2022年5月8日日曜日

アンセリンと腎臓

痛風は足の関節などに激痛をもたらす病気です。

痛風はその95%近くが

男性の患者によって占められる、

男性ならではの生活習慣病といえるかもしれません。


女性の場合、女性ホルモンの働きで

痛風を起こしにくいです。

閉経後は痛風になる可能性もありますが、

圧倒的に発症するのは男性です。


しかも痛風に苦しんでいる人の数は、

年々増加傾向にあります。

現在では予備軍まで含めると

100万人に達するのではないかとみられているほど。


痛風を発症してしまう原因は、

尿酸が体内で異常に増えすぎてしまうことが

関係しています。

通常 尿酸は血液に溶けているのですが、

異常に増えると溶けきれなくなって、

尿酸塩という固体に変化します。


この尿酸塩が足の指の関節などにくっつくと、

白血球が異物と認識して

攻撃・排除しようとするわけです。

この時白血球からは、炎症を引き起こす物質が

放出されます。

この炎症が引き金で、風にあたっても痛い

と言われるほどの激痛を引き起こすのです。


痛風対策をするためには、こまめに

尿酸値をモニターしておくことが重要です。

尿酸値が7㎎/dl以上になると高尿酸血症といって、

痛風発作の起きるリスクが高まると思ってください。


しかし痛風といわれると、

激しい痛みがあるのは怖いですが、

それほど深刻な病気ではない

という印象を持っている人もいるはずです。

しかし痛風やその予備軍である高尿酸血症は、

決して生易しい病気ではないと思うべきです。


高尿酸血症になると、尿酸が

いろいろな所に溜まりやすくなります。

関節に溜まって結晶化すれば、痛風を引き起こします。

その他にも尿酸が腎臓に溜まってしまうこともあります。

そうなると、痛風腎という症状を引き起こします。

この痛風腎となると、本来の腎臓の機能を

フルに発揮できなくなります。


その結果最悪、腎不全に陥る可能性も出てきます。

通常 尿酸は腎臓から尿で排泄されます。

しかし高尿酸血症の状態になると、

尿の中にも尿酸が溶けきらなくなる恐れがあります。


そうなると石になってしまって、

尿路結石を引き起こす恐れもあります。

このように痛風はただ激痛を伴う病気ではなく、

深刻な健康障害を引き起こす可能性があるのです。


痛風や高尿酸血症になってしまったら、

食事療法や薬物療法を中心とした治療が

実施されます。


薬物療法では、コルヒチンや

非ステロイド系の抗炎症薬を使って、

炎症と激痛を抑えていきます。

症状の治まったところで、

尿酸値を低くする薬を処方するのが普通です。


しかし痛風で使われる薬物の中には、

副作用を起こすような種類もあります。

そこで現在注目されているのが、アンセリンです。

アンセリンはアミノ酸の一種で、

カツオやマグロなどの回遊魚の筋肉の中

に多く含まれている成分です。


尿酸ができるのは、プリン体という物質を

体内で分解する過程の中です。

アンセリンにはプリン体を分解せずに

再利用する働きのある酵素を増やす効能があります。


このため、尿酸が産みだされにくい環境を

作り出します。

その他にも、尿酸の排泄が

スムーズになる働きもあります。


尿酸は先ほども紹介したように、

腎臓から尿として排泄されます。

ところが体内に極度の疲労などで

乳酸がたまってしまうと、

この尿酸を排泄する効率がダウンしてしまうのです。


アンセリンには、乳酸の代謝を進める酵素を

増やす効果もあります。

このため、尿酸を効率的に

排泄できるようになるわけです。

尿酸を作り出しにくくして、

体内に溜まっている尿酸を

どんどん排出していくので尿酸値を低くし、

痛風のリスクを低減できるようです。


実際アンセリンと痛風に関しては実験が行われて、

その効果は立証されています。

1日50mgアンセリンを摂取した患者は

2週間後には、尿酸値の数値の減少が

認められています。


痛風になったら病院で医師の診断を受けるのが

第一ですが、アンセリンを使った痛風対策、

というのも一つの方法かもしれません。


2022年5月7日土曜日

アンセリンの過剰摂取

マグロやカツオは、長距離を

高速で泳げる能力を持っています。

疲れ知らずで泳ぎ続けるのはなぜか、

研究を行ったところ、

筋肉中に含まれるアンセリンが

関係していることがわかりました。


アンセリンには

さまざまな健康・美容効果があるのではないか

ということで、研究が行われています。

魚からアンセリンを抽出して行った研究結果によると、

抗疲労作用のあることがわかっています。

このため、マグロやカツオな長時間連続して

泳いでも疲れが残りにくいわけです。


その他、

近年になって注目されている能力に、

尿酸値を降下させる作用があります。


アンセリンには、HPRTという

