2022年2月8日火曜日

クエン酸 尿酸

痛風の原因とされているのが、尿酸です。

尿酸は、プリン体という食べ物などに含まれる

物質を代謝するときに残る、老廃物の一種です。


通常、尿酸は血中の中に一定量溶けて、

いずれは尿として排出されます。

尿酸ができても一定のペースで排出されるので、

本来は一定の量に保たれています。


ところが中には、尿酸が体内に

異常に多く産生してしまって、

溜まってしまう体質の人がいます。


主な原因として、アルコールを過剰摂取するとか、

動物性脂肪やたんぱく質の多い食事ばかり

食べているという食生活の乱れの他にも、

運動不足や精神的なストレスが関係している

といわれています。


食生活の乱れと運動不足が要因として

掲げられていることから、肥満体型の人は

痛風に罹患するリスクが高いと考えられています。


尿酸が体内に溜まると、結晶化して、

関節に沈着してしまいます。


白血球は、この結晶化した尿酸を

ウィルスのような異物と認識してしまって、

攻撃を仕掛けます。

その結果として炎症を引き起こし、痛風発作が起きるわけで。


ある日突然、今まで経験したことのない激痛が襲ってくる

といいますから、生活習慣が乱れている人は

特に注意しないといけません。


痛風対策するためには、上で紹介したように

過剰に尿酸が産生することが原因なので、

いかに尿酸を少なくできるかにかかっています。

尿酸は尿として排出されることが多いので、

尿の量を増やすことが何よりも求められます。


そのためには、水分を意識してこまめに摂取することが大事。

1日の目標摂取量は2リットルです。

2リットルというと、かなり水を飲まないといけない

というイメージがあるかもしれません。

しかし1日に何度もコップ1杯の水を飲んでいれば、

決して乗り越えられないハードルではありません。

ただし水分を摂取して尿量を増やしても、

うまく尿酸を排出できない人もいます。


特に痛風患者には多いのですが、強酸性の尿だと

尿酸が尿に溶けだしてくれないからです。


この場合、強酸性から中和して、

弱酸性やアルカリ性の尿に変えないとうまく尿は

排出できません。

そこで注目されているのが、クエン酸です。


クエン酸はもともと酸性ですが、

体内に入るとアルカリ性に変化するので、

体内に摂取すれば酸性と中和作用を起こします。


このため、強酸性の尿だった人も中和が進み、

弱酸性やアルカリ性の尿に改善することも可能です。

そうすれば、尿酸の排出もスムーズになって、

尿酸値の減少に一役買ってくれます。


痛風で医者にかかった時に治療の一環として、

ウラリットという薬の処方されることが多いです。

このウラリットは、クエン酸ナトリウムなどが主成分の医薬品。

このことだけを見ても、クエン酸が

いかに尿酸低下に効果のある成分かがわかります。


さらにクエン酸には、乳酸を分解する効果があります。

乳酸が体内に溜まると疲労感が出てきます。

そこで疲労回復やスタミナ強化のために、

サプリメントとして販売されるケースも増えてきています。


痛風にかからないようにしたい、過去に痛風発作を起こして、

二度とあの激痛を経験したくないと思っているのであれば、

クエン酸の配合されているサプリメントを摂取してみる

のはいかがですか?


