2021年12月24日金曜日

フェブタズ(Febutaz)が、やめられない!?

フェブタズ(Febutaz)ってのは、海外生産の

フェブリク錠の後発薬(ジェネリック医薬品)のことです。


価格は激安ですが、日本国内では

個人輸入するか、個人輸入代行業者から買わないと

購入できません。

つまり、一般の薬局では取り扱いはない、ということ。

ついでにいうと、

フェブリク錠も病院の処方箋が必要ですので、

一般のドラッグストアなどでは市販されていません。


で。

この「フェブタズ(Febutaz)が、やめられない!?」

ってのは、巷で言う、

「ビールが旨くて、やめられない!」とか

「競馬が大好きで止められない!」とか、いうのとは、

ちょっとニュアンスが違います・・・っていうか、

全然違います。


薬が大好きな人は少ないでしょう。

必要なので、みんな、仕方なく飲むのです。


で・・フェブリクにしろ、フェブタズにしろ、

これは尿酸値を下げる薬(尿酸降下薬)ですから、

尿酸値を下げるのが目的の薬剤です。


普通、クスリというのは、風邪薬のように

「風邪を引いた→風邪薬を飲んだ

→風邪が治った→薬を止める」

という感じになるのが普通です。


けど、フェブリク&フェブタズの場合、そうは

なりません。

次のような、一連のルーティンになってしまうのです。


「尿酸値が高い→薬を飲んだ→尿酸値が下がった→

→薬を止める→また尿酸値が上がる」


そうなんです。

フェブリクもフェブタズも、飲んでいる間「だけ」、

尿酸値を下げてくれる薬なんです。


つまり、飲むのを止めると、

元の高い水準の尿酸値に戻ってしまうわけ。


じゃあ、一生飲み続けるってことなの?


でも、考え方によっては、飲んでいる「限りは」、

薬を飲み続けている限りは、

低い水準の尿酸値を維持できるわけで、

痛風発作ともオサラバですし

(ただし、飲み始めの半年は

痛風発作を起こしやすくなります)、

腎臓を悪くするリスクも減らすことができます。


嫌になって、飲むのを中途で止めてしまう人も

多々、おられるようですが、継続はチカラなり (?)

じゃありませんが、薬を飲むことを習慣にしてしまえば、

それほど苦にならないのかもしれませんね。

(って、近所の病院の先生に、そう言われました)


薬を御飯と思いましょう。

薬を食後のデザートだと思いましょう。






って、クスリがデザートに見えますか??



フェブタズ(Febutaz)で尿酸結晶は溶けるのか?

フェブリク(フェブキソスタット)とは痛風の薬で、

尿酸値を大きく下げる効果があります。


40年ぶりの痛風新薬ですからね。

従来のザイロリックなどよりも効果は大きく、

副作用は少なめ、というのが売り文句です。


じゃあ、フェブタズ(Febutaz)ってのは、何なの?


フェブリク錠は新薬なので、特許などの関係で

後発薬(ジェネリック医薬品)はありませんが、

それは国内の話で。

海外では、フェブリク錠と(ほぼ?)同等の効果がある、

と言われているフェブタズ(Febutaz)という

痛風の薬が発売されています。


フェブリクのジェネリックとは言っても、

他のジェネリックの多くがそう(?)なのかもしれませんが、

主成分だけ同じで、副成分は原価の安い他の成分が

入っている可能性もあります。

ですので、(ほぼ)同等の効果などと、言われているのです。


完全に「フェブリク=フェブタズ」だとは考えないほうが

正しいかもしれませんね。

まあ、薬の名前も違いますし。

発売されている国も違いますし。


フェブタズ(Febutaz)は

日本国内では発売・流通していませんので、

海外から個人輸入で購入する、もしくは、

個人輸入代行業者から購入する、

という手段になります。


さて、そんなことより。

痛風発作がなんで起こるのかというと、体内に

長年、結晶化した尿酸が蓄積しているからなのですが・・・

この尿酸結晶。


いつまでも溜まったまま、なの?

溶けたり排出したりは、できないの?


だって、どんどんと体内に溜まる一方では、ねえ?

いつかは関節に溜まりきれなくなって、

痛風発作が起こるようになるのですが、

もっと怖いのは、それも過剰になりすぎて、

尿酸結晶が腎臓などに蓄積していくこと。


なんで腎臓に溜まると怖いのか?


