2022年4月25日月曜日

痛風の初期症状 膝 

膝に痛風の初期症状が発生する事は、

あまりありませんが、個人差があるので、

発症する人もいるかもしれません。


痛風は体の関節部分に初期症状が起こる事が多いため、

膝もその可能性があるのです。

ただし、痛風の初期症状の多くは足に発症する事が多く、

膝に起こる事は比較的少ないケースです。


約7割が足の指の付け根の関節から

初期症状が起こるとも言われています。

膝に違和感を感じた際はその症状をチェックしてみましょう。

膝に痛風の初期症状が起きる場合に見られる症状としては、

まずは腫れがあります。

膝は面積が広いですが

全体的に赤みと腫れが生じる場合があります。


膝は面積が広いので比較的何か異常が起きているのでは

という事に気が付きやすい部分です。

腫れは本格的な症状が始まった時よりは程度としては

軽く少し膨らむといった程度ですが、

赤みは膝全体に生じます。


また、炎症や痛みも生じます。

炎症は日焼けのような痛みを生じ、熱を持っています。

こちらも本格的な症状では激痛

とも言われるほどの痛みを生じますが、

初期症状では日焼けに近いような痛みとなっています。

膝は座る時に曲げたりする事も多く、その度に

服で擦れるため少し気になる所です。

このような症状が生じるため、同じような部位に

刺激をを感じた方は

痛風を疑ってみると良いでしょう。

ただし、膝の場合は痛風と言い切れない事もあり、

気になったらまずは病院に行って

医師に相談するのが確実です。


膝に痛風のような症状が発症しながらも

痛風ではない場合、

偽痛風と呼ばれる症状の可能性があります。

偽という字が付いているように

痛風にとても似ている症状が発症する事から

この名前が付けられました。


痛風は尿酸といった物質が、

体内に蓄積される事により引き起こされるのですが、

偽痛風ではピロリン酸カルシウムという物質が

溜まる事によって起こります。

痛風は足の指など小さな関節部分でも

強い痛みを発生しますが、

偽痛風の場合は膝などの比較的大きな関節部分に

ピロリン酸カルシウムが溜まる事によって起こります。


素人では中々判断がつかないので、どちらにしても

まずは病院に行くのが先決です。

痛みの度合いとしては痛風の方が強くなっています。

膝からの痛風の初期症状に気が付いて病院に行った場合、

コルヒチンという初期症状の段階で使うと

効果的な薬があります。

これを本格的に症状が始まる前に服用すれば

発症を止められる可能性もありますし

痛みを抑える事にも繋がりやすくなります。


見た目で分かりやすいので、気になる症状がある方は

病院に行く事をお勧めします。

どこの部位に出るにせよ、

痛風は早めの対策がとても大切なのです。


ただし、コルヒチンは副作用など、かなり

キツイ薬ですので、必ず、

医師の診断に従って服用してください。


ストレスと尿酸値 

痛風に悩まされる人が

現代社会で増えているといわれている原因には

食生活の他にストレスもあるといいます。

仕事のストレスでグッタリしてしまうことも、実は

これが尿酸値を上げてしまう要因だというのです。

食生活の改善だけでなくストレスの対策まで

しなくてはならないようです。


どうしてストレスが

尿酸値を上げる要因になるのでしょうか。

ストレスは見るからに健康によくなさそうですから、

尿酸値を上げてしまうと言われると

すぐに納得してしまいそうになりますが、

そこにはいろいろと複雑なメカニズムがあるようです。


美容の分野でよく知られる言葉に活性酸素があります。

細胞を酸化させて老化させてしまうといういわれる物質。


じつはこれが尿酸値とも

深く関わっているらしいのです。

プリン体は細胞核に含まれているものです。

食品でもレバーなど細胞の数が多いものの方が

含有量が多くなります。

この細胞核が活性酸素によって破壊されることで

プリン体の生成量が増加してしまうのです。

体内のプリン体のおよそ8割は

体内で作られたものだそうです。

食事で摂取する分は2割程度に過ぎないんですね。

となるとストレスは尿酸値の上昇の8割に

深い影響を及ぼしていることになります。

いかに重大な影響下が窺えますよね。


他にもストレスと尿酸値とのつながりがあります。

まず血行不良。ストレスを感じると

交感神経と副交感神経のバランスが崩れて

交感神経が優位になることはご存知でしょうか。

それが血行不良をもたらしたり、さらには

頭痛や肩こり、抜け毛など

全身のさまざまな問題に影響をもたらします。


この血行不良によって

尿酸がスムーズに排出されなくなり、

体内に留まったまま結晶化をはじめてしまいます。

この辺はむくみと同じメカニズムで

体内の老廃物の運搬と排出が

血行不良でうまく機能しなくなってしまうわけです。


もうひとつ、わたしたちにとって

もっと切実な問題も忘れてはならないでしょう。

ストレスにより食生活の乱れです。

「飲まなきゃやってられるか!」

なんて思いたくなる日もありますよね?