クエン酸の配合されているサプリメントは、

ドラッグストアなどでも販売されています。

水と一緒にどこでも手軽に摂取できるので、

手軽に始められる痛風対策のひとつです。


そしてサプリメントのラベルには、

1日の目安になる摂取量が書かれているので、

こちらの用量を守って摂取することをお勧めします。

たくさん一度に摂取しても、

余分なクエン酸はそのまま排出されます。

たくさん摂取すれば、より早く効果が出る

と思っている人も多いようですが、

そういうものでもないので、

過剰摂取には注意してください。



2022年2月7日月曜日

クエン酸 尿酸 排出

痛風の発作は、激痛と一言で表現してもいいです。

痛風の発作は深夜から早朝にかけて、すなわち

多くの人が眠っている時間帯に起きることが多いです。

熟睡している人が飛び起きるほどの激痛を伴う

といわれています。


我慢できない痛みで、身動きが取れずベッドの中で

うずくまって朝を迎えたという人もいるくらいです。

なぜこのような痛風が起きてしまうかというと、

それには尿酸が関係しているのです。


尿酸とは、プリン体を分解するときに生じる老廃物の一種。

通常 尿酸は尿として排出されるので、

一定の量に保たれています。


しかし、生活習慣の乱れや過剰に

蓄積されたストレスの影響で、尿酸が過剰に作られると

尿酸の排泄がスムーズにいかなくなって、

尿酸が たまってしまいます。


そうすると血液の中に尿酸が溶けきらなくなってしまって、

尿酸が結晶になってしまいます。


この結晶になった尿酸は、関節に沈着します。

この結晶を白血球はウィルスや

最近のような異物とみなして攻撃を仕掛けます。


この時に炎症を引き起こして、先ほど紹介した激痛をもたらす

と考えられています。

血液検査の中に尿酸値の項目があるはずです。


健康診断を受けたときに尿酸値が

どの程度になっているか確認することです。

もし7.0㎎/dl以上になっているのであれば、

高尿酸血症といっていいでしょう。

高尿酸血症になっている人は、いつ痛風発作が起こったとしても

おかしくはない状況だと認識してください。

高尿酸血症の人は、尿酸値をいかに下げるかを考えるべきです。


尿酸値を下げるには、尿酸を尿として体外に排出することです。


ただし痛風患者の尿を見てみると、

強酸性尿になっている傾向が見られます。

強い酸性の尿だと、尿酸がなかなか溶けてくれないので

尿がたくさん出ていても多くの尿酸は

排出できていないことが多いのです。


そこで強酸性尿の人は、酸性の度合いを

薄めることが求められます。

そのために効果の期待できるのが、クエン酸です。

クエン酸塩を体内に入れて分解すると、

血液がアルカリ性になっていきます。


続いて、体の向上性を保つ機能が作動して、

尿がアルカリ性に変わっていくのです。

尿酸は酸の一種ですから、アルカリ性には

溶けやすい性質を持っています。


このため、クエン酸を摂取して

アルカリ性の尿に変えることで、尿酸の排泄を促せるのです。

その結果、尿酸値も順調に下がって、

痛風のリスクを低減できるわけです。


疲れがたまっていて、何もやる気が起きない、体がだるくて

体を動かすのもしんどいという経験はありませんか?


なぜこのような疲れを感じるかというと、

体内に疲労物質がたまっているからです。

疲労物質を主に構成しているのは乳酸です。

乳酸が蓄積された状態だと、

尿酸の排出にも実は悪影響をもたらします。

乳酸が過剰に溜まっていると、

尿酸が尿に溶けださないような作用を及ぼす

といわれています。


このため、尿は出ていても

思っているように尿酸値が下がらないということも

起こりうるわけです。

そこで もし最近疲れを感じる、きちんと昨夜

寝たつもりでも体に前日の疲れの残ることが多い

という人は、クエン酸を摂取するのも一つの方法です。


クエン酸には、乳酸の消去を高める効果がある

というデータも出ています。

乳酸を除去できれば、尿酸が尿に溶けだすのを

邪魔する力も薄まるので順調に尿酸値を低くすることに

一定の効果が期待できます。


クエン酸は梅干しや柑橘系の果物、お酢のような

酸味の強い食べ物に多く含まれているといわれています。


しかし そう毎日

酸っぱい料理を続けて食べるのは難しいでしょう。

そこでクエン酸の配合されているサプリメントも最近では、

ドラッグストアなどで販売されています。

こちらを摂取して、クエン酸を毎日摂取してみませんか?



