2024年6月11日火曜日

タマネギは本当に痛風発作に効果があるのか?

痛風発作の痛みを劇的に鎮める効果がある、

と聞いてから、

実際に食べて試してみたのが、コレ。


そうです。

たまねぎ。

生タマネギです。


私は喉が痛くなるまでタマネギを食べて、

何を食べても味がしなくなるまで

食べてみましたが・・・

あまり、痛風に効果的だ

という実感はありませんでした。


私があまり効果がわからなくても、

他の人には効果的な場合もあるでしょうし、

実際、効果があった人が大勢いたから、

この民間療法は広まったのだと思います。


もしかしたら、あの、タマネギの涙が出るほどの

強い成分に秘密があるのかもしれません。

あの成分が痛風発作を沈静化させるような作用が。


でも、今のところは玉葱に科学的な根拠みたいなものは

ないんじゃないか、とも思うのです。

いえ、単に研究してる人がいないだけかもしれませんが。


血液サラサラになる効果は有名ですので、

玉葱というのは、体にとって

とても良い食品だとは思います。

でも、痛風に玉ネギが良い、と推奨する お医者さんを

あまり聞いたことがないでしょう?


逆にコーヒーは科学的な実験データもあり、

コーヒーを多飲(一日、6杯以上)することで

尿酸値を下げることがわかっているそうです。

また、コーヒーを飲むことを推奨している

お医者さんもいますしね。


それから、また肥満解消、つまり内臓脂肪を減らすだけで

尿酸値が下がることも実証されていて、

ダイエットによる肥満解消を多くの

お医者さんが勧めています。


お医者さんが推奨していなくても、

科学的根拠が明らかにされていなくても、

もしかしたら、タマネギには

痛風発作を沈静化させる効果はあるのかもしれません。

アメリカには、

アメリカンチェリーを飲んで(あるいは食べて)

痛風発作を治める、という民間療法がありますしね。


そもそも、お医者さんというものは、

現実に効果があろうがなかろうが、

科学的根拠、医学的データがないものには「良し」とは

言わない人達なのかもしれません。


ですので、玉ネギは効果がないと決め付けるのは

正しくないと思うのですが、でも、その、

いやあ・・あれって、結構、食べるのは苦痛なんですよ。

生で丸かぶりしていると、ホントに涙、出ましたしね。


って、痛風発作が起こってしまったら、

そんなことを言ってる場合じゃありませんが。


そろそろ、夏場が近づいてきて、

痛風発作の起きやすい季節になってきますが、

また、玉ネギを食べといたほうがいいですかね?


2024年6月10日月曜日

夏の痛風発作の予防に水分補給が大切

痛風体質の人にとって、

これから夏場が近づいてくることで重要なことの一つに

「水分補給」があります。


私も、この「水を飲む」という行為を

少し意識しているのですが、

これは意外と難しいのですよ。


どういう意味?


夏は暑いので汗をかくので、

脱水症状にならないように水を飲む・・

というのが普通の考えなのですが、

痛風の人の場合、尿酸との関係が関わってきます。


尿酸値が高いということは、

血液中の尿酸の濃度が高いということなので、

なるべく尿酸を体外に排泄したいワケです。

ですが、この尿酸。

やっかいなことに尿と一緒に排泄されるのが大半なので、

一日トータルでの尿量を確保しなければなりません。


尿をたくさん排泄するためには、必然的に

水(飲料水)をたくさん飲まなければならないのですが、

夏は発汗によって水分が出てしまうので、

より多めの水が必要なので。


汗と一緒に、尿酸も

ジャンジャン出てくれれば嬉しいのですが・・

人間のカラダは、残念ながら、

そんな都合の良い仕組みにはなっていないようです。


で、水を飲みます。


水を飲むって・・どれくらい飲むの?


よく言われているのが、一日に水「2リットル」。

もしくは、「2リットル以上」。


これ、でもね・・

実際、一日の初めに

「2リットル入りのペットボトル」をドン、と用意して、

さあ、今日はこれだけ飲むぞ!

・・・というような人ならば、一日に

どれくらいの水を飲んだか明白ですが、

そんな人は、あまりいないでしょう。

たいていの人は、自分がどれだけ飲んだか、

わからないのでは?


