、

食べ物をチョイスしたりして、

精一杯、抵抗しますけどね。



2022年2月12日土曜日

痛風患者 飲み会のお誘いの断り方

お酒に誘われると、

喜んでホイホイついて行っていた私が、

「飲み会のお誘いの断り方」なんて記事を

書くようになるとは・・・・世も末です  (涙)。


私の見解としては、

痛風患者は禁酒すべき、だと考えています。


しかしながら、「人生の楽しみを取るのか!」

じゃないですが、どうしても飲まずにいらないならば、

週に飲む回数を決めましょう。

一回とか、二回とか。


その一回を楽しみに、一週間、

一生懸命働くのです。


さて。

自宅で飲むのは、そのようにして、

自分でルールを決めることができます。

自己規律は苦しく厳しいですが、

成果は自分に返って来るので、

自分でやり通すしかありません。


友達との飲み会は、どうするのか。

自分だけ飲めないのは、寂しいし、

つらいですが、参加した方がいいように思います。


お酒がメインなのか、友達と会うことがメインなのか、

自分は何のためにソコへ行くのか、

天秤にかけてみるといいと思います。


友達なら、会って、こっちの事情、

体調を説明すれば、わかってくれます。


問題は、職場関係なんです。

これが、やっかいです。


職場が楽しく、人間関係も良好で、

職場の人との飲み会も

「楽しくて楽しくてしょうがない!」

・・・と、いうような人は 幸せです。


そういう職場なら、

ストレスなんて溜まらないんでしょうね。


なぜか、どこの職場へ行っても、

いい上司はいるけど、「いや~な上司」もいるんです。

不思議ですね。

いい上司だけなら、仕事がしやすくて いいのですが。


しかも、なぜか、

その「いや~な上司」が飲み会に誘ってくるのです!


「アンタなんかと 飲みに行くくらいなら、

家で寝てた方がマシだよ!」


・・・と、言い放つことができれば、そのときは、

スカッとするでしょうが、次の日から、

職場は 地獄になりますので、やはり言えません。


「いや~な上司」に飲み会を誘われて、

「いえ、その・・・今日は、友達と約束があるから・・」

と本当のことを言ったら、

その「いや~な上司」が言うには、


『ほほぉ~、すると、なにか? 

その友達というのは、オレより “上” か?』


・・・などと、実際に言われたことがあります。


で、結局、友達との約束を破らされ、泣く泣く、

終電まで飲みに連れまわされましたが。


「いや~な上司」は、だいたい、手ごわいです。

手ごわいから、「いや~な上司」なのです。

鶏が先か。。。の世界です。


経験上、笑って逃げる・・・というのが、

ベストではないか と思います。

何を言われても、強要されても、

ヘラヘラ笑って、少しずつ、一歩ずつ

その「いや~な上司」から離れていくのです。

そして、わずかずつでも、

(自分が帰る) 駅に近付いてくのです。


あと、断る理由は、一貫していること。


つまり、さっきは

「今日は体調が悪いから」といったのに、

自分でそれを忘れて、

「今日は用事があるから」などと言ってしまうと、

アッという間に、付け込まれます。

なにせ、相手は「いや~な上司」ですから。


「今日は体調が悪いから」でいくなら、

ずっと「今日は体調が悪いから」で。


「今日は体調が悪いから」と言ってるのに、

ニコニコと嬉しそうにしては、いけません。


ヘラヘラと苦悶に満ちたうすら笑いを浮かべながら、

少しずつ、弱々しく、その場から立ち去って行くのです。


しかしながら、今回は、これで逃げ切れても、

また2.3日したら誘われてしまいます。

なにせ、相手は「いや~な上司」ですから、

なんとかして、こっちを飲みに連れまわそうとします。


で、前回、「今日は体調が悪いから」で逃げ切れましたが、

今回も同じ手を使っては いけません。


ですが、もし、相手が

“少しマシな”「いや~な上司」なのでしたら、

思い切って、痛風のことを話してみるのも手です。

自分は、ドクターストップがかかっているとか、

飲むと死ぬとか、全身から痙攣が・・・とか、

かなり誇張して、深刻に伝えてみるのです。

相手は痛風の知識は ないでしょうから、

大丈夫です (そうなのか?)。


もしかしたら、

“少しマシな”「いや~な上司」なのでしたら、

わかってくれるかもしれません。


しかしながら、

“どうしようもない”「いや~な上司」でしたら、

こんな小手先のテクニックは通用しません。


こうゆう輩は、

『痛風なんか、オレの酒を飲めば治る! がはははは~』

・・などと、言いかねません。


それでも、事情で会社を辞められない人は、

こういう人からなるべく、逃げ回りましょう。


「いや~な上司」でも、たいてい、話せば、

最後には、わかってくれると思いますよ?


重要なことは、飲んでる最中に

「痛風」のことを説明しないことです。

相手の頭には、まったく入っていませんから。


説明するなら、相手がシラフのときに。



2022年2月11日金曜日

痛風 尿の酸性 アルカリ性

尿酸値を下げるためには、

尿から尿酸を排泄することが必要です。


ところが、同じように尿を排泄しても、人によっては

尿酸が排泄しやすかったり、しにくかったりします。


これはどういうことなのか?


