2023年3月17日金曜日

痛風発作が膝から下の箇所に多い理由とは?

痛風発作というものは、通常、

膝から下に発症することが多いです。


膝から下、というのは

膝、足首、足の甲、足の親指の付け根、

くるぶし、アキレス腱・・などです。

つまり、関節や腱・筋(すじ)などに出やすいです。


これは尿酸結晶が体内の、比較的体温の低い関節などに

沈着しやすい性質があるためです。

ようするに筋肉のあまりない箇所ですね。

筋肉には毛細血管がたくさん通っているので、

血管には温かい血液が流れているので

わりとあたたかいんです。


温かいと、尿酸は血液中に溶けやすいので、

結晶化して体内に沈着しにくい、ということ。


でも、発作は足に出ると限らず、人によっては

手指などにも出ることがあるようです。


で。

手指にしろ、足にしろ、とにかく

痛風発作が出やすい患部というものは、

“内臓から遠い箇所”になるんです。

というのも、人間の体は内臓が第一で、とにかく

内臓を守るようにできているのです。


手や足がどうでもいい、ということではないのですが、

とにかく、内臓がダメになってしまうとマズイので、

内臓から遠いところに

尿酸結晶は溜まるような仕組みになっています。


ですが、逆に考えると。

足の場合でいえば、膝から上の箇所に発作が出始めると、

要注意となります。


つまり・・本来ならば膝から下の箇所に発作が出るはずなのに、

上の方へあがってきているということは、

体内の尿酸結晶の蓄積が飽和というか、

沈着が多くなってきていて、

下の方に溜まりきらなくなってきている可能性があるので。


内臓、特に腎臓に溜まってくると、

年々、腎機能が衰えてきたりして、

ちょっと怖いことになります。

やはり、なんといっても内臓は大切ですからね。


対策は、とにかく、尿酸値を下げる、ということになります。


尿酸値を下げるには、お医者が推奨するのは

尿酸値を下げる薬を飲むこと。


尿酸値を下げる薬には肝機能が低下したり

副作用の心配もありますが、腎臓がダメになってしまったら、

もっと怖いので、薬を服用する、というのが

現在の医学ではセオリーとなっています。


薬をのむ飲まないは別にして、

おススメは、やっぱり口から入るものを少なくして、

体重を減らして尿酸値を下げること。


薬を飲んでいる人の中にも、

いつかは薬をやめたいと思っている人もいると思いますので、

薬を飲んでいても、食事量を少なめにして、

体重を落として尿酸値も下げる・・というのが

良いのではないかという気がします。


2023年3月13日月曜日

駅前の病院がちょっと先進的

駅前に、内科の小さな病院(開業医)があるのですが、

看板がズケズケと道に乗り出すようなカタチで出ています。


ここは、オープンしてまだ数年。

院長の先生(というか一人しかいない)も比較的若いです。


実は一度だけ、診察を受けてみたことがあるのですが、

なんか、がら~んとして、あまり 

はやっていない感じの病院でした。


お医者も人気商売なんでしょうかね?

まあ、経営が軌道にのるのは年数が

かかるってところでしょうか。


で。

先日、その病院の前を通ると、なんと、その病院。

鍼灸治療も(併設して)はじめました、と

張り紙が貼られているではありませんか。


ええっ!?


内科の病院ってのは、西洋医学ですよ?

それを東洋医学である鍼灸治療も取り入れるってこと?


病院というところは、「治療=薬を出すこと」ですから、

薬を使わない治療法(東洋医学、漢方のこと)を軽視してる向きが

あるように思うのです。

ですから、びっくりです。


へえ~。


今までの西洋医学の薬物治療を継続しながらも、

鍼灸治療も併設する、っていうことは、

少なくとも、その先生は

鍼灸治療は効果がある、と考えているのでしょう。

できなきゃ、やらないですからね。


西洋医学の薬物治療は

痛みを軽減したり劇的な効果があることが多いですが、

そのぶん、副作用の心配があったりします。

東洋医学は薬物を使わないので副作用は、

ほとんどありませんが、

長期的に、長い目でみて体質を改善する、という感じで

即効性を期待するのは難しいです。


ですので、両方の良いところを取り入れる、

というのは理にかなっているというか、

これからの医学というか治療法として理想的じゃないか、

と思うのです。


これから、将来、どんどん

こんな前衛的な病院が増えてくるかもしれませんね。


え?

