2023年4月28日金曜日

痛風 歩けることの幸せ

痛風発作というものは、経験したことのない者には

理解不可能な、激痛を伴う炎症を起こします。

その患部はたいていは足で(左足が多いです)、

鬱血して腫れあがり、歩くと強烈な痛みを感じます。

っていうか、歩けないです。


でも、どんな痛い痛風発作でも、いつかは終息に向かいます。

短い人ですと、10日間~14日間くらいでしょうか。

これには症状や痛風歴の長さなどによって

違ってくると思います。

1ヶ月間、2ヶ月間・・なんて人もいるでしょう。

私なんか、半年間、

歩けなかったともありましたよ (一度だけですが)。


で。

いつまでも寝ているわけにも行かないので、

外へ出て、なんとか歩くことになるのですが・・


気がついたのですが、他の人は歩くのが早いですね。

いえ、自分が遅いだけなのですが、

とても他人の歩きが早く感じます。


自分も、あれくらいのスピードで

歩いていたのですよねえ(遠い目)


痛風発作の症状は、発熱を伴う腫れと激痛、

というものなのですが、まず最初に患部の熱が治まってきて、

やがて腫れも引いてきます。

最後まで残るのが、“痛み”。

普段は痛くなくなっても、痛かったことをすっかり忘れていて、

いつものスピードで急に動こうとしたりしたときに、

ズキン、ときます。


でも、やがて、この“痛み”もすっかり消えうせ、

元通り歩けるようになります。

そして、歩けなかったことも、ほぼ同時に

すっかり忘れてしまいます。


けれども、このことを忘れちゃダメだと思うのです。


もし、将来、自分がもっともっと年をとって、

仮に“寝たきり”とかになってしまったら。

きっと、もう一度歩きたいなあ、歩けたらいいのになあ、

と思うような気がするのです。

でも、老化現象なので、それはたぶん、無理。

自然の摂理には逆らえません。


でも、痛風発作で歩けないのなら、近いうちに

回復して、また歩けるようになります。


歩けるってことは、ホントに素晴らしいことなんです!