そんな時お酒は最高の友になってくれますよね。

それが尿酸値を上げてしまう要因に

なってしまうわけです。


安くておいしくてたくさん飲めるビールは

アルコール飲料の中でも

とくにプリン体の含有量が多いですから、

飲みながらせっせとプリン体を

体内に溜め込んでいることになるのです。


ストレスを溜めると

体内で尿酸が作られやすくなり、

プリン体を外から摂取する量も多くなり、

さらには排出が妨げられてしまう。

恐ろしい悪循環ですね。


仕事だけではなく、痛風対策のために

頑張っている食事制限が

ストレスにならないようにも

気をつけないといけないのでしょうね。

できるだけヘルシーな形で

ストレスを解消できる方法を見つけることも

必要なのかもしれません。


スルメ&尿酸値 

日常生活の中で真っ先に行う必要がある痛風対策が

食生活の改善です。

つまり尿酸値を上げる原因となる

プリン体の摂取をできるだけ控えること。

どうしても仕事上の付き合いなどで

思ったように実行できない面もありますが、

ビールはできるだけ避けて蒸留酒を飲むようにするとか、

できる範囲内で食生活の改善と尿酸値のコントロールを

するのが望ましいです。


そんな食生活での痛風対策で

注意が必要だと言われているのは

健康に良いと言われている食品が

必ずしも痛風対策に役立つとは限らないこと。

それどころか痛風には

マイナスになってしまうこともあるのです。

世は健康ブーム、さらにメタボリックシンドロームが

気になって仕方がない人も多いでしょう。

わたしも偉そうなことはいえません。

健康対策のために健康的な食品を食べた結果、

かえって尿酸値が増えてしまう、

なんてことも考えられるのです。


その代表格がレバー。

レバーといえば

ビタミンとかミネラルがたっぷり含まれている

というので人気があったり、

疲労回復・滋養強壮にピッタリだというので

衰えが気になる中高年の方々の健康対策に

よく勧められていたりしますが、レバーには

プリン体が多くて痛風の人には

適さないと言われています。


そんな健康によいように思えて

じつは尿酸値を上げてしまう食品のひとつに

スルメがあります。

イカのスルメです。

噛めば噛むほど味がしみてくるおなじみの食品。


正直な話、栄養なんて

ほとんどないように思えるスルメですが、

プリン体の含有量が多い侮れない食品です。

お酒のつまみに食べている人なんかは

知らず知らずのうちに

痛風の原因になってしまっているかもしれません。

なお、スルメだけでなく魚介類の干物全般に

プリン体の含有量が多いので気をつけましょう。


ただ、確かに

プリン体の含有量が多く含まれている食材ですが、

よく考えてみれば

そんなにしょっちゅう食べるものでも、

大量に食べるものでもありません。


それにお酒のつまみにスルメを食べると

食事の量が減るかもしれません。

食べるのに時間がかかりますしね。


結論として、スルメを食べることに関しては

それほど神経質にならず、

たしなむ程度で良いのではないでしょうか。


痛風の初期症状 痒み 

痛風の初期症状として

痒みが生じる場合もあります。

痛風の症状は3つの段階に分かれており、

初期症状、本格的な症状発症、

症状が引いていくという3段階に分けられます。


トータルで2週間程度続きますが、

初期症状は2~3日、本格症状7~10日、

引いていくのが2~3日のような期間になっています。

初期症状は程度としては軽度ではあるものの、

痛風ではよく注目される段階です。

早めの対処が痛風には大切になってくるためです。


痛風で生じる痒みは、体の関節部分に多く生じます。

痛風の原因となっているのは尿酸という物質ですが、

これが体の関節部分の軟骨に

ダメージを与える事で症状が生じます。

関節部分は人の体に多くありますが、

特に生じる事が多いのは足の指や甲の部分などです。

多くの場合、痒みだけでなく、炎症や痛み、腫れなども

一緒に合わせて生じます。

程度としてはどれも比較的軽いですが、

そのまま放っておくと本格的な症状に発展し、

一気に激痛に変わる事になります。


痒みだけだと痛風を疑いにくいですが、

炎症や腫れなどは比較的痛風と見分けやすい症状です。

足の指や甲に痒みとともに赤みが見られたり