で、その病院へ通うのか、って?


いえ、私は通いませんよ。


なんでかって?


いやあ、実は、その病院の先生、一度診察してもらったら、

なんか偉そうで、感じが悪かったので。

もう二度と行く予定はありません。


あはは~

・・・・ってことで、やはり

お医者も人気商売ですかね?


2023年3月11日土曜日

痛風 アメリカンチェリー

アメリカの「痛風の民間療法」に

アメリカンチェリーを飲む、もしくは

食べる、というのがあるそうです。


これは・・・ホントか嘘か!?


アメリカンチェリーってのは、いわばサクランボ。

日本産のさくらんぼとはちょっと違っていて、

赤黒い色だったりします。

スーパーとかでも、ときどき見かけますね。


日本で売られているのは輸入かもしれませんが、

アメリカでは風土が合うのか、

たくさん収穫されるフルーツのようです。


で、アメリカンチェリーを飲む、というのは

アメリカンチェリーのジュースを飲む、

ということを意味します。

つまり、オレンジジュースを飲む、みたいな感じ。


さて、このアメリカンチェリー。

本当に痛風に効果があるのか。

つまり、尿酸値を下げる効果があるのか!?


「濃縮ブラック・チェリー・ジュース」ってのを

飲み続けて痛風発作が出なくなった人が(アメリカに)

いるらしいんですけど、ホントですかね??


レッドチェリーよりもブラックチェリーの方が

効果が高いそうですが、

成分が違うってことでしょうか。


まあ、確かにアメリカンチェリーには、

ビタミンCとか、アントシアニンなども豊富です。

これらが尿酸値を下げる働きをする可能性は充分にあります。


でもね。

アメリカンチェリーといえば、フルーツなんです。

果糖もたっぷり含まれているハズです。


ほら、オレンジジュースをごくごく飲んだら、

お腹がいっぱいになってしまうでしょう?

それが、果糖なんです。

果実に含まれる糖分です。

言葉悪いですけど、肥満の元です。


体の中に果糖が入ってくると、肝臓が分解しますが、

そのときに尿酸が作られるのですよ。

ですので、ごくごくアメリカンチェリーを飲んだら、

ばんばん尿酸が作られるハズなのですが・・・


それでも、なおかつ、尿酸値が下がった、もしくは

痛風発作が起こらなくなったというのならば、

それ以上のパワーがアメリカンチェリーにある、

ってことなんでしょうか?

2023年3月9日木曜日

痛風に良い食事の落とし穴~低プリン体の食事の罠

「落とし穴」というものは、普通、

外見上は見えないようになっています。

穴があいているのが見えれば、誰も落ちたりしませんからね。


さて、痛風に良い食事というものがあります。

「痛風に良い食事」という言い方に語弊があるように思うのは、

痛風に良い、というと「痛風が改善する食事」というふうに

聞こえるからです。


あるモノを食べたら、テキメンに痛風が治癒した。


そんな魔法使いのような食事はありません。


一般に、痛風に良い食事というのは、

プリン体の含有量の少ない食品のことを指しています。

低プリン体の食事、というやつですね。

そして、プリン体の少ない食品は、たいてい低カロリー。

これって、ヘルシーですね。

つまり、健康に良い食品ということになります。


具体的にいうと、低プリン体の食事とは、

どういうものでしょうか。


海藻や野菜などのアルカリ性食品、

豆腐などの大豆製品、牛乳、卵、穀類など。

あと、キノコとかコンニャクとか。


ああ、水くさいものばっかり。

味気ないものばっかり。


だいたいね。

おいしいものは、高カロリー高プリン体と考えると

ほぼ間違いないです。


じゃあ、痛風なら、おいしくないものばかりを食べろってこと?