再利用酵素の量を増やす効果があります。

プリン体が体内で産生すると分解され、

その副産物として尿酸が産まれます。

尿酸が過剰に体内に溜まると、

痛風という足の関節をはじめとして

起きる激痛の原因となります。


HPRTには、プリン体を再合成する作用があるので

尿酸の産生量を減少させます。

その他にも、LDHという乳酸の代謝を

促す酵素の量も増やします。

乳酸が体内から除去されると、

尿酸の排泄機能が向上します。

尿酸を生み出しにくくし、排出を促すことで

尿酸値を低下させ、

痛風発作のリスクを低減できます。


最近ではアンセリンの配合されている

サプリメントも販売されていて、

痛風対策をする人たちの間で注目されています。


このアンセリンは、スポーツ用サプリメントや

健康食品として販売されています。

ただし特定保健用食品としての許可例はありません。

このため、どの程度の摂取をすればいいのか

に関する明確な基準は設けられていません。


しかしアンセリンは、マグロやカツオ、渡り鳥の

骨格筋の中に多く含まれている成分です。

私たち人間の骨格筋の中に、

マグロやカツオほどではないものの、

含まれている成分でもあります。


自分たちの体内に含まれ、マグロやカツオのような食事で

普通に出される食料から抽出される成分なので、

摂取しても基本的に問題ないと考えられています。


ただし、特に過剰摂取をすると

何らかの健康被害が起きる可能性も否定はできません。

アンセリンに関して、まだ研究途上の段階なので

詳しい情報がはっきりとしていないからです。


特にサプリメントのような、

成分を凝縮しているようなものの場合、

ちょっと多めに摂取をしただけで

過剰摂取につながる恐れもあります。


そこで各メーカーで1日の目安摂取量を

それぞれ規定しているようです。

この目安摂取量を超えない範囲で、

毎日摂取するように心がけるのが良いと思います。

よく多めに摂取すれば、その分

大きな効果が期待できるのではないかと

思う人もいるかもしれませんが、

そうではありません。


市販されている成分の中には

過剰摂取するとかえって健康を害する成分

もあることを覚えておいてください。

ただしあくまでも過剰摂取した場合のリスクなので、

守られた摂取量の範囲内で摂取すれば、

問題の起きる可能性は限りなく

ゼロに近いようです。


ただ、妊娠中や授乳中の女性の場合、

胎児への影響ということも念頭に入れる必要があります。

まだ十分な科学的なデータがない

という指摘する声もあって、

100%絶対に安全という保証はありません。

妊娠中や授乳中の女性がアンセリン配合の

サプリメントを摂取する場合には、

念のため主治医に相談をするのがいいかもしれませんね。


摂取しても問題ないか、もし摂取しても

問題ないといわれたのであれば、

用法に関して注意すべきことはないか、

アドバイスを受けましょう。

その他にもどの商品を購入するかも、

慎重に比較するのが良いと思われます。

不純物が混ざっていないかどうか、

どのような製造過程で作られたサプリなのかを

注視してください。

安全性が十分確保されている商品と

思われるものを購入して、

安心して摂取できるように心がけるのが

良いかもしれませんね。


黒酢とクエン酸の効果

黒酢は健康にいいということで、

ドリンクやサプリメントとして販売されています。

黒酢にはさまざまな

体にいい成分が配合されていますが、

その主成分の中の一つにクエン酸があります。


クエン酸は体内に入ると、栄養素を

エネルギーに変換する役割があります。

糖分や脂肪分を燃焼させて、エネルギーとして

消費していきます。

ちなみにエネルギーとして燃焼すると、

クエン酸は一部老廃物になりますが、

一部はクエン酸として再利用されます。


つまり、黒酢などでクエン酸を

常日頃から摂取していると、

エネルギーの変換がより効率的になります。

その結果脂肪が体に付きにくくなって、

痩せやすく太りにくい体質が作れるわけです。


また、クエン酸には疲れの緩和効果があります。

私たちはハードな日々が続くと、

疲れがどんどん溜まります。

なぜこのような疲れを感じるかというと、

乳酸が体内に溜まってしまうからです。

乳酸は疲労物質とも言われていて、

乳酸のせいで栄養分が隅々の細胞まで

いきわたらなくなります。


すると疲れがたまって、体を動かすのが

しんどい、だるく感じる

といった症状が出てくるわけです。

そして、クエン酸には乳酸を分解する効果が

期待されています。

クエン酸を日頃から摂取していれば、

乳酸が蓄積しにくくなります。

血液の流れもスムーズになって、

細胞に栄養分をしっかりと供給できます。

このため、疲れを感じにくくなるわけです。


肩こりを感じている人はいませんか?

