お酒に誘われると、
喜んでホイホイついて行っていた私が、
「飲み会のお誘いの断り方」なんて記事を
書くようになるとは・・・・世も末です (涙)。
私の見解としては、
痛風患者は禁酒すべき、だと考えています。
しかしながら、「人生の楽しみを取るのか!」
じゃないですが、どうしても飲まずにいらないならば、
週に飲む回数を決めましょう。
一回とか、二回とか。
その一回を楽しみに、一週間、
一生懸命働くのです。
さて。
自宅で飲むのは、そのようにして、
自分でルールを決めることができます。
自己規律は苦しく厳しいですが、
成果は自分に返って来るので、
自分でやり通すしかありません。
友達との飲み会は、どうするのか。
自分だけ飲めないのは、寂しいし、
つらいですが、参加した方がいいように思います。
お酒がメインなのか、友達と会うことがメインなのか、
自分は何のためにソコへ行くのか、
天秤にかけてみるといいと思います。
友達なら、会って、こっちの事情、
体調を説明すれば、わかってくれます。
問題は、職場関係なんです。
これが、やっかいです。
職場が楽しく、人間関係も良好で、
職場の人との飲み会も
「楽しくて楽しくてしょうがない!」
・・・と、いうような人は 幸せです。
そういう職場なら、
ストレスなんて溜まらないんでしょうね。
なぜか、どこの職場へ行っても、
いい上司はいるけど、「いや~な上司」もいるんです。
不思議ですね。
いい上司だけなら、仕事がしやすくて いいのですが。
しかも、なぜか、
その「いや~な上司」が飲み会に誘ってくるのです!
「アンタなんかと 飲みに行くくらいなら、
家で寝てた方がマシだよ!」
・・・と、言い放つことができれば、そのときは、
スカッとするでしょうが、次の日から、
職場は 地獄になりますので、やはり言えません。
「いや~な上司」に飲み会を誘われて、
「いえ、その・・・今日は、友達と約束があるから・・」
と本当のことを言ったら、
その「いや~な上司」が言うには、
『ほほぉ~、すると、なにか?
その友達というのは、オレより “上” か?』
・・・などと、実際に言われたことがあります。
で、結局、友達との約束を破らされ、泣く泣く、
終電まで飲みに連れまわされましたが。
「いや~な上司」は、だいたい、手ごわいです。
手ごわいから、「いや~な上司」なのです。
鶏が先か。。。の世界です。
経験上、笑って逃げる・・・というのが、
ベストではないか と思います。
何を言われても、強要されても、
ヘラヘラ笑って、少しずつ、一歩ずつ
その「いや~な上司」から離れていくのです。
そして、わずかずつでも、
(自分が帰る) 駅に近付いてくのです。
あと、断る理由は、一貫していること。
つまり、さっきは
「今日は体調が悪いから」といったのに、
自分でそれを忘れて、
「今日は用事があるから」などと言ってしまうと、
アッという間に、付け込まれます。
なにせ、相手は「いや~な上司」ですから。
「今日は体調が悪いから」でいくなら、
ずっと「今日は体調が悪いから」で。
「今日は体調が悪いから」と言ってるのに、
ニコニコと嬉しそうにしては、いけません。
ヘラヘラと苦悶に満ちたうすら笑いを浮かべながら、
少しずつ、弱々しく、その場から立ち去って行くのです。
しかしながら、今回は、これで逃げ切れても、
また2.3日したら誘われてしまいます。
なにせ、相手は「いや~な上司」ですから、
なんとかして、こっちを飲みに連れまわそうとします。
で、前回、「今日は体調が悪いから」で逃げ切れましたが、
今回も同じ手を使っては いけません。
ですが、もし、相手が
“少しマシな”「いや~な上司」なのでしたら、
思い切って、痛風のことを話してみるのも手です。
自分は、ドクターストップがかかっているとか、
飲むと死ぬとか、全身から痙攣が・・・とか、
かなり誇張して、深刻に伝えてみるのです。
相手は痛風の知識は ないでしょうから、
大丈夫です (そうなのか?)。
もしかしたら、
“少しマシな”「いや~な上司」なのでしたら、
わかってくれるかもしれません。
しかしながら、
“どうしようもない”「いや~な上司」でしたら、
こんな小手先のテクニックは通用しません。
こうゆう輩は、
『痛風なんか、オレの酒を飲めば治る! がはははは~』
・・などと、言いかねません。
それでも、事情で会社を辞められない人は、
こういう人からなるべく、逃げ回りましょう。
「いや~な上司」でも、たいてい、話せば、
最後には、わかってくれると思いますよ?
重要なことは、飲んでる最中に
「痛風」のことを説明しないことです。
相手の頭には、まったく入っていませんから。
説明するなら、相手がシラフのときに。