2022年11月16日水曜日

痛風発作は夜中に要注意!

 「痛風発作は深夜、未明に起こりやすいので要注意!」


そんなこと言われても、寝ている間のことは 

わかんないですしねえ。


なんでか、というと、その理由の一つに

寝ている間は昼間よりも呼吸が少ないから、

なんだそうで。


こきゅう?

はあはあ、ゼイゼイの、あの呼吸?


昼間より少ないとか言われても、

寝ている間のことは、ねえ?


一晩中、起きていて、

寝ている間の自分の呼吸が少ないかどうか

見張っていても無駄なので、

そういうことにしておきますが、なんで、

呼吸が少ないとダメなのか。


そもそも、尿酸というのは、

細胞が代謝するときの老廃物と考えられるので、

寝ている間、体内に取り込まれる酸素が少ないと、

より多くの細胞が壊されるのだそうです。


細胞が壊されると、どうなるのか?


細胞が壊されるたびに尿酸が吐き出されるので、

昼間よりも深夜のほうが、尿酸は

体内で多く作られることになります。

で、尿酸値が上がってしまう、ということで。


だからといって、どうればいいの?


深夜に痛風発作が起こりやすいのは、

尿酸値が上がりやすいから、

というのはわかりました。

でも、だったら、一晩中、

起きていようってのも無理な話で。

そもそも、睡眠不足は尿酸値を上げるので、

元も子もないです。


「普段から尿酸値を下げておく」


ふざけんな、と言いたくなるような結論ですね。

そんなこと、わかってるよ、と。


でも、夜、寝ていようが、寝不足であろうが、

痛風にならない体質の人は決して

痛風発作が発症しないのですから、

そういう体質の人は、尿酸値を普段から下げるように

尽力するしか しょうがないです。


2022年11月15日火曜日

痛風 原因 遺伝

痛風の原因は、いろいろありますが、

最大の要因は「遺伝」です。


それから、「ストレス」。

そして、「食生活」「運動不足」などなど・・


この「遺伝」というのは、いわば

“持って生まれた体質”のことで、

痛風になりやすい、痛風体質というものがあるんです。

って、私もそうなのですが(涙)


一昔前は、痛風は贅沢病だ、

なんて言われていた時代がありましたが、

贅沢なんか何もしていなくても、

体質的に「なる人」は なります。


そういう人は、20代とか30代前半で

痛風になったりします。

10代後半、なんて人もいますから。

これは、もう・・完全に遺伝です。


何を食べても飲んでも、

食べたいだけ食べても飲み放題でも、

痛風にならない人は、ならないんです。

痛風になる人は、少々節制していても、やっぱり

なってしまいます。


なんか理不尽な気もしますが、これが「先天の気」、

持って生まれた“体質”というヤツです。


痛風改善の第一歩は、体質改善でもあるのですが、

これが中々・・・そんなカンタンなものでもないです。


この、体質の何が悪いのか。

何が不適合なのか。


いえ、何も悪いことはないのですが、

痛風になりやすい人、つまり、痛風体質の人は、

たいてい胃腸の丈夫な高吸収体質なんです。

つまり、食べたものを吸収して

エネルギーに変換するチカラに長けている、と。

ほら、いつもガリガリで痩せていて、

夏バテなんかしたりして、

(見かけは)弱々しそうな人がいるでしょう?

そういう体質の人は、痛風には、まず、ならないです。


あと、痛風発作に直結する、尿酸。

これが体内で結晶化して、尿酸結晶となって関節などに

沈着するのですが・・


この尿酸を体内で作りすぎてしまう体質。

それから、

尿酸を体外に排泄するチカラが弱い体質。


これらの要素を持ち合わせている人が

痛風になりやすいです。


2022年11月14日月曜日

タバコやめて尿酸値 高くなった

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

◆ 痛風に たばこは 悪いの?

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


喫煙者は、近年、世間の風当たりが強いです。


「タバコの止められない人は、病院へ行きましょう」

(禁煙外来)などと病人扱いされたり、

受動喫煙で周囲が迷惑、などと嫌がられたり・・・

どうもね。

世間では、たばこを吸う人は、あまり

歓迎されていないような風潮があるような気がします。


自分でカネを出して、自分の金でタバコを買って

自分の好きな煙草を吸って、何が悪いんだ!


いえ、悪くないんですが、煙草は健康に良くないんですよ。

って、誰もが知っていることですが。


ところがね。

実は、痛風の人にとっては、たばこは

悪いことばかりでは ないのです。


「タバコをやめたら尿酸値が高くなった!」


これ、どう思いますか?

