2025年5月1日木曜日

痛風 お金のかからない運動をする

スポーツジムやフィットネスクラブに通うのは、

運動習慣として、とても良いと思います。


器具も揃っていますし、コーチや仲間がいたりして、

運動を長期に続けるモチベーションも保てたりします。

一人きりの運動では、なかなか、そうもいきませんしね。


ですが、そういうスポーツクラブが近所にあればいいですが、

遠方ですと、交通費がかかったり、

車で通うにしてもガソリン代がかかります。


また、そのスポーツジムにもよりますが、年会費とかも

結構、高めのところもあります。

毎月のことですので、案外、バカにならないかもしれません。


月々の生活に余裕のある人はそれもいいですが、

長期に継続することによって、

運動というものは効果が出始めます。

痛風改善のため、痛風対策として、

体重や尿酸値の数値に現れるまでの、長期戦です。


一日のうちで、あるいは一週間のうちで

まとまった時間がとれる人はいいですが、

仕事が忙しかったりして、そうでない場合は、

やはり、いつでもどこでも、

手軽に一人でデキることがポイントになってきたりします。


具体的には、歩く(ウォーキング)、ストレッチ、

軽い体操、軽い水泳、など。

年齢にもよりますので、

どこまでが“軽い”運動かは個人差がありますが、

一般的には、軽い有酸素運動が痛風改善に望ましい、

と考えられています。


私の場合、一大決心してジム通いをはじめたところで、

どうせ続かないので、結局は、日常生活の隙間のわずかな時間で

できる、ウォーキングなどに落ちついてしまいます。


ストレッチなどは、若い人には運動強度が弱すぎて、

運動した気にならないというか、物足らないとは思いますが、

ストレッチは血流が良くなる効果もありますので、

やって損はないです。

体も柔らかくなりますしね。


痛風改善、体質改善のための運動としては、

“お金がかからない、お手軽な運動”というのが、

挫折しない運動習慣のためには重要なんじゃないか、

と考えていたりします。


痛風 運動直後の落とし穴とは?

高尿酸血症、痛風の体質改善に、

ゆったりとした有酸素運動(あまりキツクないやつ)が

効果的と考えられていますが、ちょっと落とし穴もあるんです。


あ、その前に、有酸素運動ってのは、

ゆっくりとしたウォーキングとか、

のんびりしたサイクリングとか、

軽い水泳とか、ヨガとか、そういうやつです。


逆に無酸素運動というのは、息をとめて頑張るような、

強度の強い運動のことです。

100メートルダッシュとか。

ウエイトトレーニングとか。


で。

息を切らすような無酸素運動では、筋肉が酸素不足になり、

エネルギーを発生させるため、ジャンジャンと

プリン体を生成し、尿酸値を上げてしまいます。


その点、有酸素運動は、筋肉が酸素不足にならないので、

それほどプリン体も作られなくて、

尿酸値も上がらなくてすみます。


さて、痛風改善の観点からみると、

理想的なようにも思える有酸素運動ですが・・・

落とし穴って、何?


有酸素運動、無酸素運動に限らず、

とにかくスポーツをした後は、お腹が減るんです。

エネルギーを消費しますからね。


ところが、たくさん運動したから大丈夫、

カロリーいっぱい使ったから、

と、運動直後にたくさん食事をしてしまうと、

あまり望ましくないんです。


運動で熱量消費しているんだから、

少々食べても大丈夫なように思いますけどね。


ところが・・・実際は、そうじゃないらしくて。

運動直後は、自然と汗をかいています。

つまり、体内の血液濃度が高くなっていて

(水分が減っているので)、

尿酸値もあがりガチな状態でもあります。


そんな状態のとき。

「ビール+焼肉」なんかをたっぷり食べたりしたら、

どうなるか?


一発で痛風発作が出てしまう・・かどうかは、

わかりませんが、いわゆる痛風リスクは高くなります。


運動後のビールと焼肉は最高ですけどね。


今、こんな記事を書いたりしていますが、

実は私は、毎日のように運動して、毎日のように焼肉を食べて、

毎日のようにビール(あるいは、焼酎)を飲んでいました。


その当時、ビールや焼肉をあんなに食べなかったら、

痛風にならなかったかどうかは

わかりませんが(遺伝など、体質もあるため)、

知らないうちに、尿酸値をガンガン上げていたのですね。

なるべくして、なってしまったのかもしれません。


ビール+焼肉は、本当においしいですが、

運動直後のタイミングは止めておいたほうが良さそうです。


2025年4月2日水曜日

え? こんなことで痛風になるの?

いつだったか、随分 前の話ですが、

テレビで報道番組を見ていたら、

こんなニュース (?) が。


〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

あまりにもトイレが臭いので、

妻が夫を切りつけて逮捕される!

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


夫のトイレが臭すぎて、妻が激怒。

トイレから出てきた夫を、妻が包丁で切りつけた!


