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● 痛風の再発は軽い?
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痛くてツライ、痛風発作が発症して、やっと終息。
やれやれ、やっと痛風が治まったよ・・。
一安心したのも束の間、それほど間隔をあけずに、
またもや痛風の再発、痛風の再発作が起こる場合があります。
ホントにガックリしますね。
ああ、また痛い日々が続くのね!?
ところがね。
確かに個人差はあるのものの、
二度目の痛風発作というか、痛風発作があまり間を空けずに
再発した場合は、前回の痛風発作より軽い場合が多いです。
この軽い、というのは、痛みの程度が酷くない、
という意味です。
つまり、痛みや腫れは、前回よりはマシ、と。
マシだからといって、やはり痛風発作ですから、
痛いことには変わりはないのですけどね。
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★ なぜ、2度目の痛風発作は軽いのか?
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痛風発作が発症する原因は、体内に関節などに
過剰な尿酸が結晶化して沈着しているから。
そして、その尿酸結晶を少しでも溶かそうとして、
体が痛風発作を起こします。
そのとき、腫れて激痛が生じて、同時に
痛い箇所は、じんじんと熱を帯びます。
痛いのですよね、これが・・
でもね。
どんなに痛い痛風発作でも、いつかは終わりが来ます。
でなきゃ、一生痛いってことになりますから。
そんなことはないです。
じゃあ、どんなときに、どんなふうになってきたら、
痛風発作は治まるのか?
痛風発作は終息するのか?
痛風発作が治まってくるのはね。
痛風発作の激痛で腫れあがっているところが、
その、痛い箇所の発熱で内部で
尿酸結晶が溶けてきたら。
少しでも溶けてきて、小さくなってきたら。
そうなると、だんだん、痛風発作は終息へと
向かうのです。
ところが、
1回目の痛風発作では溶けきれない場合があり、
っていうか、まだまだ関節のまわりに、たくさんの
尿酸結晶が残っている、と。
そんなとき、痛風が再発して、また痛みがぶり返したり
することがあります。
なんか、もう・・
気持ち的には、絶望ですよ。
ああ、終わったと思ったのに、またか!
また、あの痛い日々がやってくるのか!?
でもね。
2回目は、1回目の痛風発作である程度、
少しでも尿酸結晶を溶かしているので、小さくなっている。
尿酸結晶が小さくなっている、ということは、
溶かさなきゃいけない尿酸結晶の量も少ない、ということ。
つまり、
前回の痛風発作は強火で強烈に燃やした(尿酸結晶を)
とすると、今回の痛風発作は中火で
トロトロ燃やす、という感じ。
だから、前回よりも今回のほうが痛みの程度はマシなのです。
1回目の痛風発作よりも、2回目の痛風発作の再発のほうが、
痛みも腫れも、そしてそれが終息する期間も短め、です。
それでも、やっぱり、痛いことは痛いのですけどね。