そういう私も自分の一日の水分摂取量なんて、

全くわかりません。

ただ、夏以外の季節よりも、多いめに多い目に

意識して飲むだけです。


でもね。

ここに落とし穴があると思うのです。

つまり・・

とにかく、大量の水を飲みに飲んで飲みまくれば良い、

というワケでもないんです。


ほら、体内の水分調節というか、

濾過や代謝は腎臓が担当しているでしょう。

あまりにたくさんの水を飲みすぎると、

腎臓に負担がかかってしまいます。

っていうか、それ以前に、お腹が水の飲みすぎで

チャポチャポになってしまい、

気持ちが悪くなります。

お腹の調子が すぐれません。


ここは一つ、自分の体と相談しながら、

飲みすぎないよう、

それでいて、水分不足にならないよう、

試行錯誤じゃないですが、自分で

水分摂取量を決めるしかありません。


私が思うには「喉が渇いたら飲む」、そして、

そのとき、「ちょっと多い目に飲む」。

そんな感じでいいんじゃないか、と考えています。


それと、水分補給の飲料の種類は、

「水」か「お茶」がベスト。

なるべく、炭酸飲料とかジュースの類は、少なめに。

ビールは、水分補給の目的なら止めた方が良いです。

ビールには利尿作用があって、かえって

脱水症状気味になりますからね。


統計によると、夏場に痛風発作が出る場合が

圧倒的だそうです。

私の経験でも、夏の痛風発作が圧倒的・・というより、

はっきりいって、大半が夏に痛風発作が発症します。

いつも酷い目に遭います。


この、夏場に痛風発作が多いという事象は、

夏は暑くて汗をかいて、水分不足になって尿酸値が上がる、

という図式と無縁ではないのです。


痛風体質の人にとって嫌な季節かもしれませんが、

無事に秋のシーズンを迎えられるよう、しっかりと

水分補給をしていきたいです。


2024年6月4日火曜日

痛風対策として、水を大量に飲む件

春から夏にかけて、気候が良くなってきて・・というか、

だんだん暑くなってきます。

外を歩いているだけで、汗ばんできたりしてね。


ここで勘違いしやすいのは、

こんなに毎日、暑いんだから「体の中も暑いだろう」と。


体の中、っていうか、内臓は全然別ものです。

外界が暑いからといって、体の中は、案外、

冷えているかも、です。


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● 痛風予防 水

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痛風対策で、よくレクチャーされるのが、

「水をたくさん飲みなさい」ってヤツ。


なんで、痛風が水・・・と関係あるのかというと、

尿酸値に関係のある、尿酸。


この尿酸値を下げるためには、

血液中の中にある尿酸を

できるだけ体外に排出しなきゃならない。


じゃあ、どうするの?


こんなに汗をいっぱいかいているのだから、

尿酸も一緒に蒸発・・してくれれば嬉しいのですが、

残念ながら、汗からは尿酸は排出できません。


尿なんですよ。

尿酸は尿に溶けて、体外に排泄されるのが

大部分なのです。


で・・出すには、飲め、ってことで。



|★ 水 2リットル

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痛風の本なんか見たら、

「1日に2リットルの水を飲みましょう」とかね。


尿に溶けた尿酸をできるだけ多くハイセツするために、

しっかり水を飲みましょう、とかね。


ですが、実際に水を大量に飲むと、

お腹がチャポチャポになって、お腹の調子が悪くなります。

なんか気持ちが悪くなります。


個人差があるのかもしれませんが・・

案外、水って、飲みたくもないときに、

そんなに飲めないですよ。


真夏なら、大丈夫かもしれませんけどね。

汗、いっぱい、かくから。


でね。

水を大量に飲むと腎臓に負担がかかりますし、

大量に摂取すると、体の内部が冷えます。


内部が冷える、すなわち、内臓が冷えるということ。

内臓が冷えるということは、

内臓の機能が低下するってこと。


水さえ飲んでいれば、痛風が良くなるわけじゃありせん。


では、水は飲まない方が良いのかというと、

決してそんなことはなく、

尿に溶けた尿酸をできるだけ多く排泄するために、

多くの水を飲むってのは、利にかなった手段です。


ただ、飲みたくもないのに、飲みに飲んで、

コップも見たくなくなるくらい、

無理に飲んじゃだめよ、という話。


ところで、

夏場に飲む水、といえば、お茶にしろ、

「冷たい水(あるいは、お茶)」を飲むでしょう?