・・・・・・・・・・。


すごい奥さんですね。

っていうか、どんな臭いトイレだったのでしょう。


で・・よせばいいのに、レポーターが町の人々に

この事件 (?) の感想をリサーチ。


町の人々は、この事件に関する意見を訊かれて、

トイレが臭いくらいで、何も切りつけなくても・・

という意見が圧倒的多数。


ところが、一人だけ、こんな意見の人も。


「表面的には、トイレが臭いから切りつけた・・

ということになっているけど、それまでに夫婦の間で

不満や喧嘩やトラブルがいろいろあったのではないか。


たまりに溜まった不満の爆発が、そのトイレの一件が

引き金になっただけで、それ以前に、水面下で

いろいろあったんじゃないか」



なるほど、ねえ?



・・・・・・・・・・・・・・・・。



つまり、たとえば・・コップに水を入れます。


少しずつ少しずつ、水を足してみても、

こぼれたりしません。


で、さらに、水を少しずつ入れ続けて・・

コップに一杯になってしまった。

でも、まだ、こぼれない。

表面張力で、なんとか耐え忍んでいる・・みたいな。


ところが、さらに

もう一滴、水を垂らしてみると・・・

途端に、コップの水は決壊して、ついに

溢れ出してしまう。


え~!?

たった一滴で!?


と思うかもしれませんが、いつ決壊しても

おかしくない状態に、水が積もりに積もっていた、

ということ。


最後の一滴は、トリガーになっただけのことで、

原因は、それまでの蓄積にある、ということ。


ちなみに、トイレが臭い原因は、

野菜をあまり食べずに「肉を多食する人」に多いです。


それから、激怒しやすい人は、

「肝臓が弱っている人」に多いです。


また、春先は季節的要因で、

肝臓が不調になりやすい時候です。


え?

そんなこと、どうでもいい?



『登山をすると痛風になる』とか

『マラソンをすると痛風になる』とか

そういう言われ方をする場合があります。


あれね。

登山をしたら、痛風になるわけじゃないですよ。


そりゃあ、確かに、山に登れば

普段以上に足に負担をかけるので、

足に強い刺激になりますけど。


登山をした人が、みんな

痛風になってしまうわけじゃないです。


尿酸値が長年、高くて、

体内に自分でも気がつかないうちに

結晶化した尿酸がたくさん、関節とかに

溜まっていて。


いつ、痛風発作が発症してもおかしくない状態。

でも、今のところは、痛風発作の兆しはない。


そんなある日、登山に出かけた。


山登りは楽しいし、空気もいいし、

健康にも良いと思うけど、

普段、こんなに歩くことはないのに、

山のキツイ坂道を一日中、歩いた。


で・・・その日、自宅に疲れて帰ってきて、

その深夜。

あるいは、翌夜明け前。


なんとなく、足が痛くて目が覚める。


足を見たら・・赤黒く腫れあがっている。

そして、ズキズキと痛み始めている・・


やってきたのですよ、アイツが。

↑ 痛風発作は夜中に要注意!


このことから、登山 (あるいはマラソンとか) は

痛風になる、と思う人もいるかもしれませんが、

そうじゃないです。


登山してもマラソンしても、ならない人は、

ならないです。

絶対に ならないです。


登山をして痛風発作が出る人は、

それが引き金になった、というだけで。


原因は、それ以前に「ある」ということです。


痛風と酢 酢は酸性じゃないの?

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● 酢って、酸性なんだから、痛風に良くないのでは?

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古来より、酢は体に良いとされていますが、

本当は料理と一緒に、食べることによって摂取するのが

理想的です。


なかなか、酢だけでゴクゴクとは飲みにくいですからね。

さらに酢の中でも、特に黒酢には多くの効果があります。


痛風にも?


黒酢だけ飲んでいればそれで良い、

というものではありませんが、

黒酢は健康の一助になってくれるものです。


ところで、酢といえば、酸性の食品ですが、

酸性の酢を飲んだら、痛風には良くないんじゃないの?


酢の成分の中で、痛風に良い、つまり、

尿酸値改善に効果がある、と考えられているのが、

クエン酸です。


酢は、「体内に取り入れられて分解」されると、

“アルカリ性”になるのですよ。


ですので、飲む前の酢の段階で「酸性」でも

体内に摂取されると「アルカリ性」になるのです。

だから、その点は安心、ということで。


酸性とか、アルカリ性とかが、

どうして痛風に関係あるの?