まあ、そういうわけではないでしょうが・・

だから、痛風に良い食事(食品でなく)というと、

いかに低プリン体の素材を使っておいしく調理するか、

ということになってきます。


で、腐心して、低プリン体・低カロリーのお料理を作って

おいしくいただくわけですが・・


ここまでは、いいんです。


ここで、その低プリン体・低カロリーのお食事を

「食べ過ぎ」てしまうと、何もかも水の泡となります。

いくら低プリン体でも、たくさん食べたら、

高プリン体と同じくらい、あるいはそれ以上、

摂取しているのと同じことになってしまうからです。


じゃあ、ほとんどプリン体のない、それでいて

栄養価の高い優良食品。

たとえば、豆腐。


これを毎日、お腹いっぱい食べるとすると・・

豆腐ですら、尿酸値は上がってしまうのです。

というか、これは豆腐のせいではなく、

食べ過ぎによる肥満、そして内臓脂肪の増加が要因となる

尿酸値上昇なのですけどね。


ですので、それほど、低プリン体の食品、というのは

気にしなくても良いと思います。

頭の片隅に入れておく程度で。


むしろ、それよりも食事の総量を気をつける。

つまり、「食べ過ぎに気をつける」ということが

一番大切だと思います。


そして、たぶん、それが一番、難しいんですよ。

困ったことに。


2023年3月3日金曜日

痛風 春タマネギ

痛風の民間療法に

「生タマネギを水にさらさず(生のまま)食べる」というのが

あります。

まるまる一個くらい、生のまま齧る、というものです。

水に晒さず、というのは

水洗いをしてしまうと、成分が流れ落ちてしまう

ということでしょうか。


民間療法というのは、医学的に必ずしも

検証されたものではないのですが、

これは効果があるぞ、といつの間にか

自然に広まってしまった療法のことです。


その効果たるや、

痛風発作を発症させた初日に、これはイカンとばかりに

生タマネギをまるまる一個かじったら、

次の日には嘘のように治まった人もいる、とか。


ホントなんですかね?


・・というわけで、去年の夏、自分でも

毎日、実際にタマネギを食べて試してみました。


タマネギを丸々一個、食べるということは

これは中々、ツライことでした。


いえ、タマネギを好きな人もいるでしょうが、

それは、例えばドレッシングをかけたり、

オニオンスープにしたり、

なんらかの調理を施した玉ネギでしょう?

生で丸齧りの玉葱がおいしい、と思う人は少ないのでは。


玉葱は、あれで結構、刺激物ですから、私の場合、

何日目からかは喉が痛くなり(食べすぎです)、

ある時期からは涙が出てくるし、なにかの苦行のようでした。


で、肝心の効果は、というと、

去年の夏は、(甲斐なく?)痛風発作が出てしまいましたからね。


なあんだ、効果なし?


ただ、痛風発作が出たのは出たのですが、

例年より、痛みの程度、腫れの度合いはマシでした。

まあ、マシであろうが、出たことは出たわけなのですが。


これは、玉ネギのおかげで比較的軽く済んだのか、

それとも、何か他のおかげなのか、

あるいは、たまたまなのか。


結局、タマネギの効果はよくわからなかったというか、

あまり自分では実感できませんでしたが、

まあ、個人差がある、ってところなんでしょうか。


・・・・・・・・・。


タマネギの良いところは、安価なところです。

スーパーでお手軽な価格で販売されていますからね。


それに昔から、タマネギは

血液サラサラになる、といわれていますから。

たまねぎを食べたから、といって不利益はないでしょう。


ところで、今の季節(春先)、「新タマネギ」、

あるいは「春タマネギ」というものが店頭に並び始めています。

これらは表皮が白い、白っぽいことが特徴です。

去年にとれたものは、茶色っぽい表皮ですからね。

一目瞭然です。

また、店頭でも「春タマネギ」と表示にポップをつけて、

チカラを入れて売っているようです。


タマネギは秋から冬にかけて、だんだんとカラくなってしまい、

とても生では食べれたものではないです。

喉がヒリヒリして、辛さにノドが負けてしまいそうです。


冬場の間は、なかなか生タマネギは食べられずにいたのですが、

この春タマネギは新タマネギですからね。

甘みも増えて、カラさは、だいぶんマシです

(辛いことはカラいですが)