肩こりも、肩の周辺の筋肉に乳酸がたまることで

だるさを引き起こしていると考えられます。


クエン酸を摂取すれば、

肩こりの症状緩和にも期待できると

いう意見もあります。

このクエン酸は、アスリートの人も

摂取しているケースが多いです。

体を酷使するアスリートなので、

練習前にクエン酸を摂取して

ハードな練習に耐えられる体を作ります。

また、練習後にクエン酸を摂取することで、

翌日に疲れを引きずらないようにするケースも

見られます。


そしてクエン酸にはもう一つ、

痛風予防にも効果が期待されています。

痛風は、足の親指などに激痛をもたらす症状のこと。

大人でも我慢できない、その場で

うずくまってしまうほどの猛烈な痛みが襲う

といわれています。


なぜ痛風発作が起きるかというと、

尿酸が過度に体内に溜まるから。

血液検査の中でも、尿酸という項目があります。

この尿酸値が、7.0㎎/dl以上になっている人は要注意。

高尿酸血症という病気で、

いつ痛風発作を起こしても

おかしくない状態にあるからです。


尿酸値の高い人は、とにかく

尿酸を体外に排出することが大事です。

尿酸は尿によって体外に出されます。

しかし尿が酸性の高い状態だと、

尿酸が溶けてくれません。

高尿酸血症や痛風患者の尿は、

酸性の度合いの高い傾向が見られます。

そこで黒酢に含まれるクエン酸が、

効果を発揮してくれます。

クエン酸は体内に入ると、血液や尿を

アルカリ性に変える性質を持っています。

尿がアルカリ性に変われば、

尿酸も尿の中に溶けやすくなります。


その結果、尿が出れば出るほど、

スムーズに尿酸も排出され

尿酸値も少なくなります。

クエン酸は、痛風の治療でも

実際に使われている成分です。

ウラリットという尿酸値を低くする薬があるのですが、

こちらの主成分はクエン酸です。


黒酢のクエン酸には、このように

さまざまな健康効果をもたらす

パワーがあるとされます。

毎日コップ1杯の黒酢ドリンクを飲む、もしくは

黒酢のエキスの配合されているサプリメントを

摂取する習慣をつけてみるのは

いかがですか?


