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● 西洋医学と違いすぎる東洋医学の考え方
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痛風に限らず、病気となると、
近くの病院に行くと、薬を処方してもらえます。
病気になりました、さあ、薬を飲みましょう、
というのが西洋医学の考え方です。
っていうか、日本の病院の大半は西洋医学ですから、
選択の余地なし、ですが。
で・・胃が悪くなりました。
あるいは、肝臓が悪くなりました。
じゃあ、胃の薬を飲みましょう。
肝臓の薬を飲みましょう、となります。
対症療法(たいしょうりょうほう)ってヤツです。
悪いところが見つかれば、そこダケを
治療しましょう、と。
東洋医学の方は、これとは少し違っていて、
胃が悪くなりました、肝臓が悪くなりました、
じゃあ・・内臓全体を良くしていきましょう、
調子を整えていきましょう、という考え方です。
なんでか、というと、
内臓は1個1個が独立して存在しているのではなく、
門脈などで、それぞれの臓器は
密接に繋がっているから、です。
だから、肝臓を良くするためには、
肝臓以外の臓器の調子を良くしましょう、という
ワケのわからない理論が出てきます。
肝臓を良くするのなら、肝臓の調子を整えたら
いいんじゃないの!?
内臓はバランスというか、それぞれが
つながっているので、関連がある、ということです。
逆に。
肝臓が悪くなってしまったら、その影響で
他の臓器にも悪い影響が出てくる、というのは
充分に有り得ることです。
内臓に限らず、
体内は『循環している』ということ。
胃なら胃、肝臓なら肝臓じゃなくて、
内臓全体を良くしなきゃならない。
尿酸値が高いから、尿酸値を下げる薬を飲んで
尿酸値を下げましょう、というのは、
とても理にかなっているのですが、
尿酸値だけを ばあ~~ん、と急激に下げてしまうと、
内臓のバランスが崩れてしまう、ということです。
尿酸値の急変は、上がっても下がっても、
痛風発作を誘発しますしね。