春から夏にかけて、気候が良くなってきて・・というか、
だんだん暑くなってきます。
外を歩いているだけで、汗ばんできたりしてね。
ここで勘違いしやすいのは、
こんなに毎日、暑いんだから「体の中も暑いだろう」と。
体の中、っていうか、内臓は全然別ものです。
外界が暑いからといって、体の中は、案外、
冷えているかも、です。
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● 痛風予防 水
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痛風対策で、よくレクチャーされるのが、
「水をたくさん飲みなさい」ってヤツ。
なんで、痛風が水・・・と関係あるのかというと、
尿酸値に関係のある、尿酸。
この尿酸値を下げるためには、
血液中の中にある尿酸を
できるだけ体外に排出しなきゃならない。
じゃあ、どうするの?
こんなに汗をいっぱいかいているのだから、
尿酸も一緒に蒸発・・してくれれば嬉しいのですが、
残念ながら、汗からは尿酸は排出できません。
尿なんですよ。
尿酸は尿に溶けて、体外に排泄されるのが
大部分なのです。
で・・出すには、飲め、ってことで。
|★ 水 2リットル
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痛風の本なんか見たら、
「1日に2リットルの水を飲みましょう」とかね。
尿に溶けた尿酸をできるだけ多くハイセツするために、
しっかり水を飲みましょう、とかね。
ですが、実際に水を大量に飲むと、
お腹がチャポチャポになって、お腹の調子が悪くなります。
なんか気持ちが悪くなります。
個人差があるのかもしれませんが・・
案外、水って、飲みたくもないときに、
そんなに飲めないですよ。
真夏なら、大丈夫かもしれませんけどね。
汗、いっぱい、かくから。
でね。
水を大量に飲むと腎臓に負担がかかりますし、
大量に摂取すると、体の内部が冷えます。
内部が冷える、すなわち、内臓が冷えるということ。
内臓が冷えるということは、
内臓の機能が低下するってこと。
水さえ飲んでいれば、痛風が良くなるわけじゃありせん。
では、水は飲まない方が良いのかというと、
決してそんなことはなく、
尿に溶けた尿酸をできるだけ多く排泄するために、
多くの水を飲むってのは、利にかなった手段です。
ただ、飲みたくもないのに、飲みに飲んで、
コップも見たくなくなるくらい、
無理に飲んじゃだめよ、という話。
ところで、
夏場に飲む水、といえば、お茶にしろ、
「冷たい水(あるいは、お茶)」を飲むでしょう?
これが胃腸を冷やします。
ですので、あたたかいものを飲むのをおススメします。
夏だからこそ、
熱い飲み物を飲む!
たぶん、周囲から変人扱いされるような気がしますが、
負けちゃいけません。