尿酸というのは、尿の状態によって、

溶けやすかったり、溶けにくかったりするのです。


溶けやすい→アルカリ性

溶けにくい→酸性


このアルカリ性とか酸性とかいうのは、尿のことです。

尿がアルカリ性か、あるいは酸性か、ということです。


尿から尿酸を排泄するためには、

尿にたくさん尿酸が溶けているほうが

いいに決まっています。

その方が、たくさん体外に排泄できますからね。



では、どうすれば尿をアルカリ性にできるのか?


肉、アルコール飲料を多く食べる(飲む)→酸性になりやすい

海藻類、野菜を多く食べる→アルカリ性になりやすい


う~ん・・やっぱり そうですか。


肉やアルコール飲料(ビールなど)が好きだから、

痛風になっているのです。

海藻とか、野菜は、あまり好きじゃないから、

痛風になっているのです。


わかっているんですけどねえ。


だからといって、肉、アルコール飲料を全くやめて、

海藻と野菜ばかり食べても、せいぜい、

半年しか続きません。

たいていの人は挫折するのでは?


まあ・・あれですよ。

肉、アルコール飲料をなるべく少ないめに食べて、

海藻と野菜はなるべく多めに食べるように心掛ける・・・

くらいで良いのではないでしょうか?


できないことを、やろうとしても、

長続きしませんからね。



2022年2月10日木曜日

クエン酸 尿石

トイレをしばらく使っていると、便器の所に

黄色から茶色の石のようなものが

こびりついていることはありませんか?


これは尿石と呼ばれるもので、

皆さんが日ごろ排出する尿が

固形化してしまったものを指します。


尿石が便器にこびりつくと、まず

見た目が悪くなります。

また尿石は独特の嫌なにおいを発しますから、

早めに対処する必要があります。


ただし尿石は普通の方法で掃除をしても、

なかなか取り除けません。

しっかりと便器にこびりついてしまう傾向があるからです。

尿石を取り除くのにおすすめなのが、クエン酸なのです。


この尿石はどのような成分かというと、

まずアルカリ性です。

クエン酸は酸性の一種なので、プラスとマイナスでは

ありませんが中和して取り除きやすくなるのです。

トイレ特有の汚れを見てみると、

アルカリ性であるものが多いです。

このため、トイレ掃除用の洗剤を見てみてください。

主成分はほとんどが酸性の成分になっているはずです。

では具体的に尿石を取り除くために、

クエン酸をどのようにして使用すればいいのでしょうか?


まず、市販されているクエン酸を小さじ一杯用意します。

そして、それをスプレーボトルの中に入れてください。

スプレーボトルは最近では100円ショップなどでも

販売されているので、手軽に入手できます。

次に、スプレーボトルの中に今度は

200㏄程度の水を入れてください。

クエン酸を水でもって希釈するのです。


この即席のクエン酸スプレーを、

便器で尿石のこびりついている所に噴射。

そしてしばらく時間の立ったところで、

固く絞った雑巾を使ってふき取ると

尿石がきれいに取り除けませんか?

また、トイレの嫌なにおいの原因には、

アンモニアがあります。

アンモニアもアルカリ性なので、酸性と

くっつくと中和されます。


このため、クエン酸スプレーを使って便器の掃除をすると

アンモニアの嫌な臭いも除去できる可能性は高いです。

簡単にクエン酸スプレーは作れますので、

チャレンジしてみてはいかがでしょうか?