これが胃腸を冷やします。

ですので、あたたかいものを飲むのをおススメします。


夏だからこそ、

熱い飲み物を飲む!


たぶん、周囲から変人扱いされるような気がしますが、

負けちゃいけません。


利尿剤服用と尿酸値上昇の関係

 「利尿薬」ってのは、簡単にいうと、

高血圧の治療薬です。


利尿薬を飲むと、どうなるのか?


血圧の高い人は、血圧が下がります。

脳血管障害・・などのリスクを減らせる、

というわけですね。


ところが、この「利尿薬」を飲むと・・

体内のドコに作用するのか、

どの臓器に影響を与えるのか、

というと『腎臓』なのです。


痛風の人は、腎臓と聞いただけで、

なんとなくビビッて・・しまうわけないか。


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● 利尿薬 副作用 痛風 なぜ

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で・・利尿薬が腎臓にどんな働きかけをするかというと、

より多くの塩分(ナトリウム)をハイセツするように促し、

さらに排泄する尿量を増やします。


この働きによって、血液中の水分が減少します。

その効果によって、血圧が下がる、というわけです。


・・・なんか、わかったような、

よくわからないような説明ですが。


まあ、とにかく、利尿剤の効果で

血圧が下がるわけです。


と、ここまでは いいのですが。


薬というものは、効果が高くて素晴らしい

と思うのですが、

残念ながら、副作用というものがあります。


副作用がなければ嬉しいのですが・・

副作用の全くない薬、というのは、

あまり聞いたことがありません。


世の中、良いことばかりではない、ということで。


ええと、利尿剤は腎臓に働きかける薬剤だ、

という話でした。


腎臓には、複雑な構造で構成された糸球体、

というフィルターがあります。


痛風に関係ある尿酸値、というのは、

血液中の尿酸濃度のことです。


尿酸値が高い「高尿酸血症」

(関節炎、いわゆる発作が出たら、痛風)

の人は、尿酸をできるだけ体外に排泄したいわけです。


ところが・・

尿酸のハイセツというのは、大半が尿と一緒に排泄されます。

つまり、尿に溶けて、一緒に排出されます。


で。

その、腎臓の糸球体というところで

濾過(ろか)された尿酸ですが、

尿細管というところで、再吸収されます。


せっかく、ろ過したのに、なんでまた、再吸収なの、

という感じですが、

再吸収された残りの尿酸が尿に排泄されるのです。


利尿薬の使用によって、

塩分と水分の排出が促進されて、血液量が減り、

尿細管が「尿酸を再吸収」するのが促進されるのです。


で・・尿酸の再吸収が進んだ結果、

尿酸値が上がってしまう、ということになります。


利尿剤は体内の余分な水分が排泄されるので、

ダイエット目的で使用する人もいるようですが、

腎臓に負担がかかる薬なので、自己判断で

服用する薬じゃないです。


病院へ行って、医師の先生の診察を受けて、

処方してもらうべき薬だと思います。


利尿薬を飲んで痛風になった、という話は

ときどき聞きますが、

実際には、痛風発作が発症するには、

尿酸値が高いままの状態で10数年経過しないと

発症しません。

(体内の関節などに尿酸が結晶化して蓄積する期間)


利尿薬が引き金になった可能性はありますが、

利尿薬「だけ」が痛風の原因じゃないと思います。


おそらく、以前より、

尿酸値が高かかったのではないでしょうか。


尿酸値の検査 食事

痛風の指針とも言えそうな感じの尿酸値ですが、

この尿酸値検査は定期的にするのが良い、

と考えられています。


というのも、尿酸値の数値は変動しますからね。


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● 尿酸値 検査食事なし?

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さて、この尿酸値検査ですが、

検査の当日は、どうする?


食事抜きなの?

朝食くらいは、食べてもいいの?

それとも、前日から絶食?


