2022年4月24日日曜日

アンセリンとカルノシン 違い

ヒスチジンと呼ばれるアミノ酸の一種を含む

ジペプチドのことを、

イミダゾールペプチドといいます。


このイミダゾールペプチドの中で、

私たち生物に大きく関係している成分に、

アンセリンとカルノシンがあります。


最初に発見されたのは、カルノシンです。

1900年に、動物の肉汁の中に含まれていることが

発見されました。

まだこの時、私たちの体を作る原料である

たんぱく質やアミノ酸の構造に関して、

謎に包まれているような時代でした。


ここからやや遅れて1929年に

アンセリンも発見されました。

最初はガチョウの筋肉の中から発見されました。

カルノシンと非常に似た構造をしている物質でした。

アンセリンのカルノシンは

私たち動物の筋肉の中に含まれる成分ですが、

動物の種類によって含有する比率が異なります。


私たち人類を含め哺乳類の筋肉を見てみると、

カルノシンが圧倒的に多く含まれます。

ところが爬虫類のワニやトカゲ、

哺乳類でも水中で生活をするクジラなどの中には

カルノシンの他にもアンセリンがある程度の割合で

含まれています。


そして鶏などの鳥類になると、アンセリンの方が

カルノシンよりも多く含有されるようになります。


さらにマグロやカツオのような回遊魚になると

私たち人間の全く逆で、アンセリンの方が

圧倒的に含まれる形になります。


アンセリンとカルノシンには、

共通する効果もあります。

たとえば、疲労回復効果は両者に期待できます。

私たちが普段疲労を感じるのは、

体内に活性酸素がある程度産み出されているからです。

両方の成分には、抗酸化作用といって

活性酸素の発生を抑止する効果があります。

疲労回復を図りたい、疲れにくい肉体を

維持したいという人にはお勧めの成分です。


疲れにくくなるということは、両者には

持久力向上の効果も期待できるわけです。

回遊魚や渡り鳥のような何千㎞も移動するような

動物の筋肉に多く含まれていて、

持久力や運動能力の向上効果が期待できます。

運動を行っている人の中には、

普段から摂取してパフォーマンスの強化に

努めている人もいます。


活性酸素は私たちの細胞を攻撃して、

老化を進めます。

これら2つの成分には抗酸化作用があり、

活性酸素による細胞への攻撃も抑えてくれます。

このため、肌などの老化を進みにくくする効能もあって、

アンチエイジング効果も期待できるのです。

いつまでも若く美しくありたいと願う女性の方も、

アンセリンやカルノシンを摂取した方がいいでしょう。


ただしアンセリンとカルノシンの効能には、

異なるものもあります。

違いとしてアンセリンには

尿酸値を抑制する効果が期待できますが、

カルノシンにはありません。


アンセリンはHPRTというプリン体を

再合成する酵素を増やす効果があります。

プリン体を分解するときに尿酸が発生し、

この尿酸が異常に体内に溜まると高尿酸血症になり、

痛風発作のリスクが高まります。


プリン体の分解を妨げることで

尿酸の産生を抑制できるわけです。

また、LDHという乳酸の分解を促す酵素の量も増やし、

尿酸がスムーズに排出できる効果もあります。

痛風にかかっている、もしくは痛風予備軍の方は

アンセリンを摂取するのが良いかもしれません。


一方カルノシンにあってアンセリンにない違いというと、

糖化防止効果があります。

たんぱく質が糖化してしまって体内に蓄積されると、

たんぱく質の構造そのものが壊れてしまいます。


その結果、シミやしわ、たるみといった

肌トラブルを起こしてしまいます。

たんぱく質には、私たちの肌や筋肉などを作る

原料の役割があるからです。

カルノシンには、糖化したたんぱく質が蓄積される前に、

分解や排せつをスムーズに行えるように働きかけてくれます。

このため、シミやしわ、たるみを未然に防ぐことができ、

いつまでも若々しい外見を維持する効果が

期待されているのです。


アンセリン いつ飲む?