持って生まれた体質などの影響もあり、

痛風体質の人が痛風発作を起こさなくするのは

難しい面もありますが、

できるだけ尿酸値を下げて、痛風発作を回避できるよう

気をつけていきたいです。


痛いのは、もう嫌ですし。


2023年4月21日金曜日

痛風発作 片足で歩いてみる

人間は二本足で直立して歩くようにできているので、

一本足では歩けません。


ですが・・

いったん、痛風発作が発症してしまうと、

その痛みや腫れの酷さの程度は個人差こそあるものの、

歩行することすら困難になってしまう場合が多いです。


で。

やむなく、痛風発作のピーク時は、

家の中では四つん這いになって移動したりします。

移動といっても、トイレとか、ですが。

他人から見れば、情けない光景かもしれませんが、

この際、もうどうでもいいんですよ。

家の中ですし。


でも、この時期がいつまでも続くわけでもなく、

だんだんと痛風発作が終息に向かうと、四つ足から、

二本足へとようやく立ち上がれるようになります。

なんか、人間の進化みたいですね。


で、いきなり二本足で歩ければよいのですが、

まだ患部に痛みが残っていると、地に足をつけることすら

痛かったりします。

よって、やむなく、片足でピョンピョン跳びながら

移動することになります。

いわゆる、ケンケン、というやつです。


この片足で飛び跳ねながら移動する方法は、

とても歩いているとはいえませんが、

家の中で移動する程度なら、手っ取り早い方法です。

すぐに壁とか家具とかに、掴(つか)まったりできますしね。

ですが、これすら、本当に痛風発作の痛みの極期のときは

できません。

跳ぶときの振動が、激痛に変わるからです。

ですので、この片足で移動、

ということができる程度の痛みなら、まだマシな方なのです。


で、人間の進化とは、ちょっと道順が違いますが、

痛風発作の回復具合によって、だいたい

「四つ足歩行」→

「片足歩行(けんけん)」→

「二本足歩行」となります。

めざせ、二本足歩行、ということなのですが、

これが、いったん発症してしまった発作の腫れと痛みは、中々 

回復しませんしね。


痛風発作というものは、そもそも

体内に蓄積した尿酸結晶を腫れと痛みを伴う発熱によって、

“溶かそうとする”働きによります。


よって、痛風発作の回復というのは、

尿酸結晶が発作の発熱で少しずつ溶けて、小さくなっていくと、

しだいに発作の腫れと痛みも終息に向かいます。


痛風発作の腫れと痛みが、なかなか回復しないというのは、

体内に蓄積した尿酸結晶の量が多い、と考えるのが妥当です。


で・・何日かは、仕方なく、

「片足歩行(けんけん)」での(家の中での)移動となるのですが・・


あ、そうそう。

一つ、気がついたことがあります。


そのとき、私は

痛いほうの足をかばって少し宙に浮かせながら、

もう一方の痛くない方の足で一本足立ちして、

顔を洗おうとしていました。


洗面所なのですが・・

顔を洗うにあたって目を閉じますよね。


で、片足立ちのまま、

顔を洗おうと目を閉じた途端・・・ぐらっ!

なぜか、急に体がグラつくのです。


え?

なんで?


慌てて目を開ける私。

すると。

途端に体は「平衡感覚」を取り戻します。

片足でも、立っていることくらいはできます。

だって、これは痛くない方の足ですからね。


えっ?

なんなの?


で、もう一度、目を閉じて顔を洗おうとすると

・・・ぐらっ!

やはり、目を閉じた途端に体がグラつくのです。


ああ、そうなのですか。

関係ないようで、人間の体というものは

あちこち、連携しているのですね。

そうですよ、どうやら人間は目を閉じていると

平衡感覚を失うようなんです。


目を閉じているだけで、あけているのとでは

こんなに違いが。

足が片一方痛いだけなのに、こんなに不自由。

やはり、人間、どこが痛くても不便です。


百歩譲って痛風発作が痛いのは仕方がないとして、

でも、せめて痛くても歩けたらいいんですけど、ねえ。


2023年4月6日木曜日

痛風発作 体質と遺伝

世の中には、自分よりもずっと太っていて、

肉とか食べたいだけ食べて、ビールとか飲みたいだけ飲んで、

やりたい放題なのに、痛風とは まるで無縁の人もいます。


持って生まれた体質なんでしょうかね?


なんて、不公平なんでしょう。


私はそんなに太っているわけでもなく、

体重にも気をつけていて、肉もほとんど食べれなくて、

ビールも飲めなくなってしまい、痛風改善に良い、

と思うことは片っ端から試して実践しているというのに、

毎年のように痛風発作で苦しめられています。


ちょっと不公平すぎやしませんか?


