2022年1月17日月曜日

アンセリン 尿酸

痛風は風が吹いても痛いと書く病気で、

実際 発作が起きると

とんでもない激しい痛みを襲うのが一般的です。


しかも痛風にかかる患者の数が、

近年になって増えてきています。

患者の増加の原因となっているのが、若年層でも

罹患する人が増えてきているからです。


痛風というと、中高年の男性を中心として

かかる病気というイメージが長年ありました。

しかし最近では、30代の男性でも

発症する人が急増しています。


数は多くないものの、20代でも

痛風の人も出てきているくらいです。

すでに予備軍まで含めると

痛風にかかっている人の数は、

90万人くらいではないかといわれているほど。


痛風で注意しないといけないのは、

完治するのは難しい点です。


また痛風発作は長続きせず、何もしなくても

痛みが すっと治まってしまうことがあります。

そうすると、治ったと

勘違いしてしまう人もいるようです。


しかし痛風は風邪とは違って、

何もしなくても勝手に治癒する病気ではありません。

痛みが襲ってくるサイクルはどんどん短くなって、

放置していると慢性化してしまいます。


しかも放置し続けていると、

虚血性心疾患とか脳卒中といった

重大な病気を引き起こすリスクも高まります。

決して過小評価すべきではない病気だと

認識すべきかもしれません。

痛風対策で重要なのは、

食事制限を含めた生活習慣の見直しです。


痛風は尿酸が体内で

多く作られてしまうことで発症します。

この尿酸は、プリン体という

食料品の中に含まれている物質を

分解するときに産み出されます。


そこで まずは、プリン体を多く含む食事を

しないように心がけることです。

ビールや魚卵、鶏肉のレバーなどに

多く含まれているので、プリン体を多く含む食材は

あまり食べすぎないように注意してください。


しかしプリン体は食事などの外部から摂取するほかにも、

細胞の代謝やエネルギー代謝の過程の中でも作り出され、

分解されれば尿酸になります。


プリン体を多く含む食事をとらないようにするなどの

食事療法だけでは、十分な対策とは言えません。

体内で作り出されるプリン体が分解され、

尿酸にならないようにするためには、

アンセリンという成分を有効活用する方法もあります。


アンセリンとは、ペプチドの一種で

私たちを含め動物の骨格筋の中に含まれる成分です。

アンセリンは尿酸を作りにくくすることと、

尿酸の排出を促す両方の効果が期待されているのです。


まず尿酸を作りにくくするのは、

再利用酵素といわれる

HPRTという酵素の量を増やす効果が関係しています。

HPRTにはプリン体を尿酸に分解するのではなく、

プリン体に戻して再利用する働きがあります。


尿酸への分解を邪魔するので、

尿酸値の上昇を防げるわけです。

また、尿酸が体内でできると、尿として排泄されます。

ところが疲労や過度の飲酒をしてしまうと、

乳酸が体内に大量に生成されます。

この乳酸は尿酸の排泄を妨げる効果があります。

アンセリンには、

乳酸を代謝する酵素の量を増やす働きもあります。


つまり乳酸が体内に溜まりにくくして、

尿酸の排泄の邪魔をしないように動いてくれるわけです。

このダブルの効果によって、

尿酸値を下げて痛風発作を起こりにくくするわけです。


アンセリンは

マグロやカツオ、サケ、鶏肉に多く含まれています。

これらの食材を食事の中で取り入れる事もいいですが、

毎日食べ続けるのは難しいでしょうし、

十分なアンセリンを摂取するためには

それなりの量を食べる必要があります。


そこでアンセリンを配合したサプリメントも

発売されているので、食事では補えない

アンセリンをサプリで摂取する方法がおすすめです。

痛風以外にも、疲れやすい人や

いつまでも若々しさをキープしたい人、

生活習慣病を予防したい人にも

よいかもしれません。




2022年1月16日日曜日

痛風の靴

 「痛風用の靴」というものが どこかで

紹介されていたので、少し調べてみました。


「あゆみシューズ」というものが有名らしいですが・・。

「ニーズ ソフト軽量靴 あしかるさん ブラック M」

の方がいいかな?


見てみると・・・介護用のシューズというか、

「歩行サポートシューズ」ということで、

特に「痛風用」と“うたっている”わけではないですね。


「前面ファスナーで歩行が楽」

・・ということらしいですが、

さあ、どうなんでしょうか?


