2021年12月24日金曜日

コルヒチン 痛風

痛風発作は足に出る場合が多く、

足に出る・・ということは、

困ったことに歩けないのですよ。


これが困る。

非常に困るのです。


さらに、やっかいなことに、痛風発作というのは、

いつ出るのか、わからない。

突然、発症したりするのです。


これが、ね。

やっかいなのですよ。

通常、痛風発作が多いのは、夜です。

それも夕食後。

それから、夜半から未明。

つまり、自宅にいる頃ですね。

(夜勤の人もおられますが)


この時刻は病院も閉まっているので、

じわりじわりと痛くなっていく自分の足を

見つめながら、どうしようか、などと思ってしまいます。


しかも、あれこれ考えているうちに、迷っているうちに、

慌てているうちに、刻一刻と

足の症状は酷くなっていくのです。


腫れあがり、そして、

なんとなく痛い → かなり痛い → 激痛に!


そんなときにね。

コルヒチンを常備しておくといいです。


コルヒチンは痛風の薬といっても、

尿酸値を下げる効果などは何もありませんが、

痛風発作が起こりかけたタイミングで

飲むと、痛風発作を起こさせずに沈静化させる効果が

期待できます。


いいタイミングで飲むと、より効果は大きいですが、

飲み遅れると、効果は限りなくゼロに近づきます。

変わった薬ですね。


でも、外出先とか、旅先とか。

カバンに1錠でも2錠でも忍ばせておくと、

本当に助かることもあるのですよ。


外出先で歩けなくなってしまったら、

どうしようもないですからね。

泣きっ面に蜂です。

本当に心細くなります。

いつ、起こるかもしれない痛風発作ですが、

備えあれば憂い無しです。


まあ、もちろん、一番大切なのは、普段の生活に

気をつけて、尿酸値を下げることが重要なわけですが、

非常用としてね。


コルヒチンを常備しておくのも悪くないです・・っていうか、

安心しますから。