痛風と言えば、尿酸値ですが、

尿酸値を下げるには、方法は たった二つだけ。


尿酸を体内で作り過ぎないようにするか。

尿酸をできるだけ多く排泄するか。


尿酸を作り過ぎないようにするのは、

持って生まれた体質とか、いろいろあって、

なかなか難しいです。


で、できるだけ尿酸を多く排出するほうを

なんとかしよう、というわけで。


尿酸というのは、尿に溶けて、

尿と一緒に体外にハイセツされるのが大部分なわけです。


便と一緒に・・というのも少しありますが、

やはり大半は尿と一緒に排泄されます。

だから、せっせと尿を出しましょう、というわけで。


ですが、さあ、出すぞ・・と気合を入れても、

そう、じゃんじゃん出せるものでもありません。


原材料がないと。


げんざいりょう?


つまり・・

とりあえず、飲むモノを飲まないとね。


だから、痛風対策として、水を多めに飲みましょう、と

よく言われるのは、そこなんです。


だったら、痛風改善、尿酸値対策には

水ばかり飲んでいたら、それで良いか?


いくら水を多めに飲んで、尿量が増えても、

必ずしも、多く尿酸が排泄されているか、

といえば、そうとも限らないですしね。


・・・というのは、ここで、

尿の酸性、尿のアルカリ性、

とかいう話になってくるわけで。


尿酸が尿に溶ける、といっても、

酸性の尿には溶けにくく、

アルカリの尿には溶けやすい、という性質があるのです。


どうせ、尿を出すなら、

尿酸のたっぷり溶けた尿を排泄するのと、

尿酸のあまり溶けていない尿をハイセツするのと、

どちらがいい?


まあ、これって、

痛風の人以外は、どうでもいい話ですけどね。


病院で処方される薬の中にも、

クエン酸塩を処方する場合もあるのです。

狙いは、もちろん、尿のアルカリ化。


じゃあ、クエン酸をせっせと摂ればいいのね?


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● お菓子食べ過ぎで痛風になりますか?

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クエン酸は、もともと、

柑橘系のフルーツや梅干しなどに含まれている成分です。


でも、柑橘・・といっても、

レモンの丸齧りは酸っぱいですし、オレンジは

おいしいですが、あまり食べ過ぎると、果糖が

たっぷり含まれているので尿酸値が上がる可能性があります。


果糖は、体内で分解されるときに、

尿酸が作られるのですよ。


少しなら あまり気にすることはないでしょうが、

果糖に限らず、“甘いもの”の食べすぎは、

痛風にはあまり良くないです。


甘いものの過食は、

体内の尿酸が多く生成されるので、

尿酸値が上がることにつながる可能性もあります。

なにごとも、ほどほどに・・と。


それから、梅干しですが・・

梅干しが大好きという人も、世の中にはいるとは思いますが、

う~ん・・あれ、おいしいですかね??


結局、お手軽なのは、サプリメントってことになります。


ただ、要注意なのは、

フルーツならば、2つも3つも食べたら、

お腹いっぱいになってしまって、もう食べられませんが、

サプリメントは小粒なので、何十粒でも

食べようと思えば・・っていうか、飲めてしまうわけです。

つまり、過剰摂取になる、ってことですね。


多くを飲めば飲むほど、健康増進になるとか、

尿酸値が下がる、というわけではありませんので、

気をつけた方がいいと思います。


青たけふみが痛風予防になる?

「青竹踏み」というのは、いわゆる、

足の裏のツボを刺激する健康療法のことです。


え?

誰でも知ってるって?


古くは、竹を真っ二つに割って、

半月型になったもの(青竹)を踏むと、

足の裏のツボの刺激となって、健康に良い・・

ということだったのですが、

今はさらに効果を上げるために、

イボイボのついたゴム製のものとかね。

いろいろあります。


ゴム製のものは、まだいいですが、木製のものは

足の裏が硬くて痛くて・・・・って、

そんなこと、どーでもいいや。


そんなことより、

「青竹踏み」は痛風予防になるの?


青竹踏みが痛風予防になるのかどうかは、

よくわかりませんが、足の裏の中央部には

「湧泉(ゆうせん)」というツボがあります。


これは腎(じん)のツボです。

腎とは、腎臓や副腎などのこと。


痛風の人は腎臓が弱りやすいので、

その湧泉というツボが、押すと硬かったり、

さらに触るダケで痛かったり・・とか。


そういう場合、腎が弱っている、あるいは

腎臓に負担がかかっている可能性があります。


逆に、体の反射鏡であるツボは、

体内の内臓の調子や状態を

如実にあらわしている場合も多いので、

この、湧泉を小まめに揉みほぐしてやると、

腎臓の弱りをカイゼンできる、と考えられています。


湧泉が、どの位置なのか、

わかりにくい人でも、適当に

「青竹踏み」をしてみて、足の中央部のあたりが痛かったら、

そこが、湧泉なのかもしれせんよ?


そういう意味では、「青竹踏み」が

痛風改善の一助となるかもしれませんね。


でも、「青竹踏み」で尿酸値が下がるのかどうかは、

よくわかりません。

どうなんでしょうね??


「青竹踏み」は、これだけ日本中に、国民に知られているのに、

続けている人が少ないのは、なぜ?


