2024年4月25日木曜日

痛風発作 と クエン酸

血中の尿酸値が高い状態の高尿酸血症の人は

自覚症状がないため、

何も対処しないまま放置してしまいがちです。


しかし、数年そのまま放っておくと、ある日

突如として痛風を発症します。


う~ん・・あんまり脅かさないでください。


でも、いつか日本にも大地震がやってくる、と

なんとなく わかっていても、いま現在、

地面が揺れているわけでもないので、

本格的な地震対策をしている人は少ないのでは?


地震と痛風は、全然 似ていませんが、

足が痛くもないのに、いつか来るかもしれない

痛風発作の対策に本腰を入れる人は、あまり

いないような気がします。


そりゃあ、痛風発作が出ていない、高尿酸血症の人は

そんなに体に注意したりしませんよ。

だって、ドコも痛くないのですから。


で・・

発作的に突然痛み出すことから

痛風発作と呼ばれる関節炎は、

激しい痛みを伴い歩行も困難となる程です。


初めての発作は、足の親指が

赤黒く腫れて痛みだすことが多いようです。

特に左足ですね。

左足の親指の付け根の関節。

この箇所は、痛風発作の好発部位として有名です。


この強烈な痛みは放っておいても、

痛風初期症状の場合、10日ほどで治まります。

発作が治まれば全く症状がなくなりますが、その後、

尿酸値が高いままの状態ならば、数年後、再度、

痛風発作が起こるのが普通です。


痛風の原因は尿酸値が高いことで、通常

溶けて体外に排出される尿酸が

体内に溜まってしまうために起こります。

つまり、血液中に尿酸が溢れてしまい、

溶けきれなくなるってこと。


尿酸がたくさん作られること、

尿酸の排出がスムーズにいかないことが

尿酸値が高まる原因です。


で・・

増えすぎた尿酸が結晶化し関節に沈着します。

少しずつ少しずつ、尿酸結晶は蓄積していくのですが、

ものごとには、どんなことにも始まりがあれば、

終わりがあります。


つまり、関節に溜まる、沈着するのにも限界がある、

ということです。

溜まりきれなくなるときかが、いつか やってくる、

ということ。


で、その尿酸結晶が蓄積しきれなくなって

限界点を越えてしまうと、

体の免疫機能がそれを異物とみなして攻撃、つまり

炎症を起こします。


この体の免疫機能ってのは、なんのことはない、

白血球のことなんですけどね。


これが痛風発作です。

関節に溜まった尿酸結晶が、いつ

剥がれ落ちるかは予測が困難です。


まあ、そんなになるまで

尿酸結晶をためないようにするのが一番なのですが、

こればっかりは、生まれつきの体質もあって、

なかなか、ねえ?


体質?


世の中には、体内で尿酸を多く作り過ぎる体質の人、

あるいは、尿酸の排泄がうまくいかない体質の人が

いるのですよ。


そういう人は、痛風になりやすい、

痛風体質と呼ばれたりします。


でも、突然、発症する痛風発作ではありますが、

前触れのような何か兆しを感じる場合もあります。


痛風発作は下肢に起きることが多く、

痛風発作が発症するであろう患部に、

ピリピリした違和感があったり、自分にしかわからない、

何ともいえない兆候を感じる場合もあります。


この後の展開は、3パターンに分かれます。


●そのまま何も起こらない。

●その日の夕食後、もしくは夜中に痛風発作が発症する。

●数週間後に痛風発作が発症する。


どういうときに、どのパターンになるかは、

個人差や体調などがあって、一概には言えません。


私の場合は、悲しいかな、痛風の経験が長いので、

そのときの、足の予兆の感覚で、


「これは即、痛風発作が来る」あるいは

「今回は、予兆だけで何も起こらない」


と高確率が当てられます。

だいたい、わかります。

自分の体ですしね。

わかりたくもないですが。


しかしながら、当たったところで、

まったく役に立ちません。

何もいいことは、ありません。

自分を待っているのは、激痛で 

のた打ち回る、苦悶の痛風発作です。


やがて、足が少しずつ腫れてきて、

とうとう歩けないほどの激痛が。


痛風発作には対処法しかなく、炎症が治まるまで

鎮痛剤で我慢するしかありません。


消炎鎮痛薬である、

「ロキソニン錠60mg」「ボルタレン錠25mg」などを

服用するのが普通です。


また、それらの痛み止めの薬も、

痛風発作の極期(ピーク時)には、

焼け石に水、という感じです。

劇的に効くわけではないので、患部を冷やして

痛みをやわらげながら

安静にしているのが無難です。


ただし、兆候を感じた段階で、

処方してもらったコルヒチンという薬を

服用すると・・あら、不思議。

痛風発作が嘘のように沈静されてしまいます。


ですが、このコルヒチンという薬。

たしかに、痛風発作が起こる直前

(起こってからでは、何の効果もナシ)

に服用すると、発作を封じ込めることができますが、

体内に蓄積している尿酸結晶が溶けたわけではありません。


早ければ数週間後、遅ければ数ヵ月後。

また、痛風発作がやってきます。


つまり、痛風発作を先送りにするダケの薬、

という程度に考えていたほうがいいかも。


毎回、毎回、痛風発作が起こりそうなたびにコルヒチンで

先送りしていると、いつかは総決算の日が来ますから。


この場合の「総決算」というのは、

『10回分くらいの痛風発作の痛みが、一挙に

やってくる日が来る』

ということです。


私は、その、「10倍痛風発作」を経験してから、

コルヒチンはキッパリと止めました。


病院の医師の先生は、あいかわらず、

コルヒチンを処方してくださいますが、

もらってきたら、即日、ゴミ箱行きです。

もったいないので、ある時期から、

もういらない、と言いましたが。

(現在では、コルヒチンが処方されることは

あまりないようです。副作用も強いですしね)


何の話か、わかんなくなってきましたが、

クエン酸の話をするつもりだったわけで。


このような痛風発作に見舞われないためには、

日頃から

尿酸値のコントロールをする必要があります。

おまえが言うな、という感じですが。


尿酸値を下げる働きを持つのがクエン酸で、

食事療法と組み合わせて

クエン酸を利用しているという人も少なくありません。


クエン酸が何で、尿酸値を?


