痛風の指針とも言えそうな感じの尿酸値ですが、
この尿酸値検査は定期的にするのが良い、
と考えられています。
というのも、尿酸値の数値は変動しますからね。
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● 尿酸値 検査食事なし?
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さて、この尿酸値検査ですが、
検査の当日は、どうする?
食事抜きなの?
朝食くらいは、食べてもいいの?
それとも、前日から絶食?
これね。
ハッキリした方針のようなものは、ないのですよ。
いい加減な感じもしないこともないですが。
いわば、どっちでもいいのです。
食べたい人は食べたらいいし。
食事抜きで検査に挑みたい人は、そうすれば良し。
病院によっては、どうすべきなのか、
食事をしてから来るべきなのか、
それとも食事抜きで来ればいいのか、とか
何も言ってくれなかったりね。
なにも言わない・・ということは、ある意味、
どっちでもいい、どうでもいいのか、と思ってみたり。
また、病院によっては、
食事を抜いてきてください、という病院もあるでしょう。
おそらく、血液検査は食事抜きというのが
一般的な鉄則のような気がしますが、どーなんでしょ。
|★ 食事をしてから尿酸値検査をすると数値が悪くなる
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正確にいうとね。
食事をしてから尿酸値検査をすると、高めの数値が出ます。
いわゆる、悪い数値っていうか。
わずかな変動ですけどね。
で、食事抜きで尿酸値検査をすると、
これもわずかですが、食事後よりも良い数値が出ます。
食事をすると、体内に食品が取り込まれて、
この食品を体内で分解するときに尿酸が増えますから。
まあ、食べて検査すれば、尿酸が増えるのは当然なので、
血液中の尿酸が増えたら、尿酸値も上がります。
ついでにいうと、直前に
ビタミンC(ドリンク剤とかでも可)を
飲んで尿酸値検査をすると、低い数値が出ます。
いわゆる、良い数値っていうか。
わずかな数値ですけどね。
ビタミンCには、一時的に
尿酸値を下げる効果があるらしいです。
で。
病院が食事抜きで来て下さい、という場合ですが、
食事抜きの状態ならば、いつも「同じ」状態でしょ?
つまり、あるときは、お腹いっぱいの状態で、
またあるときは、すきっ腹。
それじゃあ、
本当の数値、尿酸値の推移みたいなものが
ちょっと不正確。
だったら、いつも同じ状態である「空腹」、つまり
食事抜きで来て下さい、ということになるのです。
でも、細かいことを言わない病院でしたら、
それこそ、何も言わない。
医師の先生に訊けば、
食事抜きで来て下さい、というかもしれませんが、
私、実際に、食事抜きで来い、と1度も言われたこと
ないんですよ。
まあ、どっちでもいいんでしょう。
|★ 血液検査の時に良い食品
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いい検査結果を出すためにはビタミンCを直前に
大量に摂取すればいいですが、それって、まあ
無意味でもあります。
だって、なんのために検査するのか、といえば、
本当の自分の尿酸値を知るため、でしょ?
検査結果を良くするために、何か、
検査結果を良くする食品を食べるってのは、
本末転倒な気もします。
いや、それでも尿酸値検査の数値を良くしたいんだ!
・・というのならば、直前に
ビタミンC入りの
ドリンク剤をどうぞ。
でも、無意味です。
気持ちは わかりますが。