知られている・・というのは、効果があるハズでしょう?


じゃあ、なぜ、みんな、やらないのか。


それは、ね・・。





痛いから。





傾向として、子供は「青竹踏み」を踏んでも、

あまり痛くないようです。


で・・大人が「青竹踏み」を踏むと、

めっちゃ痛い!(場合が多い)


これは、なんでか。


要するに、大人になるにつれて、

体が衰えたりして、体が弱っているというか、

体のあちこちが悪くなっているのですよ。


そりゃあ、子供の頃より、元気な人なんて

いないでしょ。


青竹踏みじゃなくても、

「湧泉(ゆうせん)」というツボには、

“足の冷え”にも効果がありますので、

(腎系のツボだから。

つまり、腎臓が弱っていると手足などが冷えやすい) 

小まめに揉んでみるのも良いと思います。


痛風 尿酸値 15あったら、どうしたらいい?

「尿酸値 15あったら、どうしたらいい?」→

病院にすぐ行って「診察を受ける」という行動が妥当です。


「尿酸値が15もある」という時点で、

痛風の薬(尿酸値を下げる薬、いわゆる尿酸降下薬)は

飲んでいない証拠です。

飲んでりゃ、15とかいう数値になりませんからね。


病院に行きたくない気持ちは、よくわかりますが・・

行こうと思っても、足が病院の前で

勝手にUターンしてしまったりね。

でも、行ったほうがいいです。


で・・

「尿酸値が15もあったら、将来、どうなるのか?」→

普通、痛風発作が頻発するようになります。


体質的に、というか、ときどき、

尿酸値が高いのにもかかわらず、

まったく痛風発作が出ないタイプの人もいます。


いわゆる、

高尿酸血症(尿酸値がずっと高いままの状態、でも発作はない)

というヤツです。


痛風発作が出ないなんて、いいなあ・・

と思うかもしれませんが、

体内に結晶化した尿酸が関節などに蓄積していくのは、

同じです。

尿酸値が高い水準で続いているのですからね。


この、「尿酸値15」の人は、

健康診断か何かでしょうかね、自分の尿酸値が高いことに

気がついたから、ある意味、ラッキーです。


痛風発作がまるで出ないタイプの高尿酸血症の人は、

自分が尿酸値が高いことに気がつかないのです。

自覚症状らしいものが、ないから。


体内で結晶化した尿酸は関節どころか、やがて

内臓(腎臓)に蓄積していって、腎機能を低下させていきます。

いわゆる、痛風腎ってやつです。


怖いですよ。。。。


同じ尿酸値が高いなら、痛風発作で出るタイプの人の方が、

どうして、まだマシなのか?


痛風発作には腫れと痛みが生じますが、同時に

患部を触ると熱を帯びています。


つまり、この発熱で、患部の内面で

尿酸結晶を溶かしているのです。


考え方によっては、痛風発作は

体内に尿酸結晶がこれ以上たまらないように、

溶かすことによって体を守っている、と言えなくもないですが、

将来、腎臓に石(結石)がたまるリスクは

やっぱり同じです。


痛風発作が出るから、安心・・なんてことは、

決してないです。


それから、尿酸値15なら。

今は、それほどではないかもしれませんが、

でも、やがて。

痛風発作が起こっては治まり、

治まったと思ったら、また起こり。


そして、ついには、

前の痛風発作がまだ治りきっていないのに、

また次の痛風発作が起こったり(!)


つまり。

一年中、痛風発作が起こるようになります。

四六時中、痛い思いをすることになります。

一年のうち、満足に歩けない日の方が多くなったりして。


結果として、生活の質が低下します。


日常生活が不便になり、仕事にも職種によっては

支障が出るかも知れません。

ハッキリいえば、クビになるかもしれません。

何もいいことはないです。


痛風発作は、体内の尿酸結晶を溶かしてくれる、

体を守ってくれる一面もありますが、

あまりにも多発していると、

関節を破壊する場合もあるのです。


痛風発作は時期がくれば治まりますが、

破壊された関節は元に戻るのは困難でしょう。


病院へ行きましょう。


尿酸値15の状態で病院へ行けば、即、

薬物療法でしょうね。


尿酸値15の状態で、今まで病院へ行かなかった人は、

薬が嫌いなのでしょう。


私も薬嫌いなので、気持ちはよくわかりますが、

自分の将来の寿命を左右するかもしれませんので、

尿酸値15なら、病院の診察を受けて、

フェブリクなどの尿酸降下薬を飲んだほうが良いと思います。


痛風 花粉症

寒い冬も終わりを告げて、ようやく

あたたかな春がやってきました。


地方によっては、さくら満開の地域も多いのではないか、

と思います。


ですが、人によっては、

「春=花粉症」という感じで憂鬱な人もおられるのでは?