痛風にならない人は、何を食べても、どれだけ食べても

ならない人は絶対ならないです。


胃腸が丈夫で、消化吸収能力に優れた、

水を飲んでも太ってしまうような体質の人。

それが痛風体質の人です。


ふつう、食事からエネルギー分を、仮に

70パーセントくらい吸収するとしたら、

痛風体質の人は、全部、

ほぼ100パーセント吸収してしまうんです。


冬の雪山で、遭難して、登山パーティーがそれぞれ

チョコレート一個だけしか持っていないとき、

一番最後まで生き残るのが、痛風体質の人です。

消化吸収力がハンパないですからね。


でも、雪山で遭難する予定のない私としては、

痛風体質に生まれて、何一つ、いいことはございません。

自分では、かなりカラダに、そして

健康に気をつけているつもりですが、

やはり夏場になると、痛風発作の恐怖に怯えることになります。


ああ、なんて、不公平なんでしょう。


人間誰しも、体格や能力、風貌、家柄、体力などに

個人差があるので、「ないモノ」を悔やんでも仕方ないですが、

「あるモノ」を悔やむことになるとは。


まあ、泣き言をいっても始まらないので、

夏にそなえて、しっかり体重管理をしていきたいと思います。


2023年4月3日月曜日

痛風発作 足が痛いと不便

痛風発作は、体の各部、いろいろな関節などに発症しますが、

私の場合、たいていは足です。

それも、左足が大半です。


足が痛いと、何をしていても、あまり楽しくないです。

動くたびに痛いので、なんとなく嫌な感じです。


世の中の、動いている、歩いている人間が

全て「早送り」に見えてしまいます。

そういう自分は、「コマ送り」くらいにしか歩けません。

まったく不公平です。


家で寝てりゃいいのですが、

仕事があったり、そうもいきません。

ロクに歩けなくても出かけなきゃならなかったりします。


で、ある日のこと。

仕事帰りに、テイクアウトの弁当屋に寄ってから

帰ることにしました。

いわゆる「ホカ弁」ってヤツです。


どこかの飲食店で食べて帰ってもいいのだけど、

昼も外食だったし、夜は、その日は家に食事はなかったので、

「ホカ弁」にすることにしました。


「番号札 079番です。お時間、6分間ほどお待ちください!」


弁当屋のアルバイトの女の子が、

弁当を注文すると番号札をくれました。

注文を受けてから作るので、少し時間がかかるけど、

ホカホカの弁当ができるってわけね。


それほど広くない店内ですが、待合用の椅子が3つあります。

一人、すでに誰か座って待っていますが、2つ空いているので、

痛風で“足の痛い”私としては、ありがたいことです。


“足の痛い”私は、ズリズリと足を引きずりながら、

椅子へ座ります。


やれやれ・・

直立して立っていると、血液が下へ下へと降りてくるので、

痛い方の足は鬱血して、赤黒くなっています。


ああ、なんて痛々しいの。

っていうか、実際、痛いんですけど。


でも、椅子に座っていると、だいぶラクです。

足への負担がやはり違いますね。


「番号札 079番のお客様! お待たせしました!」


アルバイトの女の子が店内狭しとばかりに叫び声を上げます。


おっ・・もう、できたの?

さすが、早いね。


“足の痛い”私は、ズリズリと足を引きずりながら、

ようやく、カウンターへと辿り着きました。


ああ、ごめんなさいね。

歩くの遅くて。

こちらこそ、お待たせでした。


「あっ!? 大変失礼いたしました。番号札 079番じゃなく、

078番のお客様でした!」


番号札 078番の“足の痛くない”お客さんが、

さっさと歩み寄って、さっさと弁当を掴むと、さっさと店外へと

立ち去っていきました。


“足の痛い”私は、ズリズリと足を引きずりながら、

仕方なく、再び椅子へと戻ります。


あの、足、かなり痛いんですけど。


「番号札 079番のお客様! お待たせしました!」


“足の痛い”私は、ズリズリと足を引きずりながら、

ようやく、カウンターへと辿り着きました。


「ありがとうございました!」


うう、足が痛いよう。


・・・・・・。


とにかく、足が痛いと不便です。

ああ、早く治って欲しいです。


2023年3月29日水曜日

痛風 痛風発作が足に多い理由は重力なの???

痛風発作がよく発症する箇所として、

最も多いのが「足」です。


足の関節。

中でも一番多いのが、左足の親指の付け根の関節。


で・・・

その理由。

なんで痛風発作は足に多発するのか?


まあ・・どうでもいい話ですけどね。

一説に、こんな理由があります。

痛風発作が足によく出る理由→

「人間は立っていることが多いので、

体内の血液中の尿酸が“重力”で下へ下へ降りてくる。

だから、体の下にある足に尿酸結晶が溜まるので、

痛風発作になりやすいのです」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


これって・・本当だと思いますか??


え?

どっちでもいい話だって?


尿酸というのが結晶化するのは、

体内の比較的“冷たい箇所”に沈着しやすいのです。


尿酸値が高いままの状態で長期間、過ごしていると、

血液中の尿酸が溶け切れなくなってしまい

(尿酸値 7.0mg/dl以上で、高尿酸血症と診断されます)

じわじわと体内の関節・腱などに蓄積していきます。


怖いですね。

これが、一定以上たまってくると、痛風発作の原因となります。


痛風発作がよく発症する箇所として、

一番多いのが「足」。


足には、足の甲、足首、かかと、アキレス腱、くるぶし、

そして、親指の付け根の関節・・など。


それから、膝。

そして、肘(ひじ)、手指。

あまり、聞きませんが、肩なども。


それから、耳たぶ、も。

耳たぶとか、冷たいでしょう?