2022年2月6日日曜日

痛風 尿酸コントロールの薬

私の知り合いに「痛風患者」の人がいます。

この人、80歳だそうです。

長生きで、元気です。

足元もしっかりしていて、

とてもジジイには、見えません。

ご高齢ですが、未だに仕事もしています。

自営業、ということもあるのでしょうけど。


毎朝、尿酸コントロールの薬を飲み続けているそうです。

おかげで、尿酸値は「5.5mg/dl」だ、とか。


で、痛風歴30年ですが、おかげで

ここ30年間、痛風発作は出ていないそうです。


それに比べて私は、痛風歴20年以上ですが、

尿酸コントロールの薬を飲まなかったせいか、

ときどき痛風発作が発症します。

そして、そのたびに“足の関節が砕けるのではないか”

というくらい強い痛みを経験します。

毎回、腫れと痛みで酷い目にあい、泣きそうになります。

歩けなくなり、自分が惨めなばかりでなく、

周囲に多大な迷惑をかけます。


痛風歴30年のその人が、

痛風歴20年以上の私に“先輩として”説教しました。


「尿酸コントロールの薬を飲まなきゃ、ダメ!

老人医療保険で、一か月に薬代は“700円”くらいなんだから!」



いえ・・・お金の問題じゃないんですけど?


それに、私、「老人医療保険」じゃないですし。



2022年2月5日土曜日

鍼灸治療 ブランク

いつも通っている鍼灸院に、

3か月ぶりに行ってきました。

なんで、3か月も間隔があいてしまったのかというと、

久しぶりに痛風発作が出て、まともに

歩けなかったからです。(回復、遅いです)


で、久しぶりに鍼灸院に行くと・・

なんて、いうんでしょう。


「鍼 (はり) が怖い」のですね。


長年、鍼灸院に通っていて、

鍼灸治療が安全とわかっていて、

体調改善に効果的だとわかっていても・・

怖いのです。

体に鍼が突き刺さるわけですからね。


鍼といっても、

注射針のように「ぶっとい」ものではなく、

“髪の毛”より細いのです。

その細い鍼を体の内臓に通ずるツボに刺すわけです。


痛みはありません。

少し痛い場合もありますが、それは

その部分のツボ、そしてそれに通ずる内臓が弱っている、

負担が かかっている状態のときです。

ずっと痛いわけではなく、刺す瞬間に痛いだけで、

不思議なことに (鍼 (はり) の) 痛みは

すぐに消えてしまいます。

鍼灸治療後、とても体調が良くなります。


長年、鍼灸院に通っている私でも、

しばらく間隔があいてしまうと、

「鍼 (はり) が怖い」と感じるのですから、

鍼の経験のない初めての方が、

「鍼 (はり) 」に不安や恐怖を覚えるのも

無理のない話ですね。


2022年2月4日金曜日

クエン酸 尿管結石

尿管結石という言葉を聞いたことはありませんか?


