2024年3月1日金曜日

痛風 膝を曲げると膝裏が痛い

年をとってくると、腰が痛くなったり

膝が痛くなったりする人が多いですが、

そういうのじゃないんです。


膝が痛いわけじゃないんです。

「ひざの裏」なんです。


ひざが痛いのには、いろいろと原因があり、

それこそ、人によって理由が違うというか、

人それぞれだと思いますが、痛いのが膝裏だったら。


そして、その人が痛風発作を発症した経験があり、

はじめて痛風発作が出てから

10年以上(アバウトですが)経過している。


・・・と、これだけ条件が揃っていたら、

もう間違いありません。


それは、痛風による痛みです。


膝の裏が痛いというのは、膝の裏の筋(すじ)が痛いのです。

膝が悪くなっているわけじゃありません。

つまり、膝の裏にある

筋(すじ)に結晶化した尿酸が溜まってきている、

ということです。


こういう症状は、痛風初期症状の人はなりません。

一度や二度、痛風発作が出たことがあるよ~、

というような人は、

こんなところが痛くなったりしません。


そういう人が痛くなるのは、たいてい、

「左足の親指の付け根の関節」です。

ここが赤黒く腫れあがり、熱を帯びて激痛を伴うのです。


そして、10日間~2週間くらいで嘘のように沈静化します。

痛みも腫れもスッカリ消えて、元通り。

それが、痛風発作の初期症状です。


ところで、あの・・


この膝の裏の痛みについてですが、

そんなことについて書いている本とか、

文献のようなものは見たことがないのですよ。


なんで、ないのでしょうね??


で・・正しいのかどうかも、よくわからないのですが、

自分の場合は、こうだった、という

経験談のようなものを書きたいと思います。


・・・っていうのは、

私も痛くなったことがあるのですよ。


「膝の裏」が、です。


私が痛くなったのは、「右足の膝の裏」です。


右足なんですよね、左じゃなく。

痛風発作は左足に多発するのに、なんで

右の膝の裏が痛くなったのか不思議です。

理由はよくわかりません。


で、どんな症状かというと、右ひざを曲げると痛いのです。

っていうか、痛くて曲げられないのです。


具体的にいうと、和式トイレに座れない。

座ろうとすると、数秒で激痛に変わるので、

慌てて立ち上がらなきゃならない。


それから、正座でできない。

無理に曲げようとすると、苦痛で顔が歪むので、

周囲の人がビックリします。


だのに、立っていると平気なのですよ。

何も痛くありません。

ついでにいうと、歩いても平気。

走っても大丈夫なんです。


ということは、寝てても痛くないです。

つまり、膝を曲げ伸ばしさえしなければ、痛くないわけです。


ヘンでしょ?

こういう時期がね・・・なんと、一年くらい続いたんです。


い、一年間!?

な、長すぎでしょ!?


痛風発作は、ぱあっ! と炎症が起きて、

ぐわあっ! と腫れて痛くなりますが、

一定期間が過ぎると、嘘のように終息するのです。

それが痛風発作。


だのに、これは何?

なんで、治らないの?


ですので、尿酸が結晶化して沈着して・・

というのが原因ですので、

痛風が要因であることは間違いないのですが、

果たして、これを痛風発作と呼ぶべきなのか、

どうか・・と思ったりもします。


膝を曲げられないと、どういう弊害があるか?


たとえば、自宅は洋式トイレなので、

日々の使用には問題ないのですが、

たとえば外出先が、突然、お腹が痛くなったりしたとき

(滅多にないですが)。


外出先のトイレは、洋式トイレとは限らないので、

和式トイレしかなかったりすると、

せっかくトイレを見つけたのに、

座ることもできない! ・・なんて羽目に陥ります。


あと、普段、正座することなど、ほとんどありませんが、

法事などがあったときは困ってしまいます。


僧侶の方が来ていて、自分以外は全員、正座しているのに、

自分だけが足を投げ出して座っていて(曲げられない!)、

なんで自分はこんな格好をしているのか、

いちいち説明しなきゃならない(めんどくせえ)。


なんにしろ、膝が痛い、曲げ伸ばしが痛いってのは、

不便極まりないです。


で、今はどうなのか、というと、全く痛みはありません。


つまり、一年くらい経過したあと、知らない間に治ってしまった、

ということです。

気かついたら、治っていた、という感じ。


う~ん・・なんだったんでしょうね。

っていうか、長くかかりすぎでしょう、治るのに。


なんで、こんなに治るのに時間が長くかかったのか。

それと、どうやれば痛みが治まったのか。


具体的な方法のようなものが、特にないのですよ。

すみませんねえ・・せっかく、ここまで読んでもらったのに、

何もお土産が無くて。


心当たりというか、当時の自分がやったことといえば、

以下です。

ただし、それが効果だったのかどうかは定かではないですが。


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●なるべく歩くようにする(血流を良くするため)


●股関節のストレッチをする

(伸ばすだけ。曲げない、っていうか、曲げられない)


●鍼灸治療をしてもらう


●良いと思っていたサプリメントを飲み続けた


●体重を落とした

---------------------------------------------------


・・・これくらいです。

う~ん・・どれもパッとしませんね。


結局、上記のうち、上から3つは、

全身の血流を良くすることを主眼にしたものです。


膝の裏の痛みの元が、尿酸結晶ならば、それを

ゴミと考えたときに

ゴミ掃除の役割をするのが、血液中の白血球です。


ですので、より以上に血液の巡りを良くすること。

血液にのった白血球がより全身を巡るように、という感じです。


あとの後半の2つは、尿酸値を下げることも

狙ったものですが、件のやり方で

尿酸値が実際に下がったかどうかは、定かではありません。


っていうか、尿酸降下薬

(フェブリク・ザイロリックなどの尿酸値を下げる薬のこと)