手足も、ポカポカで体温の高い人は、

痛風発作になりにくいのですが、

痛風の人は血流のあまり良くない、

低体温の人が多い傾向があるようです。


手足などの末端に痛風発作が多いのは、

心臓から遠い位置にあり、

比較的、冷えやすいから。


血液が重力に左右されるなら、

心臓より高い位置にある「脳」には

血が巡り難いハズです。


脳に血液が回らなくなったら、

人間、オシマイですからね。


それとも、血液は上に巡るけど、

尿酸だけは下へ行くと、でも??


??


まあ、なんにしろ。

どっちでもいい話ですが。


そんなことより、尿酸値を下げないと。


2023年3月20日月曜日

花見(桜見物)で皮膚炎を起こすワケとは?

春爛漫・・には、少し時期的に早いですが、

少しずつ気候は あたたかくなってきていて、

春の足音が聞こえ始めています。


もうすぐ桜の開花、そして

本格的な花見の季節がやってきますね。


でも、たまに。

体質的な面もあるのかもしれませんが、花見、つまり

さくら見物に行っただけで皮膚炎を起こす人がいるのです。

つまり、皮膚の炎症ですね。

やたら、痒くなったり。

皮膚が赤くなってきたり。


ああ、毎回、花見のたびに皮膚がどうにかなっていたら、

だんだんサクラを見るのもイヤになってしまいますね。


これは、アレルギーなのでしょうか。

でも、桜アレルギーなんて、

あんまり聞いたことがありません。


これは、ね。

「毛虫」の可能性が高いです。


けむし?


厳密には、「毛虫の毛」です。

毛虫の毛には、毒があり、花粉のように

風にのって飛んできて、人間の皮膚に付着するのです。


毛虫の毛は、微細すぎて肉眼では

ほとんど見えません。

ですので、防ぎようがないです。

せいぜい、衣服でできるだけ覆うくらいでしょうか。


マスク、花粉眼鏡、マフラー、手袋・・

とにかく皮膚を覆い隠すのが防護策かもしれませんが、

長袖くらいはともかく、せっかく花見ですのに、ねえ。


なんか、気分的に台無しです。

そんなことするくらいなら、

花見に行かない方がマシなような気もします。


まあ、もちろん、毛虫の毛といっても、

毒といっても人体には問題ないレベルだとは思いますが、

やはり過剰に反応してしまう体質の人がいるようです。

たいていの人は平気なわけなのですから。


さて、毛虫の毛や花粉などは

外界から飛んできた飛沫によって、

体がなんらかのアレルギー反応を起こすワケですが、

痛風の場合は体内で大半の尿酸が生成されるので、

あまり外的要因は関係ないです。


口から入ってくるもの、すなわち食べ物からも

尿酸は作られますが、食べ物の種類には

それほど神経質にならなくても良いように思います。

むしろ、食べ過ぎに気をつけるほうが大切ですからね。


2023年3月17日金曜日

痛風発作が膝から下の箇所に多い理由とは?