これね。

ハッキリした方針のようなものは、ないのですよ。

いい加減な感じもしないこともないですが。


いわば、どっちでもいいのです。

食べたい人は食べたらいいし。

食事抜きで検査に挑みたい人は、そうすれば良し。


病院によっては、どうすべきなのか、

食事をしてから来るべきなのか、

それとも食事抜きで来ればいいのか、とか

何も言ってくれなかったりね。


なにも言わない・・ということは、ある意味、

どっちでもいい、どうでもいいのか、と思ってみたり。


また、病院によっては、

食事を抜いてきてください、という病院もあるでしょう。


おそらく、血液検査は食事抜きというのが

一般的な鉄則のような気がしますが、どーなんでしょ。



|★ 食事をしてから尿酸値検査をすると数値が悪くなる

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正確にいうとね。

食事をしてから尿酸値検査をすると、高めの数値が出ます。

いわゆる、悪い数値っていうか。

わずかな変動ですけどね。


で、食事抜きで尿酸値検査をすると、

これもわずかですが、食事後よりも良い数値が出ます。


食事をすると、体内に食品が取り込まれて、

この食品を体内で分解するときに尿酸が増えますから。


まあ、食べて検査すれば、尿酸が増えるのは当然なので、

血液中の尿酸が増えたら、尿酸値も上がります。


ついでにいうと、直前に

ビタミンC(ドリンク剤とかでも可)を

飲んで尿酸値検査をすると、低い数値が出ます。

いわゆる、良い数値っていうか。

わずかな数値ですけどね。


ビタミンCには、一時的に

尿酸値を下げる効果があるらしいです。


で。

病院が食事抜きで来て下さい、という場合ですが、

食事抜きの状態ならば、いつも「同じ」状態でしょ?


つまり、あるときは、お腹いっぱいの状態で、

またあるときは、すきっ腹。


それじゃあ、

本当の数値、尿酸値の推移みたいなものが

ちょっと不正確。


だったら、いつも同じ状態である「空腹」、つまり

食事抜きで来て下さい、ということになるのです。


でも、細かいことを言わない病院でしたら、

それこそ、何も言わない。


医師の先生に訊けば、

食事抜きで来て下さい、というかもしれませんが、

私、実際に、食事抜きで来い、と1度も言われたこと

ないんですよ。

まあ、どっちでもいいんでしょう。



|★ 血液検査の時に良い食品

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いい検査結果を出すためにはビタミンCを直前に

大量に摂取すればいいですが、それって、まあ

無意味でもあります。


だって、なんのために検査するのか、といえば、

本当の自分の尿酸値を知るため、でしょ?


検査結果を良くするために、何か、

検査結果を良くする食品を食べるってのは、

本末転倒な気もします。


いや、それでも尿酸値検査の数値を良くしたいんだ!

・・というのならば、直前に


ビタミンC入りの

ドリンク剤をどうぞ。


でも、無意味です。


気持ちは わかりますが。


痛風 内臓のバランス

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● 西洋医学と違いすぎる東洋医学の考え方

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痛風に限らず、病気となると、

近くの病院に行くと、薬を処方してもらえます。


病気になりました、さあ、薬を飲みましょう、

というのが西洋医学の考え方です。


っていうか、日本の病院の大半は西洋医学ですから、

選択の余地なし、ですが。


で・・胃が悪くなりました。

あるいは、肝臓が悪くなりました。


じゃあ、胃の薬を飲みましょう。

肝臓の薬を飲みましょう、となります。


対症療法(たいしょうりょうほう)ってヤツです。

悪いところが見つかれば、そこダケを

治療しましょう、と。


東洋医学の方は、これとは少し違っていて、

胃が悪くなりました、肝臓が悪くなりました、

じゃあ・・内臓全体を良くしていきましょう、

調子を整えていきましょう、という考え方です。


なんでか、というと、

内臓は1個1個が独立して存在しているのではなく、

門脈などで、それぞれの臓器は

密接に繋がっているから、です。


だから、肝臓を良くするためには、

肝臓以外の臓器の調子を良くしましょう、という

ワケのわからない理論が出てきます。


肝臓を良くするのなら、肝臓の調子を整えたら

いいんじゃないの!?