腎臓のフィルター(糸球体)に

尿酸結晶が詰まっていくことによって、

腎機能が落ちていくのです。


腎臓は濾過、排泄などに重要な役割を果たすので、

それができなくなっていくと、ゆくゆくは

腎不全(痛風腎)という怖い症状になってしまい、

透析にお世話になる可能性が出てきます。


・・・といっても、

現代の医療の技術は進んでいるので、

一昔前のように、尿毒症で死んだりする人は

減っているものの、それでも透析は生活レベルを

大きく制限、というか、落としますからね。

透析になったからといって、即、命を落とすことは

ありませんが、それでもねえ。

できれば、透析は受けないほうがいいです。


で。

どうすれば、体内の尿酸結晶は溶けるのか?

尿酸値の高い人のことを

「高尿酸血症」(尿酸値 7.0mg/dl以上)

といいますが、この「尿酸値 7.0mg/dl以上」と

血液中の尿酸が溶けにくくなってくるから、なんです。


逆にいうと、尿酸値 7.0mg/dl未満なら、

血液中で尿酸は「溶ける」ということ。


でも・・すでに、溜まってしまっている尿酸は、

結晶化した尿酸はどうなるの?

もう、溶けないの?


いえ、そうじゃなく。

尿酸値 6.0mg/dl以下・・みたいな低水準

(っていうか、正常値)

になると、少しずつ少しずつ溶け出してきて、

ほぼ全部なくなねるのに、およそ

2年程度でかかるそうです。


2年ですか!? 


個人差があるので、どの人も

2年なのかどうかはわかりませんが、

まあ、一つの目安として。

もっと早い人も、

もっともっと時間がかかる人もいるでしょう。


2年が長いのか短いのかはわかりませんが、

痛風の人が薬を飲まずして、

尿酸値 6.0mg/dl以下になるのは、

なかなか難しいです。

生まれつきの体質 (遺伝) とかもありますからね。


だからというか、

病院では医師の先生が、

尿酸値を下げる薬を飲みましょう、

ずっとずっと飲み続けましょう、というのは、

そういう理由があるからなのです。


薬をずっと飲み続ける・・というのは、

簡単なようで、面倒だったり忘れたり、

難しい面もありますが、

長期に飲み続けないと意味がない、

ということです。


少し尿酸値が下がったから、もういいや、

と止めてしまうと、あっという間に、

尿酸値は元の高い水準に戻ってしまう、

ということ。


ちなみに、飲んでいた尿酸降下薬

(フェブリクにしろ、フェブタズにしろ)

を止めてしまうと、数値が急変するので、

痛風発作が余計、起こりやすくなので要注意です。



 

フェブタズ80mg

 フェブリクには、たしか、

「フェブリク錠 10mg」「フェブリク錠 20mg」

「フェブリク錠 40mg」しか、なかったように思うのですが、

フェブタズ(Febutaz)には、

なんと「フェブタズ(Febutaz)80mg」

なんてのが、あるのですね。


びっくりです。


フェブリク(フェブキソスタット)というのは、

40年ぶりと言われている痛風新薬、つまり

尿酸値を下げる薬のことです。


新薬なので、特許の切れたジェネリックは

まだありませんが、

それは国内生産の医薬品の話で、海外ものでは、

フェブタズ(Febutaz)という薬が発売されています。

フェブリクのジェネリックなのだそうです。


で、このフェブタズ(Febutaz)ですが、

国内にいながらにして、

個人輸入代行業者などから購入できるのですが、

まあ、確かに・・価格だけをみたら、激安ですね。

為替相場の変動を受けるのが、ちょっとアレですけど。


でね。

フェブリクという薬は、本来は、病院で処方してもらって、

医師の処方箋通りに飲むのが本筋です。

というのも、フェブリクの尿酸値を下げる効果は新薬なので、

効果絶大で、うっかりしてしまうと、

下がりすぎてしまうのです。


尿酸値を下げるために、フェブリクを飲んでいるのだから、

下がれば下がるだけいいんじゃないの?


