2023年2月19日日曜日

毎日ビールを飲むと痛風に

 毎日ビールを飲むと痛風になる!?


これは・・・ホントか嘘か!?


いや、関係ないと思います。

ビールを飲んだら痛風になる、というのは

マチガイだと思います。


たしかにビールなどのアルコール飲料を飲めば、

尿酸値が上がります。


このことは一般的に、プリン体が多く含まれているからだ、

と思われていますが、実際には、

飲んだもの(ビール)が体内に入ってきたとき、

肝臓で分解されるのですが、そのときに

尿酸がたくさん生産されるからです。


じゃあ、大酒飲みって、全員、痛風なの?


周囲の人達を見回してみても、そんなことないでしょう?


酒飲み=痛風ですか?


痛風になるか、ならないか、と

ビールを毎日飲んでいるかどうかで決まるわけではありません。


尿酸値が高いか、どうかで決まるのです。


つまり・・ビールを浴びるように飲んでも

尿酸値がそれほど上がらない人もいるのです。


なんで?


ぶっちゃけて言えば、「体質」です。


痛風になりやすい人は、

尿酸を体内でたくさん作り過ぎる体質の人。

もしくは、尿酸の排泄があまりうまくいかない体質の人。


こういう痛風体質の人が、

毎日まいにち、くる日も来る日もビールを飲み続けていたら、

どうなるか?


きっと、いつの日か、痛風発作に見舞われるでしょうね。


ですので。

毎日ビールを飲むと痛風になるわけではありませんが、

痛風になりやすい体質の人が、毎日ビールを飲むと

痛風になります。

いや、そんな言い方をすれば語弊がありますが、

比較的、痛風になりやすいです。

なんか、理不尽な話ですが、しょうがないです。


遺伝による体質は、持って生まれたものですので、

なるべく痛風発作を起こさないよう、そして

遠い将来、内臓が悪くなったりしないよう、

今から生活習慣に気をつけていくしかないです。