ドラッグストアやスーパーに行ってみると、

黒酢ドリンクやサプリメントが販売されています。

サプリであれば携帯も可能なので、

出張や旅行先でも携帯して毎日摂取することも

できそうですね。

2022年5月6日金曜日

アンセリンの効果

イミダペプチドという

2つのアミノ酸が結合した物質の中の一つに、

アンセリンがあります。

このアンセリンは健康面や美容面で

様々な効果が期待できるとして、

注目を集めています。


すでにアンセリンの配合されたサプリメントも、

いくつか販売されています。

アンセリンが注目されるようになったきっかけは、

回遊魚や渡り鳥の存在です。

回遊魚も渡り鳥も長距離を移動し続ける能力があります。

なぜ長時間の移動でも疲れないのか研究したところ、

筋肉にアンセリンが多く含まれていることがわかりました。

筋肉が活動すると活性酸素が生まれ、

これが疲労感を高めるといわれています。


しかしアンセリンには、この活性酸素の働きを

抑制する強力な抗酸化作用があるので、

疲労回復効果に優れています。

その結果、長距離移動することになっても

疲れることがないわけです。


この活性酸素を抑制する働きは、

アンチエイジング効果も引き出せると期待されています。

この成分を使ったアンチエイジング化粧品も、

数多く販売されています。

これは、いつまでも若く美しくありたい

と願う女性のニーズによるものです。


活性酸素が体内に発生すると、細胞を傷つけます。

その結果、肌の老化がどんどん進んでしまいます。

しかしアンセリンの抗酸化作用を引き出せば、

活性酸素の働きを抑えてくれるので老化が進まず、

いつまでも若々しい姿をキープできるわけです。


生活習慣病という言葉は広く一般にも普及してきました。

生活習慣病の怖い所は、病気にかかっていても

なかなか自覚症状が現れない所です。

高血圧や動脈硬化などは自覚症状が現れにくいので、

なかなか気が付きません。


そのため症状がどんどん進行してしまって、

心筋梗塞や脳梗塞のような

重大な病を発症させてしまいます。

そしてアンセリンには、これら生活習慣病を

予防する効果が期待されています。


メタボという言葉で知られる

メタボリックシンドロームの発症リスクも、

定期的にアンセリンを摂取している人の方が

リスクは低いといわれています。


この生活習慣病の中の一つに、痛風があります。

痛風というと中高年男性のかかる病気

というイメージがあり、

若い人の中には自分とは関係のない問題

と思っている人もいるはずです。


しかし最近になって、

低年齢化が顕著になってきています。

20代や30代の患者も増えてきているというので、

男性にとって決して他人事の病気ではなくなっています。


痛風の患者は予備軍を含めると、

90万人程度に上るのではないかという試算も

出ているくらいです。

痛風は、とにかく関節に激痛が走ります。


発症した時にはうずくまって

しばらく動けなくなる人も少なくありません。

しかし痛風の症状を放置していると、

慢性化してしまって場合によっては、

虚血性心疾患とか脳卒中などを引き起こす可能性もあります。

軽視できない病気なのです。


このアンセリンには、痛風の予防効果も期待されています。

痛風は、プリン体を多く含む食事を

常日頃から行っているのが要因です。


プリン体を摂取すると体内で分解され、尿酸ができます。

尿酸が体内に蓄積されると結晶化して関節に溜まり、

炎症を引き起こします。

そこで、尿酸をいかに増やさないようにするかが

痛風対策では重要なのです。


アンセリンには、プリン体を尿酸に分解するのではなく、

もう一度プリン体にする働きのある酵素の量を増やします。

尿酸を作らせないようにすることで、

これ以上の尿酸値の上昇を防げます。


プラスして、乳酸を代謝する酵素の量を

増やす効果もあります。

乳酸が増えると尿酸をうまく排出できなくなります。

この乳酸をなくすことで、スムーズに

尿酸を排出することができ、

尿酸値を下げられるというわけです。


実験データなどでも、尿酸値を下げる効果と

アンセリンの関係性は立証されています。

そこで痛風の予防や改善効果があるとして、

注目されているわけです。


田七人参と痛風

痛風発作は、足の親指の付け根をはじめとして、

関節に急性の炎症を引き起こします。

この時に激痛を伴うのが特徴です。

大人が痛みの余り、ほかのことが

何もできなくなるくらいの激しい痛みが現れます。


痛みの感じる箇所を確認してみると、

赤く腫れあがっていて、

熱を持っているのも特徴です。

贅沢病と一昔前までは言われていましたが、

最近では生活習慣病の一種とみられています。

中高年男性の間で罹患する人が多いですが、

20代のような若年層でも

痛風発作にかかる人が増えています。


痛風がなぜ発症するかというと、

尿酸が体内で過剰に作られることが原因です。

通常は血中に溶けて運搬され、

腎臓でろ過され尿の中に混ざって排出されます。

ところが尿酸が過剰に溜まると、

血液の中に溶けきらなくなってしまって、

尿酸が結晶化します。

こうして結晶化した尿酸は関節に沈着して、

関節炎を引き起こします。

その結果、激しい痛みを引き起こすわけです。


つまり痛風対策をするためには、

いかに尿酸を溜めないようにするかがポイント。

血液検査の項目の中に、尿酸値があります。

近頃血液検査を受けた人は、

尿酸値をチェックしてください。

尿酸値が7.0㎎/dl以上になっている人は

高尿酸血症で、痛風がいつ起きても

おかしくない状況です。

7.0㎎/dl近くの人も、生活習慣を見直すなどの

早めの対策が必要です。

今では痛風対策として、

いろいろな健康食品が紹介されています。

その中の一つに、田七人参があります。


田七人参とは、中国で

太古の時代から重宝されてきた生薬の一つです。

中国南部で栽培されていて、

高麗人参の近縁の植物といわれています。

田七人参の主成分として、サポニンがあります。

高麗人参と比べると、

7倍ものサポニンが含まれているのです。

サポニンには、中性脂肪や

コレステロールの値を下げる効果があって、

ドロドロ血液からサラサラ血液に変える性質があります。

そしてこのサポニンには、

尿酸値を下げる働きも期待されています。


そもそも尿酸がなぜ体内で生成されるかというと、

プリン体が関係しています。

プリン体を分解する過程の中で、尿酸は産み出されます。

つまり尿酸値を高くしないようにするためには、

まず尿酸を産生させない環境を作る必要があります。


サポニンには肝臓に働きかけをして、

肝臓内のプリン体を減少する効果があります。

プリン体自体が少なくなれば、

尿酸の産生量も少なくなります。

そして尿酸値を下げる方法として、

尿酸を体外に排出することも大事です。

尿酸は、尿として体外に排出されます。


この尿を作り出す機能を持った腎機能に対しても、

サポニンは働きかける効果があります。

腎機能の働きを促進して、尿酸を

より効率的に排出する効果も期待されています。

このように、尿酸を作り出しにくくすることと

尿酸の排出をスムーズにする両面の効果があるので、

田七人参は痛風に対して効果が期待できるわけです。


プラスして田七人参には、消腫効果もあるといわれています。

痛風の発作は、急性の関節炎が原因として引き起こされます。