夏場の痛風発作の発症しやすい季節にそなえて、

今から生タマネギを食べようか、どうしようか、と考え中です。


考え中といえば、聞こえがいいですが、

なんか・・・生タマネギには躊躇する理由があるんですよねえ。

やはり、タマネギは調理するからこそ、おいしいんですから。


白っぽい、今年の春タマネギは去年に収穫されたものよりも

高めの価格設定になっていますが、甘みや辛味が違うので、

どっちかというと、新タマネギの方がおススメです。


2023年3月2日木曜日

痛風 サウナでのダイエットは厳禁

なんで厳禁かというと、いえ、入りたきゃ 

入ればいいのですが、

痛風体質の人がサウナで大量の発汗をすると、

痛風発作の発症リスクが高まる、というだけの話です。

つまり、痛風発作が出やすくなる、ということ。


痛風じゃなくても、だんだん年を取ってくると、

サウナで長時間、大量の発汗を続けていると、

脳梗塞で倒れたりする人がいる、とか、

ときどき聞きますよね。


サウナに入るなら、しっかりと水分補給し続けないと。

痛風リスクどころか、下手すりゃ、命が危ないです。


ああ、年をとるってことは、いろいろとやっかいです。

若い時分なら、サウナで倒れたりとか、あまりないのですが。


なんで大量の発汗が良くないのかというと、

人間の体の構成の大部分が体液(血液やリンパ液など)で

成り立っていることに起因しています。

つまり、血液などの濃度が高くなってしまうってこと。

血管が詰まったりする可能性のあることは、

なるべく避けた方が無難です。


まあ、サウナに入ると、あとは

サッパリして気分はいい、ってのは確かにあります。

大量の汗と一緒に、体内の不純物も一緒に出たのでしょうか?


この汗と一緒に「尿酸」も出てくれれば、このうえなく

嬉しいのですが、残念ながら、尿酸は、汗からは

ほとんど出ません。

尿酸は、大部分が尿からの排泄なんです。


ですので、大量の汗をかいても

尿酸は体外に排出されないうえに、

トイレにいく回数が減りますので

(体内の水分をたくさんの汗というカタチで出しているので)

かえって尿酸値は上がってしまいます。


じゃあ、サウナに入らなければ、

痛風発作のリスクは高まらない?


いや、ちょっと待ってください。

サウナって、何かに似ていませんか?


暑い密室。

目の前が見通せないくらいの、もわぁっ、とした水蒸気。

流れ落ちる大量の汗。


そうです。

夏です。

夏の気候です。


夏はサウナに入っていなくも、まるで

天然のサウナのように

たくさんの発汗を促されてしまいます。


ああ、要注意じゃないですか。

夏場が痛風発作の多いシーズンだ、というのは

あながちデタラメでもないのです。


対策としては、しっかりと水分補給をする。

で、なるべく涼しいところにいる。


特に水分補給ですね。

これに、尽きます。


2023年3月1日水曜日

ある日、気がついた痛風発作のこんなダメージ

まあ、どうでもいいことなのですが、

最近、気がついたことがあります。


いっけん、痛風とは関係ないようですが、私は

股関節のストレッチというものを実践しています。

これは下半身を軟らかくすることで、

全身の血流を改善するのが目的です。


で、股関節を柔軟にするのはいいのですが、

ストレッチには、いろいろな種目があります。

そのうちのひとつに、正座したスタイルのまま、

後ろに ぐぐ~っ、と倒れていく、

体をそりかえって太腿の筋肉を伸ばす、

というストレッチがあります。


最近、この種目のストレッチを毎日やってみよう、

と日々の日課に取りいれてみたのですが・・

なぜか、それができないのです。


なんで?

体、かたいの?


これはね、太腿を伸ばすだけでなく、

足首と親指の付け根の関節も

ぐ~っ、と伸ばす動きがあるんです。

背後に体が倒れこむ動作ですからね。

これが痛くて、できない。


右足はできるんです。

左足ができない。


なんでか?