アンセリンには、痛風発症の原因となる尿酸を

体内から減らす効果がある、と考えられています。

その他にも疲労回復やアンチエイジングなど、

いくつかの効果が期待されていて、

注目を集めています。


サプリメントとして販売されるようになっていて、

摂取する人も増えています。

そこで、これからアンセリンのサプリメントを

利用しようと思っている人の中には、いつ飲むのが

効果的なのか気になる人もいるでしょう。


サプリメントは医薬品とは違って、健康食品の一種。

このため、薬のようにいつ飲まないといけない

というルールはありません。

基本的に、飲めるときに飲むようにすれば

問題はありません。

ただしいつ飲むかによって、多少

効果の違ってくる可能性はあります。

そこでアンセリンのサプリメントを摂取するときには、

以下のタイミングを心がけるようにしてください。


まず、食後に摂取するのが一番好ましいということです。

食前に摂取してしまうと、思ったように

サプリメントの有効成分を

体内に吸収できなくなる恐れがあります。


なぜなら、食べ物が後から体の中にやってくるので、

サプリメントは押し出されるような形になってしまうから。

このため、腸内で十分吸収されることが難しくなり、

サプリの成分のほとんどが

便として出される可能性が高いのです。


逆に食後に摂取すると、食べ物に

押し出される可能性は低くなります。

また、食べ物の通過した直後は、胃腸が活発に働きます。

その分、このタイミングでサプリメントを摂取すれば、

効率的に有効成分を体内に吸収できるようになるわけです。

食後30分以内になるべく摂取するように習慣づけた方が、

より高いアンセリンの効果が期待できます。


また、先ほど少し紹介したように、

アンセリンには疲労回復効果が期待されています。

マグロやカツオといった回遊魚は長距離を長時間、

かなりのスピードで移動する能力を持っています。


なぜ長時間泳ぎ続けるスタミナが

維持できているか研究していく中で、

筋肉に含まれるアンセリンが

関係しているのではないかとわかってきたのです。

この抗疲労効果が注目されて、

アスリートのような体を酷使する人の中でも

サプリを摂取する人が増えています。


このような疲労回復効果を引き出すために

アンセリンを摂取するのであれば、

運動前に摂取するのがおすすめです。

運動や練習をする前にアンセリンを摂取することで、

スタミナを強化でき、

長時間の運動でも飲んでいない時と比較して、

辛さを感じにくくなるはずです。


運動の後にも摂取するように心がけてください。

アンセリンには疲労回復効果もあるので、翌日以降

運動の疲れを引きずらなくなります。

運動の後もしくは就寝する直前に摂取するのも

飲むタイミングとして好ましいです。


アンセリンを含めて、サプリメントは医薬品とは異なります。

つまり飲んだだけで効果を引き出すのは難しいです。


摂取したアンセリンを体内で十分活用するためには、

適度な運動や睡眠をしっかりとることが大事です。

また、サプリメントには

カロリーを過剰に摂取したものを

調整できるだけの能力は持っていません。

ですから、栄養バランスのとれた食事を

心がけることも大事です。


できれば脂分が少なく、

野菜もしっかり摂取できるような

和食メインの食生活に見直してみるといいです。

アンセリンはマグロやカツオ、サケといった

魚の肉の部分に多く含まれている成分です。

このため、副作用などを引き起こす可能性は

低いとみられています。


しかし持病があって、毎日薬を服用している人は

念のため、主治医にアンセリンのサプリメントを摂取しても

問題ないかどうか確認をとると

良いかもしれません。

主治医にいつ飲むかなど、服用の仕方も

レクチャーしてもらうと

効果的な使い方ができるかもしれません。


尿酸値下げる? サプリ アンセリン

足の親指の付け根を中心として、

激痛の走る症状なら痛風なのかもしれません。


生活習慣病の一種といわれていますが、

厚生労働省の調査によると、

2007年の時点で痛風により通院治療をしている患者は

85万人程度いたといわれています。

痛風の患者の数は以降も上昇傾向で、すでに

100万人を突破しているのではないか

とみられているほどです。


男性の方が発症するリスクが高く、

成人男性の4人に1人程度はすでにかかっているのでは、

とみられています。

男性にとっては、

決して自分とは関係のない病気ではないのです。

痛風の激痛は、ある日突然発症します。

しかも深夜や早朝に突如発症するので。


なぜ痛風を発症してしまうかというと、

プリン体が関係しています。

ビールなどのお酒、レバー、魚卵、魚の干物は

プリン体が多く含まれます。

このプリン体が体内に入ると、分解されます。

この分解の一環として尿酸が産みだされます。

尿酸が血液中に多く溜まってしまうと、

血液の中に溶けきれなくなります。

その結果、尿酸が結晶化してしまって、

足の指の関節にくっついてしまうのです。

