アメリカの「痛風の民間療法」に
アメリカンチェリーを飲む、もしくは
食べる、というのがあるそうです。
これは・・・ホントか嘘か!?
アメリカンチェリーってのは、いわばサクランボ。
日本産のさくらんぼとはちょっと違っていて、
赤黒い色だったりします。
スーパーとかでも、ときどき見かけますね。
日本で売られているのは輸入かもしれませんが、
アメリカでは風土が合うのか、
たくさん収穫されるフルーツのようです。
で、アメリカンチェリーを飲む、というのは
アメリカンチェリーのジュースを飲む、
ということを意味します。
つまり、オレンジジュースを飲む、みたいな感じ。
さて、このアメリカンチェリー。
本当に痛風に効果があるのか。
つまり、尿酸値を下げる効果があるのか!?
「濃縮ブラック・チェリー・ジュース」ってのを
飲み続けて痛風発作が出なくなった人が(アメリカに)
いるらしいんですけど、ホントですかね??
レッドチェリーよりもブラックチェリーの方が
効果が高いそうですが、
成分が違うってことでしょうか。
まあ、確かにアメリカンチェリーには、
ビタミンCとか、アントシアニンなども豊富です。
これらが尿酸値を下げる働きをする可能性は充分にあります。
でもね。
アメリカンチェリーといえば、フルーツなんです。
果糖もたっぷり含まれているハズです。
ほら、オレンジジュースをごくごく飲んだら、
お腹がいっぱいになってしまうでしょう?
それが、果糖なんです。
果実に含まれる糖分です。
言葉悪いですけど、肥満の元です。
体の中に果糖が入ってくると、肝臓が分解しますが、
そのときに尿酸が作られるのですよ。
ですので、ごくごくアメリカンチェリーを飲んだら、
ばんばん尿酸が作られるハズなのですが・・・
それでも、なおかつ、尿酸値が下がった、もしくは
痛風発作が起こらなくなったというのならば、
それ以上のパワーがアメリカンチェリーにある、
ってことなんでしょうか?