コルヒチンは尿酸値を下げる薬でもないですし、
消炎鎮痛剤でもないので、常用したりする薬ではありません。
むしろ、多く飲んでも効果はないばかりか、
必要のない薬を飲むことは
副作用のリスクを増やすことになります。
コルヒチンは、必要なとき「だけ」飲むべきだと思います。
必要なとき?
必要なときというのは、もちろん、
痛風発作が出るか出ないか・・という瀬戸際のときです。
発症するか、しないか、なんてのは自分にしか、
わかりませんからね。
他人から強制されたりして飲む薬ではありません。
痛風発作が出そうなとき・・
飲めば、痛風発作を鎮める、というか、
出ないようにする効果が見込めます。
絶対に・・というわけではありませんが、
経験上、まあまあ封じ込め効果があったと思いますよ。
ただね。
まあまあ、というのが気になりますが、
痛風発作が起こるのは、
体内に尿酸結晶が蓄積しているのが原因なので。
痛風発作が起こる前にコルヒチンを飲んで、
痛風発作が起こらずに、ああ良かった・・と、
そのときは思うのですが、依然として、
体内に結晶化した尿酸がたくさんあることには
変わりありません。
つまり、いずれ、また、痛風発作が起こる可能性が高い、
ということ。
でも、まあ・・とりあえず、今回は凌げればね。
次に痛風が起こってしまったら、また、
そのときは、そのときのことで。
・・って、痛風発作が通り過ぎたら、
すっかり、そんなこと、忘れてしまうのですけどね。