花粉症というのは、花粉が飛び交う季節に発症する、

というか、この季節、酷くなるわけですが・・


東洋医学(日本では漢方医学)では、

『鼻は、胃と関係がある』

・・と考えられています。


なんで、鼻が胃と関係あんだよ、ハナとイは全然 別だろ、

何言ってんだ・・と思うかもしれませんが、

まあ、そう考えられているんだから、仕方ないです。


内臓の不調は、体の表面の器官に反応して、

現れてくる、ということで。

胃の場合は、鼻と密接な関係がある、と。


で。

花粉症に苦しんでいる人は、どうすればいいのか?

どうすれば花粉症が改善するのか?


漢方(東洋医学)の考え方によりと、

胃を良くすればよいわけです。


胃の調子を良くすれば、

「花粉症は ずっとマシ」になります。


たしかに花粉症の直接の原因は、

飛び交う花粉のせいかもしれませんが、

他に思い当たる点はありませんか?


食べ過ぎたり飲み過ぎたり、

不規則な生活をしたりしていませんか?


試しに、整腸剤とか飲んでみてください。


胃腸の調子が整ってくると、花粉症は

以前よりはマシになってくると思いますよ。

試してみてください。


でも、ねえ・・

本当は、胃の調子が悪いから、

薬を飲む、整腸剤を飲む、という発想が

どうも気に食わないのですよ。


たとえば・・

年末年始によくあるじゃないですか、

テレビのCМで。


製薬メーカーの胃腸薬の宣伝CМなんですけど、

宴会のシーンとか、映し出されていて。


「あっ!? アナタ、飲み過ぎですが?

でも、大丈夫。さあ、この胃腸薬を飲んで、スッキリ!

どんどん飲みましょう、食べましょう!」


・・・とかね。


「飲み過ぎて食べ過ぎて、胃腸の調子が悪い」→

胃腸薬を飲んで、さらに飲んだり食べたりしよう!


違うでしょ、それって。


「飲み過ぎて食べ過ぎて、胃腸の調子が悪い」→

飲み過ぎ食べ過ぎは、しばらく もう控えて、

胃腸を休ませよう!


・・・コッチの方だと思うのですけどね、本来は。


「胃と鼻」が関係あるというのは、

そのことに気が付いていれば、ちょっとしたことですが、

思い当たることがあると思います。


たとえば、食べ過ぎるとね。

鼻づまりになりやすくなったり、

鼻をかむ回数が増えたりとか。


まあ、人にもよりますが、

鼻に反応が出やすくなります。


・・・・・・・・・・。


痛風の人はね。


「食べ過ぎ」やすい体質なのですよ。

ついつい、飲み過ぎても、大丈夫な体質なんですよ。


つまり、胃が丈夫なのです。

胃腸の性能が優れているわけです。


これを高吸収体質というのですが、ひたらくいえば、

痛風体質ともいいます。


ほら、夏場になったら、夏バテになって、

げっそり痩せて、頬もこけて・・と、

そういうタイプの人がいるでしょう?


そんな人は、痛風体質とは正反対の人です。

胃腸が弱い、もしくは吸収能力が弱い人なのですよ。

そんな人は、痛風になりません。


いくら食べても痛風には、ならない・・

いえ、食べられないのですよ、そんなに。


逆にね。

痛風体質の人は、いくら食べても

胃腸が頑丈なので、ついつい食べてしまう。


いくら飲んでも(他の人よりは)平気なので、

ついつい飲んじゃう。


これは意志が強い弱いの問題じゃなく、

胃腸が高性能なのですよ。

こういう人は、痛風になりやすい体質の人です。


痛風の食事療法といえば、プリン体の多い食品の摂り過ぎ・・

ばかりが注目されガチですが、

食事量そのものに注意を払う方が現実的です。

つまり、過食に注意、ってこと。


プリン体の少ない食事であろうと、

大量に、お腹いっぱい食べたら、食べる量に比例して、

体内で尿酸は 生成されることになります。


血液中に尿酸がどんどん増えて溢れてしまうと、

尿酸値が高くなってしまい、

結晶化した尿酸が関節などに溜まり、

未来の痛風発作の要因となりかねません。


プリン体の多い食品を気にするのもいいですが、

もっと「食べ過ぎ」ないように注意を払うのが良いと思います。


春は、花見だけじゃなく、

移転や転勤などで宴会の機会も多い人もいるかもしれませんが、

食べていて、もし、自分の「鼻の調子」が悪くなってきたら、

それは、もう・・


胃の調子が悪くなってきているシグナルかもしれませんよ?


2025年3月3日月曜日

痛風 腫れないことはあるのか

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● 腫れなくても、痛風?