この結晶を異物とみなした白血球が

攻撃を仕掛けることによって、

痛風の発作が起こります。


特に夏場、猛暑の時などは汗の量が多くなるので、

尿の量が少なくなります。

尿酸は尿として排泄されるので、

尿の量が少なくなると尿酸が排泄されにくくなり、

どんどん体内に溜まります。

このため、夏場は痛風を発症する人が多くなります。

こまめに水を飲んで、

尿を出しやすくすることが大事です。


尿酸値は血液検査で検査できます。

血液検査の結果、尿酸値が

7㎎/dlを超えているようであれば、

痛風予備軍だと思ってください。


また、9㎎/dl以上ある人になると

いつ痛風の発作が起きてもおかしくありません。

このため、食事療法や薬物療法が行われます。

尿酸値が高いだけでは

自覚症状が出ない人も多いのですが、

それだけ深刻な状態にあると認識すべきです。

尿酸値が高いと診断されたのであれば、

早めに対策を講じて痛風の予防を行うべきです。


その中でも最近注目されているのが、

アンセリンという物質です。

アンセリンはイミダペプチドの一種で、

動物の骨格筋に含まれるアミノ酸が

2つ結合した成分を指します。


アンセリンはマグロやカツオなどの筋肉に

多く含まれる成分で、もともとは

うまみ成分として注目されました。

しかし、マグロやカツオが広い範囲を休まずに

泳ぎ続けられるのは

アンセリンの力によるものではないかとして、

その効果が本格的に検証されるようになりました。


アンセリンの効果について検証をした結果、

アンセリンには尿酸値下げる作用のあることが

分かったのです。


なぜアンセリンが尿酸値下げる効果があるかというと、

2つの側面が関係しているとみられています。

一つにアンセリンには、

体内の化学反応を助ける酵素に対して

働きかけを行う力のあることが分かったから。


この酵素は、プリン体を再利用する働きのある酵素。

プリン体の分解を進めないように作用するので、

尿酸が体内に産まれません。

このため尿酸値の上昇を妨げることができます。


もう一つは、乳酸の成分を減らす効果があることも

関係しているとされています。

乳酸が疲労などで体内に溜まってしまうと

尿酸の排出がうまくできなくなります。


しかしアンセリンの乳酸を減少する効果によって、

尿酸をスムーズに排泄できます。

このように尿酸を作らせない、

そして尿酸の排出を進めることによって、

アンセリンには

尿酸値下げる効果が期待できるわけです。


現在アンセリンを配合しているサプリメントも、

いくつかのメーカーから販売されています。

マグロやカツオなどの魚を食べることでも

摂取できますが、アンセリンを凝縮して

配合しているサプリメントの方が効率的に摂取できます。

尿酸値高めが気になる人は、アンセリンの

サプリメントを摂取してみるとよいでしょう。


ただ、アンセリンはあくまでサプリメントで

医薬品ではありませんから、痛風に罹患したら

やはり病院で医師の指導を受けるのが

一番だと思われます。


田七人参の効果と期間

田七人参は、民間療法にすぎないかもしれませんが、

痛風対策に効果が期待できるとして、注目されています。


そもそも痛風を発症する原因は、高尿酸血症といって

血液中に尿酸があふれた状態になることです。

つまり痛風対策をするためには、

尿酸値をいかに下げるかがポイントになります。


ちなみに高尿酸血症のボーダーラインと

されているのが、7.0㎎/dl以上です。

この数値に近い、またはオーバーしている人は

痛風予備軍であると思って下さい。

田七人参には、諸説ありますが、

尿酸値を下げる作用がある

と考えられているようです。


また田七人参には、

サポニンという成分が含まれており、

サポニンには、まず肝臓に働きかけて

肝臓内にあるプリン体を減少する働きがあります。

尿酸がなぜ生成されるかというと、

プリン体を分解するからです。

つまりサポニンの力でプリン体自体を少なくすれば、

尿酸の生成量も少なくできるわけです。

そのほかに腎機能を高め、尿酸の排出を高める効果も

サポニンにはあると言われています。

尿酸の生成量を少なくし、尿酸を

体外にどんどん排出する効果があるので、

尿酸値を低くできるわけです。


よって痛風や高尿酸血症の方は、

今すぐにでも田七人参を摂取したい

と思う人もいるはずです。

しかし、ここで注意しないといけないのは、

田七人参はあくまでも健康食品の一種で

医薬品ではないという点です。


このため、即効性はないと思って摂取することです。

田七人参を摂取した人の口コミが

インターネットに紹介されていて、

「効果がなかった」と書き込みしている人もいます。


しかし、このような人は、十分な期間

田七人参を摂取していなかった可能性も考えられます。

田七人参の効果が現れる前に、摂取を

あきらめてしまっている可能性も

十分考えられます。

では田七人参の効果を実感できるまで、

どのくらいの期間摂取した方が

良いのでしょうか?


