2022年2月22日火曜日

痛風 クエン酸 摂取量

 クエン酸には、痛風を予防する効果が期待できる

として注目されています。


もともと痛風発作がなぜ起きるかというと、

尿酸値が高くなってしまうことが原因です。

そこで痛風対策をするためには、

尿酸値を下げる必要があります。

過剰に体内に溜まった尿酸を排出するためには、

尿もしくは便で尿酸を出す必要があります。


この尿から尿酸をスムーズに排出する過程で、

クエン酸は活躍するのです。

痛風患者の尿を見てみると、

強酸性の尿になる傾向が見られます。

強い酸性の尿だと、尿酸がなかなか尿の中に含まれません。


そこで、弱酸性からアルカリ性の尿に

変える必要があります。

クエン酸には、強酸性から弱酸性に

中和作用の働きがあります。

このため尿の中に尿酸が含まれやすくなって、

尿酸の排出効率を高められるわけです。


また、尿酸を尿として排出するのを妨げる成分として、

乳酸があります。

クエン酸にはこの乳酸を分解する働きもあるので、

乳酸による尿酸排出の阻害効果も抑制できます。

実際、尿酸値を降下させる治療薬の中には、

クエン酸の配合されているものもあるほどです。


ところで、クエン酸の配合されている

サプリメントや健康飲料はいろいろとあります。

このクエン酸の摂取量は、

1日どのくらいを目安にするといいのでしょうか?