のような劇的な効果など見込めるはずもないのですが。


・・・・・・・・・というわけで。

いつの間にか痛くなった「右の膝裏痛」ですが、

そういうわけで、いつの間にか治ってしまいました。


これという決定打は、なかったですね。


私は尿酸値を下げる薬は飲みませんでしたが、

尿酸値がグンと下がると、比例するかのように、

膝裏の痛みは治るじゃないか、

と考えています。


これは、膝の裏に「塗り薬」とか塗ってみても

効果はないと思いますよ。


私は(一年中、痛かったので)

膝の裏に冷湿布(鎮痛消炎剤)のようなものは

貼りませんでした。


鎮痛消炎剤は痛みを抑えるものですから、

痛みを抑える、ということに関しては

効果はあるとは思いますが、

根本的な解決にならないと思います。

つまり、貼っているときだけ、痛みが緩和される、みたいな。


痛み止めの薬も同様です。

この痛み止め、というのは、ロキソニンとかボルタレンとか。


強烈な薬ですから、服用している間は

薬の効果で痛みは緩和されるでしょうが、薬の効果が切れると

また痛みは蘇ってきます。


じゃあ、根本的な解決策は何か?

 

・・・となってくるのですが、これは


「尿酸値を下げる」


これが根本的な解決策です。


尿酸値が下がってくると、体内に

余計な尿酸が結晶化して蓄積することも

なくなってきます。


あと、体温が高いと尿酸は血液に溶けやすいです。


それから、尿がアルカリに傾いていると、

尿に尿酸が溶けやすいです。


痛風体質の人は、だいたい、

手足の冷たい低体温の人が多いです。


じゃあ、どうすれば、体温はあがるの?


「歩くのが効果的」です。


歩くと、筋肉が温まって、温かい血液が全身を巡ります。

ささやかな積み重ねですが、地道に繰り返すことによって

体温が低体温化しないよう善処します。

ありきたりですが、歩くのはお勧めです。


それから、尿のアルカリ化は、

肉や魚中心の食生活より、野菜・海藻を多く食べるのが

望ましいです。


・・・・・・・・・・って、ここまで書いてきて、

結局、膝の裏の痛み対策というより、

普通の痛風改善法というか、痛風対策と同じですね。


つまり、特効薬は特にない、ってこと。


すみませんね、最後まで読んでもらったのに、

これといった対策もなくて。


痛風 珈琲 珈琲牛乳

コーヒーは嗜好品でありますが、

体を活性化させるイメージがある一方、

カラダにあまり良くないと考えている人もいたりして、

本当のところ、どうなのでしょうか?


珈琲の成分として有名なのは、なんといっても、

カフェイン。


これが体に良くない成分と考えられていたりしますが、

このカフェインのおかげで助かっている人も多いのでは?


つまり、眠気覚ましってコト。


食事の後、眠くなってしまったときに・・とか。

車の運転中、とか、

仕事の能率が落ちてきたとき、とか、

受験勉強とか・・


ああ、コーヒーって、なくては ならないモノ

のような気がしてきたよ~


で・・

痛風にとっては、どうなのでしょうか。


っていうのは、

『コーヒーを飲めば尿酸値が下がるのか』

というアレです。


実際に、コーヒーを飲むことで

尿酸値を下がるかどうかの実験をした人が

外国にいて、その研究成果によると、


『1日6杯以上のコーヒーを飲む人は、

コーヒーのおかげで、尿酸値が少し下がる』


・・のだそうです。


6杯というのは、ちょっと多すぎる気もしますが。


で、この珈琲の何が良いのか、というと、

珈琲に含まれている「クロロゲン酸」という

ポリフェノールなのです。

カフェインじゃなかったのですね。


で、実際に飲んでみると。


通常、1日に

1~2杯程度しかコーヒーを飲まない私には、

6杯の珈琲は多すぎたようで。


1、2杯。

いえ、3杯目くらいまでは、おいしかったのですが、

だんだん胃が変な感じというか、

あまりおいしいと思わなくなってきました。


体が、もう珈琲はいいや、飲まなくていいや、と

シグナルを送っているように感じました。


毎日6杯、飲み続けたら、

尿酸値は下がるのかもしれませんが、

胃がどうにかなってしまいそうです。


とかいって、毎日10杯以上、珈琲を飲む豪傑が

世の中にはいるでしょうしね。


そんな人には、

尿酸値が下がる恩恵があるのかもしれません。


じゃあ・・それなら。

コーヒー牛乳なら、どうなの?


コーヒーと牛乳がいっぺんに摂れて良さそうですが。

牛乳にはカルシウムやタンパク質などの

栄養価が高いですからね。


でもね。

市販のコーヒー牛乳は、おいしくするため、

砂糖などの糖類がたくさん入っています。

特に缶コーヒーとかは、もの凄い量の糖が入っています。


この糖は、体内で分解されるときに

尿酸を生成するのです。


少しくらいなら、気にすることもないですが、

毎日たくさんの糖を摂りすぎると、

その分解のせいで尿酸値が上がる可能性もありますし、

糖尿病が気になってきたりします。


ですので、

コーヒー牛乳を飲むなら、純粋に

コーヒーに牛乳だけ入れたものがいいかな?