腫れにより関節部分が膨らんでいる場合は

気を付けましょう。


足の甲は面積が広いので赤みも甲全体に広がり、

見た目にも異常を察知しやすいです。

足の指も赤みや腫れが虫さされなどでは

ないような形で生じるので、違和感を感じたら

痛風を疑ってみると良いでしょう。

また、膝や足の裏に出る事もあります。

足の裏は特に痒みを感じると

普段の生活でも気になる事は多いです。


初期症状として痒みや炎症、腫れなどが出た時に

気を付けたいのはそのままにしないという事です。

気になる症状が出たら

普段の生活習慣も合わせて振り返ってみましょう。

不規則な食事や睡眠が多くなっていると思ったら

痛風かもしれません。

痛風は食べ物から取り込まれたプリン体が尿酸に変わり、

その尿酸が体に蓄積される事で起こります。

不規則な生活は尿酸が溜まりやすくなるため、

思い当たるものが

あれば痛風の可能性がより高くなります。

私はここでそのままにしてしまったため、

急に痛みが発症して

とてもつらい思いをしました。

なるべく事前に予防や対策をしておく事は

とても大切です。


初期症状の段階で気付けたら、

本格的な症状が発症するのを

止める事ができる場合もあります。

また、止めるまではできなくても

痛みを軽減する事ができます。

痛風の痛みは体感してみないと

分からないと思いますが非常に強い痛みです。

そのため、発症を止められるにこした事はありません。

初期症状で

よく使用されるコルヒチンという薬があります。

コルヒチンは本格的に症状が発症してからの効果は

薄いですが、初期症状には

大きな効果を発揮してくれる薬です。


ただし、服用は必ず

医師の診断に従って飲むようにしてください。


痛風の初期症状 期間 

痛風の初期症状の期間は2日から3日間ほどで、

その後、本格的な症状が1週間前後発症します。

初期症状では体の関節部分に炎症や痛み、

痒みなどが生じますが軽度の場合も多いため、

痛風と気付かずに

そのままにしてしまうという方もいます。

痛風の症状は激痛なので、できれば

なるべく早く対処するのがお勧めです。


特に出る事が多い部分としては

足の指の関節部分です。

痛風を発症する多くの方がこの部分に

初期症状を感じたという方が多く、

約7割が足の指からとなっています。


その他は足の甲や足の裏などもあります。

どの部分に出るかは個人差がありますが、

基本的には

赤みや炎症、痛み、痒みといった症状が出ます。

痛風の原因となっているのが尿酸という物質ですが、

この尿酸が溜まりやすい所がこの関節部分なのです。

特に足の指の関節部分は複雑な形をしており、

尿酸が集まって結晶を作ると

より溜まりやすくなるため、

痛風が起こりやすいと言われているのです。


痛風の初期に気付けた方は

本格的な症状の前に対策をしていく事ができます。

激痛を感じる前に、必ず

病院に行って診てもらいましょう。

初期症状を感じて2日か3日あるので、

すぐに行って薬を処方して貰えば

本格的な症状の前に間に合わせる事ができます。

上手く効果が出れば本格的な症状が発症するのを

食い止める事ができますし、そこまでは行かなくても

大きく痛みを軽減する事ができます。

仕事などが忙しいかもしれませんが、

痛風の恐れがあるのでという話をすれば

理解して貰える方も多いでしょう。


医師からはコルヒチンという薬を

処方して貰える場合が多いです。

コルヒチンは痛風の初期症状に

とても効果的としてよく知られている薬です。

本格的な症状が発症してからでは遅く、

初期症状の段階だからこそ効果のある薬です。

1錠飲めば良いので比較的簡単に

予防をしておく事ができます。

心配だからと沢山飲むのは止めておきましょう。

副作用が出る恐れもあります。

初期症状の期間が終わったら

本格的な症状発症に移っていきます。

激しい痛みが来るので薬で抑えて

安静にしていましょう。


日頃からできる事としては、

水を飲むという事が挙げられます。

水を飲むと体内の老廃物が

尿として排出されやすくなりますが、

痛風の原因となる尿酸も尿から排出されます。

そのため、尿酸値が高くなってきて心配

という方や最近食事が偏っているという方は、

水を多く飲むようにすると

