今まで、周辺の人に何人か糖尿病の人がいて。
で、そういうのを現実に見たり聞いたりしていると、
「糖尿病には、なりたくない」
「糖尿病には、ならないようにしよう」
・・・と強く思います。
痛風体質の人は、将来、合併症として
糖尿病になってしまう可能性もゼロじゃないですからね。
で。
糖尿病の原因についてですが、
いろいろあるのでしょうが、
ストレスも大きな要因らしいですね。
私はてっきり、糖尿病の人は
甘いジュースの飲み過ぎだったり、
食べすぎて肥満だったり・・
と、そういうものが原因かと思っていました。
たしかにそれらも起因しているでしょうが、
ストレスが糖尿病の原因、といわれても
どうもピンときません。
なんで、ストレスが原因なのかというと、
体や心にストレス負荷がかかると、
それらが酸素や栄養分を普段以上に要求するらしくて。
ところが、強いストレスを受けていると、
血管が収縮してしまうそうで。
ほら、
酸素や栄養分ってのは、血液にのって全身を巡りますので、
血流を良くしなきゃならない。
血行をよくしておかないといけない。
なのに、ストレスによる血管収縮作用で、
必要なのに、酸素や栄養分の配分が滞ってしまう。
結果として、病気になってしまうそうです。
そういえば、20年くらい前までは、
痛風の原因といえば、
プリン体の多い食品の摂取が原因、
とばかり力説されていました。
今では、ストレスも痛風の原因の一つ、
と言われ始めています。
いつから、そんなことをいうようになったんでしょうね。
少なくとも、一昔前は、そんな学説は
なかったように思います。
で、痛風も同じです。
ストレスにより、血管が収縮してしまうと、
全身の血流が悪くなり、
温かい血液の全身の巡りが悪くなります。
特に手足などの末端は、冷たくなり(血行が良くない)、
冷え症となります。
体内の比較的冷たい関節などには、
尿酸結晶も沈着しやすくなり、
痛風発作が起りやすくなります。
ところで、その目安みたいなものはあるのでしょうか。
ストレスですよ。
ストレスを受けているか、どうか。
手っとりばやいのは、「肩こり」。
肩こりがあるかどうか。
肩こりはデスクワークの人には多く見られますね。
これは、筋肉の緊張の結果ですが、
血行不良を招きます。
そして、ひいては低体温にもつながります。
じゃあ、どうすれば?
体操でもすればいいの?
よく言われるのが、痛風体質は人は
真面目で責任感が強くて、
活動的で積極的な人がなりやすい、ということです。
じゃあ、ちゃらんぽらんで
無責任で消極的で引っ込み思案だったらいいのか、
となってしまいます。
これじゃあ、なかなか、世の中、渡っちゃいけません。
おススメは、オンとオフをきちんと区別することです。
家に帰ってまで、仕事を持ちこまない。
仕事のことを考えない、悩まない。
リラックスする時間を作る。
風呂に入る(湯船でゆったりする)。
のんびり散歩する・・・などです。
人それぞれ、ライフタイムが違うので、
日常生活の隙間にリラックスタイムを
はめ込んでいくしかないですが、
緊張のしっぱなしは、血流障害をまねく恐れもあるので、
望ましくないです。
今は昭和の時代ではないので、
昔と違って、あまり働き過ぎない、というのも
ストレスから解放される方法の一つかもしれませんね。