摂取量の目安は、1日2gといわれています。

しかし疲労がたまっている人や

普段スポーツをする習慣のある人は、

1日5gぐらい摂取した方がいいケースもあります。

クエン酸にはお酢や柑橘系の果物にも含まれていますが、

毎日お酢や果物を食べ続けるのは

難しいという人もいるかもしれません。

そのような人には、お手軽に摂取できるサプリメントや

健康飲料はお勧めです。


クエン酸を摂取するときには、

以下の3つのポイントを押さえるようにしてください。

そうすれば、より効率的に摂取できます。


まず1度に大量に摂取するのではなく、

数回に分けて摂取すること。

いくら一度に大量摂取したところで、

時間が経過すると排出されてしまいます。

有効活用するためには、

こまめに摂取することが求められます。

2つ目のポイントは、ビタミンB群のサプリメントと

一緒に摂取することです。

ビタミンB群とセットで摂取すると、

よりクエン酸の働きを高める効果が期待できます。


最後のポイントは、

スポーツをする習慣のある人が対象です。

スポーツをした直後に、

クエン酸を糖分と一緒に摂取するのがポイントです。

スポーツをすると体力が消耗するので、

エネルギー補給として糖分を含むジュースや

果物とクエン酸をセットで摂取すると、

体力回復がより早くなります。


クエン酸の摂取量の目安は、1日2g、

スポーツをする人は5gと紹介しました。

しかしもともとクエン酸は医薬品ではないので、

これ以上摂取してしまったとしても、

深刻な健康被害の出る可能性は低いと考えられています。


かんきつ系の果物やお酢に含まれていることからも、

安全性の高さがお分かりになるはずです。


実際これまでのところ、

クエン酸によって副作用や健康被害が生じた

という事例は報告されていません。


しかし、やはりサプリメントのラベルなどに書かれている

1日の目安摂取量を守って、摂取することが大事です。

決してたくさん摂取したからといって、

大きな効果や即効性が期待できる成分でもありません。


むしろ1回大量摂取するのではなく、

毎日続けて摂取することの方が大事であると思うべきです。

クエン酸のサプリメントは無味無臭に加工されているので、

酸っぱい食べ物が苦手という人でも

摂取できるようになっています。

しかしそれでも気になるというのであれば、

砂糖やはちみつなどに混ぜて飲むなど、

酸っぱさが気にならないような工夫をして

摂取するように心がけてください。



2022年2月21日月曜日

痛風 クエン酸 効果

生活習慣病が一般にも広く知られるようになって、

関心も高まっています。

高血圧症や糖尿病など、

いろいろな生活習慣病がありますが、

その中の一つに痛風があります。


痛風の症状は、とにかく激痛の走る点に

尽きるといっていいです。

痛風を発症したことのある患者の話を聞いてみても、

今まで体験したことのない強い痛みが襲ってくる

という声をしばしば耳にします。


足の指で発症することが多いのですが、

万力で絞られたような痛みとよく表現されます。

この痛風発作は高尿酸血症といって、

血中に過剰に尿酸がたまると発症しやすくなります。

尿酸とはプリン体を分解したときに発生する副産物の一種で、

老廃物の仲間です。

プリン体の分解で尿酸が作られると、

尿や便として排出されます。


このため、通常は一定の量で

バランスがとれているのですが、

生活習慣の乱れなどが原因で尿酸が体内に

過剰に溜まってしまうことがあります。


そうすると血中に尿酸が溶けきれなくなって、

結晶化してしまいます。

結晶化した尿酸は関節に沈着して、

炎症を引き起こします。

この炎症が、激痛の正体です。


痛風対策をするためには、

まず尿酸を少なくすることが何よりも重要です。

血液検査の中で、尿酸値の項目があるはずです。

この尿酸値が7.0㎎/dl以上になっている人は、

高尿酸血症と診断されます。

高尿酸血症は、いまだは大丈夫でも

いつ痛風発作が起きてもおかしくない状況であると

思ってください。


尿酸値を低くするためには、

尿などの形で尿酸を出さないといけません。

ところが痛風患者の尿を見てみると、

強酸性の尿になる傾向が見られます。

強酸性の尿には、尿酸が出ていきにくい性質があります。

そこで注目されているのが、クエン酸の存在です。

クエン酸には、強酸性の尿を

弱酸性に変化させる働きがあるといわれています。

弱酸性の尿になると、尿の中に

尿酸も溶け込みやすくなるので、

よりスムーズに尿酸を排出できるようになります。


また、尿酸の排出を妨げる物質として、

乳酸があります。

激しい運動をしたり、

厳しいスケジュールの中で仕事をしたりすると、

体が疲れますよね。


なぜ私たちが疲れを感じるかというと、

乳酸が体内に溜まっているからです。

このため、乳酸のことを疲労物質と呼ぶこともあります。

実は乳酸が体内に溜まると、尿から尿酸を排出する働きを

抑制してしまうことがあります。


クエン酸には乳酸を分解する働きがありますので、体内に

乳酸を溜め込みにくくする効果が期待できます。


その結果、尿酸の排出に

ブレーキをかけることもなくなるわけです。

乳酸は疲労物質と紹介しましたので、

乳酸分解するクエン酸は

疲労回復効果も期待できます。


この2つの効果によって、尿酸値を低くして

痛風発作の起きるリスクを軽減できるわけです。

実際痛風患者には尿酸値を低くする薬が

処方されるのですが、

その中にはクエン酸の配合されている

医薬品もあるほどです。


このクエン酸は、お酢や梅干、柑橘系の果物など

酸っぱい食べ物の中に含まれています。

しかし酸っぱい食べ物を毎日食べ続けるのは、

やはり難しいという人もいるはずです。


また、もともと酸っぱい食べ物が苦手

という人はいませんか?

そのような方がクエン酸を定期的に摂取するためには、

サプリメントがおすすめです。

ドラッグストアなどでも、

クエン酸の配合されているサプリメントは

数多く販売されています。

水があればどこでも摂取できるので、

毎日続けやすいのではありませんか?

さらにサプリは無味無臭に加工されているので、

酸っぱいものが苦手という人でも

摂取しやすいかもしれません。



2022年2月20日日曜日

痛風 コーヒー

痛風に「コーヒー」は抜群の効果があるそうです。


ええっ!?

ホントに??


その割に、あまり知られていないというか、

騒がれていないというか・・・

あんまり聞いたことがないですけどね?


コーヒーやコーヒーの成分が、尿酸値を下げるかどうかの

(驚いたことに)研究をした人がいて、

その10年以上の研究結果によると、

コーヒーの飲用が痛風に大きな効果がある、そうです。


コーヒーが痛風に効果的な理由は、

成分として含まれている「カフェイン」が

痛風に効果的なわけではなく、

コーヒーに含まれている「クロロゲン酸」という、

舌を噛みそうな名前の「ポリフェノール」が

効果的だそうです。


ポリフェノールのクロロゲン酸、

というのが「抗酸化成分」なわけですね。


ですが、安易に喜ぶなかれ。

ただし、痛風予防に大きな効果を上げるためには、

『コーヒーを毎日、最低4杯、できれば

6杯を飲まねば効果は上がらない、のです』


・・・・あの、よっぽど、

黙っていようかと思ったんですけど、

やはり、言わせてもらいますね?


1日に6杯のコーヒーですか?

毎日ですか?

これで尿酸値が下がるのですか?


その前に、自分の「胃」がどうにか、

なってしまいそうなんですけど?


・・・・・・・・。


それはそれとして、私、

「コーヒー好き(ずき)」なんです。

毎日、1杯は必ず飲みます。


でもね、昔はもっと・・・毎日、

5杯くらい飲んでいた時期もありましたよ。

5杯といっても、ぶっつづけで、

おかわり5杯じゃないですよ?

朝に1杯、昼食前に1杯、昼食後に1杯、

夕食後に・・みたいな感じ。


するとね、朝の1杯目はおいしいです。

2杯目も、まあ・・おいしいです。

でも、3杯目はね、おいしいんですけど、

なんか変な味がするというか、

1~2杯目ほど、おいしくないというか。

4杯目はね、おいしくないです。

これはたぶん・・・胃が「荒れる」とまでは言わなくても、

疲れてきているんでしょうね。

おそらく、あまり胃にはコーヒーの多飲は

好ましくないのでしょう。


じゃあ、なんで飲むの?

おいしくないなら、やめればいいのでは?


