医学的にメタボ(メタボリックシンドローム)といえば、
内臓脂肪の蓄積により、
高血圧、高血糖などになっている状態のことをいうのですが、
一般的には
「メタボ=肥満」と考えられているような気がします。
さて、痛風に肥満は関係あるでしょうか?
肥満というか、内臓脂肪の増加は、尿酸値を上昇させます。
内臓脂肪を減少させることできたら、尿酸値は下がります。
痛風の原因は、
食生活、運動不足、ストレス過多、遺伝、そして肥満など。
「肥満」と書きましたが、要は食べ過ぎや飲み過ぎですね。
これは自分で気をつけるしか、どうにもなりません。
(お酒やビールなどのアルコール)の飲み過ぎは、
わかりやすいです。
前後不覚になるほど泥酔したら、翌朝、頭がガンガンします。
気持ち悪くて、吐きそうになります。
「ああ、あんなに飲むんじゃなかった」と自分で反省できます。
わかりやすいです。
でも、まあ・・・それでも「酒飲み」は夜になったら、
忘れて、また飲むんですけどね。
ところが、「食べ過ぎ」はどうでしょう?
「酒の飲み過ぎ」ほど、体にダメージを感じません。
これは常日頃、いつも食べ過ぎてくると、
「満腹中枢」というものがマヒしてくるそうです。
満腹になっても、あまり満腹を感じなくなるそうです。
胃袋も次第に、微妙に大きくなるそうです。
逆に食べないと、胃袋は小さくなってきて、
あまり食べれなくなります。
ですが、食べ過ぎは痛風に限らず、
生活習慣病予防にも良くありません。
で・・いつも食べ過ぎ気味で、
「満腹中枢」が麻痺しているかもしれなくて、
自分が食べ過ぎなのかどうかもわからなかったら、
どう判断するのでしょうか?
尾籠(びろう)な話で恐縮ですが、
朝のトイレ。
大便です。
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●前日、たくさん食べる→あまり出ない(便秘気味)
●前日、あまり食べない→たくさん出る(快便)
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前日たくさん食べたら、翌朝、たくさん出るように思いますが、
実は逆なのです。
たくさん食べると、内臓は消化と吸収に目いっぱいになり、
排泄にあまりエネルギーを使えなくなります。
むしろ、少なめに食べた方が、良く出ます。
下品な話でスミマセン。
それから、朝起きた途端に「げっぷ」が出たら、
食べ過ぎています。
胃酸過多か、胃が悪いか、みたいな感じです。
そういうときは、胃薬もいいですが、
朝食を抜くといいです。
胃を休めることができます。
日常、朝を抜くと良くない、三食きちんと食べるように、
と言われていて、その通りなのですが、
ケースバイケースです。
常に大量に胃に食物が入り続けていると、さすがの胃も
まいってしまいます。
自分の胃も少しは いたわってあげましょうね。