嘘っぱち、だと思いますか。


痛風ってのはね。

症状として、足などに炎症を起こして、

足が痛くなることが多いので、関節の病気と

考えている人もいるかもしれませんが、実は

そうじゃなくて、代謝の病気。


血液中の尿酸が多くなりすぎて(尿酸値 7.0mg/dl以上)、

血液中に溶けなくなって結晶化。

結晶化した尿酸が体内の関節などに蓄積して、

いずれは痛風発作の原因に。


これが、痛風。


痛風はね。

「プリン体の多い食品の摂り過ぎが原因」と

昔は よく言われたものですが、現在では

いろいろ究明が進んできて、

「体質が8割。食事が2割」と言われたりも しています。


「食事」というのは、いわゆる、

プリン体の多い食品の摂り過ぎ、のことですが、

「体質」というのは、

細胞が新陳代謝を繰り返すときにプリン体が作られたり、

栄養分をエネルギーに変換するときに

プリン体が作られたり。


つまり、生きていく上で、どうしても必要なもの。


その、生きていく上で必須な生命活動の際に、

どうしても 残りカスのようなものが できてしまい、

そのプリン体からできる最終的な老廃物が

「尿酸」なのです。


だから、尿酸は、なくては ならないもの なのですが、

生まれつきの体質によって、

尿酸を多く作りすぎてしまう人や、また、

尿酸を排泄する力が弱い人とか、あるいは

その両方を兼ね備えた人が、痛風に なりやすいです。


でね。

というわけで、痛風は

体内の「栄養の吸収」と関係あるのです。


痛風になるような人は、胃腸の消化吸収能力が高い、

高吸収体質(痛風体質)なんです。


夏になったら、痩せてバテて食べられなくなって、

青白い顔をしているような人は、決して

痛風には なりません。


そういう人は、胃腸が弱くて、

低吸収体質だから。


あまり食べられない、摂取栄養分も少ない、

また、食べても全部 吸収しきれない・・・

そんな人は、体内に取り入れる栄養分が

少ないわけですから、老廃物(尿酸)だけが

多い、なんてことは有り得ないでしょう。


栄養分も少なければ、それを分解して吸収して

代謝して・・そして、できた最終老廃物(尿酸)

も少ないはず。


タバコは、ね。


「体内の栄養吸収を阻害する」のですよ。


“タバコが尿酸値を下げる”件に関しては、

ニコチンなどの有害物質のせいなのかどうかは、

まだ、充分に解明されていないそうです。


でも、他に理由なんか、ないでしょ?


タバコを止めたら、急に太った、とか。

たばこをやめたら、飯が うまくなった、とか。

よく聞く話でしょ?


それだけ、タバコは 体に害がある、ということ。


ですが、そのせいで痛風に関しては、

タバコがメリットのようになっている、というか、

栄養吸収を阻害するため、

尿酸値が上がりにくくなっている、と考えられます。


だから、

「タバコをやめたら尿酸値が高くなった」

という声が聞こえてくるのですよ。

それ、デタラメじゃないと思いますよ。


まあ、それだけタバコが健康に良くない、

ということでもあるので、痛風だからといって、

喜んでいいんだか、悪いんだか。


ただね。

だからといって、タバコを痛風の治療薬のような発想で

タバコを利用するのは、やはり、ちょっと違うでしょう。


タバコを吸うか、止めるかは、当人が自分で決めれば

いいだけのことですが、本気で尿酸値を下げようと

思うのならば、やはり、しっかりと

尿酸値を下げる薬を飲むのが王道かもしれませんね。


2022年11月13日日曜日

献血で尿酸値はわかりますか?

 献血で尿酸値は わかりますか?  

→→ わかんないです。


献血に行くと、注射器を針を・・・・ズブッ!


と、容赦なく腕に刺されて、大切な自分の血液を

しゅるしゅる・・と奇妙な音を立てながら、

注射器のシリンダーの中に吸い込まれていきます。


ああ、なんで、こんな目に遭わなきゃならないの!

と思ったりするのですが、注射するのが

看護師の綺麗なお姉ちゃんだったりするので、

それも良し、ということで。


で。

献血というものは、その場で

検査結果がわかるものではなく、

後日、検査結果を送ってきてもらえます。


それによって、ある程度の項目があり、

自分の健康チェックできるようになっています。


これは、つまり・・献血というものが

善意のボランティアである、輸血が必要な人のための

人助けである、という根本的なものがあるのです。


けど、せっかく善意で血液を提供する人のために、

ああ、助けてあげてよかった、だけではなく、

その人にとってのメリット(?)みたいなものも、

あればいいなあ・・ってのが

検査結果の送付サービスだと思うのです。


と、ここまではいいのですが、

その肝心な検査結果には「尿酸」の項目はありません。


この「尿酸」というのは、病院で血液検査をしてもらうと

わかりますが、いわゆる「尿酸値」がわかる項目です。


献血が、その血液が使える(輸血など)かどうかを

チェックする以上、尿酸値もわかるはずなのに、

献血者には教えてもらえません。


相手の言い分は

「献血は善意のボランティアであり、

健康診断ではないから」

だそうです。


ふ~ん。


でもさ。

献血って、たくさん血液を集めなきゃならないんでしょ?

