〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆ 花粉症 対策
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
毎年、春になると花粉症に苦しむ人も大勢おられます。
いろいろな花粉が飛ぶ季節ですからね。
一昔前は、それほど花粉症で苦しむ人も
多くなかったような気がしますが、今は、もう・・
右を見ても左を見ても花粉症。
みんなマスクをして歩いています。
もう、まさに国民病ですね。
え?
マスクは花粉症だからじゃないって?
さて、花粉症の対策ですが、
まずは、お手軽なものを。
東洋医学では、内臓と体の表面は密接な関係がある、
と考えられてます。
内臓の不調があると、体の表面にあるツボ(経穴)が
痛かったり硬かったりするのは、体のツボが
内臓の反射鏡だから。
で。
「胃」 →「鼻」
「肝臓」→「目」
と関係がある、と東洋医学では考えられています。
つまり、
胃が不調だと鼻の調子も悪くなる、ということ。
肝臓が不調だと目までも調子が悪くなってしまう、
ということ。
ってことは、逆に。
胃の調子が改善すれば、鼻の調子も良くなる。
肝臓の調子が良くなれば、目の不調も改善される、
ということ。
ちなみに、この場合、目の不調というのは、
なんだか、目がコロコロする、とか。
目に違和感がある、とか。
鼻の不調というのは、鼻詰まりとか。
鼻水がずるずる出る、とか。
ついでに言うと、
鼻水が出るというのは、東洋医学では、
体内の余分な水分を排出するため、
と考えられています。
つまり、水の飲みすぎ、水分の摂り過ぎ、ってこと。
そんな言うほど、水なんか飲んでないぞ、
と思うかもしれませんが、
食事にも水分は含有されていますからね。
知らないうちに、充分すぎるほど水分摂取しているのかも。
でね。
ただ、鼻水は水分を排出するだけじゃないんです。
そのとき、鼻水と一緒に、体の中の“良くないもの”も
一緒に排出してくれるのですよ。
ほら、風邪引いたとき、膿みたいな、
濃い嫌な色の鼻水が出たりするでしょ。
鼻水と一緒に、菌とか、
不要なものを排泄しているのですよ。
それから、春先というのは、季節の変わり目で、
体の変調が置きやすい季節なんです。
皮膚や筋肉にも変調を起こしやすいので、
腰痛が起こったりね。
特に、春先は「肝臓」が不調になりやすい季節です。
やたら、イライラしたり、
怒りっぽくなってきたりしていませんか。
目がコロコロしたり、肩こりが酷くなったりしていませんか。
これは、みんな肝臓の不調から出る症状です。
自分でも気がつかないうちに、肝臓に負担がかかっているのかも
しれませんよ。
で、そんなことより、花粉症の話。
とりあえず、応急処置的な感じではありますが、
「整腸剤」を飲む、ということ。
整腸剤?
整腸剤は、花粉症の薬などではありませんが、
胃の調子を整えることによって、鼻の症状が緩和します。
「整腸剤なんかで苦しい花粉症が治るかよ!?」
と思うかもしれませんが、確かに整腸剤は花粉症の薬では
ありませんが、でも、症状は緩和します。
花粉症で苦しんでいるなら、試してみてください。
少しでも緩和するなら、やってみる価値はあると思いますよ。
でも、やっぱり
花粉症対策は、花粉症の薬でなきゃ・・という人は、
花粉症の薬をじっくり比較してみるのも、いいかも。