毎日ビールを飲むと痛風になる!?
これは・・・ホントか嘘か!?
いや、関係ないと思います。
ビールを飲んだら痛風になる、というのは
マチガイだと思います。
たしかにビールなどのアルコール飲料を飲めば、
尿酸値が上がります。
このことは一般的に、プリン体が多く含まれているからだ、
と思われていますが、実際には、
飲んだもの(ビール)が体内に入ってきたとき、
肝臓で分解されるのですが、そのときに
尿酸がたくさん生産されるからです。
じゃあ、大酒飲みって、全員、痛風なの?
周囲の人達を見回してみても、そんなことないでしょう?
酒飲み=痛風ですか?
痛風になるか、ならないか、と
ビールを毎日飲んでいるかどうかで決まるわけではありません。
尿酸値が高いか、どうかで決まるのです。
つまり・・ビールを浴びるように飲んでも
尿酸値がそれほど上がらない人もいるのです。
なんで?
ぶっちゃけて言えば、「体質」です。
痛風になりやすい人は、
尿酸を体内でたくさん作り過ぎる体質の人。
もしくは、尿酸の排泄があまりうまくいかない体質の人。
こういう痛風体質の人が、
毎日まいにち、くる日も来る日もビールを飲み続けていたら、
どうなるか?
きっと、いつの日か、痛風発作に見舞われるでしょうね。
ですので。
毎日ビールを飲むと痛風になるわけではありませんが、
痛風になりやすい体質の人が、毎日ビールを飲むと
痛風になります。
いや、そんな言い方をすれば語弊がありますが、
比較的、痛風になりやすいです。
なんか、理不尽な話ですが、しょうがないです。
遺伝による体質は、持って生まれたものですので、
なるべく痛風発作を起こさないよう、そして
遠い将来、内臓が悪くなったりしないよう、
今から生活習慣に気をつけていくしかないです。