ほら。

血液って、保存しておくと古くなるっていいますし。


だったら、献血による検査結果の欄に

「尿酸」もあったほうがたくさんの献血者が

増加するように思うのですけどねえ?


血が足らない。

血液が不足している、とかいうのは、

結局、無償だからなんですよ。


昔は、「血を売る」っていうか、

お金がなくなると、

自分の血液を売ったのです (いつの時代ですか!?)


まあ、大昔のことはともかく、

たしかに献血は善意による、尊い行動なんでしょうけど、

痛風、高尿酸血症の人間としては、

献血で尿酸値もわかったら、嬉しいんですけどねえ?


もっともっと、今以上に

献血に出かけると思うのですけど・・・


と、いうわけで、尿酸値は献血ではわかりませんが、

せっせと献血にご協力お願いします (おまえもな)。


2022年11月12日土曜日

痛風 季節の変わり目

人間の体調は一年中、同じじゃありません。

特に日本の場合は、四季というものがあり、

季節の変わり目というものがあります。


この季節の変わり目に

体調が変調をきたしやすいのです。


最近は地球温暖化のあおりのせいか、

やたら夏が長かったりしますが、

それでも、いつかは必ず、秋が来て冬が来ます。


夏場に冷たいものを飲み過ぎたり食べ過ぎたりして、

胃腸が疲れているのが秋に「出て」きたり、

急に気候が涼しくなって体が冷えたときに、

不調になりやすいです。


痛風の場合、痛風発作も季節的要因が大きく、

夏場に痛風発作が多く出て、次に多いのは年末です。


夏の場合、暑くて汗を多くかくので、

水分不足になりやすく、尿酸値も上がりガチです。


年末の場合、忘年会など暴飲暴食(?)の機会が多く、

過食により尿酸値が上がり、これもまた

痛風発作が発症しやすくなります。


つまり、食べ過ぎにしろ、発汗による脱水症状にしろ、

なんにしろ、尿酸値が絡んでくるのですね。


でも、わかっているなら、対策が立てやすいです。


夏場ならば、多めの水分を摂る。

年末年始なら、なるべく飲み過ぎ食べ過ぎを控える、

宴会に出席する機会を減らす、など。


痛風は生まれつきの体質、つまり

遺伝の要因が大きいですが、

こうしてみると、やはり生活習慣病なんです。


いくら暴飲暴食をしても、痛風にならない体質の人は、

痛風発作が出たりしません。

なんか、不公平ですが・・・

まあ、体質なんで、しょうがないです。


自分が痛風発作の出やすい痛風体質ならば、

尿酸値が上がり過ぎないよう、日常生活の積み重ねで

気をつけていくしかないです。


やれやれ、やっと暑い夏が終わって、

痛風発作の季節も乗り切れた・・・と思ったら、

もう数カ月後には年末年始がやってきます。


年間の痛風発作の多い季節のランキングの一位が

夏場ならば、二位は年末年始ですからね。


まったく、油断なりません・・・


2022年11月11日金曜日

チョコレート 痛風

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

◆ 痛風にチョコレートは駄目?

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


チョコレートは 甘くて おいしいです。


痛風でも食べても大丈夫ですよね?


痛風って・・プリン体の多い食品を注意していれば

いいんでしょ?

違うの?


チョコレートって・・プリン体は多いの?

チョコにプリン体は、たくさん含まれているの?


=======================

◇ プリン体 チョコ

=======================


プリン体といえば、肉類・レバーなどに

多く含まれているイメージがあって

肉汁とは程遠い、

チョコレートには無縁のような気もしますが、実は

チョコにもプリン体は含まれています。


ですが、微量というか、非常に少なく、

ほとんど気にしなくて良いレベルだと思います。


じゃあ・・・チョコは痛風に関係ないのね?

食べまくっても大丈夫なのね。


いやあ・・・それがね。

そうでもなくて。


チョコは甘いでしょ。

それも、かなり。


こういう砂糖とか糖類は、

体内に入ると分解されるのですが、そのときに、

分解されるときに尿酸が生成されます。


さらにいうなら、ビタミンやミネラルが豊富で

健康に良い、とされているフルーツも、実は

果糖が多く含まれていて、たくさん食べると、

この果糖が体内で分解されるときに

尿酸が作り出されて、尿酸値が上がるのです。


だから、食べ過ぎに気をつけましょう、

となるわけですが、

たしかに果糖は尿酸値をあげる要因となるので、

デメリットかもしれませんが、フルーツを食べることは、

ビタミン・ミネラルなどの貴重な栄養源を

摂取できるメリットもあるわけで。


だから、一概に、

「痛風ならフルーツは食べるな」

と言い切っていいものなのか、どうか。


おっと、フルーツじゃなくて、

チョコレートの話でしたっけ。


=======================

◇ 痛風 チョコ

=======================


あとね。

普段はそうでもないのに、やたらと、

チョコが食べたくなるときって、

ありませんか?