また、クエン酸を使ってトイレの掃除をする場合、

重曹も準備するとさらに高い効果が期待できます。

重曹とクエン酸を混ぜると、中で化学反応が起こります。

泡ができてくるはずです。

この泡を尿石のこびりついている便器にかけると、

しつこい汚れを根元からしっかりと除去してくれます。

この重曹とクエン酸を混ぜたものは、

即効性が高いので効率的に短時間で

トイレ掃除を済ませたいと思っている人にはお勧めです。


重曹とクエン酸を使った掃除の方法は、

まず便器の内側の所に重曹を適量かけていきます。

そして便器の水の溜まっている所に、

クエン酸を流し込んでいってください。

今度はトイレブラシなどを使って、クエン酸の混ざった水を

重曹のかけたところに持っていって、馴染ませていきます。

そうすると、しばらくして泡ができてくるはずです。

この泡が、トイレにこびりついている尿石などの

しつこい汚れを除去してくれます。


さらに汚れの取れたところで、

トイレットペーパーなどを使って湿布をすると

長時間泡が留まってくれます。

特に汚れの酷かったところには、

トイレットペーパーを使って湿布をしておくといいです。


そして最後にトイレットペーパーをはがして水を流せば、

掃除は完了します。

トイレの掃除は、いつも通りの方法でやると、

なかなか汚れが取れません。

このため時間もかかりますし、力を入れて

ごしごしと掃除をするので疲れてしまいます。


そこで少しでもトイレ掃除の負担を軽減するためには、

一工夫する必要があります。

クエン酸や重曹が手元にあれば、

トイレ掃除の工夫ができますし、

効率的に作業も進められます。


スーパーマーケットやホームセンターのような所に

行ってみると、重曹もクエン酸も販売されているので

試してみてください。


2022年2月9日水曜日

クエン酸 尿酸値

生活習慣病という言葉が注目されていますが、

その中の一つに痛風があります。


痛風は足の親指の付け根に発症することの多い発作です。

とにかく強い痛みが、ある日突然襲ってくるのが特徴。


特に明け方に発症する人が多く、眠っていても

痛みで飛び起きてしまう人もいるくらい、

強烈な痛みが襲ってくるといわれています。


なぜ痛風発作が起きるかというと、

尿酸が過剰に体内に溜まってしまうからです。

通常尿酸は一定量に保たれているのですが、

生活習慣の乱れなどで尿酸の産生が進んでしまうと、

排出が追い付かなくなってしまうことがあります。


その結果、尿酸がどんどん溜まってしまうのです。

通常であれば尿酸は血液に溶けて流れているのですが、

尿酸が増えると溶けきらなくなって結晶になってしまいます。


この結晶化した尿酸が関節に沈着すると、

白血球が異物とみなして攻撃を始めます。

この時関節に炎症を引き起こすので、

激しい痛みが襲ってくるわけです。


では、どの程度尿酸がたまってくると

痛風の危険信号になるのでしょうか?


健康診断を定期的に受けている人の中には、

血液検査を受診したことのある人もいるでしょう。

血液検査の結果には、いろいろな項目が書かれています。


その中でも尿酸値という項目がありますので、

そこに注目してください。

もし尿酸値が7.0㎎/dl以上になっているのであれば、

高尿酸血症という病気にかかっています。


この高尿酸血症になると、いつ痛風発作を起こしても

おかしくない状況だと思ってください。

自覚症状がなかったとしても、痛風予備軍なのです。


では高尿酸血症にかかっている人は、

どのように対策すればいいのでしょうか?