期間に関しては個人差があるので、

絶対にこれくらい摂取すれば

効果が現れると保証できるものではありません。

個人差もかなりあって、早い人だと

摂取し始めて1週間くらいで

効果が現れたという人も一部います。


しかし多くの人が、摂取し始めて

半年から1年程度で

効果が実感できたと感じているようです。


もしこれから田七人参を使って

痛風や高尿酸血症対策をしようと思っているのであれば、

少なくても半年は摂取し続ける必要がある

と思って購入すること。

また、田七人参に効果があるかどうかは

個人差があります。

中には長く継続して摂取していたけれども、

効果は実感できなかったというケースもあります。

そのようなリスクも、

しっかりと認識した上で購入してください。


田七人参は健康食品の一種で、

薬のように特定の症状を

ピンポイントでよくするものではありません。

体の根本的な体質を改善することで、

体を健康体にしていき症状を改善していくアプローチです。

ですから、他の方法でも体質改善をする必要があります。

食生活を見直し、栄養バランスのとれた食事を心がける、

なるべく体を動かす習慣をつけるなどの対策が必要です。


田七人参は半年程度摂取し続けないと、

なかなか効果は実感できません。

中には価格の高いものの方が効果が

現れやすいと考えている人もいるようですが、

値段の高い商品でも効果が現れるのは

半年前後になると思って下さい。


ということは、半年間

摂取し続けられるような価格の商品を購入することも大事。

無理のない範囲で、買い求められる商品を探してください。

また、販売されている商品を見てみると

様々なタイプのものがあります。

ドリンクタイプのものもあれば、

サプリメントタイプのものもあります。

サプリメントの中でも、

錠剤もあればカプセルのタイプもあります。

自分にとってどのような形式のものが

摂取しやすいのかと言う所も、

比較対象にすべきかも。

長く続けられる商品を選んでください。


田七人参と尿酸

風に当たっても痛いという所から、痛風と

名付けられた、と考えられていたりするようですが

実際に発作を起こしてみると、

大げさでも何でもなく強い痛みが襲ってきます。


ただ患部に触れただけでも、

ペンチで患部をねじられるような

激痛にさいなまれる、と。

大の大人が痛みに耐えきれなくなって、

のた打ち回ることも

しばしばあるようです。


ところで、なぜこのような

激痛が襲って来るかというと、

尿酸が体内に過剰に溜まってしまって

関節に蓄積することで、

急性の関節炎を起こすことが原因です。


尿酸は老廃物の一種で、

私たちの体の中に多少なりともある物質です。

しかし食生活の乱れやストレスなどの

生活習慣の乱れによって、

過剰に発生することがあります。

尿酸が体内にどの程度あるかは、

血液検査の中にある

尿酸値の数値を見ることで判断できます。


ちなみに7.0㎎/dl以上の人は、

高尿酸血症といって

尿酸が過剰に溜まっている状態だと判断できます。

高尿酸血症にかかっている人は、

いつ痛風の発作が起きてもおかしくないです。

痛風を起こさないようにするためには、

とにかく尿酸値を低くして、

7.0㎎/dl未満の正常値に戻すことが求められます。


この尿酸値を低くする効果のあるサプリメント、

と考えている人もいて、

田七人参が注目を集めています。

田七人参とは、中国で昔から

生薬として愛用されてきた

朝鮮人参の縁戚に相当する植物です。


田七人参がなぜ注目されているかというと、

サポニンという成分が豊富に

含まれているからです。

サポニンは人参やゴボウのような

根菜系の野菜に多く含まれている成分で、

新陳代謝の能力を高め、

体のめぐりをよくする効果があるといいます。


糖分をエネルギーに変換する効率も高めてくれ、

体のバランスを整えてくれます。

その他にも中性脂肪を下げる効果があり、

肝機能の改善効能もあるといわれています。


そもそも痛風の原因である尿酸が

なぜ産生するかというと、

肝臓でプリン体という物質が分解される中で

生み出されます。

肝機能が改善することで、

肝臓内のプリン体が減少するといいます。


ということは、尿酸の発生する可能性も低くなるので、

結果的に尿酸値を下げることに貢献してくれるわけで。


この尿酸は老廃物の一種で、

血液の中にしばらく含まれ、

腎臓でろ過され尿となって排泄されます。

田七人参には、腎機能を高める効果もあります。

腎臓のろ過機能もアップして、尿の量も増えます。

ということは尿酸の排出ペースも早くなるので、


効率的に尿酸値を低くすることも可能です。

尿酸値を低くするためには、

尿酸を作らないことと尿酸を排出することが

とにかく重要です。

その意味では両方の側面で田七人参は、

有効な働きをしてくれるといえます。


田七人参は、原産地の中国では

「金不換」と呼ばれています。

お金に代えることができないほど

重要なものという意味合いがあります。

田七人参には、その他にも

いろいろな健康効果が期待されています。

先ほども少し見たように、田七人参には

肝機能をアップする効果もあるといわれています。


お酒が好きで、毎日

飲んでしまうという人はいませんか?

仕事の付き合いで仕方なく、

という人もいるかもしれません。

しかしあまり頻繁にお酒を飲んでいると、

自分の肝臓は大丈夫なのか不安という人も

いるでしょう。


もしお酒を飲む機会が多いという人であれば、

田七人参サプリメントを摂取することです。

医薬品ではないので、即効性はありません。

しかし飲み続けていると、肝機能が

徐々に改善する可能性も十分期待できます。

このように田七人参には

いろいろな効果がありますので、

健康維持したい、中高年に差し掛かってきて

体のがたが気になるという人に

おすすめの効果があるようです。

2022年4月23日土曜日

尿酸値下げる? アンセリン

アンセリンという成分を聞いたことはありませんか?