いや、良くないんですよ。


尿酸値が高い状態のことを

「高尿酸血症」(尿酸値 7.0mg/dl以上)というのですが、

この高尿酸血症の状態が長期に続いている、つまり、

体内に尿酸が結晶化して、たくさん蓄積している、

ということなのです。


それが急に下げると、どうなるか?

尿酸値を急に下げすぎると、どうなるか?

痛風発作が誘発されるのですよ。

痛風発作を起こしたくなくて、

フェブリクを飲んでいるはずなのに、

本末転倒ですよね。


尿酸値というものは、

急に上げすぎても痛風発作が起こる可能性が

高くなるのですが、また、

急に下げすぎても同様なのです。


だからね。

病院で医師に処方してもらったフェブリクは、

最初は少量。

たぶん、フェブリク錠10mgだと思うのです。

で、しばらく継続して飲み続けて様子を見る。

フェブリク錠10mgなら、

そんなに劇的に尿酸値は下がりません。

フェブリク錠10mgですからね。


でも、体に急激な変化が起きないように、

少しずつ、飲むのです。

そして、体調、というか、尿酸値の変化の推移を見ながら、

少しずつ、フェブリクを増量していくのですよ。

フェブリク錠10mgに慣れてきたら、

フェブリク錠20mgとかね。


最終的には、

フェブリク錠40mgまで増量するかもしれませんが、

尿酸値が低い水準で安定してきたら、今度は

フェブリクの量を減らしていくと思います。

また、フェブリク錠20mgにする、とかね。

で・・様子を見る。


その辺のところがね。

フェブタズ(Febutaz)を個人輸入で購入する人は、

どうなのか、と思います。

わかって飲んでいるのか、と。


たしかに、激安ですよ。

ジェネリックフェブリクといわれるだけのことは、

あるでしょう。


でも、何も知らないで、いきなり、

フェブタズ(Febutaz)80mgを

飲んだりしないか、と、ちょっと心配です。


やはり、価格は高くても、病院で医師の指導の下に

フェブリクを飲むのがベストかと思うのですが、

ただ・・まあ、いろいろな人がいますからね。


仕事で病院に行く時間が無い人もいるでしょうし、

毎日飲むモノだから、これだけ価格が違ったら、

もうフェブタズ(Febutaz)以外は買う気がしない、

という人もいるでしょう。


高価なフェブリクより、安価なフェブタズ(Febutaz)が良い、

と思う人は、せめて、錠剤にカッターを入れて、

少量からスタートした方が良いと思います。

急に増量すると、痛風発作のリスクが高くなりますしね。


尿酸値を下げようとしているのに、

どうして痛風発作が起こるのか、とか、よく聞く話ですが、

長年、体内に尿酸結晶が沈着していますから。


はじめの半年くらいは、痛風発作のリスクが

どうしても高くなります。

我慢するしかないですね。


フェブリク ジェネリック

フェブリク(フェブキソスタット)というのは、

尿酸値を下げる薬のことです。

つまり、痛風の薬ですね。


よく、フェブリック錠とか、

ファブリク錠とか言う人もいますが、

正しくは、フェブリク錠です。


で、このフェブリクは、尿酸降下薬としては

40年ぶりの新薬なんです。

いわゆる、痛風新薬ってヤツです。


その薬効は、従来薬のザイロリックなどよりも

効果は大きく、しかも新薬のフェブリクの方が

副作用も少ない、と考えられています。


効果が大きくて、副作用も少ないのなら、

文句ないんじゃない?


ところがね。

文句がある人もいるのです。

これね。

フェブリク錠は新薬でしょ?

高いのですよ。

価格の話です。

つまり、新薬なので特許も切れていなくて、

いわゆる後発品(ジェネリック医薬品)の存在がないのです。


その代わりに。

価格が高い代わりに、1日1回、

1錠の服用で良かったりしてね。

ザイロリックが1日に複数回、

服用しなきゃならなかったことを考えると、

飲む人の負担(面倒くさいというか)は少ないように

思うのですけどね。


フェブリク錠のジェネリックは無いの?


そりゃあ、40年ぶりの新薬ですよ。

40年ぶりということは、それだけ

長い年月、医薬品メーカーが開発の時間と費用をかけている、

ということ。


薬品開発費を回収しなきゃならないのに、そうカンタンに

ジェネリックなんか発売されません。

特許とか、ありますしね。


じゃあ、

もう何年も・・フェブリクのジェネリックは出ないの?