尿管の所に石ができる病気です。

尿管結石は尿路結石の一種です。


結石は尿管の他にも、腎臓や膀胱、尿道といった

ほかの尿路にできてしまうこともあります。


このため尿管結石を含め、尿路結石と一般的には

呼称することが多いです。

結石の起きる原因を見てみると、

シュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムによって

構成されていることが多いです。


このような結石のことを、カルシウム結石といいます。

尿管結石で苦しんでいる患者を見てみると、

全体の8割以上が

このカルシウム結石によるものだといわれています。


尿管結石を発症した場合、人によって異なる症状を呈します。

結石のサイズが小さければ、

自覚症状がほとんど起きないというケースもあります。


実際 人間ドックなどの検査で、初めて結石のあることを

医者に指摘されるというケースもあるほどです。


しかしサイズがある程度大きくなってしまうと、

痛みが伴います。

どこに結石ができるかによっても異なり、背中や

わき腹の所に痛みが起きることが多いです。


痛みはかなりの激痛になることも多く、女性の中には

出産のときの痛みと一緒だったという人もいますし、

出産を経験しない男性でも

今までの人生の中で味わったことのない

最高の痛みと称する人が多いです。


その他には頻尿や残尿感があるとか、

膀胱炎に似た症状を呈する人もいます。

また、吐き気や実際に嘔吐してしまう人も見られます。


尿管結石の傾向を見てみると、

男性の方が概して多い特徴があります。

2005年の調査結果を見てみると、生涯罹患率は

男性が15.1%、女性が6.8%なので倍以上の確率で

男性が罹患するリスクのあることがわかります。


ちなみに男性の場合注意したいのは、

20~60代といわれています。

簡単に言えば、成人してからは

常に一定の尿管結石にかかるリスクがあるわけです。


女性は男性と比較するとリスクは少ないものの、

決して罹患しない病気ではありません。


とくに、閉経後の女性で発症するケースが多いです。

さらに最近の傾向を見てみると、若い女性の間でも

罹患する人が増えてきているので、

決して他人事と思わないことです。


尿管結石は先にふれたように、その大半は

カルシウムによってもたらされます。

そこで尿酸結石対策として効果がある

と期待されているのが、クエン酸です。


クエン酸とはレモンなどのかんきつ類や梅干、

お酢などに含まれている酸味成分です。

なぜクエン酸が尿管結石に効果があるかというと、

カルシウムが結石化するのを妨げる効果があるからです。

石ができにくくなるので、おのずと

尿路結石の起きる危険性も軽減できるわけです。


加えて、尿路結石の起きる原因を見てみると、

5%と少数派ながら

尿酸を原因として結石の作られるケースもあります。


実はクエン酸には、尿酸を排出するのを促す効果があります。


尿酸は尿として排出されるのですが、

強酸性の尿だと尿酸が排出できません。

クエン酸には強酸性を中和して、

弱酸性の尿に変える性質を持っています。

弱酸性の状態にすれば、尿酸もスムーズに

尿に混ざって排出できるようになります。


尿酸値は血液検査の項目にあるので、

血液検査を受けたときに着目してみてください。

もし7.0㎎/dl以上あれば、高尿酸血症といって

尿酸が体内に過剰に溜まった状態になっています。


このような状態だと尿酸が結石化してしまって、

尿路結石をいつ引き起こすともしれません。


クエン酸を摂取して、結石のできないように

早めの対策をすることが大事です。


尿酸が過剰にたまった高尿酸血症になると、

激痛をもたらす痛風発作を起こす可能性も高まります。

痛風予防の意味でも、クエン酸を意識して摂取することは

効果があると言えるのです。




2022年2月3日木曜日

クエン酸 尿 アルカリ化

痛風をはじめとする高尿酸血症や

尿路結石にかかっている人は、

クエン酸を摂取すべきといわれています。


クエン酸を摂取すると、

尿をアルカリ化する作用があるといいます。