クエン酸には「尿をアルカリ化」する作用があり、

尿酸を溶けやすくしてくれるのです。


尿酸値を下げるには、体内の尿酸を作り過ぎないか、

たくさん排泄するかのドチラか、です。


でも、体内の尿酸を作り過ぎるほうは、

エネルギー代謝で尿酸が作られたり

(体のエネルギーを作るときに、尿酸も作られる)

細胞が新陳代謝で壊れたときにもプリン体が作られたり、

なかなか、コントロールできません。


で、尿酸をたくさん排泄するように少しでも促そう、

ということなんです。


尿酸は「酸」なので、アルカリの尿によく溶けます。

逆に酸性尿だと、溶けにくくなってしまいます。


尿酸ってのは、大部分が尿に溶けて、尿と一緒に

体外に排泄されます。


あと、便からも少しだけ。

汗は、ほとんど排泄されません。


よく、痛風の人は水を多く飲みましょう、

とか言うでしょう?


あれは、尿をたくさん出すためなのです。

飲まなきゃ出せませんからね。


ところが、いくら水を飲んでも、尿が酸性に傾いていたら、

尿酸は溶けにくいので、尿酸があまり溶けていない尿を

体外にハイセツすることになります。

これじゃあ、尿酸の排泄は少なくなってしまいますよね。


ということは、尿酸値も下がらない、ということで。


そこで、クエン酸なのです。

クエン酸は、尿をアルカリに傾ける手助けをしてくれます。


クエン酸とはいわゆる酸っぱい成分の事で、

レモンなどの柑橘類や梅干し、酢などに含まれています。

疲れを取る成分としても知られていますが、

尿酸値を下げる効果も期待されています。


クエン酸は毎日手軽に摂取できる

サプリメントとしても販売されているので、

尿酸値改善の助けとなるよう、

継続して飲んでみるのも一つの方法です。


2024年4月4日木曜日

痛風発作 治りかけのときに、たくさん歩くと どうなる?

痛みの強さは無限大・・・じゃないか、

とまで思いたくなる痛風発作ですが、

やがて終息となる日がやってきます。


痛みの強さの程度も、治まってくる期間も

それこそ個人差があるのですが、引き潮のように、

だんだんと痛みは薄れて腫れも引いてきます。


さて、この、痛風発作の治りかけのときに、

たくさん歩くとどうなるか、ですが。


まだ完全に治りきっていない、

この時期にいつもと同等、

あるいはいつも以上に歩いたりすると、

痛みはぶり返し、患部は腫れあがり、

再発したかのような状態になる場合が多いようです。


つまり、完全に痛みが消失するまでは

出来れば安静に、なるべく

おとなしくしておいた方が良い、ということです。

痛い思いをするのが嫌なら、ね。


でも、本当は体のためを思うなら、

痛風発作のピーク時であろうが、

終息に向かっている時期であろうが、

歩き回って血行をよくした方が良いのです。

痛み止めを飲んでも歩き回ったほうがホントはいいんです。


ほら、痛風発作がなんで起こるかですが、

体内に蓄積した尿酸結晶を

腫れと痛みを伴う発熱で溶かすために起こるでしょう?


ですので、歩き回ると、

血流がよくなって、患部にも血液、つまり白血球がよく巡り、

体の大掃除をしてくれるわけです。

そのかわり、痛みは倍増です。

ただでさえ、痛すぎる痛風発作が、

我慢の限度を越える痛みと化します。


同様に、お風呂も、そう。

この場合は、シャワーを浴びるとかじゃなくて、

湯船でゆっくりつかる、あたたまる、という方ね。


これは、つまり、やはり患部の血行を良くすることに

つながります。

体内の関節などに沈着した尿酸結晶は

血流がよくなることによって

早く溶けて、痛風発作も早く終息に向かうのですが、

そして、その代償というか、痛みと腫れは

ガンガン強くなります。


え?

私ですか?


私は・・・ええと、そうですよ。

痛風発作が起こったら、なるべくおとなしくしています。

歩いたほうがいいなあ・・とは思うのですが、

痛みが酷くなるのは嫌なので、なるべく静かにしています。


言ってることとヤッてることが

バラバラのような気もしますが、

痛いのは苦手ですから・・・って、誰でもですかね。


ボルタレンは尿酸値を下げる?

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● 尿酸値を下げる薬と、発作を止める薬は違う?

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「ボルタレンは尿酸値を下げる?」→下げません。


ボルタレンは、いわゆる、痛み止めの薬です。

消炎鎮痛薬(非ステロイド抗炎症薬)ってやつですね。

尿酸値を下げる薬(フェブリク、ザイロリックなど)とは

また違う薬剤です。


ボルタレンは、医師の処方箋が必要な薬剤です。

(近年、ボルタレンの湿布薬などが

薬局に並ぶようになってきました)


痛風発作の場合、

病院へ行けば、先生の判断で

ボルタレンを処方されることもあると思います。


って、普通は、ロキソニンでしょう。

(あるいは、後発薬のロキソプロフェン錠)


ボルタレンはロキソニンよりも、

さらに強力な鎮痛効果があります。

(ちなみに、ジクロフェナクナトリウムなど、

ボルタレンのジェネリックもあります) 


で・・

わかっておかなければいけないことは、

効き目が大きいものほど、

副作用も大きい可能性が高いということです。


具体的な副作用としては、

胃腸の不調が有名です。

下痢とか、便秘とか、吐き気がする、とか。

酷い場合は、胃炎とか、胃潰瘍とか。


巷で「ボルタレンは胃が やられる」とかいうのは

そういうことです。


ボルタレンが、医師の先生の処方箋が必要な薬剤、

というのは、副作用の強さから

起因しているのかもしれません。


あ。

それから、空腹のとき飲んじゃダメです。

処方箋にも、必ず「食後」と書いてあると思いますし。

それこそ、胃の調子が悪くなります。


それと、痛風発作があまりにも痛いからといって、

大量に飲んじゃダメです。

一度の10錠とか。

取り返しの付かないことに なるかもしれませんし。


あとね。

忘れ欲しくないのは、ボルタレンやロキソニンに限らず、

痛み止めという薬は

「痛みを消す薬では、ない」ということです。


痛み止めは、いたみを消すクスリでしょ?