たぶん、アレですよ。

「カフェイン中毒」ってヤツです。

ついつい、なぜか飲みたくなって飲んでしまうんです。

アルコールやタバコと同じく、

中毒性があるんですよ、カフェインには。


いつも飲んでいるのに、その日は

コーヒーを飲まなかったら、

だるくなったり、頭が重くなったり。

なにかしら、心身に影響があるのです。


もちろん、常識の範囲内、

1日に1~2杯(せいぜい3杯か?)の

コーヒー程度なら全く問題ないですよ。



だのに、あれですか!?

毎日、6杯のコーヒーを飲めというのですか?

6杯も飲み続けろ、というのですか?


尿酸値が下がる前に、

カフェイン中毒になりそうなんですけど??



2022年2月19日土曜日

痛風と寿命の微妙な関係

痛風患者と「寿命」との関係は、

どんな感じなのでしょうか?

答えは、以下です。


『痛風患者=長寿 (長生き) 』


えっ!?

短命の間違いじゃないの!?

ただし、条件が付きます。


『粗食であること』


・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


痛風体質の人は、

丈夫な胃腸と高い栄養吸収能力を持ち、

精力的で夏バテなどとも無縁です。

そして、何より、血管が年をとっても、

同年代に比べて若々しいです。

(外見の風貌ではありませんよ?)


尿酸は諸悪の根源のように言われていますが、

この尿酸が

血管の若さを保つのに一役 買っています。

ただ、多すぎると、どういう症状を引き起こすかは、

周知の通り。



人類は、石器時代より空腹で飢え死にする時代が

長かったので(数千年)、

人体が空腹や粗食にも耐えうるシステムになっています。

ですが、その半面、過食には「非常に」弱いのです。

人間の体は 過食に耐えうる構造には、なっていないのです。


飽食の時代になったのは、せいぜい、

この70年くらい(戦後)ですからね。

人間の体が変わっていくには、

何世代、何十世代もかかります。


魚類が両生類に進化したのは、

50年や100年どころの時間ではないことは、

御存じの通りです。

人間を魚類と比べるのはナンですが、

人間が飽食対応のオプション付きの肉体を手に入れるには、

我々の世代では到底、無理というものです。


現代では、不景気とはいえ、世の中が豊かになって、

飢え死にする人なんて、

滅多にいません。

どうにもならなくなったら、生活保護、とかもありますしね。

現実問題として、食べるのには、あまり困りません。

というか、食べ物が豊富にあり過ぎるくらいです。


ですが、特に痛風体質の人は、

群を抜いた消化吸収能力を標準装備しているため、

飽食の時代には、それが逆に、大弱点になってしまいます。



まとめると、痛風体質の人は、


○『粗食なら』→長命

×『飽食なら』→短命



いくら運動療法をしても、

「食べた分だけ動けばいいんでしょ」といってみても、

痛風体質の人の消化吸収能力を軽くみてはいけません。


食べた分、みんな「身に付きます」。


もちろん、運動は大切ですよ?

効果がない、必要ない、といってるのではありませんよ?


でも、食べた以上のカロリーを使うのは、かなり困難です。

やってみたことがある人は、よくわかると思います。


「口から入れるものを減らす」

・・・これしかないのです。


トカゲなどの下等動物には、身の危険が迫ると、

しっぽを切って逃げる能力があります。

「自切」というらしいです。

そのシツポがしばらくピクピク動いているので、

天敵がそれに気を取られている間に

逃げうせるそうです。

そして、しばらくすると、切ったはずの尻尾は再生する、とか。


人間には、こんな能力はないですからね。


とりあえず、天敵のいない人間からすると、

現代社会の大敵といえば、

「ストレス」でしょうか?