まあ、砂糖などの糖類が入っていないと、

味覚的に、味気ないですけどね。


それから、6杯以上のコーヒーをのむことで 

尿酸値を下げる効果があった・・ということですが、

コーヒーなら6杯飲めても、コーヒー牛乳でしたら、

コーヒーよりもカロリーがありますので、

6杯も飲むのは困難でしょう。


むしろ、ブラックか、

少しミルクを入れた程度のコーヒーなら

1日に6杯でも飲めそうな気もしますけどね。


あま~いコーヒー牛乳は、

そういう意味でも、ホドホドにしておいた方が

良さそうです。


それから、現実にコーヒーで尿酸値が下がるかどうかですが、

個人差があったり、飲むコーヒーの量にもよると思うので、

一概にどうかは、言えません。


ですが、プリン体を多く含むという理由などから、

食べると尿酸値を上げる、跳ね上げる食品も多い中、

このコーヒーはそんな心配はありません。


尿酸値を下げるかどうかは、よくわかりませんが、

少なくともコーヒーが

尿酸値を上げることはありませんので、

その点は安心して飲むことができると思います。


プリン体ゼロのビールは痛風の人は飲んでもいい?

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● 痛風の人はプリン体0のビールは大丈夫?

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たとえ、プリン体ゼロビールであっても、

ビールを飲めば尿酸値を上げます。


尿酸値をあげる要因は、プリン体を多く含むことだけが

原因ではないから、です。


ですので、プリン体0のビールでも普通のビールでも、

ビールは飲めば飲むほど尿酸値は上がる、と

考えるのが妥当なのです。


ですが!

ビールが大好きな人が、

無理にビールをやめなくてもいいんじゃないか、

と思ったりもするのです。


??

どういうことなの?


まず、簡単にではありますが、

プリン体0ビールについて。


プリン体は、たしかに尿酸の原料のようなものです。

ビールにもプリン体が多めに含まれているので、

普通のビールを飲めば飲むほど尿酸値は上がる、

と考えられています。


でも、プリン体0ビールには

プリン体がゼロなんだから、尿酸値は上がらないのでは?


・・・・と、勝手に消費者が

「勘違いしているだけ」

なのです。


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● ゼロビールは本当にいいの?

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ほら、テレビでも新聞広告でも

プリン体ゼロビールのメーカーは、

「これを飲んでいたら、尿酸値は上がりません」とか

「これを飲めば痛風発作は決して出ません」なんて

一言も言ってないでしょ?


ビールメーカーが嘘ついているんじゃないんです。

ユーザーを騙しているんじゃないんです。


我々が勘違いするよう、そして

自分たちビールメーカーの責任にならないよう、

うま~く、オブラートに包んで、

ナイーブな面を語らずに、上手に

販売宣伝しているだけ、です。


ビールメーカーは決して嘘はついていません。


じゃあ・・・消費者が悪いっていうの?

それとも、勘違いさせられているっていうの?


いやあ、まあ、その、ねえ?

ビールメーカーが「カシコイ」ということなんでしょう。


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● プリン体0のビールと尿酸値

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ビールというものは、ビールに限らずアルコール飲料は、

体内に入って肝臓で分解されるときに、

尿酸が生成されます。


だから、飲めば飲むほど、尿酸がどんどん作られます。

で、尿酸値が上がります。


そして、ビールには、利尿作用というものがあります。

つまり、飲むとトイレが近くなる。


で・・水分を多く排出することになって、

血液中の尿酸濃度が高まります。

で、尿酸値が上がります。


あと、さらに

尿酸という物質が出きて、

まわりにまわって(一時的に)腎臓に蓄積してしまい、

尿酸の排泄能力を低下させます。

で、尿酸値が上がります。


・・・・というわけで、

プリン体が多くても少なくても、ビールを飲めば

尿酸値は上がってしまうのですよ。


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● プリン体ゼロビール よくない?

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けれども。

世の中には、ビールが何よりも楽しみ、

という人も多いでしょう。


1日の仕事を頑張れるのは、ビールがあるから。

仕事帰りのビールが飲めるから頑張れるんだ、という人も

きっといるハズ。


そんな人に、ビールは尿酸値を上げる作用があるから、

きっぱりと止めましょう、と言えますか?

仮に禁酒したって、続かないでしょう。

まあ、慣れれば、どうってことないのかもしれませんが。


ビールをやめたために、人生が味気なくならば、

自分はどうしたいのか、どうすべきなのか、

再考するべきかもしれません。


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● ゼロビール毎日飲んでも大丈夫?

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で、対策。


●ビールの飲む本数を減らす。

●ビールを飲む日を決め、間隔を上げる。

●ビールは飲むが、それ以外、食事や運動で節制する。


たとえば・・毎日、ビールを大瓶一本飲む、とします。

1日1本ずつで、週に7本。


この週に7本を全て止めて、

週0本にしましょう。


・・・・といっても、なかなか出来ません。

できても、続かないように思います。


じゃあ・・?


週7本を週6本にします。

一週間に(思い切って)1本だけ、減らします。


これなら・・できそう、かな?


