世の中には、自分よりもずっと太っていて、
肉とか食べたいだけ食べて、ビールとか飲みたいだけ飲んで、
やりたい放題なのに、痛風とは まるで無縁の人もいます。
持って生まれた体質なんでしょうかね?
なんて、不公平なんでしょう。
私はそんなに太っているわけでもなく、
体重にも気をつけていて、肉もほとんど食べれなくて、
ビールも飲めなくなってしまい、痛風改善に良い、
と思うことは片っ端から試して実践しているというのに、
毎年のように痛風発作で苦しめられています。
ちょっと不公平すぎやしませんか?
痛風にならない人は、何を食べても、どれだけ食べても
ならない人は絶対ならないです。
胃腸が丈夫で、消化吸収能力に優れた、
水を飲んでも太ってしまうような体質の人。
それが痛風体質の人です。
ふつう、食事からエネルギー分を、仮に
70パーセントくらい吸収するとしたら、
痛風体質の人は、全部、
ほぼ100パーセント吸収してしまうんです。
冬の雪山で、遭難して、登山パーティーがそれぞれ
チョコレート一個だけしか持っていないとき、
一番最後まで生き残るのが、痛風体質の人です。
消化吸収力がハンパないですからね。
でも、雪山で遭難する予定のない私としては、
痛風体質に生まれて、何一つ、いいことはございません。
自分では、かなりカラダに、そして
健康に気をつけているつもりですが、
やはり夏場になると、痛風発作の恐怖に怯えることになります。
ああ、なんて、不公平なんでしょう。
人間誰しも、体格や能力、風貌、家柄、体力などに
個人差があるので、「ないモノ」を悔やんでも仕方ないですが、
「あるモノ」を悔やむことになるとは。
まあ、泣き言をいっても始まらないので、
夏にそなえて、しっかり体重管理をしていきたいと思います。