病気などの予防をしていく事ができます。


もちろん生活習慣の改善も大切です。

なるべく肉類などの脂分を

多く含んだ食事は避ける事と、

ビールはプリン体という

尿酸を作り出す元になっている物質を多く含むため、

飲み過ぎる事の無いよう気をつけましょう。


2022年4月24日日曜日

アンセリンとカルノシン 違い

ヒスチジンと呼ばれるアミノ酸の一種を含む

ジペプチドのことを、

イミダゾールペプチドといいます。


このイミダゾールペプチドの中で、

私たち生物に大きく関係している成分に、

アンセリンとカルノシンがあります。


最初に発見されたのは、カルノシンです。

1900年に、動物の肉汁の中に含まれていることが

発見されました。

まだこの時、私たちの体を作る原料である

たんぱく質やアミノ酸の構造に関して、

謎に包まれているような時代でした。


ここからやや遅れて1929年に

アンセリンも発見されました。

最初はガチョウの筋肉の中から発見されました。

カルノシンと非常に似た構造をしている物質でした。

アンセリンのカルノシンは

私たち動物の筋肉の中に含まれる成分ですが、

動物の種類によって含有する比率が異なります。


私たち人類を含め哺乳類の筋肉を見てみると、

カルノシンが圧倒的に多く含まれます。

ところが爬虫類のワニやトカゲ、

哺乳類でも水中で生活をするクジラなどの中には

カルノシンの他にもアンセリンがある程度の割合で

含まれています。


そして鶏などの鳥類になると、アンセリンの方が

カルノシンよりも多く含有されるようになります。


さらにマグロやカツオのような回遊魚になると

私たち人間の全く逆で、アンセリンの方が

圧倒的に含まれる形になります。


アンセリンとカルノシンには、

共通する効果もあります。

たとえば、疲労回復効果は両者に期待できます。

私たちが普段疲労を感じるのは、

体内に活性酸素がある程度産み出されているからです。

両方の成分には、抗酸化作用といって

活性酸素の発生を抑止する効果があります。

疲労回復を図りたい、疲れにくい肉体を

維持したいという人にはお勧めの成分です。


疲れにくくなるということは、両者には

持久力向上の効果も期待できるわけです。

回遊魚や渡り鳥のような何千㎞も移動するような

動物の筋肉に多く含まれていて、

持久力や運動能力の向上効果が期待できます。

運動を行っている人の中には、

普段から摂取してパフォーマンスの強化に

努めている人もいます。


活性酸素は私たちの細胞を攻撃して、

老化を進めます。

これら2つの成分には抗酸化作用があり、

活性酸素による細胞への攻撃も抑えてくれます。

このため、肌などの老化を進みにくくする効能もあって、

アンチエイジング効果も期待できるのです。

いつまでも若く美しくありたいと願う女性の方も、

アンセリンやカルノシンを摂取した方がいいでしょう。


ただしアンセリンとカルノシンの効能には、

異なるものもあります。

違いとしてアンセリンには

尿酸値を抑制する効果が期待できますが、

カルノシンにはありません。


アンセリンはHPRTというプリン体を

再合成する酵素を増やす効果があります。

プリン体を分解するときに尿酸が発生し、

この尿酸が異常に体内に溜まると高尿酸血症になり、

痛風発作のリスクが高まります。


プリン体の分解を妨げることで

尿酸の産生を抑制できるわけです。

また、LDHという乳酸の分解を促す酵素の量も増やし、

尿酸がスムーズに排出できる効果もあります。

痛風にかかっている、もしくは痛風予備軍の方は

アンセリンを摂取するのが良いかもしれません。


一方カルノシンにあってアンセリンにない違いというと、

糖化防止効果があります。

たんぱく質が糖化してしまって体内に蓄積されると、

たんぱく質の構造そのものが壊れてしまいます。


その結果、シミやしわ、たるみといった

肌トラブルを起こしてしまいます。

たんぱく質には、私たちの肌や筋肉などを作る

原料の役割があるからです。

カルノシンには、糖化したたんぱく質が蓄積される前に、

分解や排せつをスムーズに行えるように働きかけてくれます。

このため、シミやしわ、たるみを未然に防ぐことができ、

いつまでも若々しい外見を維持する効果が

期待されているのです。


アンセリン いつ飲む?