バレンタインの時期のことを言ってるわけじゃないですよ?


人間は外的要因などでストレスを受けると、体内で

マグネシウムを消費するのです。


だから、体内のマグネシウムが不足する。


チョコレートにはね。

マグネシウムが豊富に含まれているのですよ。


だから、チョコが食べたくなる。

無意識に、

チョコに含まれているマグネシウムを摂取しようとする。


ストレスはね、

尿酸値をあげる要因の一つなのですよ。


強いストレスを受けると、

体内の自律神経が交感神経優位という状態になって、

血管が収縮する傾向があるのです。


血管が収縮することによって血流が悪くなって、

腎臓への血液供給も減少。


腎臓は血液から尿を作り出すので、

血液供給が減るなら製造する尿も減るのが自明の理。


尿酸は尿に溶けて体外に排出れるので、尿が減るなら、

体外の尿酸の排泄量も減少してしまう。

ってことは、血中尿酸濃度が上がって尿酸値も上がる、と。


というわけで。

ストレスは尿酸値をあげる性質があるのです。


疲れているときとか、ストレスを受けたときに

甘いものを食べたくなる、とか言うでしょ?


本当は、疲れているときに甘いものを食べても

疲労回復にはならないらしいですが、

「食べたくなる」ということは、体に必要な成分を

欲しているのかもね。


で・・

結局、どうなのか。


痛風なら、チョコを食べてもいいのか、良くないのか。


「問題なし」


・・・と私は思いますけどね。

ただし、少しくらいなら。


チョコに限らず、甘いお菓子などをたくさん食べると、

体内で分解されるときに尿酸が増えて、

尿酸値があがるでしょうし、

それに肥満になってしまうと、内臓脂肪が増えて、

その内臓脂肪が分泌する物質が、これまた、

尿酸値をあげるのです。


でも、たまに少し食べるくらいなら、問題ないでしょ。


あれはダメ、これも食べるな、と制限ばかりしていると、

厳しい食事制限そのものが「ストレス」になって

尿酸値があがってしまうかもしれませんしね。


ほんのちょっぴり、たまにチョコを食べるくらい、

バチは当たらんでしょ。


2022年11月10日木曜日

ウイスキーと尿酸値の関係

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

◆ ウイスキー 痛風

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


ウイスキーは「プリン体は少ない」ですよ。


「公益財団法人 痛風財団」のデータによると、

アルコール飲料中のプリン体含有量は、やっぱり

ビールが多めですね。

メーカーによって、多少の違いはあるのですが。


ビールの場合、アルコール飲料中のプリン体含量は、

「5~6 (mg/100ml)」ほどですが、

ウイスキーの場合、なんと・・

「0.1 (mg/100ml)」です。


0.1 mg/100mlですよ、奥さん!


これって、ウイスキーのプリン体なんか、

「ない」に等しいですね。


ところが。

プリン体が少ないから、痛風の人でも大丈夫だね!

プリン体が少ないから、ウイスキーなら痛風でもOK!


・・・と思われているようですが、

実は、プリン体は「あまり関係がない」のですよ。


「ウイスキーは、プリン体が多いか、少ないか」

というと、確かに、他のアルコール飲料よりは

ぐっと少ない。

プリン体は極めて少ない。


それだけの話です。


プリン体の含有量が少ないから、といって

ウイスキーを飲みまくって、尿酸値が上がらないのか、

というと、その逆。


ウイスキーでも大量に飲めば、尿酸値は上がります。


理由↓

アルコール飲料は、体の中に入ってくると、

そのままでは危険というか、吸収できない、というか、

分解されるのですよ、肝臓で。


肝臓は、体内の化学工場の役割を果たしますので、

アルコール分解は、解毒なんです。


アルコール飲料を肝臓が無害なものに

変えてくれるわけですね。


そのときね。

尿酸が生成されてしまうのです。

アルコール成分が肝臓で分解されるときに。


さらに、

たくさんのアルコール飲料を飲むと、

肝臓に負担がかかる。


「負担がかかる」といっても、ピンときませんが、

要するに肝臓の仕事が増える。


肝臓は、解毒作業以外にもたくさんの仕事をかかえていて、

血液が心臓に戻ってくるときに

必ず立ち寄って、栄養分を蓄えたり、

老廃物の処理をしたり、多忙を極めています。


体の要(かなめ)ともいえる肝臓ですが、

たくさんアルコール飲料を飲めば飲むほど、

肝臓の仕事が増えて忙しくなって

肝臓が疲弊する、ということ。


だから、休肝日を!

週に48時間以上の連続した休肝日を、

と言われるのですよ。

つまり、肝臓を休めてあげよう、と。


でね。

じゃあ、痛風ならウイスキーを飲んじゃ駄目なのか、

というと、ビールよりは極めてプリン体が少ない、

というのも事実ですから。


ビールを飲むよりは、ウイスキーのほうが

プリン体の増加は防げるかな、と。


で、結論。

ビールよりは「ウイスキーはプリン体が少ない」ですが、

飲めば飲むほど尿酸が生成されて尿酸値は上がります。


だから?