簡単にいってしまえば、

痛風発作を起こさないようにするためには

尿酸値を下げる以外に方法はありません。

尿酸は尿として排泄されますので、

どんどん尿を排泄して尿酸値を下げるのが

基本的な対策法になります。


しかし尿がどんどん出ていても、尿酸は

ほとんど排出されていないという人もいます。

どのような人かというと、強酸性尿といって

酸性度の高い尿を排泄している人です。


強酸性尿の場合、尿は出ていても

尿の中に尿酸がなかなか含まれません。

このため、思っているほど尿酸値は

下がってくれないのです。

強酸性尿になっている人は、

酸性の度合いを抑制する必要があります。

そこで重要な成分として、クエン酸があります。


クエン「酸」というので、酸性の成分の一種です。

しかし体内に入ると分化される過程の中で

アルカリ性に変化します。


もう少し詳しくみると、クエン酸塩が分解されると、

血液がアルカリ性になるわけです。

つまりクエン酸を摂取することで、

強酸性の尿と中和作用を引き起こし、

弱酸性からアルカリ性に尿を変化させてくれます。


弱酸性やアルカリ性の尿になれば、

尿酸もスムーズに尿に溶けだしてくれるので、

尿を出せば出すほど尿酸の排出もできるわけです。

尿酸値もより効率的に下げられる可能性があります。


痛風患者には、尿酸値を下げるための薬として

ウラリットというものが処方されます。

このウラリットですが、クエン酸塩が主成分の薬です。


つまりクエン酸が尿酸値を下げる効果のあることは、

医学的にも証明されていることなのです。

クエン酸は、レモンなどの柑橘系の果物や梅干、

黒酢といった酸っぱい食べ物に多く含まれています。


しかし酸っぱい食べ物を毎日食べ続けるのは

厳しいでしょうし、そもそも

酸っぱい食べ物が苦手という人もいるはずです。


そのような人はドラッグストアなどに行くと、

クエン酸の配合されているサプリメントが

販売されているのでこちらを摂取してみてください。


水があれば手軽に摂取できますし、

酸味も最小限に抑えられているので、

酸っぱい食べ物が苦手な人でも毎日摂取できます。




2022年2月8日火曜日

クエン酸 尿酸

痛風の原因とされているのが、尿酸です。

尿酸は、プリン体という食べ物などに含まれる

物質を代謝するときに残る、老廃物の一種です。


通常、尿酸は血中の中に一定量溶けて、

いずれは尿として排出されます。

尿酸ができても一定のペースで排出されるので、

本来は一定の量に保たれています。


ところが中には、尿酸が体内に

異常に多く産生してしまって、

溜まってしまう体質の人がいます。


主な原因として、アルコールを過剰摂取するとか、

動物性脂肪やたんぱく質の多い食事ばかり

食べているという食生活の乱れの他にも、

運動不足や精神的なストレスが関係している

といわれています。


食生活の乱れと運動不足が要因として

掲げられていることから、肥満体型の人は

痛風に罹患するリスクが高いと考えられています。


尿酸が体内に溜まると、結晶化して、

関節に沈着してしまいます。


白血球は、この結晶化した尿酸を

ウィルスのような異物と認識してしまって、

攻撃を仕掛けます。

その結果として炎症を引き起こし、痛風発作が起きるわけで。


ある日突然、今まで経験したことのない激痛が襲ってくる

といいますから、生活習慣が乱れている人は

特に注意しないといけません。


痛風対策するためには、上で紹介したように

過剰に尿酸が産生することが原因なので、

いかに尿酸を少なくできるかにかかっています。

尿酸は尿として排出されることが多いので、

尿の量を増やすことが何よりも求められます。


そのためには、水分を意識してこまめに摂取することが大事。

1日の目標摂取量は2リットルです。

2リットルというと、かなり水を飲まないといけない

というイメージがあるかもしれません。

しかし1日に何度もコップ1杯の水を飲んでいれば、

決して乗り越えられないハードルではありません。

ただし水分を摂取して尿量を増やしても、

うまく尿酸を排出できない人もいます。


特に痛風患者には多いのですが、強酸性の尿だと

尿酸が尿に溶けだしてくれないからです。


この場合、強酸性から中和して、

弱酸性やアルカリ性の尿に変えないとうまく尿は

排出できません。