高尿酸血症も尿路結石も、治療法の基本は

一緒で尿酸を体外に排出して、

尿酸値を低くする必要があります。


尿は酸性の状態が強いと

なかなか尿酸が溶けださないので、

尿として尿酸を排出できません。


ところがアルカリ化すれば、

尿酸がスムーズに溶けだしてくれるので

尿酸を排出しやすくなるわけです。

クエン酸は実際に医療の世界でも使われています。

痛風患者や尿路結石を患っている人に対し、

ウラリットという薬が用いられることは多いです。


このウラリットですが、

クエン酸ナトリウムやクエン酸カリウムが主成分です。

このことを見ても、クエン酸が

尿酸排出に一定の効果を上げていることがわかると思います。


ところで、ここで疑問に感じる人もいるでしょう。

「クエン酸」といっているのに

なぜアルカリ性に変化する作用を持っているのか

という点です。


確かにクエン酸は酸性です。

しかし、クエン酸イオンを含みその水溶液は

アルカリ性でできているのです。

また先ほど紹介したクエン酸ナトリウムやクエン酸カリウムは

中性の性質を持っています。


ナトリウムやカリウムは金属状態であれば、アルカリ性です。

このように金属なのか塩なのか水溶液なのかによって、

性質が変わってきてしまうのです。


ちなみにクエン酸イオンを見てみると、

水と反応すると水素イオンを奪う変化が見られます。

そうすると一部がクエン酸に戻り、

水溶液の中では水酸基が生成されるので、

アルカリ性を水溶液は示すようになります。


このようにいろいろな化学反応を起こすことで、本来

酸性のクエン酸も体内に入ると

アルカリ化の作用を起こすわけです。


尿酸を尿でいかに排出できるかが、

痛風や尿路結石の対策で重要です。

ところが私たちの体内で作られる物質の中には、

尿酸の排出を邪魔してしまう性質のものもあります。

それが乳酸です。


乳酸は別名疲労物質とも呼ばれているもので、

肉体的にも精神的にも疲労がたまってしまうと

体内に蓄積されてしまいます。

乳酸がたまっている、すなわち

疲れの取れない状態が続いていると

尿はたくさん出ていても、尿酸は

思ったほど排出されていない可能性があるわけです。

この乳酸対策でも、クエン酸が重要な役割を担っています。


クエン酸を摂取すると、

TCAサイクルというシステムが体の中で機能します。

糖分や脂肪分をエネルギーに変換するというシステムです。

TCAサイクルが機能をすれば、次々に

エネルギーが作り出されるので体の働きも活発になります。


その中で乳酸の分解も効率よく進められます。

尿酸の排出を邪魔する乳酸を排除できるので、

尿酸値のスムーズな現象が期待できるわけです。

クエン酸は乳酸を分解して、疲れを取る、もしくは

疲れを感じにくくする働きがあります。

このため、アスリートの中には

普段からスポーツをする前やした後に

クエン酸の配合されているサプリメントやドリンク

摂取している人もいるくらいです。


血液検査の項目の中で、尿酸値(「尿酸」)の項目があります。

健康診断などで血液検査を受けたところ、

尿酸値が高めであると

医者から指摘を受けたことはありませんか?


もし、そのような診断を受けたのであれば、今は大丈夫でも

そのままの生活をしていると、

痛風や尿路結石の発作を起こす可能性もあります。


いずれも共通しているのは、発作が起きると激痛の伴う点です。

身動きの取れなくなく我慢できない痛みに襲われるケースも

少なくないので、早めの対策をすべきです。

ドラッグストアなどでクエン酸のサプリメントは

販売されていますので、

自分のできる範囲で予防してみませんか?



2022年2月2日水曜日

クエン酸 食品 痛風

クエン酸という成分は、私たちが

日ごろ口にする食べ物の中に

いくつか含まれています。


多いのは、レモンやグレープフルーツ、オレンジ

といった柑橘系の果物や梅干です。

いずれも共通しているのは、

酸味の多い食べ物であるという点です。


実は、この酸味を構成している成分こそが、

クエン酸なのです。

酸っぱい食品は、疲労回復に効果があるというのを

聞いたことはありませんか?