つまり消腫効果のある田七人参を摂取すれば、

炎症の症状が緩和されるわけです。


不幸にも痛風の発作が起きたとしても、

田七人参を摂取すれば、

痛みの緩和される可能性も期待できるわけです。


さらに田七人参には、フラボノイドも含まれています。

フラボノイドには、利尿作用があります。

尿酸を排出するためには、

尿をどんどん排泄する必要があります。

田七人参のフラボノイドによって、

尿がどんどん排泄され、その分

効率的に尿酸値の減少効果も期待できるわけです。

さらにミネラルやアミノ酸も豊富に配合されているので、

栄養価の高い食物といえます。


2022年5月5日木曜日

アンセリンを含む 食品

アンセリンとはイミダゾールペプチドの一種で、

β-アラニンとメチルヒスチジンが結合している成分です。


イミダゾールペプチドはほかにも、

カルノシンがそうです。

アンセリンは動物の筋肉組織に含まれている成分です。

私たち人間の筋肉にも含まれています。


しかし人間の筋肉の中には、アンセリンよりも

カルノシンが多く含まれています。

豚や牛、馬などもカルノシンの方が

割合としては多いです。

それがうさぎやヒツジなどになると

アンセリンの割合が大きくなって、

筋肉中に含まれる量はほぼ一緒になります。


そして鶏を含めた鳥類になると、

カルノシンの2~3倍のアンセリンが

筋肉中に含まれます。

さらにカツオやマグロの大型回遊魚の魚類では、

筋肉中に含まれるイミダゾールペプチドの大半が

アンセリンとなります。


アンセリンには、疲労物質と呼ばれる乳酸の分解を

スムーズにする働きがあります。

このため疲労が蓄積しにくく、いつまでも

運動し続けることができます。

疲労回復効果にも優れています。

このため、カツオやマグロのような

長距離を移動する回遊魚には多く含まれているわけです。


私たち人間がアンセリンを摂取しても、

抗疲労作用が期待できます。

激しい運動をした後の体のダメージや

酸素消費の高い脳を保護するための効果が

期待されています。


その他にも、抗酸化作用に優れているので

老化を防ぐ作用もあります。

さらに、体内で生成される老廃物である尿酸が

体内に溜まり過ぎないようにする働きもあります。


尿酸が過剰に溜まってしまうと、

激痛をもたらす痛風の発作が起こります。

痛風予防や対策で、アンセリンは注目されているのです。


アンセリンは動物由来の成分です。

このため、アンセリンを含む食料となると

魚や肉ということになります。

先ほども紹介したように、特に

アンセリンを多く含む食品は、

マグロやカツオ、シャケといった魚が代表的です。

肉で摂取したいと思うのであれば、

鶏肉にアンセリンが多く含まれています。


ただし毎日アンセリンを摂取して、

抗疲労作用や抗酸化作用、尿酸値を

抑制する効果を期待するのであれば、

以上の食品を大量に食べないといけません。


これは栄養バランスの側面から見ても、

料理を楽しむという側面から見ても

厳しいものがあります。

カツオとマグロ、シャケ、鶏肉のローテーションで

食事をしていては、さすがに飽きてしまいます。


しかもカツオなどはプリン体を多く含みます。

痛風対策でアンセリンを摂取する人にとって、

その効果が半減してしまいます。


というのも尿酸が生成されるのは、

プリン体を分解するときだからです。

つまりプリン体を多く含む食材を食べ続けることは、

尿酸を生み出すリスクを高めてしまいます。

痛風の治療を受けたことのある人は、

プリン体を多く含む食品の食べ過ぎに注意すること

といわれたことがあるはずです。


そこで、もし毎日継続してアンセリンを摂取したい

と思っているのであれば、

サプリメントを活用することです。

サプリメントであれば、

凝縮してアンセリンを配合しているので

効率よく摂取できます。


しかも、水やおさゆがあればどこでも

簡単に摂取できるところも魅力です。

スーツのポケットなどに簡単に入る

コンパクトなサイズをしているので、

旅行や出張するときにも携帯できます。

ドラッグストアや通販サイトで販売されているので、

どのような商品があるのか

一度チェックしてみるのはいかがですか?


サプリメントを摂取するときには、

それぞれの商品に目標摂取量が

決められていると思います。

もともと私たちが食べる食品に含まれている成分なので、

副作用のリスクはありません。

しかし過剰摂取をすると

何らかの問題が出てくる可能性も否定できないので、

適量摂取を心がけるようにしてください。


田七人参と尿酸値

血液検査を受けると「尿酸」

という項目がありますが、

これは「尿酸値」のことです。


尿酸値で7.0㎎/dl以上になっている人は、

高尿酸血症という病気と診断されます。

高尿酸血症自体は、別に何か自覚症状が

現れないことも多いです。

しかし高尿酸血症の状態が続くと、

痛風発作を起こす可能性があるので

注意しないといけません。

痛風とは、尿酸が血中に溶けなくて

結晶化することで引き起こされます。

結晶化した尿酸が関節に沈着すると、

関節炎を引き起こします。

痛風は、風に当たっても痛い、というところから

呼び名が付けられた、と

一般的には考えられているようです。


このような激痛を引き起こすのは、関節炎です。

高尿酸血症の基準値は、これ以上

尿酸が体内で発生すると

血液の中に溶けきれなくなるボーダーライン

だと思って下さい。


この痛風対策をするには、尿酸値を下げ、

高尿酸血症の基準値から

できるだけ離れた尿酸値にしないといけません。

尿酸とは、プリン体という物質を

体内で分解した時に残る燃えカスのようなものだ

と思って下さい。

プリン体の含まれる食べ物を食べた、

新陳代謝によって細胞が再生するときに

プリン体は分解されて尿酸が産み出されます。

ただし尿酸は通常便や尿で排出されるので、

一定の数値を維持できます。


尿酸値を下げるためには、

尿酸をできるだけ発生させず、

そして尿として尿酸を排出して、尿酸が

体内で余らないようにする必要があります。

この2つの側面に対して

効果の期待できる健康食品として、

田七人参があります。


田七人参と聞いて

ピンとこない人もいるかもしれませんが、

朝鮮人参と似たようなものと思って下さい。

ただし朝鮮人参と比較すると、サポニンが

圧倒的に多く含まれているのが特徴です。

朝鮮人参の7倍ものサポニンが

含まれていると言われています。


このサポニンに、尿酸値を低下させる作用が

期待されているのです。

まずサポニンは、肝臓に働きかける働きがあります。

肝臓でプリン体は分解されて、尿酸が作り出されます。

サポニンには肝臓内にあるプリン体を

減少する働きがあると言われていて、

プリン体の分解を少なくし、結果的に

尿酸の生成量を少なくする効果が

期待できるのです。


さらに尿酸を排出して、尿酸値を低くする効能も

サポニンにはあります。

加えてサポニンには、腎機能を強化する効果がある

と言われています。

腎機能を強化してろ過作用を高めることで、

尿酸を尿の中に取り入れて

排出作用を高められます。


このように痛風対策の基本である、尿酸を作らない、

尿酸を排出するの両方に働きかけができるので、

田七人参は注目されているわけです。


さらに田七人参には、消腫効果(腫れ物を消すこと)