アンセリンには、痛風発症の原因となる尿酸を

体内から減らす効果がある、と考えられています。

その他にも疲労回復やアンチエイジングなど、

いくつかの効果が期待されていて、

注目を集めています。


サプリメントとして販売されるようになっていて、

摂取する人も増えています。

そこで、これからアンセリンのサプリメントを

利用しようと思っている人の中には、いつ飲むのが

効果的なのか気になる人もいるでしょう。


サプリメントは医薬品とは違って、健康食品の一種。

このため、薬のようにいつ飲まないといけない

というルールはありません。

基本的に、飲めるときに飲むようにすれば

問題はありません。

ただしいつ飲むかによって、多少

効果の違ってくる可能性はあります。

そこでアンセリンのサプリメントを摂取するときには、

以下のタイミングを心がけるようにしてください。


まず、食後に摂取するのが一番好ましいということです。

食前に摂取してしまうと、思ったように

サプリメントの有効成分を

体内に吸収できなくなる恐れがあります。


なぜなら、食べ物が後から体の中にやってくるので、

サプリメントは押し出されるような形になってしまうから。

このため、腸内で十分吸収されることが難しくなり、

サプリの成分のほとんどが

便として出される可能性が高いのです。


逆に食後に摂取すると、食べ物に

押し出される可能性は低くなります。

また、食べ物の通過した直後は、胃腸が活発に働きます。

その分、このタイミングでサプリメントを摂取すれば、

効率的に有効成分を体内に吸収できるようになるわけです。

食後30分以内になるべく摂取するように習慣づけた方が、

より高いアンセリンの効果が期待できます。


また、先ほど少し紹介したように、

アンセリンには疲労回復効果が期待されています。

マグロやカツオといった回遊魚は長距離を長時間、

かなりのスピードで移動する能力を持っています。


なぜ長時間泳ぎ続けるスタミナが

維持できているか研究していく中で、

筋肉に含まれるアンセリンが

関係しているのではないかとわかってきたのです。

この抗疲労効果が注目されて、

アスリートのような体を酷使する人の中でも

サプリを摂取する人が増えています。


このような疲労回復効果を引き出すために

アンセリンを摂取するのであれば、

運動前に摂取するのがおすすめです。

運動や練習をする前にアンセリンを摂取することで、

スタミナを強化でき、

長時間の運動でも飲んでいない時と比較して、

辛さを感じにくくなるはずです。


運動の後にも摂取するように心がけてください。

アンセリンには疲労回復効果もあるので、翌日以降

運動の疲れを引きずらなくなります。

運動の後もしくは就寝する直前に摂取するのも

飲むタイミングとして好ましいです。


アンセリンを含めて、サプリメントは医薬品とは異なります。

つまり飲んだだけで効果を引き出すのは難しいです。


摂取したアンセリンを体内で十分活用するためには、

適度な運動や睡眠をしっかりとることが大事です。

また、サプリメントには

カロリーを過剰に摂取したものを

調整できるだけの能力は持っていません。

ですから、栄養バランスのとれた食事を

心がけることも大事です。


できれば脂分が少なく、

野菜もしっかり摂取できるような

和食メインの食生活に見直してみるといいです。

アンセリンはマグロやカツオ、サケといった

魚の肉の部分に多く含まれている成分です。

このため、副作用などを引き起こす可能性は

低いとみられています。


しかし持病があって、毎日薬を服用している人は

念のため、主治医にアンセリンのサプリメントを摂取しても

問題ないかどうか確認をとると

良いかもしれません。

主治医にいつ飲むかなど、服用の仕方も

レクチャーしてもらうと

効果的な使い方ができるかもしれません。


尿酸値下げる? サプリ アンセリン

足の親指の付け根を中心として、

激痛の走る症状なら痛風なのかもしれません。


生活習慣病の一種といわれていますが、

厚生労働省の調査によると、

2007年の時点で痛風により通院治療をしている患者は

85万人程度いたといわれています。

痛風の患者の数は以降も上昇傾向で、すでに

100万人を突破しているのではないか

とみられているほどです。


男性の方が発症するリスクが高く、

成人男性の4人に1人程度はすでにかかっているのでは、

とみられています。

男性にとっては、

決して自分とは関係のない病気ではないのです。

痛風の激痛は、ある日突然発症します。

しかも深夜や早朝に突如発症するので。


なぜ痛風を発症してしまうかというと、

プリン体が関係しています。

ビールなどのお酒、レバー、魚卵、魚の干物は

プリン体が多く含まれます。

このプリン体が体内に入ると、分解されます。

この分解の一環として尿酸が産みだされます。

尿酸が血液中に多く溜まってしまうと、

血液の中に溶けきれなくなります。

その結果、尿酸が結晶化してしまって、

足の指の関節にくっついてしまうのです。