そこで注目されているのが、クエン酸です。


クエン酸はもともと酸性ですが、

体内に入るとアルカリ性に変化するので、

体内に摂取すれば酸性と中和作用を起こします。


このため、強酸性の尿だった人も中和が進み、

弱酸性やアルカリ性の尿に改善することも可能です。

そうすれば、尿酸の排出もスムーズになって、

尿酸値の減少に一役買ってくれます。


痛風で医者にかかった時に治療の一環として、

ウラリットという薬の処方されることが多いです。

このウラリットは、クエン酸ナトリウムなどが主成分の医薬品。

このことだけを見ても、クエン酸が

いかに尿酸低下に効果のある成分かがわかります。


さらにクエン酸には、乳酸を分解する効果があります。

乳酸が体内に溜まると疲労感が出てきます。

そこで疲労回復やスタミナ強化のために、

サプリメントとして販売されるケースも増えてきています。


痛風にかからないようにしたい、過去に痛風発作を起こして、

二度とあの激痛を経験したくないと思っているのであれば、

クエン酸の配合されているサプリメントを摂取してみる

のはいかがですか?


クエン酸の配合されているサプリメントは、

ドラッグストアなどでも販売されています。

水と一緒にどこでも手軽に摂取できるので、

手軽に始められる痛風対策のひとつです。


そしてサプリメントのラベルには、

1日の目安になる摂取量が書かれているので、

こちらの用量を守って摂取することをお勧めします。

たくさん一度に摂取しても、

余分なクエン酸はそのまま排出されます。

たくさん摂取すれば、より早く効果が出る

と思っている人も多いようですが、

そういうものでもないので、

過剰摂取には注意してください。



2022年2月7日月曜日

クエン酸 尿酸 排出

痛風の発作は、激痛と一言で表現してもいいです。

痛風の発作は深夜から早朝にかけて、すなわち

多くの人が眠っている時間帯に起きることが多いです。

熟睡している人が飛び起きるほどの激痛を伴う

といわれています。


我慢できない痛みで、身動きが取れずベッドの中で

うずくまって朝を迎えたという人もいるくらいです。

なぜこのような痛風が起きてしまうかというと、

それには尿酸が関係しているのです。


尿酸とは、プリン体を分解するときに生じる老廃物の一種。

通常 尿酸は尿として排出されるので、

一定の量に保たれています。


しかし、生活習慣の乱れや過剰に

蓄積されたストレスの影響で、尿酸が過剰に作られると

尿酸の排泄がスムーズにいかなくなって、

尿酸が たまってしまいます。


そうすると血液の中に尿酸が溶けきらなくなってしまって、

尿酸が結晶になってしまいます。


この結晶になった尿酸は、関節に沈着します。

この結晶を白血球はウィルスや

最近のような異物とみなして攻撃を仕掛けます。


この時に炎症を引き起こして、先ほど紹介した激痛をもたらす

と考えられています。

血液検査の中に尿酸値の項目があるはずです。


健康診断を受けたときに尿酸値が

どの程度になっているか確認することです。

もし7.0㎎/dl以上になっているのであれば、

高尿酸血症といっていいでしょう。

高尿酸血症になっている人は、いつ痛風発作が起こったとしても

おかしくはない状況だと認識してください。

高尿酸血症の人は、尿酸値をいかに下げるかを考えるべきです。


尿酸値を下げるには、尿酸を尿として体外に排出することです。


ただし痛風患者の尿を見てみると、

強酸性尿になっている傾向が見られます。

強い酸性の尿だと、尿酸がなかなか溶けてくれないので

尿がたくさん出ていても多くの尿酸は

排出できていないことが多いのです。


そこで強酸性尿の人は、酸性の度合いを

薄めることが求められます。

そのために効果の期待できるのが、クエン酸です。

クエン酸塩を体内に入れて分解すると、

血液がアルカリ性になっていきます。


続いて、体の向上性を保つ機能が作動して、

尿がアルカリ性に変わっていくのです。

尿酸は酸の一種ですから、アルカリ性には

溶けやすい性質を持っています。


このため、クエン酸を摂取して

アルカリ性の尿に変えることで、尿酸の排泄を促せるのです。

その結果、尿酸値も順調に下がって、

痛風のリスクを低減できるわけです。


疲れがたまっていて、何もやる気が起きない、体がだるくて

体を動かすのもしんどいという経験はありませんか?