私は購入して履いてみたわけじゃないので、

実際の履き心地とかは、わからないのですが・・・


痛風患者の視点から言わせてもらえば、

とても痛風発作中に履けそうにないですね。

靴どころか、歩行も無理なのに。

風が吹いても痛いと言われる痛風なのに。


ただ・・痛風発作が発症してから、

約10日間で治まるとしたら、

11日目くらいなら履けそうですね。


私のように痛風歴が長いと、一旦発作が起きると、

痛みと腫れが引くまで2ヶ月間もかかったりします。

泣きそうになります。

2か月たったら、すっかり元通りの足になったか、

というと、まだ患部が赤黒く腫れていたり

(痛みはもう、ありません)、

関節が動きにくかったりします。

関節は、しばらく歩いているうちに

少しずつ元に戻るように思います。


ですが、2か月間、痛い方の足を

かばいながら歩いているので、

足の太さが左右違っているのですよ。

左足が痛かったら、痛い方の足をなるべく

地面につけないように(着いてしまいますが)

浮かせるように、可能な限り

チカラを入れないように歩いていたので、

あまり使っていないのです。


で、右足は元の太さですが、左足は

目で見てわかるくらい細くなっているんです。

筋肉が落ちているのですね。

鳥の足みたいになってるんですよ、片方だけ。

まあ・・すごいモンです。


そういうときのリハビリ用としてなら、

こういうシューズもいいかもしれませんね。


まあ・・痛風用の靴、というのは、

ちょっと違うような気がしますが、

歩行を助ける靴なのかもしれませんね。



2022年1月15日土曜日

枝豆 痛風

 「枝豆 痛風」という記事タイトルです。


「枝豆」を食べることは、痛風にとって

良いのか、悪いのか、という意味でしょうね。


「枝豆」を食べることは、体にとって良いことだと思います。

大豆製品は、良質の蛋白源ですからね。

肉などの動物性のタンパク質ばかりを摂取していると、

どうしても脂肪の取り過ぎになってしまいます。

少々、プリン体は多めかもしれませんが、

そんなに気にするほどではないと思います。


ですが!

「枝豆=ビール」と思ってしまうのは、私だけ?


枝豆が体に良いので、

その体に良い「枝豆」を食べることによって、

「ビールを飲む」ことを帳消しにしようと 

もくろんでいる、というのは、

穿った(うがった)見方でしょうか??