この結晶を異物とみなした白血球が

攻撃を仕掛けることによって、

痛風の発作が起こります。


特に夏場、猛暑の時などは汗の量が多くなるので、

尿の量が少なくなります。

尿酸は尿として排泄されるので、

尿の量が少なくなると尿酸が排泄されにくくなり、

どんどん体内に溜まります。

このため、夏場は痛風を発症する人が多くなります。

こまめに水を飲んで、

尿を出しやすくすることが大事です。


尿酸値は血液検査で検査できます。

血液検査の結果、尿酸値が

7㎎/dlを超えているようであれば、

痛風予備軍だと思ってください。


また、9㎎/dl以上ある人になると

いつ痛風の発作が起きてもおかしくありません。

このため、食事療法や薬物療法が行われます。

尿酸値が高いだけでは

自覚症状が出ない人も多いのですが、

それだけ深刻な状態にあると認識すべきです。

尿酸値が高いと診断されたのであれば、

早めに対策を講じて痛風の予防を行うべきです。


その中でも最近注目されているのが、

アンセリンという物質です。

アンセリンはイミダペプチドの一種で、

動物の骨格筋に含まれるアミノ酸が

2つ結合した成分を指します。


アンセリンはマグロやカツオなどの筋肉に

多く含まれる成分で、もともとは

うまみ成分として注目されました。

しかし、マグロやカツオが広い範囲を休まずに

泳ぎ続けられるのは

アンセリンの力によるものではないかとして、

その効果が本格的に検証されるようになりました。


アンセリンの効果について検証をした結果、

アンセリンには尿酸値下げる作用のあることが

分かったのです。


なぜアンセリンが尿酸値下げる効果があるかというと、

2つの側面が関係しているとみられています。

一つにアンセリンには、

体内の化学反応を助ける酵素に対して

働きかけを行う力のあることが分かったから。


この酵素は、プリン体を再利用する働きのある酵素。

プリン体の分解を進めないように作用するので、

尿酸が体内に産まれません。

このため尿酸値の上昇を妨げることができます。


もう一つは、乳酸の成分を減らす効果があることも

関係しているとされています。

乳酸が疲労などで体内に溜まってしまうと

尿酸の排出がうまくできなくなります。


しかしアンセリンの乳酸を減少する効果によって、

尿酸をスムーズに排泄できます。

このように尿酸を作らせない、

そして尿酸の排出を進めることによって、

アンセリンには

尿酸値下げる効果が期待できるわけです。


現在アンセリンを配合しているサプリメントも、

いくつかのメーカーから販売されています。

マグロやカツオなどの魚を食べることでも

摂取できますが、アンセリンを凝縮して

配合しているサプリメントの方が効率的に摂取できます。

尿酸値高めが気になる人は、アンセリンの

サプリメントを摂取してみるとよいでしょう。


ただ、アンセリンはあくまでサプリメントで

医薬品ではありませんから、痛風に罹患したら

やはり病院で医師の指導を受けるのが

一番だと思われます。


田七人参の効果と期間

田七人参は、民間療法にすぎないかもしれませんが、

痛風対策に効果が期待できるとして、注目されています。


そもそも痛風を発症する原因は、高尿酸血症といって

血液中に尿酸があふれた状態になることです。

つまり痛風対策をするためには、

尿酸値をいかに下げるかがポイントになります。


ちなみに高尿酸血症のボーダーラインと

されているのが、7.0㎎/dl以上です。

この数値に近い、またはオーバーしている人は

痛風予備軍であると思って下さい。

田七人参には、諸説ありますが、

尿酸値を下げる作用がある

と考えられているようです。


また田七人参には、

サポニンという成分が含まれており、

サポニンには、まず肝臓に働きかけて

肝臓内にあるプリン体を減少する働きがあります。

尿酸がなぜ生成されるかというと、

プリン体を分解するからです。

つまりサポニンの力でプリン体自体を少なくすれば、

尿酸の生成量も少なくできるわけです。

そのほかに腎機能を高め、尿酸の排出を高める効果も

サポニンにはあると言われています。

尿酸の生成量を少なくし、尿酸を

体外にどんどん排出する効果があるので、

尿酸値を低くできるわけです。


よって痛風や高尿酸血症の方は、

今すぐにでも田七人参を摂取したい

と思う人もいるはずです。

しかし、ここで注意しないといけないのは、

田七人参はあくまでも健康食品の一種で

医薬品ではないという点です。


このため、即効性はないと思って摂取することです。

田七人参を摂取した人の口コミが

インターネットに紹介されていて、

「効果がなかった」と書き込みしている人もいます。


しかし、このような人は、十分な期間

田七人参を摂取していなかった可能性も考えられます。

田七人参の効果が現れる前に、摂取を

あきらめてしまっている可能性も

十分考えられます。

では田七人参の効果を実感できるまで、

どのくらいの期間摂取した方が

良いのでしょうか?