あと、毎日飲んでいたのを(体のために)止めます。

月曜、火曜、水曜、木曜、と飲むのを止めます。

禁酒。


ビールをやめるけど、かわりにウイスキー飲むとか、

焼酎を飲むとか、駄目ですよ。

アルコール飲料は全て止めます。


そのかわり。

金曜、土曜、日曜と2本ずつ飲みます。

2本×3日間で、週に合計6本飲んだことになります。


週末だけ、楽しく飲める、ということですね。


月~木まで、ビールを抜くことによって、

休肝日というか、肝臓も休められます。


これなら、体の負担も少しは少ないんじゃないかと

思うのですが・・


あと、帳尻あわせじゃないですけど、

週に3日とはいえ、ビールを飲むのだから、

その分、肉を食べるのを減らすとか、

野菜や海藻が苦手でもシッカリ食べるとか。


時間をつくってジムへ行って運動するかとか。

仕事で忙しかったら、せめて

歩くようにするとか。


ビールは尿酸値を上げる作用があるから、

とにかく絶対飲んだらダメ・・・じゃなくて、

ビール以外の日常生活、食生活なども含めて、

トータルで尿酸値がなるべく上がりにくいように

考えて実践していくのが良いように思います。


キトサン 効能

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● キトサンを飲んでみた後日談

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尿酸値が下がった!

キトサンのサプリメントを飲んでいたら、

尿酸値が大きく下がった!


・・・という人がいたので、自分でも試しに飲んでみた感想、

というか後日談です。


飲んでみました、といっても、たった三週間ですが。

(もっと飲めよ)


で・・

キトサンのサプリを飲むにあたって、

キトサンの効用・キトサンの効果について

いろいろと調べてみました。


その、キトサンの驚異の効果とは!?


●コレステロールが下がる!

●血圧が下がる!

●免疫力が高まる!

●尿酸値も下がる!

●ガン予防になる!

●便秘も解消する!

●肥満防止になる!

●自然治癒力を高める!


こ、これ・・ホントなの!?


キトサンを飲んでいるだけで、

本当にそんなスゴイ効果があるの??


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● キトサンはコレステロール値を下げる!

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キトサンって、ひょっとしてスゴイんじゃないの??

と思っているときに、知り合いの人と話す機会があって。


健康・・というか、

コレステロール値が高くで気にしている人なのです。


その人は痛風じゃないのですが、献血好きな人で

毎月のように献血に行って、検査結果が送られてきては

一喜一憂している様子。


中でも、コレステロールが気になるらしくて・・

まあ、悪玉コレステロールは動脈硬化の要因になるとか、

ならんとか、いいますしね。


で、たまたま、

キトサンのサプリを買ったばかりだった私は、

「にわかキトサン知識」をひけらかし、

キトサンは凄いよ、コレステロールもきっと下がるよ、

などと 自分がまだ、これから試す段階なのに、

いろいろとキトサン効果について

吹聴してしまったのです。


実体験による検証ナシの私の言葉を信じてしまったその人は、

さっそくキトサンを購入して飲み始めることになりました。


てなワケで、モニターじゃないですが、私とその人は

くしくも、同時期にキトサンを飲んで

人体実験(?)をする羽目となったのです。


さあ・・2人のキトサンの実際の効果は、

どうだったのでしょうか?


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● キトサンは(人によっては)便秘解消も!

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私の方ですが・・

キトサンを飲み始めて何日か経過すると・・なんと、

便秘になってしまいました。


ベンピ!?


う~ん・・・普段、便秘になんか、

なったことがないのですけどねえ?


それより、キトサンの効用に

「便秘解消」ってのがあったハズなんだけど、

これ、どういうワケ?


解消するどころか、便秘になってしまうとは、

これ如何に?

これは、もしかしたら・・キトサンの影響?


そう思って、いったん、キトサンを飲むのを中断したら、

便秘はすっかり治ってしまいました。


ってことは、便秘はキトサンの影響なのね!?


ところが!

同じような時期に、キトサンを飲み始めた

もう一人の人は、いつものように

献血に行って送られてきた検査結果を見ると・・・


あんなに高かったコレステロール値が

見事に下がっていたそうです。


他に、コレということもやっていなかった 

その人は、これはキトサンのおかげだ、と大喜び。


おまけに、その人が言うには、

便秘も解消されて、ああ、なんてキトサンって

素晴らしいの!

・・・とか言われても、ねえ?


そりゃあ、喜んでもらえたら嬉しいですけど、

肝心の自分へのキトサンの恩恵は(たぶん)なかったので・・・


思うに、その人は元々、コレステロール値が高かった。

私は尿酸値は高いですが、

コレステロール値は別に高いわけじゃありません。


その人は便秘気味だったけど、

私は別に便秘じゃなかった。


と、いうことは?

もともと、高くないならば、特に効果は、ない、

ということ。


それなら、尿酸値高めの私には、

キトサンは尿酸値を下げる効果があったんじゃ、

ないのか?


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● キトサンは尿酸値を下げるのか!?

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・・・・・・・・・・・と、思ったのですが、

実は、私、尿酸値の検査に行ってないのです。

ぜんぜん、検証になっていませんね・・すみません。


自分はブログで、人様に

「定期的に尿酸値の検査に行きましょう」とか

綺麗事を言っておきながら、ああ、

前より数値が高くなっていたらどうしよう、

って感じで、ビビって病院に行けていないのです。


というわけで、キトサンの効果で

尿酸値が下がったのかどうかは、わかりません。

すみません、こんな決着で。


キトサンの未開封の残りの1袋は、キトサン効果で大喜びの 

その人に譲ろうと思っています。


もっと続けてりゃあ、キトサンで

尿酸値が下がったのかもしれませんが、

どうも私の体質には合わなかったようです。

キトサンの効果がない、という意味じゃありません。


それにしても、

便秘って、あまり気分の良いものじゃありませんね。

もう、便秘はコリゴリ。


ああ、それにしても、なんで

献血で尿酸値がわかるようになっていないの!?


っていうか、病院、行けよ。


痛風発作 マラソン

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● マラソンをすると痛風になるの?