なに、言ってんの。


『痛みを感じなくさせるクスリ』なんですよ。


痛みそのものが消失したわけでなく、

痛みを感じなくなっただけなんです。


その証拠に、痛み止めを飲むのをやめたら、

また、すぐに痛み出すでしょう?


痛みが消えたわけじゃなく、

痛みを感じる感覚が麻痺しただけ。


でも、痛風発作のような激烈な痛みで

のたうちまわって苦しんでいるときに、

本当に“神の助け”のように感じるときもありますし。


基本的に、

消炎鎮痛薬は体内の血管を収縮させる作用があるので、

なるべく飲まないほうがいいです。


血液の通り道(つまり、血管のこと)が狭くなり、

体内の血流が悪くなりますからね。


血液というのは、酸素と栄養分を運び、

リンパが老廃物の受け渡しをするので、

体内の血流が悪いことは良いことじゃないです。


痛風発作の激痛が、

ある程度おさまったら(我慢できる程度になったら)

痛み止めの薬は飲むのをやめることをおススメします。


痛みがなくなっても、予防的な感覚で

継続して痛み止めの薬を飲み続ける人もいるようですが、

痛くなくなったら、飲むのを止めた方が賢明だと思います。


痛風に豆腐は良い?

豆腐というのは、高たんぱく質であり、なおかつ

低プリン体食品という、

痛風体質の人には、もってこいの食品なのに、

なぜか、食べない方が良い、と考えられているようです。


なんで?

大豆が原料だからですか?


これを食べなきゃ、何を食べるんでしょう?

肉や魚の方が、豆腐よりも

ずっと良いと考えているのでしょうか?


