若いころは痩せていたのにスマートだったのに、
あんなに細かったのに・・
ああ、なんでなの?
ちょっと年をとっただけなのに、どうしてコウなったの!?
なぁんて叫んでみても、
鏡を見て嘆いてみても、しょうがないです。
だって、年をとったら代謝が悪くなって、
すぐ太ってしまうんだから。
何年ぶり、いや何十年ぶりかの同窓会に行ったら、
クラスのみんなが太っていた・・・という衝撃の事実。
でも、全員太っているわけでもなく、痩せているヤツもいる。
で、話を聞いてみたら、そいつは
胃腸が弱かった、とか・・・・。
てなわけで、年をとったら、昔に比べて代謝が悪くなって、
太りやすくなるのは仕方ないのです。
気が付いたら、お腹まわりに余計なものがついていたりして。
でもね。
この肥満というのは、やはり要注意。
太り過ぎると、知らないうちに内臓脂肪がついてしまっていて、
これが尿酸値を上げてしまうのです。
内臓脂肪そのものが、どうこう・・じゃなくて、
内臓脂肪から分泌される物質が
尿酸値を上げる作用をするのです。
ホルモンみたいなヤツね。
それにね。
根本的に・・・
太っているということは、
使用するエネルギー以上に食べているってこと。
つまり、過剰なカロリーが脂肪として
身についているんだ、ってこと。
食事は生きていく上で、何よりも重要なものですが、
過剰な摂取は、それだけ体内に取り込まれたときに
肝臓が分解しなきゃならないので・・・そのとき、
尿酸がたくさん作られます。
食べる量が多ければ多いほど、尿酸も大量生産されます。
要は、食べ過ぎ「要注意」ってこと。
食べ過ぎによる、尿酸の量産と、
内臓脂肪が嫌な物質を分泌するのとの、
ダブルパンチで尿酸値が上がってしまうのです。
ですので。
年をとって、代謝が落ちるてしまうのは仕方ないですから。
青春は二度と戻らないですから(気持ちだけ、若いですが)。
せめて、食べ過ぎに気をつけましょう、って話。
そして、太らないように気をつけましょう、ってこと。
太っていた人が肥満を解消しただけで、
尿酸値が大きく下がった、
というのは良く聞く話ですよ。