フェブリクのジェネリックは当分、出ないでしょうね。

国内産ではね。


どういうこと?


日本国内の医薬品メーカーが

開発したフェブリクのジェネリックは、

ここ数年、出そうな気配はありませんが、現実に、

海外モノならば、

フェブリクのジェネリックは発売されているのです。


それが『フェブタズ(Febutaz)』


日本にいながら

「フェブタズ(Febutaz)」を入手するには、

個人輸入代行業者から購入する必要があります。


海外モノなので、為替相場の変動の、価格影響を受けますが、

それでも、激安です。

びっくりするほど、格安です。

(そのときの為替相場によります)


ただね。

注意点が2~3あります。

「フェブタズ(Febutaz)」は

フェブリクのジェネリックですが、

まったく同一のものかどうかは定かではありません。


というのも、フェブタズ(Febutaz)に限らず、

ジェネリック医薬品というのは、

単に特許が切れているから安い、

というだけではなく、主成分が同じで、副成分は(原価の安い)

違うものを混ぜているケースもあるそうです。


効果のほうは、ほぼ同じ。


それでも、毎日飲むモノですから、お安い価格は

ありがたいので、

大勢の人がジェネリック医薬品を望むのですけどね。


それから、個人輸入について。

ネットで個人輸入するのは各人の自由ですが、

医薬品の場合は薬事法というものがあって、

少し注意が必要です。


いえ、医薬品を個人輸入するのがイケナイ、

というわけじゃないのです。

(麻薬とかは、ダメよ?)


個人輸入で薬を購入する場合、

自分が使うために購入するのは「可」。

他人に譲渡するために購入するのは「不可」なんです。


つまり、他人に譲渡する、ということは、

いわゆる「転売」、

要するに「商売する」って扱いになるようです。


薬剤師とか、販売許可業者の資格もないのに、

勝手に、個人輸入したクスリを

売りさばいたらダメよ、ってことなんです。


さらに、注意しなきゃならないのは、

友人に頼まれたから、とかいうのも駄目なのです。

(お金をもらって、薬品を譲った、

つまり 商売のようなことをした、と)


いろいろ、小難しいですが、

自分が飲む医薬品を自分で個人輸入した、

というのなら、合法です。

法的に何の問題もありません。


ただ、自分で個人輸入すると、税関とか、

いろいろと知識もいるし、手間がかかるというか、

やっかいなので、通常は

個人輸入代行業者から購入するのが、普通です。



コルヒチン 痛風

痛風発作は足に出る場合が多く、

足に出る・・ということは、

困ったことに歩けないのですよ。


これが困る。

非常に困るのです。


さらに、やっかいなことに、痛風発作というのは、

いつ出るのか、わからない。

突然、発症したりするのです。


これが、ね。

やっかいなのですよ。

通常、痛風発作が多いのは、夜です。

それも夕食後。

それから、夜半から未明。

つまり、自宅にいる頃ですね。

(夜勤の人もおられますが)


この時刻は病院も閉まっているので、

じわりじわりと痛くなっていく自分の足を

見つめながら、どうしようか、などと思ってしまいます。


しかも、あれこれ考えているうちに、迷っているうちに、

慌てているうちに、刻一刻と

足の症状は酷くなっていくのです。


腫れあがり、そして、

なんとなく痛い → かなり痛い → 激痛に!


そんなときにね。

コルヒチンを常備しておくといいです。


コルヒチンは痛風の薬といっても、

尿酸値を下げる効果などは何もありませんが、

痛風発作が起こりかけたタイミングで

飲むと、痛風発作を起こさせずに沈静化させる効果が

期待できます。


いいタイミングで飲むと、より効果は大きいですが、

飲み遅れると、効果は限りなくゼロに近づきます。

変わった薬ですね。


でも、外出先とか、旅先とか。

カバンに1錠でも2錠でも忍ばせておくと、

本当に助かることもあるのですよ。


外出先で歩けなくなってしまったら、

どうしようもないですからね。

泣きっ面に蜂です。

本当に心細くなります。

いつ、起こるかもしれない痛風発作ですが、

備えあれば憂い無しです。


まあ、もちろん、一番大切なのは、普段の生活に

気をつけて、尿酸値を下げることが重要なわけですが、

非常用としてね。


コルヒチンを常備しておくのも悪くないです・・っていうか、

安心しますから。



コルヒチン 下痢

コルヒチンというのは、

痛風の薬として処方されている場合が

多いのですが、痛風の薬といっても、

尿酸値を下げてくれるわけではありません。


じゃあ、何?