痛風発作というものは、通常、

膝から下に発症することが多いです。


膝から下、というのは

膝、足首、足の甲、足の親指の付け根、

くるぶし、アキレス腱・・などです。

つまり、関節や腱・筋(すじ)などに出やすいです。


これは尿酸結晶が体内の、比較的体温の低い関節などに

沈着しやすい性質があるためです。

ようするに筋肉のあまりない箇所ですね。

筋肉には毛細血管がたくさん通っているので、

血管には温かい血液が流れているので

わりとあたたかいんです。


温かいと、尿酸は血液中に溶けやすいので、

結晶化して体内に沈着しにくい、ということ。


でも、発作は足に出ると限らず、人によっては

手指などにも出ることがあるようです。


で。

手指にしろ、足にしろ、とにかく

痛風発作が出やすい患部というものは、

“内臓から遠い箇所”になるんです。

というのも、人間の体は内臓が第一で、とにかく

内臓を守るようにできているのです。


手や足がどうでもいい、ということではないのですが、

とにかく、内臓がダメになってしまうとマズイので、

内臓から遠いところに

尿酸結晶は溜まるような仕組みになっています。


ですが、逆に考えると。

足の場合でいえば、膝から上の箇所に発作が出始めると、

要注意となります。


つまり・・本来ならば膝から下の箇所に発作が出るはずなのに、

上の方へあがってきているということは、

体内の尿酸結晶の蓄積が飽和というか、

沈着が多くなってきていて、

下の方に溜まりきらなくなってきている可能性があるので。


内臓、特に腎臓に溜まってくると、

年々、腎機能が衰えてきたりして、

ちょっと怖いことになります。

やはり、なんといっても内臓は大切ですからね。


対策は、とにかく、尿酸値を下げる、ということになります。


尿酸値を下げるには、お医者が推奨するのは

尿酸値を下げる薬を飲むこと。


尿酸値を下げる薬には肝機能が低下したり

副作用の心配もありますが、腎臓がダメになってしまったら、

もっと怖いので、薬を服用する、というのが

現在の医学ではセオリーとなっています。


薬をのむ飲まないは別にして、

おススメは、やっぱり口から入るものを少なくして、

体重を減らして尿酸値を下げること。


薬を飲んでいる人の中にも、

いつかは薬をやめたいと思っている人もいると思いますので、

薬を飲んでいても、食事量を少なめにして、

体重を落として尿酸値も下げる・・というのが

良いのではないかという気がします。


2023年3月13日月曜日

駅前の病院がちょっと先進的

駅前に、内科の小さな病院(開業医)があるのですが、

看板がズケズケと道に乗り出すようなカタチで出ています。


ここは、オープンしてまだ数年。

院長の先生(というか一人しかいない)も比較的若いです。


実は一度だけ、診察を受けてみたことがあるのですが、

なんか、がら~んとして、あまり 

はやっていない感じの病院でした。


お医者も人気商売なんでしょうかね?

まあ、経営が軌道にのるのは年数が

かかるってところでしょうか。


で。

先日、その病院の前を通ると、なんと、その病院。

鍼灸治療も(併設して)はじめました、と

張り紙が貼られているではありませんか。


ええっ!?


内科の病院ってのは、西洋医学ですよ?

それを東洋医学である鍼灸治療も取り入れるってこと?


病院というところは、「治療=薬を出すこと」ですから、

薬を使わない治療法(東洋医学、漢方のこと)を軽視してる向きが

あるように思うのです。

ですから、びっくりです。


へえ~。


今までの西洋医学の薬物治療を継続しながらも、

鍼灸治療も併設する、っていうことは、

少なくとも、その先生は

鍼灸治療は効果がある、と考えているのでしょう。

できなきゃ、やらないですからね。


西洋医学の薬物治療は

痛みを軽減したり劇的な効果があることが多いですが、

そのぶん、副作用の心配があったりします。

東洋医学は薬物を使わないので副作用は、

ほとんどありませんが、

長期的に、長い目でみて体質を改善する、という感じで

即効性を期待するのは難しいです。


ですので、両方の良いところを取り入れる、

というのは理にかなっているというか、

これからの医学というか治療法として理想的じゃないか、

と思うのです。


これから、将来、どんどん

こんな前衛的な病院が増えてくるかもしれませんね。


え?

で、その病院へ通うのか、って?


いえ、私は通いませんよ。


なんでかって?


いやあ、実は、その病院の先生、一度診察してもらったら、

なんか偉そうで、感じが悪かったので。

もう二度と行く予定はありません。


あはは~

・・・・ってことで、やはり

お医者も人気商売ですかね?