一般にはあまり浸透していない成分かもしれませんが、

動物の筋肉の中に含まれているペプチドの一種です。


2種類のアミノ酸が結びついたような構造をしています。

アンセリンは、マグロやカツオといった

長距離を泳ぐ能力を持っている

回遊魚の筋肉の中に多く含まれています。


マグロやカツオは自分でえらを動かすことができないので、

ずっと泳ぎ続けていないと死んでしまいます。

長時間連続して泳げる能力はどこにあるのか、ということで

研究が進められました。そこでアンセリンという成分が

持久力や運動能力と大きく関係しているのではないか

とわかってきて、注目を集めるようになりました。


アンセリンの研究がどんどん進められるようになって、

さまざまな効果が期待できるのではないかということと、

いろいろな事実が明らかになっています。


長時間連続運動できるだけの疲れにくい肉体の維持の他にも、

アンチエイジング効果、生活習慣病の予防効果などが

期待できる、と報告されています。


健康面でも美容面でも高い効果が期待できるので、

今後アンセリンを配合したサプリメントや健康食品も

いろいろと販売される可能性は高いです。

そしてその中でも特に注目されているのが、

痛風の予防に一役買ってくれるのではないか

というものです。


痛風についてざっと見てみると、

足の親指の付け根を中心として

激しい痛みを伴う病気です。

贅沢病といわれていたことからもわかるように、

食事に原因のある病気といわれています。


料理の中に含まれるプリン体が体内に入ると

分解され、その中で尿酸が作られます。

尿酸は本来であれば尿として排泄されるので、

一定のレベルで推移しているはずなのです。


ところがプリン体を多く含む食事を

頻繁にとっていると、尿酸の排出が

追い付いていかなくなります。

次から次へと尿酸がどんどん産出されるからです。


そうすると血液の中に

本来は溶けているはずの尿酸が溶けきらずに

結晶として残ってしまうのです。


この結晶は関節に溜まる傾向があります。

この関節に溜まった結晶を異物とみなした白血球は、

結晶に攻撃を仕掛けます。

この時に炎症が起き、結果的に

痛風の激痛が引き起こされるわけです。


このようにしてみていくと、痛風対策のためには

尿酸値をいかに低い状態でコントロールできるか

がポイントであることがわかります。


実はアンセリンには、

尿酸値下げる効果があるとみられているのです。

実際に尿酸値とアンセリンの関係性についての実験も、

日本国内で実施されています。


尿酸値が高めの人を対象にして、

アンセリンを与えたグループと

与えないグループに分けて尿酸値の推移を見ていきました。

その結果アンセリンを与えていない人は横ばい、もしくは

数値が上がってしまったのに対し、

アンセリンを与えた人は尿酸値の低下が確認できました。


アンセリンを与えて2週間ほど経過したところで、

尿酸値下げる効果が顕著になりました。

高尿酸血症と診断されるレベルの尿酸値だった人でも、

アンセリンを摂取したことで正常の数値にまで

戻ったケースもあったのです。


尿酸値が血液検査の結果、高めであるといわれた人は

アンセリンを意識して摂取した方がいいです。

アンセリンは、食事の中でも摂取は可能です。

マグロやカツオ、サケ、サメのような

魚の筋肉に多く含まれています。

特にマグロやカツオには多く含まれているというので、

意識して摂取したいところです。


その他にも鶏肉の中に多く含まれているので、

鶏肉料理もおすすめです。

ただし、毎日マグロやカツオなどを

食べ続けるのも厳しいです。

栄養バランスの面でもお勧めできません。


そこで食事で摂取しない分は、

サプリメントで補っていくべきかもしれません。

アンセリンが凝縮して配合されているので、

効率よく摂取できます。


尿酸値&アンセリン

痛風は風が吹くだけでも痛い、と表現されるように、

強い痛みが関節の所で発生するのが特徴です。


多くの人は足の親指の付け根の所に痛みを感じます。

とにかく激痛で、歩くことも立ち上がることすらも

できないほどの激痛だといわれています。


しばらく我慢していると、症状が治まることも多いです。

ただし症状が治まっても痛風が治ったわけではなく、

徐々に足首やひざ関節などでも痛みが起こり悪化していきます。

痛風は多くのケースで、生活習慣、とくに

食生活の乱れを原因としています。

痛風対策として重要なのは、

プリン体を多く含む食材を

あまり食べないように心がけることです。


プリン体ゼロのビールなども販売され、

プリン体という言葉を知っている人も多いでしょう。

プリン体とは、細胞核に含まれる成分のことです。

どの食材にも、多少なりともプリン体は含まれています。

このプリン体が体内に入ると分解されますが、

この分解の過程の中で発生するのが尿酸です。


通常尿酸は、尿として排泄されます。

ところがプリン体の多く含まれる食材を頻繁に摂取していると、

尿酸がどんどん体内に作られてしまって、

排せつするペースが追い付いていかなくなります。


このため、尿酸がどんどん体内に溜まってしまうのです。

そうなると、尿酸はいずれ結晶化してしまいます。

この結晶になった尿酸を白血球は異物とみなして攻撃をし、

炎症が起こります。

この炎症が激痛を伴う痛風の発作の元です。

つまり痛風対策をするためには、

尿酸値をいかに下げるかを考えていかないといけないわけです。


痛風対策では、まずプリン体を多く含む食材を

食べないように心がけることです。

プリン体は動物の内臓に多く含まれる傾向があります。

レバーや白子、アンコウの肝などには多く含まれていますので、

あまりこのような食材をたくさん食べないようにしてください。


その他に魚の干物も乾燥して中身が凝縮されるので、

プリン体の高くなる傾向が見受けられます。

高尿酸血症・痛風の治療ガイドラインの中では、

1日400㎎を上限としてプリン体の摂取を制限すべし

とアドバイスしています。

ちなみにレバー75gを食べただけで、

200㎎を超えるプリン体を摂取してしまいます。


ここまでは、現在よりも

尿酸値を上げないようにするための対策です。

では高い尿酸値を下げるためにはどうすればいいのでしょうか?