どんな効果?


コルヒチンは、痛風発作が起こりかけたとき、

起こりそうな予感がするとき。

そんなときに服用すると、痛風発作を封じ込める、

抑え込む効果が見込める薬なのです。


痛風の予感といっても、

ピンとこない人もいるかもしれませんが、

痛風発作が何度も発症していると、

ああ、もうすぐ来るな、とか、

わかりたくもないのですが、

自分でわかるような瞬間があるのです。


痛風発作が起こりそうな箇所がぴくぴくしたり、疼いたり、

なんとなく熱を帯びて熱かったり、しくしく痛んだり。

これを痛風の予兆、もしくは痛風の前兆といいます。


その、痛風の予兆のときに、服用すると

痛風発作を抑えてくれる効き目が期待できる薬、それが

コルヒチンというわけで。


ところが、このコルヒチン、

いつ飲んでも効果絶大かというと、

そうでもなく、飲むタイミングが遅れてしまって、

痛風発作が起こってしまうと、つまり、

腫れたり激痛になってしまうと、

まったく効果がなくなる薬なのです。


ああ、なんてことなの。

痛いから飲んでいるのに、なんで効果がないの!?


この場合、とるべき手段は

「コルヒチンを飲むのを止める」べきです。

もう、飲んでも効果がないから。

手遅れだから。

あとは、鎮痛剤に選手交代のときです。


それを、なんていうか、

痛みを逃れたくて、コルヒチンを飲み続けていると、

今度は副作用が心配になってきます。

コルヒチンは大量に飲むような薬じゃないです。

継続的に飲み続けるような薬じゃないんです。

痛風発作が起こりそうなとき、予兆、予感がするとき。

そのとき「だけ」が効果が期待できるのです。


ずっと飲み続けると、どうなるのか?


コルヒチンの副作用として有名なのが、胃腸障害。

特に「下痢」ですね。


「下痢の症状が出たら、コルヒチンを飲むのを止める」


これがコルヒチンの飲み方における(自分の体のための)

鉄則のようなものなのですが、

胃腸の調子に関しては、個人差がありますからね。

ちなみに、私は1度も、

コルヒチンを飲んで下痢をしたことは

ありません。


っていうか、痛風発作があまりにも痛いので、

自分のお腹の調子がどう、とか、そういうことにまで

気が回らなくて。

でも、そんな私でも下痢の症状が出たら、

自分でわかるわけですが。


下痢の場合は、個人差があるので、

普段から下痢になる機会(?)が多めの人は、

コルヒチンで下痢になるかもしれませんね。


「下痢になったら、コルヒチンを飲むのを止める」


おそらく、

コルヒチンのせいで下痢になったと思われますので。


まあ、痛風になる人は、体質的に

胃腸の丈夫な高吸収体質の人が

多いと思うので、あまりコルヒチンで下痢になる人は

少ないかもしれませんね。


でも、下痢はコルヒチンの副作用で有名なものですので、

コルヒチンを飲んで下痢の症状が出ていないか、自分で

注意しておいたほうがいいです。



コルヒチン 飲み方

 病院で処方してもらって、コルヒチンを飲む場合、

処方箋には、次のようなことが書いてあります。


「1回1錠。朝昼夕、毎食後。1日3錠まで」


コルヒチンの副作用として、胃腸障害、

特に下痢が多いようなので、体のことを考えたら、

そういうコルヒチンの飲み方をするのが、

一番体に優しいのでしょう。


でもね。

コルヒチンという薬の性質には、独特のものがあって、

痛風発作が今にも起こりそうな寸前、直前に飲むと、

痛風発作を封じ込める効果が期待できるのですが、

いったん、痛風発作が起こってしまうと、

何の効果もない、のです。


効果がないので、おかしいな、おかしいな、

なんで効果がないんだろ、とか思って、

何度もなんどもコルヒチンを飲むことは愚の骨頂です。


痛風発作を抑える効果が期待できないばかりか

(手遅れなので) 飲みすぎることによって、副作用、

つまり 体への影響が心配です。


あの、強烈な痛風発作を

起こさずに抑え込んで封じ込めるのですよ?