なぜこのような疲れを感じるかというと、

体内に疲労物質がたまっているからです。

疲労物質を主に構成しているのは乳酸です。

乳酸が蓄積された状態だと、

尿酸の排出にも実は悪影響をもたらします。

乳酸が過剰に溜まっていると、

尿酸が尿に溶けださないような作用を及ぼす

といわれています。


このため、尿は出ていても

思っているように尿酸値が下がらないということも

起こりうるわけです。

そこで もし最近疲れを感じる、きちんと昨夜

寝たつもりでも体に前日の疲れの残ることが多い

という人は、クエン酸を摂取するのも一つの方法です。


クエン酸には、乳酸の消去を高める効果がある

というデータも出ています。

乳酸を除去できれば、尿酸が尿に溶けだすのを

邪魔する力も薄まるので順調に尿酸値を低くすることに

一定の効果が期待できます。


クエン酸は梅干しや柑橘系の果物、お酢のような

酸味の強い食べ物に多く含まれているといわれています。


しかし そう毎日

酸っぱい料理を続けて食べるのは難しいでしょう。

そこでクエン酸の配合されているサプリメントも最近では、

ドラッグストアなどで販売されています。

こちらを摂取して、クエン酸を毎日摂取してみませんか?



2022年2月6日日曜日

痛風 尿酸コントロールの薬

私の知り合いに「痛風患者」の人がいます。

この人、80歳だそうです。

長生きで、元気です。

足元もしっかりしていて、

とてもジジイには、見えません。

ご高齢ですが、未だに仕事もしています。

自営業、ということもあるのでしょうけど。


毎朝、尿酸コントロールの薬を飲み続けているそうです。

おかげで、尿酸値は「5.5mg/dl」だ、とか。


で、痛風歴30年ですが、おかげで

ここ30年間、痛風発作は出ていないそうです。


それに比べて私は、痛風歴20年以上ですが、

尿酸コントロールの薬を飲まなかったせいか、

ときどき痛風発作が発症します。

そして、そのたびに“足の関節が砕けるのではないか”

というくらい強い痛みを経験します。

毎回、腫れと痛みで酷い目にあい、泣きそうになります。

歩けなくなり、自分が惨めなばかりでなく、

周囲に多大な迷惑をかけます。


痛風歴30年のその人が、

痛風歴20年以上の私に“先輩として”説教しました。


「尿酸コントロールの薬を飲まなきゃ、ダメ!

老人医療保険で、一か月に薬代は“700円”くらいなんだから!」



いえ・・・お金の問題じゃないんですけど?


それに、私、「老人医療保険」じゃないですし。



2022年2月5日土曜日

鍼灸治療 ブランク

いつも通っている鍼灸院に、

3か月ぶりに行ってきました。

なんで、3か月も間隔があいてしまったのかというと、

久しぶりに痛風発作が出て、まともに

歩けなかったからです。(回復、遅いです)


で、久しぶりに鍼灸院に行くと・・

なんて、いうんでしょう。


「鍼 (はり) が怖い」のですね。


長年、鍼灸院に通っていて、

鍼灸治療が安全とわかっていて、

体調改善に効果的だとわかっていても・・

怖いのです。

体に鍼が突き刺さるわけですからね。


鍼といっても、

注射針のように「ぶっとい」ものではなく、

“髪の毛”より細いのです。

その細い鍼を体の内臓に通ずるツボに刺すわけです。


痛みはありません。

少し痛い場合もありますが、それは

その部分のツボ、そしてそれに通ずる内臓が弱っている、

負担が かかっている状態のときです。

ずっと痛いわけではなく、刺す瞬間に痛いだけで、

不思議なことに (鍼 (はり) の) 痛みは

すぐに消えてしまいます。

鍼灸治療後、とても体調が良くなります。


長年、鍼灸院に通っている私でも、

しばらく間隔があいてしまうと、

「鍼 (はり) が怖い」と感じるのですから、

鍼の経験のない初めての方が、

「鍼 (はり) 」に不安や恐怖を覚えるのも

無理のない話ですね。


2022年2月4日金曜日

クエン酸 尿管結石

尿管結石という言葉を聞いたことはありませんか?