これは決して都市伝説のようなものではなく、

科学的にも証明されていることなのです。


酸味成分のクエン酸には、

筋肉や神経の疲労回復に効果があるといわれています。

このため、スポーツをする人やアスリートの中には

クエン酸のサプリメントを日頃

摂取しているという人も多いです。


クエン酸というので、一見すると

酸性の成分のイメージを持つ人もいると思います。

確かにもともと酸性なのですが、体内に入って分解されると

アルカリ性になるという特性を持っています。


実は、このアルカリ性になることが、

痛風に対して効果があるのです。


痛風とは、足の関節などに激痛をもたらす症状のこと。

風にあたっても痛いと書きますが、この表現は的確で、

症状を発症してしまうと

激痛で何も手につかなくなるという人が多いのです。


なぜ痛風になるかというと、体に尿酸という老廃物の一種が

過剰に溜まってしまうことが原因です。

尿酸がたまりすぎると結晶になってしまって、

関節に沈着します。

この時関節に炎症を引き起こすので、

先ほど紹介した激しい痛みが起きるわけです。


つまり尿酸をいかに体内にためないようにするかが、

痛風対策の基本となるわけです。

そして尿酸を排出するにあたって、

重要な役割を果たすのがクエン酸なのです。


尿酸を排出する方法としては、尿による排泄が一般的です。

ところが尿酸は酸の一種なので、酸性になっている尿の中には

なかなか溶けださない性質があります。


痛風患者の中には、

強酸性の尿になっている傾向が見られます。

これではいくら排尿量が多くなっても、

尿酸の排出はスムーズにいきません。


そこで、アルカリ性の尿に変えるにあたって

重要なのが、クエン酸です。

先ほども紹介したように、クエン酸には分解されると

アルカリ性になる働きがあります。


このため、尿のアルカリ化を促す作用があるのです。

尿のアルカリ化が進むと、

尿に尿酸がより溶けだしやすくなって、

尿酸をより効率的に体外へ排出できるようになるわけです。


痛風患者に対して、医者の中には

ウラリットという薬を処方することが多いです。

ウラリットには尿酸の排出を促し、

尿酸値を低くする効果があります。


このウラリットには、

クエン酸塩が主成分として配合されています。

この事実だけ見ても、いかにクエン酸には

痛風への効果があるかがわかります。

痛風の治療の他にも、予防するときにも使える成分といえます。


生活習慣の乱れている人、特に普段運動をしない、

肉料理ばかり食べていて

野菜をあまり食べない、アルコールを多量に飲む人は

尿酸値が高くなる傾向があります。


その分、痛風対策をきちんと行う必要があるわけです。


クエン酸が多く含まれている食品は、

先ほど紹介した柑橘系の果物や梅干の他にも、

お酢も挙げられます。

酢の物をできるだけ多く食べるようにするとか、

黒酢やもろみ酢のような飲めるお酢も販売されています。

このような食材を使ってみるのもいいです。


しかし、毎日酸っぱい食品を食べ続けるのも味に

飽きてしまいます。

また、酸っぱいものが食べられないという人はいませんか?


そのような人はクエン酸の配合されているサプリメントも

数多く販売されているので、こちらを使って

クエン酸を摂取してみましょう。

水があればどこでも摂取できますし、

ほとんど酸っぱさを感じないように製造されているので、

酸っぱい料理が苦手な人でも安心して摂取できると思います。



2022年2月1日火曜日

クエン酸 ビタミンc

痛風で苦しんでいる人の数が、最近

増えているといいます。


一昔前であれば中高年男性の病気という

イメージがありましたが、

最近では若年層でも痛風患者が増えています。

中には、20代で痛風という人もいるくらいです。


痛風は足の親指の付け根をはじめとして、

関節に激痛を伴う病気です。

風にあたっても痛いというだけあって、

今まで経験したことのない

我慢できないくらいの激痛を招くといいます。


そもそもなぜこのような激痛が起きるかというと、

尿酸が関係しています。

尿酸とはプリン体という食物に含まれる物質を

分解するときに発生する、老廃物の一種です。


健康な人は、血中の尿酸値が一定量に保たれていますが

食生活の乱れや飲み過ぎ、

ストレスなど生活習慣に問題があると、

過剰に尿酸が体内に作られます。


その結果、尿酸が

血液の中に溶けきらなくなってしまって、結晶化します。

この結晶化した尿酸は、関節に溜まります。

その結果炎症を起こして、先ほど紹介した

今まで経験したことのない激痛をもたらすわけです。


ということは、痛風対策をするためには

いかにして尿酸を少なくできるかにかかっています。


そのためには、尿酸を

体内で作り出さないようにする必要があります。

先ほども紹介したようにプリン体を分解することで、

尿酸は生じます。


そこで、プリン体を多く含む食べ物は

なるべく摂取すべきではありません。

魚卵や動物のレバー、ビールなどは

なるべく控えるようにしましょう。


一方で、溜まっている尿酸を排出しないといけません。

尿酸は尿の中に混ざって排泄されます。

そこで、尿の量を増やすように指導されます。

プラスして、クエン酸を摂取するといいです。


クエン酸には、尿を弱アルカリ性に保つ効果があります。

痛風患者に特にみられる傾向ですが、

尿が強酸性になっている人が多いです。

強酸性になっていると尿酸がなかなか溶けだしてくれないので、

いくら尿を排泄しても思ったほど尿酸が減少しません。


しかしクエン酸を摂取して、弱アルカリ性にすれば

尿酸がスムーズに溶けだしてくれるので、

尿酸の減少効果が期待できます。


医療機関で痛風の治療をする時に、

ウラリットという薬の処方されることは多いです。

尿酸値の低下作用があるのですが、

ウラリットの主成分はクエン酸塩です。


このことから見ても、いかにクエン酸が

痛風対策で重要な役割を担っているかが

お分かりになるはずです。


その他に注目したいのが、ビタミンcです。

ビタミンcには体内に溜まっている尿酸を

腎臓に移動させる働きがあるといわれています。


腎臓でろ過されて尿ができるわけですから、

尿酸を腎臓に持っていくことは

尿酸排出にはプラスです。


ビタミンcは、イチゴやレモン、アセロラのような果物や

ジャガイモやパセリ、レンコンといった野菜に

含まれています。


ただしビタミンcは加熱すると失われてしまうので、

生の状態で食べないと意味がありません。


クエン酸もビタミンcも、サプリとして

最近では販売されています。

このようなサプリを使って、生活習慣の乱れの気になる人は

痛風対策をしてみてはいかがですか?