そこで着目されているのが、アンセリンと呼ばれる成分です。

アンセリンはマグロやカツオなどの

回遊魚の筋肉に多く含まれるアミノ酸です。

マグロやカツオは泳ぎ続けないと

エラを動かせないので、死んでしまいます。

そこで筋肉が疲れないようにする工夫が求められます。

筋肉を疲れにくくする物質として、アンセリンが

関係しているのではないかといわれています。

そしてアンセリンには他にも、

尿酸値の抑制をする働きもあるとして

注目されているのです。


先ほども見たように、プリン体が

体内に入ると分解されて尿酸が生成されます。

ところがアンセリンが体内に入ると、

エネルギー代謝に再利用するためにプリン体を分解させない、

分解したプリン体を再合成する働きがあるといわれています。


プリン体が分解されないのであれば、

尿酸が生成されることもなく、

尿酸値を上昇するのを抑制してくれます。

しかもアンセリンには、尿酸の排出を

スムーズに促す効果も期待されています。

このようにアンセリンは、尿酸の産生と排出の両方に

働きかけを行う力を持っているので、

尿酸値低下の効果が期待できるのです。


アンセリンには他にも、

活性酸素を消去したり

血圧を降下させる働きもあるといわれています。

痛風対策だけでなく、健康な体に改善していくのに

高い期待が持てます。

アンセリン入りのサプリも販売されているので、

摂取してみるのもいいでしょう。


尿酸値とサプリメント アンセリン

生活習慣病の一つとして、

痛風は世間でも広く知られている症状では

ないでしょうか?


足などに激痛をもたらす病気で、

文字通り風にあたるだけでも痛みが起きます。

痛風は中高年の病気といわれていましたが、最近では

低年齢化がどんどん顕著になってきています。


30代の男性の間でも痛風の発作に悩まされている人も

増えてきているので、日ごろから

注意する必要があります。


痛風対策として大事なのは、

尿酸値を一定のレベルで維持することです。

尿酸値は7.0㎎/dlというのが一つのラインです。

このラインを超えてしまうと高尿酸血症と診断され、

いつ痛風の発作が起きてもおかしくない状況になります。

尿酸を高くしない、そして

高尿酸血症の水域に達しているのであれば、

7.0㎎/dl以下にするにはどうすればいいかを

考えていかないといけません。


そこで、そもそも尿酸値がなぜ上昇するのかを

考えてみましょう。

私たちが日ごろ食べる物の中には、たいてい

プリン体という物質が含まれています。

このプリン体が体内に入ると、

分解されその副産物として

尿酸という老廃物が生成されます。


尿酸は通常尿の中に含まれ、排出されます。

ところがプリン体を過剰に摂取してしまうと

どんどん尿酸が生まれてしまって、

排出が追い付いていかなくなります。

このため、尿酸が体内にどんどんたまり、

痛風発作を起こしやすくなるわけです。

まず尿酸値を下げるためには、

プリン体が多く含まれる食べ物を

あまり食べないように心がけることです。


そしてアンセリンを摂取するといいという話が出てきて、

注目されています。

アンセリンは動物の筋肉の中に含まれるペプチドの一種。

さまざまな健康効果のある成分として注目されています。

抗疲労効果や活性酸素を取り除きアンチエイジングをする、

血圧を下げる効果などが確認されています。


そして痛風との関連で見ると、

尿酸値を下げる効果があるとみられているのです。

実際、尿酸値の高い人にアンセリンを

与える実験をしてみたところ、

摂取してから2週間後には

尿酸値の効果が確認されました。

痛風の危険水域にあった平均の尿酸値が、

正常値まで下がったという実験結果も出ています。


なぜアンセリンが尿酸値を下げるかというと、

ヒポキサンチンホスホリボシルトランスフェラーゼが

関係しているとみられています。


アンセリンには、

ヒポキサンチンホスホリボシルトランスフェラーゼという

酵素を増やす効能があります。

この酵素には、プリン体が分解されて尿酸を生成する前に

プリン体に合成し直す働きがあります。


このため、尿酸の生成量を少なく抑えられるのです。

プラスしてアンセリンには、

尿酸の排出能力を高める効果もあるといわれています。

飲酒や肉体疲労によって体内に乳酸がたまると、

尿酸が排出されにくくなります。

アンセリンには

乳酸を代謝する酵素の量を増やす作用があるので、

効率的に尿酸の排出もできるわけです。


このアンセリンは、マグロやカツオのような

回遊魚の筋肉に多く含まれます。

しかし毎日マグロやカツオを食べ続けるのも、

栄養バランスの面から見てお勧めできません。


そこでサプリメントとして

アンセリンを摂取してみるのはいかがですか?

サプリメントであれば、効率的に

アンセリンを摂取できます。


また、水などがあればどこでも手軽に摂取できるので、

どんなに忙しい人でも

毎日続けられるのではないでしょうか?