足首はいいのですが、「左足の親指の付け根の関節」が、

私の場合、かたいんです。

伸ばそうとすると、そこが痛くて、あまり動かない。


これは、ね・・

もう、考えられることは、ただひとつ。


長年、この箇所が痛風発作で散々、腫れあがってきたから。

さんざん、痛い思いをしてきた患部だから。


・・・・・・・・・・。


なんらかのダメージが、

左足の親指の付け根に残っているんでしょうね。


歩くのは何不自由なく、できます

外見上、関節が破壊されてるとか変形している、

というようなことは何もありません。

でも、関節内部はどうなっているのかは

わかりませんしね。


ただ、単に、その箇所がかたくなっているだけかもしれません。

ストレッチを続けることで、もしかしたら、

軟らかくなっていくのかもしれません。


本当のところはよくわかりませんが、

痛風発作が体にダメージを残していることは

間違いないようです。


私の場合ですが、夏になると、

いつも痛風発作を発症させるリスクが高まるので、

本当に気をつけなければ、と思います。

痛風発作が体にとって、

良い影響などあるワケないですからね。

2023年2月19日日曜日

毎日ビールを飲むと痛風に

 毎日ビールを飲むと痛風になる!?


これは・・・ホントか嘘か!?


いや、関係ないと思います。

ビールを飲んだら痛風になる、というのは

マチガイだと思います。


たしかにビールなどのアルコール飲料を飲めば、

尿酸値が上がります。


このことは一般的に、プリン体が多く含まれているからだ、

と思われていますが、実際には、

飲んだもの(ビール)が体内に入ってきたとき、

肝臓で分解されるのですが、そのときに

尿酸がたくさん生産されるからです。


じゃあ、大酒飲みって、全員、痛風なの?


周囲の人達を見回してみても、そんなことないでしょう?


酒飲み=痛風ですか?


痛風になるか、ならないか、と

ビールを毎日飲んでいるかどうかで決まるわけではありません。


尿酸値が高いか、どうかで決まるのです。


つまり・・ビールを浴びるように飲んでも

尿酸値がそれほど上がらない人もいるのです。


なんで?


ぶっちゃけて言えば、「体質」です。


痛風になりやすい人は、

尿酸を体内でたくさん作り過ぎる体質の人。

もしくは、尿酸の排泄があまりうまくいかない体質の人。


こういう痛風体質の人が、

毎日まいにち、くる日も来る日もビールを飲み続けていたら、

どうなるか?


きっと、いつの日か、痛風発作に見舞われるでしょうね。


ですので。

毎日ビールを飲むと痛風になるわけではありませんが、

痛風になりやすい体質の人が、毎日ビールを飲むと

痛風になります。

いや、そんな言い方をすれば語弊がありますが、

比較的、痛風になりやすいです。

なんか、理不尽な話ですが、しょうがないです。


遺伝による体質は、持って生まれたものですので、

なるべく痛風発作を起こさないよう、そして

遠い将来、内臓が悪くなったりしないよう、

今から生活習慣に気をつけていくしかないです。


2023年2月18日土曜日

花粉症 対策 鼻水

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◆ 花粉症 対策

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毎年、春になると花粉症に苦しむ人も大勢おられます。

いろいろな花粉が飛ぶ季節ですからね。


一昔前は、それほど花粉症で苦しむ人も

多くなかったような気がしますが、今は、もう・・

右を見ても左を見ても花粉症。

みんなマスクをして歩いています。

もう、まさに国民病ですね。


え?

マスクは花粉症だからじゃないって?