どれほど、強力な薬なんでしょう。


痛風発作が起こってしまうと、歩けなくなったり、

寝たきりになったり、仕事にも行けなくなったりして、

日常生活にも多大な影響を与えてしまいます。


だからといって、

この薬は飲みすぎては いけないクスリです。

なるべく、最小限に留めるのが、体に優しい飲み方です。


決して、お勧めの飲み方・・というわけじゃないですけど、

以前、私がコルヒチンを飲んでいた飲み方、やり方は、

以下のような方法でした。


まず・・痛風の予兆、つまり、なんとなく、足などの患部が

おかしい。

腫れたり痛みはまだ少なくても、なんとなく、

うまく言えないけど、違和感がある。

痛いような、痒いような、腫れているような、

たいしたことがないような、これから酷くなりそうな・・

う~ん・・なんだろう。


このとき、です。

このタイミングで、1錠だけ、飲みます。

で・・様子を見ます。


そして、腫れてきても、腫れなくても、

痛みがあっても、痛みが治まりつつあっても。


2時間経ったら、もう1錠だけ、飲みます。

この2時間、というのは、最初の1錠を飲んでから、

2時間経過したら、という意味です。


今でこそ、病院の処方箋は、

「1回1錠。1日3錠まで」とかになっていますが、

昔は、

「1回1錠。2時間おきに、1日6錠まで」

だったのですよ。


近年のほうが、だいぶん、コルヒチンの1日に飲む量を

減らされていますね。

まあ、体の負担を考えてのことでしょうけど。


で、さっきの話の続き。

足などに違和感を感じたら、すぐに1錠のコルヒチンを飲み、

違和感が解消しようが、解消しまいが、

とにかく、2時間経過したら、もう1錠飲みます。

これで、終わりにするのです。


これで痛風発作は、おそらく封じ込める、

抑え込めると思いますが、

痛風発作の痛みや酷さは、毎回、同じではなく、

軽く済むときと、重いというか、酷いときがあるのです。


ですから。

この、違和感を感じて1錠、さらに2時間後の1錠で、

たいていは、痛風発作はおさまるハズ・・と思うのですが、

もし、これでも治まらずに、

どんどん痛みや腫れが酷くなってきたら、

そのときは、もうあきらめます。


もうコルヒチンは飲みません。

おそらく、飲んでも無駄でしょう。

治まるときは、この合計2錠だけで、充分おさまるハズ。

治まらないというのは、今回は

強力な痛風発作だった、ということ。

これ以上のコルヒチンは、

体に負担をかけるだけだと思うので、飲みません。


むしろ、これから必要なのは、

ロキソニンやボルタレンなどの

痛み止めの薬のほうでしょう。


この飲み方は、私が自分自身のいろいろな失敗とか、

酷い目に遭った経験から、試行錯誤の上、

勝手に決めている飲み方であって、

正しい飲み方ではないかもしれません。


少なくとも、処方箋通りではありませんからね。

病院でも、こんな飲み方は推奨しないでしょう。


特に、2時間しか間隔が開いていないことが

アレかもしれませんが、

でも、たった2錠だけで飲むのを止めますからね。

むしろ、体に優しいのではないかと思うのですが。


病院の処方箋通り、

1日3錠を7日間

(それくらいの量を病院で処方されるのです。なぜだか)