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「痛風 腫れないことはあるのか」→ あります。


痛風発作というのは、突然、発症したかと思うと、

24時間以内に急激に腫れあがり、激痛で苦しみ、

2~3日でその痛みはピークに達して、

それ以降は、少しずつ治まってきて、

やがて嘘のように痛みも腫れも消えてしまう。


これが痛風発作の症状の代表的なパターンです。


で、

「やがて嘘のように痛みも腫れも消えてしまう」期間には

個人差があって、痛風初期症状の人なら

2週間程度ですが、痛風になって年月を経た人でしたら、

2ヶ月とか、ザラです。

半年くらい痛みが消えない人もいるでしょう。


まあ、いろいろです。


このように、激烈な痛みを伴う痛風発作ですが、

そんなに痛みが強くない場合もあるのです。

そして、ほとんど腫れあがってこない場合もあるのです。


よおく、目を凝らしてみたら・・・いや、ひょっとしたら、

腫れているかも。

そんな程度です。


つまり、ほとんど自分にしか わからないレベル。

他人に見せても、それと気がつくかどうか。


この、「腫れない痛風(?)」は、どんな箇所に出るのか?


たとえば、痛風発作の好発部位として有名なのが、

「左足の親指の付け根の関節」ですが、

こういう箇所は“腫れない痛風発作”にはなりません。


普通の(?)痛風発作になります。

つまり、腫れあがり、激痛が伴います。


なぜなら、そこには

大きめの“関節”があるから。


そこに結晶化した尿酸が溜まるのですが、

関節は大きいので、面積も広く、

溜まる尿酸結晶の量も多いです。

蓄積しきれなくなった尿酸結晶は剥がれて、

白血球の攻撃(?)を受けて、

痛風発作となります。


それに対して。


「腫れない痛風(?)」というのは、

次のような場所に出やすいです。


■□■ 膝の裏

■□■ 足の裏

■□■ 肘(ひじ)の まわり


これは、ね。

筋 (すじ)なのですよ。

筋 (すじ)に尿酸結晶が溜まるのです。


ですが、関節のように面積がひろくなく、

あまり溜まらないのです。


でも、なんとなく痛い。

曲げると痛い、とかね。


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● 膝を曲げると膝の裏側が痛い

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膝の裏が痛いからといって、必ずしも痛風とは限りませんが、

今まで何度も痛風発作が出たことのある人ならば、

その可能性は高いと思います。


膝の表側ならば、膝という大きな関節がありますから、

普通に(?)痛風発作が起こります。


でも、膝の裏は、そんな派手な激痛は起こらない。

けど、膝を曲げると痛い。

膝が痛くて正座ができない。

和式トイレに座れない。

・・・など。


結構、日常生活に支障が出てきます。


足の裏の場合は、たくさんのツボ、

特に腎 (じん、腎臓・副腎など)のツボが集まっているので、

必ずしも痛風とは限らないと思います。

体の不調で足の裏が痛くなることもありますしね。


でも、体の不調が原因の場合、

足の裏を触ると痛い・・なら、そうかもしれませんが、

歩くと痛い、それもかなり痛いのなら、

痛風の可能性があります。


痛風で、足の裏の場合、なんとなく、

足の裏全体が腫れていると思いますよ。

体重もかかりますしね。


肘 (ひじ)の場合は、ヒジという大きな関節がありますので、

普通に痛風発作が起こります。

でも、肘や肩は、足や手指のような

痛風発作が多発する箇所ではないです。


けど、そうじゃなくて・・

なんとなく、というか、肘を曲げると痛い。

曲げないまま、まっすぐならば痛くない、という場合、

肘のまわりの筋 (すじ)に

尿酸結晶が蓄積している可能性もあります。


もちろん、何度も痛風発作を経験している人の場合ですが。


痛風で つらくて死にたい

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● 痛風でつらくて死にたい

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痛風になると、ときどき、

痛くて腫れる痛風発作に見舞われます。


これが、まあ、痛いの何の・・


おまけに症状が悪化してくると、合併症になってしまって

内臓を(特に腎臓)悪くしたりする可能性もあります。


ああ、こんなにツライなら死んでしまいたい 

→ 死んではダメです。


人間はどんな人にも寿命というものがあり、

いつか自分の命が尽きるときが来ます。

必ず来ます。

少しでも長生きしたいと思うのが人情であり、本能です。


痛風くらいで死んでどうするのですか・・・って、

真面目に答えて どーするの。


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● 痛風は生活水準を下げる?