も期待されています。

痛風発作は関節の炎症によってもたらされます。

この炎症を鎮める作用があるので、発作が起きても

田七人参を摂取すれば症状軽減の効果があるわけです。


高尿酸血症の人が必ずしも痛風に 

り患するわけではありません。

一方で、高尿酸血症の症状を放置していいか

というと決してそうでもありません。

高尿酸血症には、ほかにも

メタボや高血圧症、糖尿病といった病気と

合併しやすいと言われています。

しかもこれらの生活習慣病と実際に合併すると、

今度は動脈硬化のリスクが高まります。

動脈硬化を放置すると、今度は

心筋梗塞や脳卒中の原因にもなりかねません。


このように高尿酸血症と診断されて

そのまま放っておくことは、

決してメリットをもたらしません。

自覚症状のない状態で、症状を悪化させる人も多いです。

高尿酸血症と診断されたのであれば、

自覚症状がなくても

早めの対策を講じることが重要です。

まず生活習慣を改めて、健康な生活を送るように心がける、

田七人参などのサプリメントを摂取して

尿酸値を低くするように、

日頃から努力するなどの対策に

取り組むのもいいと思います。


2022年5月4日水曜日

アンセリン&栄養素

痛風発作が起きると、ほかのことが

何もできなくなるくらいの激痛を伴います。

歩けない、それ以前に

立ち上がれなくなってしまうほどの激痛とも。


痛風がなぜ起きるかというと、体内に

尿酸が過剰に溜まり結晶化してしまうことです。

結晶化した尿酸は、白血球が異物とみなして

攻撃を仕掛けてきます。

このため、炎症が起こり

痛風発作独特の激痛を引き起こすわけです。

痛風対策や予防をするためには、

いかに尿酸を体内に溜めこまないようにするかが

ポイントになります。

そこで注目されているのが、

アンセリンという栄養素です。


アンセリンとは、

β-アラニンとメチルヒスチジンという

2つのアミノ酸が結びついた構造をしている

ペプチドです。


私たち人間を含め、動物の骨格筋の中に

含まれている栄養素です。

マグロやカツオ、サケ、サメ、鳥類の筋肉に

特に多く含まれている栄養素といわれています。


もともとうまみ成分として知られていた

栄養素なのですが、マグロやカツオなど

長距離を高速で泳げる回遊魚の筋肉の中に

多く含まれることから、運動能力に

関係しているのではないかと注目されています。


そこで現在、世界中で

アンセリンの研究が進められています。

その結果、代表的な効果として

抗疲労効果と尿酸値降下作用のあることが

わかりつつあります。


抗疲労作用の実験に関して行われた事例があって、

慢性的な疲労やストレスを感じている

男女32名を対象に2つのグループに分けました。

そして一方にはアンセリンカプセルを、

もう一方にはプラセボのカプセルを摂取させました。


その結果、プラセボカプセルと比較して

アンセリンカプセルを摂取したグループは

摂取し始めてから1週間後から

はっきりとした疲労感の軽減が確認されました。


このため、アスリートを中心として

アンセリンの配合されているサプリメントを

摂取する傾向が高まっています。


尿酸値とアンセリンの関係性に関しても、

実験が行われました。

尿酸値は6.5ml/dl~8.0ml/dlの男性を対象にして、

こちらも抗疲労作用と同様で

プラセボとアンセリンを処方する2つのグループに分けて、

尿酸値の変動をデータにまとめました。


プラセボのグループは尿酸値が上昇したのに対して、

アンセリンのグループは尿酸値が減少に転じました。

7.0ml/dl以上が高尿酸血症の範囲なのですが、

実験前は平均7.19ml/dlだった数値が

2週間後には6.97ml/dlとなり、

正常値にまで低下しています。


このように尿酸値を下げた要因として、

2つのアンセリンの作用が関係している

とみられています。

一つは、尿酸を過剰に産生するのを

抑制してくれる効果があるからです。

アンセリンにはHPRTという酵素を

増やす働きがあります。

HPRTはプリン体が分解されて

尿酸を作り出さないようにするため、

プリン体にもう一度戻す働きがあります。


このため体内で尿酸が作られにくくなって、

尿酸値の低下につながっていると

考えられています。

もう一つは、尿酸の排泄機能の向上です。

尿酸は尿によって排泄されます。

この時、過度の飲酒や慢性的な疲労によって

乳酸がたまってしまうと、

尿酸の排泄を妨げてしまうことがあります。

アンセリンには乳酸の代謝をするLDHという

酵素の量を増やす作用もあります。

このため乳酸が体内に溜まりにくくなって、

尿酸をスムーズに尿として

排泄できるようになるわけです。


よって尿酸値を低くする作用は、

痛風予防に効果が期待できるとして

注目されています。


900万人を超える痛風患者と予備軍がいる

とも言われているので、

今後アンセリンを摂取する人も

増えるのではないでしょうか?