そもそも、ぶっちゃけた話、

「痛風に良い食べ物、痛風に良くない食べ物」

という選択肢自体が

一昔前の痛風改善法なんです。


そりゃあ、食べ物には気をつけた方がいいですよ。

肉をガンガン食べていたり、ビールをバンバン飲んでいたら、

しっぺ返しを食らうのは自分ですからね。


でも、近年では

「尿酸の生成は、食べ物からが2割。

体内で生成されるものが8割」

ということがわかってきています。

これにより、

一昔前みたいな徹底的な「高プリン体食品排除」を

推進することは少なくなっています。

むしろ、食べたいものを食べないことのストレスの方が

影響あるだろ、みたいな。


なにを食べるか、何を食べないか、より、

どっちかというと、

「お腹いっぱいに食べ過ぎない」ことの方が

重要だったりします。


しかし、そんなことは

私が痛風になりたてのころ、

30数年前に教えて欲しかったです。

食べたいものもあまり食べずに過ごしてきた

数十年を返せ~、といっても、

食べたい放題にしていたら、今頃きっと、

もっと重篤な病気になっていたでしょうね。

痛風だけでも大概、ヒドイ目にあっているのに。


さて。

話は変わりますが、豆腐に限らず、

食事というものは、

とにかくバランスが重視されています。


肉が好きだから、肉ばっかり食べる・・というのはダメで、

野菜も食べて、お米やパンなどの炭水化物もとって、

多くの食品の種類を食べることが望ましいです。


一説には、30品目、なんていわれますが、

食卓に30品目も並ぶ家庭は少ないんじゃないでしょうか。


あと、「痛風改善の食事のレシピ」なんて本を見ると、

低カロリー食品が多いですね。

食材としては

「キノコ、コンニャク、海藻、野菜」あたりが中心でしょうか。


でも、豆腐や肉も全然、

レシピに入っていないわけじゃないんです。

食べちゃいけないワケでもないんですね。


重要なのは、豆腐を食べるとか食べないとかじゃなくて、

一日3食、きっちり食事を摂ること。

そして、3食の合計カロリーで

「食べ過ぎない」ようにすること。


食事時というのは、

お腹の減っているときに来るものなので、

食べ過ぎない、という行動自体が難しいかもしれませんが、

痛風体質の人にとっては重要なことです。


私は、豆腐、食べますけどね。

豆腐が痛風に良くない食べ物、だなんて、

一度も思ったことは ございません。


痛風発作 冷湿布で一番大切なこと

 痛風発作に冷湿布、つまり、

シップ薬は必須のアイテムです。


鬱血して赤黒く腫れあがる患部を冷やして痛みをとる、

消炎作用の効果があります。

・・といっても、冷湿布を貼ったくらいで

痛みが取れるような甘いものでもないですけどね、

痛風発作は。

でも、何も貼らないよりはマシな気がします。

そして、少しでも激痛を緩和したいので、

何かせずには いられませんしね。


皮膚に貼ると、ひんやり感がある冷湿布ですが、

飲み薬でもないのに、鎮痛消炎作用があるのは、

成分として薬剤が配合されており、それが皮膚を通して

微量に体内に吸収されるからです。


私のように痛風歴が長いと、

足が痛くなるといっても比較的広範囲に痛い場合が多く

(たとえば、

足の甲から“くるぶし”にかけてが腫れて痛い、とか)、

1枚の冷湿布では貼り切れない場合があります。

つまり、貼るべき面積(腫れて痛い箇所)が広すぎるのです。


場合によっては、2枚の冷湿布を

貼りあわせたりすることもあるのですが、

(重ねて、という意味じゃなく、

2枚を横に連続して)長時間 貼りつけた後、

剥がしてみると、貼っていた箇所と

貼らずにいた箇所とは、やはり腫れ具合が違っています。

もちろん、貼っていたところの方が心なしかマシ、

ということです。

少しは効果があるのですね。

痛風発作の激痛は強烈なので、痛みの強さは その程度では

あまり変わりませんが。


あと、いくら痛風発作の腫れと痛みがキツイから、といって、

冷湿布を同じ患部に24時間 貼りっ放し、というのは

あまり良くないようです。

少しは皮膚を休める時間を作ってあげましょう、

ということでしょうか。


それから、購入するにあたって、

薬局、ドラッグストアなどで買うと高いので、

近所の病院で処方してもらうことにしています。

普段は高いと感じる健康保険ですが、

こんなときはありがたいですね。


さて、その、近所の病院で処方してもらった冷湿布ですが、

ドラッグストアで買う冷湿布あたりと、

成分上は同じようなものだと思うのです。

ぎょうぎょうしい(立派な?)箱パッケージなどには

入っておらず、シンプルな紙袋に包装されているだけですが、

肝心なのは中身ですからね。


で、その外袋の裏面を見てみると、

一番上にこんなコトが書かれています。


『他人には、決して譲らないこと』


・・・・・・・・。


これって・・裏面の“一番上”に書くようなこと?

なにをさておき、最重要事項なの?


病院で安く入手できる冷湿布。

あまったからといって他人にバンバンあげたりしていたら、

薬業界が困るから?

ドラッグストアの湿布薬が売れなくなって困る?


??


よくわかりませんが、

裏面の一番上には

「皮膚のため、

長期に渡って貼りつづけないようにしましょう」とか

そういう使用上の注意を第一に書くべきじゃないの?


まあ、いいけど。


2024年3月1日金曜日

痛風 膝を曲げると膝裏が痛い

年をとってくると、腰が痛くなったり

膝が痛くなったりする人が多いですが、

そういうのじゃないんです。


膝が痛いわけじゃないんです。

「ひざの裏」なんです。


ひざが痛いのには、いろいろと原因があり、

それこそ、人によって理由が違うというか、

人それぞれだと思いますが、痛いのが膝裏だったら。


そして、その人が痛風発作を発症した経験があり、

はじめて痛風発作が出てから

10年以上(アバウトですが)経過している。


・・・と、これだけ条件が揃っていたら、

もう間違いありません。


それは、痛風による痛みです。


膝の裏が痛いというのは、膝の裏の筋(すじ)が痛いのです。

膝が悪くなっているわけじゃありません。

つまり、膝の裏にある

筋(すじ)に結晶化した尿酸が溜まってきている、

ということです。


こういう症状は、痛風初期症状の人はなりません。

一度や二度、痛風発作が出たことがあるよ~、

というような人は、

こんなところが痛くなったりしません。


そういう人が痛くなるのは、たいてい、

「左足の親指の付け根の関節」です。

ここが赤黒く腫れあがり、熱を帯びて激痛を伴うのです。


そして、10日間~2週間くらいで嘘のように沈静化します。

痛みも腫れもスッカリ消えて、元通り。

それが、痛風発作の初期症状です。


ところで、あの・・


この膝の裏の痛みについてですが、

そんなことについて書いている本とか、

文献のようなものは見たことがないのですよ。


なんで、ないのでしょうね??


で・・正しいのかどうかも、よくわからないのですが、

自分の場合は、こうだった、という

経験談のようなものを書きたいと思います。


・・・っていうのは、

私も痛くなったことがあるのですよ。


「膝の裏」が、です。


私が痛くなったのは、「右足の膝の裏」です。


右足なんですよね、左じゃなく。

痛風発作は左足に多発するのに、なんで

右の膝の裏が痛くなったのか不思議です。

理由はよくわかりません。


で、どんな症状かというと、右ひざを曲げると痛いのです。

っていうか、痛くて曲げられないのです。


具体的にいうと、和式トイレに座れない。

座ろうとすると、数秒で激痛に変わるので、

慌てて立ち上がらなきゃならない。


それから、正座でできない。

無理に曲げようとすると、苦痛で顔が歪むので、

周囲の人がビックリします。


だのに、立っていると平気なのですよ。

何も痛くありません。

ついでにいうと、歩いても平気。

走っても大丈夫なんです。


ということは、寝てても痛くないです。

つまり、膝を曲げ伸ばしさえしなければ、痛くないわけです。


ヘンでしょ?

こういう時期がね・・・なんと、一年くらい続いたんです。


い、一年間!?

な、長すぎでしょ!?


痛風発作は、ぱあっ! と炎症が起きて、

ぐわあっ! と腫れて痛くなりますが、

一定期間が過ぎると、嘘のように終息するのです。

それが痛風発作。


だのに、これは何?

なんで、治らないの?


ですので、尿酸が結晶化して沈着して・・

というのが原因ですので、

痛風が要因であることは間違いないのですが、

果たして、これを痛風発作と呼ぶべきなのか、

どうか・・と思ったりもします。


膝を曲げられないと、どういう弊害があるか?


たとえば、自宅は洋式トイレなので、

日々の使用には問題ないのですが、

たとえば外出先が、突然、お腹が痛くなったりしたとき

(滅多にないですが)。


外出先のトイレは、洋式トイレとは限らないので、

和式トイレしかなかったりすると、

せっかくトイレを見つけたのに、

座ることもできない! ・・なんて羽目に陥ります。


あと、普段、正座することなど、ほとんどありませんが、

法事などがあったときは困ってしまいます。


僧侶の方が来ていて、自分以外は全員、正座しているのに、

自分だけが足を投げ出して座っていて(曲げられない!)、

なんで自分はこんな格好をしているのか、

いちいち説明しなきゃならない(めんどくせえ)。


なんにしろ、膝が痛い、曲げ伸ばしが痛いってのは、

不便極まりないです。


で、今はどうなのか、というと、全く痛みはありません。


つまり、一年くらい経過したあと、知らない間に治ってしまった、

ということです。

気かついたら、治っていた、という感じ。


う~ん・・なんだったんでしょうね。

っていうか、長くかかりすぎでしょう、治るのに。


なんで、こんなに治るのに時間が長くかかったのか。

それと、どうやれば痛みが治まったのか。


具体的な方法のようなものが、特にないのですよ。

すみませんねえ・・せっかく、ここまで読んでもらったのに、

何もお土産が無くて。


心当たりというか、当時の自分がやったことといえば、

以下です。

ただし、それが効果だったのかどうかは定かではないですが。


---------------------------------------------------

●なるべく歩くようにする(血流を良くするため)