さて、花粉症の対策ですが、

まずは、お手軽なものを。


東洋医学では、内臓と体の表面は密接な関係がある、

と考えられてます。


内臓の不調があると、体の表面にあるツボ(経穴)が

痛かったり硬かったりするのは、体のツボが

内臓の反射鏡だから。


で。


「胃」 →「鼻」

「肝臓」→「目」


と関係がある、と東洋医学では考えられています。


つまり、

胃が不調だと鼻の調子も悪くなる、ということ。

肝臓が不調だと目までも調子が悪くなってしまう、

ということ。


ってことは、逆に。

胃の調子が改善すれば、鼻の調子も良くなる。

肝臓の調子が良くなれば、目の不調も改善される、

ということ。


ちなみに、この場合、目の不調というのは、

なんだか、目がコロコロする、とか。

目に違和感がある、とか。

鼻の不調というのは、鼻詰まりとか。

鼻水がずるずる出る、とか。


ついでに言うと、

鼻水が出るというのは、東洋医学では、

体内の余分な水分を排出するため、

と考えられています。


つまり、水の飲みすぎ、水分の摂り過ぎ、ってこと。


そんな言うほど、水なんか飲んでないぞ、

と思うかもしれませんが、

食事にも水分は含有されていますからね。

知らないうちに、充分すぎるほど水分摂取しているのかも。


でね。

ただ、鼻水は水分を排出するだけじゃないんです。

そのとき、鼻水と一緒に、体の中の“良くないもの”も

一緒に排出してくれるのですよ。


ほら、風邪引いたとき、膿みたいな、

濃い嫌な色の鼻水が出たりするでしょ。

鼻水と一緒に、菌とか、

不要なものを排泄しているのですよ。


それから、春先というのは、季節の変わり目で、

体の変調が置きやすい季節なんです。


皮膚や筋肉にも変調を起こしやすいので、

腰痛が起こったりね。


特に、春先は「肝臓」が不調になりやすい季節です。


やたら、イライラしたり、

怒りっぽくなってきたりしていませんか。

目がコロコロしたり、肩こりが酷くなったりしていませんか。


これは、みんな肝臓の不調から出る症状です。

自分でも気がつかないうちに、肝臓に負担がかかっているのかも

しれませんよ。


で、そんなことより、花粉症の話。


とりあえず、応急処置的な感じではありますが、

「整腸剤」を飲む、ということ。


整腸剤?


整腸剤は、花粉症の薬などではありませんが、

胃の調子を整えることによって、鼻の症状が緩和します。


「整腸剤なんかで苦しい花粉症が治るかよ!?」


と思うかもしれませんが、確かに整腸剤は花粉症の薬では

ありませんが、でも、症状は緩和します。

花粉症で苦しんでいるなら、試してみてください。

少しでも緩和するなら、やってみる価値はあると思いますよ。


でも、やっぱり

花粉症対策は、花粉症の薬でなきゃ・・という人は、

花粉症の薬をじっくり比較してみるのも、いいかも。


2023年2月16日木曜日

痛風 ウォーキングって効果あるの?