人間には、トカゲのような

身を守る本能的な“防御装置”がないので、

体が不調になったり「過労死」したりするのかもしれませんね。


2022年2月18日金曜日

痛風 クエン酸 飲み方

痛風は、中高年の男性で発症することの多い病気です。


とにかく足などの関節に激痛をもたらすのが、

大きな特徴とされていて、身動きが

取れなくなるほどの激しい痛みが襲ってきます。


痛風にならないようにするためには、

尿酸値を高めないようにすることです。

血液検査の中で尿酸値の項目があるはずです。

この尿酸値が7㎎/dl以上の状態になっている人は、

注意が必要です。


尿酸が過剰に溜まると、結晶化してしまいます。

この結晶化した尿酸が

関節に溜まることによって炎症を引き起こし、

先に紹介した激痛をもたらすわけです。

つまり痛風予防や対策をするためには、

いかにして尿酸値を少なくするかにかかっています。


この尿酸は老廃物の一種で、通常は

尿や便に混ざって排出されます。

ということは痛風対策をするためには、

いかにして尿酸を効率的に排出できるかが

ポイントになります。


そこで注目されているのが、クエン酸です。

クエン酸の配合されたサプリメントやスポーツドリンクが、

いろいろと販売されています。


このクエン酸は、いろいろな側面で

尿酸の体外への排出に貢献しています。

まず、尿酸は尿のペーハーによって排出効率が

大きく左右されます。

酸性尿の状態であればあるほど、

尿酸が尿の中に溶けてくれないので

うまく尿酸を排出できなくなります。


クエン酸には、尿を酸性から弱酸性、アルカリ性に

持っていく効果があります。

このため、尿酸がより溶けだしやすい尿に変化させられるので、

効率的に尿酸を排出できるようになるわけです。


そしてもう一つ、乳酸の分解を促進する効能も

痛風予防には効果があります。

乳酸とは運動をすると

体内に溜まって来る疲労物質のことで、

運動を長時間行うと疲れがどんどん溜まっていくのは、

乳酸が体内に溜まっているからです。


この乳酸には、尿酸の排泄を抑止する効果があります。

クエン酸には乳酸を分解する効果があるので、

尿酸の排泄を妨げる働きを抑制できるのです。

このため、尿酸の排出ペースを高めて尿酸値を低くし、

痛風発作のリスクを軽減できるわけです。


実際痛風患者に処方される治療薬の中には、

クエン酸ナトリウムやクエン酸カリウムの

含まれている薬もあります。

クエン酸のサプリメントやスポーツドリンクは、

このような薬と比較すると大きな効果はないかもしれません。


しかし毎日摂取をしていれば、

痛風改善や予防に一定の効果は十分期待できます。

よりしっかりとした痛風対策をするのであれば、

クエン酸サプリメントの飲み方を工夫することです。


サプリメントなので、

薬のように絶対このように服用しないといけない

といったルールはありません。


しかしできることであれば、1度に大量摂取するのではなく、

1日数回に分けて摂取するように心がけてください。


また摂取量に関しては、

別に上限などの厳しい決まりはありません。

レモンや梅干など、普段

私たちが食している食べ物の中に含まれているものなので、

副作用の心配をする必要もありません。


しかし各メーカーのサプリとも、

目安になる摂取量がラベルなどに書かれています。

この量を参考にして摂取すること。


また、クエン酸サプリの飲み方で重要なのは、

単体ではなく他のサプリと併用することです。

クエン酸にはクエン酸回路といって、

エネルギーを算出するためのサイクルがあります。

このクエン酸回路が効率よく力を発揮するためには、

ビタミンやミネラルのあった方がいいのです。


そこでクエン酸を摂取するときには、

ビタミンやミネラルと併用すると、

より高い効果が発揮されます。

ドラッグストアなどを見てみると、

マルチビタミンやマルチミネラルといった、

一つで数種類の成分の配合されているサプリメントが

販売されています。

こちらと併用して、クエン酸の効果を高めてください。



2022年2月17日木曜日

痛風 クエン酸 ビタミンc 尿酸

風にあたっても痛い

という風に表現される痛風ですが、

なぜ起きるかというと、尿酸が過剰に体内に

発生していることが原因です。


通常な尿酸は一定のレベルで保たれているはずなのですが、

生活習慣の乱れなどによって、

尿酸の排出が産生に追いつかなくなって、

どんどんたまってしまうことがあります。


そうなると、尿酸が結晶化してしまって関節に付着します。

この結晶化した尿酸が、関節から剥がれ落ちたときに

独特の激痛をもたらすわけです。

ちなみに、足の親指の付け根の所で激痛を感じる人が多いです。


痛風の予防や治療をするためには、

尿酸を体外に出す必要があります。

尿酸は尿などで排泄されますので、尿の量を多くして

尿酸の排出を活発にすることが求められます。

そこで痛風患者に対して医者は、

できるだけ多くの水分を摂取するように

指導することがあります。

2リットル前後の水分を、1日に摂取するように、と。

しかし尿の量を増やしても、痛風の人は

体内で生成する尿酸が多いので酸性尿になりがちです。

酸性尿の状態だと、尿酸が溶けだしてくれません。


このため、尿を中和して

アルカリ性に持っていく必要があります。

そこで尿酸治療で用いられるのがクエン酸です。


クエン酸はもともと酸性なのですが、体内には

アルカリ性に変化して吸収されます。

このため、クエン酸を摂取すると

尿をアルカリ性に持っていくことができます。


酸性の度合いが薄くなると、

尿酸も尿に溶けだしやすくなります。

その結果、尿を排泄すればするほど、スムーズに

尿酸を体外に排出できるようになるわけです。


