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● 痛風 便
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痛風対策というと、世の中、
「プリン体の多い食事の摂りすぎに注意しましょう」
ばかりが有名です。
それに比べて、
便秘解消が痛風対策というと、いかにも
消極的な気もしますが、「お通じ」を良くすることは、
痛風改善のために大切なことです。
なんで?
痛風発作の原因は、血液中の尿酸が過剰になってしまい、
体内の低体温の関節などに結晶化した尿酸が蓄積するから。
その、尿酸結晶が溜まりすぎて、関節から剥がれ落ちると
白血球が大掃除を開始するので、痛風発作が始まるわけで。
痛風は、遺伝(生まれつきの体質)による要因が最も大きく、
尿酸を体内で作り過ぎる体質の人や、
尿酸の排泄する能力が弱い人は、
痛風のリスクが高いです。
で・・
尿酸を作りすぎないようにしよう、と思っても、体内で
新陳代謝やエネルギー変換
(体内の栄養分を活動エネルギーに変える)のときに、
プリン体が作られてしまうので、老廃物として
尿酸ができてしまうわけです。
これは、もう・・どうしようもないことです。
そういう体質ですから。
じゃあ・・
尿酸を作り過ぎる方は、どうにもならないのだったら、
少しでも多く、できるだけ
体外に尿酸を排泄できないものか、と。
そっちの方(排せつ)に注力するわけですね。
ところで、
尿酸を体外に排せつする手段は、主に2つ。
★尿酸が「尿に溶けて」尿と一緒に体外に排泄される。
★尿酸が便と一緒に体外に排泄される。
ちなみに、汗と一緒に排泄される尿酸は、ほぼゼロです。
汗と一緒に尿酸が出てくれるのなら、
いくらでも汗をかくのですけどねえ。
で。
「尿酸が尿と一緒に体外に排泄される」という手段が、
尿酸を体外に排出する方法として、大部分なわけです。
便からは、少しだけしか尿酸は排泄されません。
ですから、ウエイト的にも
尿からの尿酸の排泄を最重要視するわけです。
尿をアルカリ性に傾ける、とかね。
尿酸は、酸性の尿よりも
アルカリ性の尿に溶けやすい性質があるので、
できるだけアルカリ性(弱アルカリ性)に
しようという作戦ですね。
ちなみに、肉や魚ばかり食べていると、
尿は酸性に傾きやすく、野菜・海藻などを多く食べると、
尿はアルカリ性に傾きやすいです。
でも、肉のほうがおいしいので、
野菜はあまりおいしくない、
と思う人が多いので、どうしても酸性尿になりがちです。
特に痛風になる体質の人はね。
もちろん、尿酸の排泄手段として
最重要視されるのは「尿」です。
でも、便からも(たとえ少しでも)排泄されるわけですから、
便秘など、お通じが良くないと、
尿酸の排泄に関してはマイナスなわけで。
できるだけ、便は出しておきたいです。
お腹に溜めておいて、良いことはないでしょう。
たとえば・・
ラーメン屋が、出前をするのは、
少しでも売上をあげるため、です。
そりゃあ、食べに来てくれた お客さん相手だけで
商売していたほうが、経費も少なくて済むでしょう。
出前をするとなると、アルバイトの人手がいるし、
お皿の回収にも行かなきゃならないし、手間だし。
でも、だからといって、出前を全部断れば、
少しずつ、じわじわと売上に影響が出てきます。
だから、少しでも売上を拾っていく。
少しの積み重ねで売上を作っていく。
尿酸の排泄手段の大半が「尿」でも、
「便」からも少しは排泄されるのですから、
たとえわずかでも、できるだけ尿酸を排泄する。
便通が良いから、お通じが良いからといって、
尿酸値改善というほどの効果があるのかどうかは
わかりませんが、少しでも改善するため、です。
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★ 痛風 便秘
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で、対策。
巷では、調子を崩すと、すぐに薬に頼る人が多いです。
風邪を引いたら風邪薬を飲み、
食べ過ぎたら胃腸薬を飲み、
便秘になったら便秘薬を飲みます。
薬は時として、
体調改善に大いに役立ってくれることもありますが、
副作用のない薬は「ない」ので、なるべく
飲まない方が体に優しいです。
ここぞ、というとき、本当に必要なときだけ、
薬を飲む方が良いと思います。
☆「風邪を引いたら」→
あたたかくして、温かいものを食べて、
たっぷり睡眠をとる。
ビタミンCを多めにとる。
風邪薬なんか飲まなくても、
これだけで風邪は治ってしまいますよ。
☆「食べ過ぎたら」→
食べ過ぎたら、胃腸薬を飲んで、
また食べる・・ではなくて!
食べ過ぎたら、食べるのを控える、少なめにする、です。
これで胃腸の調子は良くなってきます。
また、昨日の夕食で食べすぎたなあ・・というようなときは、
翌日の朝食を一食だけ抜くと、胃腸を休められて、
調子が回復してきます。
☆「便秘になったら」→
食べる量を減らす!
これが一番。
たくさん食べたら、
必然的に「たくさん出る」と思う人が
多いかもしれませんが、実は、逆です。
たくさん食べると、胃腸は大量の食事量の
「消化と吸収に追われて」、
「排泄の方が手薄になる」のです。
よって、あまり「お通じが良くなくなる」。
なぜか、あまり便が出なくなる。
便秘になったら、あるいは、お通じが
芳しくなくなったら、少し食べる量を減らしてみる。
なんか、お腹の調子が悪いなあ・・と思っている人は、
一度、試してみてください。