冷湿布とは、ひんやりと冷たい湿布薬のことです。
え?
わかってるって?
痛風発作の激痛のとき、患部に冷湿布を貼ると効果絶大!?
これは・・・ホントか嘘か!?
効果絶大かどうかは、わかりませんが、
とりあえず、ある一定の効果はあります。
具体的には、少しだけ痛みが和らぎます。
う~ん・・ “少しだけ” ですか。
その痛みがマシになる度合い、腫れが少し治まる程度、
それらは、そのときの症状によります。
強烈な痛風発作なら、少し痛みが和らぐくらいにしか
感じないかもしれませんが、
それほど痛くない痛風発作なら、かなり痛みは
やわらぐハズ。
って、それほど痛くない痛風発作なんかないですが。
痛風発作は常に激痛ですが。
で、そんなことより、
なんで冷湿布が痛風発作に、ある程度の効果があるのか?
痛みを本当に緩和させるのか?
それは、この冷湿布というものが、ただ
ひんやりしているだけのモノではなく、
経皮吸収型鎮痛消炎剤だからです。
つまり、薬剤が湿布の表面に塗られていて、皮膚を通して
吸収されるわけなのです。
つまり、薬を飲んでいるのと一緒?
まあ、そういうことになります。
薬嫌いの人にとっては、そんなことを聞いただけで
引いてしまうかもしれませんが、
とにかく痛風発作は痛いので、
そんなこと言ってる場合じゃありません。
とりあえず、歩けるようにならないと
(足に発作が出るとは限りませんが)。
だから、痛風発作で腫れあがっている足(患部)を
冷やすだけの効果じゃなかったのですね。
冷湿布というものは。
ですので、逆にいえば、
痛風発作が治まってきて、痛みがなくなってきたら、
いつまでも冷湿布を貼り続けるべきじゃありません。
薬を体内に吸収し続けますからね。
痛くなくなったら、貼るのを やめる。
このスタイルがベストです。