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マラソン(長距離走)をすると、

足への酷使が引き金となり、痛風発作を誘発することは

多々あります。


ですが、マラソンをする人は痛風になりやすい、

というわけではありません。


マラソンでなくても、登山でもなんでもいいのですが、

普段の運動量をはるかに越える距離を歩いたとか、

走ったとか。


痛風発作が一番、発症しやすい箇所は“足”です。

中でも、「左足の親指の付け根の関節」が

痛風発作の好発場所の筆頭。


あと、足首(くるぶし)、足の甲、アキレス腱・・

ああ、これって。

どこも体重のかかる場所なのです。


マラソンをすることによって、それらの体重のかかる場所を

刺激、というか負荷をかけますからね。


ですが、マラソンをする全ての人が

痛風発作が起こりやすくなる、

というわけじゃありません。


マラソンをして痛風発作を起こす人は、

長年、尿酸値が高い状態が続いていて(高尿酸血症)、

体内の関節などにある程度以上の結晶化した尿酸が

蓄積している人です。


つまり、いつ、痛風発作が起こっても

おかしくない状態だった、たまたま、

マラソンがその「トリガー」になった、

というだけなのです。


ですので、マラソンをしなくても、

いずれは痛風発作が出ていた・・ということになります。


痛風発作が出て嬉しい人なんかいませんので、

尿酸値が長年、ずっと高い・・など、

心当たりのある人は、マラソンなどの強度のキツイ運動は

避けた方が無難かもしれませんね。


え?

なんで?


痛風って、運動することを推奨されているんでしょう?


無酸素運動は痛風に向いていないけど、

有酸素運動は痛風改善に良いって聞いたことあるよ?

マラソンって・・有酸素運動なんでしょ??


無酸素運動ってのは、息をとめて、

全力疾走するようなキツイ運動のこと。


その短い時間、体内に酸素を取り込まないで

激しい運動をするので、体内が酸素不足なる、と。


酸素不足になるとなぜダメなの?


体内の酸素が不足すると、細胞が壊れやすくなり、

細胞が壊れるときに尿酸の元となるプリン体が

多く作られてしまうから。



じゃあ・・有酸素運動なら、いいの?


有酸素運動は、体に酸素を取り込みながら続ける運動だから、

体内の細胞も壊れにくいし、運動することによって

筋肉も温まり、全身の血流も良くなるので。


痛風の体質改善にもってこい、と考えられているようです。


でもね。

いくらマラソンが有酸素運動でも、

運動強度が強すぎる、ということ。


そりゃあ、マラソンといっても、

ピンからキリまであるでしょう。


いわゆる、42.195km走るレースは

体の負担も大きいという話です。


コスプレしたり、仮装したりしながら、

仲間うちでワイワイ言いながら、ゆっくり走る・・

そんな楽しいレースなら、大丈夫でしょう。


でも、そうじゃなくて、

サブスリーを狙う(完走タイム3時間半を切る記録)とか

そういう本格的な人は、痛風発作が出やすい、

ということです。


あ、もちろん、マラソンを走っても、

体内に尿酸結晶がたまっていない人は、

痛風発作なんか出やしません。


マラソンを走って痛風発作が出るような人は、

今までも痛風発作が出た経験のある人、だけです。


2024年2月2日金曜日

痛風の治療と改善

痛風は、痛いです。

厳密に言えば、痛いのは

“痛風発作が痛い”のです。


ですので、痛風の治療といえば、

この痛い痛風発作を出ないようにさせるのが、

痛風の治療と思われガチですが、

実は そうではないです。


いわゆる“高尿酸血症”の状態を放置しておくと、

おそろしい合併症になってしまう可能性もあり、

注意が必要です。

これを治療していくのが、本来の痛風の治療、

と言われています。


しかも、その合併症というのは、初期段階では

自覚症状があまりないらしく、油断なりません。


ですが、痛風だからといって、

早死にしてしまうのは、悔しいです。


なんとしてでも、平均寿命くらいは

生きたいでは ありませんか。

できれば、長生きしたいです。


どうすれば いいのでしょうか?


一番具体的な指針となるのは、「尿酸値」です。


尿酸値が、「7.0mg/dl以下」ならば、

安心していいと思います。


逆に、それ以上ならば、じわじわと尿酸結晶が体内に溜まり、

将来、合併症になる可能性も否定できなくなります。


では、どうすれば「尿酸値」を下げられるの?


もっとも、ポピュラーなのは、薬物療法です。

医師に処方してもらった薬を、指示通りに服用すると、

尿酸値は、たいてい「7.0mg/dl以下」になっていくようです。


あとは、自分で生活習慣に気をつける、とか。


具体的には、

→体重を減らす (たいてい「尿酸値」は下がります)

→水を1日2リットル飲む(尿による尿酸の排泄を促す)

→禁酒する (もしくは、飲酒量を減らす)

→プリン体を多く含む食品を食べるのを減らす(レバーなど)

→軽い運動をする

→ストレスをあまり溜めない


・・・・・・・・・。


なかなか、

「できそうで、できなさそうなもの」ばかりですね。


私の知り合いにも、痛風の人が何人かいますが、

全員が薬を飲んでいます。

薬物療法ですね。


ですが、痛風のクスリを飲んでいるから、と

焼肉・レバーも食べたい放題、

ビールも飲み放題の人もいます。


で、そんな人は、やっぱり、ときどき

発作が出て、足を引きずっています。


普段から痛風のクスリを飲んで、それでいて、

生活習慣にも気をつけたら完璧じゃないか、

と思ったりもするのですが、

なかなかそんなふうにできる人は、

あまりいないように思います。


どうしても、油断しますからね。


誰かにガツ~ン、と言ってもらえればいいのですが、

一番いいのは家族ですが、そーゆー人は、

家族の言うことなんか聞きませんからね。


で、お医者さんに・・となるのですが、

このごろのお医者は、みんな優しくて、

ガミガミ言う人は少ないのでは。


やっぱり、自分で気をつけるしかないのですね。


痛風 冬の痛風改善のための運動効果

冬場における、痛風改善のための運動には、

どんな効果があるのでしょうか。


最大の効果は、これです。

『水が飲める』。


???