また、クエン酸には尿酸の尿による排出を

阻害する乳酸を分解する働きもあります。

乳酸の分解と尿を中和する2つの作用から、

痛風患者に対して効果が期待できるわけです。


ちなみに痛風患者に対しては、

ウラリットという薬を処方することが多いです。

ウラリットは尿酸値を下げる効能があるのですが、

クエン酸ナトリウムやクエン酸カリウムが配合されています。

医療の世界で実際に使われているほど、

その効果は広く知られているのです。


痛風対策のため尿酸値を下げたいと思っているのであれば、

クエン酸とビタミンcを併用してみるといいです。


ビタミンcには、痛風が発症する原因の関節に沈着した尿酸を

腎臓に運ぶ働きがあります。

腎臓に尿酸は運ばれるとろ過されるので、

尿として体外に排出されやすくなります。

ビタミンcが体内に不足していると、

腎臓で尿酸の排泄が行えなくなります。

それどころか尿酸の再吸収を促してしまうので、

高尿酸血症の症状が好転しない、場合によっては

悪化させてしまう恐れも出てくるわけです。


ビタミンcはちょっとしたことで、

すぐに失われてしまいます。

たとえば現代社会はストレス社会といいます。

会社や家庭で何らかのストレスを感じている人も

多いのではないでしょうか。

過剰にストレスがたまってしまうと、

ビタミンcはすぐに消費されてしまいます。

また、喫煙の習慣のある人もビタミンcを失いやすいので、

注意しないといけません。


このような生活習慣に心当たりのある人は、意識して

多めにビタミンcを摂取するような習慣をつけることが大事です。

そして、大前提としてストレスを溜めこまないように

ストレス解消の方法を自分なりに見つけるとか、

禁煙することも大切。


クエン酸にしてもビタミンcにしても、

ドラッグストアで販売されているサプリメントに

配合されている商品は数多いです。

毎日の食生活で常に十分なクエン酸やビタミンcを

摂取するのは難しいでしょうから、

このようなサプリメントを摂取する習慣をつけるのもいいです。

水があればどこでも手軽に摂取できるので、

どのような人でも毎日続けられるのではないでしょうか。


2022年2月16日水曜日

痛風 クエン酸 サプリ

梅干しや黒酢、柑橘系の食べ物に共通しているのは、

酸っぱい食べ物であるという点ですね。


この酸味成分を構成しているのが、

有機酸と呼ばれるものです。

こうした有機酸の中の一つに、

クエン酸という成分があります。


クエン酸はもともと

私たちの腸内などに存在している有機酸の一種で、

食品添加物の酸味料や酸化防止剤としても

使われているもので、

私たちの生活と密接に関係しているとも言えます。


ちなみにクエン酸は、形状は常温では粉末状をしていて、

無色もしくは白色結晶で、水に溶ける性質があります。


クエン酸は、酸味のある食べ物の中に含まれているほかにも、

サツマイモなどに含まれるでんぷんを発酵させることで、

人工的に作り出すことも可能です。

このクエン酸ですが、私たちの体に

いろいろな効果をもたらしてくれるということで

注目を集めています。


痛風という病気を耳にしたことはありませんか?

痛風とは、風があたっても痛みを感じる、というほど、

その名の通り、激痛を引き起こすのが代表的な病気です。

足の指先で発症することが多いのですが、

かなり強い痛みが襲ってきます。

身動きがしばらく取れなくなるという体験談も

しばしば紹介されているほどです。


また痛風発作は、

深夜や明け方に襲ってくることが多いのも特徴。

この時間帯には眠っている人が多いはずです。

しかし、眠っていても飛び起きてしまうくらいの

激しい痛みが襲ってくるといいます。

何の予告もなくある日突然発症するので、

恐ろしい病気とも言えます。

ところで、なぜ痛風の発作が起きてしまうのでしょうか?


痛風の発作を起こすのは、

体内に尿酸が異常に溜まってしまうことが原因です。

尿酸とは、プリン体と呼ばれる細胞が

体内で分解されたときに発生する老廃物の一種です。

尿酸ができると、尿や便によって体外に排出されるので、

通常はバランスがとれています。


ところが何らかの理由で、

尿酸が体内に過剰に溜まってしまうことがあります。

生活習慣の乱れやストレスなどが、

原因に関係しているといわれています。

通常は血中に溶けて全身を移動しているのですが、

尿酸が過剰に発生してしまうと

血液の中に溶けきらなくなります。


その結果、尿酸が結晶化してしまうのです。

結晶化した尿酸は関節部分に溜まりやすくなります。

この結晶化した尿酸を、

白血球は異物とみなしてしまいます。

その結果、攻撃を仕掛けます。

攻撃を仕掛けるときに炎症を患部に引き起こすので、

先ほど紹介した突然の激痛が襲って、

痛風を発症してしまうわけです。

このメカニズムを見ればわかるように、

尿酸値を低くすることが痛風対策になるわけです。


そこで注目されているのが、クエン酸です。

クエン酸には、尿酸の排出をスムーズにする効果があります。

強酸性の尿を中和して、弱酸性の尿に変えてくれます。

酸性の強い尿であればあるほど、

尿の中に尿酸がなかなか溶けてくれません。

このため、尿がたくさん出ていても

尿酸の排出ははかどらないのです。

それを弱酸性の尿に変えることで、

尿酸も尿の中に溶けだしやすくなって、

スムーズな尿酸の排出ができるようになるわけです。

尿酸の排出がスムーズになれば、

尿酸が体内に過剰に溜まることもなくなり、

ひいては痛風発作を起こすリスクも低くできるわけです。


最近ではドラッグストアなどに行ってみると、

クエン酸の配合されているサプリも

数多く販売されています。

血液検査の結果、尿酸値が高いと

医者に指摘された人はいませんか?