2023年3月11日土曜日

痛風 アメリカンチェリー

アメリカの「痛風の民間療法」に

アメリカンチェリーを飲む、もしくは

食べる、というのがあるそうです。


これは・・・ホントか嘘か!?


アメリカンチェリーってのは、いわばサクランボ。

日本産のさくらんぼとはちょっと違っていて、

赤黒い色だったりします。

スーパーとかでも、ときどき見かけますね。


日本で売られているのは輸入かもしれませんが、

アメリカでは風土が合うのか、

たくさん収穫されるフルーツのようです。


で、アメリカンチェリーを飲む、というのは

アメリカンチェリーのジュースを飲む、

ということを意味します。

つまり、オレンジジュースを飲む、みたいな感じ。


さて、このアメリカンチェリー。

本当に痛風に効果があるのか。

つまり、尿酸値を下げる効果があるのか!?


「濃縮ブラック・チェリー・ジュース」ってのを

飲み続けて痛風発作が出なくなった人が(アメリカに)

いるらしいんですけど、ホントですかね??


レッドチェリーよりもブラックチェリーの方が

効果が高いそうですが、

成分が違うってことでしょうか。


まあ、確かにアメリカンチェリーには、

ビタミンCとか、アントシアニンなども豊富です。

これらが尿酸値を下げる働きをする可能性は充分にあります。


でもね。

アメリカンチェリーといえば、フルーツなんです。

果糖もたっぷり含まれているハズです。


ほら、オレンジジュースをごくごく飲んだら、

お腹がいっぱいになってしまうでしょう?

それが、果糖なんです。

果実に含まれる糖分です。

言葉悪いですけど、肥満の元です。


体の中に果糖が入ってくると、肝臓が分解しますが、

そのときに尿酸が作られるのですよ。

ですので、ごくごくアメリカンチェリーを飲んだら、

ばんばん尿酸が作られるハズなのですが・・・


それでも、なおかつ、尿酸値が下がった、もしくは

痛風発作が起こらなくなったというのならば、

それ以上のパワーがアメリカンチェリーにある、

ってことなんでしょうか?

2023年3月9日木曜日

痛風に良い食事の落とし穴~低プリン体の食事の罠

「落とし穴」というものは、普通、

外見上は見えないようになっています。

穴があいているのが見えれば、誰も落ちたりしませんからね。


さて、痛風に良い食事というものがあります。

「痛風に良い食事」という言い方に語弊があるように思うのは、

痛風に良い、というと「痛風が改善する食事」というふうに

聞こえるからです。


あるモノを食べたら、テキメンに痛風が治癒した。


そんな魔法使いのような食事はありません。


一般に、痛風に良い食事というのは、

プリン体の含有量の少ない食品のことを指しています。

低プリン体の食事、というやつですね。

そして、プリン体の少ない食品は、たいてい低カロリー。

これって、ヘルシーですね。

つまり、健康に良い食品ということになります。


具体的にいうと、低プリン体の食事とは、

どういうものでしょうか。


海藻や野菜などのアルカリ性食品、

豆腐などの大豆製品、牛乳、卵、穀類など。

あと、キノコとかコンニャクとか。


ああ、水くさいものばっかり。

味気ないものばっかり。


だいたいね。

おいしいものは、高カロリー高プリン体と考えると

ほぼ間違いないです。


じゃあ、痛風なら、おいしくないものばかりを食べろってこと?