内臓はバランスというか、それぞれが

つながっているので、関連がある、ということです。


逆に。

肝臓が悪くなってしまったら、その影響で

他の臓器にも悪い影響が出てくる、というのは

充分に有り得ることです。


内臓に限らず、

体内は『循環している』ということ。


胃なら胃、肝臓なら肝臓じゃなくて、

内臓全体を良くしなきゃならない。


尿酸値が高いから、尿酸値を下げる薬を飲んで

尿酸値を下げましょう、というのは、

とても理にかなっているのですが、

尿酸値だけを ばあ~~ん、と急激に下げてしまうと、

内臓のバランスが崩れてしまう、ということです。


尿酸値の急変は、上がっても下がっても、

痛風発作を誘発しますしね。


痛風 足がつる

痛風発作で足が痛くなったりすると、

その痛い足をかばうことになるので、知らないうちに

つい、どこかにチカラが入ってしまったりして、

やたらと筋肉痛になったりします。


なんか、体がバキバキです。

普段、使わない筋肉を使うんでしょうね。


おまけにね。

よく、「足が“つる”」のですよ。

痛風発作のときは。


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● 痛風 関節痛

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痛い足をかばって、痛くない方の足を酷使している、

というのもあるでしょうし、あと、

ロキソニンなどの痛み止めの薬を飲んでいる、とかね。


ロキソニンやボルタレンなどの

消炎鎮痛薬(痛み止めの薬)には、

血管を収縮させて炎症を緩和させる作用があるので、

体の血流が悪くなって、カラダが冷えているのかも。


で・・足が つりやすくなる、と。


それで、普通に考えると、

かばっている方の、痛くない方の足がつる、

と考えるのが自然ですが、それが、なんと・・

痛風発作で痛い方の「足がつる」こともあるのですよ。

ふくらはぎのあたりなんですけどね。


ただでさえ、「痛風 関節痛」で苦しんでいるのに、

筋肉まで痙攣してしまうなんて・・



|★ 夜中 足がつる

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夜間、寝ているときに、なりやすいようです。

やはり冷えているのでしょうね。


足は痛風発作で激痛だし、その上、足もつるし痛いし、

ああ、なんで自分だけがこんな痛いツライ思いをするの!?

・・という気持ちになってしまいます。


痛風発作が痛いといっても、その痛みの程度には

ピンからキリまであって、痛い方の足を宙に浮かせて、

ケンケンで跳ぶように移動できるうちは、まだマシです。


本当に痛みが強くなってしまうと、

ケンケンの振動でも強い痛みを感じるので、

それも不可能になります。


じゃあ、どうするの?


四つん這いです。

いわゆる、はいはい。

赤ちゃん歩き。


四つん這いが足がつる原因じゃなくて、

痛い足をかばうのが、筋肉の負担になるみたいですね。


寝ている間に、もし、足がつってしまったら、

やはり、さするのが一番か、と。


でも、痛風発作の激痛は長く続きますが(個人差アリ)

足がつるのは、比較的、すぐに収まりますので、

まだマシですね。


2024年5月2日木曜日

痛風発作 くるぶし とアキレス腱が大丈夫なら、歩ける

痛風発作は手指、肘などに出ることもあるようですが、

圧倒的に多いのは足です。


親指の関節の付け根、足の甲、くるぶし、

アキレス腱、かかと、

あと、足の裏とかに出ることもあります。


「足の裏」は関節じゃないですが、

筋(すじ)が通っていますので、そこに尿酸結晶が沈着します。

油断なりません。


一般的に、

くるぶし、膝などの大きめの関節に痛風発作が出たら、

そこそこ、体内の尿酸結晶の沈着は

多いと考えられているようです。


さて、いったん痛風発作が発症してしまうと、

腫れと痛みと(患部の)発熱が起こり、

それらが終息するまで苦しくツライ日々が続きます。

具体的にいうと、歩けなくなります。


腫れて痛いだけでも辛いのに、歩けなくなると

仕事だけでなく、日常生活にも支障をきたします。

いつまでも寝てばかりもいられませんし。


ですが。

そうはいっても、どんなに歩こう、と自分が思っていても、

「くるぶし」もしくは

「アキレス腱」に痛みと腫れが出てしまうと、

もう、どうにもならなくなります。

歩けなくなります。

そこは、自分の体重が

シッカリとかかってしまう箇所ですからね。

それでも、無理して歩こうとすると

一歩進むごとに激痛に襲われます。

もう、歩こうとする気力すら無くしてしまいます。


逆に「くるぶし」「アキレス腱」が無事ならば、大丈夫。

何とか なります。


たとえば、痛いのが「親指の関節の付け根」だったりする場合、

かかとに体重を乗せ、足先を浮かせて、

腫れあがった幹部が何かに触れないように注意しながら、

ゆっくりと前進したりできます。


これは、とても歩いているとは

いえないレベルかもしれませんが、

自分でトイレに行けるだけでも、まだマシかもしれません。


ついでにいうと、これは

家の中でしか使えませんが(見られると恥ずかしいので)