ただし、すでに痛風に罹患している患者の場合、

ビタミンcの摂取は注意すべきです。

というのも過剰にビタミンcを摂取してしまうと、

尿酸が必要以上に腎臓に溜まってしまいます。

そうなると腎臓が本来の機能を果たせなくなって、

腎障害という深刻な状態になる恐れもあるからです。


そして、サプリメントには適正な1日の摂取量があります。

その摂取量を守って、痛風対策をしてください。

もし心配であれば、主治医の人と相談をしながら

どの程度のビタミンcの摂取量なら

問題ないかの指導を受けることです。

加えて尿量を増やすために、

1日2リットルくらいの水を摂取するように

心がけてください。


2022年1月31日月曜日

クエン酸 サプリメント 痛風

風にあたっても痛いと書くのが痛風です。

その名前に偽りはなく、実際に発症すると

今まで経験したことのない激痛を足の指などに感じます。

あまりの痛みで、

身動きが取れなくなるという人もいます。


病院で痛風と診断されると、まず治療が行われます。

痛風は高尿酸血症の人に多く見られる症状なので、

尿酸を下げる薬や痛風の症状を緩和する薬による

治療が実施されます。


その他には、生活習慣の改善も行っていきます。

痛風は、昔は贅沢病とも言われていて、

偏った食事などの生活習慣の乱れによって

引き起こされることが多いです。

そこで生活習慣を見直すことで、

痛風の再発の防止が期待できます。


痛風では食事療法も実践されます。

食事療法の主な目的は、

プリン体を過剰に摂取しないようにすることにつきます。

先ほど高尿酸血症といって、

尿酸が血中に多く含まれると

発症しやすくなると紹介しました。


この尿酸を増やしてしまう要因の中の一つに、

プリン体があります。

プリン体が体内に入ると分解されるのですが、

その中で生み出されるのが尿酸なのです。


プリン体は魚卵系やレバー、

ビールなどに多く含まれている成分です。

ただし、プリン体ゼロの食生活を続ける必要はありません。

尿酸が体内にできると、そのままになるわけではないから。

尿酸や尿、もしくは便によって排出されます。


このため、多少プリン体を摂取しても

尿や便によって体外に排出されるので、問題は ないわけです。

過剰にプリン体を摂取しないような食生活を心がけることです。


さらに痛風対策として、いろいろな方法が紹介されています。

その中でも注目されている方法として、

クエン酸を使った対策があります。


レモンや梅干を食べたときに、酸っぱいと感じませんか?