実際アンセリンの配合されているサプリメントも、

いくつかのメーカーで販売されつつあります。


田七人参&効果 効能

田七人参という、朝鮮人参の親戚にあたるような

健康食品があります。


田七人参には様々な健康効果があるということで、

注目を集めています。

その中でも、田七人参の主成分である

サポニンの効果は多岐に渡ります。

サポニンの効能として、炎症抑制作用があります。

この炎症抑制作用は肝炎に対して

一定の効果が期待できるといいます。

しかもサポニンと肝臓の関係性に関しては、

実験でも立証されています。


人間のB型肝炎ウイルスと

アヒルのB型肝炎ウイルスは似ています。

そこでアヒルのB型肝炎ウイルスに感染している

アヒルを実験対象にして、田七人参と他の漢方薬、

抗ウイルス作用を持つ医薬品を投与する

3つのグループに分類して、経過観察を行いました。


その結果肝臓を摘出してみたところ、

田七人参を投与したアヒルの肝臓は

肝炎の症状の範囲が抑えられていたことが

分かりました。

このため、肝細胞の破壊を最小限にとどめ、

肝機能の回復に寄与するのではないか

とみられています。


もともと肝臓には、

自力で修復できる優れた能力があります。

このため傷ついた範囲を限定できれば、

より早く肝機能を回復できる可能性が

高まるわけです。


また、この抗炎症作用は痛風発作に

対しても効果が期待できます。

痛風は足の指などで激痛をもたらすのが

特徴の症状です。

この激痛をもたらすのは、

関節で急性の炎症を起こすからです。

もし炎症を起こして痛風発作を起こした

としても、サポニンの力で炎症を抑制できれば、

症状の緩和が期待できます。


田七人参の効果・効能として、ほかに

糖尿病の改善効果も期待されています。

食生活が欧米化した、オートメーション化で

運動不足に陥る人が多く

糖尿病にり患する人も増えています。


糖尿病は本来糖分を分解するインスリンの量が

少なくなって、糖分の分解ができなくなって

血糖値の高くなることで引き起こされます。

インスリンは、膵臓のランゲルハンス島

と言う所で生成されます。

インスリンを作り出す細胞は、

活性酸素に対するもろさを持っています。

糖尿病にかかっている人の中には、

活性酸素の攻撃を受けインスリンを十分生成できず、

高血糖の状態が続いているケースも見られます。


田七人参のサポニンには、優れた抗酸化作用があります。

活性酸素を排除できるので、

インスリンの生成能力を回復し、

糖尿病の症状を改善できる可能性がある

とみられているのです。


さらに田七人参にはもともと、

血液成分のバランスを整える働きもあるといいます。

血液のバランスを整えることで、

血液の循環をスムーズにする力があります。

特にサポニンには、

血液中の中性脂肪やコレステロールなどを

体外に排出する効果があります。

血液中のごみをきれいに洗い流してくれ、

ドロドロ血液からサラサラの血液に変えてくれます。

血液がドロドロになると、血管の中で

詰まりを起こしやすくなります。


そうすると、心筋梗塞や脳梗塞といった

深刻な病気を引き起こす可能性もあるわけです。

このような生活習慣病を予防する意味でも、

田七人参の効能は重要です。


また、血液がスムーズに流れないというのは、

貧血を起こす原因にもなりえます。

貧血をたびたび起こす人は、田七人参を摂取して

血液の流れをスムーズにしてみるのも

ひとつの方法です。


田七人参にはサポニンの他にも、

フラボノイドという成分も配合されています。

フラボノイドには血管を拡張する効能や、

血管をしなやかにする効果があると言われています。


これらの作用によって、

血圧を下げる効果も期待できます。

高血圧症と診断されたことのある人も、

田七人参を摂取する習慣をつければ

体を健康な状態に持っていける可能性は高まります。


田七人参はサプリメントやドリンクタイプなど、

様々な商品が販売されています。

健康のケアをしたいという人は

購入を検討してみるのも良いかもしれません。


2022年5月3日火曜日

アンセリンの飲み合わせ

アンセリンは痛風に対して

効果の期待できる成分として、注目を集めています。

痛風発作を起こしてしまうのは、血中の尿酸が

高くなってしまうことが関係しています。


尿酸ができるのは、

プリン体を分解する過程の中です。

そしてアンセリンには、このプリン体が

分解されて余計な尿酸を作る前に、

今一度プリン体に合成し直す働きを促します。


また余分な尿酸を尿や便、

汗などで排出する働きもあります。

尿酸を余計に作らせない、尿酸を

体外に出すという両面の働きによって、

尿酸値を低くし、痛風発作のリスクを

低減してくれます。


痛風というと、風にあたっても痛いと書きますが、

尿酸値の高い状態というのは、

いろいろな他の症状を引き起こすリスクも

高めてしまいます。


具体的には腎不全や尿路結石を誘発することがあります。

さらにほかの生活習慣病と合併症を

引き起こす危険性もあり、動脈硬化や高血圧、

心筋梗塞などの発症リスクも高めます。


痛風というと痛みがきついものの、

命に係わるような重大な病気ではない

イメージを持っている人も多いです。

しかし実際にはこのように、処置を誤ると

深刻な病状に発展するケースもあるので

決して侮れない病気なのです。

お酒をよく飲む人、肉料理を好んで食べ、

栄養バランスの偏りが気になる人はアンセリンを

摂取して痛風対策をするのも

一つの方法かもしれません。


ところでこのアンセリンですが、

いろいろな所で研究が行われています。

痛風以外にも抗疲労作用や抗酸化作用による

アンチエイジング効果、生活習慣病の予防などに

効果が期待されているからです。


その研究の中には、ほかの医薬品との

飲み合わせの研究も行われています。

