2021年12月24日金曜日

フェブタズ(Febutaz)が、やめられない!?

フェブタズ(Febutaz)ってのは、海外生産の

フェブリク錠の後発薬(ジェネリック医薬品)のことです。


価格は激安ですが、日本国内では

個人輸入するか、個人輸入代行業者から買わないと

購入できません。

つまり、一般の薬局では取り扱いはない、ということ。

ついでにいうと、

フェブリク錠も病院の処方箋が必要ですので、

一般のドラッグストアなどでは市販されていません。


で。

この「フェブタズ(Febutaz)が、やめられない!?」

ってのは、巷で言う、

「ビールが旨くて、やめられない!」とか

「競馬が大好きで止められない!」とか、いうのとは、

ちょっとニュアンスが違います・・・っていうか、

全然違います。


薬が大好きな人は少ないでしょう。

必要なので、みんな、仕方なく飲むのです。


で・・フェブリクにしろ、フェブタズにしろ、

これは尿酸値を下げる薬(尿酸降下薬)ですから、

尿酸値を下げるのが目的の薬剤です。


普通、クスリというのは、風邪薬のように

「風邪を引いた→風邪薬を飲んだ

→風邪が治った→薬を止める」

という感じになるのが普通です。


けど、フェブリク&フェブタズの場合、そうは

なりません。

次のような、一連のルーティンになってしまうのです。


「尿酸値が高い→薬を飲んだ→尿酸値が下がった→

→薬を止める→また尿酸値が上がる」


そうなんです。

フェブリクもフェブタズも、飲んでいる間「だけ」、

尿酸値を下げてくれる薬なんです。


つまり、飲むのを止めると、

元の高い水準の尿酸値に戻ってしまうわけ。


じゃあ、一生飲み続けるってことなの?


でも、考え方によっては、飲んでいる「限りは」、

薬を飲み続けている限りは、

低い水準の尿酸値を維持できるわけで、

痛風発作ともオサラバですし

(ただし、飲み始めの半年は

痛風発作を起こしやすくなります)、

腎臓を悪くするリスクも減らすことができます。


嫌になって、飲むのを中途で止めてしまう人も

多々、おられるようですが、継続はチカラなり (?)

じゃありませんが、薬を飲むことを習慣にしてしまえば、

それほど苦にならないのかもしれませんね。

(って、近所の病院の先生に、そう言われました)


薬を御飯と思いましょう。

薬を食後のデザートだと思いましょう。






って、クスリがデザートに見えますか??