痛風には運動療法が効果的とされていますが、

これは、まあ、痛風だけに限らず、

生活習慣病全般に言えることです。


「生活習慣病」と一くくりにしてしまうと、

まるで“生活習慣がデタラメ”な人ばかりがなる病気のように

聞こえてしまいますが、実情は

遺伝などの要素も大きかったりします。

そして、これも痛風のみならず、

生活習慣病全般に言えることです。


さて、長年、痛風で苦しんでいる私ですが、

去年の年初から、一念発起・・というほどでもないですが、

なんとか痛風を改善してやろう、と思い、

ほぼ毎日のようにウォーキングを実践してきました。


ウォーキングと言えば聞こえがいいですが、

何のことはない、ただ「歩く」だけです。


なんで、ウォーキングなのか。


数ある運動の中で、なぜウォーキングなのか。


これは激しい運動、特に

息を止めて行う短距離走のような無酸素運動、つまり

強度の強い運動は、かえって尿酸が増えて、

尿酸値を上げてしまうそうです。


よって、運動強度のゆるい、いわゆる有酸素運動が

痛風には望ましい、とされています。


でもね。

実際、一年以上にわたって

ウオーキングを継続してみた感想ですが。


こんなヌルイ運動をいくら続けても、体重は落ちないです。


教科書通りの、推奨されている運動は

たしかに尿酸は増えないかもしれませんが、

体重も落ちません。


体重を落とさないと、なぜ良くないのか。


それは内臓脂肪と大いに関連があり、

内臓脂肪があることによって、

あまり望ましくないホルモンのようなものが

分泌されて、尿酸値があがるから、と考えられています。

そのためには、やはり体重を落とさないと。


体重を落とすのには、食事量を落とすか、

運動するか、のどちらか。

あるいは、その両方。


食事量を落とすのは、難しいですよ。

そりゃ、短期的にはデキますよ。

数ヶ月とか。


でも、食べるという行為が生存に直結している以上、

節食というのは中々難しいです。

世の中に、ダイエット教材が溢れているのも、

それだけ減量という行為が困難だから。


私は、この痛風改善に推奨、とされているウォーキングのような

ユルイ運動を一年以上続けてみましたが、

体重を落とすためには、もっと強度の強い運動をしたほうが

良いのではないか、と考え始めています。


そりゃ、短期的には尿酸は増えるかもしれません。

でも、それなら、太って内臓脂肪を蓄えているほうが

痛風的には良いのか。


ある程度の体重を落とし、内臓脂肪を減らすまでは

食事と運動との両輪で実践していったほうが

良いような気もするのです。


この一年以上続けてみたウォーキングの効果は、

正直なところ、さっぱりわかりませんが、

効果がある、といわれているので、効果があったのでしょう。

実感は全くありません。


運動が痛風改善に必要だというのは理解できますし、

納得ですが、今後、私はもう少し強度の強い、

すくなくとも体重が落ちるような運動に切り替えようかと

考えたりもしています。


ただ、歩いているだけでは、退屈ですしね。


2023年2月12日日曜日

痛風 黒酢

痛風改善に黒酢が効果的らしいのです。


これは・・・ホントか嘘か!?


たぶん、ホントです。

お酢は、体に良いのですよ。


カラダには良くても痛風には、どうなの?


黒酢に含まれているクエン酸が、どうやら

尿をアルカリに傾けるらしいのです。


尿?

アルカリ?

クエン酸?


なんのこっちゃ。


ええと、つまり。

話が少し長く・・というか、ややこしくなりますが、

我慢して聞いてください。


痛風になりやすい体質の人のことを

“痛風体質”といいますが、

痛風体質にもタイプがあります。


体内で尿酸をたくさん作り過ぎる体質の人。

尿酸を体外に排泄するチカラが弱い体質の人。

そして、その両方を兼ね備えている人。

つまり、尿酸を作り過ぎて、なおかつ、

排泄能力が弱めの人ってことね。


でさ。

尿酸というのは、代謝の老廃物なんだけど、

腎臓で濾過(ろか)されて、大半は

尿と一緒に排泄されるのです。

ひたらくいえば、おしっこね。


尿酸値が高くなると、痛風発作が出やすくなるんで、

みんな一生懸命、尿酸値を下げようとするのですけど。

それには、尿酸を作り過ぎるのを抑えるか、

尿酸をたくさん排泄するか、のどちらかなのですよ。


で、尿酸をたくさん排泄する方の話なんだけど、

それにはどうしたらいいかというと、

尿酸は尿に溶けて排泄されることに注目。


すなわち・・尿に尿酸が良く溶けるほど、

たくさん体外に排泄されるワケ。


じゃあ、要は尿に尿酸をたくさん溶かせばいいんでしょ?


でも、どうやって?

どうすれば尿酸が尿にたくさん溶けるの?


それは、こうです。

尿をアルカリ化にさせるのです。


ええと、どういうことかというと、

尿酸というのは、酸性に傾いてる尿には溶けにくく、

アルカリに傾いている尿には

溶けやすい性質があるのです。


だから。

尿をアルカリにすればいいってこと?

でも、どうやって?


で・・・冒頭の「黒酢」ってことなんです。


別に黒酢じゃなくてもいいけど、名前が通っているから。

ただのお酢でもいいんですけどね。

黒酢に含まれているクエン酸が

尿のアルカリ化を促してくれるそうなので。


ですから、黒酢が痛風改善に良い、というのは

あながち、でたらめじゃなさそうですよ。