枝豆がいくら体に必要なタンパク質を含む、

といっても、そのペアとなる「ビール」は

痛風に良くないです。


ビールに限らず、お酒などのアルコール飲料は

尿酸の排泄を阻害するだけでなく、

尿酸そのものも作りだしますからね。

結果として、尿酸値が上昇します。


ですが、飲み会などは

仕事の一環である場合も多く、

ビールを飲むと痛風に良くないから、

と飲み会を断ってばかりいると、

人間関係など仕事に支障が出てくる場合もある

と思います。


さて、ここで提案。

「Aプラン」と「Bプラン」を考えました。

……………………………………………………………

「Aプラン」・・・月曜日~金曜日までは毎日(ビールを)飲む。

そのかわり、土曜日と日曜日は休肝日。


「Bプラン」・・・土曜日と日曜日だけ(ビールを)飲む。

そのかわり、月曜日~金曜日までは休肝日。

……………………………………………………………

「ビール好きの人」に、

この「Aプラン」と「Bプラン」を提案したら

次のように言うでしょうね。


『どっちも、却下!!』


「ビール好きの人」は、

人の言うことなんか聞きません。

毎日、飲みます。

好きですからね。

確かに夏のビールとかは最高です。

本当にウマイです。


さて、ここで「Cプラン」を考えました。

……………………………………………………………

「Cプラン」・・・春と夏と秋だけ(ビールを)飲む。

そのかわり、冬の間は休肝日。

……………………………………………………………

「ビール好きの人」に、

「Cプラン」を提案したら当然、次のように言います。


『却下!!』


「ビール好きの人」は、人の言うことなんか聞きません。

人生の楽しみの一つですからね。


ただ、せめて20年後の自分の体のために、

「休肝日」を作ることを検討してもらいたいものです。




2022年1月14日金曜日

アンセリン 痛風

 痛風とは、読んで字のごとく

「風が吹いても痛い」という激痛です。

突然 足の指の付け根の所に激痛を感じる症状が代表的です。


発症すると、しばらく痛みで動けなくなる

という人も多いです。

万力で足の指を締め付けられるような痛みと、

よく紹介されています。


そもそも痛風はなぜ起きるかというと、

体内に尿酸が過剰に溜まることが原因です。

尿酸はもともと血液には

溶けにくい性質があるのですが、

一定量を超えると結晶化してしまって

関節に溜まりやすくなります。


結晶が何らかの理由ではがれてしまうと、この

はがれおちた尿酸を

白血球は異物と認識して攻撃してしまうのです。


その結果、炎症が起きて

先ほど紹介した激痛になるわけです。

このメカニズムを見てみると、

尿酸をいかに体内に溜めないようにするかが

重要なポイントになります。


尿酸が体内にどの程度溜まっているのかを知る

バロメーターになるのは、血清尿酸値です。

健康診断などで

血液検査を受ける機会もあるでしょう。

血液検査の項目の中に必ず付いているはずなので、

確認してみることです。


高尿酸血症・痛風のガイドラインによると

7.0㎎/dlを正常値の上限と定めています。

7.0㎎/dlを超える尿酸値になっている人は、

高尿酸血症として

いつ痛風発作を起こしてもおかしくない状態にある

と認識してください。


痛風を回避するためには、

何よりも尿酸値を低くすることが優先されます。

その中で最近 注目されている成分があります。

それが、アンセリンです。


アンセリンとはペプチドの一種で、

動物の筋肉に含まれています。

特にマグロやカツオ、サケ、サメ、鳥類の筋肉に

多く含まれているといわれています。

もともと うまみ成分に深く関係しているので

注目されていたのですが、

マグロやカツオのような長距離を

高速で回遊できる魚に多く含まれることから、

運動能力のカギを握る存在として

研究が進められています。

そして研究の過程で、

尿酸値を低下させる作用があるのではないか

として注目されるようになったのです。


あるところが、

アンセリンと尿酸値の関係性に関する実験を実施しました。

6.5~8.0㎎/dlと尿酸値が高めな男性31名を

2つのグループに分類しました。


そして偽薬のカプセルを飲ませたグループと、

アンセリンを飲ませたグループで

尿酸値の変化を観察していきました。


その結果、

偽薬を飲ませたグループの尿酸値は上昇する一方で、

アンセリンを摂取したグループは摂取して

2週間経過したところで

尿酸値が降下する傾向が確認されました。


摂取前平均が7.11㎎/dlだったのが、

2週間で6.97㎎/dl、

4週間になると6.84㎎/dlにまで低下しました。


この結果を踏まえ、

アンセリンには尿酸を降下させる作用がある、

すなわち痛風に対して効果が期待できるとなったのです。


しかし、まだアンセリンが

どのように尿酸値低下に関わっているのか、

その具体的なメカニズムはわかっていません。


しかし2点が予測されています。

まずは、尿酸が体内で作られ過ぎないように

抑制する効果があるという仮説です。

アンセリンを摂取すると、

HPRTという酵素の一種の量が増えるとみられています。

HPRTはプリン体を分解すると本来できる尿酸を、

もう一度 プリン体に戻す働きがあります。

尿酸を発生しにくくしてくれるわけです。


そしてもう1つ考えられる仮説として、

尿酸の体外への排泄をスムーズにする効果がある

とみられています。

尿酸は体内に乳酸が過度に溜まると排出されにくくなります。

アンセリンには、

LDHという酵素の量を増やす働きがあります。

LDHには乳酸の代謝を高める働きがあるので、

乳酸を少なくして尿酸の排泄を促進すると考えられます。


この2つのどちらか、もしくはいずれかが機能することで、

アンセリンを摂取すると

尿酸値が低下するのではないかとみられているのです。




2022年1月13日木曜日

アンセリン 代謝

マグロやカツオは、大海原を回遊しています。

長時間かなりのスピードで

回遊しているといわれています。


カツオなどは、時速60㎞程度の速さで

移動し続ける能力を持っている

といわれているほどです。


なぜこれだけの速さで長時間移動できるか、

研究が行われました。

その結果、アンセリンという成分が

長時間疲れることなく泳ぎ続けることに

関係しているのではないか

と判明してきたのです。


筋肉100gあたりに含まれるアンセリンの量は、

メバチマグロで1260㎎、ミナミマグロで636㎎、

カツオも1070㎎となりました。

いずれも非常に多く含まれています。


私たちが体を動かすときに、

最初の内はテキパキと動けます。

しかし時間が経過すればするほど疲れを感じやすくなって、

体の動かし方も緩慢になります。


なぜ運動し続けると疲れを感じてしまうかというと、

エネルギー代謝のときに産み出される

乳酸が関係しています。

乳酸は疲労物質とも言われていて、体内に溜まると

どんどん疲れを感じやすくなります。

(近年では、乳酸は疲労物質ではない、

という説もあります)