まあ、そういうわけではないでしょうが・・

だから、痛風に良い食事(食品でなく)というと、

いかに低プリン体の素材を使っておいしく調理するか、

ということになってきます。


で、腐心して、低プリン体・低カロリーのお料理を作って

おいしくいただくわけですが・・


ここまでは、いいんです。


ここで、その低プリン体・低カロリーのお食事を

「食べ過ぎ」てしまうと、何もかも水の泡となります。

いくら低プリン体でも、たくさん食べたら、

高プリン体と同じくらい、あるいはそれ以上、

摂取しているのと同じことになってしまうからです。


じゃあ、ほとんどプリン体のない、それでいて

栄養価の高い優良食品。

たとえば、豆腐。


これを毎日、お腹いっぱい食べるとすると・・

豆腐ですら、尿酸値は上がってしまうのです。

というか、これは豆腐のせいではなく、

食べ過ぎによる肥満、そして内臓脂肪の増加が要因となる

尿酸値上昇なのですけどね。


ですので、それほど、低プリン体の食品、というのは

気にしなくても良いと思います。

頭の片隅に入れておく程度で。


むしろ、それよりも食事の総量を気をつける。

つまり、「食べ過ぎに気をつける」ということが

一番大切だと思います。


そして、たぶん、それが一番、難しいんですよ。

困ったことに。


2023年3月3日金曜日

痛風 春タマネギ

痛風の民間療法に

「生タマネギを水にさらさず(生のまま)食べる」というのが

あります。

まるまる一個くらい、生のまま齧る、というものです。

水に晒さず、というのは

水洗いをしてしまうと、成分が流れ落ちてしまう

ということでしょうか。


民間療法というのは、医学的に必ずしも

検証されたものではないのですが、

これは効果があるぞ、といつの間にか

自然に広まってしまった療法のことです。


その効果たるや、

痛風発作を発症させた初日に、これはイカンとばかりに

生タマネギをまるまる一個かじったら、

次の日には嘘のように治まった人もいる、とか。


ホントなんですかね?


・・というわけで、去年の夏、自分でも

毎日、実際にタマネギを食べて試してみました。


タマネギを丸々一個、食べるということは

これは中々、ツライことでした。


いえ、タマネギを好きな人もいるでしょうが、

それは、例えばドレッシングをかけたり、

オニオンスープにしたり、

なんらかの調理を施した玉ネギでしょう?

生で丸齧りの玉葱がおいしい、と思う人は少ないのでは。


玉葱は、あれで結構、刺激物ですから、私の場合、

何日目からかは喉が痛くなり(食べすぎです)、

ある時期からは涙が出てくるし、なにかの苦行のようでした。


で、肝心の効果は、というと、

去年の夏は、(甲斐なく?)痛風発作が出てしまいましたからね。


なあんだ、効果なし?


ただ、痛風発作が出たのは出たのですが、

例年より、痛みの程度、腫れの度合いはマシでした。

まあ、マシであろうが、出たことは出たわけなのですが。


これは、玉ネギのおかげで比較的軽く済んだのか、

それとも、何か他のおかげなのか、

あるいは、たまたまなのか。


結局、タマネギの効果はよくわからなかったというか、

あまり自分では実感できませんでしたが、

まあ、個人差がある、ってところなんでしょうか。


・・・・・・・・・。


タマネギの良いところは、安価なところです。

スーパーでお手軽な価格で販売されていますからね。


それに昔から、タマネギは

血液サラサラになる、といわれていますから。

たまねぎを食べたから、といって不利益はないでしょう。


ところで、今の季節(春先)、「新タマネギ」、

あるいは「春タマネギ」というものが店頭に並び始めています。

これらは表皮が白い、白っぽいことが特徴です。

去年にとれたものは、茶色っぽい表皮ですからね。

一目瞭然です。

また、店頭でも「春タマネギ」と表示にポップをつけて、

チカラを入れて売っているようです。


タマネギは秋から冬にかけて、だんだんとカラくなってしまい、

とても生では食べれたものではないです。

喉がヒリヒリして、辛さにノドが負けてしまいそうです。


冬場の間は、なかなか生タマネギは食べられずにいたのですが、

この春タマネギは新タマネギですからね。

甘みも増えて、カラさは、だいぶんマシです

(辛いことはカラいですが)


夏場の痛風発作の発症しやすい季節にそなえて、

今から生タマネギを食べようか、どうしようか、と考え中です。


考え中といえば、聞こえがいいですが、

なんか・・・生タマネギには躊躇する理由があるんですよねえ。

やはり、タマネギは調理するからこそ、おいしいんですから。


白っぽい、今年の春タマネギは去年に収穫されたものよりも

高めの価格設定になっていますが、甘みや辛味が違うので、

どっちかというと、新タマネギの方がおススメです。