さて、そもそも、痛風対策として、どうして

運動が必要なのでしょうか。


痛風体質の人に、理想的とされるのは、

体への負担の少ない(軽めの)有酸素運動です。

有酸素運動というのは、ウォーキングとか、

軽いランニング、軽い水泳、軽いサイクリング。

とにかく、はぁはぁと息を切らして、その場に

へたり込むようなキツイものではなく、

会話しながらでも続けられる程度の運動です。


これらの運動効果としては、まず、

肥満の解消(内臓脂肪を減らす)、

ストレスの発散、筋肉量の増大、

血流・血行の改善・・など

さまざまなメリットがあります。


食事療法だけでは中々、改善できないメタボも

運動療法を組み合わせて行うことが

推奨されているくらいですしね。


で。

冒頭の『水が飲める』というのは、何なのか。


痛風とは、カンタンにいえば、尿酸値が高い病気なので、

できるだけ尿酸を体外に排泄したいのです。

尿酸の大半は、尿と一緒に体外に排泄されます。

で、ある程度の尿酸を排泄するためには、

一日に2リットルの尿を排泄することが推奨されています。


ですが、ひとくちに「2リットルの尿」といわれても、

ピンときません。

今の自分は、そんなに排泄 できているでしょうか。


「2リットルの尿」を出すためには、少なくとも

「2リットル以上の水」を飲んでいないと、

出るものも出ません。


春夏の季節なら、苦もなく水も飲めるでしょう。

暑いし、汗もかきますし、喉も渇きやすいですからね。


でも、秋・・とくに冬場はどうでしょう。

のど、渇きますか?

バンバン、水を飲めますか?


冬場は、真夏ほど痛風発作は発症しませんが、

それでもやはり、尿酸は

できるだけ体外に排泄しておきたいですし、

尿を多く排泄することで、尿路結石の予防にもなります。


一日のうちに、こまめに、

お茶や水を飲んで、水分補給・・と

いきたいところですが、喉も渇いていないのに、

飲み続けるのは、どうも気乗りがしません。

っていうか、飲めないです。


そこで、運動なのです。

ホンの5分でもいいですから、(できれば)毎日、運動を

生活に取り入れたいところです。

で、運動の前後に水(もしくは、お茶など)を飲みます。

一日分の水分確保の一旦を担ってもらうのです。


あと、風呂ですね。

入浴。

これも、入浴前に水かお茶を飲んで、

半身浴でもいいですから、浴槽につかって温まる。

全身の血行・血流も良くなりますし、

体も温まります。

それから、入浴後にも水やお茶を飲みます。

水分も摂取できて、やがて、それは

尿の排泄につながります。


夏場は、なにも考えなくても、暑いので

自然と水分はたっぷり摂りますが、

冬場は自分で意識しないと、なかなか、

「2リットル以上の水」は飲めないです。


軽めの運動、短い時間でもいいですから、

生活の一部に組み込むと、水分補給も

スムーズにいくみたいです。


でも、自分が一日に飲んでいる水の量が

「2リットル以上」になっているかどうかは、

定かではありませんけどね。


痛風 寿命 長寿

痛風体質の人は、一般的に

短命だと考えられています。


でも、これは間違い。

そして、ある意味、正解でもあります。


どういうことでしょうか。


痛風とは切っても切れない関係のある尿酸は、

血管の老化を防ぐ働きがあり、

尿酸が豊富な痛風体質の人は、

年齢に対して若々しい血管でいられます。


そして、尿酸そのものが抗酸化作用があり、

有名なところで癌予防ですが、

老化を防ぐ働きがあります。


私の身近にも、現実に

80歳を過ぎても元気に仕事をしている

痛風の人がいます。

とても元気に過ごしています。

ちょっと羨ましかったりします。


ところが。

肥満(内臓脂肪の増加)、ストレス増加、運度不足、

過食(カロリー過多)などで尿酸値が跳ね上がり、

そういう状態が長期に続き過ぎると、

今度は痛風以外の病気、すなわち、

合併症の心配が出てきます。


糖尿病とか。

高血圧、脳梗塞、心筋梗塞・・・いろいろ。


こうなると、病気が病気を呼んで、

悪いスパイラルのようになってしまいます。

長生きしたいですが、どうなることやら。


尿酸値が高過ぎたら、薬物療法も大切かもしれませんが、

まず、肥満の解消です。

肥満はメタボの大敵、痛風の大敵です。


なんで肥満と痛風が関係あるのか、というと、

内臓脂肪が増加すると、内臓脂肪から

良くないホルモンが分泌して、

尿酸値が上がってしまうからなのです。

逆に、内臓脂肪が減らすことができるなら、

尿酸値を下げることができます。


また、内臓脂肪は尿酸値ばかりでなく、

血管にも関係してきます。


ですが、内臓脂肪は比較的燃焼しやすいので、

(ウエストの)ベルトの穴を一つ縮める、できれば

二つ縮めることができれば、

血管内の異常も解消されつつある、と言われています。

同時に尿酸値も下がってきます。


運動だけでウエストを絞るのは、かなり困難です。

年をとるにつれて、代謝も悪くなりますしね。


ここは、やはり食事で。

とにかく、過食を防ぐことが肝要です。

三食合計のカロリーで考えないと、

朝だけ、あるいは昼だけ軽くすませても、

夜にドカ食いしていたら、やはり

一日の合計カロリーは高くなります。


三食トータルで、

食事量を(少しでも)減らしていくように

もっていきたいですね。


痛風 急性関節炎が起る理由とは?