マグロやカツオが長時間疲れ知らずで泳げるのは、

乳酸の代謝効率の非常に高いからだとわかってきました。

そして乳酸の代謝効率を高めているのが、

アンセリンなのです。


アンセリンには、

LDHと呼ばれる酵素を増やす働きがあります。

このLDHには、乳酸を代謝する働きがあります。

LDHが増えるということは、

乳酸の分解がそれだけ早く進められることになり、

疲れを感じにくくするわけです。


このため、アスリートの中には

アンセリンのサプリメントを

摂取する人も出てきています。

特に持久力が必要なスポーツを行っている

アスリートの間で、利用する傾向が高まっています。


アンセリンを摂取すれば、

乳酸が作り出されにくくなって 長時間連続して

高いパフォーマンスを維持できるからです。

そしてこの乳酸を代謝する働きは、

痛風患者にとっても大きなメリットがあります。


痛風は、文字通り

風にあたっても痛みを感じるという

激痛を伴う症状として知られています。

男性の中高年に見られる病気ですが、

最近では若年化が進んでいます。

30代、少数派ではあるものの20代の中でも

痛風発作を引き起こす人も見られるくらいです。


痛風がなぜ起きるかというと、体内に

尿酸が異常に蓄積することが関係しています。

プリン体という物質を分解するときに

できる成分なのですが、

通常は血液に溶けています。


ところが異常に尿酸が産みだされると、

血液中に溶けきらなくなって、

結晶となって関節に付着します。

この尿酸を異物と見なした白血球が除去に乗り出し、

この時に炎症を引き起こすことで、

痛みを引き起こすわけです。


この尿酸を少なくするためには、

尿として排泄する必要があります。

ところが肉体疲労や過度の飲酒などによって、

乳酸が体内に溜まっている状態だと、

尿酸の排泄効率を低くしてしまうのです。


そこで先ほど紹介したアンセリンの効果が

関与してきます。

アンセリンを摂取して、LDHの量を増やせれば、

乳酸をどんどん代謝できます。

乳酸が消費され、

尿酸をスムーズに尿として排泄できるようになります。


その他にも アンセリンには、

尿酸を生み出すプリン体の分解を抑制する効果もあります。

HPRTという再利用酵素の一種を増やす効果もあって、

このHPRTには

プリン体を再度合成して利用する働きがあります。

プリン体を分解しなければ尿酸ができなくなるので、

その意味でも尿酸値を少なくする効果が期待できます。


痛風は決して他人事の病気ではありません。

特に男性にとっては、

対岸の火事とは言えなくなってきています。

予備軍も含めると、

現在90~100万人程度がかかっている病気といわれています。

成年男性の6人に1人くらいの割合なので、

対策を講じておいてもいいかもしれません。



2022年1月12日水曜日

アンセリン 摂取量

 アンセリンは、生活習慣病や痛風の予防に

効果が期待できるとして注目されている成分です。


その他にも

アンチエイジングにも効果が期待できるとして、

スキンケアに関心の高い女性の間でも

注視されています。


そもそもアンセリンが注目され始めたのは、

カツオやマグロ、渡り鳥の驚異的な能力に

着目しだした研究者のいたことが関係しています。

カツオやマグロは、

長距離を驚異的な速度で泳ぐ能力を持っています。

渡り鳥に関しても、かなりの長距離を

時間をかけて移動します。

これらの動物が、長時間連続して運動しても

疲れないのは、なぜか、と研究家が調査をしたところ、

骨格筋に含まれているアンセリンの量が多かったので、

これが関係しているのではないかと判明したからです。


アンセリンには優れた抗酸化作用があります。