ぜひ、休肝日を作ることを推奨します。

つまり、週7日間のうち、2日は抜くわけで。

週7日間のうち、飲めるのは5日だけ。


つまんない、と思うかもしれませんが、

ウイスキーを人生から取り上げられてしまうよりは、

ずっといいか、と思います。


アルコール飲料で尿酸値が上がる、とか言いますが、

強いスレトスでも尿酸値は上がりますし、

真夏の汗だくで体内が水分不足になっても

尿酸値が上がりますし、肉の食いすぎで

野菜は食べない食生活でも尿酸値が上がりますし、

なにも「飲酒だけが尿酸値を上げる」

わけでもないのですよ。


だからといって、あまり尿酸値が上がると

困ってしまいますので、ほどほどの量を飲んでおいて、

それでいて、体を休ませる日も作る(休肝日)。


好きな人は、なかなか止められませんので、

飲む量を減らしつつ、飲まない日も作る、ということで。


ウイスキーなど、アルコール飲料は痛風に良くない、

という人もいるでしょうけど、考え方によっては

「体に良いことばかりしている」人なんか、少ないでしょう。


そりゃあ、まあ、探せば

「体に良いことしかしない」という人もいるかもしれませんが、

たぶん、稀です。


みんな、大なり小なり、あまり体に良くないこととは知りつつ、

好きだったり、習慣だったりして、なかなか やめられない。


その典型的なものが タバコです。


ウイスキーは、アルコール度数も強く、

ほろ酔い加減にしてくれて、いい気分になれるので、

ストレス解消には、もってこい、という良い面(?)も

あります。


アルコール飲料は痛風に良くないから、尿酸値を上げるから、

いっさい止めましょう、禁酒しましょう、じゃなくて、

飲み過ぎないよう、飲む回数を減らすよう、

上手につきあっていくことが大切だと思います。


2022年11月9日水曜日

痛風でも休めないからロキソニン2つ飲んだ

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

◆ 痛風 痛み止め

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


「痛風でも休めないからロキソニン2つ飲んだ」

これ、ものすごく気持ちは わかりますが、

私なら、一度にロキソニンを2錠飲まずに

「1錠だけ飲んで、2時間あけてから、もう1錠飲む」

ようにしますね。


もちろん、こんな飲み方、推奨じゃありません。

飲みすぎですよ。


でも、仕方がない。

歩けないんですから。

痛いのですから。


「痛風でも休めない」というのは、

ビジネス戦士のつらいところで、

いくらに痛みに耐えて出社しようとしても、

痛風発作の場合、ホントに歩けないわけですから、

どうしようもありません。


で・・

痛み止めの薬を、と。


手元にボルタレン

(処方薬。医師の処方箋が必要。ロキソニンより強力)

がある人はいいですが、歩けないので病院に行けないし、

何より、これから出社しなきゃならない。

病院へ行ってる暇はない。


こんなときね。

ロキソニンの場合、病院で処方もしてもらえますが、

数年前から市販薬になったので

(昔は、ロキソニンは市販されていなかったのです)

「ロキソニンS」などを自室にストックしておくと、

いざというときに安心です。


で、ロキソニンを飲む。

痛いので、とりあえず、飲む。


ロキソニンの良いところは、効き目が早く現れるところ。


最短、飲んでから、15分くらいで、

なんとなく、鎮痛効果が自覚できます。

効果継続時間は、10時間~14時間くらい。


飲んでから、10時間くらい経過すると、

なんとなく、効き目が薄れてきたなあ、というのが

自分でもわかりますが、個人差があるようで、

8時間くらいで、もう効かない、という人もいるようです。


で。

悪いところは、やっぱり、副作用。

っていうか、自分で気をつけて飲むと、

いろいろとリスクは減らせます。


まず、「水無しで飲まない」。


必ず、水と一緒に飲んでください。


ビールと一緒にロキソニンを飲む!

・・・なんてツワモノがいるらしいですけど、

駄目ですよ!