痛くない方の足の「かかと」を軸にして、

ぐるぐると回しながら動かすと、

ほんとの少しずつですが、前方に移動できます。


トイレに行くときとか、実際にやってみたりするのですが、

その際、不注意で何かに痛い患部をぶつけてしまうと、

泣き叫ぶような痛みを経験してしまうので、要注意です。


痛風発作 痛み止めの薬は 神のクスリ?

とにかく、足が痛いと何も やる気がしません。


歩いても痛いし、動いても痛いです。

何かを考えるのも、面倒くさい。

思考能力ゼロ。


ああ、足が痛くないなら、

どんなに素晴らしいことでしょう。


私の場合、痛風発作では、ほとんど足ばかりですが、

手指や肘(ひじ)などに痛みが出る人もいるでしょう。

足じゃなくても、どこに痛みが出ても痛いことには 

かわりないです。

体のどこかが痛いと気になるし、何かをしていても気持ちが

痛いところへと向くし、なんとなく楽しくないです。


たとえ話ですが、

もしも、この世に願いを叶えられる魔法のステッキがあれば、

「自分の体の痛みを消す」ことに使う人が多いのではないか、

という内容のコラムのようなものを読んだことがあります。


もし、私に「魔法のステッキ」があっても、

痛風の痛みを消すことに使うかどうかはわかりませんが

(たぶん、違うことに使うと思います)、

それくらい、人間は体の痛みが重荷になっている、

というハナシです。


とりあえず、このリアルの世界で、

“痛みを消す魔法のステッキ”といえば、痛み止めの薬ですね。

鎮痛消炎剤ってヤツです。

「ロキソニン」とか「ボルタレン」とか。


痛風発作の、あまりにも強すぎる痛みで心が挫けそうなとき、

この痛み止めの薬は“神の助け”のように思えてしまいます。


ですが、本当はこれらの痛み止めの薬は、

血管を収縮させる働きがあり、血流を悪くするので

体に良いハズはないんです。

なるべくなら、飲まない方が良いと思うんです。


思うのですが・・

痛風発作の痛みというものは、痛すぎるのですよ。


「たとえ何があろう、一切、薬は飲まない」


・・というような心の強い方も世の中には

おられるかもしれませんが、

たとえ体に良くなくても、薬とは上手に付き合ったほうが、

人生、うまく泳いでいけるようにも思うのです。

“体が痛い”ということは、強烈なストレスでも

ありますしね。


ちなみに、東洋医学でも薬はあるんです。

いわゆる「漢方薬」。


ですが、東洋医学では

「薬は毒(どく)」だと考えられているんです。

いえ、本当です。


じゃあ、体の調子が良くないから薬を飲むのに、

毒を飲んでいるっていうの?


