痛風の大きな原因に食事があります。
痛風はプリン体という物質から生じる
尿酸という物質が引き起こしており、
プリン体を多く含む食材を
なるべく控えるようにするのが効果的とされています。
プリン体は身近な食事に多く含まれているため、
一覧で確認しておくようにしましょう。
全てを避けるのは難しいかもしれませんが、
意識していく事で、少しずつ
プリン体を摂る量を減らしていく事ができます。
まず特にプリン体が多い食材として挙げられるのが、
鶏のレバーやいわしの干物、あんこうの肝、白子などです。
こうしたものにはプリン体がとても多く含まれているため、
痛風の危険性が高まります。
日常的に摂る方もいるかもしれませんが、比較的
お酒のおつまみなどのメニューに多い食材です。
飲み会などが多い方はこうしたものを多く摂りがちなので、
お酒の席では
少し意識して控えていくようにすると良いでしょう。
次に多いのが豚や牛のレバーやかつお、さんまの干物など。
比較的レバーや魚に多い事が分かります。
レバーは特に男性の方は好きな方も多いですが、
かなりプリン体が多い食材です。
魚類も肉類よりも体に良いと言われる事もありますが、
プリン体の量は多くなっており、痛風が気になる方には
不向きな食材となります。
こうした知識を得ていないと、
肉よりも魚の方が健康的というイメージで
間違った食事をしてしまう事もあるので気を付けましょう。
逆に少なめの食材としては、
うなぎや豚のロースやバラ肉、牛のロースやタン、
ベーコン、ほうれん草などです。
肉類でも比較的プリン体は少なめなので、
こうした食材を上手く取り入れれば、
健康的においしい食事をする事ができます。
また、ほうれん草は様々な面で健康に良い食材として
話題に上がる事が多いですが、
プリン体も少なく、良い食材と言えます。
肉類はプリン体が少なめと言っても、やはり
食べ過ぎは良くないので気を付けましょう。
最後にとても少ない食材ですが、
かまぼこ、ちくわ、かずのこ、豆腐、
牛乳、じゃがいも、米、パン、キャベツ、フルーツ、
だいこん、にんじんなどが挙げられます。
野菜の多くはプリン体が少ない食材となっており、
食物繊維やビタミンなどの栄養素も
豊富に含まれているため、
他の健康の面にも効果的です。
野菜はなるべく多く摂るようにすると良いでしょう。
その他にも、牛乳などは取り入れやすく、
手軽に健康的な体を作るのに役立ちます。
痛風の症状が出てきて食事に気を付ける必要がある方も、
少し生活習慣で気になる部分があるので
食事から気をつけようという方も、
こうした食材の知識を覚えておきましょう。
プリン体の多い食材は避け、
少ない物質を摂るようにする事で、
痛風対策を賢くできるようになります。
また、合わせて食事の時間や睡眠の時間にも
気を付けるなど、生活習慣全体を見直していくと、
より効果が高くなります。
できる事から始めていき、少しずつでも
改善をしていきましょう。