活性酸素は適量であれば、私たちの体を

細菌やウィルスから守ってくれる働きがあります。


ところが数が増えすぎてしまうと、

細胞を攻撃してしまって老化を招きます。

肌にシワやシミができたとか、

疲れやすくなったなどは活性酸素が

多く発生していることが関係している可能性があります。

生活習慣の乱れやストレスなどで、

活性酸素は一気に増えることもあり得ます。


そこでアンセリンを摂取すれば、

過剰に活性酸素が体内でできたとしても

除去してくれ、適正なレベルに

維持しようとします。

このため、疲労を感じにくくなるとか、

いつまでも若々しい肌を維持できる

などの効果が期待できるわけです。


ところで

このアンセリンですが、

どのくらいの摂取量が好ましいのでしょうか?


先ほども紹介したようにアンセリンには、

抗疲労作用の効能が期待できます。

この抗疲労作用に着目したあるメーカーが、

健康な人を対象に実験を行いました。


運動能力向上試験といって、運動トレーニングを

一定の負荷をかけた状態で行ってもらい、

そのパフォーマンスを見る実験です。


この試験では自転車を漕いでもらって、

ペダルをどのくらいの回転数で漕いだか、

どれくらい連続して運動できたかを調査しました。


その結果、アンセリンの摂取量が400~600㎎の状態で

運動能力と運動持続力の両面で向上が認められました。


あくまでも

抗疲労作用にターゲットを絞った摂取量ではありますが、

パフォーマンスが最もよくなったのは400~600㎎です。



アンセリンは、マグロやカツオ、鳥類の筋肉に

含まれている成分です。

いずれも私たちが日々の食事の中で食べるものです。

ですから、アンセリンを摂取することによって

健康被害をもたらすなどの

深刻な副作用の起きる可能性は低いと考えられています。


ただし過剰に摂取すると

ビタミンの一部に見られるような、

体に逆効果をもたらす可能性も否定できません。

ですから、より多く摂取すればそれだけ高い効果が

期待できると安易に考えて、

過剰摂取することは避けるべきです。


そして最近では手軽に摂取できるということで、

アンセリンのサプリメントも販売されていて人気です。


サプリメントの場合、

アンセリンをマグロやカツオ、鶏肉などから抽出して

凝縮して製造しています。

よって少しでも多く摂取しても濃縮されている分、

過剰摂取になりかねないので注意が必要です。


いずれのサプリメントも、1日の目安摂取量が

取扱説明書やラベルの所に書かれているはずです。

この摂取量をきちんと守った上で、

摂取するように心がけてください。


活性酸素の生産を抑制する抗酸化作用を持った成分は、

アンセリンの他にもあります。

特にビタミンには抗酸化作用を持って成分が多く、

ビタミンAやC、Eなどの

抗酸化作用が認められています。


アンセリンを多く摂取するのではなく、

このような他に抗酸化作用を持った成分と併用して

摂取するのも一つの方法です。

相乗効果を発揮して、

より高い抗酸化作用をもたらす可能性も期待できます。





2022年1月11日火曜日

アンセリン 摂取 タイミング

アンセリンは、痛風発作の原因となる

尿酸値を低下する作用がある成分として

注目されています。


マグロやカツオ、鳥類の筋肉中に含まれているので、

これらの食材を食べることでも摂取可能です。


しかし効率的に継続して摂取するためには、

サプリを活用すべきです。

現在いくつかのメーカーから、

アンセリンの配合されているサプリメントが

販売されています。


ところでアンセリンのサプリを摂取するにあたって、

摂取するタイミングなど何か注意すべきことは

あるのでしょうか?