期間に関しては個人差があるので、

絶対にこれくらい摂取すれば

効果が現れると保証できるものではありません。

個人差もかなりあって、早い人だと

摂取し始めて1週間くらいで

効果が現れたという人も一部います。


しかし多くの人が、摂取し始めて

半年から1年程度で

効果が実感できたと感じているようです。


もしこれから田七人参を使って

痛風や高尿酸血症対策をしようと思っているのであれば、

少なくても半年は摂取し続ける必要がある

と思って購入すること。

また、田七人参に効果があるかどうかは

個人差があります。

中には長く継続して摂取していたけれども、

効果は実感できなかったというケースもあります。

そのようなリスクも、

しっかりと認識した上で購入してください。


田七人参は健康食品の一種で、

薬のように特定の症状を

ピンポイントでよくするものではありません。

体の根本的な体質を改善することで、

体を健康体にしていき症状を改善していくアプローチです。

ですから、他の方法でも体質改善をする必要があります。

食生活を見直し、栄養バランスのとれた食事を心がける、

なるべく体を動かす習慣をつけるなどの対策が必要です。


田七人参は半年程度摂取し続けないと、

なかなか効果は実感できません。

中には価格の高いものの方が効果が

現れやすいと考えている人もいるようですが、

値段の高い商品でも効果が現れるのは

半年前後になると思って下さい。


ということは、半年間

摂取し続けられるような価格の商品を購入することも大事。

無理のない範囲で、買い求められる商品を探してください。

また、販売されている商品を見てみると

様々なタイプのものがあります。

ドリンクタイプのものもあれば、

サプリメントタイプのものもあります。

サプリメントの中でも、

錠剤もあればカプセルのタイプもあります。

自分にとってどのような形式のものが

摂取しやすいのかと言う所も、

比較対象にすべきかも。

長く続けられる商品を選んでください。


田七人参と尿酸

風に当たっても痛いという所から、痛風と

名付けられた、と考えられていたりするようですが

実際に発作を起こしてみると、

大げさでも何でもなく強い痛みが襲ってきます。


ただ患部に触れただけでも、

ペンチで患部をねじられるような

激痛にさいなまれる、と。

大の大人が痛みに耐えきれなくなって、

のた打ち回ることも

しばしばあるようです。


ところで、なぜこのような

激痛が襲って来るかというと、

尿酸が体内に過剰に溜まってしまって

関節に蓄積することで、

急性の関節炎を起こすことが原因です。


尿酸は老廃物の一種で、

私たちの体の中に多少なりともある物質です。

しかし食生活の乱れやストレスなどの

生活習慣の乱れによって、

過剰に発生することがあります。

尿酸が体内にどの程度あるかは、

血液検査の中にある

尿酸値の数値を見ることで判断できます。


ちなみに7.0㎎/dl以上の人は、

高尿酸血症といって

尿酸が過剰に溜まっている状態だと判断できます。

高尿酸血症にかかっている人は、

いつ痛風の発作が起きてもおかしくないです。

痛風を起こさないようにするためには、

とにかく尿酸値を低くして、

7.0㎎/dl未満の正常値に戻すことが求められます。


この尿酸値を低くする効果のあるサプリメント、

と考えている人もいて、

田七人参が注目を集めています。

田七人参とは、中国で昔から

生薬として愛用されてきた

朝鮮人参の縁戚に相当する植物です。


田七人参がなぜ注目されているかというと、

サポニンという成分が豊富に

含まれているからです。

サポニンは人参やゴボウのような

根菜系の野菜に多く含まれている成分で、

新陳代謝の能力を高め、

体のめぐりをよくする効果があるといいます。


糖分をエネルギーに変換する効率も高めてくれ、

体のバランスを整えてくれます。

その他にも中性脂肪を下げる効果があり、

肝機能の改善効能もあるといわれています。


そもそも痛風の原因である尿酸が

なぜ産生するかというと、

肝臓でプリン体という物質が分解される中で

生み出されます。

肝機能が改善することで、

肝臓内のプリン体が減少するといいます。


ということは、尿酸の発生する可能性も低くなるので、

結果的に尿酸値を下げることに貢献してくれるわけで。


この尿酸は老廃物の一種で、

血液の中にしばらく含まれ、

腎臓でろ過され尿となって排泄されます。

田七人参には、腎機能を高める効果もあります。

腎臓のろ過機能もアップして、尿の量も増えます。

ということは尿酸の排出ペースも早くなるので、


効率的に尿酸値を低くすることも可能です。

尿酸値を低くするためには、

尿酸を作らないことと尿酸を排出することが

とにかく重要です。

その意味では両方の側面で田七人参は、

有効な働きをしてくれるといえます。


田七人参は、原産地の中国では

「金不換」と呼ばれています。

お金に代えることができないほど

重要なものという意味合いがあります。

田七人参には、その他にも

いろいろな健康効果が期待されています。

先ほども少し見たように、田七人参には

肝機能をアップする効果もあるといわれています。


お酒が好きで、毎日

飲んでしまうという人はいませんか?

