尿酸値 7.0mg/dlで、
高尿酸血症(痛風)と診断されてしまいますが、
尿酸値 6.0mg/dl以下なら、
体内に沈着した尿酸結晶も小さくなっていきます。
また、尿酸値 6.0mg/dl以下ならば、
痛風結節も小さくなっていくそうです。
尿酸値を下げる、あるいは
低い水準で維持する・・ということは、
大切なことなのですね。
あ。
痛風結節というのは何かというと、
尿酸値が高い状態が長期に続くと、
尿酸が結晶化して体内に沈着します。
関節や皮膚の下や腱などに沈着した尿酸結晶が、
「こぶ」のようにふくれあがってみえるものが
痛風結節といいます。
ですが、通常、この痛風結節には
痛風発作のような激痛はありません。
ですので、放置する人も多いかもしれません。
痛くないですからね。
この痛風結節を放っておくと、
だんだん大きくなってしまったり、
皮膚が薄くなり、尿酸結晶(白いもの)が
皮膚の上から透けて見えたりします。
さらに、その尿酸結晶が皮膚をぶち破って、
中の尿酸結晶が流れ出してきたり、
関節が破壊されたり・・
という事態になったりする可能性もあります。
そこまでいかなくても、
痛風結節が大きくなりすぎて、神経を圧迫したり。
ちょっと怖いですね。
必要ならば、外科手術で摘出という場合もあるようですが、
根本的に、尿酸値が高いままだと再び、
痛風結節ができてしまうと思います。
ですので、
摘出手術よりも、やはり
尿酸値を下げることが肝要なようです。
怖いのは、痛風結節が自壊して潰瘍化することです。
壊死が進行したり、感染を誘発したりするみたいです。
インターネットで検索すると、
痛風結節の画像・写真を拝見できますが、
他人事じゃありませんので、よおく
見ておいた方がいいと思います。
尿酸値を高いまま放置しておくと、
こういうふうに苦しむ可能性があるので、
自分もそうなるかもしれませんし。