毎日、飲み続けるとしたら、3錠×7日間=21錠。

体への薬の負担、副作用を考えると、

2錠と21錠では比較になりません。


もし、病院でコルヒチンを処方してもらったら、

きっと多い目の量だと思うので、全部飲まないで、

「いざ」というときのために、残して置いてください。

いつの日か、せっぱつまった、というか、

どうしようもないようなときに、役に立つかもしれませんよ。


明日は痛風発作が出たら困るような日に、

なせが、足がズキズキしはじめた・・・とかね。



コルヒチン 副作用

コルヒチンは、痛風発作が起こりそうな直前に

タイミングよく服用できれば、痛風発作を起こさずに

抑え込む効果がある薬です。


その、タイミングというのが、ちょっと難しいですけどね。

飲むのが遅れてしまい、いったん、

痛風発作が発症してしまうと、何の効果もない、

という妙な性質のある薬でもあります。


早めに飲む・・と良いのですが、

自分の足が腫れてきているのを痛風だと認めたい人は

少ないでしょうから、どうしても

コルヒチンを飲むタイミングは

遅れがちになるのですけどね。


で、コルヒチンの副作用ですが・・

有名なものは、胃腸障害です。

まあ、わかりやすくいえば、下痢です。

下痢の症状が多いです。


これは、コルヒチンを飲む量、飲む回数が

多ければ多いほど、副作用のリスクも高くなります。


通常、朝昼夕、1回1錠ずつ。

1日三回まで・・なのですが、

痛風発作には激痛が伴いますので、

痛いときは痛みから逃れたくて、

薬を増量して飲んでしまいそうになりますが、

これはダメです。


コルヒチンは、いったん、痛風発作が起こってしまったら、

ほとんど、効果などありません。

副作用もありますし、痛風発作が起こってしまったら、

もう飲むべきじゃないです。

その場合は、ロキソニンやボルタレンなどの痛み止めの薬、

いわゆる消炎鎮痛剤を飲むほうがいいです。


コルヒチンは痛風発作が始まる前に

痛風発作を封じ込める作用はありますが、

痛風の痛みを抑える効果とかは、ありませんからね。


コルヒチン 効果

コルヒチンを飲むタイミングさえ間違わなければ、

コルヒチンは痛風発作を起こさずに封じ込める作用があります。


つまり、

痛風発作が起こりかけ寸前のときにコルヒチンを飲めば、

痛風発作を起こさずに済む・・ってこと?


ところが、痛風発作が起こりかけの予兆というか、

前兆があるときには、まだ、

自分の足(足以外の場合もありますが)に感じる違和感が、

本当に痛風なのかどうか、それとも、知らないうちに捻挫でも

してしまったのか、自分自身が懐疑的なのです。


これはね。

やっぱり、これから痛風発作が始まる・・なんて、

誰だって思いたくはないですから。

何かの間違いだろう、思い込みたいですから。


ですから、そうこうしているうちに、

モタモタして迷っているうちに、

痛風発作の激痛が始まるのです。


患部は赤黒く腫れあがり、ずきずきと

少しずつ痛みは強くなってきて、やがて、

筆舌に尽くしがたい激痛が待っています。


こうなると、ね。

もう、コルヒチンを飲んだって、効果はないです。

いくらコルヒチンでも、

もう痛風発作を抑え込むことはできません。


このように、コルヒチンは痛風発作が今にも起こりそう・・

というタイミングのときに飲むことができれば、

痛風発作を封じ込める可能性が高いです。


個々の症状には個人差がありますので、

コルヒチンさえ飲んでいれば

絶対に痛風発作が起こらないわけじゃありませんが、

手遅れにさえならなければ、

痛風発作を未然に防ぐ効果が期待できます。


コルヒチンを飲むタイミングとか、

病院では教えてくれませんからね。

そもそも、病院へ行くこと自体、足が痛くなってから、

痛風発作が発症してから病院で診察を受けるわけですから、

もう、手遅れなわけです。


それでも、なぜかコルヒチンを処方してくださいますが、

効果なんか、ないですよ。

だって、手遅れなんですから。


つまりね。

コルヒチンを効果的に飲むためには、

まだ痛風発作が出ていないときから、

手元に常備しておかなければならない、ということ。


足がウズウズ・・というか、痛痒いというか、

微妙に患部に変な感じがし始めたときこそ、

コルヒチンを飲むタイミングなのに、その時刻は

病院が閉まっているときが多いです。

夜、夕食後、もしくは、未明にかけて、

痛風発作が多い時刻なのですよ。

そんな時間、閉院していますからね。


痛風発作で救急車を呼ぶわけにも行かないので

(救急車というのは、もっと生きるの死ぬの、

瀬戸際の人が利用すべきだと思うので)