あの酸味を構成しているのが、クエン酸という成分なのです。

クエン酸というので酸性の成分のような感じがします。


しかし面白いことにクエン酸は体内に入ると

分解される過程の中で、アルカリ性に変化するのです。


つまり、酸性の所にクエン酸を入れてやると

中和作用が働くわけです。

このクエン酸は、洗浄剤として使用されることがあります。

排水口のぬめりを除去するとか、

電気ポットの洗浄剤として利用されます。

これらも、先ほど紹介した酸性を中和することによって

可能にしています。


痛風患者の尿は、強酸性の状態にある傾向が見られます。

強酸性の状態の尿には、尿酸が

なかなか溶け込みにくいのです。

このため、いくら水分を一杯摂取して

尿の量を増やしても、思っているほどに

尿酸は排出されていない可能性が高いわけです。


そこで今日、尿酸から弱尿酸にして、

尿酸が溶けだしやすい尿を作り出すことが、

痛風治療では求められています。


実際に、痛風患者の治療薬として

ウラリットという薬が使われています。

このウラリットには、

クエン酸カルシウムとクエン酸ナトリウム

という成分が含まれていて、強い酸性の尿を

中和して弱酸性尿にする働きがあります。


つまり日頃からクエン酸を摂取して、

弱酸性尿に変えていけば、

尿酸の排出もスムーズになって、

高尿酸血症の症状緩和が期待できます。

その結果、痛風の発作リスクも低減できるわけです。


クエン酸は先ほども紹介したように、

レモンや梅干のような私たちが常日頃

口にしている食べ物の中に含まれている成分です。


よって、摂取することで何らかの副作用が起きることは、

まず心配する必要はありません。


ただし、毎日レモンや梅干を食べ続けるのは

さすがに厳しいという人もいるでしょう。


そこでドラッグストアなどに行くと、

クエン酸の配合されているスポーツドリンクや

サプリが販売されています。

このようなクエン酸配合のドリンクや

サプリメントを毎日摂取するのは、

それほど苦ではないはずです。

特にサプリであれば、水があれば

どこでも摂取できるので

毎日続けられるのではありませんか。



2022年1月30日日曜日

痛風 痛風発作の起こりやすい月

「年末年始」には、いろいろなイベントがあったり、

楽しい季節ではあります。


ですが。

この夏に痛風発作を発症させてしまった私に、

そんなことをいう資格はないかもしれませんが、

痛風を患っておられる方は、

痛風発作の発症に気をつけてください。


統計のデータに、はっきりと出ているらしいです。

痛風発作の起こりやすい月が、です。


一番多いのは、一年のうちで「7月」「8月」。

次に多いのは、「6月」「12月」だそうです。


この「7月」「8月」「6月」というのは、

夏場で暑過ぎて汗を大量にかくため、

尿による尿酸の排泄が減少し、結果として

尿酸値が上昇し、痛風発作が発症するらしいです。


では、寒い「12月」は、なぜ?


考えられるのは、忘年会新年会などが多くあるから。

飲み会の機会が多いから。

“いただきもの”とかも多い季節だから(かな?)

“カニ”の季節だから(そうなのか?)


とにかく、気をつけましょう・・ということですが、

具体的にどう気をつけるのか?


わかっていることかもしれませんが、

お酒を飲むなら、“すきっぱら”で飲まない。

チーズや牛乳などのタンパク質を先に食べておくと、

膜ができて胃を守れるそうです。


それから、飲み過ぎは厳禁。

もう少し欲しいなあ・・という程度で止めておく。


昔から言われていることですが、チャンポンはダメ。

ラーメンのチャンポンじゃないですよ?

ビールを飲んで、同時に

ウイスキーと焼酎もワインも飲む、というような

飲み方のことです。


それから、食べ過ぎ。

苦しくなるまで食べない。

お腹いっぱいになってから、満腹と感じるまでの

タイムラグがありますので、もう少し食べれるのになぁ、

というくらいで止めるのがベスト。


テレビのコマーシャルで、

「食べ過ぎて飲み過ぎたら、当社の胃腸薬を飲んで、

もっと食べて飲みましょう!」

な~んてCМがありましたが、

自分の胃にとっては言語道断です。


食べ過ぎの翌朝の朝食は抜いて、

胃を休めることをおススメしたいと思います。



2022年1月29日土曜日

痛風 肥満 寿命

ベルトの穴が一つ広がると、寿命が5年縮まる、

という医者がいるそうです。

いやなことを言う医者ですねえ・・・


つまり、それだけ、肥満が

人間の寿命に与える影響が大きい、と。


肥満は痛風にも関係しますからね。

肥満を解消できれば、痛風もかなり改善します。

まず、尿酸値が程度の差はあっても、

ダイエットすると下がります。

(急激な減量はダメですよ?)


「ベルトの穴が一つ広がると、寿命が5年縮まる」


もしかしたら、こういう言葉を、標語みたいに

壁に貼っている人もいる・・・

わけないか。



でも、秋から冬にかけては、

おいしい旬のものがたくさんあって、

ついつい食べ過ぎてしまいます。

ああ・・もうすぐ、ベルトがきつくなって、

ベルトの穴が一つ広がってしまいそう。


でも、あるのです!

ベルトの穴が広がらない、効果的な対策が!?


それは・・・

ベルトの

「今、はめている穴から、

次の穴への幅 (距離) が広い (遠い)」

ベルトを買うのです!


これなら、中々、

ベルトの穴が一つ広がったりしませんよ!?