錠剤が酸化するらしいので、お茶とか 

と一緒に飲むよりも やっぱり、水で。

水なしで嚥下すると、

食道の粘膜を傷つけるリスクがあるので。


それから、空腹時には飲まない。


病院でロキソニンやボルタレンを処方してもらうと、

「毎食後1回1錠」というような用法に

なっていると思います。


つまり「食後」なんですね。

“すきっ腹”で飲むと良くないのですよ。


ロキソニンやボルタレンの副作用も最も顕著なものは、

胃腸障害なんです。

胃の不快感、ムカムカ感、嘔吐、下痢・・など。


いくら、痛風で足が痛いから、といってもね。

空腹時に、一度に5錠も6錠も飲んだりすると、

下血(血便)したりね、怖いのですよ。


最悪、胃に穴が開いたり(胃潰瘍)するケースも

あるようなので、どんなに足が痛くても、

やっぱり、1回1錠で。


それから、食後の件ですが、

痛風の痛みは待ってくれません。


つまり、うまく食後のタイミングで

足が痛くなればいいですが、

ある日、あるとき、突然、発症するのが痛風発作。


次の食後まで痛み止めの薬を飲むのを待っていよう・・・

なんて、悠長なことをいっていると、

どんどん痛みが強くなってしまいます。


そういうときは、

「牛乳を飲む」「ヨーグルトを飲む」

「チーズを食べる」など、

何か簡単に食べられる(飲める)ものを胃の中に入れて、

できればタンパク質系のものが

「胃に膜を張ってくれる」ので

胃を守ってくれるので、お勧め。


で・・・

ロキソニンを飲みました。

15分、経過しました。

少しは、痛みが和らいできました。


でも、歩けません!

これから、会社なんですけど!?

どうする!?


ここで、誰もが考えることが、

ロキソニンよりも、もっと強い痛み止めは、ないのか・・

ということ。


ロキソニン以上に強力な鎮痛効果がある痛み止め、

といえば、ボルタレンが有名ですが、

ロキソニンと違って、これは市販されていません。


足が痛くなってからでは、病院へ行けませんので、

足が痛くない普段のうちからね。

万が一のときのために、事前に病院へいって、

ボルタレンを処方してもらう必要があります。


でも、足が痛くないのに、病院へ行くのも、ねえ。

っていうか、仕事が忙しくて、

病院へ行く暇なんか、ないし。

仕事が終わって帰ってきたら、

もう病院は閉まっている時間だし。


仕事が忙しいとか、病院が遠いとか、

誰しも、色々事情があるでしょうが、

通販でボルタレンを購入する、

という手もあります。


海外の消炎鎮痛剤ですが、

個人輸入代行業者から購入することは可能です。

ボルタレンもジェネリックがありますしね。


ただし、個人輸入の医薬品は、

自分用に使うことしか認められなくて、

転売や譲渡は厳禁です。


2022年11月8日火曜日

痛風 マルチビタミン

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

◆ ドクターズファーマシーのマルチビタミン

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


「ドクターズファーマシーのマルチビタミン」ってのは、

マルチビタミンのサプリメントのことです。


栄養補助食品ってヤツですね。

医薬品じゃありません。


栄養補助食品という以上、栄養を補助する食品なので、

「葉酸」のように尿酸値を下げる効果がある、

と考えられている栄養素も含まれていますが、

これさえ飲んでいれば尿酸値が下がる、

というものでもありません。

これは全てのサプリメントに言えることですが。


焼肉、たらふく食べてビール飲みまくって、

運動嫌いで寝てばかり。

ああ、知らないうちに体重が10キロも増えたよ。

お腹回りが、なぜか太ってきたけど、

これ、内臓脂肪じゃないよね? 筋肉だよね?

でも、「ドクターズファーマシーのマルチビタミン」を

飲んでいるから大丈夫・・・

なんてことは、決してありません。


やはり、痛風は生活習慣の改善が基本ですから。

サプリさえ飲んでいたらOKってのは、

ちょっと違うように思います。


でも、ねえ。

厳しい食事制限とか節制とか言われましても、

なかなか続かないのですよ。

やってみたことのある人はわかるのですが、

長期間(何十年も!)厳しい食事制限って困難なのですよ。


しかも、周囲(家族とか友人とか仕事仲間とか)が、

焼肉とかトンカツとかカレーとか、

うまそうに食べているのに、

自分だけが(痛風だから、というだけで!)

ジッと我慢?

痛風なら、好きなものは何も食べちゃいけないの?


そこで・・・というわけじゃないですが、

少しでも健康増進というか、体調を良くしましょう、

というのがサプリメントです。


で・・

成分、というか、どんなものが配合されているのか。


“~成分表より引用~”

-----------------------------------------

[栄養成分表示 6粒当たり]

エネルギー  4.706kcal

たんぱく質  0.059g

脂質     0.099g

糖質     0.346g

食物繊維   0.460g

ナトリウム  40.94mg

ビタミンA    650μg

ビタミンB1    9.0mg

ビタミンB2  9.0mg

ビタミンB6  3.5mg

ビタミンB12 35μg

ビタミンC  250mg

ビタミンD      5.5μg

ビタミンE    30mg

β-カロテン   450μg

ナイアシン  10mg

葉酸     200μg

カルシウム  250mg

マグネシウム 150mg

-----------------------------------------

体に必要な大切な栄養素は、網羅されている、

という感じですかね?


毎日の食事でも、栄養士がついていて

管理されているわけじゃなく、どうしても

好きなものを食べることが多くなったりして、

必要な栄養素が充分に確保できているかどうかは、

疑問だったりします。


上記の栄養素で・・・どれも大切なものばかりですが、

痛風に関係ありそうなものは、

葉酸、ビタミンC、マグネシウム、食物繊維・・・かな?