現在いくつかのメーカーで、

アンセリンが配合されているサプリメントが

販売されています。


含まれている成分や価格なども比較して、

何を使って尿酸値対策をすべきかを

考えてみてください。

高いものの方がいいと考える人もいるようですが、

継続して摂取しないと効果が期待できません。

無理なく長期間摂取し続けられるような価格の商品を

選ぶことも大切です。


田七人参と炎症

田七人参という、

高麗人参の縁戚に当たるような

中国で古来から使われてきた生薬には、

サポニンという成分が含まれています。


高麗人参にも含まれている成分ですが、

高麗人参と比較すると実に7倍もの

サポニンが含まれているといいます。


サポニンには

いくつかの効果が期待されているのですが、

その中の一つに抗炎症作用があるとみられています。

実はサポニンと抗炎症作用の関係に関しては、

ある実験で立証されています。

アヒルの中でもアヒル型B型肝炎ウイルスを

持っている個体を対象にして、

3つのグループに分けました。

それぞれ田七人参と漢方薬の一つである猪苓多糖、

抗ウイルス作用を持つ薬を

投与しました。

そして血液検査を行って観察し、

肝臓の摘出をして炎症の状態を検査しました。


その結果、田七人参を投与したグループは

血液中のウイルスや肝臓内のウイルス抗原が

ともに減少しました。

ただし、ほかの2つのグループにも

この現象は確認でき、田七人参は

3つのグループの中でも抑制の度合いが

軽度であったことも確認されました。


しかし、肝臓の摘出を行ってみたところ、

ウイルスによってもたらされた炎症の抑制の度合いが、

3つのグループの中でも

田七人参が最も顕著に現れていることがわかりました。

ウイルスを排除する力は

ほかの2つと比較すると劣るものの、

傷ついた肝臓の炎症を抑える力は

とても優れているという結論になりました。


ちなみに、アヒル型B型肝炎ウイルスは、

人間のB型肝炎ウイルスに似ています。

その意味では、B型肝炎に罹患している人に

田七人参を投与すれば、

肝炎の改善に効果が期待できるわけです。


また、C型肝炎にかかっている人も

田七人参を摂取することで、

症状を抑制できるのではないかとみられています。

肝炎の場合、炎症を食い止めることが何よりも大事。

炎症が広がれば、それだけ多くの細胞が

破壊されるわけです。

炎症を食い止め、少しでも

健康な細胞を温存することが

より早く肝臓の機能を回復するために

重要なことといえます。

つまり田七人参には、肝炎に侵された肝臓を

正常な状態に戻して低下した機能を回復する効果が

期待できます。

そして、このサポニンの持つ抗炎症作用は、

痛風発作に対しても効果が期待できる

として注目されています。


痛風とは風に当たっても痛いと表現される症状で、

とにかく関節に強い痛みの走るのが特徴です。

何の予告もなく、ある日突然発症するといわれます。


そもそも、なぜ痛風発作を引き起こすかというと、

尿酸が関係しています。

尿酸とはプリン体を分解するときに出てくる

老廃物の一種です。

通常は尿として排出されていて、

一定の量に保たれています。


ところが生活習慣の乱れやストレスが

過剰に溜まった状態が続くと、

尿酸の排出が追い付けないくらいに

盛んに尿酸が体内に作られます。

通常血液の中に尿酸は溶けて全身を流れているのですが、

あまりに増えすぎると尿酸が結晶化してしまいます。

結晶化した尿酸は関節に沈着しやすくなって、

ある時に炎症を起こします。

これが痛風の激痛をもたらすわけです。


田七人参に含まれるサポニンには、先ほども見たように

炎症を抑え込む作用があります。

このため、もし、結晶化した尿酸が

関節に沈着したとしても、

炎症を引き起こさないように作用してくれるので、

発作の起きるリスクを軽減できます。


また、もし痛風発作が起きたとしても、

抗炎症作用によって症状の悪化を食い止める効果も

期待できるわけです。


もちろん痛風対策をするためには、尿酸値を低くする、

そのためには生活習慣の見直しをすることも大事です。

しかしさしあたっての発作の脅威を抑え込むためには、

田七人参を有効活用することも一つの手法といえます。

尿酸値が高めと医者に指摘された人は、

さっそく田七人参を試してみる価値があるかもしれません。


田七人参とサポニン

健康食品やサプリメントを見てみると、

田七人参のエキスを配合した商品を

しばしば見かけます。


田七人参がなぜ健康食品業界で

注目されているかというと、

サポニンという成分が豊富に含まれているから。

似たような食材である朝鮮人参の7倍、

薬用ニンジンと比較すると

実に10倍ものサポニンが含まれている

といわれています。


このサポニンには、

さまざまな健康効果が期待できます。

まずサポニンには、

優れた抗酸化作用があると言われています。

体内の脂質やコレステロールの酸化を

防いでくれるでしょう。


特に脂肪が酸化すると過酸化脂質になって、

血管にこびりつきやすくなります。

血管の血液の通り道が狭くなって、

動脈硬化を引き起こしやすくなります。

脂肪の酸化を妨げるのは、

生活習慣病予防するのに重要なポイントです。


さらに田七人参に含まれるサポニンには、

毛細血管を拡張する作用もあります。

血管を拡張することで血液の流れが

スムーズになります。

心筋梗塞や脳梗塞の原因となる、

血栓などが起こるリスクも軽減できます。


また、血液の凝固を防ぐ効果も

サポニンにはあります。

血液が凝固すると流れが悪くなって、

高血圧症や動脈硬化、

ひいては脳卒中や心筋梗塞などの深刻な病気を

引き起こすリスクも高まります。

サポニンには、血糖値をコントロールする働きもあります。

血糖値が高い状態になると、糖尿病を発症してしまいます。

このような病気は、偏った食生活などの乱れた生活習慣を

続けていると り患しやすくなります。

不規則な生活をしている人は、病気予防のために

サポニンを摂取する習慣をつけるのはいいことです。


サポニンには水と混ぜて少し振ってみると、

泡立つ性質があります。

このため天然の界面活性剤として、

せっけんや洗剤として

昔から利用されていました。

このように殺菌や抗菌に対して、

優れた作用を有している所にも注目です。

カビの発生を抑制する効果や、

害虫の駆除などにも効果があります。

このような殺菌・抗菌作用は、私たちにも

いろいろな効果をもたらします。


さらには、抗炎症作用や抗アレルギー作用がある

と言われています。

春先になると鼻や目がかゆくなるという

花粉症に悩まされている人はいませんか?