尿管の所に石ができる病気です。

尿管結石は尿路結石の一種です。


結石は尿管の他にも、腎臓や膀胱、尿道といった

ほかの尿路にできてしまうこともあります。


このため尿管結石を含め、尿路結石と一般的には

呼称することが多いです。

結石の起きる原因を見てみると、

シュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムによって

構成されていることが多いです。


このような結石のことを、カルシウム結石といいます。

尿管結石で苦しんでいる患者を見てみると、

全体の8割以上が

このカルシウム結石によるものだといわれています。


尿管結石を発症した場合、人によって異なる症状を呈します。

結石のサイズが小さければ、

自覚症状がほとんど起きないというケースもあります。


実際 人間ドックなどの検査で、初めて結石のあることを

医者に指摘されるというケースもあるほどです。


しかしサイズがある程度大きくなってしまうと、

痛みが伴います。

どこに結石ができるかによっても異なり、背中や

わき腹の所に痛みが起きることが多いです。


痛みはかなりの激痛になることも多く、女性の中には

出産のときの痛みと一緒だったという人もいますし、

出産を経験しない男性でも

今までの人生の中で味わったことのない

最高の痛みと称する人が多いです。


その他には頻尿や残尿感があるとか、

膀胱炎に似た症状を呈する人もいます。

また、吐き気や実際に嘔吐してしまう人も見られます。


尿管結石の傾向を見てみると、

男性の方が概して多い特徴があります。

2005年の調査結果を見てみると、生涯罹患率は

男性が15.1%、女性が6.8%なので倍以上の確率で

男性が罹患するリスクのあることがわかります。


ちなみに男性の場合注意したいのは、

20~60代といわれています。

簡単に言えば、成人してからは

常に一定の尿管結石にかかるリスクがあるわけです。


女性は男性と比較するとリスクは少ないものの、

決して罹患しない病気ではありません。


とくに、閉経後の女性で発症するケースが多いです。

さらに最近の傾向を見てみると、若い女性の間でも

罹患する人が増えてきているので、

決して他人事と思わないことです。


尿管結石は先にふれたように、その大半は

カルシウムによってもたらされます。

そこで尿酸結石対策として効果がある

と期待されているのが、クエン酸です。


クエン酸とはレモンなどのかんきつ類や梅干、

お酢などに含まれている酸味成分です。

なぜクエン酸が尿管結石に効果があるかというと、

カルシウムが結石化するのを妨げる効果があるからです。

石ができにくくなるので、おのずと

尿路結石の起きる危険性も軽減できるわけです。


加えて、尿路結石の起きる原因を見てみると、

5%と少数派ながら

尿酸を原因として結石の作られるケースもあります。


実はクエン酸には、尿酸を排出するのを促す効果があります。


尿酸は尿として排出されるのですが、

強酸性の尿だと尿酸が排出できません。

クエン酸には強酸性を中和して、

弱酸性の尿に変える性質を持っています。

弱酸性の状態にすれば、尿酸もスムーズに

尿に混ざって排出できるようになります。


尿酸値は血液検査の項目にあるので、

血液検査を受けたときに着目してみてください。

もし7.0㎎/dl以上あれば、高尿酸血症といって

尿酸が体内に過剰に溜まった状態になっています。


このような状態だと尿酸が結石化してしまって、

尿路結石をいつ引き起こすともしれません。


クエン酸を摂取して、結石のできないように

早めの対策をすることが大事です。


尿酸が過剰にたまった高尿酸血症になると、

激痛をもたらす痛風発作を起こす可能性も高まります。

痛風予防の意味でも、クエン酸を意識して摂取することは

効果があると言えるのです。




2022年2月3日木曜日

クエン酸 尿 アルカリ化

痛風をはじめとする高尿酸血症や

尿路結石にかかっている人は、

クエン酸を摂取すべきといわれています。


クエン酸を摂取すると、

尿をアルカリ化する作用があるといいます。

高尿酸血症も尿路結石も、治療法の基本は

一緒で尿酸を体外に排出して、

尿酸値を低くする必要があります。


尿は酸性の状態が強いと

なかなか尿酸が溶けださないので、

尿として尿酸を排出できません。


ところがアルカリ化すれば、

尿酸がスムーズに溶けだしてくれるので

尿酸を排出しやすくなるわけです。

クエン酸は実際に医療の世界でも使われています。

痛風患者や尿路結石を患っている人に対し、

ウラリットという薬が用いられることは多いです。


このウラリットですが、

クエン酸ナトリウムやクエン酸カリウムが主成分です。

このことを見ても、クエン酸が

尿酸排出に一定の効果を上げていることがわかると思います。


ところで、ここで疑問に感じる人もいるでしょう。

「クエン酸」といっているのに

なぜアルカリ性に変化する作用を持っているのか

という点です。


確かにクエン酸は酸性です。

しかし、クエン酸イオンを含みその水溶液は

アルカリ性でできているのです。

また先ほど紹介したクエン酸ナトリウムやクエン酸カリウムは

中性の性質を持っています。


ナトリウムやカリウムは金属状態であれば、アルカリ性です。

このように金属なのか塩なのか水溶液なのかによって、

性質が変わってきてしまうのです。


ちなみにクエン酸イオンを見てみると、

水と反応すると水素イオンを奪う変化が見られます。

そうすると一部がクエン酸に戻り、

水溶液の中では水酸基が生成されるので、

アルカリ性を水溶液は示すようになります。


このようにいろいろな化学反応を起こすことで、本来

酸性のクエン酸も体内に入ると

アルカリ化の作用を起こすわけです。


尿酸を尿でいかに排出できるかが、

痛風や尿路結石の対策で重要です。

ところが私たちの体内で作られる物質の中には、

尿酸の排出を邪魔してしまう性質のものもあります。

それが乳酸です。


乳酸は別名疲労物質とも呼ばれているもので、

肉体的にも精神的にも疲労がたまってしまうと

体内に蓄積されてしまいます。

乳酸がたまっている、すなわち

疲れの取れない状態が続いていると

尿はたくさん出ていても、尿酸は

思ったほど排出されていない可能性があるわけです。

この乳酸対策でも、クエン酸が重要な役割を担っています。


クエン酸を摂取すると、

TCAサイクルというシステムが体の中で機能します。

糖分や脂肪分をエネルギーに変換するというシステムです。

TCAサイクルが機能をすれば、次々に

エネルギーが作り出されるので体の働きも活発になります。


その中で乳酸の分解も効率よく進められます。

尿酸の排出を邪魔する乳酸を排除できるので、

尿酸値のスムーズな現象が期待できるわけです。

クエン酸は乳酸を分解して、疲れを取る、もしくは

疲れを感じにくくする働きがあります。

このため、アスリートの中には

普段からスポーツをする前やした後に

クエン酸の配合されているサプリメントやドリンク

摂取している人もいるくらいです。


血液検査の項目の中で、尿酸値(「尿酸」)の項目があります。

健康診断などで血液検査を受けたところ、

尿酸値が高めであると

医者から指摘を受けたことはありませんか?


もし、そのような診断を受けたのであれば、今は大丈夫でも

そのままの生活をしていると、

痛風や尿路結石の発作を起こす可能性もあります。


いずれも共通しているのは、発作が起きると激痛の伴う点です。

身動きの取れなくなく我慢できない痛みに襲われるケースも

少なくないので、早めの対策をすべきです。

ドラッグストアなどでクエン酸のサプリメントは

販売されていますので、

自分のできる範囲で予防してみませんか?



2022年2月2日水曜日

クエン酸 食品 痛風

クエン酸という成分は、私たちが

日ごろ口にする食べ物の中に

いくつか含まれています。


多いのは、レモンやグレープフルーツ、オレンジ

といった柑橘系の果物や梅干です。

いずれも共通しているのは、

酸味の多い食べ物であるという点です。


実は、この酸味を構成している成分こそが、

クエン酸なのです。

酸っぱい食品は、疲労回復に効果があるというのを

聞いたことはありませんか?