そうなんですよ。

つまり・・

体の中に「漢方薬」という名前の異物、つまり“毒”を入れます。


すると、体はビックリして、

この異物を体外に慌てて排泄しようとします。

そのときに一緒に、病気の元になる良くない要素も

一緒に排泄するので、

それで健康を取り戻し、元気になる・・・というのが、

「漢方薬」の考え方です。


まあ、それでも、東洋医学では本来は「薬を使わない療法」が

本業ですので、「漢方薬」は言葉悪いですが、外道です。


西洋薬の痛み止めには、こういう要素はないんでしょうね。

でも、痛みを鎮めてくれるだけでも“充分”ありがたいですが。


ありがたいですが、痛み止めの薬は、

あまり体には良くないです・・

といっても、本当に痛いときは、もう、

そんなこと言っていられないです。


痛風 歩くことの効果とは

痛風発作を何度か繰り返していると、

“歩くこと”がどれだけ

ありがたいことか、痛感します。

発作のたびに痛いばかりでなく、

思うように歩けなくなりますからね。


さて、痛風発作で足が腫れあがっているようなときは、

ロクに歩けませんが、それ以外のときの話です。


普段から、意識して「歩くように」したほうが良いです。

距離の長い短いに関わらず、あまり歩かないより、

ずっと良いです。


歩いたからといって、テキメンに尿酸値が ぐぐ~っ、

と下がるわけじゃありません。

痛風発作が出なくなるわけでもございません。

でも、歩いたほうが良いです。


今すぐには結果は出なくても、

「歩いた十年」は「歩かなかった十年」に比べて、

全然違うといいます。

自分の将来の健康において、です。


自転車もいいですが、あれは自分が思うほど、

脚の筋肉を使っていません。

歩くのと比べると天地の差があります。


そりゃ、確かに

「自動車 < 自転車 < 歩く」では、あります。

でも、筋肉の使用量、消費するエネルギー。

とても歩くことに及びません。


痛風発作が発症しやすい条件には、

さまざまな要因がありますが、そのうちの一つに、

手足が冷たい、というのがあります。

つまり、手や足など(心臓から遠い)末端の血流が良くない、

ということです。

だから、冷えやすいのですね。


いわゆる、低体温。

体温が低めだと、手足も冷たくなりガチです。

って、夏場はそんなことはないでしょうが。


手足が冷たいと、なぜ痛風発作が起こりやすいの?


血液の中に、尿酸が多すぎるのが高尿酸血症です。

この尿酸は、過剰にあると結晶化しやすくなるのですが、

その場合、体内の比較的冷たい関節などに沈着しやすいのです。


ですので、手足の血流が良くなくて、

なんとなく手足の先が冷たい・・・そんな感じなら、

痛風発作も起こしやい、ということです。


で。

それが「歩くこと(ウォーキング)」と何の関係が?


人間の体には多くの筋肉がありますが、

中でも“太腿”は、最大級の筋肉量があります。

この筋肉の中には、多数の毛細血管が通っています。


毛細血管の中には、当然、血液が流れています。

血液というのは、多くの栄養分などを乗せて

全身を巡る血です。

あたたかいです。


筋肉を動かすことによって血液もあたためられ、

あたたかい血が全身をめぐります。

手足などの末端にも。


よって、血流が良くなり、

手足の関節も冷えにくくなります。

痛風発作も(冷たいままよりは)多少、

起きにくくなります。

あたたかい血液が巡ることよって、

体温を(ほんの少し)上げるのです。


要は筋肉を使う、動かせばいいのであって、

別に歩くのじゃなくても、泳いでも走ってもいいです。


ただ、泳ぐのはプールが必要などの条件がありますし、

走るのは、若い頃はいいですが、だんだん

そうじゃなくなってくると、

膝や腰などの負担が心配になってきます。


痛風改善には、軽い有酸素運動が望ましい、といいますし、

やはり「歩く」のが、お手軽ですし、いつでも誰でも

できます。


普段の忙しい日常生活の中で、

まとまった「歩く時間」を作り出すのは

大変かもしれませんが、一日のうちで

細切れの時間の積み重ねでもいいですから、

なるべく歩くようにしたほうが、

近未来の自分の健康のためには

良い結果になると思います。


私の場合、昔から、

近距離なら自転車(早いし、ラクなので)でしたが、

今はなるべく、可能な限り、歩くようにしています。


だからといって、嘘のように痛風発作が出なくなった・・

というようなことは

ないのですが、十年後に後悔しないように、

今のうちから、なるべく歩くようにしたいと考えています。


痛風 ダイエットに効果のあった3つの方法

なんで痛風とダイエットが関係あるのか、というと、

「肥満→内臓脂肪の増加→尿酸値の上昇」

という図式が成り立つからです。


元々、痩せている人なら、さらに 

コレ以上体重を落として痩せたところで

尿酸値が下がるかどうかは、あれですが、

現在、太り気味で特に、お腹周りに余計な肉が

だぶついているなら、減量するだけで

効果てきめん、尿酸値が下がったりします。


つまり・・

「太っている人→ダイエットで痩せる→

内臓脂肪の減少→尿酸値下がる」

と、なります。


わかりやすいですが、これがまた、口で言う程、

カンタンじゃないんですよ。


ダイエットいえば、食事と運動の両輪で考えるべきですが、

若いころにするダイエットと、

ある程度の年齢になってからの

ダイエットは質が違うと思うのです。


つまり、若いころのダイエットは、

痩せてスマートになりたい、見栄えを良くしたい、

ということに重点がおいているような気がしますが、

年をとってからのダイエットは、ずばり 健康のためです。

いわゆる、メタボ対策ですね。


で。

ダイエットは たやすくできても、世間一般で言う、

リバウンドというものがあれほど多い理由は、

ダイエットの要因である「食べる」(あるいは、飲む)