特に尿酸値が7.0㎎/dl以上になると高尿酸血症といって、

今は自覚症状がなくても、いつ痛風発作が起きても

おかしくない状況です。

少しでも痛風発作の起きるリスクを少なくするために、

クエン酸のサプリメントで対策を初めてみませんか?



2022年2月15日火曜日

クエン酸 尿酸 排出

血液検査を受けて、医者から

「尿酸値が高めなので気をつけるように」

と言われたことはありませんか?


尿酸値が高めだとなぜいけないかというと、

痛風発作を起こす危険性が高いからです。


尿酸値が高い状態の人は、

尿酸が血中に十分溶けきっていない可能性が高いです。

尿酸が血中に溶けきっていないと、

尿酸ナトリウムという結晶になってしまって、

関節に付着します。


そうすると、関節炎や関節の変形をもたらします。

これが痛風の原因です。


痛風は風にあたっても痛いと書きますが、

本当にその通りの激痛に見舞われます。

経験した人の中には、今までの人生で

経験したことのない強い痛みと表現する人も。


また、尿酸は

痛風の他にも結石を作ることもあります。

その結果、腎機能を低下させることもあれば、

動脈硬化の合併症を引き起こすこともあります。

血液検査の結果7.0㎎/dl以上の尿酸値であれば、

高尿酸血症で、痛風発作がいつ起きてもおかしくない

と思うべきかもしれません。


ちなみに尿酸値はなぜ高くなるのでしょうか?


現在 痛風に罹患している患者を見てみると、

生活習慣の乱れが大きく関係しています。


まず食生活の乱れに心当たりのある人は、

栄養バランスの見直しをすべきです。

アルコールを過剰に摂取している、

動物性脂肪やたんぱく質を多く摂取している人は、

注意しないといけません。


その他には、運動不足気味の人も

尿酸値が高くなる傾向があるので、

体を動かす習慣をつけるべきです。

このため、概して肥満体型の人の方が

高尿酸血症にかかりやすいです。

さらに精神的なストレスも、尿酸値を高める要因となります。


尿酸は尿によって排泄されます。

ということは、尿で尿酸をどんどん排泄して

尿酸値を低くするのが、

高尿酸血症や痛風の治療の基本となります。


そのためには尿をしっかりと出せるようにするために、

水分を多く摂取するように意識しないといけません。

医者からは、おそらく1日2リットル以上の水分を

摂取するように指導されます。


ただし水分を増やして尿の量を増やしても、必ずしも

尿酸の排出が進んでいるとは限りません。


特に強酸性の尿酸になっている人は、

尿酸の排泄がスムーズにいきません。

強酸性の尿の中に、尿は溶けだしにくいからです。

そこで強酸性の尿を中和して、

弱酸性からアルカリ性の尿に変質させる必要があるわけです。

そこで注目されている成分として、クエン酸があります。


クエン酸はもともと酸性ですが、

体内に入るとアルカリ性に変化するので、

摂取すれば強酸性の尿と中和する作用があります。

このため、弱酸性からアルカリ性の尿に変化できるわけです。

弱酸性からアルカリ性の尿になれば、

尿酸も尿の中に溶けだしやすくなります。


よって水分を多く摂取して尿の量を増やせば、

それだけスムーズに尿酸を排出できるようになるわけです。


また尿酸を排出するにあたって、疲労物質の乳酸を

体内に多く溜め込まないようにすることも大事です。

なぜなら乳酸には、尿酸が尿となって排出されるのを

抑制してしまう働きがあるからです。


クエン酸には、この乳酸にも働きかけを行う力があります。

乳酸を分解してくれるので、

乳酸が体内に過剰に溜まるのを防いでくれます。

このため、尿酸の排出を邪魔しなくなります。

尿酸は疲労物質なので、クエン酸を摂取すると

疲れを感じにくくできます。

そこでアスリートなど体を酷使する人の中には、

日常的に摂取している人も多いです。


クエン酸は柑橘系の果物やお酢、

梅干しなどに多く含まれています。

しかしこれらの食材を毎日摂取するのは、

さすがに厳しいはずです。

そこでクエン酸の配合されているサプリメントも、

いろいろなメーカーから販売されています。

こちらを使って、毎日クエン酸を摂取してみませんか?