●股関節のストレッチをする

(伸ばすだけ。曲げない、っていうか、曲げられない)


●鍼灸治療をしてもらう


●良いと思っていたサプリメントを飲み続けた


●体重を落とした

---------------------------------------------------


・・・これくらいです。

う~ん・・どれもパッとしませんね。


結局、上記のうち、上から3つは、

全身の血流を良くすることを主眼にしたものです。


膝の裏の痛みの元が、尿酸結晶ならば、それを

ゴミと考えたときに

ゴミ掃除の役割をするのが、血液中の白血球です。


ですので、より以上に血液の巡りを良くすること。

血液にのった白血球がより全身を巡るように、という感じです。


あとの後半の2つは、尿酸値を下げることも

狙ったものですが、件のやり方で

尿酸値が実際に下がったかどうかは、定かではありません。


っていうか、尿酸降下薬

(フェブリク・ザイロリックなどの尿酸値を下げる薬のこと)

のような劇的な効果など見込めるはずもないのですが。


・・・・・・・・・というわけで。

いつの間にか痛くなった「右の膝裏痛」ですが、

そういうわけで、いつの間にか治ってしまいました。


これという決定打は、なかったですね。


私は尿酸値を下げる薬は飲みませんでしたが、

尿酸値がグンと下がると、比例するかのように、

膝裏の痛みは治るじゃないか、

と考えています。


これは、膝の裏に「塗り薬」とか塗ってみても

効果はないと思いますよ。


私は(一年中、痛かったので)

膝の裏に冷湿布(鎮痛消炎剤)のようなものは

貼りませんでした。


鎮痛消炎剤は痛みを抑えるものですから、

痛みを抑える、ということに関しては

効果はあるとは思いますが、

根本的な解決にならないと思います。

つまり、貼っているときだけ、痛みが緩和される、みたいな。


痛み止めの薬も同様です。

この痛み止め、というのは、ロキソニンとかボルタレンとか。


強烈な薬ですから、服用している間は

薬の効果で痛みは緩和されるでしょうが、薬の効果が切れると

また痛みは蘇ってきます。


じゃあ、根本的な解決策は何か?

 

・・・となってくるのですが、これは


「尿酸値を下げる」


これが根本的な解決策です。


尿酸値が下がってくると、体内に

余計な尿酸が結晶化して蓄積することも

なくなってきます。


あと、体温が高いと尿酸は血液に溶けやすいです。


それから、尿がアルカリに傾いていると、

尿に尿酸が溶けやすいです。


痛風体質の人は、だいたい、

手足の冷たい低体温の人が多いです。


じゃあ、どうすれば、体温はあがるの?


「歩くのが効果的」です。


歩くと、筋肉が温まって、温かい血液が全身を巡ります。

ささやかな積み重ねですが、地道に繰り返すことによって

体温が低体温化しないよう善処します。

ありきたりですが、歩くのはお勧めです。


それから、尿のアルカリ化は、

肉や魚中心の食生活より、野菜・海藻を多く食べるのが

望ましいです。


・・・・・・・・・・って、ここまで書いてきて、

結局、膝の裏の痛み対策というより、

普通の痛風改善法というか、痛風対策と同じですね。


つまり、特効薬は特にない、ってこと。


すみませんね、最後まで読んでもらったのに、

これといった対策もなくて。


痛風 珈琲 珈琲牛乳

コーヒーは嗜好品でありますが、

体を活性化させるイメージがある一方、

カラダにあまり良くないと考えている人もいたりして、

本当のところ、どうなのでしょうか?


珈琲の成分として有名なのは、なんといっても、

カフェイン。


これが体に良くない成分と考えられていたりしますが、

このカフェインのおかげで助かっている人も多いのでは?


つまり、眠気覚ましってコト。


食事の後、眠くなってしまったときに・・とか。

車の運転中、とか、

仕事の能率が落ちてきたとき、とか、

受験勉強とか・・


ああ、コーヒーって、なくては ならないモノ

のような気がしてきたよ~


で・・

痛風にとっては、どうなのでしょうか。


っていうのは、

『コーヒーを飲めば尿酸値が下がるのか』

というアレです。


実際に、コーヒーを飲むことで

尿酸値を下がるかどうかの実験をした人が

外国にいて、その研究成果によると、


『1日6杯以上のコーヒーを飲む人は、

コーヒーのおかげで、尿酸値が少し下がる』


・・のだそうです。


6杯というのは、ちょっと多すぎる気もしますが。


で、この珈琲の何が良いのか、というと、

珈琲に含まれている「クロロゲン酸」という

ポリフェノールなのです。

カフェインじゃなかったのですね。


で、実際に飲んでみると。


通常、1日に

1~2杯程度しかコーヒーを飲まない私には、

6杯の珈琲は多すぎたようで。


1、2杯。

いえ、3杯目くらいまでは、おいしかったのですが、

だんだん胃が変な感じというか、

あまりおいしいと思わなくなってきました。


体が、もう珈琲はいいや、飲まなくていいや、と

シグナルを送っているように感じました。


毎日6杯、飲み続けたら、

尿酸値は下がるのかもしれませんが、

胃がどうにかなってしまいそうです。


とかいって、毎日10杯以上、珈琲を飲む豪傑が

世の中にはいるでしょうしね。


そんな人には、

尿酸値が下がる恩恵があるのかもしれません。


じゃあ・・それなら。

コーヒー牛乳なら、どうなの?