これは決して都市伝説のようなものではなく、

科学的にも証明されていることなのです。


酸味成分のクエン酸には、

筋肉や神経の疲労回復に効果があるといわれています。

このため、スポーツをする人やアスリートの中には

クエン酸のサプリメントを日頃

摂取しているという人も多いです。


クエン酸というので、一見すると

酸性の成分のイメージを持つ人もいると思います。

確かにもともと酸性なのですが、体内に入って分解されると

アルカリ性になるという特性を持っています。


実は、このアルカリ性になることが、

痛風に対して効果があるのです。


痛風とは、足の関節などに激痛をもたらす症状のこと。

風にあたっても痛いと書きますが、この表現は的確で、

症状を発症してしまうと

激痛で何も手につかなくなるという人が多いのです。


なぜ痛風になるかというと、体に尿酸という老廃物の一種が

過剰に溜まってしまうことが原因です。

尿酸がたまりすぎると結晶になってしまって、

関節に沈着します。

この時関節に炎症を引き起こすので、

先ほど紹介した激しい痛みが起きるわけです。


つまり尿酸をいかに体内にためないようにするかが、

痛風対策の基本となるわけです。

そして尿酸を排出するにあたって、

重要な役割を果たすのがクエン酸なのです。


尿酸を排出する方法としては、尿による排泄が一般的です。

ところが尿酸は酸の一種なので、酸性になっている尿の中には

なかなか溶けださない性質があります。


痛風患者の中には、

強酸性の尿になっている傾向が見られます。

これではいくら排尿量が多くなっても、

尿酸の排出はスムーズにいきません。


そこで、アルカリ性の尿に変えるにあたって

重要なのが、クエン酸です。

先ほども紹介したように、クエン酸には分解されると

アルカリ性になる働きがあります。


このため、尿のアルカリ化を促す作用があるのです。

尿のアルカリ化が進むと、

尿に尿酸がより溶けだしやすくなって、

尿酸をより効率的に体外へ排出できるようになるわけです。


痛風患者に対して、医者の中には

ウラリットという薬を処方することが多いです。

ウラリットには尿酸の排出を促し、

尿酸値を低くする効果があります。


このウラリットには、

クエン酸塩が主成分として配合されています。

この事実だけ見ても、いかにクエン酸には

痛風への効果があるかがわかります。

痛風の治療の他にも、予防するときにも使える成分といえます。


生活習慣の乱れている人、特に普段運動をしない、

肉料理ばかり食べていて

野菜をあまり食べない、アルコールを多量に飲む人は

尿酸値が高くなる傾向があります。


その分、痛風対策をきちんと行う必要があるわけです。


クエン酸が多く含まれている食品は、

先ほど紹介した柑橘系の果物や梅干の他にも、

お酢も挙げられます。

酢の物をできるだけ多く食べるようにするとか、

黒酢やもろみ酢のような飲めるお酢も販売されています。

このような食材を使ってみるのもいいです。


しかし、毎日酸っぱい食品を食べ続けるのも味に

飽きてしまいます。

また、酸っぱいものが食べられないという人はいませんか?


そのような人はクエン酸の配合されているサプリメントも

数多く販売されているので、こちらを使って

クエン酸を摂取してみましょう。

水があればどこでも摂取できますし、

ほとんど酸っぱさを感じないように製造されているので、

酸っぱい料理が苦手な人でも安心して摂取できると思います。



2022年2月1日火曜日

クエン酸 ビタミンc

痛風で苦しんでいる人の数が、最近

増えているといいます。


一昔前であれば中高年男性の病気という

イメージがありましたが、

最近では若年層でも痛風患者が増えています。

中には、20代で痛風という人もいるくらいです。


痛風は足の親指の付け根をはじめとして、

関節に激痛を伴う病気です。

風にあたっても痛いというだけあって、

今まで経験したことのない

我慢できないくらいの激痛を招くといいます。


そもそもなぜこのような激痛が起きるかというと、

尿酸が関係しています。

尿酸とはプリン体という食物に含まれる物質を

分解するときに発生する、老廃物の一種です。


健康な人は、血中の尿酸値が一定量に保たれていますが

食生活の乱れや飲み過ぎ、

ストレスなど生活習慣に問題があると、

過剰に尿酸が体内に作られます。


その結果、尿酸が

血液の中に溶けきらなくなってしまって、結晶化します。

この結晶化した尿酸は、関節に溜まります。

その結果炎症を起こして、先ほど紹介した

今まで経験したことのない激痛をもたらすわけです。


ということは、痛風対策をするためには

いかにして尿酸を少なくできるかにかかっています。


そのためには、尿酸を

体内で作り出さないようにする必要があります。

先ほども紹介したようにプリン体を分解することで、

尿酸は生じます。


そこで、プリン体を多く含む食べ物は

なるべく摂取すべきではありません。

魚卵や動物のレバー、ビールなどは

なるべく控えるようにしましょう。


一方で、溜まっている尿酸を排出しないといけません。

尿酸は尿の中に混ざって排泄されます。

そこで、尿の量を増やすように指導されます。

プラスして、クエン酸を摂取するといいです。


クエン酸には、尿を弱アルカリ性に保つ効果があります。

痛風患者に特にみられる傾向ですが、

尿が強酸性になっている人が多いです。

強酸性になっていると尿酸がなかなか溶けだしてくれないので、

いくら尿を排泄しても思ったほど尿酸が減少しません。


しかしクエン酸を摂取して、弱アルカリ性にすれば

尿酸がスムーズに溶けだしてくれるので、

尿酸の減少効果が期待できます。


医療機関で痛風の治療をする時に、

ウラリットという薬の処方されることは多いです。

尿酸値の低下作用があるのですが、

ウラリットの主成分はクエン酸塩です。


このことから見ても、いかにクエン酸が

痛風対策で重要な役割を担っているかが

お分かりになるはずです。


その他に注目したいのが、ビタミンcです。

ビタミンcには体内に溜まっている尿酸を

腎臓に移動させる働きがあるといわれています。


腎臓でろ過されて尿ができるわけですから、

尿酸を腎臓に持っていくことは

尿酸排出にはプラスです。


ビタミンcは、イチゴやレモン、アセロラのような果物や

ジャガイモやパセリ、レンコンといった野菜に

含まれています。


ただしビタミンcは加熱すると失われてしまうので、

生の状態で食べないと意味がありません。


クエン酸もビタミンcも、サプリとして

最近では販売されています。

このようなサプリを使って、生活習慣の乱れの気になる人は

痛風対策をしてみてはいかがですか?


ただし、すでに痛風に罹患している患者の場合、

ビタミンcの摂取は注意すべきです。

というのも過剰にビタミンcを摂取してしまうと、

尿酸が必要以上に腎臓に溜まってしまいます。

そうなると腎臓が本来の機能を果たせなくなって、

腎障害という深刻な状態になる恐れもあるからです。


そして、サプリメントには適正な1日の摂取量があります。

その摂取量を守って、痛風対策をしてください。

もし心配であれば、主治医の人と相談をしながら

どの程度のビタミンcの摂取量なら

問題ないかの指導を受けることです。

加えて尿量を増やすために、

1日2リットルくらいの水を摂取するように

心がけてください。