結論から言いますと、別に

この時に摂取した方がいいというルールはありません。

自分のタイミングで摂取するようにしてください。


アンセリンが医薬品ではないので、薬のように

食前や食後のような決まりはありません。

しかし、より高い効果を期待したいのであれば、

以下のルールを頭に入れて摂取してみてください。


まず、できるだけ

一日数回に分けて摂取した方がいいです。

少しずつ摂取することで、

成分が体内にある時間を長くできます。

こまめに摂取することによって、

より1日の中で

アンセリンの効果の持続時間を長くできます。


その他には、毎日同じようなタイミングで

飲んだ方がいいです。

そうすると、習慣として身につきやすくなるからです。


「○○をしたらサプリを飲む」

といった習慣づけを行うことが大事です。


たとえば、食事をした後に

サプリを飲むと決めてしまうと、

うっかり飲み忘れることも少なくなるはずです。


また、食後サプリを摂取するのは

吸収効率を高めるためにも効果があります。

食べ物と一緒に消化・吸収されるので、

体に入っていきやすいのです。


先ほど、

アンセリンは医薬品ではないと紹介しました。

医薬品の場合、即効性に優れています。


しかしアンセリンは健康食品の一種なので、

即効性はありません。

ですから少し摂取して思ったような効果が

出なかったとしても、

もう少し我慢して使用を続けることです。


先ほども見たようにアンセリンには、

尿酸値を低くする働きが期待されています。

すでにこのことはいくつか実験も行われていて、

その有効性は実証されています。


その実験データを見てみると、

多くのものがアンセリンを服用してから

2週間経過したところで

尿酸値の低下の有意性が認められています。


つまり、少なくとも2週間程度は

効果のあるなしに関係なく摂取を続け、

様子を見ることです。

即効性がないことは

しっかりと頭の中に入れておくべきです。


そしてアンセリンには尿酸値低下の他にも、

抗疲労効果があることでも注目されています。


回遊魚や渡り鳥の筋肉中に多く含まれていることが

わかっています。

このアンセリンの働きによって、長時間連続して

長距離移動できるだけのスタミナを維持できていると

考えられています。

アンセリンの持つ抗酸化作用によって、

疲れにくい体質が維持されているからです。


そこで普段から激しい運動や練習をするアスリートの間でも、

摂取されています。

もしこのような抗疲労効果を引き出すために

アンセリンのサプリメントを摂取するのであれば、

運動をする前に摂取するといいです。

そうすれば、スタミナ維持ができ

長時間の練習などでも体がついてこられます。


さらに抗疲労作用を期待するのであれば、

スポーツを行った直後 もしくは

就寝前も摂取のタイミングとしておすすめです。


就寝前にアンセリンを摂取することで、

その日1日の疲れをしっかりと取り除けます。

前日の疲れを残さずに、翌朝

すっきりとした目覚めを期待できます。


またハードな運動をして筋肉痛が心配とか、

翌日しっかりと

体がリカバリーできているかどうか不安というのであれば、

運動をした直後も摂取のタイミングといわれています。


アンセリンのようなアミノ酸の固まったペプチドの場合、

体内に取り込まれるまでのスピードが速いので、

運動した直後に摂取するのは

体のダメージ軽減への効果が大きく期待できるためです。



2022年1月10日月曜日

痛風 サウナ

「サウナ」は最高です。


前方が霞むほどの、蒸すような白い蒸気。

毛穴が開くほどの大量の発汗。

血行が良くなり、体中の水分が滴り落ちるほどの、

とめどない水分排出。

忍耐の限度を超える体温上昇・・・ああ、もう限界!


そして、大量の発汗とともに

体内の老廃物を洗い流すため・・・一気に冷水を浴びる!

サウナから出た、その後は、冷たいビールが待っています。


ごく・・ごく・・ごくごくごく・・ごく

ぷはぁ~~っ!!


もう・・最高ですっ!

たまりませんっ。


・・・と、いうようなことを20歳代のときの私は、

しょっちゅう やっておりました。


最近知ったのですが、

コレって「自殺行為」だったのですね?


サウナでの大量の発汗のため、

(水分不足だと)いわゆる

「どろどろ血液」になってしまいます。

さらに、冷水を浴びることで、

急激な温度差で体にダメージ!

血圧が上昇するうえに、

「脳の毛細血管が切れる可能性」さえあるそうです。

そして、とどめのビール。

アルコールが体内に入ってきて、一気に血圧上昇!


・・と、いうわけで、一歩間違えたら

「あなたの知らない世界」へ逝ってしまうそうです。



そ~ゆ~ことを平気で、私は常日頃、

やっておりました。

そのときは若かったから何ともありませんでしたが、

今、同じことをやったら

「あっち」へ逝ってしまうのでしょうね?