食物繊維なんか、痛風とは関係なさそうですけど、

食物繊維をシッカリ摂っておくと、お通じに良いようなので。


尿酸の体外への排泄は、“尿に溶けて尿と一緒に排出”

という方法に大半は頼っているわけですが、

便と一緒にも(少しは)排泄されるので。


直接、食物繊維は痛風とは関係なさそうですが、

お通じを良くしておく方が尿酸の排泄促進の面でも

良いと思います。


それから、尿酸産生抑制作用がある、

と考えられている葉酸。


ビタミンC、マグネシウムは

ストレス方面に関係。

強いストレスは尿酸値をあげますからね。


イライラするとチョコレートを食べたくなる、

という人もいますが、ストレスを受けると

体内がマグネシウム不足になってきて、

チョコに含まれているマグネシウムを

無意識に欲しているから、だそうで。


それから、ストレスを受けると

抗ストレスホルモン(副腎皮質ホルモン)というものが、

腎臓の上にある小さな臓器(副腎)から分泌されるのですが、

この、抗ストレスホルモンを副腎が作り出すときに

ビタミンCを消費するのです。


強いストレスを受けても、内蔵がダメージを受けずに

耐え凌げるのは、この抗ストレスホルモンがあるから。


でも、いくら副腎が、抗ストレスホルモンを分泌しようと

思っても、体内がビタミンC不足なら、

どうしようもありません。

原材料がないんですからね。


特にタバコを吸う人は、体内で

ビタミンCが破壊されるようですので、積極的に

ビタミンCを摂取した方がいいかな、と思います。


で・・・

これらの体にとって必要な成分が、まんべくなく

摂取できるのが、マルチビタミンってわけです。

マルチなビタミンですからね。


たくさんの種類のサプリを飲んでいる人も

いるかもしれませんが、

これだけ飲んでおけば、OKって感じかな?


これさえ、飲んでいれば痛風対策は大丈夫、

というわけでもありませんが、良い意味で

体をサポートしてくれるサプリメント、ということです。


2022年11月7日月曜日

痛風 手足が冷たい

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

◆ 冬の痛風対策

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


痛風の人にとって、暑い夏も大変ですが

(痛風発作が多発する季節なので)

秋が過ぎて冬が到来して、寒くなって来ると・・・

これはこれで、また大変だったりします。


なんで?


痛風発作が一番多発する季節は、夏ですが、

次に多いのは、なんと年末年始。


これは、宴会、忘年会新年会など、

飲み会の多いシーズンであり、

同時に、暴飲暴食をしやすい季節でもあります。


これが痛風を誘発しやすい。

要注意ってことで。


でもね。

それなら、自分で、ある程度は注意できるでしょう。


そりゃあ、仕事の付き合いとかで、

飲まなきゃならないときも多いか、と思いますが、

なるべく暴飲暴食にならないようにセーブするよう、

心がければいいのですから。


え?

飲み会で、目の前にビールがあるのに、

飲むなっていう方が無理?


そこは、まあ・・・そこそこにしておいて。

食べる方もそこそこにしておいて。

付き合い程度にして、自制しましょう。


で、なるべくなら、

年末年始に痛風が出たりしないようにね。


・・・・・・・。


そういう話をしよう、

というわけでは、ないのですよ。


??


どういうこと?


冬になると、寒い季節がやってくるわけですが、

手足を触ると、冷たくなっていませんか?


これ、なんでか、わかりますか?


そりゃあ、もちろん、外気が寒いからですよ。

こんなに寒けりゃ、手足も身体も冷たくなりますよ。


痛風の人は、手足が冷たい人が多いとか、

低体温の人が多いとか、そういう話、

聞いたことないですか?