サプリメントの飲み合わせに関して

解説しているサイトも見られますが、

医薬品を常用している人は

サプリを摂取するときに注意した方がいい

とよく紹介されています。


両者の効用を殺し合ってしまう、

逆に必要以上の大きな効果をもたらす

リスクがあるからです。

しかし痛風対策としてアンセリンを摂取する場合、

治療薬と併用した方がいいというデータも

出てきています。


ある医学部とクリニックが協力して、

尿酸降下剤を使って治療している痛風患者に

アンセリンを1日50mgずつ投与して、

尿酸値の推移を検証した実験がありました。


初診時の尿酸値の平均は6.20㎎/dlでした。

これが尿酸降下剤とアンセリンの飲み合わせを

実施したところ、1か月後には5.70㎎/dlになりました。

同じく2か月後は5.61㎎/dl、3か月後には

5.64㎎/dlになりました。


研究チームはこの実験結果を踏まえ、

尿酸降下剤とアンセリンを併用することは

尿酸値を低下するにあたり、

有用であるとの結論を出しています。

もし痛風の治療を実際に行っていて、

尿酸を下げる薬を服用しているのであれば、

アンセリンのサプリメントも一緒に摂取してみると、

尿酸値をより効率よく下げられる可能性があります。


ただしほかのサプリをすでに摂取している人は、

飲み合わせを注意すべきです。

成分が重複していると、

過剰摂取をしてしまう危険性があります。

成分の異なるサプリメントであっても、

多数併用している人は

過剰作用の恐れも考えられます。


もしいろいろなサプリメントを併用していて、

かつこれからアンセリンも使用しようと

思っているのであれば、

主治医などに相談をすべきです。

専門家に併用の危険性はないかどうかを

確認した上で、摂取するように心がけてください。

また、摂取量は体調と相談をしながら

調節することも大事です。

もし体調が少し悪いというのであれば、

摂取量を控えるなどの対処をすることです。


田七人参と腎臓

健康にいいサプリメントは

いろいろと販売されていますが、

その中の一つに、

田七人参のエキスの配合されたサプリメントも

いくつかのメーカーから販売されています。


田七人参という植物は

あまり知られていないかもしれませんが、

朝鮮人参の仲間でサポニンなどの

栄養分が豊富に含まれています。

中国では古来から、体にいい生薬として

愛用されてきました。

田七人参には様々な健康効果が期待できますが、

その中の一つに腎臓の機能を

アップさせる効果が期待されています。

腎機能がアップすれば、

尿の排泄量も多くなります。


私たちの尿量を増やすにあたって、

腎機能ともう一つ利尿ホルモンが

活発に作られることも必須の条件となります。

利尿ホルモンは、心臓で

作られていることがわかります。

心臓の周辺の血流が滞りがちになると、

利尿ホルモンの生成能力がダウンしてしまいます。


その結果、尿の量が少なくなってしまって、

むくみを引き起こしやすくなります。

尿がうまく排出できないということは、

余分な水分を

体内にためこむことになりかねません。

そうすると血管内の圧力を高めてしまって、

いわゆる高血圧の状態を

引き起こしやすくしてしまいます。

その結果、心臓の負担も

大きくなってしまうわけです。

田七人参には、冠状動脈を拡張する効果があって、

血圧を低くする効果があります。

また、心臓で作られている利尿ホルモンの量を

増やす効果も期待されているので、

腎機能を高める効果も期待されています。


田七人参を実際に飲むようになって、

尿の量が増えたとか、

尿が勢い良く出るようになった、

おしっこの切れがよくなった

という体験談をしばしば見かけます。


先ほど紹介したように、

血流を高めることで利尿ホルモンが

心臓でスムーズに作られるようになったことで、

尿が出やすくなったことも

一因として挙げられます。


その他には、腎臓におけるタンパク質の合成を

促進する効果が田七人参には

あるといわれています。

その結果、腎臓のもともとの機能である血液を

ろ過する機能がアップして、

尿の排泄量が増えたのではないかと

考えられています。

ただし腎臓と田七人参の関係に関しては、

まだ詳しいメカニズムは分かっていません。


また、田七人参には痛風の予防や

改善効果も報告されています。

痛風とは、足の親指の付け根を中心として

激痛をもたらす症状をさします。

痛風は、体内に尿酸という老廃物の一種が

過剰に溜まることで発症します。

血液検査をすると、尿酸という項目があります。

尿酸値が7.0㎎/dl以上になると

高尿酸血症と診断され、

痛風発作をいつ起こしてもおかしくない状態です。


この尿酸が体内に過剰に溜まってしまうというのは、

腎臓にも悪影響をもたらします。

腎臓に尿酸が過剰に溜まってしまうと、

腎機能が低下してしまいます。

痛風腎といわれる症状です。

尿酸は、尿として排出することで

尿酸値を下げていきます。

ところが尿酸が腎臓事態に過剰に溜まって

腎機能がダウンしてしまうと、

ますます尿酸値を上昇させてしまいます。

そしてそのことが、さらなる腎臓の機能低下を招き、

という悪循環に入ってしまいます。

その結果、腎不全といった深刻な病気を引き起こす

きっかけになりかねないのです。


田七人参には尿酸の生成を抑止する効果の他にも、

腎臓に働きかけて尿酸を尿として

排出するのを促す作用もあります。


痛風だけでなく、痛風腎予防の側面でも、

田七人参は効果が十分に期待できるわけです。

田七人参の配合されているサプリメントは、

通販サイトを中心に販売されています。

血液検査で尿酸値の値が高かった、

偏った食生活をしていて

生活習慣が乱れ気味という自覚のある人は、

田七人参のサプリを摂取する習慣を

つけてみるのはいかがですか?