痛風的に考えると、「サウナ」は痛風の大敵です。

おまえが言うな、という感じですが。


まず、体内の尿酸は、

大部分が「尿」から排泄されます。

「便」からもホンの少しですが、排泄されます。

「汗」からは、ほぼ排泄されません。

ゼロではありませんが、皆無に近いです。


だから、サウナで汗をかいて

「尿酸値が下がる」という考えは間違いです。

どれだけ汗をかいても、

尿酸が汗によって排泄されることは、まずありません。

むしろ、大量の発汗により、

尿を排泄するのが減少するので、

「尿酸値は上がる」でしょう。



サウナには、「疲労回復効果」

「新陳代謝を活発にする」など、

健康には望ましい効果もあるのですが、

痛風患者には、あまり向いていないようです。


どうしても入るならば、大量の水を、

神経質なくらい水分補給をしてください。

それこそ、5分おきにサウナ室から出ては、

水を飲む、みたいな感じで。


誰ですか!?

水分補給と聞いて、

「ビール」を飲もうとする人は!?


いやあ・・昔の私ですけどね、それって。

よく生きていました、いや、ホント。



2022年1月9日日曜日

痛風 回復

この夏は痛風発作が発症して、

酷い目にあいました。

約2カ月間もロクに歩けませんでした。

患部は、足のアキレス腱のあたりでした。

体重のかかる箇所なので、歩行困難なのです。


普通、痛風発作は10日間ほどで治まる、

と言われていますが、

私のように痛風歴が長いと、治りも遅いのです。

年齢のせいもあるかもしれませんが、

治りが遅いということは、

痛い期間も長い、ということです。


さて、ようやく足の腫れも引き、

痛みもなくなりました。

まあ、2カ月も経っているのですからね。


ですが、後遺症というべきなのか、

まだ足は万全じゃないんです。

今回の場合だと、足首が硬いのです。

可動範囲が狭くなっているというか・・・

無理に曲げようとすると、痛いのです。

通常より、かなり動かなくなっています。


これはある程度時間がたつと、

復旧して元に戻ります。

それは、どれくらいなのか?


漢方(東洋医学)の考え方ですと、

20年かかって悪くなった病気を

治癒、もしくは改善するためには、

その半分の期間、

つまり、10年は かかるそうです。

そう簡単には、治らない・・ということで。


この考えによると、2カ月間、

激痛で腫れあがっていた

私のアキレス腱、および足首は、

完全に回復するまで あと1カ月は かかる、

ということでしょうか。


もう歩くのには支障がありませんが、

階段の下りが まだ上手く降りられません。


平地なら、大丈夫。

走ることだってできます。

ただし、私の場合、

歩くスピードも走るスピードも 

ほぼ同じですが。


あと、座っていて、急に立ち上がる時とかは、

少しヨロけたりします。

急に体重が かかるからでしょうか。


な~んか、情けない限りです。

そんなヤワな足腰では なかったのですが。


先日も、テイクアウトの弁当屋に

弁当を買いに行きました。

夕食どきには少し早いせいか、

他に誰もお客さんはいません。


その弁当屋は狭い店内を、

若くて綺麗な おねえちゃんが

一人で忙しそうに切り盛りしています。


「いらっしゃいませ! 

お客さま、奥へ どうぞ~っ!」


私は椅子に座って、注文をして、

しばらく弁当ができあがるのを

待つことにしました。


「もうしばらくお待ちくださいねっ!」


店員のおねえちゃんは、笑顔をたやさず、

それでいて、テキパキと弁当を作りはじめました。


長い髪をまとめ上げ、白い清潔感あふれる帽子。

作業は手慣れていて動作は早く、

お客さんを待たせまい、という

誠意のようなものが感じられます。

飲食店勤務のせいか、化粧っ気はあまりなく、

それでいて、最小限度の身だしなみ。

白い肌、大きな目。

いつも絶やさない笑顔。


先程から、痛風の話より

おねえちゃんの話の方が多いような気もしますが、

気にしては いけません。 


「お客さま、お弁当、

お待たせしましたぁ~っ!」


私は弁当を受け取って支払いをしようと、

椅子から立ち上がろうとした・・・・そのときでした。


ヨロッ!!


足首に突然来る激痛。

病み上がりだということをすっかり忘れていて、

急に立ち上がっためか、

椅子からヨロけて、ひっくりかえりそうになる私。


「だっ、大丈夫ですかぁっ!?」


びっくりして、私の元に駆け寄る、

店員の綺麗なおねえちゃん。





・・・・狙ったわけじゃないですよ (笑)。

2022年1月8日土曜日

痛風 焼酎

 ビールは痛風に良くない、というのが定説です。

ですが「焼酎」なら、どうでしょうか?