コーヒーと牛乳がいっぺんに摂れて良さそうですが。

牛乳にはカルシウムやタンパク質などの

栄養価が高いですからね。


でもね。

市販のコーヒー牛乳は、おいしくするため、

砂糖などの糖類がたくさん入っています。

特に缶コーヒーとかは、もの凄い量の糖が入っています。


この糖は、体内で分解されるときに

尿酸を生成するのです。


少しくらいなら、気にすることもないですが、

毎日たくさんの糖を摂りすぎると、

その分解のせいで尿酸値が上がる可能性もありますし、

糖尿病が気になってきたりします。


ですので、

コーヒー牛乳を飲むなら、純粋に

コーヒーに牛乳だけ入れたものがいいかな?


まあ、砂糖などの糖類が入っていないと、

味覚的に、味気ないですけどね。


それから、6杯以上のコーヒーをのむことで 

尿酸値を下げる効果があった・・ということですが、

コーヒーなら6杯飲めても、コーヒー牛乳でしたら、

コーヒーよりもカロリーがありますので、

6杯も飲むのは困難でしょう。


むしろ、ブラックか、

少しミルクを入れた程度のコーヒーなら

1日に6杯でも飲めそうな気もしますけどね。


あま~いコーヒー牛乳は、

そういう意味でも、ホドホドにしておいた方が

良さそうです。


それから、現実にコーヒーで尿酸値が下がるかどうかですが、

個人差があったり、飲むコーヒーの量にもよると思うので、

一概にどうかは、言えません。


ですが、プリン体を多く含むという理由などから、

食べると尿酸値を上げる、跳ね上げる食品も多い中、

このコーヒーはそんな心配はありません。


尿酸値を下げるかどうかは、よくわかりませんが、

少なくともコーヒーが

尿酸値を上げることはありませんので、

その点は安心して飲むことができると思います。


プリン体ゼロのビールは痛風の人は飲んでもいい?

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● 痛風の人はプリン体0のビールは大丈夫?

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たとえ、プリン体ゼロビールであっても、

ビールを飲めば尿酸値を上げます。


尿酸値をあげる要因は、プリン体を多く含むことだけが

原因ではないから、です。


ですので、プリン体0のビールでも普通のビールでも、

ビールは飲めば飲むほど尿酸値は上がる、と

考えるのが妥当なのです。


ですが!

ビールが大好きな人が、

無理にビールをやめなくてもいいんじゃないか、

と思ったりもするのです。


??

どういうことなの?


まず、簡単にではありますが、

プリン体0ビールについて。


プリン体は、たしかに尿酸の原料のようなものです。

ビールにもプリン体が多めに含まれているので、

普通のビールを飲めば飲むほど尿酸値は上がる、

と考えられています。


でも、プリン体0ビールには

プリン体がゼロなんだから、尿酸値は上がらないのでは?


・・・・と、勝手に消費者が

「勘違いしているだけ」

なのです。


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● ゼロビールは本当にいいの?

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ほら、テレビでも新聞広告でも

プリン体ゼロビールのメーカーは、

「これを飲んでいたら、尿酸値は上がりません」とか

「これを飲めば痛風発作は決して出ません」なんて

一言も言ってないでしょ?


ビールメーカーが嘘ついているんじゃないんです。

ユーザーを騙しているんじゃないんです。


我々が勘違いするよう、そして

自分たちビールメーカーの責任にならないよう、

うま~く、オブラートに包んで、

ナイーブな面を語らずに、上手に

販売宣伝しているだけ、です。


ビールメーカーは決して嘘はついていません。


じゃあ・・・消費者が悪いっていうの?

それとも、勘違いさせられているっていうの?


いやあ、まあ、その、ねえ?

ビールメーカーが「カシコイ」ということなんでしょう。


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● プリン体0のビールと尿酸値

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ビールというものは、ビールに限らずアルコール飲料は、

体内に入って肝臓で分解されるときに、

尿酸が生成されます。


だから、飲めば飲むほど、尿酸がどんどん作られます。

で、尿酸値が上がります。


そして、ビールには、利尿作用というものがあります。

つまり、飲むとトイレが近くなる。


で・・水分を多く排出することになって、

血液中の尿酸濃度が高まります。

で、尿酸値が上がります。


あと、さらに

尿酸という物質が出きて、

まわりにまわって(一時的に)腎臓に蓄積してしまい、

尿酸の排泄能力を低下させます。

で、尿酸値が上がります。


・・・・というわけで、

プリン体が多くても少なくても、ビールを飲めば

尿酸値は上がってしまうのですよ。


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● プリン体ゼロビール よくない?

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けれども。

世の中には、ビールが何よりも楽しみ、

という人も多いでしょう。


1日の仕事を頑張れるのは、ビールがあるから。

仕事帰りのビールが飲めるから頑張れるんだ、という人も

きっといるハズ。


そんな人に、ビールは尿酸値を上げる作用があるから、

きっぱりと止めましょう、と言えますか?

仮に禁酒したって、続かないでしょう。

まあ、慣れれば、どうってことないのかもしれませんが。


ビールをやめたために、人生が味気なくならば、

自分はどうしたいのか、どうすべきなのか、

再考するべきかもしれません。


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● ゼロビール毎日飲んでも大丈夫?

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で、対策。


●ビールの飲む本数を減らす。

●ビールを飲む日を決め、間隔を上げる。

●ビールは飲むが、それ以外、食事や運動で節制する。


たとえば・・毎日、ビールを大瓶一本飲む、とします。

1日1本ずつで、週に7本。


この週に7本を全て止めて、

週0本にしましょう。


・・・・といっても、なかなか出来ません。

できても、続かないように思います。


じゃあ・・?


週7本を週6本にします。

一週間に(思い切って)1本だけ、減らします。


これなら・・できそう、かな?