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たかが痛風と思うかもしれませんが、

痛風発作は足に発症することが多いので、

歩けなくなる、というデメリットがあります。


一日中、寝ていられたらいいのですが、

仕事もあったりして、そうもいきません。


若いときはそうでもなくても、長年、

痛風に苦しんでいると、発作が出ても

治りが遅くなってきたり長びくようになる場合も

多いようです。


そうなると、仕事や日常生活に支障が出てくるのですね。


家の中でのことは、まあ、なんとかなるとして、

問題は仕事です。

どんな仕事であれ、いつまでも休んでいられないでしょう。


理解がある職場ならいいですが・・

理解はあっても、企業には余剰人員などあまりないので、

公務員とかならいいですが、普通のお勤めの場合、

そうもいきません。

それから、職種にもよりますからね。


足が痛くて、ロクに歩けなくなる痛風発作が

しょっちゅう発症してるのなら、たとえば、

運送業みたいな仕事の人はアウトでしょう。


発作の激痛が治まるまで、内勤にしてもらい、

何か、自分にできる仕事があればいいですが・・


痛風が原因で仕事を辞めた、という人の話、

たまに聞きます。

けっして、他人事じゃありません。


若い人はいいですが、

中高年になってからの転職で、

前職よりも給料が増える人は少ないでしょう。


そうなってくると、たかが痛風ですが、

自分の生活水準の低下にも繋がるかもしれません。


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● 痛風 自業自得なのか

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痛風というのは、「贅沢病」だと思っている人が

未だにいるかもしれませんが、実際は

そうではありません。


痛風の最大の要因は、体質なのです。


痛風になりやすい、胃腸の丈夫な“高吸収体質”。

いわゆる、痛風体質というヤツですね。


たしかに暴飲暴食、

派手な飲酒や肉などプリン体の多い食事の過食は

痛風リスクを高めます。


でもね。

胃腸の弱い、いつも痩せているような虚弱体質の人は、

痛風にならないのですよ。


胃腸の弱い人は、そんな食べられませんからね。

いつも食事を少し残していたり。

胃腸の吸収能力も痛風になるような人に比べて、

はるかに劣っています。


その代わり、痛風には ならない。


まあ・・どっちがいいか、っていうか、

そんなこと、どうでもいいです。


痛風になるのが、自業自得だなんていう人は、

自分が痛風じゃない人が言うことです。


いわゆる、

贅沢が痛風に原因だと思っているから、

そんな言葉がクチから出てくるのですよ。


そうじゃないのです。


生まれつき、

痛風体質に生まれた人は絶望かというと、

必ずしもそうじゃありません。


遺伝が先天的な要素だとすると、

後天的な要素で少しでも痛風を良くしよう、

改善しようと考える方が建設的です。


この場合の後天的な要素というのは、

いわゆる生活習慣の改善のコト。

痛風改善方法ってヤツです。


●食べ過ぎない

●飲酒を減らす、できれば禁酒

●運動する(歩く)

●野菜・海藻を食べる

●肉・魚は少なめにする

●水は、やや多めに飲む(尿を多く出す)

●睡眠は充分に

●ストレス対策を自分で考える、対処する

●クエン酸を飲む(尿のアルカリ化)

●あまりクヨクヨしない

●肥満を解消する


よく、

なんていうんですか、

「痛風、なぜなぜどうして?」じゃないですが、

よくある質問というか、いろいろ

疑問に思うことが出てきます。



『痩せているのに尿酸値が下がらない』

→肥満だけが痛風の原因じゃないから。


『野菜しか食べないのに痛風発作が出た』

→食事だけが痛風の原因じゃないから。



痛風の最大の原因は体質です。

痛風に ならない(体質の)人は、絶対に

ならない、です。




だからといって



「痛風で つらくて死にたい」 → 死んではダメです。


尿酸値 食事をしてから血液検査をすると結果が良くない

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● 尿酸値の検査は食事抜きで?

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尿酸値は、変動するものなので、

定期的に検査しておいたほうが良いです。

痛風改善のバロメーターの役目も果たしてくるので、

定期的に検査を・・


・・・って、イヤなんですよねえ、尿酸値検査って。


そりゃあ、尿酸値が低め人(尿酸値 7.0mg/dl未満)は

いいですよ。


でも、生まれつき、

尿酸値が高くなりやすい痛風体質の人は、なかなか、ね。

尿酸値は簡単に下がったりしないです。


で・・

結論から言うと、食事をしてから、直後に

尿酸値検査をすると、高い数値が出てしまいます。


つまり、

「アンタ、尿酸値、高いよ」と言われてしまいます。


まあ・・食事をしてからじゃなくても、高いのですけどね。

(だから、痛風なのです)


そういう意味じゃなくて、同じ高めだとしても、

食事直後に尿酸値検査をすると、(いつもよりは)