ビールがプリン体が多く含まれているのに対して、

焼酎のプリン体含有量は、

ゼロと言っても過言ではないくらい 

非常に少ないのです。


おお! これなら、焼酎を飲みまくっても大丈夫?


私は体内の水分の大半が「焼酎」で できているのではないか、

と他人から言われたくらい、昔は

毎晩浴びるように「焼酎」を飲んでいたので、

「焼酎」を弁護したい気持ちが大いにあります。


ですが、問題はプリン体などでは ないのです。


「焼酎」に限らず、全てのアルコール飲料は、

体内で代謝を活発化させてしまい、

プリン体を新たに作り出す作用があるのです。

結果として、尿酸値が上昇します。

容赦なく上昇します。


よくビールのコマーシャルで

「プリン体 ●●パーセントカット!」

な~んて、宣伝していますが、あれは

全くの無意味です。

プリン体が“どうこうの問題”ではないのです。


で、プリン体が非常に少ない「焼酎」でも、

痛風患者には宜しくない、ということです。



でもね。

そんなことばかり言ってると、

食べるものも飲むものもだんだん減ってきます。

人生の楽しみも少しずつ減ってきます。

シャバ僧じゃあるまいし、

医者の言うことばかりも聞いていられません。


ですので、まあ・・あれですよ。

少しなら、いいんじゃないでしょうかね?

私は古いタイプの人間なので、

痛風患者は禁酒すべきだ、と今でも思っています。


ですが・・まあ・・・人生、ひとそれぞれですからね。

休肝日を作るなど、自分なりのルールを作った上でなら、

少しくらい飲んだっていいのではないでしょうか。


そうですよ、ねえ?



2022年1月7日金曜日

痛風 喫煙

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

痛風とタバコ

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


タバコの好きな人は、大勢いますが、

これがまた、なかなか止められない。


なにもタバコを止めよう

と考えている人ばかりじゃありませんが、

たばこを止めたいにやめられない人のことを

「ニコチン依存症」なんて呼ばれて、

まるで病人扱いです。


そうなの?

たばこ止められないって病気なの??


昔は映画俳優とか、テレビに出ている人が

ドラマとか映画で、カッコよくタバコをふかしていて、

「たばこを吸うことは、かっこいいコトなんだ!」

というイメージが定着していましたから、

タバコを吸い始めたキッカケを含めて、

テレビや映画にも責任というか、原因というか、少しは

あると思うのです。


それを何年かたって、手のひらを返したように、

タバコを止められない人は病気だ!

なんて言われましても、ねえ?


誰のせいなんだ!

と思います(まあ、自分のせいですが)


さて、そんなことより、

タバコは痛風に関係あるのか、

タバコを吸えば痛風にならないのか、といえば、

残念なことに

「タバコを吸っていても痛風になります」。


ただ、タバコを止めたら途端に太った、

という話もよく聞く以上、タバコを吸っている限り、

あまり太らないのかもしれません。

(個人差あり)


痛風は肥満になると尿酸値が上がる傾向があるので、

肥満防止になるのなら、タバコも

必ずしも体に悪いとは言えないんじゃないか、

という気もします。

でも、実際には、

やはり血管や肺にとっては良くないみたいですね。


タバコを止めようと禁煙すると、イライラするし、

この「いらいら」が強いストレスとなって、

尿酸値を上げるかもしれません。

(強いストレスは尿酸値を上げます)


たばこをやめなければ、

喫煙することでストレス解消にも

なるかもしれませんし、

肥満防止になるかもしれませんので、

痛風対策に少しは役に立つ・・・かな?


でも、仮にタバコが痛風対策になるとしても、

それ以上にタバコは

自分の体にとって害があるようなので、

やはり禁煙できる人は

禁煙した方がいいかもしれませんね。



近年では、喫煙者は

いろいろ厳しい環境になりつつあります。

喫茶店でもファミリーレストランでも、

喫煙席と禁煙席を分けられてしまったりね。

たばこも値上がりばかりですし、

財布にも優しくないです。


まあ、簡単に止められるのであれば、

とっくに止めているのですが。