痛風発作のいうのは、通常、関節に発症します。

有名どころで、足の親指の関節の付け根。

それ以外にも、足の甲、くるぶし、

アキレス腱、膝、手の指・・・などなど。


筋肉に痛風が出たとか、お腹の脂肪に痛風発作が出た、

なんて話は聞いたことがありません。

出るのは、関節ばかり。


これは、なぜ?

なんで、関節ばかりなの?


痛風発作はある日、突然、

関節が腫れあがり激痛が起る、急性関節炎の一種です。

原因は、体内の尿酸が過剰に生産され過ぎていて

(その目安が尿酸値)、

結晶化した尿酸が関節に沈着するからなのです。

そして、沈着し過ぎた尿酸結晶が剥がれたとき、

それを血液中の白血球が異物に認識してしまい、

攻撃するから。そのときの攻撃時に、

痛みの成分が出るのです。

これが痛風発作の原因。


で・・尿酸が結晶化するのは、

体内の体温の低い部分に沈着するのです。

ゆえに、心臓から遠い箇所・・手足の末端などは

尿酸結晶が出来やすいのです。


人間の体温が、仮に37度とします。

手でも足でもそうですが、筋肉に覆われています。

筋肉には血が通っていて、温かいのです。

ほぼ体温と同じです。


ですが、関節は筋肉に覆われていません。

関節と関節を繋ぐものは「腱」なのです。

筋肉じゃありません。

筋肉なんかで関節が覆われていたら、

動かせませんからね。


で・・腱でしか覆われていない関節は、

筋肉で覆われた骨などに比べて、温度が低いのです。


それが理由の一つです。

関節の部分は、体温が低いのです。


では、対策はないのでしょうか。


人間の体の構造を変えたりはできません。

関節を筋肉で覆ったりすることは不可能ですから。


おススメは柔軟体操。

特に、下肢。

股関節の部分の柔軟体操がいいです。


腰は「体のカナメ」です。

そういう文字を書きますし。


股関節、腰の柔軟性が高まると、

上半身と下半身をジョイントしている部分の

血流が良くなります。

つまり、下半身の血流も良くなるということ。


血液というのは、温かいのです。

血流が良くないと、手足は冷えます。

特に、冬場はそうです。


血流を良くすることで、手足などの末端の関節に

尿酸結晶をできにくくすることができます。


あと、なるべく、お腹を冷やさないこと。

温かいモノを飲む、食べるのがお勧めです。


胃を冷やすと、血液が胃を温めなきゃならないので

(機能が落ちてしまうから)、

胃腸に血液が集中します。

よって、手足は二の次になってしまい、

末端の血流が悪くなるのです。


手足があたたかければ、痛風発作は起こらない・・

というものでもありませんが、

できることを少しずつ気をつけるのが

良いと考えています。


痛風 副腎皮質ステロイドは、本当は怖い

 痛風ガイドラインによると、痛風発作治療薬としては、

「コルヒチン」「非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)」

「副腎皮質ステロイド」

の3つが明記されています。


ガイドラインに掲載されている、ということは、

医師がこの基準にのっとり、

患者に対して治療を行う指針となる・・

ということです。


で、「コルヒチン」というのは、

痛風発作の予兆のときに、

服用すると発症を抑えこむ薬です。


「非ステロイド性抗炎症薬」というのは、

ひらたくいえば、痛み止め(炎症を抑える)です。

ボルタレン、とか。

ロキソニン、とか。


で、「副腎皮質ステロイド」。

これがすごい効果があります。

同時に強烈な副作用が有名です。


私なら、この「副腎皮質ステロイド」を服用

(もしくは、注射)したことはありませんが、もし、

お医者にこの薬を処方してもらったら、

もらってきたその日に一錠も飲まずに、ゴミ箱に捨てます。

そんな薬、飲んだり注射されたりしたくありません。


そもそも、ステロイドとは何か?


昔、ステロイドという薬が発売されたとき、

「夢の薬」「魔法の薬」とまで言われたそうです。

あまりも効果抜群すぎて。


ステロイドというのは、副腎から出されるホルモンの一種で、

いろいろな働きがありますが、カンタンにいえば、

抵抗力、免疫力の働きをします。

つまり、これが弱ると病気になりやすくなります。


副腎といえば、腎臓のすぐ近くにある小さな臓器ですが、

“副”という字がついているので、サブ的なものかと思えば、

とんでもない!


体の要である腎臓にも負けないくらい重要な臓器で、

東洋医学(漢方)では、

腎臓と副腎を合わせて『腎(じん)』と

呼んでいるくらいです。


で、この副腎から分泌されるステロイド。


このステロイドを安易に

(本当は安易じゃないんでしょうけど)

薬として体内に取り込むと、どうなるのか?