酸っぱいものが苦手な人も、

無味無臭に加工されているサプリであれば

摂取しやすいと思います。


2022年2月14日月曜日

クエン酸 尿路結石

尿路結石とは、尿路の中のどこかに

結晶のような石ができ

付着してしまう病気のことです。


症状としては、自覚症状を伴うものと

伴わないものとがあります。

自覚症状の見られる尿路結石の場合、

激痛の伴うことが多いです。


「痛みの王様」と言われることもあるくらい、

強力な痛みを伴うことが多く、わき腹や背中に激痛を伴う

といわれていて、身動きが取れなくなるとか、

痛みによって失神してしまう人もいるくらいです。


結石に関しては、多くの人がしばしばできています。

しかし通常は尿管よりも小さなサイズで発生するので、

尿の流れによって移動し、そのまま排泄されてしまいます。


ところが尿管と同じくらい、もしくは

大きめの石ができてしまうと、

尿管をふさぐことがあります。


一方 腎臓で作られる尿は次から次へと

尿管を流れるので、

圧迫されて激痛を引き起こすわけです。


尿路結石は男性の方が圧倒的に発症率は高いです。

1995年のデータによると、一生に一度

尿路結石に悩まされる人は、

日本人の男性で11人に1人、

女性は26人に1人の割合といいます。

男性の方が発症率はおよそ2倍ということになるわけです。


年代で見ると、幼少期にかかることはまれで、

青年期から壮年期にかけて発症することが多いです。


尿路結石の原因として、

食生活の欧米化が関係しているといわれています。

生活習慣病の一種で、他の病気とも

密接な関係にあるので注意すべきです。

尿路結石の起きる人は、そのまま動脈硬化を

引き起こしてしまうリスクが高まるのです。


また糖尿病との関連性も深いといわれていて、

糖尿病患者のおよそ20%が

尿路結石との合併が見られるというデータも出ています。


結石を構成する物質に関しては、2種類あります。

シュウ酸結石と尿酸結石です。


一般的にはシュウ酸結石の方が多いといわれ、

このいずれの結石に関しても、

クエン酸は高い効果が期待できるといわれています。


シュウ酸結石の場合、カルシウムが

結石化することによって発症します。

クエン酸には、カルシウムが

石化するのを妨げる性質があります。


また尿酸が原因の結石に関しても、

クエン酸は効果を発揮します。

尿酸結石を防ぐためには、尿酸を排泄して

尿酸の量を少なくする必要があります。

尿酸は尿によって排泄されるのですが、

尿酸が過剰に体に溜まっている人の傾向を見てみると、

強酸化の尿になっているので、

なかなか尿酸が尿に溶けださないのです。


クエン酸は体内に入ると

アルカリ性に変化する性質を持っているので、

尿の中和作用をもたらします。


その結果、弱酸性尿やアルカリ性尿に変化して、

尿酸の排出がスムーズになります。

実際 尿酸尿による尿路結石の場合、

ウラリットと呼ばれる薬剤が使用されます。

ウラリットはクエン酸を主成分として製剤です。


ただしウラリットは

5㎜以下の尿路結石に対して効果を発揮します。

それ以上のサイズの結石になってしまうと、

ウラリットを使っても排出は厳しくなるといわれています。

その他の方法を使って対処する形になります。


その他にも生活習慣を見直すことで、

尿路結石の改善や予防も可能です。

まず日頃から多めの水を摂取するようにしてください。


1日2リットル以上の水分補給を目標にします。

また適度に運動する習慣をつけることも、

予防法として効果が期待できます。

また食事をするタイミングも重要です。


基本的に就寝の直前には

食事をとらないように習慣づけてください。

夕食は、眠る時間から逆算して

数時間以上前に済ませるように意識してみることです。

またクエン酸は

尿路結石を排出しやすくする性質がありますが、

シュウ酸の過剰摂取になりかねません。

したがって、常日頃からクエン酸を過剰摂取すると

結石ができやすくなるので注意してください。


2022年2月13日日曜日

痛風 前兆

このブログのタイトルなのですが、

「痛風に立チ向カウ」

にしようか、と思っていたのですが、

まあ、立ち向かう、というほど一直線でもないかな、と思い、

控えめなタイトルにしました。

「痛風ねこきち」が控えめなのかどうかは、

よくわかりませんが。


さて、そんなことより。


痛風の発作には「前兆」というものが起ることがあります。

いわゆる「予兆」です。


これは本格的に発作が起こることを、

体が何らかの反応を出して事前に知らせるのです。

しかも、それは本人にしかわかりません。

不思議ですね。


「前兆」もしくは「予兆」には

個人差があるのかもしれません。

私の場合は、だいたい本格的な発作がはじまる、

1~2週間前にソレが訪れます。


痛みが起るであろう患部となる箇所が

「ぴくぴく」したりするのです。

この「ぴくぴく」というのは、

非常にわかりにくい表現ですが、

患部が微妙に痙攣するとでもいえばいいのでしょうか。

いえ、実際にその箇所が痙攣しているわけではないのです。

「ちくちく」する、というか、

言葉で表現するのは困難ですが、

なんらかの反応があるのです。


そして、これらはすぐに治まってしまいます。

時間にして、ホンの数十秒くらい。


ですが、当人には

「あっ・・!? こっ、これは・・もうすぐ来るな!?」

と、ピンとくるのです。


そして、その「予兆」以降は何にも起こらないのです。

痛くも痒くもありません。


ですが、経験則上、この頃から

慌てて減量したり食事制限を厳しくしたりしても、

大抵の場合、手遅れが多いみたいですよ?


