2024年4月4日木曜日

痛風発作 冷湿布で一番大切なこと

 痛風発作に冷湿布、つまり、

シップ薬は必須のアイテムです。


鬱血して赤黒く腫れあがる患部を冷やして痛みをとる、

消炎作用の効果があります。

・・といっても、冷湿布を貼ったくらいで

痛みが取れるような甘いものでもないですけどね、

痛風発作は。

でも、何も貼らないよりはマシな気がします。

そして、少しでも激痛を緩和したいので、

何かせずには いられませんしね。


皮膚に貼ると、ひんやり感がある冷湿布ですが、

飲み薬でもないのに、鎮痛消炎作用があるのは、

成分として薬剤が配合されており、それが皮膚を通して

微量に体内に吸収されるからです。


私のように痛風歴が長いと、

足が痛くなるといっても比較的広範囲に痛い場合が多く

(たとえば、

足の甲から“くるぶし”にかけてが腫れて痛い、とか)、

1枚の冷湿布では貼り切れない場合があります。

つまり、貼るべき面積(腫れて痛い箇所)が広すぎるのです。


場合によっては、2枚の冷湿布を

貼りあわせたりすることもあるのですが、

(重ねて、という意味じゃなく、

2枚を横に連続して)長時間 貼りつけた後、

剥がしてみると、貼っていた箇所と

貼らずにいた箇所とは、やはり腫れ具合が違っています。

もちろん、貼っていたところの方が心なしかマシ、

ということです。

少しは効果があるのですね。

痛風発作の激痛は強烈なので、痛みの強さは その程度では

あまり変わりませんが。


あと、いくら痛風発作の腫れと痛みがキツイから、といって、

冷湿布を同じ患部に24時間 貼りっ放し、というのは

あまり良くないようです。

少しは皮膚を休める時間を作ってあげましょう、

ということでしょうか。


それから、購入するにあたって、

薬局、ドラッグストアなどで買うと高いので、

近所の病院で処方してもらうことにしています。

普段は高いと感じる健康保険ですが、

こんなときはありがたいですね。


さて、その、近所の病院で処方してもらった冷湿布ですが、

ドラッグストアで買う冷湿布あたりと、

成分上は同じようなものだと思うのです。

ぎょうぎょうしい(立派な?)箱パッケージなどには

入っておらず、シンプルな紙袋に包装されているだけですが、

肝心なのは中身ですからね。


で、その外袋の裏面を見てみると、

一番上にこんなコトが書かれています。


『他人には、決して譲らないこと』


・・・・・・・・。


これって・・裏面の“一番上”に書くようなこと?

なにをさておき、最重要事項なの?


病院で安く入手できる冷湿布。

あまったからといって他人にバンバンあげたりしていたら、

薬業界が困るから?

ドラッグストアの湿布薬が売れなくなって困る?


??


よくわかりませんが、

裏面の一番上には

「皮膚のため、

長期に渡って貼りつづけないようにしましょう」とか

そういう使用上の注意を第一に書くべきじゃないの?


まあ、いいけど。