あと、毎日飲んでいたのを(体のために)止めます。

月曜、火曜、水曜、木曜、と飲むのを止めます。

禁酒。


ビールをやめるけど、かわりにウイスキー飲むとか、

焼酎を飲むとか、駄目ですよ。

アルコール飲料は全て止めます。


そのかわり。

金曜、土曜、日曜と2本ずつ飲みます。

2本×3日間で、週に合計6本飲んだことになります。


週末だけ、楽しく飲める、ということですね。


月~木まで、ビールを抜くことによって、

休肝日というか、肝臓も休められます。


これなら、体の負担も少しは少ないんじゃないかと

思うのですが・・


あと、帳尻あわせじゃないですけど、

週に3日とはいえ、ビールを飲むのだから、

その分、肉を食べるのを減らすとか、

野菜や海藻が苦手でもシッカリ食べるとか。


時間をつくってジムへ行って運動するかとか。

仕事で忙しかったら、せめて

歩くようにするとか。


ビールは尿酸値を上げる作用があるから、

とにかく絶対飲んだらダメ・・・じゃなくて、

ビール以外の日常生活、食生活なども含めて、

トータルで尿酸値がなるべく上がりにくいように

考えて実践していくのが良いように思います。


キトサン 効能

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● キトサンを飲んでみた後日談

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尿酸値が下がった!

キトサンのサプリメントを飲んでいたら、

尿酸値が大きく下がった!


・・・という人がいたので、自分でも試しに飲んでみた感想、

というか後日談です。


飲んでみました、といっても、たった三週間ですが。

(もっと飲めよ)


で・・

キトサンのサプリを飲むにあたって、

キトサンの効用・キトサンの効果について

いろいろと調べてみました。


その、キトサンの驚異の効果とは!?


●コレステロールが下がる!

●血圧が下がる!

●免疫力が高まる!

●尿酸値も下がる!

●ガン予防になる!

●便秘も解消する!

●肥満防止になる!

●自然治癒力を高める!


こ、これ・・ホントなの!?


キトサンを飲んでいるだけで、

本当にそんなスゴイ効果があるの??


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● キトサンはコレステロール値を下げる!

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キトサンって、ひょっとしてスゴイんじゃないの??

と思っているときに、知り合いの人と話す機会があって。


健康・・というか、

コレステロール値が高くで気にしている人なのです。


その人は痛風じゃないのですが、献血好きな人で

毎月のように献血に行って、検査結果が送られてきては

一喜一憂している様子。


中でも、コレステロールが気になるらしくて・・

まあ、悪玉コレステロールは動脈硬化の要因になるとか、

ならんとか、いいますしね。


で、たまたま、

キトサンのサプリを買ったばかりだった私は、

「にわかキトサン知識」をひけらかし、

キトサンは凄いよ、コレステロールもきっと下がるよ、

などと 自分がまだ、これから試す段階なのに、

いろいろとキトサン効果について

吹聴してしまったのです。


実体験による検証ナシの私の言葉を信じてしまったその人は、

さっそくキトサンを購入して飲み始めることになりました。


てなワケで、モニターじゃないですが、私とその人は

くしくも、同時期にキトサンを飲んで

人体実験(?)をする羽目となったのです。


さあ・・2人のキトサンの実際の効果は、

どうだったのでしょうか?


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● キトサンは(人によっては)便秘解消も!

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私の方ですが・・

キトサンを飲み始めて何日か経過すると・・なんと、

便秘になってしまいました。


ベンピ!?


う~ん・・・普段、便秘になんか、

なったことがないのですけどねえ?


それより、キトサンの効用に

「便秘解消」ってのがあったハズなんだけど、

これ、どういうワケ?


解消するどころか、便秘になってしまうとは、

これ如何に?

これは、もしかしたら・・キトサンの影響?


そう思って、いったん、キトサンを飲むのを中断したら、

便秘はすっかり治ってしまいました。


ってことは、便秘はキトサンの影響なのね!?


ところが!

同じような時期に、キトサンを飲み始めた

もう一人の人は、いつものように

献血に行って送られてきた検査結果を見ると・・・


あんなに高かったコレステロール値が

見事に下がっていたそうです。


他に、コレということもやっていなかった 

その人は、これはキトサンのおかげだ、と大喜び。


おまけに、その人が言うには、

便秘も解消されて、ああ、なんてキトサンって

素晴らしいの!

・・・とか言われても、ねえ?


そりゃあ、喜んでもらえたら嬉しいですけど、

肝心の自分へのキトサンの恩恵は(たぶん)なかったので・・・


思うに、その人は元々、コレステロール値が高かった。

私は尿酸値は高いですが、

コレステロール値は別に高いわけじゃありません。


その人は便秘気味だったけど、

私は別に便秘じゃなかった。


と、いうことは?

もともと、高くないならば、特に効果は、ない、

ということ。


それなら、尿酸値高めの私には、

キトサンは尿酸値を下げる効果があったんじゃ、

ないのか?


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● キトサンは尿酸値を下げるのか!?

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・・・・・・・・・・・と、思ったのですが、

実は、私、尿酸値の検査に行ってないのです。

ぜんぜん、検証になっていませんね・・すみません。


自分はブログで、人様に

「定期的に尿酸値の検査に行きましょう」とか

綺麗事を言っておきながら、ああ、

前より数値が高くなっていたらどうしよう、

って感じで、ビビって病院に行けていないのです。


というわけで、キトサンの効果で

尿酸値が下がったのかどうかは、わかりません。

すみません、こんな決着で。


キトサンの未開封の残りの1袋は、キトサン効果で大喜びの 

その人に譲ろうと思っています。


もっと続けてりゃあ、キトサンで

尿酸値が下がったのかもしれませんが、

どうも私の体質には合わなかったようです。

キトサンの効果がない、という意味じゃありません。


それにしても、

便秘って、あまり気分の良いものじゃありませんね。

もう、便秘はコリゴリ。


ああ、それにしても、なんで

献血で尿酸値がわかるようになっていないの!?


っていうか、病院、行けよ。


痛風発作 マラソン

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● マラソンをすると痛風になるの?