発作は、やがて やってきます。

それも、突然に。


地震なら、ソレが来る 1~2週間前に事前にわかれば、

どこか遠くへ避難できますが、痛風は自分の体なので、

逃げられません。


「予兆」が出ると、近いうちに、まず発作が発症します。

わかっていても、慌てて体重を減らしたり、

食べ物をチョイスしたりして、

精一杯、抵抗しますけどね。



2022年2月12日土曜日

痛風患者 飲み会のお誘いの断り方

お酒に誘われると、

喜んでホイホイついて行っていた私が、

「飲み会のお誘いの断り方」なんて記事を

書くようになるとは・・・・世も末です  (涙)。


私の見解としては、

痛風患者は禁酒すべき、だと考えています。


しかしながら、「人生の楽しみを取るのか!」

じゃないですが、どうしても飲まずにいらないならば、

週に飲む回数を決めましょう。

一回とか、二回とか。


その一回を楽しみに、一週間、

一生懸命働くのです。


さて。

自宅で飲むのは、そのようにして、

自分でルールを決めることができます。

自己規律は苦しく厳しいですが、

成果は自分に返って来るので、

自分でやり通すしかありません。


友達との飲み会は、どうするのか。

自分だけ飲めないのは、寂しいし、

つらいですが、参加した方がいいように思います。


お酒がメインなのか、友達と会うことがメインなのか、

自分は何のためにソコへ行くのか、

天秤にかけてみるといいと思います。


友達なら、会って、こっちの事情、

体調を説明すれば、わかってくれます。


問題は、職場関係なんです。

これが、やっかいです。


職場が楽しく、人間関係も良好で、

職場の人との飲み会も

「楽しくて楽しくてしょうがない!」

・・・と、いうような人は 幸せです。


そういう職場なら、

ストレスなんて溜まらないんでしょうね。


なぜか、どこの職場へ行っても、

いい上司はいるけど、「いや~な上司」もいるんです。

不思議ですね。

いい上司だけなら、仕事がしやすくて いいのですが。


しかも、なぜか、

その「いや~な上司」が飲み会に誘ってくるのです!


「アンタなんかと 飲みに行くくらいなら、

家で寝てた方がマシだよ!」


・・・と、言い放つことができれば、そのときは、

スカッとするでしょうが、次の日から、

職場は 地獄になりますので、やはり言えません。


「いや~な上司」に飲み会を誘われて、

「いえ、その・・・今日は、友達と約束があるから・・」

と本当のことを言ったら、

その「いや~な上司」が言うには、


『ほほぉ~、すると、なにか? 

その友達というのは、オレより “上” か?』


・・・などと、実際に言われたことがあります。


で、結局、友達との約束を破らされ、泣く泣く、

終電まで飲みに連れまわされましたが。


「いや~な上司」は、だいたい、手ごわいです。

手ごわいから、「いや~な上司」なのです。

鶏が先か。。。の世界です。


経験上、笑って逃げる・・・というのが、

ベストではないか と思います。

何を言われても、強要されても、

ヘラヘラ笑って、少しずつ、一歩ずつ

その「いや~な上司」から離れていくのです。

そして、わずかずつでも、

(自分が帰る) 駅に近付いてくのです。


あと、断る理由は、一貫していること。


つまり、さっきは

「今日は体調が悪いから」といったのに、

自分でそれを忘れて、

「今日は用事があるから」などと言ってしまうと、

アッという間に、付け込まれます。

なにせ、相手は「いや~な上司」ですから。


「今日は体調が悪いから」でいくなら、

ずっと「今日は体調が悪いから」で。


「今日は体調が悪いから」と言ってるのに、

ニコニコと嬉しそうにしては、いけません。


ヘラヘラと苦悶に満ちたうすら笑いを浮かべながら、

少しずつ、弱々しく、その場から立ち去って行くのです。


しかしながら、今回は、これで逃げ切れても、

また2.3日したら誘われてしまいます。

なにせ、相手は「いや~な上司」ですから、

なんとかして、こっちを飲みに連れまわそうとします。


で、前回、「今日は体調が悪いから」で逃げ切れましたが、

今回も同じ手を使っては いけません。


ですが、もし、相手が

“少しマシな”「いや~な上司」なのでしたら、

思い切って、痛風のことを話してみるのも手です。

自分は、ドクターストップがかかっているとか、

飲むと死ぬとか、全身から痙攣が・・・とか、

かなり誇張して、深刻に伝えてみるのです。

相手は痛風の知識は ないでしょうから、

大丈夫です (そうなのか?)。


もしかしたら、

“少しマシな”「いや~な上司」なのでしたら、

わかってくれるかもしれません。


しかしながら、

“どうしようもない”「いや~な上司」でしたら、

こんな小手先のテクニックは通用しません。


こうゆう輩は、

『痛風なんか、オレの酒を飲めば治る! がはははは~』

・・などと、言いかねません。


それでも、事情で会社を辞められない人は、

こういう人からなるべく、逃げ回りましょう。


「いや~な上司」でも、たいてい、話せば、

最後には、わかってくれると思いますよ?


重要なことは、飲んでる最中に

「痛風」のことを説明しないことです。

相手の頭には、まったく入っていませんから。


説明するなら、相手がシラフのときに。