副腎がもう、自分でステロイドを作らなくなるのです。


たとえば・・

毎日、一生懸命、

朝から晩まで勤め先で働いていた人がいた、とします。


ところが、なんらかの理由で、

今までもらっていた以上の給料が勝手に、

自分の口座に振り込まれてくるようになりました。


ああ、今まであくせくと働いてきたのに、働かずして

お金が勝手に入金されるのです。

この人は、アホらしくなって、

お勤めを辞めてしまいました。


で、お金に困ることもなくなったので、

毎日、ゴロゴロと家で寝てばかりの暮らしをしていました。

ところが、ある日、突然。


働かずして入金されてきたお金が、理由も説明もナシに

突然、ストップ。


これでは、いけない・・と再び働こうとしましたが、

以前の慣れた職場は辞めてしまって復帰できません。

不景気で、なかなか次の職場も見つかりません。

なにより、だらけた生活に慣れてきてしまっているので、

働く気力もありません。


ああ、どうしよう。


・・・・・・。


たとえ話なので、ちょっと感じは違いますが、

ステロイドを薬として服用すると、

副腎がステロイドを分泌しなくなる

危険性があるのです。


「副腎皮質ステロイド」という治療法がダメだと

言ってるのではありません。

それはもっと難病とか、治療困難な病気で使用する薬だと

思うのです。


痛風くらいで(といえば怒られるかもしれませんが)

痛みが引かないから、とか、そんな理由で

投下する薬じゃないと思っています。


自分の副腎が弱ってきて、ステロイドを分泌しなくなると、

抵抗力が弱まり、病気になりやすくなります。

(服用するならば、長期使用は

なるべくなら やめておきたいです)


東洋医学(漢方)では、副腎を重視していて、

“合谷(ごうこく)”というツボを揉むよう、

推奨しているくらいです。

合谷というのは、右手の親指の付け根の辺りにある、

副腎を強化するツボですので、

興味のある方は調べてみてください。


(左手の合谷は、副腎ではなく、

また違う効果ですので、“右の合谷”です)


2024年1月12日金曜日

痛風 食事療法の肝(キモ)

痛風(高尿酸血症)の改善、といえば、

まず、まっさきに思い浮かぶのが

「食事療法」です。


なんか、いやですよねえ・・

え?

なんでかって?


ほら、食事療法といえば、

食べたいものを食べられない、あまり食べれない、

つらい、キビシイ、苦しい・・・

そんなイメージじゃないですか。


一昔の前の、痛風の食事療法といえば、

徹底的なプリン体を多く含む食品の制限でした。

いや、それは、もう、すごいものでした。


肉は食うな。

魚も食うな。

ビールは飲むな。

野菜を食え。


我々は、草食動物じゃないんです。

シマウマじゃないんです。

草ばっかり、食ってられますかって。


ですが、現在の痛風改善の指針は、以前とは

少し違ってきています。

食べる食品の品目の選別・・というより、

摂取総カロリーの制限に移行しています。


つまり、何を食べるか、よりも、

「食べ過ぎるな」と。


なんで、こんなに手のひらを返したように、

食事療法の指針がひっくり返るのか。

いや、ひっくり変えるというのは、

語弊があるかもしれませんが、

昔と言ってることが明らかに違うじゃないですか。


ま、それはともかくとして、

もう何を食べてもいいってコト?

もう何も食べたいものを我慢しなくてもいいってコト?


いや、そういうわけでもないんです。

話せば長くなるので、

かいつまんで要約すると。


痛風の要因となる尿酸ですが、

これは細胞中のプリン体が分解するときに

できる老廃物なのです。

これが「尿酸」。

ついでにいうと、この尿酸の、

血中濃度の割合の数字が「尿酸値」。


で、このプリン体は、

食事からの摂取が20パーセント。

体内で生成されるものが80パーセント。


なんだ、

体内で生産されるのがほとんどじゃないですか?

今まで、私が長年、食べたいものを我慢してきたのは、

なんだったの?

カレーライス食べたいのに、我慢してきたのは

ナンだったの?


近年、これらの研究成果が明確になってきて

(20年前に教えてくれよ)、

あまり、プリン体の制限は重視されなくなってきました。


ですが、20パーセントしか影響がないから、といって、

食べたいものをバンバン摂取していると、

痛風のリスクが高まることに違いはないです。


ただ、一昔前と違うところは、

食べたいもの(プリン体を多く含む食品、肉など)を全く

食べてはいけない、のじゃなくて、

「食べ過ぎない」つまり、摂取カロリーを制限する方向に

なってきています。


これは、ひいては、他の生活習慣病を予防する、

肥満も防止する、などの好影響を及ぼします。


とにかく、肥満(内臓脂肪の増加)は、

尿酸値を上げてしまうのです。

これも数十年前には、まったく、

こんなことは言われていませんでした

(20年前に教えてくれよ)。


昔はともかく、現在の

「痛風改善の食事療法のキモ」とは何か?


●食べ過ぎない(お腹いっぱい食べない)

●プリン体・塩分・脂質(主に肉類)を少なめに

●野菜・海藻を多めに摂る


・・・と、まあ、こんな感じです。


でも、これって。

なんか、シマウマに近づけ。

って言われているような気もするんですけど。


で、ここで疑問をひとつ。


「食べ過ぎない」と「野菜を多めに摂る」

ってのがあるけど、野菜をお腹いっぱい、満腹まで食べたら、

どうなるのか?

体に良い野菜だから、いくら食べても大丈夫?


痛風体質の人には、とにかく、

「お腹いっぱい食べる」というのが良くないです。

たとえ、野菜であろうと。

海藻であろうと。


「野菜を満腹まで食べる」のと

「肉を少し食べる」のでは、

「肉を少し食べる」方がずっとマシです。


何を食べるかより、腹八分目。

できる人は、腹六分目。


腹四分目にしてしまうと、反動で

いつかドカ食いをしてしまうので、あまり

おススメできませんが。