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マラソン(長距離走)をすると、

足への酷使が引き金となり、痛風発作を誘発することは

多々あります。


ですが、マラソンをする人は痛風になりやすい、

というわけではありません。


マラソンでなくても、登山でもなんでもいいのですが、

普段の運動量をはるかに越える距離を歩いたとか、

走ったとか。


痛風発作が一番、発症しやすい箇所は“足”です。

中でも、「左足の親指の付け根の関節」が

痛風発作の好発場所の筆頭。


あと、足首(くるぶし)、足の甲、アキレス腱・・

ああ、これって。

どこも体重のかかる場所なのです。


マラソンをすることによって、それらの体重のかかる場所を

刺激、というか負荷をかけますからね。


ですが、マラソンをする全ての人が

痛風発作が起こりやすくなる、

というわけじゃありません。


マラソンをして痛風発作を起こす人は、

長年、尿酸値が高い状態が続いていて(高尿酸血症)、

体内の関節などにある程度以上の結晶化した尿酸が

蓄積している人です。


つまり、いつ、痛風発作が起こっても

おかしくない状態だった、たまたま、

マラソンがその「トリガー」になった、

というだけなのです。


ですので、マラソンをしなくても、

いずれは痛風発作が出ていた・・ということになります。


痛風発作が出て嬉しい人なんかいませんので、

尿酸値が長年、ずっと高い・・など、

心当たりのある人は、マラソンなどの強度のキツイ運動は

避けた方が無難かもしれませんね。


え?

なんで?


痛風って、運動することを推奨されているんでしょう?


無酸素運動は痛風に向いていないけど、

有酸素運動は痛風改善に良いって聞いたことあるよ?

マラソンって・・有酸素運動なんでしょ??


無酸素運動ってのは、息をとめて、

全力疾走するようなキツイ運動のこと。


その短い時間、体内に酸素を取り込まないで

激しい運動をするので、体内が酸素不足なる、と。


酸素不足になるとなぜダメなの?


体内の酸素が不足すると、細胞が壊れやすくなり、

細胞が壊れるときに尿酸の元となるプリン体が

多く作られてしまうから。



じゃあ・・有酸素運動なら、いいの?


有酸素運動は、体に酸素を取り込みながら続ける運動だから、

体内の細胞も壊れにくいし、運動することによって

筋肉も温まり、全身の血流も良くなるので。


痛風の体質改善にもってこい、と考えられているようです。


でもね。

いくらマラソンが有酸素運動でも、

運動強度が強すぎる、ということ。


そりゃあ、マラソンといっても、

ピンからキリまであるでしょう。


いわゆる、42.195km走るレースは

体の負担も大きいという話です。


コスプレしたり、仮装したりしながら、

仲間うちでワイワイ言いながら、ゆっくり走る・・

そんな楽しいレースなら、大丈夫でしょう。


でも、そうじゃなくて、

サブスリーを狙う(完走タイム3時間半を切る記録)とか

そういう本格的な人は、痛風発作が出やすい、

ということです。


あ、もちろん、マラソンを走っても、

体内に尿酸結晶がたまっていない人は、

痛風発作なんか出やしません。


マラソンを走って痛風発作が出るような人は、

今までも痛風発作が出た経験のある人、だけです。


2024年2月2日金曜日

痛風の治療と改善

痛風は、痛いです。

厳密に言えば、痛いのは

“痛風発作が痛い”のです。


ですので、痛風の治療といえば、

この痛い痛風発作を出ないようにさせるのが、

痛風の治療と思われガチですが、

実は そうではないです。


いわゆる“高尿酸血症”の状態を放置しておくと、

おそろしい合併症になってしまう可能性もあり、

注意が必要です。

これを治療していくのが、本来の痛風の治療、

と言われています。


しかも、その合併症というのは、初期段階では

自覚症状があまりないらしく、油断なりません。


ですが、痛風だからといって、

早死にしてしまうのは、悔しいです。


なんとしてでも、平均寿命くらいは

生きたいでは ありませんか。

できれば、長生きしたいです。


どうすれば いいのでしょうか?


一番具体的な指針となるのは、「尿酸値」です。


尿酸値が、「7.0mg/dl以下」ならば、

安心していいと思います。


逆に、それ以上ならば、じわじわと尿酸結晶が体内に溜まり、

将来、合併症になる可能性も否定できなくなります。


では、どうすれば「尿酸値」を下げられるの?


もっとも、ポピュラーなのは、薬物療法です。

医師に処方してもらった薬を、指示通りに服用すると、

尿酸値は、たいてい「7.0mg/dl以下」になっていくようです。


あとは、自分で生活習慣に気をつける、とか。


具体的には、

→体重を減らす (たいてい「尿酸値」は下がります)

→水を1日2リットル飲む(尿による尿酸の排泄を促す)

→禁酒する (もしくは、飲酒量を減らす)

→プリン体を多く含む食品を食べるのを減らす(レバーなど)

→軽い運動をする

→ストレスをあまり溜めない


・・・・・・・・・。


なかなか、

「できそうで、できなさそうなもの」ばかりですね。


私の知り合いにも、痛風の人が何人かいますが、

全員が薬を飲んでいます。

薬物療法ですね。


ですが、痛風のクスリを飲んでいるから、と

焼肉・レバーも食べたい放題、

ビールも飲み放題の人もいます。


で、そんな人は、やっぱり、ときどき

発作が出て、足を引きずっています。


普段から痛風のクスリを飲んで、それでいて、

生活習慣にも気をつけたら完璧じゃないか、

と思ったりもするのですが、

なかなかそんなふうにできる人は、

あまりいないように思います。


どうしても、油断しますからね。


誰かにガツ~ン、と言ってもらえればいいのですが、

一番いいのは家族ですが、そーゆー人は、

家族の言うことなんか聞きませんからね。


で、お医者さんに・・となるのですが、

このごろのお医者は、みんな優しくて、

ガミガミ言う人は少ないのでは。


やっぱり、自分で気をつけるしかないのですね。