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● 腫れなくても、痛風?
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「痛風 腫れないことはあるのか」→ あります。
痛風発作というのは、突然、発症したかと思うと、
24時間以内に急激に腫れあがり、激痛で苦しみ、
2~3日でその痛みはピークに達して、
それ以降は、少しずつ治まってきて、
やがて嘘のように痛みも腫れも消えてしまう。
これが痛風発作の症状の代表的なパターンです。
で、
「やがて嘘のように痛みも腫れも消えてしまう」期間には
個人差があって、痛風初期症状の人なら
2週間程度ですが、痛風になって年月を経た人でしたら、
2ヶ月とか、ザラです。
半年くらい痛みが消えない人もいるでしょう。
まあ、いろいろです。
このように、激烈な痛みを伴う痛風発作ですが、
そんなに痛みが強くない場合もあるのです。
そして、ほとんど腫れあがってこない場合もあるのです。
よおく、目を凝らしてみたら・・・いや、ひょっとしたら、
腫れているかも。
そんな程度です。
つまり、ほとんど自分にしか わからないレベル。
他人に見せても、それと気がつくかどうか。
この、「腫れない痛風(?)」は、どんな箇所に出るのか?
たとえば、痛風発作の好発部位として有名なのが、
「左足の親指の付け根の関節」ですが、
こういう箇所は“腫れない痛風発作”にはなりません。
普通の(?)痛風発作になります。
つまり、腫れあがり、激痛が伴います。
なぜなら、そこには
大きめの“関節”があるから。
そこに結晶化した尿酸が溜まるのですが、
関節は大きいので、面積も広く、
溜まる尿酸結晶の量も多いです。
蓄積しきれなくなった尿酸結晶は剥がれて、
白血球の攻撃(?)を受けて、
痛風発作となります。
それに対して。
「腫れない痛風(?)」というのは、
次のような場所に出やすいです。
■□■ 膝の裏
■□■ 足の裏
■□■ 肘(ひじ)の まわり
これは、ね。
筋 (すじ)なのですよ。
筋 (すじ)に尿酸結晶が溜まるのです。
ですが、関節のように面積がひろくなく、
あまり溜まらないのです。
でも、なんとなく痛い。
曲げると痛い、とかね。
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● 膝を曲げると膝の裏側が痛い
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膝の裏が痛いからといって、必ずしも痛風とは限りませんが、
今まで何度も痛風発作が出たことのある人ならば、
その可能性は高いと思います。
膝の表側ならば、膝という大きな関節がありますから、
普通に(?)痛風発作が起こります。
でも、膝の裏は、そんな派手な激痛は起こらない。
けど、膝を曲げると痛い。
膝が痛くて正座ができない。
和式トイレに座れない。
・・・など。
結構、日常生活に支障が出てきます。
足の裏の場合は、たくさんのツボ、
特に腎 (じん、腎臓・副腎など)のツボが集まっているので、
必ずしも痛風とは限らないと思います。
体の不調で足の裏が痛くなることもありますしね。
でも、体の不調が原因の場合、
足の裏を触ると痛い・・なら、そうかもしれませんが、
歩くと痛い、それもかなり痛いのなら、
痛風の可能性があります。
痛風で、足の裏の場合、なんとなく、
足の裏全体が腫れていると思いますよ。
体重もかかりますしね。
肘 (ひじ)の場合は、ヒジという大きな関節がありますので、
普通に痛風発作が起こります。
でも、肘や肩は、足や手指のような
痛風発作が多発する箇所ではないです。
けど、そうじゃなくて・・
なんとなく、というか、肘を曲げると痛い。
曲げないまま、まっすぐならば痛くない、という場合、
肘のまわりの筋 (すじ)に
尿酸結晶が蓄積している可能性もあります。
もちろん、何度も痛風発作を経験している人の場合ですが。