という行為が“人間の生存”の基軸となる本能に基づく行為だから。


食べなきゃ、人間は死んでしまうので、

なるべく食べないようにしようという行動は、本来ならば

“反生存的”行為ともいえます。

つまり、かなり困難なことなのです。


ですので、「絶食」とか、そういうやり方は

考えない方がいいです。


ご飯を減らすにしても、限度というものがありますし、

食事量を大きく減らすダイエットは長続きしません。

っていうか、それこそ、リバウンドがやってきます。


それから、運動。

運動については、若いころはいくらでも体が動くので、

スポーツでも何でもできますが、年をとってくると、

悲しいかな、だんだん体が動かなくなってきます。

あちこち、痛かったり。

膝とか腰とか。

筋肉量も若いころと全然違いますしね。


いくら若いころ、スポーツが得意でも、

今と昔じゃ、体が違うんだ、ということを認めざるを得ません。


これは、もう自然の摂理で仕方ないことです。

一流のスポーツ選手だって、いつか必ず

引退するときがきますしね。

つまり、体力は年とともに誰しも落ちていく、ということ。


ですから、

年をとってからのダイエットで、

運動で痩せよう、と思っても、なかなかうまくいきません。

昔のようにバリバリ動けません。


じゃあ、どうするの?

どうすればいいの?


私がやってみて、少し効果があった方法は

小さなことを積み重ねていく、ということです。


効果のほどは、1~2か月たって、

ようやくわかる程度ですが、少しずつ

体重が増えていくのと、少しずつ減っていくのでは、

上下だいぶん違いますから。


で、いきます。


●【その1】

3時頃、毎日飲んでいた缶コーヒーをやめる。


もともと、飲んでないなら、何の意味もありませんが。

缶コーヒー、缶ジュースには、たっぷり糖分が入っています。

まあ、ブラックとかなら、大丈夫ですが。


サイダーとか炭酸飲料も、しかり。

これらをやめて、喉が乾いたら、

ウーロン茶とかに変えるだけで、

一か月もしたら、一キロは痩せます。


●【その2】

夕食を食べる時間を一時間、早くする。


夕食を食べてから、寝るまでの時間が近いほど、

食べたものが身につきやすい、といいます。


実際、夕食を早めに食べて、寝るまで

何も食べないようにすると、お腹がラクです。

食べる量は同じでも、朝になったら、

お腹が減っていますしね。


ただ、仕事とかで帰宅が遅い人も多いでしょうから、

やはり、食事量を少し軽めにするとか、そういうあたりで

調整するしかないかもしれません。


●【その3】朝食をたくさん食べる。


朝は忙しいし、ゆっくり食べているヒマもないですが、

以前よりは、たくさん食べることにしてみました。


朝食と昼食は、これから活動しますので、少々

食事量が多くても大丈夫ですよ。


この、朝食に特に意味があるわけではなく、

朝食・昼食をシッカリ食べておくことによって、

「夕食を軽めにしても平気」なんですよ。


つまり、肝心なのは、これから寝るまで

あまり活動しないのに「夕食が多い」ことに問題があるのです。

一日が終わってホッとして、どうしても

夕食が一日の最大ボリュームになりガチですからね。


夕食前の状態が、

「腹が減って減って、どうしようもない」というのが

以前の状態でしたが、今は朝食・昼食を

かなりシッカリ食べているので、

夕食前の状態は

「あ。そういえば、おなか減ったなあ」という感じ。

まあ、以前は、空腹でドカ食い状態だったわけです。


・・・・こんな感じです。


私の場合、健康のためのダイエットというより、

あきらかに痛風対策のダイエットですが、

これで4キロくらいは落ちたので。


体重が減ったくらいで、

痛風発作が出なきゃ嬉しいんですけど、

まあ、いろいろ他に要因もあるので、

そう簡単じゃないとは思いますが。


でも、できることから、ひとつずつ

やっていきたいと考えています。