2024年12月10日火曜日

痛風は贅沢病です。理由はコチラ↓

痛風は贅沢病です・・なんて言ったら、

すごい反発をくらいそうですね。


何言ってんだ!

なにもゼイタクなんかしてないぞっ!?

・・・って。


ですが、そういう意味ではないんです。


そもそも、人類の歴史は「飢え死に」との戦いでした。

人間はいつも腹をすかせて、食べ物を求めていました。


食べ物が豊富にありすぎて、明日食べるものにも困らない、

お金さえあれば、パンくらいならコンビ二でもスーパーでも

いくらでも売ってる。


・・・こんなふうになってきたのは、

ほんの・・100年くらい。

本当に豊かになってきたのは、ここ50年くらい。


今でも日本でも、ごく稀に飢え死にする人はいますが、

新聞に載るでしょう。

もう、珍しくなってきているのですよ、飢え死には。

自殺はアチコチであっても、飢え死には滅多にありません。

飽食の時代ですからね。


日本の歴史は、何十年、何百年・・いや、何千年、何万年、

ず~っと、ずっと、飢え死にの歴史なんです。

いつもロクに食べ物がなかったのです。


そりゃ、一部の特権階級の人、よく時代劇に出てくるような

悪代官や悪大名、豪族などはお腹一杯食べれたかもしれません。

でも、庶民はいつも食べ物がなく、やせ細っていました。

農作物を作るといっても、

現在のような卓越した技術はないですしね。


食べたくても食べれない。

食べるものがない。

太りたくても太れない。

がりがりの骨と皮だけの体。


そんな時代、誰も痛風なんかなりません。

日本に痛風なんか、なかったのです。

お腹いっぱい、ご飯を食べられませんでしたから。


何も、毎日、

ビフテキ食べてキャビア食べて高級ワインを飲むのだけが、

贅沢じゃないんです。


カップラーメンでも牛丼でも、お腹一杯食べられたら、

それはある意味、贅沢なんです。


いつも周囲には食べ物が溢れています。

そんな時代。

すばらしい時代ですが、別の意味で受難の時代です。


飢え死にしなくて、ありがたい時代ですが、

痛風体質の人にはロクなことがありません。


栄養失調になるくらい、食事摂取を制限すれば、

いくら持って生まれた体質ですら、痛風には

ならないように思います。

が・・ちょっと実現不可能ですしね。