「サウナ」は最高です。
前方が霞むほどの、蒸すような白い蒸気。
毛穴が開くほどの大量の発汗。
血行が良くなり、体中の水分が滴り落ちるほどの、
とめどない水分排出。
忍耐の限度を超える体温上昇・・・ああ、もう限界!
そして、大量の発汗とともに
体内の老廃物を洗い流すため・・・一気に冷水を浴びる!
サウナから出た、その後は、冷たいビールが待っています。
ごく・・ごく・・ごくごくごく・・ごく
ぷはぁ~~っ!!
もう・・最高ですっ!
たまりませんっ。
・・・と、いうようなことを20歳代のときの私は、
しょっちゅう やっておりました。
最近知ったのですが、
コレって「自殺行為」だったのですね?
サウナでの大量の発汗のため、
(水分不足だと)いわゆる
「どろどろ血液」になってしまいます。
さらに、冷水を浴びることで、
急激な温度差で体にダメージ!
血圧が上昇するうえに、
「脳の毛細血管が切れる可能性」さえあるそうです。
そして、とどめのビール。
アルコールが体内に入ってきて、一気に血圧上昇!
・・と、いうわけで、一歩間違えたら
「あなたの知らない世界」へ逝ってしまうそうです。
そ~ゆ~ことを平気で、私は常日頃、
やっておりました。
そのときは若かったから何ともありませんでしたが、
今、同じことをやったら
「あっち」へ逝ってしまうのでしょうね?
痛風的に考えると、「サウナ」は痛風の大敵です。
おまえが言うな、という感じですが。
まず、体内の尿酸は、
大部分が「尿」から排泄されます。
「便」からもホンの少しですが、排泄されます。
「汗」からは、ほぼ排泄されません。
ゼロではありませんが、皆無に近いです。
だから、サウナで汗をかいて
「尿酸値が下がる」という考えは間違いです。
どれだけ汗をかいても、
尿酸が汗によって排泄されることは、まずありません。
むしろ、大量の発汗により、
尿を排泄するのが減少するので、
「尿酸値は上がる」でしょう。
サウナには、「疲労回復効果」
「新陳代謝を活発にする」など、
健康には望ましい効果もあるのですが、
痛風患者には、あまり向いていないようです。
どうしても入るならば、大量の水を、
神経質なくらい水分補給をしてください。
それこそ、5分おきにサウナ室から出ては、
水を飲む、みたいな感じで。
誰ですか!?
水分補給と聞いて、
「ビール」を飲もうとする人は!?
いやあ・・昔の私ですけどね、それって。
よく生きていました、いや、ホント。