やはり、自力で何らかの対処をするしかありません。


本当は、コルヒチンはその場しのぎの対策であって、

本来は、尿酸値を下げて、尿酸が結晶化しないように

対策を立てるのが、本当の意味での痛風対策、尿酸値対策、

痛風対処法です。


でも、明日から大事な出張があるとか。

明日、大切な商談があるとか。

ここ一番、痛風発作が出ちゃいけない、

ってときがあると思うのです。


そんなときに限ってね。

痛風発作が出るのですよ。

痛風発作は強いストレスでも

誘発されることがあるのです。


コルヒチンは決して常用するような薬ではありませんが、

万が一のときのために、いつでも飲めるよう、

常備しておくのも、一つの方法ではあります。



2021年12月23日木曜日

コルヒチン 購入

コルヒチンは尿酸値を下げる薬でもないですし、

消炎鎮痛剤でもないので、常用したりする薬ではありません。


むしろ、多く飲んでも効果はないばかりか、

必要のない薬を飲むことは

副作用のリスクを増やすことになります。

コルヒチンは、必要なとき「だけ」飲むべきだと思います。


必要なとき?


必要なときというのは、もちろん、

痛風発作が出るか出ないか・・という瀬戸際のときです。

発症するか、しないか、なんてのは自分にしか、

わかりませんからね。

他人から強制されたりして飲む薬ではありません。


痛風発作が出そうなとき・・

飲めば、痛風発作を鎮める、というか、

出ないようにする効果が見込めます。

絶対に・・というわけではありませんが、

経験上、まあまあ封じ込め効果があったと思いますよ。


ただね。

まあまあ、というのが気になりますが、

痛風発作が起こるのは、

体内に尿酸結晶が蓄積しているのが原因なので。


痛風発作が起こる前にコルヒチンを飲んで、

痛風発作が起こらずに、ああ良かった・・と、

そのときは思うのですが、依然として、

体内に結晶化した尿酸がたくさんあることには

変わりありません。


つまり、いずれ、また、痛風発作が起こる可能性が高い、

ということ。

でも、まあ・・とりあえず、今回は凌げればね。


次に痛風が起こってしまったら、また、

そのときは、そのときのことで。


・・って、痛風発作が通り過ぎたら、

すっかり、そんなこと、忘れてしまうのですけどね。



コルヒチン 激安

 コルヒチンとは、痛風の薬です。


ですが、痛風の薬といっても、

コルヒチンは尿酸値を下げる薬ではありません。


じゃあ、どんな効果が?


コルヒチンは、痛風発作の予兆が起こりそうなとき、

直前に飲むと、出るはずだった痛風発作を

抑え込む働きがあるのです。

痛くて苦しくて、のたうちまわるハズだった痛風発作が。

今回は、コルヒチンのおかげで、ぎりぎりセーフ、と。


ところが、このコルヒチン。

いつ飲んでも効果があるのかというと、そうでもなく、

タイミングが大切なんです。

飲むタイミングのことです。


つまり、

痛風の前兆というか、痛風の予兆というものがあるのです。

それは自分にしかわからない、微妙な感覚なのですが、

痛風発作が起こる、起こりそうな直前に、足の関節などが、

なんとなく痛い、あるいは痒い、どことなく違和感を感じる・・

そういうときがあるのです。


それが、痛風発作が起こる前触れでもあるのです。

その前触れ、痛風の予兆のときに、コルヒチンを、

そのタイミングで飲めば、効果テキメン・・の場合が多いです。


でも、いったん、痛風発作が起こってしまうと、

いくらコルヒチンを飲んでも、どんどん飲んでも

(たくさん飲んではダメです)

効果は全くといっていいほど、ありません。


痛風かな、違うかな、なんか足がおかしいな・・

その感じ、そのタイミングのときに飲むと、

コルヒチンの特徴というか、効果というか、

最大限に発揮されます。

(症状などによって、個人差があります)


ちなみに、コルヒチンの飲み方は、

1回1錠。朝昼晩。1日3錠まで、とされています。


病院で処方してもらえますが、足が痛くなってきてからでは、

病院まで辿りつけませんから。


っていうか、歩けないってことは、

痛風発作が発症しているわけですから、

その状態でコルヒチンを飲んでも効きやしません。

もう手遅れって感じで。


普段はいらない薬ではありますが、痛風が出てからでは

間に合わない、というのも事実。

もし、痛くなくて飲まなくても、手元に置いておくと、

安心かもしれませんね。