花粉症の症状を軽減する作用も、

サポニンには期待されています。

サポニンには免疫力を高める効果もあるので、

冬先に流行することも多いインフルエンザや、

風邪のような感染症にかかりにくい体を作り出します。

田七人参を摂取してサポニンを

日ごろから体内に入れていると、

より丈夫な体を獲得できる可能性が高いのです。


さらにサポニンには、痛風予防の効果も期待されています。

痛風は足の親指の付け根などに激しい痛みを

もたらすのが特徴の病気です。

尿酸値の高い状態が続くと

発症してしまう可能性が高まります。


痛風対策するためには、体内で尿酸を作らず、

尿などで尿酸を排出することで

尿酸値を低くする必要があります。


サポニンにはまず肝臓に働きかけて、プリン体を

肝臓内から少なくする働きがあります。

このプリン体を分解する過程の中で、

副産物として尿酸ができます。

プリン体自体が少なくなれば、

尿酸の生成量も少なくできます。

また、サポニンには腎機能を強化する働きもあります。

尿酸をろ過して、できるだけ多く尿として

排出するように働きかけます。

7.0㎎/dl以上の尿酸値を血液検査で出ている人は、

高尿酸血症という病気にかかっています。


高尿酸血症は、いつ痛風を発症しても

おかしくない状況だと思って下さい。

血液検査で高尿酸血症と診断されたのであれば、

田七人参を使ってサポニンを摂取してみては

いかがですか?


ただし田七人参は健康食品の一種なので、

即効性はありません。

半年程度摂取することを想定して、

購入することをお勧めします。


2022年4月22日金曜日

痛風&食事 一覧

痛風の大きな原因に食事があります。

痛風はプリン体という物質から生じる

尿酸という物質が引き起こしており、

プリン体を多く含む食材を

なるべく控えるようにするのが効果的とされています。


プリン体は身近な食事に多く含まれているため、

一覧で確認しておくようにしましょう。

全てを避けるのは難しいかもしれませんが、

意識していく事で、少しずつ

プリン体を摂る量を減らしていく事ができます。


まず特にプリン体が多い食材として挙げられるのが、

鶏のレバーやいわしの干物、あんこうの肝、白子などです。

こうしたものにはプリン体がとても多く含まれているため、

痛風の危険性が高まります。

日常的に摂る方もいるかもしれませんが、比較的

お酒のおつまみなどのメニューに多い食材です。

飲み会などが多い方はこうしたものを多く摂りがちなので、

お酒の席では

少し意識して控えていくようにすると良いでしょう。


次に多いのが豚や牛のレバーやかつお、さんまの干物など。

比較的レバーや魚に多い事が分かります。

レバーは特に男性の方は好きな方も多いですが、

かなりプリン体が多い食材です。

魚類も肉類よりも体に良いと言われる事もありますが、

プリン体の量は多くなっており、痛風が気になる方には

不向きな食材となります。

こうした知識を得ていないと、

肉よりも魚の方が健康的というイメージで

間違った食事をしてしまう事もあるので気を付けましょう。


逆に少なめの食材としては、

うなぎや豚のロースやバラ肉、牛のロースやタン、

ベーコン、ほうれん草などです。

肉類でも比較的プリン体は少なめなので、

こうした食材を上手く取り入れれば、

健康的においしい食事をする事ができます。

また、ほうれん草は様々な面で健康に良い食材として

話題に上がる事が多いですが、

プリン体も少なく、良い食材と言えます。

肉類はプリン体が少なめと言っても、やはり

食べ過ぎは良くないので気を付けましょう。


最後にとても少ない食材ですが、

かまぼこ、ちくわ、かずのこ、豆腐、

牛乳、じゃがいも、米、パン、キャベツ、フルーツ、

だいこん、にんじんなどが挙げられます。

野菜の多くはプリン体が少ない食材となっており、

食物繊維やビタミンなどの栄養素も

豊富に含まれているため、

他の健康の面にも効果的です。

野菜はなるべく多く摂るようにすると良いでしょう。

その他にも、牛乳などは取り入れやすく、

手軽に健康的な体を作るのに役立ちます。


痛風の症状が出てきて食事に気を付ける必要がある方も、

少し生活習慣で気になる部分があるので

食事から気をつけようという方も、

こうした食材の知識を覚えておきましょう。

プリン体の多い食材は避け、

少ない物質を摂るようにする事で、

痛風対策を賢くできるようになります。

また、合わせて食事の時間や睡眠の時間にも

気を付けるなど、生活習慣全体を見直していくと、

より効果が高くなります。

できる事から始めていき、少しずつでも

改善をしていきましょう。