仕事の付き合いで仕方なく、

という人もいるかもしれません。

しかしあまり頻繁にお酒を飲んでいると、

自分の肝臓は大丈夫なのか不安という人も

いるでしょう。


もしお酒を飲む機会が多いという人であれば、

田七人参サプリメントを摂取することです。

医薬品ではないので、即効性はありません。

しかし飲み続けていると、肝機能が

徐々に改善する可能性も十分期待できます。

このように田七人参には

いろいろな効果がありますので、

健康維持したい、中高年に差し掛かってきて

体のがたが気になるという人に

おすすめの効果があるようです。

2022年4月23日土曜日

尿酸値下げる? アンセリン

アンセリンという成分を聞いたことはありませんか?


一般にはあまり浸透していない成分かもしれませんが、

動物の筋肉の中に含まれているペプチドの一種です。


2種類のアミノ酸が結びついたような構造をしています。

アンセリンは、マグロやカツオといった

長距離を泳ぐ能力を持っている

回遊魚の筋肉の中に多く含まれています。


マグロやカツオは自分でえらを動かすことができないので、

ずっと泳ぎ続けていないと死んでしまいます。

長時間連続して泳げる能力はどこにあるのか、ということで

研究が進められました。そこでアンセリンという成分が

持久力や運動能力と大きく関係しているのではないか

とわかってきて、注目を集めるようになりました。


アンセリンの研究がどんどん進められるようになって、

さまざまな効果が期待できるのではないかということと、

いろいろな事実が明らかになっています。


長時間連続運動できるだけの疲れにくい肉体の維持の他にも、

アンチエイジング効果、生活習慣病の予防効果などが

期待できる、と報告されています。


健康面でも美容面でも高い効果が期待できるので、

今後アンセリンを配合したサプリメントや健康食品も

いろいろと販売される可能性は高いです。

そしてその中でも特に注目されているのが、

痛風の予防に一役買ってくれるのではないか

というものです。


痛風についてざっと見てみると、

足の親指の付け根を中心として

激しい痛みを伴う病気です。

贅沢病といわれていたことからもわかるように、

食事に原因のある病気といわれています。


料理の中に含まれるプリン体が体内に入ると

分解され、その中で尿酸が作られます。

尿酸は本来であれば尿として排泄されるので、

一定のレベルで推移しているはずなのです。


ところがプリン体を多く含む食事を

頻繁にとっていると、尿酸の排出が

追い付いていかなくなります。

次から次へと尿酸がどんどん産出されるからです。


そうすると血液の中に

本来は溶けているはずの尿酸が溶けきらずに

結晶として残ってしまうのです。


この結晶は関節に溜まる傾向があります。

この関節に溜まった結晶を異物とみなした白血球は、

結晶に攻撃を仕掛けます。

この時に炎症が起き、結果的に

痛風の激痛が引き起こされるわけです。


このようにしてみていくと、痛風対策のためには

尿酸値をいかに低い状態でコントロールできるか

がポイントであることがわかります。


実はアンセリンには、

尿酸値下げる効果があるとみられているのです。

実際に尿酸値とアンセリンの関係性についての実験も、

日本国内で実施されています。


尿酸値が高めの人を対象にして、

アンセリンを与えたグループと

与えないグループに分けて尿酸値の推移を見ていきました。

その結果アンセリンを与えていない人は横ばい、もしくは

数値が上がってしまったのに対し、

アンセリンを与えた人は尿酸値の低下が確認できました。


アンセリンを与えて2週間ほど経過したところで、

尿酸値下げる効果が顕著になりました。

高尿酸血症と診断されるレベルの尿酸値だった人でも、

アンセリンを摂取したことで正常の数値にまで

戻ったケースもあったのです。


尿酸値が血液検査の結果、高めであるといわれた人は

アンセリンを意識して摂取した方がいいです。

アンセリンは、食事の中でも摂取は可能です。

マグロやカツオ、サケ、サメのような

魚の筋肉に多く含まれています。

特にマグロやカツオには多く含まれているというので、

意識して摂取したいところです。


その他にも鶏肉の中に多く含まれているので、

鶏肉料理もおすすめです。

ただし、毎日マグロやカツオなどを

食べ続けるのも厳しいです。

栄養バランスの面でもお勧めできません。


そこで食事で摂取しない分は、

サプリメントで補っていくべきかもしれません。

アンセリンが凝縮して配合されているので、

効率よく摂取できます。