これね。

なんで冷たいか、というと

「血液」が関係しているのです。

いえ、もちろん、外気が寒いから、

というのが一番なのですが。


寒くなるとね。

血液は、手足などの末端には、

あまり血液を送らなくなるのです。

内臓など、人体にとって

最重要なところに血液をためてね。


で・・・

温かい血液が送られにくくなってしまった

手足などの末端は、

どうしても冷えてしまうわけです。


温かい血液を手足にジャンジャン送ってしまうと、

冷たい手足のせいで、せっかくの温かい血液が

冷えてしまうわけです。


で・・・

心臓など、内臓に血液が戻ってきたときには、

その冷えた血液をもう一度、温めなきゃならない。

そして、その温めるときに、

余計なエネルギーがいる、ということ。


そんなことに「力」を使うくらいなら、

大事な内臓を冷やすくらいなら、手足のような末端を

テキトーにしておいても、死んだりしませんから、

内臓に血液を温存するわけです。


ところが、これも一長一短というか、

内臓に血液を集めるのはいいのですが、

あまり一所に集めて血液を動かないようにしてしまうと、

今度は血圧に関係する。

すなわち、血液量が増えて血圧が上がってしまうのです。


ですから、本当は、やっぱり、寒くても

全身に血が巡っている状態が望ましいわけです。


でね。

痛風の、痛風発作の遠因となるのは、

血液中に尿酸が過剰になって、

血液に溶けなくなるくらい飽和状態になって

(尿酸値 7.0mg/dl以上)体内の関節などに、

結晶化した尿酸が蓄積するから、なのですが。


その「尿酸結晶」ですけどね。

身体の・・・どこにでも沈着、

蓄積するわけじゃないんです。


体内の「比較的“冷たい箇所”」に

溜まりやすい性質があるんですよ。


つまり、足先(足の親指の付け根の関節とか、

足の甲とか、アキレス腱とか)

が冷たいと、より、尿酸結晶が溜まりやすく、そして、

より、痛風を起こしやすいわけです。


だから。

普通、冬場は痛風発作は、あまり出ません。

たいていは、春から夏が多発する季節です。


冬に痛風が出る人は、年季の入った、

痛風になって20年とか、

30年とか・・・本格的な人ばかり。


生まれて初めて痛風が出たよ、というような人は、

通常、冬場に痛風発作が出ることはありません。

でるなら、夏です。


で・・

実際に発症するのは、夏場だとしても、

冬の間に、尿酸値が高い人が手足も冷たくて・・

というような人は、知らないうちにドンドン

尿酸結晶が溜まっていっている、のかもしれません。

これが夏の痛風発作の布石となるのかも。


じゃあ、どうすりゃいいの?


お勧めは「歩くこと」。


歩いて血流を良くする。

そして、筋肉を動かすことで筋肉が熱を帯びます。


筋肉の中には無数の毛細血管が流れていて、

運動の発熱によって温められた血液が全身を巡り、

体温を上げてくれるわけです。


もっとも、ちょっと歩いた程度では、すぐに

身体も冷えてしまうかもしれませんが、

その地道な「積み重ね」ですから。



歩けば「筋肉も増えやすい」ですし、

いったん、筋肉がついてしまえば、

低体温にもなりにくいです。


痛風対策というには、あまりにも消極的なように

思えますが、普段の日常生活でも充分、

実行可能ですから、

ぜひ、歩くようにしてください。


ビールを我慢しろ、とか、

粗末なものだけを食べろ、とか

そういうことを言われるより、

よっぽど実行しやすいでしょ?


痛風対策、痛風改善法といえば、

プリン体の多い食事の制限ばかりが言われていますが、

それもモチロン、重要ですが、普段の生活で

自分ができること、実行可能なことを

一つ一つ積み重ねていくのも悪くないです。


特に冬は、歩けば身体が温まりますしね。


歩きましょう!

2022年11月6日日曜日

痛風 黒酢 酸性尿

 黒酢の話なんかせずに、痛風のことを書け、

と叱られそうですが、

関係ないようで、ちょっぴり関係あるのです。


世の中には、黒酢の恩恵として、

ダイエット効果、美肌効果、疲労回復効果・・

なんていう人もいますが、

そんなことはどうでもいいのですよ。

なにせ、こちとら、痛風ですから。


でもね。

やっぱり、さまざまな効果があるんです。

それは黒酢に含まれている含有成分のおかげ、

ともいえます。


ペプチド→血流を良くするする効果。

アミノ酸→血液サラサラ効果→血圧の安定と抗酸化作用。

クエン酸→乳酸(疲労物質)を分解、尿をアルカリ化。


おっ・・尿のアルカリ化ですか?

尿がアルカリに傾くということは、

尿の中の尿酸が溶けやすくなり、

体外への尿酸の排泄がスムーズに行くのです。

つまり、尿酸は大部分が尿に溶けて排泄されますからね。

(尿酸は腸経由で便からも少々、排泄されます)


でもね。

なんで黒酢効果うんぬん・・というかというと、

要は不足しているからなんです。

普段の食事で充分足りている人は、

こんなもの (すみません)

飲む必要はありませんから。


何も黒酢じゃなくても、野菜や海藻、酢の物なんかを

たっぷり毎日食べている人は、それほど

黒酢は必要じゃないハズ。


肉や魚を食べるなら、野菜が大好き!

ワカメやヒジキは、一番好き!


・・そういう人は、もうすでに尿は

アルカリに傾いてるかもしれませんよ。


そして、そういう人は痛風じゃないかもしれませんし、

もし、そうでも、きっと痛風発作の出る回数とかは

少なめでしょうね。

すなわち、尿酸値もそんなに高くなっていない、と。


尿をアルカリ化は大切です。

酸っぱいものが苦手な人は、

黒酢のサプリメントでもいいから、

野菜ジュースでもナンでもいいから、

尿が酸性尿になりすぎないように

気をつけた方がいいように思います。