やや高めの数値が出るということ。

同様に食事抜きで尿酸値検査をすると、

(いつもよりは)やや低めになる、ということ。


ついでにいうと、裏技みたいですが、

尿酸値検査の直前に大量のビタミンCを摂取すると、

尿酸値の数値は「低い」数値が出ます。


でもね。

これって、まったくの無意味です。


検査のときだけ、一時的に低い数値が出ようが、

結局、元々の数値は高いわけですから、

いつか痛風発作で自分が酷い目に遭う、ということなので。


肝心なのはね・・「推移」なんです。

自分の尿酸値の推移。

前に比べて上がっているのか。

横ばいなのか。

あるいは下がっているのか。

それによって、対策とか、立てるというわけですね。


数値が高いので、薬物治療にしましょう、とか。

それほど高くないので、食事や運動の

生活習慣の改善で頑張ってみましょう、とか。


それが、食事してから検査すると、どうもうまくいかない。


つまり・・

前回の検査は、

お腹一杯、焼肉を食べたあとの検査かもしれない。

今回は、時間がなかったので、軽く軽食、

サイドイッチとか食べただけかもしれない。


詳しいことはわかりませんけど、

たぶん、焼肉たらふく食べた後のほうが、

尿酸値の数値は高いような気がするのです。


これじゃあ、同じ条件とは言えない。


だから、毎回、食事抜きで検査に来てください、

となるわけです。

毎回食事抜きの検査でしたら、毎回、

条件は同じですからね。


尿酸値の推移は、正味の推移。

つまり、食事など、他の条件に左右されない、

自分の正確な尿酸値、ということになります。


上記のような理由で、

病院によっては、食事抜きで検査に来てください、

と指導されるのではないでしょうか。


私の場合ですけど、

長年、お世話になっていた近所の病院の院長先生が

ある日、突然、引退してしまって。


で・・後釜には、その院長先生の“娘婿”の先生が、

で~ん、と、院長先生が座るハズの椅子に座っていて。


カルテが残っていますから、まったく何の問題もありません、

とかキッパリ言われて。


まあ、そうなんですけどね。


なんか、行きにくいなあ。

いつもニコニコしている、前の先生の方が良かったなあ。


・・・てなワケで、ますます足が遠のいてしまって。


ああ、尿酸値検査に行かなきゃ、と思うんだけど。

どこか他の病院、探さなきゃ。


え?

その“娘婿先生”の病院へ行けよ、って?


う~ん・・

献血で尿酸値がわかるなら、一番いいんですけどね。


残念ながら、献血では「尿酸」の項目はなく、

尿酸値は わからないようになっています。


全国的に血液不足とか、ときどき聞くけど、

献血で尿酸値がわかるようにしたら、

もっともっと血液が集まるように思うのですけど、

どうなんでしょ?


そんなことしたら、

尿酸値の高めの人の血、ばかり集まる?



ダメ?


痛風 春から夏にかけて水対策

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● 痛風の人は水を飲む?

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冬 → あったかい飲み物を飲む

夏 → 冷たい飲み物を飲む


これが当たり前というか、自然なことではありますが、

お腹を冷やさない、お腹を温める、という意味でも

夏場でも「あたたかい飲み物を飲む」ということを

おススメしたいと思います。


・・・って、こんなこと書いても

どうせ誰も賛同してくれやしませんが。


痛風の場合、尿酸値を下げる対策(?)として

水を多く飲むことを推奨されていたりします。

1日2リットル以上、飲みましょう、とかね。


なんで水を・・というと、

尿酸は尿に溶けて体外に排泄されることが

大部分ですので、たくさん尿を出しましょう。

それには、たくさん水を飲みましょう、という

発想です。


でもね。

本当は・・というか、なにごとも程度モノで、

あまり多量の水を飲みすぎると

腎臓に負担がかかるのですよ。

腎臓は水分を濾過(ろか)しますからね。

ちょっと多い目くらいに飲むくらいで

いいと思いますけどね。


あと、夏の暑い時期だからこそ、

あえて「熱いお茶」を飲む。


冷たいドリンクでも飲みたい時期ですが、

いえ、誰がなんと言おうと

「あったかい飲み物」を飲む。


断固として、これを実行すると、

「ああ、あいつは、ああいうヤツだから」とか

ヘンなヤツ扱いされたりします(涙)。


でもね。

よく考えてみてください。

外の気温が暑いから、といって、

体の中も熱いとは限らないのですよ。


つまり、冷たい飲み物を飲みすぎると、

内臓が冷える、ということなのです。

内臓が冷えると機能が低下します。


内臓の機能が低下して、体調が良くなる人は

いないでしょう。


ほら、昔から。

夏場に

「熱いお茶を飲む人は長生きする」っていいませんか?


え?

聞いたことがない?


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● 糖尿病で喉が渇く対策?

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あと、痛風とはあまり関係ありませんが、

糖尿病とかの症状で、やたらと喉が渇く人。


喉が渇くからといって、ごくごく飲んでばかりいると、

お腹の調子がおかしくなります。

胃も不調になったり、気持ち悪くなったり。

でも、喉が渇く。


こういうとき、同じ「飲む」にしろ、

いったん、水(お茶でも)をクチに含んでから、

飲むと、喉の渇きが少しマシです。


のどが渇くからといって、ゴクゴク飲んでしまうと、

いくらでも飲んでしまいそうですが、

一気に飲まないで、口に含む感じでワンクッションいれると、

喉の渇きは少しマシです。


試してみてください。