痛みの強さは無限大・・・じゃないか、
とまで思いたくなる痛風発作ですが、
やがて終息となる日がやってきます。
痛みの強さの程度も、治まってくる期間も
それこそ個人差があるのですが、引き潮のように、
だんだんと痛みは薄れて腫れも引いてきます。
さて、この、痛風発作の治りかけのときに、
たくさん歩くとどうなるか、ですが。
まだ完全に治りきっていない、
この時期にいつもと同等、
あるいはいつも以上に歩いたりすると、
痛みはぶり返し、患部は腫れあがり、
再発したかのような状態になる場合が多いようです。
つまり、完全に痛みが消失するまでは
出来れば安静に、なるべく
おとなしくしておいた方が良い、ということです。
痛い思いをするのが嫌なら、ね。
でも、本当は体のためを思うなら、
痛風発作のピーク時であろうが、
終息に向かっている時期であろうが、
歩き回って血行をよくした方が良いのです。
痛み止めを飲んでも歩き回ったほうがホントはいいんです。
ほら、痛風発作がなんで起こるかですが、
体内に蓄積した尿酸結晶を
腫れと痛みを伴う発熱で溶かすために起こるでしょう?
ですので、歩き回ると、
血流がよくなって、患部にも血液、つまり白血球がよく巡り、
体の大掃除をしてくれるわけです。
そのかわり、痛みは倍増です。
ただでさえ、痛すぎる痛風発作が、
我慢の限度を越える痛みと化します。
同様に、お風呂も、そう。
この場合は、シャワーを浴びるとかじゃなくて、
湯船でゆっくりつかる、あたたまる、という方ね。
これは、つまり、やはり患部の血行を良くすることに
つながります。
体内の関節などに沈着した尿酸結晶は
血流がよくなることによって
早く溶けて、痛風発作も早く終息に向かうのですが、
そして、その代償というか、痛みと腫れは
ガンガン強くなります。
え?
私ですか?
私は・・・ええと、そうですよ。
痛風発作が起こったら、なるべくおとなしくしています。
歩いたほうがいいなあ・・とは思うのですが、
痛みが酷くなるのは嫌なので、なるべく静かにしています。
言ってることとヤッてることが
バラバラのような気もしますが、
痛いのは苦手ですから・・・って、誰でもですかね。